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百 科 辞 書 《ひたは》 編集:獨 澄旻
-------- ひたは ------------------------------------------------
ぴたぱ
【ピタパ】
【PiTaPa】
○[交]京阪電気鉄道・阪急電鉄・能勢電鉄・近畿日本鉄道など
関西私鉄大手6社の非接触式ICカード。
銀行口座引き落とし(翌々月)の料金後払い方式。
参照⇒いこか(イコカ,ICOCA)
◎2004. 8. 1(平成16)京阪電気鉄道・阪急電鉄・能勢電鉄3社
の主要路線でスタート。
2007. 4. 1(平成19)近畿日本鉄道、導入。
◎「スルッとKANSAI」は1996(平成 8)導入された私鉄各社
の共通乗車カード。
ぴーたーぱん
【ピーターパン】
◇Peter Pan
○(1)[劇]スコットランドの劇作家バリー(J.M.Barrie)の童話
劇。全5幕。
◎1904(明治37)クリスマスに初演。
1911(明治44)バリー自身により『ピーター・パンとウェンディ
(Peter Pan and Wendy)』として小説化。
1927(昭和 2)村上正雄により邦訳、春秋社刊。
○(2)童話劇『ピーターパン』の主人公。
子供の夢とあこがれの化身で、いつまでも大人にならない少
年ピーターパンと人間の少女ウェンディ(Wendy)が、夢の国ネ
バー・ネバー・ランド(Never-Never Land)で海賊を退治したり
動物・妖精などと遊んだりする冒険を描いたもの。
参照⇒てぃんかーべる(ティンカーベル)
◎ロンドンのケンジントン公園に銅像がある。
○(3)(転じて)いつまでも子供らしさを失わない大人。
参照⇒ぴーたーぱんしんどろーむ(ピーターパン・シンドロ
ーム)
ぴだはん
【ピダハン】
◇Pirahan/Pidahan
○ブラジル先住民の一族。
ブラジル北西部のアマゾナス州(Estado de Amazonas)にある、
アマゾン川(Rio Amazonas)支流のマイシ川(Rio Maici)および
アウタセス川(Rio Autaces)の沿岸に居住。
言語文法にリカージョン([英]recursion)(反復)を持たない
という。
「ピラハン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1995(平成 7)1,500人(SIL)。
2000(平成12) 360人(ISA)。
ぴーたーぱんしょうこうぐん《ぴーたーぱんしやうこうぐん》
【ピーターパン症候群】
◇[英]Peter Pan syndrome
○[心]⇒ぴーたーぱんしんどろーむ(ピーターパン・シンドロ
ーム)
ぴーたーぱんしんどろーむ
【ピーターパン・シンドローム】
◇[英]Peter Pan syndrome
○[心]親や周囲の人々に甘やかされて育った成年期の男性が、
非現実な夢の世界に逃避して社会的責任を拒み、いつまでも大
人になれないでいる現象。
「ピーターパン症候群」とも呼ぶ。
参照⇒あだるとちるどれん(アダルトチルドレン,アダルト・
チルドレン)
◎アメリカの心理学者カイリー(Dan Kiley)の著書(Peter Pan
syndrome: Men Who Have Never Grown Up.)から。
ひたふじ
【日田富士】
◇[日]Hita Fuji
○[地]月出山岳(カントウダケ)の別称。
⇒かんとうだけ(月出山岳)
びーだぶりゅ
【BW】
◇[英]body weight
○[医]体重の略称。
びーだぶりゅあーる
【BWR】
◇[英]boiling water reactor
○[原]沸騰水型軽水炉の略称。
⇒ふっとうすいがたけいすいろ(沸騰水型軽水炉)
ぴーだぶりゅあーる
【PWR】
◇[英]pressurized water reactor
○[原]加圧水型軽水炉の略称。
⇒かあつすいがたけいすいろ(加圧水型軽水炉)
びーだぶりゅいー
【BWE】
◇[独]Bundesverband Windenergie e.V.、[英]Wind Energy
Association
○[電]ドイツの風力発電協会の略称。
びーだぶりゅびー
【BWB】
◇[英]blended wing body
○[空]ブレンデッド・ウイング・ボディの略称。
胴体と主翼を一体化した機体。また、その設計。
びーだま
【ビー玉】
◇[英]marble
○(子供の遊びに使われる)ガラス玉。
参照⇒とんぼだま(トンボ玉,蜻蛉玉)(1)
◎「ビー」はポルトガル語でガラスを意味する「ビードロ(vidro)」
の略称。
俗説では、ラムネの栓(セン)にするガラス玉がA玉で、その検
査落ちしたB級品を意味する「B玉」を語源とするが、ラムネの
栓にカラフルな玉はない。
★びーだーまいあー
【ビーダーマイアー】
◇Gottlieb Biedermeier(ゴットリーブ・ビーダーマイアー)
○[文]1854〜1857(嘉永 7〜安政 4)アイヒロート(Ludwig Eich-
rodt)とクスマウル(Adolf Kussmaul)が風刺詩で使用したペン
ネーム。
◎"gottlieb"はドイツ語で「神の愛する」、"bieder"は「愚直な」、
"Meier"は「マイアー」という姓。
びーだーまいあーぶんか《びーだーまいあーぶんくわ》
【ビーダーマイアー文化】
◇[英]Biedermeier Culture
○[歴]19世紀前半、ドイツ・オーストリアで行われた生活・文
化・芸術の様式
1814(文化11)ウィーン会議から1848(嘉永元)三月革命までの
時代、ウィーン体制下のドイツ小市民の簡素で誠実な生活を表
している。
びーだーまいあーようしき《びーだーまいあーやうしき》
【ビーダーマイアー様式】
◇[英]Biedermeier Style
○[美]19世紀前半、ドイツ・オーストリアで行われた簡素で実
用主義的な家具や室内装飾の様式。
ぴーたーまりっつばーぐ
【ピーターマリッツバーグ】
◇Pitermaritzburg
○南アフリカ共和国南東部、クワズール・ナタール州(Kwazulu
Natal Province)の州都。
★びたみん
【ビタミン】
◇vitamin
○[生化]
微量の栄養素で、生体内では原則、生合成されない。
参照⇒ぷろびたみん(プロビタミン),ひっすあみのさん(必須
アミノ酸),ひっすしぼうさん(必須脂肪酸)
〈脂溶性ビタミン;4種〉
ビタミンA:⇒びたみんえー(ビタミンA)
ビタミンD:⇒びたみんでぃ(ビタミンD)
ビタミンE:⇒びたみんいー(ビタミンE)
ビタミンK。
〈水溶性ビタミン:9種〉
ビタミンB1:⇒びたみんびーいち(ビタミンB1)
ビタミンB2:⇒びたみんびーに(ビタミンB2)
ビタミンB6:⇒びたみんびーろく(ビタミンB6)
ビタミンB12:⇒びたみんびーじゅうに(ビタミンB12)
ナイアシン:⇒にこちんさん(ニコチン酸)
パントテン酸:⇒ぱんとてんさん(パントテン酸)
葉酸:⇒ようさん(葉酸)
ビオチン。
ビタミンC:⇒びたみんしー(ビタミンC)
◎1911(明治44)フンク(C.Funk)が、ラテン語の「生命(vital)」
と「アミン化合物(amune)」から"vitamine"と命名。
◎中国語:維生素(weishengsu)/維他命(weitaming)。
★びたみんいー
【ビタミンE】
◇vitamin E
○[生化]生理活性を持つα−トコフェロール(tocopherol)。
〈効能〉
抗酸化作用、活性酸素を取り除く、血中コレステロールのバ
ランス調整など。
◎アーモンド・カボチャなどに多く含まれる。
◎合成ビタミンE:⇒さくさんとこふぇのーる(酢酸トコフェ
ロール)
◎抗酸化力はリコピンの方がビタミンEより100倍も強い。
★びたみんえー
【ビタミンA】
◇vitamin A
○[生化]ビタミンA1・ビタミンA2とその誘導体の総称。
「レチノイド(retinoid)」とも呼び、狭義では「レチノール
(retinol)」を指す。
参照⇒かろちん(カロチン)
◎成長を促し目の働きを助ける。
びたみんえーつー
【ビタミンA2】
◇vitamin A2
○[生化]ビタミンA1のデヒドロ体の総称。
参照⇒びたみんえーわん(ビタミンA1),びたみんえー(ビタ
ミンA)
★びたみんえっち
【ビタミンH】
◇vitamin H
○[生化]
欠乏すると、脱毛や皮膚炎などの皮膚障害・食欲不振などの
原因となる。
「ビオチン(biotin)」とも呼ぶ。
びたみんえふ
【ビタミンF】
◇vitamin F
○[古][生化]必須脂肪酸の旧称。
⇒ひっすしぼうさん(必須脂肪酸)
びたみんえむ
【ビタミンM】
◇vitamin M
○[生化]⇒ようさん(葉酸)
びたみんえーわん
【ビタミンA1】
◇vitamin A1
○[生化]レチノール(Retinol)・レチナール(Retinal)・レチノ
イン酸(Retinoic Acid)の総称。
参照⇒びたみんえー(ビタミンA)
びたみんきゅー
【ビタミンQ】
◇vitamin Q
○[俗][生化]コエンザイムQ10の別称。
⇒こえんざいむきゅーてん(コエンザイムQ10)
★びたみんけー
【ビタミンK】
◇vitamin K
○[生化]
参照⇒ぷろとろんびん(プロトロンビン)
◎ビタミンK2:骨粗鬆症(コツソショウショウ)治療薬。
★びたみんしー
【ビタミンC】
◇vitamin C
○[生化]
熱に弱い。
〈効能〉
壊血病(カイケツビョウ)の予防、体調を調え傷の回復を早める、活
性酸素を取り除く。
びたみんでー
【ビタミンD】
◇vitamin D
○[生化]⇒びたみんでぃ(ビタミンD)
★びたみんでぃ
【ビタミンD】
◇vitamin D
○[生化]
皮膚で前駆体プロビタミンDから日光(紫外線)照射により生
成される。
◎骨の成長を促進(ソクシン)する。
参照⇒くるびょう(くる病,佝僂病)
◎ビタミンD2:エルゴカルシフェロール(ergocalciferol)。
◎ビタミンD3:コレカルシフェロール(cholecalciferol)。
★びたみんびー
【ビタミンB】
◇vitamin B
○[生化]
「ピリドクシン(pyridoxine)」とも呼ぶ。
◎ビタミンB1:⇒びたみんびーいち(ビタミンB1)
ビタミンB2:⇒びたみんびーに(ビタミンB2)
ビタミンB6:⇒びたみんびーろく(ビタミンB6)
ビタミンB12:⇒びたみんびーじゅうに(ビタミンB12)
ビタミンBT:⇒えるかるにちん(Lカルニチン)
★びたみんぴー
【ビタミンP】
◇vitamin P
○[生化]ポリフェノールの一種で、ビタミンに近い作用を持つ
ビタミン様物質。
ヘスペリジン(hesperidin)・ルチン(rutin)・ケルセチン
(quercetin)などを含む。
「シトリン(citrin)」とも呼ぶ。
★びたみんびーいち
【ビタミンB1】
◇vitamin B1/VB1
○[生化]
「チアミン([独]Thiamin)」,「サイアミン([英]thiamine)」とも
呼ぶ。
参照⇒かっけ(脚気),ぴるびんさん(ピルビン酸)
◎糖質の有効利用を助ける。
不足は脚気・ウェルニッケ(Wernicke)脳症の原因となる。
◎1910(明治43)鈴木梅太郎が抽出に成功し、「オリザニン」と命
名。
参照⇒おりざにん(オリザニン)
〈誘導体〉
フルスルチアミン(Fursultiamine):⇒ふるするちあみん(フ
ルスルチアミン)
ベンフォチアミン(Benfotiamine):⇒べんふぉちあみん(ベ
ンフォチアミン)
びたみんびーしっくす
【ビタミンB6】
◇vitamin B6
○[生化]⇒びたみんびーろく(ビタミンB6)
★びたみんびーじゅうに《びたみんびーじふに》
【ビタミンB12】
◇vitamin B12
○[生化]
「シアノコバラミン([英]cyanocobalamine)」とも呼ぶ。
びたみんびーつー
【ビタミンB2】
◇vitamin B2
○[生化]⇒びたみんびーに(ビタミンB2)
びたみんびーてぃー
【ビタミンBT】
◇vitamin BT
○[生化]⇒えるかるにちん(Lカルニチン)
★びたみんびーに
【ビタミンB2】
◇vitamin B2
○[生化]ビタミンB複合体の一種。
肝臓・卵黄・牛乳・肉類や酵母・胚芽などに含まれる黄色物
質。
リボース(ribose)を原料に製造され、食品添加物としても利
用される。
「びたみんびーに(ビタミンB2)」とも呼ぶ。また、ヨーロッ
パでは「ラクトフラビン(lactoflavin)」、アメリカでは「リボフ
ラビン(riboflavin)」とも呼ぶ。
参照⇒ふらびん(フラビン)
◎口内炎や皮膚炎などを防ぐ。
★びたみんびーろく
【ビタミンB6】
◇vitamin B6
○[生化]
欠乏すると成長不良や皮膚炎を起こす。
「びたみんびーしっくす(ビタミンB6)」,「ピリドキシン(py-
ridoxine)」,「ピリドクシン」とも呼ぶ。
びたみんびーわん
【ビタミンB1】
◇vitamin B1/VB1
○[生化]⇒びたみんびーいち(ビタミンB1)
ひたむき
【直向き】
【直向】
○[形動]ただ一つのことに熱中するさま。一途(イチズ)なさま。
ぴーたーらびっと
【ピーター・ラビット】
◇Peter Rabbit
○[文]イギリスの児童文学者ポッター(Beatrix Potter)の作品、
およびその作品に登場するウサギの名前。
ひだりうま
【左馬】
○⇒さかさうま(逆さ馬)
ひだりぜん
【左膳】
○⇒えびすぜん(夷膳,恵比寿膳)
ひだりのうまづかさ
【左馬寮】
○[歴]「さまりょう(左馬寮)」の別称。
⇒さまりょう(左馬寮)
ひだりはんどる
【左ハンドル】
○(1)[俗][交]運転席が車体の左側にある自動車。
⇔みぎはんどる(右ハンドル)(1)
◎日本・イギリスなどは車両が左側通行しているので運転席は
右側にある。
1967(昭和42)スウェーデン、左側通行から右側通行に変更。
○(2)[俗][交](転じて)外国製の自動車。外車。
⇔みぎはんどる(右ハンドル)(2)
ひだりぼうしつべん《ひだりばうしつべん》
【左房室弁】
○[医]⇒そうぼうべん(僧帽弁,僧帽瓣)
ひだりまえ《ひだりまへ》
【左前】
○(1)[服]和服の着方では普通と反対に、相手から見て左の衽
(オクミ)を上に出して着ること。本人から見て右の衽を上に出し
て着ること。
死者の装束(経帷子)に用いることから、不吉なものとされる。
参照⇒さじん(左衽),きょうかたびら(経帷子),えびすぜん
(夷膳,恵比寿膳)(2)
◎ただし、女子の洋服では左前に仕立てる。
漫画:参照⇒まんが(マンガ,漫画)
○(2)(転じて)為すことが食い違い、物事が不調になること。
運が悪くなること。
○(3)(特に)経済状態が悪くなること。落ち目になること。没
落すること。
ひだりより
【左縒り】
◇[英]right-handed twist/Z-twist
○糸や縄を時計の針が進む方向と逆に縒りをかけること。また、
その糸や縄。
糸の場合、左手で糸を持って右手の親指で左から右へ引くよ
うに縒りをかけたもの。
「Z縒り」とも呼ぶ。
⇔みぎより(右撚り)
◎ミシン糸は左縒り、手縫い用の糸は右縒りになっている。
日本語と英語で左右が逆になっており混乱が見られるので注
意。「S縒り」・「Z縒り」で区別した方が無難。
ひだるがみ
【ひだる神】
○[日本伝説]行合神(イキアイガミ)の一種。
峠などを通る旅人にに取り憑(ツ)き、飢えや渇き、疲労感な
どをおぼえさせるという神。
◎主に西日本で信じられていた。
餓死者の霊とも。
ひだるご
【ヒダルゴ】
◇[西]hidalgo
○イダルゴの英語読み。
⇒[1]いだるご(イダルゴ)
ひだるごぐん
【ヒダルゴ郡】
◇[英]Hidalgo County
○(1)アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)南端の郡。
南部をメキシコに隣接。
郡都はエジンバーグ(Edinbur)。
〈人口〉
1980(昭和55)27万9,857人。
1990(平成 2)38万3,545人。
2000(平成12)56万9,463人。
2005(平成17)67万8,275人。
○(2)アメリカ合衆国南西部、ニューメキシコ州(New Mexico
State)南西端の郡。南部をメキシコに隣接。
郡都はローズバーグ(Lordsburg)。
〈人口〉
1980(昭和55)6,046人。
1990(平成 2)5,958人。
2000(平成12)5,932人。
2005(平成17)5,139人。
◎"hidalgo"はスペイン語で「イダルゴ」と発音する。
参照⇒[1]いだるご(イダルゴ)
びーたん
【B反】
○[服]B級品(二流品)の反物(タンモノ)。
染めムラやホツレ・綻(ホコロ)びなどがあるもの。
ぴーたん
【ピータン】
【皮蛋】
◇[中]pidan
○[食]アヒルの卵を殻のまま茹(ユ)で、生石灰・泥・塩・黄丹
粉などに漬け、熟成させた加工食品。
黄身は濃緑褐色、白身は褐色で半透明。
中華料理の前菜に使用される。
「松花(songhua)(ソンホア)」,「松花蛋」,「泥蛋(nidan)(ニータ
ン)」,「泥卵(niluan)(ニールアン)」とも呼ぶ。
◎「蛋」は「卵」の意味。
「黄丹粉(huangdan fen)」には一酸化鉛が含まれているので、
現在は代用品を使用。
ひだんきょう《ひだんけふ》
【被団協】
○日本原水爆被害者団体協議会の略称。
[1]びーち
【ビーチ】
◇[英]beach
○浜辺(ハマベ)・海辺(ウミベ)・渚(ナギサ)。浜・海岸。
[2]びーち
【ビーチ】
◇[英]beech
○[植](英語で)ブナ(山毛欅)。
⇒ぶな(ブナ,山毛欅,椈)
◎ビーチ([英]beach)と同じ発音。
[3]びーち
【ビーチ】
◇[英]Beach
○アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Commonwealth)
中東部のチェスターフィールド郡(Chesterfield County)にあ
る町。
ぴーち
【ピーチ】
◇[英]peach
○[植]⇒もも(モモ,桃)
びちあすかいえん
【ビチアス海淵】
◇[英]Vitiaz Deep
○[地]マリアナ海溝(Mariana Trench)にある海淵。
最深部は水深1万1,034メートルで、現在発見されている中で
世界一。
「ビーチャジ海淵(Vityaz Deep)」とも呼ぶ。
◎1957(昭和32)ソ連海洋観測船ビーチャジ号(Vityaz)がチャレ
ンジャー海淵(Challenger Deep)付近で発見
◎ビチアスU海淵(Vitiaz II Deep):トンガ海溝(Tonga
Trench)の海淵。水深1万0,882メートル。
ビチアスV海淵(Vitiaz III Deep):参照⇒けるまでっくか
いこう(ケルマデック海溝)
ぴーちあびえーしょん
【ピーチ・アビエーション】
○[経][空]全日空系の格安航空会社(LCC)。
参照⇒えあーあじあじゃぱん(エアアジア・ジャパン),じぇっ
とすたーじゃぱん(ジェットスター・ジャパン)
びちぇんつあ
【ビチェンツァ】
◇Vicenza
○(1)(Provincia di Vicenza)⇒びちぇんつあけん(ビチェンツァ
県)
○(2)イタリア北東部、ベネト州(Regione Veneto)西部のビチェ
ンツァ県南東部にある県都。
びちぇんつあけん
【ビチェンツァ県】
◇[伊]Provincia di Vicenza、[英]Vicenza District/Vicen-
za Province
○イタリア北東部、ベネト州(Regione Veneto)西部の県。北東
部をベルーノ県(Provincia di Belluno)、東部をトレビゾ県
(Provincia di Treviso)、南東部をパドバ県(Provincia di
Padova)、南西部をベローナ県(Provincia di Verona)に接する。
県都はビチェンツァ。
びーちこーまー
【ビーチコーマー】
◇[英]beachcomber
○(1)(外海から打ち寄せる)大波。
○(2)浜辺で物を拾い集める人。
参照⇒びーちこーみんぐ(ビーチコーミング)
○(3)(南太平洋諸島で)波止場(ハトバ)にいる白人浮浪者。
びーちこーみんぐ
【ビーチコーミング】
◇[英]beachcombing
○浜辺で漂着物・落し物・ゴミなどを拾い集めること。
ぴちっと
【ピチット】
◇Phichit
○(1)(Changwat Phichit)⇒ぴちっとけん(ピチット県)
○(2)タイ王国中北部、ピチット県北部にある県都。
ぴちっとけん
【ピチット県】
◇[タイ語]Changwat Phichit、[英]Phichit Province
○タイ王国中北部の県。東部をペチャブン県(Changwat Phet-
chabun)に接する。
県都はピチット。
〈面積〉
4,531.0平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)57万2,989人(4月1日)。
びーちばぎー
【ビーチバギー】
◇[英]beach buggy
○[交]太いタイヤをつけたレジャー用自動車。
屋根のないオートバイ型の小形四輪車で、海浜・砂漠などの
砂地やデコボコ(凸凹)の荒地を乗り回して楽しむもの。
「サンドバギー(sand buggy)」,「デューンバギー(dune buggy)」,
「バギーカー(buggy car)」とも、単に「バギー」とも呼ぶ。
◎「デューン」は「砂丘」。
ぴーちぼとむ
【ピーチボトム】
◇[英]Peach Bottom
○アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania
Commonwealth)南南東部にあるヨーク郡(York County)の町。
ぴーちぼとむげんしりゅくはつでんしょ
【ピーチボトム原子力発電所】
◇[英]Peach Bottom Atomic Power Station/Peach Bottom
nuclear station
○[原]アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylva-
nia Commonwealth)ヨーク郡(York County)にある原子力発電所。
「ピーチボトム原発」とも呼ぶ。
ぴーちぼとむげんぱつ
【ピーチボトム原発】
◇[英]Peach Bottom Atomic Power Station/Peach Bottom
nuclear station
○[原]⇒ぴーちぼとむげんしりゅくはつでんしょ(ピーチボト
ム原子力発電所)
ぴーちめるば
【ピーチメルバ】
【ピーチ・メルバ】
◇[英]peach Melba、[フ]peche Melba
○[食]シロップで軽くゆでたモモ(桃)にアイスクリームを添え、
ラズベリーのソースをかけたデザート。
◎オーストラリアのソプラノ歌手メルバ(N.Melba)に因(チナ)む。
ひちゃくしゅつし
【非嫡出子】
◇[英]an illegitimate child
○[法]法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子。結婚し
ていない男女間の子。嫡出でない子。
以前は戸籍には「男」・「女」と記載され、嫡出子の「長男」・
「長女」などと異なっていた。
「庶子(ショシ)」,「私生児(シセイジ)」,「私生子(シセイシ)」とも呼ぶ。
◎1991. 2.(平成 3)社会保険庁、保険証の続き柄表記を「子」に
統一。
1995. 3.(平成 7)住民票の続き柄表記が「子」に統一。
2004. 3.(平成16)東京地方裁判所、記載方法がプライバシー
の侵害にあたると認定。
2004.11. 1(平成16)法務省、非嫡出子も「長男」・「長女」など
と記載変更する戸籍法施行規則を改正し、即日実施。以前に
「男」・「女」と記載されている場合は、本人などの申し出により
訂正、また申し出により戸籍を作り直して訂正跡を残さないこ
ともできる。
びーちゃーじかいえん
【ビーチャジ海淵】
◇[英]Vityaz Deep
○[地]⇒びちあすかいえん(ビチアス海淵)
びちゅうかく
【鼻中隔】
◇[英]nasal septum
○[医]鼻の中央にある、鼻腔(ビコウ,ビクウ)を左右に分けている
骨板。
俗に「障子(ショウジ)」とも呼ぶ。
参照⇒びこう(鼻腔),じょこつ(鋤骨)
びちゅうてん《びちうてん》
【毘紐天】
○[宗]⇒びしゅぬ(ビシュヌ)
びちれぶとう《びちれぶたう》
【ビチレブ島】
◇[英]Viti Levu Island
○[地]南太平洋、フィジー諸島(Fiji Islands)にある火山島。
フィジー(Fiji)の首都スバ(Suva)がある。
「ビティレブ島」とも呼ぶ。
〈面積〉
1万0,386平方キロメートル。
〈人口〉
1986(昭和61)34万0,561人。
★ひつ
【筆】
○()
○()[助数詞][法](土地登記簿上の)田畑・宅地などの一区画。
田畑では「まい(枚)」とも呼ぶ。
参照⇒ぶんぴつ(分筆),がっぴつ(合筆)
びーつ
【ビーツ】
◇[英]beets
○[植][農]⇒びーと(ビート)(1)
びーつー
【B−2】
【B2】
◇[英]bomber-2
○[軍][空]アメリカ空軍が開発したステルス戦略爆撃機。ニッ
ク・ネームはスピリット(Spirit)。
ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)社製。最高速度
マッハ0.9、航続距離は搭載量約11トンで8千〜1万2千キロ
メートル。核爆弾SRAM(短距離攻撃ミサイル)もしくは巡航
ミサイル16発を搭載。
全幅:53.4メートル。
全長:21メートル。
全高:5.2メートル。
総重量:49.9〜181.4トン。
乗員:2〜3人。
◎1978(昭和53)開発、開始。
1989(平成元)初飛行。
1993.12.(平成 5)初配備。
2008. 2.23(平成20)グアム島のアンダーセン空軍基地(Ander-
sen AFB)で離陸直後に墜落。
参照⇒えふいちいちななえー(F−117A,F117A)
◎B−1Bの後継機で、ステルス性能はB−1Bの約十分の一
と言われている。
外見は三角定規のような無尾翼で全翼形式。4基のエンジン
の排気を外気と混合し翼の上部から拡散させ赤外線探知を防い
でいる。また機体表面に電磁吸収フェライトの電波吸収材をコ
ーティングし電波の反射や散乱を抑え、レーダーでの捕捉も困
難となっている。
参照⇒びーわん(B−1,B1)
◎核兵器B61−11を搭載。先端が特殊加工され、地面を貫
通してから爆発し、地下数十メートルの地下軍事施設を破壊で
きる。
ひっか《ひつくわ》
【筆禍】
○発表した文章や記事のため、政府や社会に嫌われて災難・制
裁を受けること。
類語⇒ぜっか(舌禍)
◎1937.12.(昭和12)矢内原忠雄(ヤナイハラ・タダオ)、筆禍事件で東京
帝国大学教授を辞職。
1938. 2.(昭和13)石川達三『生きてゐる兵隊』筆禍事件。
ひっかけばし
【ひっかけ橋】
○[俗]大阪府大阪市中央区にある戎橋(エビスバシ)の俗称。
⇒えびすばし(戎橋)
ひっかけぶき
【引っかけ葺き】
○[建]野地板(ノジイタ)の上に等間隔で打ち付けられた瓦桟(カワラザ
ン)に桟瓦(サンガワラ)を引っかける葺き方。
参照⇒さんがわら(桟瓦)
びっかーず
【ビッカーズ】
◇Harry Franklin Vickers
○[人]アメリカの実業家(1898〜1977)。
1952〜1955(昭和27〜昭和30)スペリー社(Sperry Corp.)初代
社長。
1955〜1965(昭和30〜昭和40)スペリーランド社(Sperry Rand
Corp.)初代社長。
びっかーすじけん
【ビッカース事件】
◇[英]Vickers scandal
○[歴]⇒しーめんすじけん(シーメンス事件)
ひっかむくうぐんきち
【ヒッカム空軍基地】
◇[英]Hickam Air Force Base
○[軍]北太平洋中央部、ハワイ諸島のオアフ島(Oahu Island)
南部のパールハーバー(真珠湾)南東岸にあるアメリカ空軍の基
地。
ぴっかんて
【ピッカンテ】
◇[伊]piccante、[英]spicy
○(イタリア語で)(味が)辛(カラ)い、ピリッとした。
⇒すぱいしー(スパイシー)
★ひつぎ
【棺】
【柩】
◇[英]coffin(コフィン)/casket(カスケット)
○遺体を納めて葬(ホウム)る木製の箱。
「からひつ(屍櫃,辛櫃)」,「棺箱(カンバコ)」とも呼ぶ。
参照⇒かんおけ(棺桶),かんだい(棺台),せっかん(石棺)(1),
かんかく(棺槨,棺椁)
◎西洋ではサイプレス(イトスギ)で作ることが多い。
参照⇒いとすぎ(イトスギ,糸杉)(1)
ぴっき
【ピッキ】
◇[フ]pic
○[鳥](フランス語で)キツツキ(啄木鳥)。
⇒きつつき(キツツキ,啄木鳥)
ぴっきお
【ピッキオ】
◇[伊]picchio
○[鳥](イタリア語で)キツツキ(啄木鳥)。
⇒きつつき(キツツキ,啄木鳥)
ぴっきんぐ
【ピッキング】
◇[英]picking(盗品)
○[社]特殊な工具類で施錠を解除し、侵入する窃盗。
◎2003. 5.28(平成15)参議院本会議で特殊開錠用具所持禁止法
(ピッキング防止法)が可決・成立。正当な理由なく所持した場
合も処罰の対象となる。
2003. 9. 1(平成15)ピッキング防止法、施行。
びっく
【ビック】
【BIC】
○(1)[経]フランスの筆記具製造会社。
○(2)ビック社製のボールペン。
ぴっく
【ピック】
◇[英]pick
○(1)[他動]選ぶ。
○(2)[他動]摘(ツ)む、摘み取る。
○(3)[名]精選物・収穫物。
○(4)[名]ツルハシ(鶴嘴)。
○(5)[名]ピッケルなどの頭部の鋭くとがった部分。
○(6)[名][楽]ギター・マンドリン・バンジョーなどの弦をは
じく爪(ツメ)。
「義甲(ギコウ)」,「義爪(ギソウ)」,「プレクトラム(plectrum)」とも
呼ぶ。
★ぴっぐ
【ピッグ】
◇[英]pig
○(1)[哺]ブタ(豚)。
「スワイン(swine)」,「ホッグ(hog)」とも呼ぶ。
参照⇒ぶた(ブタ,豚)
○(2)[哺](アメリカで)120ポンド以下の子ブタ。
◎英語で「豚肉」は「ポーク(pork)」。
★ぴっくあっぷ
【ピックアップ】
◇[英]pickup
○(1)拾い上げる。
○(2)車に積む。
○(3)[交]小型トラック。
○(4)[楽]レコードプレーヤーで、レコードの溝から音声を再
生する装置。
溝から音声を取り出すカートリッジと、それを装着するトー
ンアームで構成される。
○()
びっぐあっぷる
【ビッグアップル】
◇[英]the Big Apple
○[俗]アメリカ合衆国の都市ニューヨーク(New York)の別称。
⇒にゅーよーく(ニューヨーク,紐育)(2)
びっぐえんでぃあん
【ビッグ・エンディアン】
◇[英]big endian
○[計]バイト・マシンで複数バイトのデータを、メモリーの若
い番地から順に、データの上位バイト(MSB)から下位バイト
(LSB)へと格納する方式。
ミニコンやモトローラ系のMPUが16ビットから採用した方
式。
⇔りとるえんでぃあん(リトル・エンディアン)
参照⇒ばいとましん(バイト・マシン),えむえすびー(MSB)
(1),えるえすびー(LSB)(1)
◎レジスタ上のデータ「ABCD」がメモリー上でも「ABCD」
と並ぶためデバッグなど人間に優しい方式。
びっくかめら
【ビックカメラ】
○[経]大手家電量販店の一社。
本社は東京都豊島区。
◎2008.10.(平成20)九州地盤のベスト電器を傘下とする。
2010(平成22)パソコン量販店ソフマップ(Sofmap)を完
全子会社とする。
2012. 3.11(平成24)家電量販店コジマを買収すると発表。
びっぐさいぷれすこくりつほごく
【ビッグサイプレス国立保護区】
◇[英]Big Cypress National Preserve
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)南東部、
フロリダ半島南部のビッグサイプレス湿地(Big Cypress Swamp)
にある国立の野生保護区。
参照⇒[1]えばーぐれーず(エバーグレーズ)
びっぐさむ
【ビッグサム】
◇[登録商標]Big Thumb([英]親指)
○[交]日産ディーゼル工業社製の大型トラック。
びっぐさんだーまうんてん
【ビッグサンダー・マウンテン】
◇[英]Big Thunder Mountain
○ディズニーランドにある、開拓時代の廃坑の山中を走る鉱山
列車をイメージしたジェット・コースター。
アナハイムでは、機関車1両と客車5両、計32人乗り。全
長762メートルで、最大時速約45キロメートル。
東京ディズニーランドでは、機関車1両と客車5両、計30
人乗り。全長約1キロメートルで、運行約4分間。
◎1979(昭和54)アナハイムのディズニーランドに開業。
1987. 7.(昭和62)東京ディズニーランドに開業。
2003. 9. 5(平成15)アナハイムで死亡事故発生。
★ひっくす
【ヒックス】
◇John Richard Hicks
○[人]イギリスの経済学者(1904〜1989)。
1972(昭和47)ノーベル賞を受賞。
ひっぐす
【ヒッグス】
◇Peter Ware Higgs
○[人]イギリスの物理学者(1929〜)。
1964(昭和39)質量のない電子やクォークなどの素粒子に質量
があるようにみえるのは、未知の粒子との衝突によるものと、
ヒッグスボソン(Higgs boson)(ヒッグス粒子)の存在を予言。
参照⇒ひっぐすりゅうし(ヒッグス粒子)
ひっぐすぼそん
【ヒッグスボソン】
◇[英]Higgs boson
○[理]⇒ひっぐすりゅうし(ヒッグス粒子)
びっぐすりー
【ビッグスリー】
【ビッグ・スリー】
◇[英]big three
○(1)ある範囲・内部で上位にある3者・3社・3強。
参照⇒とろいか(トロイカ)(2)
◎第二次世界大戦末期、アメリカ・イギリス・ソ連の3巨頭会
談(ヤルタ会談)で使用されたのに始まる。
○(2)[経]同一業種内の上位3社の併称。
○(3)[経]アメリカ自動車業界のゼネラル・モーターズ(GM)、
フォード・モーター、ダイムラー・クライスラーの3社。
ひっぐすりゅうし《ひつぐすりふし》
【ヒッグス粒子】
◇[英]Higgs particle
○[理]電子と陽電子が衝突した際に発生すると考えられている、
未発見の粒子。
物質に質量(重さ)を与えているとされる。
「ヒッグスボソン(Higgs boson)」とも呼ぶ。
参照⇒ひっぐす(ヒッグス),こらいだー(コライダー),ぼーす
りゅうし(ボース粒子)
ぴっぐずわん
【ピッグズ湾】
◇[英]Bay of Pigs、[西]Bahia de Cochinos
○[地]⇒こちのすわん(コチノス湾)
ぴっぐている
【ピッグテイル】
◇[英]pigtail(ブタの尻尾)
○⇒ぴっぐてーる(ピッグテール)
ぴっぐてーる
【ピッグテール】
◇[英]pigtail(ブタの尻尾)
○(1)巻き毛のポニーテール。
参照⇒ぽにーてーる(ポニーテール)
○(2)弁髪(ベンパツ)。
⇒べんぱつ(弁髪,辮髪)
★びっぐばん
【ビッグバン】
◇[英]big bang
○(1)大爆発。
○(2)[宇]宇宙の初めにあったとされる大爆発。またそれによ
る宇宙開闢論。
150億〜200億年前に宇宙は高温・高密度の状態で大爆発を起
こして膨張を始め、現在も膨張し続けているとするもの。
◎ロシア生れのアメリカの物理学者ガモフ(George Gamow)が提
唱。
○(3)[歴][経]1986(昭和61)イギリスで実施された証券制度の
自由化。
★ぴっくびょう《ぴつくびやう》
【ピック病】
◇[英]Pick's disease
○[病]進行性の初老期認知症(presenile dementia)。
脳の前頭葉と側頭葉が委縮する病気。
40〜50歳代で発症することが多い。
判断力の低下に伴い、自分の行動を抑制できなくなり、同じ
言動を繰り返したり、他人の物を盗んだりする症状が現れる。
参照⇒にんちしょう(認知症)(1)
びっくふっと
【ビッグフット】
◇[英]bigfoot
○⇒さすくわっち(サスクワッチ)
びっぐぶらっくがわ《びつくぶらつくがは》
【ビッグブラック川】
◇[英]Big Black River
○[地]アメリカ合衆国南東部、ミシシッピー州(Mississippi
State)の中東北部から南西部に流れる、ミシシッピー川(the
Mississippi)の支流。
「ビッグブラック・リバー」とも呼ぶ。
びっぐぶらっくりばー
【ビッグブラック・リバー】
◇[英]Big Black River
○[地]⇒びっぐぶらっくがわ(ビッグブラック川)
★びっぐべいんびょう《びつぐべいんびやう》
【ビッグベイン病】
◇[英]Big-vein Disease
○[植][病]土壌伝染性のウイルスの寄生によって起こる植物の
病害。
◎葉脈(vein)と葉脈に沿った部分が退色して葉脈が太く見える
ことから。
◎レタスビッグベイン病(Lettuce big-vein disease)。
びっぐべん
【ビッグベン】
◇[英]Big Ben
○(1)イギリスの首都ロンドンにある国会議事堂(ウェストミン
スター宮殿)の時計塔の大時鐘(ジショウ)。
重量13トン。
◎1856(安政 3)鋳造。
○(2)国会議事堂の北側にある、その時計塔の愛称。正称はビ
クトリアタワー(Victoria Tower)。
◎1839.10.22(天保10)火災で焼失。
1860(万延元)再建。
2012. 6.26(平成24)イギリス議会下院委員会、エリザベスの
在位60周年を記念してエリザベスタワーへの改称を決定。
◎工事責任者のベンジャミン・ホール卿(Sir Benjamin Hall
III)(1802〜1867)に由来(ユライ)する。
[1]びっぐほーん
【ビッグホーン】
◇[英]bighorn
○[哺](bighorn sheep)⇒[1]びっぐほーんしーぷ(ビッグホー
ン・シープ)
[2]びっぐほーん
【ビッグホーン】
◇[英]Bighorn/Big Horn
○(1)[地](Bighorn Mauntains)⇒びっぐほーんさんみゃく(ビッ
グホーン山脈)
○(2)[地](Bighorn River)⇒びっくほーんがわ(ビッグホーン
川)
○(3)(Big Horn County)⇒びっぐほーんぐん(ビッグホーン郡)
[3]びっぐほーん
【ビッグホーン】
◇[登録商標]BIGHORN
○[交]いすゞ自動車社製のスポーツ用多目的車(SUV)・ステ
ーションワゴン。
本田技研工業(株)のホライゾン(Horizon)としてOEM供給。
◎1981. 9.(昭和56)発売。
びっくほーんがわ《びつぐほーんがは》
【ビッグホーン川】
◇[英]Bighorn River
○[地]イエローストーン川(Yellowstone River)の支流。
アメリカ合衆国北西部のワイオミング州(Wyoming State)中
西部、ビッグホーン山脈(Bighorn Mauntains)の西麓から北流
し、モンタナ州(Montana State)南部でリトルビッグホーン川
(Little Bighorn River)を合流。
ブル山脈(Bull Mountains)の南麓でイエローストーン川に合
流して東流する。
びっぐほーんぐん
【ビッグホーン郡】
◇[英]Big Horn County
○アメリカ合衆国北西部、ワイオミング州(Wyoming State)北
部の郡。北部をモンタナ州に隣接。
郡都はベイスン(Basin)。
中央部をビッグホーン川(Bighorn River)が北流し、東部は
ビッグホーン山脈(Bighorn Mauntains)。
びっぐほーんさんみゃく
【ビッグホーン山脈】
◇[英]Bighorn Mauntains
○[地]アメリカ合衆国北西部、ワイオミング州(Wyoming State)
北部から中央部にかけて南北に連なる山脈。
最高峰はクラウドピーク(Cloud Peak)(4,013メートル)。
びっぐほーんしーぷ
【ビッグホーン・シープ】
◇[英]bighorn sheep
○(1)[哺]野生のヒツジ(羊)の一種。
大形で、体は灰色か灰褐色。オス(雄)は頭胴長1.7メートル
・肩高1メートルほどで、角は太くて大きく後方に巻く。メス
(雌)はやや小さく、角も短い。
シベリア東部から北アメリカの険しい山岳地帯にオス・メス
別の群れを作って生息。秋の交尾期に、メスをめぐってオス同
士が角を打ちつけ合って争う。
「ビッグホーン」,「オオツノヒツジ(大角羊)」とも呼ぶ。
参照⇒あるがり(アルガリ)
○(2)[哺](特に)ロッキー山脈(Rocky Mountains)に生息する野
生のヒツジ。
「ビッグホーン」,「ロッキーマウンテン・シープ」とも呼ぶ。
ぴっくるす
【ピックルス】
◇[英]pickles
○[食]⇒ぴくるす(ピクルス)
ひづけさくご
【日付錯誤】
◇[英]parachronism
○⇒ぱらくろにずむ(パラクロニズム)
★ぴっける
【ピッケル】
◇[独]Pickel
○(1)[運]杖の先にツルハシ(鶴嘴)状の金具を付けた登山用具。
「アイスピッケル(Eispickel)」とも呼ぶ。
参照⇒つるはし(ツルハシ,鶴嘴)
○(2)吹き出物([英]pimple)・水胞([英]blain)・発疹(ホッシン)・
おでき・ニキビ(面皰)。
参照⇒あくね(アクネ)
○(3)⇒あいすぴっく(アイスピック)
ぴっけるはうべ
【ピッケルハウベ】
◇[独](単数形)Pickelhaube/(複数形)Pickelhauben
○[軍]⇒ぴっけるはおべ(ピッケルハオベ)
ぴっけるはおべ
【ピッケルハオベ】
◇[独](単数形)Pickelhaube/(複数形)Pickelhauben
○[軍]ドイツ軍が第一次世界大戦まで使用していた、頂上に穂
([独]Spitze,[英]spike)が付いたヘルメット(鉄兜)。
「ピッケルハウベ」とも呼ぶ。
びっこ
【跛】
○⇒ちんば(跛)
ひっこし
【引越し】
【引っ越し】
○引っ越すこと。転居・転宅・移転。
参照⇒いざりさんびゃくもん(躄三百文,膝行三百文,居行三
百文)(1)
◎引越し先
びっこたっこ
【跛たっこ】
○[北海道方言]⇒ちんば(跛)
ぴっこら
【ピッコラ】
◇[伊](女性形)piccola/(男性形)piccolo(ピッコロ)
○⇒ぴっころ(ピッコロ)
ぴっころ
【ピッコロ】
◇[伊](男性形)piccolo/(女性形)piccola(ピッコラ)/(複数
形)piccpli(ピッコリ)
○(1)[形](イタリア語で)小さい・わずかな。低い。幼い。
○(2)[名](イタリア語で)(人・動物の)小供。
ひっさきばおり
【引裂羽織】
○[服]⇒ぶっさきばおり(打裂羽織)
ひつじ《ひつぢ》
【ヒツジ】
○[植][農]刈り取った後の株から芽が生(ハ)え、のび出すイネ
(稲)。
「ヒツジ稲(イネ)」,「ヒツチ」,「ヒヅチ」とも呼ぶ。
参照⇒ひこばえ(蘖)
◎秋の季語。
◎「(「禾」偏+「魯」)([中]lyu)」と書く。
原意は「野生稲([英]wild grain)」。
★ひつじ
【ヒツジ】
【羊】
○[哺]ウシ目(偶蹄目<グウテイモク>)(Artiodactyla)ウシ科(Bovi-
dae)ヒツジ属(Ovis)の哺乳類の一群。
「めんよう(緬羊,綿羊)」,「らしゃめん(ラシャメン,ラシャ綿,
羅紗綿,羅紗緬)」とも呼ぶ。
参照⇒すくれいぴー(スクレイピー)
◎英語では「シープ(sheep)」、ドイツ語では「シャーフ(Schaf)」。
子羊は「ラム([英]lamb)」で、キリストの象徴でもある。
参照⇒あにゅすでい(アニュスデイ),まよえるひつじ(迷える
羊)
★ひつじ
【未】
○
参照⇒ひつじのひ(未の日),ひつじのこく(未の刻)
◎「羊」の漢字と区別するときは「日読(ヒヨ)みの未」と呼ぶ。
ひっし
【必至】
○必ずそうなること、必ず起こること、避けられないこと。必
定(ヒツジョウ)・必然(ヒツゼン)。
びーつーしー
【B2C】
◇[英]business to consumer
○[経](インターネットを利用した)企業と一般消費者との電子
商取引サービスの略称。
ひつじいね《ひつぢいね》
【ヒツジ稲】
○[植][農]⇒ひつじ(ヒツジ)
◎「(「禾」偏+「魯」)稲」と書く。
ひつじぐさ
【ヒツジグサ】
【未草】
【睡蓮】
○[植]⇒すいれん(スイレン,睡蓮,水蓮)
ひつじさる
【未申】
【坤】
○十二支で表した南西の方角(ホウガク)。未と申の中間の方角。
「坤(コン)」,「裏鬼門(ウラキモン)」とも呼ぶ。
参照⇒うらきもん(裏鬼門)
ひつじしんぼう《ひつじしんばう》
【未辛抱】
○[経](株取引で)未年(ヒツジドシ)の相場は、もう上がるとか下
がると思っても、ヒツジ(羊)が反芻(ハンスウ)するように、じっと
辛抱していることが良いという格言。
◎1756(宝暦 6)猛虎軒著『八木虎之巻』にある言葉。
参照⇒たつみてんじょう(辰巳天井)
ひつじのこく
【未の刻】
○[古]午後1時ころから午後3時ころ。
参照⇒はいら(波夷羅)
ひつじのひ
【未の日】
○[暦]十二支の未にあたる日。
◎四月の未の日:⇒かんにち(坎日)
秋の未の日:⇒こんじんのまび(金神の間日)
びつしゅ
【びつ芻】
○[仏]僧・比丘の別称。
⇒びく(比丘)
◎「びつ」は(「草」冠+「必」:補助5560)と書く。
ひつじゅん
【筆順】
○[国]1文字を書くときの、線や点の筆はこびの順序。
一筆を画(カク)と数える。
ひつじょう《ひつぢやう》
【必定】
○(1)きっと、そのようになると決っていること。必至(ヒッシ)。
○(2)たしかに、きっと、かならず。
○(3)[仏]必ず成仏すると定まっていること。またその位・そ
の人。不退転(フタイテン)。
参照⇒ひってい(必定)
ひっしょう
【畢昇】
◇[中]Bisheng
○[人]中国北宋の活字印刷術発明者。
慶暦年間(1041〜1048)、膠泥(コウデイ)(モルタル)製の印材に
文字を刻み、焼いて活字(宋朝活字)を作る。鉄枠のある鉄板に
その活字を並べ、松脂(マツヤニ)などで固めて版を作り、印刷を行
う。
東洋の四大発明の一つであるが、木版より不便なため普及し
なかった。
参照⇒かつじ(活字)
◎1403年、李氏朝鮮で金属活字を鋳造。
1450年ころ、ドイツのグーテンベルク(Johannes Gutenberg)
が鋳造活字を発明。
ひっすあみのさん
【必須アミノ酸】
◇[英]essential amino acids
○[医]動物が生命を維持するのに必要なアミノ酸のうち、体内
で生合成できないものの総称。
これらは外界から食物として摂取しなければならず、不足す
ると発育・健康の保持に障害を来す。
その種類は動物によって異なり、人間では成人では9種が知
られる。
「不可欠アミノ酸([英]indispensable amino acids)」とも呼
ぶ。
参照⇒ひひっすあみのさん(非必須アミノ酸),ひっすしぼう
さん(必須脂肪酸),びたみん(ビタミン)
〈人体の必須アミノ酸〉
イソロイシン(isoleucine):⇒いそろいしん(イソロイシン)
ロイシン(leucine):⇒ろいしん(ロイシン)
リシン(lysine)/ライシン/リジン([独]Lysin):⇒[1]りし
ん(リシン)
メチオニン(methionine):⇒めちおにん(メチオニン)
フェニルアラニン(phenylalanine):⇒ふぇにるあらにん(フェ
ニルアラニン)
トレオニン(threonine)/スレオニン:⇒とれおにん(トレオ
ニン)
トリプトファン(tryptophan)。
バリン(valine)。
ヒスチジン(histidine)。
ひっすしぼうさん《ひつすしばうさん》
【必須脂肪酸】
◇[英]essential fatty acid
○[医]人体内で生合成されないため、外界から食物として摂取
する必要のある脂肪酸。
α(アルファ)リノレン酸・リノール酸・アラキドン酸の3種
で、植物油に豊富に含まれる不飽和脂肪酸。
生体内でプロスタグランジン・ロイコトリエンなどを生成す
る。
細胞膜構造の維持に使われ、特に皮膚の完全性に重要。
スキムミルクには含まれず、乳児に欠乏すると皮膚の角化・
皮膚炎・腎障害などを起すことがある。
「不可欠脂肪酸」とも呼び、略号は「EFA」。
旧称は「ビタミンF」。
参照⇒ひっすあみのさん(必須アミノ酸),びたみん(ビタミン)
◎必須脂肪酸欠乏症
◎「必須脂肪酸」は栄養学的な名称で、生化学的には「オメガ脂
肪酸」に分類される。
参照⇒おめがしぼうさん(オメガ脂肪酸)
ひっせつし
【畢節市】
◇[中]Bijie Shi
○中国南部、貴州省(Guizhou Sheng)西部にある省直轄市(地級
市)。
〈管轄1関区〉
七星関区(Qixing Guanqu)。
〈管轄6県〉
大方県(Dafang Xizn)。
黔西県(Qianxi Xizn)。
金沙県(Jinsha Xizn)。
織金県(Zhijin Xizn)。
納雍県(Nayong Xizn)。
赫章県(Hezhang Xizn)。
〈管轄1自治県〉
威寧彝族回族苗族自治県(Weining Yizu Huizu Miaozu Zizhi-
xian)。
◎2011(平成23)畢節地区から地級市に昇格。
ひっせつちく
【畢節地区】
◇[中]Bijie Diqu
○[古]⇒ひっせつし(畢節市)
ひっせん
【筆仙】
◇[中]bixian
○中国の民間占い。日本の「狐狗狸さん」に似たもの。
参照⇒こっくりさん(狐狗狸さん)
◎2005. 2.(平成17)北京の女子中学生、熱中して筆仙になりた
いと訴えた同学年の女生徒を殺害したとして、懲役7年の実刑
判決を受ける。
★ひったいと
【ヒッタイト】
◇Hittite
○(1)[歴](Hittite Empire)⇒ひったいとていこく(ヒッタイト
帝国)
○(2)[歴]紀元前2,000年ころに小アジア(アナトリア)に移動し
てきた、インド・ヨーロッパ語族の一民族。
中央アナトリアに居住していた原ハッティ(pre-Hatti)を征
服し、ヒッタイト帝国を建国。
「ハッティ(Hatti/Khatti)」とも呼ぶ。
◎「ハッティ」は本来「原ハッティ」を指す言葉。
★ひったいとていこく
【ヒッタイト帝国】
◇[英]Hittite Empire
○[歴]ヒッタイトが建国した、紀元前18〜13世紀の大帝国。
紀元前12世紀、地中海東岸の異民族「海の民」の侵入を受け、
首都ハットゥサ(Hattusas)を破壊されて急速に衰退。
参照⇒かでしゅのたたかい(カデシュの戦い)
ひつち
【ヒツチ】
○[植][農]⇒ひつじ(ヒツジ)
◎「(「禾」偏+「魯」)([中]lyu)」と書く。
ひづち
【ヒヅチ】
○[植][農]⇒ひつじ(ヒツジ)
◎「(「禾」偏+「魯」)([中]lyu)」と書く。
ぴっち
【ピッチ】
【PHS】
○[俗][通]PHS(簡易型携帯電話)の俗称。
⇒ぴーえっちえす(PHS)(2)
ひっちこっく
【ヒッチコック】
◇Sir Alfred Hitchcock(アルフレッド・ヒッチコック)
○[人]イギリス・アメリカ映画の監督(1899. 8.13〜1980. 4.
29)。イギリスのロンドン生れ。
サスペンス・スリラー映画を得意とし、アメリカで名声を確
立。イギリス・アメリカ合計で53本の長編を製作。
作品は1954年『裏窓(Rear Window)』・1959年『北北西に進
路をとれ(North by Northwest)』・1963年『鳥(The Birds)』
など。
参照⇒まくがふぃん(マクガフィン)
びっちゅう
【備中】
◇[日]Bitchu
○(1)[歴]旧国名。山陽道八ヶ国の一国。現在の岡山県の西部。
参照⇒きび(吉備)
○(2)[古]⇒びっちゅうちょう(備中町)
びっちゅうたかまつじょう《びつちゆうたかまつじやう》
【備中高松城】
○[歴]⇒たかまつじょう(高松城)(1)
びっちゅうちょう《びつちゆうちやう》
【備中町】
◇[日]Bitchu Cho
○[古]岡山県西部にあった川上郡(カワカミグン)の町。
◎2004.10. 1(平成16)川上郡の3町が高梁市(タカハシシ)に編入さ
れ、郡は消滅。
びっつ
【ビッツ】
◇[独]witz(ヴィッツ)
○(1)(ドイツ語で)小話・冗談・ジョーク([英]joke)。
○(2)(ドイツ語で)機知・ウィット([英]wit)。
ひっつきむし
【ひっ付き虫】
◇[英]bur/burr
○[俗][植]⇒くっつきむし(くっ付き虫)
[1]ぴっつばーぐ
【ピッツバーグ】
◇Pittsburgh
○アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania
Commonwealth)南西部、アレゲーニー郡(Allegheny County)中
央部にある郡都。工業都市。
〈人口〉
1975(昭和50)46万人。
1986(昭和61)38万7,000人。
[2]ぴっつばーぐ
【ピッツバーグ】
◇Pittsburg
○(Pittsburg County)⇒ぴっつばーぐぐん(ピッツバーグ郡)
ぴっつばーぐぐん
【ピッツバーグ郡】
◇[英]Pittsburg County
○アメリカ合衆国南部、オクラホマ州(Oklahoma State)南東部
の郡。
郡都はマカレスター(McAlester)。
〈人口〉
1980(昭和55)4万0,238人。
1990(平成 2)4万0,581人。
2000(平成12)4万3,953人。
ぴっつふぃーるど
【ピッツフィールド】
◇Pittsfield
○アメリカ合衆国北東部、マサチューセッツ州(Massachusetts
Commonwealth)西端のバークシャー郡(Berkshire County)中西
部にある郡都。
びって
【ビッテ】
◇[独]bitte、[英]please
○⇒びて(ビテ)
ひってい
【必定】
○[漢]必ず安定すること。
参照⇒ひつじょう(必定)
びっと
【bit】
○[古][計]共立出版株式会社が刊行した月刊コンピュータサイ
エンス誌。
1969. 3.(昭和44)創刊。
2001(平成13)4月号で休刊。
びっと
【ビット】
【bit】
◇[英]binary digit
○(1)[数]二進法(binary)における1桁。数値は0と1のみ。
○(2)[計]情報量を表す単位の一つ。
数値は0と1のみで、十を表すには最低4ビットを必要とす
る。
8ビットを1バイト(byte)と呼ぶ。
参照⇒ふりっぷふろっぷかいろ(フリップフロップ回路)
◎データ伝送の情報単位:⇒[1]ぼー(ボー)
[1]ぴっと
【ピット】
◇[英]pit
○(1)穴・竪穴(タテ)。窪(クボ)み。
○(2)[鉱]立坑(タテコウ)・竪坑。転じて、炭坑・採掘場。
○(3)[鉱](転じて)炭坑・採掘場。
○(4)[楽](演奏場の)オーケストラ席。
○(5)[交]自動車修理所の作業用凹(クボ)み。
○(6)[交](転じて)自動車レース場の整備所。
レース途中で競走車がタイヤ交換・給油・修理などのために
入る場所。
◎ピットイン
○(7)[運]陸上競技の跳躍種目で、競技者が着地する砂場やマッ
ト。
○(8)[計][楽]CD・DVD・BD(ブルーレイディスク)など
の光ディスクのアルミ膜(マク)層に記録された小さな穴。
穴の一つ一つがデジタル信号1ビット(bit)に対応し、穴の
有無で0と1が表されている。
穴はレーザー光線で書き込みや読み出しが行われる。
◎LD(レーザーディスク)では原則アナログ方式で、穴の長短
で信号を記録していた。
[2]ぴっと
【ピット】
◇[英]pit
○[植](モモ・アンズ・スモモ・サクランボなどの)核(サネ)・種
(タネ)。
「ストーン([英]stone)」とも呼ぶ。
[3]ぴっと
【ピット】
◇Pitt
○(Pitt County)⇒ぴっとぐん(ピット郡)
★[4]ぴっと
【ピット】
◇William Pitt
○(1)[人]イギリスの政治家(1708〜1778)。小ピットの父。
「大ピット(Pitt the Elder)」とも呼ぶ。
参照⇒じょーじにせい(ジョージ二世,ジョージ2世)
○(2)[人]イギリスの首相・政治家(1759〜1806)。大ピットの
次男で、同名。
「小ピット(Pitt the Younger)」とも呼ぶ。
ぴっとぐん
【ピット郡】
◇[英]Pitt County
○アメリカ合衆国東部、ノースカロライナ州(North Carolina
State)東部の郡。
郡都はグリーンビル(Greenville)。
〈人口〉
1980(昭和55) 8万8,521人。
1990(平成 2)10万7,924人。
2000(平成12)13万3,798人。
2005(平成17)14万2,570人。
ぴっとけるんしょとう《ぴつとけるんしよたう》
【ピットケルン諸島】
◇[英]Pitcairn Islands
○[地]⇒ぴとけあんしょとう(ピトケアン諸島)
ぴっとにー
【ピットニー】
◇Gene Pitney(ジーン・ピットニー)
○[人]アメリカ合衆国の歌手・作詞作曲家(1941〜2006. 4. 5)。
コネティカット州出身。
イギリスで客死。
代表曲は『タルサからの24時間(24 Hours From Tulsa)』・
『リバティ・バランスを射った男(The Man Who Shot Liberty
Valance)』・『ルイジアナ・ママ(Louisiana Mama)』など。
ひっとまん
【ヒットマン】
◇[英]hit man/hitman
○(ヤクザの)殺し屋・刺客(シカク)・鉄砲玉(テッポウダマ)。
ぴっとまん
【ピットマン】
◇Sir Isaac Pitman
○[人]ピットマン式速記術を発明したイギリス人(1813〜1897)。
参照⇒そっき(速記)
ひっとらー
【ヒットラー】
◇Adolf Hitler
○[人]⇒ひとらー(ヒトラー)
★びっとりおあまでおさんせい
【ビットリオ・アメデオ三世】
◇[伊]Vittorio Amedeo III、[英]Victor Amadeus III
○[人]イタリア国王。在位:1773〜1796。
★びっとりおえまぬえれさんせい
【ビットリオ・エマヌエレ三世】
【ビットリオ・エマヌエレ3世】
◇Vittorio Emanuele III
○[人]イタリア国王(1869〜1947)。在位:1900〜1946。
第二次世界大戦後、国民投票によって王制廃止となり、国王
を退位。
「ヴィットリオ・エマヌエレ三世」とも呼ぶ。
★びっとりおえまぬえれにせい
【ビットリオ・エマヌエレ二世】
【ビットリオ・エマヌエレ2世】
◇Vittorio Emanuele II
○[人]サルジニア国王・初代イタリア国王(1820〜1878)。サル
ジニア国王在位:1849. 3.23〜1861. 3.17、イタリア国王在位
:1861〜1878。
イタリア統一後、イタリア国王の称号を受ける。
「ヴィットリオ・エマヌエレ二世」とも呼ぶ。
★びっどる
【ビッドル】
◇James Biddle
○[人]アメリカの海軍提督(1783〜1848)。
1846(弘化 3.閏 5)東インド艦隊司令長官として軍艦2隻を
率いて浦賀に来航。初めて公式に通商を要求したが、幕府に拒
否されて退去。
◎1847(弘化 4. 2.)関東沿岸の防備が強化された。
1853. 7.(嘉永 6. 6.)ペリー(Matthew Calbraith Perry)、
軍艦4隻を率いて浦賀に来航。
ひっぴー
【ヒッピー】
◇[英]hippie/hippy
○[社]既存の文化・社会に無関心または反抗的な若者たち。
1960年代後半、ベトナム戦争にゆれるアメリカ社会に現れ、
風俗文化として世界中に広まった。
長髪・ジーンズ・手作りアクセサリーなどのヒッピー・スタ
イル(hippie style)が特徴。
既成価値の制度や習慣・道徳を拒否し、「自然に帰れ」をスロ
ーガンに自由気ままな生活を送ろうとしたが、社会から脱落し
てマリファナやフリーセックスなどに溺れてしまった。
「ヒッピー族(hippies)」とも、日本では「フーテン族(瘋癲族)」
とも呼ぶ。
参照⇒[2]ひっぷ(ヒップ)(1)
ぴーつーぴー
【P2P】
◇[英]Peer to Peer
○[通]⇒ぴあつーぴあ(ピア・ツー・ピア,P2P)
ひっぴーぞく
【ヒッピー族】
◇[英]hippies
○[社]⇒ひっぴー(ヒッピー)
[1]ひっぷ
【ヒップ】
◇[英]hip
○(1)腰部・尻(シリ)。
◎ウエスト(腰)の下の両側の横に張り出た部分を指し、日本語
の尻(後方)に相当する英語は「バトック(buttock)」。
○(2)[服]尻まわりの寸法。
略号は「H」。
[2]ひっぷ
【ヒップ】
◇[英]hip
○(1)最新情報に通じている、事情通の。かっこいい、センス
のいい。
参照⇒ひっぴー(ヒッピー)
○(2)(……に)通じている、(……を)知っている。
びっぷ
【VIP】
◇[英]very important person
○⇒ぶいあいぴー(VIP)
ぴっぷちょう《ぴつぷちやう》
【比布町】
◇[日]Hippu Cho
○北海道中央部、上川支庁(カミカワシチョウ)上川郡(カミカワグン)の町。
南西部を旭川市に接する。
ひっぷのゆう
【匹夫の勇】
○深い思慮もなく、血気(ケッキ)にはやるだけの勇気。小人(ショウジ
ン)の勇気。小勇(ショウユウ)。
◎『孟子』「梁恵王下」:夫撫劍疾視曰、彼惡敢當吾哉。此匹夫
之勇、敵一人者也:夫(ソ)れ剣を撫(ブ)し疾視(シッシ)して曰(イワ)
く、彼(カレ)悪(イズク)んぞ敢(アエ)て我に当(ア)たらんや、と。此
(コ)れ匹夫の勇、一人(イチニン)に敵(テキ)する者なり。
ひっぷほっぷ
【ヒップホップ】
◇[英]hip-hop
○(1)[社]1970年代にアメリカの都会に起こった若者文化。
ラップミュージック(rap music)・ブレイクダンス(break
dancing)・グラフィティアート(graffiti art)(落書き)などを
特徴とする。
参照⇒こしぱん(腰パン)
○(2)[楽](転じて)ラップミュージック。
⇒らっぷみゅーじっく(ラップミュージック)
ひっぽ
【ヒッポ】
◇[希]hippo-
○[接頭辞]⇒[1]ひぽ(ヒポ)
ひっぽきゃんぱす
【ヒッポキャンパス】
◇[英](単数形)hippocampus/(複数形)hippocampi
○(1)[ギ神]海神ポセイドン(Poseidon)の戦車を牽(ヒ)く、馬頭
魚尾の怪獣。
前身は青銅の蹄(ヒヅメ)に黄金のたてがみの白馬。
「ヒポキャンパス」とも呼ぶ。
参照⇒ぽせいどん(ポセイドン)(1),ひぽぐりふ(ヒポグリフ)
○(2)[魚]タツノオトシゴ(竜落子)の英語名。
⇒たつのおとしご(タツノオトシゴ,竜落子)
○(3)[動]海馬の英語名。
⇒かいば(海馬)(4)
ひっぽくらてす
【ヒッポクラテス】
◇[希]Hippokrates
○[人]⇒ひぽくらてす(ヒポクラテス)
ひっぽくれね
【ヒッポクレネ】
◇Hippocrene
○[ギ神]霊泉。とくに詩想の源泉。
ミューズ(Muses)に捧(ササ)げられたギリシア南部の山ヘリコ
ン(Helicon)にある泉。
参照⇒へりこん(ヘリコン)(1)
ひつまむし
【ひつまむし】
【櫃真蒸】
【櫃真蒸し】
○[京阪地方の方言][料]小ぶりの櫃(ヒツ)に入った鰻飯(ウナギメシ)。
参照⇒うなぎめし(鰻飯),まむし(まむし,真蒸,真蒸し)
ひつめい
【筆名】
◇[英]pen name
○[文]⇒ぺんねーむ(ペンネーム)
ひっら
【ヒッラ】
◇al-Hillah/al-Hilla/Hillah/Hilla
○イラク中部、バビル州(Muhafazat Babil)の州都。
北緯32.48°、東経44.46°の地。
「ヒラ」,「ヒラー」とも呼ぶ。
〈人口〉
1957(昭和32) 5万4,100人。
1965(昭和40) 8万4,100人。
1985(昭和60)21万5,249人(推計)。
2003(平成15)54万8,000人。
◎北郊にメソポタミアの古代都市バビロン(Babylon)の遺跡が
ある。
参照⇒ばびろん(バビロン)
びっら
【ビッラ】
◇[伊]birra
○[食](イタリア語で)ビール。
⇒びーる(ビール,麦酒)
ぴづるたらーがらさん
【ピヅルタラーガラ山】
◇[英]Pidurutalagala Mountain
○[地]セイロン島中南部、スリランカの最高峰。標高2,524メ
ートル。
「ピズルタラーガラ山」,「ピドゥルタラーガラ山」とも呼ぶ。
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