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                    PDD図書館管理番号       0001.0077.5500.01

                 百   科   辞   書   《ひらら》    編集:獨  澄旻

-------- ひらら ------------------------------------------------
ひららし
	【平良市】
	◇[日]Hirara Shi
	○沖縄県南西部、宮古島(ミヤコジマ)北部の市。宮古諸島の中心都
	市。
	 サトウキビの栽培が盛ん。
	◎1947(昭和22)市制。
ひらりー
	【ヒラリー】
	◇Sir Edmund Percival Hillary(エドムンド・ヒラリー)
	○[人]ニュージーランドの登山家(1919〜2008. 1.11)。オーク
	ランド生れ。
	 イギリスの第七次エベレスト登山隊(隊長ハント)に参加し、
	1953. 5.29(昭和28)ネパール人シェルパのテンジン・ノルゲー
	(Tenzing Norgay)とともにエベレストに初登頂。
	 1963(昭和38)からネパールで道路・学校建設など社会事業に
	活躍。
	 参照⇒[1]えべれすと(エベレスト)
ひらりーくりんとん
	【ヒラリー・クリントン】
	◇Hillary Rodham Clinton(ヒラリー・クリントン)
	○[人]⇒[3]くりんとん(クリントン)
★ぴらるくー
	【ピラルクー】
	◇pirarucu
	○[魚]オステオグロッサム目の、世界最大の淡水魚。全長3メ
	ートルくらい。
	 南米北部のアマゾン川・オリノコ川流域に生息する。
ひらるどと
	【ヒラルドト】
	◇[西]Girardot
	○コロンビア中央部、クンディナマルカ県(Departamento de 
	Cundinamarca)南西の町。首都サンタ・フェ・デ・ボゴタ
	(Santa Fe de Bogota)の南西約100キロメートル。
	 「ジラルドト」とも呼ぶ。
ぴらーれす
	【ピラーレス】
	◇[英]pillarless(柱のない)/pillar-less
	○[交]4ドア式などの乗用車で、ドアが観音開きになっていて、
	ドアとドアの間に支柱がないもの。
ひらーんしゅう《ひらーんしう》
	【ヒラーン州】
	◇gobolka Hiraan、[英]Hiraan Region
	○ソマリア中南西部の州。
	 州都はベレットウェン(Beledweyne)。
びらんば
	【毘藍婆】
	○[仏]十羅刹女の一神。
	 ⇒じゅうらせつにょ(十羅刹女)
[1]びりー
	【ビリー】
	◇[英]billy
	○棍棒・警棒。
[2]びりー
	【ビリー】
	◇[英]billy
	○(キャンプで使用するブリキ製の)湯沸し・ポット(billypot)
	・なべ。
[3]びりー
	【ビリー】
	◇[英]billy
	○[幼児語]ビリーゴート(billy goat)の略称。
	 ⇒びりーごーと(ビリーゴート)
[4]びりー
	【ビリー】
	◇[英]Billy
	○[人]英語圏の男性の名前ウィリアム(William)の愛称。
	 参照⇒うぃりあむ(ウィリアム,維廉),びりけん(ビリケン)(1)
[5]びりー
	【ビリー】
	◇[英]Billie
	○(1)[人]英語圏の男性の名前ウィリアム(William)の愛称。
	 参照⇒うぃりあむ(ウィリアム,維廉),びりけん(ビリケン)(1)
	○(2)[人]英語圏の女性の名前。
ぴり
	【ピリ】
	◇[ペルシア語]peri
	○[ペルシア神話]妖精。
	 ゾロアスター教などでは意地悪い鬼神と考えられていたが、
	のちに美しく優しい妖精となる。
	 参照⇒ふぇありー(フェアリー)(1),[1]じん(ジン)
びりあーど
	【ビリアード】
	◇[英]billiards
	○[運]⇒びりやーど(ビリヤード)
びりえどりらだん
	【ビリエ・ド・リラダン】
	◇Philippe Auguste Mathias de Villiers de L'Isle-Adam(フィ
	リップ・オーギュスト・マチア・ド・ビリエ・ド・リラダン)
	○[人]⇒りらだん(リラダン)
★ぴりおど
	【ピリオド】
	◇[英]period
	○(1)[言]欧文の句読点(クトウテン)の一つ(.)。
	 文の末尾を示す符号。
	 「終止符(シュウシフ)」とも呼ぶ。
	○(2)(転じて)物事の決着。
	 「終止符(シュウシフ)」とも呼ぶ。
	◎ピリオド(終止符)を打つ
	○(3)期間・時期・時代。
	○(4)(発達過程などの)段階・期。
	○(5)[天]周期。
	○(6)[地]地質時代の区分単位の「紀(キ)」。
	 代(era)の下位区分、世(セイ)の上位区分。
	○(7)[楽]楽節。
ぴりおんさん
	【ピリオン山】
	◇[英]Mount Pilion
	○[地]⇒ぺりおんさん(ペリオン山)
ひりき
	【非力】
	○(1)(筋肉に)力のないこと。力が弱いこと。
	 「ひりょく(非力)」とも呼ぶ。
	○(2)能力・実力がないこと。
	 「ひりょく(非力)」とも呼ぶ。
	◎自分の力量の謙譲語として使われることが多い。
びりけん
	【ビリケン】
	◇[米]Billiken
	○(1)福の神の偶像。
	 頭がとがり眉(マユ)が釣(ツ)り上がった異様な顔形の裸像で、
	仏像の光背(後光)のようなものがついている。
	 1908(明治41)アメリカの女性美術家プレッツ(Florence Pretz)
	が夢に見た神の姿をモデルにして像を作り、展覧会に出品した
	ことに始まるといわれる。
	 幸運を招くとして世界的に流行し、日本には明治末に輸入さ
	れ、大正から昭和にかけて招き猫を圧倒する人気を得た。
	 戦時中は敵国生れの神として冷遇。
	 現在は大阪の通天閣にあるものが有名。
	 参照⇒つうてんかく(通天閣),かのうふくすけ(叶福助),まね
	きねこ(招き猫)
	◎タフト(William H.Taft)大統領(在任:1909〜1913)の愛称ビ
	リー(Billie)に由来するといわれている。
	 参照⇒[1]たふと(タフト)
	○(2)(転じて)頭のとがった人。
	◎ビリケン頭
	◎非立憲(ビリケン)内閣:⇒てらうち まさたけ(寺内 正毅)
びりーごーと
	【ビリーゴート】
	◇[英]billy goat
	○[幼児語](英語で)雄ヤギ。
	 単に「ビリー」とも呼ぶ。
	 参照⇒やぎ(ヤギ,山羊.野羊)
びりーざきっど
	【ビリー・ザキッド】
	◇[英]Billy the Kid
	○[人]アメリカ西部開拓時代の伝説的なガンマン(1859〜1881.
	 7.14)。本名はウィリアム・ボニー(William H. Bonney)。
	 21歳で射殺されるまでに21人を殺したといわれる無法者。
	◎「ビリー」は「ウィリアム」の愛称。
びりちばみりん
	【ビリチバミリン】
	◇Biritiba-Mirim
	○南アメリカ、ブラジル南部のサンパウロ州(Estado de Sao 
	Paulo)南東部の町。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)1万4,759人(9月1日現在)。
	 2000(平成12)2万0,778人(8月1日現在)。
ぴりどきしん
	【ピリドキシン】
	◇pyridoxine
	○[生化]⇒びたみんびーろく(ビタミンB6)
ぴりどくしん
	【ピリドクシン】
	◇pyridoxine
	○[生化]⇒びたみんびーろく(ビタミンB6)
びりにゅす
	【ビリニュス】
	◇Vilnius
	○ヨーロッパ北東部、リトアニアの首都。
	 「ヴィリニュス」,「ビーリニュス」とも呼ぶ。
	◎旧首都はカウナス(Kaunas)。
びーりにゅす
	【ビーリニュス】
	◇Vilnius
	○⇒びりにゅす(ビリニュス)
ぴりぽ
	【ピリポ】
	◇[英]Saint Philip/St.Philip
	○[宗]⇒ふぃりぽ(フィリポ)
びりゃ
	【ビリャ】
	◇Francisco Villa
	○[人]メキシコの革命家(1878. 6. 5〜1923. 7.23)。本名はホ
	セ・ドロテオ・アランゴ・アランブラ(Jose Doroteo Arango 
	Arambula)。ドゥランゴ州(estado de Durang)出身。
	 1910(明治43)メキシコ革命勃発と同時に革命軍に加わり、
	1911(明治44)徒党を率いて勝利に貢献。
	 1913(大正 2)チワワ州の北部軍団司令官となる。
	 1916(大正 5)アメリカ合衆国ニューメキシコ州コロンバスを
	襲撃。
	 1920(大正 9)メキシコ政府側と和解、和平協定を締結して引
	退。
	 1923(大正12)暗殺。
	 「ビヤ」,「パンチョ・ビリャ(Pancho Villa)」とも呼ぶ。
	◎メキシコの国民的英雄の一人。
びりゃくららしゅう《びりやくららしう》
	【ビリャクララ州】
	【ビリャ・クララ州】
	◇[西]Provincia de Villa Clara、[英]Villa Clara Province
	○キューバ中西部の州。南東部をサンクティスピリトゥス州
	(Provincia de Sancti Spiritus)に接し、北部をメキシコ湾に
	面する。
	 州都はサンタクララ(Santa Clara)。
	 「ビジャクララ州」,「ビヤクララ州」とも呼ぶ。
びりゃだ
	【ビリャダ】
	◇Villada
	○スペイン北部、カスティリャイレオン自治州(Comunidad 
	Autonoma de Castilla y Leon)北西部のパレンシア県(Provin-
	cia de Palencia)西部の都市。
	 北緯42.25°、西経4.97°の地。
	 「ビジャダ」とも呼ぶ。
びりやーど
	【ビリヤード】
	◇[英]billiards
	○[運]室内球技の一つ。
	 ラシャ張りの長方形の台上にいくつかの球(タマ)を置き、キュ
	ー(cue)と呼ぶ打球棒で一つの球を突き、他の球にあてたり、
	他の球をポケット(pocket)と呼ぶ穴に落として得点を争うもの。
	 「ビリアード」,「たまつき(玉突き,玉突)」,「撞球(ドウキュウ)」と
	も呼ぶ。
	 ポケット・ビリヤード(pocket billiards)は「プール(pool)」
	とも呼び、多くは賭(カ)け事に使われる。
	 参照⇒[1]きゅー(キュー)
	◎15世紀ころに英・仏両国に始まり、日本へは1850年ころにオ
	ランダ人が長崎の出島に持ち込んだとされる。
びりゃぬえば
	【ビリャヌエバ】
	◇Villanueva
	○中央アメリカ、ホンジュラス北西部のコルテス県(Departa-
	mento de Cortes)中南部の都市。
	 北緯15.31°、西経87.99°の地。
	 「ビジャヌエバ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 2001(平成13)2万7,938人。
びりやはらみつ
	【毘梨耶波羅密】
	◇[梵]virya paramita(ヴィーリヤ・パーラミター)
	○[仏]六波羅密(ロクハラミツ)の一つ。精進(ショウジン)。
	 参照⇒ろくはらみつ(六波羅密)
	◎「ヴィーリヤ」は「精進」の意味。
	 「パーラミター」は「完成・達成」の意味。
びりゃびせんしお
	【ビリャビセンシオ】
	◇Villavicencio
	○⇒びじゃびせんしお(ビジャビセンシオ)
ひりゅう
	【飛龍】
	○[歴][軍]旧日本帝国陸軍の四式重爆撃機の通称。
ひりゅう
	【飛竜】
	【飛龍】
	○[歴][軍]日本帝国海軍の航空母艦(空母)。蒼竜型の二番艦。
	◎1936. 7.(昭和11)着工。
	 1939(昭和14)竣工。基準排水量1万7,300トン、全長227,5メ
	ートル。
	 真珠湾攻撃に南雲艦隊の第二航空戦隊に属して参加。帰路、
	艦隊から分れて空母蒼竜とともにウェーク島攻撃を果たして呉
	に帰港。
	 1942. 6. 5(昭和17)ミッドウェー海戦では、炎上した空母赤
	城・加賀・蒼竜の飛行機も収容。のち被弾・誘爆し日本の駆逐
	艦の魚雷により沈没。
	 参照⇒みっどうぇーかいせん(ミッドウェー海戦),あかぎ(赤
	城)(5),そうりゅう(蒼竜,蒼龍)
	◎西洋伝説:参照⇒わいばん(ワイバン)
ひりゅうず《ひりゆうづ》
	【飛竜頭】
	◇[葡]filhos
	○(1)[食]⇒ひりょうず(飛竜頭)(1)
	○(2)[食]雁擬きの別称。
	 ⇒がんもどき(雁擬き)
びりゅちんすくせんすいかんきち
	【ビリュチンスク潜水艦基地】
	◇[英]Vilyuchinsk Submarine Base
	○[軍]ロシア連邦極東、カムチャツカ半島南部東岸のアバチャ
	湾(Avachinskaya Guba)南西部の支湾のクラシェニンニコフ湾
	([英]Krasheninnikova Cove)にある、ロシア海軍の潜水艦基地。
★ひりょう《ひれう》
	【肥料】
	◇[英]manure
	○[農]作物・草木などの植物の生育を促進(ソクシン)するため、土
	壌に施(ホドコ)す物質(養分)の総称。
	〈肥料の三大要素〉
	 窒素・リン(燐)・カリウム。
びりょうぐるま《びりやうぐるま》
	【檳榔車】
	○[古]⇒びろうげのくるま(檳榔毛の車,檳榔毛車)
びりょうげ《びりやうげ》
	【檳榔毛】
	○[古]⇒びろうげのくるま(檳榔毛の車,檳榔毛車)
びりょうげのくるま《びりやうげのくるま》
	【檳榔毛の車】
	【檳榔毛車】
	○[古]⇒びろうげのくるま(檳榔毛の車,檳榔毛車)
ひりょうず
	【飛竜子】
	◇[葡]filhos
	○[食]⇒ひりょうず(飛竜頭)
★ひりょうず《ひりようづ》
	【飛竜頭】
	◇[葡]filhos(フィーリョス)
	○(1)[食]粳米(ウルチマイ)と糯米(モチゴメ)との粉を等分に混ぜて練
	り、茹(ユ)でて油で揚げた食品。
	 「ひりゅうず(飛竜頭)」,「ひりょうず(飛竜子)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ふぃーりょす(フィーリョス)(1)
	○(2)[食]雁擬きの別称。
	 ⇒がんもどき(雁擬き)
びりょうのくるま《びりやうのくるま》
	【檳榔の車】
	○[古]⇒びろうげのくるま(檳榔毛の車,檳榔毛車)
ひりょく
	【非力】
	○⇒ひりき(非力)
びりるびん
	【ビリルビン】
	◇[英]bilirubin
	○[生化]胆汁に含まれる赤褐色の色素。
	 分子式はC33H36N4O6。
	 赤血球中のヘモグロビンや、筋肉内のミオグロビンの中にあ
	るヘムの分解産物が、血中のタンパクと結合して間接ビリルビ
	ン(indirect bilirubin )となって流れ、肝臓でグルクロン酸
	縫合を受け、胆汁の一成分の水溶性の直接ビリルビン(direct 
	bilirubin )となって、腸に排泄(ハイシュツ)される。
	 胆汁や糞便の黄褐色はこれに由来(ユライ)する。
	 また、血中ビリルビン濃度が高くなると黄疸(オウダン)になる。
	 「胆赤素」,「ヘマトイジン(haematoidin,hematoidin)」,「類血
	素」とも呼ぶ。
	◎ラテン語の「胆汁(bilis)」+「赤(ruber)」と「塩基を表す接尾辞
	(-in)」から。
	◎総ビリルビン(total bilirubin ):直接ビリルビンと間接ビ
	リルビンの和。
	 抱合型ビリルビン(conjugated bilirubin)/コレグロビン
	(choleglobin):間接ビリルビンの別称。
	 遊離型ビリルビン(free bilirubin):ビリベルジン(bili-
	verdin)還元酵素の作用を受けた抱合型ビリルビン。
	 縫合ビリルビン:の直接ビリルビンの別称。
ひーりんぐ
	【ヒーリング】
	◇[英]healing
	○(1)治療・治癒(チユ)。
	◎コンプリートヒーリング(complete healing):完治(カンチ)。
	○(2)癒し(イヤ)。
	◎動詞はヒール(heal)、名詞はヘルス(health)、形容詞はヘル
	シー(healthy)。
[1]びりんぐ
	【ビリング】
	◇[英]billing
	○(1)[経](ビラなどの)広告・宣伝。
	○(2)[劇][映](ポスター・プログラムなどに書かれた)俳優の
	序列・順位付け。
	○(3)[経]請求書作成・請求書発送。
	 参照⇒[2]びる(ビル)
[2]びりんぐ
	【ビリング】
	◇[英]billing
	○[鳥](ツノメドリ<puffin>などの)オスとメスがクチバシ(嘴)
	をこすりつけ合う求愛行動。
	 参照⇒つのめどり(ツノメドリ,角目鳥),くらったりんぐ(ク
	ラッタリング)
	◎「クチバシ(bill)」から。
びりんぐす
	【ビリングス】
	◇Billings
	○アメリカ合衆国北西部、モンタナ州(Montana State)中南部
	のイエローストーン郡(Yellowstone County)中南西部にある郡
	都。
	 北緯45.79°、西経108.54°の地。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)8万1,151人。
	 2000(平成12)9万1,693人。
ぴりんち
	【ピリンチ】
	◇[トルコ語]pirinc
	○[植](トルコ語で)イネ(稲)。
	 ⇒いね(イネ,稲)
びーりんぱきゅう《びーりんぱきう》
	【Bリンパ球】
	【B淋巴球】
	◇[英]B lymphocyte
	○[医]⇒びーさいぼう(B細胞)
びりんびん
	【ビリンビン】
	◇[マレー語]belimbing
	◇[学]Averrhoa bilimbi
	○[植]カタバミ目(Oxalidales)カタバミ科(Oxalidaceae)ゴレ
	ンシ属(Averrhoa)の熱帯常緑高木。マレーシア原産。
	 果樹として栽培され、果実は緑色の楕円形で、縦に五本の稜
	がある漿果(ショウカ)で、断面が星形をしていて「スターフルーツ
	([英]star fruit)」と呼ばれる。
	◎近縁種:⇒ごれんし(ゴレンシ,五斂子)
[1]ひる
	【ヒル】
	◇[英]hill
	○[地]丘(オカ)。
★[2]ひる
	【ヒル】
	◇James Jerome Hill(ジェームズ・ジェロルム・ヒル)
	○[人]アメリカの鉄道事業者(1838. 9.16〜1916. 5.29)。
★[3]ひる
	【ヒル】
	◇Archibald Vivian Hill
	○[人]イギリスの生理学者(1886〜1977)。
★ひる
	【ヒル】
	【蛭】
	◇[日]hiru
	○[動]有帯亜門(Clitellata)ヒル綱(Hirudinoidea)に属する環
	形動物(Annelida)の総称。
	 陸生・淡水生・海水生などがいる。
	 参照⇒ひるじん(ヒルジン)
	◎蛭に塩:怖(オジ)けるさま。
	〈亜綱(Subclass)〉
	 ヒル亜綱(Hirudinea)。
	  無吻蛭目(Arhynchobdellae)/アゴビル目(顎蛭目)(Arhy-
	nchobdellida)。
	   ヤマビル科(Haemadipsidae)。
	  吻蛭目(Rhynchobdellae)/ウオビル目。
	   エラビル科(Ozobranchidae)。
	   ウオビル科(Piscicolidae)。
	 ケビル亜綱(Acanthobdellida)。
	  毛蛭目()。
	 ヒルミミズ亜綱(Branchiobdellida)。
ひる
	【ヒル】
	【蒜】
	【葫】
	◇[日]hiru
	○[植]ノビル・ニンニク・ネギなどの総称・古称。
	 参照⇒のびる(ノビル,野蒜),にんにく(ニンニク,大蒜,蒜),
	ねぎ(ネギ,葱)
[1]びる
	【ビル】
	◇[英]building
	○[建]ビルディングの和略語。
	 ⇒びるでぃんぐ(ビルディング)(1)
[2]びる
	【ビル】
	◇[英]bill
	○(1)勘定書。
	 参照⇒[1]びりんぐ(ビリング)(3)
	○(2)手形。
	○(3)(アメリカで)紙幣。
	◎イギリスでは「ノート(note)」。
	○(4)[法]法案。
	 議会で可決・成立すると「法令(act)」になる。
[3]びる
	【ビル】
	◇[英]bill
	○(1)[鳥]クチバシ(嘴)。
	 参照⇒[2]びりんぐ(ビリング)
	○(2)クチバシ状のもの。
	○(3)[服]帽子のヒサシ(庇)。
[4]びる
	【ビル】
	◇Vire
	○フランス北西部、バス・ノルマンディー地域圏(Region Bas-
	se-Normandie)北部のカルバドス県(Departement Calvados)南
	西部にある町。
	 北緯48.86°、西経0.89°の地。
	 参照⇒ぼーどびる(ボードビル)
	〈人口〉
	 1990(平成 2)1万2,895人。
	 1999(平成11)1万3,861人。
[5]びる
	【ビル】
	◇[英]Bill
	○[人]英語圏の男性の名前ウィリアム(William)の愛称。
	 参照⇒うぃりあむ(ウィリアム,維廉)
びる
	【ビル】
	【birr】
	○[経]エチオピアの貨幣単位。
	 1ビル=100セント(cents)。
	◎アムハラ語(Amharic)の「白(brr)」から。
	◎国際的には久しくエチオピアドル(Ethiopian dollar)(ET
	D)と呼ばれていたが、1976(昭和51)国際的にもビルと改称。
びーる
	【ビール】
	◇[英]Bir
	○⇒びーど(ビード)
びーる
	【ビール】
	【麦酒】
	◇[蘭]bier、[英]beer(ビア,ビヤ)
	○[食]大麦(オオムギ)麦芽(バクガ)を原料にしてホップで風味をつ
	けたアルコール飲料。
	 隠語では「にがぎす」。
	 参照⇒ほっぷ(ホップ,忽布),らがーびーる(ラガービール,ラ
	ガー・ビール),だいさんのびーる(第三のビール,第3のビール)
	◎ドイツでは、1516(永正13)ビール純粋令により、ビールは大
	麦とホップと水のみで作ることが規定されている。
	◎ドイツ語:ビーア(Bier)。
	 フランス語:ビエール(biere)。
	 イタリア語:ビッラ(birra)。
	 トルコ語:ビラ(bira)。
	 ロシア語:ピーボ(pivo)。
	 チェコ語:ピーボ(pivo)。
	 スペイン語:セルベッサ(cerveza)。
	 中国語:(「口」偏+「卑」)酒(pijiu)。
	〈日本のビール〉
	 1812(文化 9)長崎の出島でオランダ商館長ヘンドリック・ドゥ
	ーフが日本で始めて醸造。
	 1853(嘉永 6)ころ、蘭学者川本幸民が日本人で初めて醸造。
	 1871(明治 4)日本で初めて発売される。アメリン人ウィリア
	ム・コープランド(William Copeland)が横浜市天沼にビール醸
	造所スプリング・バレー・ブルワリー(Spring Valley Brewery)
	を建て、「天沼ビアザケ」を発売。のち麒麟麦酒となる。
	 1876(明治 9)北海道開拓使が「開拓使ビール」を製造、1888
	(明治21)札幌麦酒会社となり、のち大日本麦酒会社。
	 30くらいのビール会社が乱立したが、日露戦争後にはほぼ大
	日本麦酒会社(アサヒ)・麒麟麦酒会社(キリン)・加富登麦酒会
	社(カブト)・帝国麦酒会社(サクラ)に統合、全生産の70%を占
	めた。
	 大日本麦酒会社は大倉喜八郎(大倉財閥)の創業。
	 1933〜1935(昭和 8〜昭和10)麦酒共同販売会社によるカルテ
	ル機構が確立。
	 1949(昭和24)GHQの指示により大日本麦酒会社が日本麦酒
	会社と朝日麦酒会社に分割。1964(昭和39)サントリー会社がビ
	ールにも進出。1964(昭和39)日本麦酒会社がサッポロビールと
	改称。
	 参照⇒きりんびーる(麒麟麦酒)
	◎ビール大手4社:キリンビール・サントリー・アサヒビール
	・サッポロビール。
	 ビール大手5社:キリンビール・サントリー・アサヒビール
	・サッポロビール・オリオン。
★ぴる
	【ピル】
	◇[英]pill
	○(1)丸薬。
	◎ペレット(pellet):小丸薬。
	○(2)[薬](特に)経口避妊薬。
ぴーる
	【ピール】
	◇[英]peel
	○[食]果物・野菜などの皮。
	 参照⇒ぴーらー(ピーラー)(1)
	◎ベーコンなどの硬い皮は「ラインド(rind)」、バナナ・タマネ
	ギ・ソーセージなど手ではぐことができる皮では「スキン(skin)」
	と呼ぶ。
	 パンの耳やパイの皮は「クラスト(crust)」。
ひるいし
	【蛭石】
	◇[英]Vermiculite
	○[鉱]⇒ばーみきゅらいと(バーミキュライト)
★ひるがお《ひるがほ》
	【ヒルガオ】
	【昼顔】
	◇[学]Calystegia japonica
	○[植]ナス目(Solanales)ヒルガオ科(Convolvulaceae)ヒルガ
	オ属(Calystegia)の多年草。
ひるがたけ
	【蛭ヶ岳】
	◇[日]Hirugatake/Hiru ga Take
	○[地]神奈川県西部、相模原市(サガミハラシ)と足柄上郡(アシガラカミグ
	ン)山北町(ヤマキタマチ)の境にある丹沢山地の山。標高1,673メート
	ル。
	 南東に丹沢山(タンザワサン)がある。
	 参照⇒たんざわさんち(丹沢山地),ふどうのみね(不動ノ峰)
	◎相模原市の西部:旧住所は津久井郡(ツクイグン)津久井町(ツクイマチ)。
★[1]びるかばんば
	【ビルカバンバ】
	◇Vilcabamba(聖なる谷)
	○[歴]1539(天文 8)マンコ・インカ(Manco Inca)(1516〜1544)
	によって建設されたインカ帝国の都市。
	 ペルー中南部のクスコ(Cuzco)から西方約130キロメートルの
	地。
	◎1911(明治44)ビンガム(Hiram Bingham)(1875.11.19〜1956.
	 6. 6)により発見。
★[2]びるかばんば
	【ビルカバンバ】
	◇Vilcabamba(聖なる谷)
	○エクアドル南西端、ロハ州(Provincia de Loja)の村。
ひるかわむら《ひるかはむら》
	【蛭川村】
	◇[日]Hirukawa Mura
	○[古]岐阜県東部にあった、恵那郡(エナグン)の村。
	◎2005. 2.13(平成17)中津川市(ナカツガワシ)に編入。
びるがんじ
	【ビルガンジ】
	◇Birganj
	○ネパール中南部、ナラヤニ地方(Narayani Zone)中南部、パ
	ルサ地区(Parsa District)の中心地。
	 北緯27.02°、東経84.87°の地。
	 インドとの国境近くの湿潤なタライ地帯(Tarai Region)に位
	置する。
	 「ビールガンジ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1981(昭和56) 4万3,642人。
	 1991(平成 3) 6万9,000人。
	 2001(平成13)11万2,000人。
	 2004(平成16)11万9,900人。
びーるがんじ
	【ビールガンジ】
	◇Birganj
	○⇒びるがんじ(ビルガンジ)
びるかんほう《びるくわんはふ》
	【ビル管法】
	○[俗][法]建築物における衛生的環境の確保に関する法律の略
	称。
	◎2002.10. 8(平成14)ビル管法施行令を改正し、シックハウス
	症候群の原因物質ホルムアルデヒドの室内における量の法的な
	基準を設定。施行は2003. 4.(平成15)から。
★ひるぎ
	【ヒルギ】
	【蛭木】
	【漂木】
	◇[学]Rhizophoraceae
	○[植]キントラノオ目(Malpighiales)ヒルギ科(Rhizophorace-
	ae)の常緑樹の総称。
	 オヒルギ・メヒルギ・オオバヒルギ・ヤエヤマヒルギなど。
	 耐塩性で、熱帯海岸湿地のマングローブを形成する。
	 参照⇒おひるぎ(オヒルギ,雄蛭木,紅樹),めひるぎ(メヒルギ,
	雌蛭木),まんぐろーぶ(マングローブ)
びるきす
	【ビルキス】
	◇Bilqis
	○[人]⇒しばのじょおう(シバの女王)
ぴるぐりむ
	【ピルグリム】
	◇[英]pilgrim
	○(1)巡礼者・霊場参拝者・お遍路さん。
	○(2)放浪者・旅人。
	○(3)(Pilgrim)ピルグリム・ファーザーズ(the Pilgrim Fa-
	thers)の一人。
	 参照⇒ぴるぐりむふぁーざーず(ピルグリム・ファーザーズ)
ぴるぐりむふぁーざーず
	【ピルグリム・ファーザーズ】
	◇[英]the Pilgrim Fathers
	○[歴]新大陸アメリカに植民地ニューイングランドを建設した
	イギリス清教徒(分離派ピューリタン)の一団。
	 スチュアート朝(House of Stuart)の国王を首長とするイギ
	リス国教会(the Church of England)の宗教的圧迫を逃れ、信
	仰の自由を求めて、1620(元和 6)ブラッドフォード(William 
	Bradford)ら清教徒102人がメイフラワー号(the Mayflower)で
	プリマス(Plymouth)を出航。
	 北アメリカ北東端のケープコッド(Cape Cod)沖に到達、民主
	的な新社会の建設を誓約した「メイフラワー契約(Mayflower 
	Compact)」を結んで上陸。この地をプリマスと命名し植民地の
	建設に努め、冬季の寒さと病気のにより半数以上を失うなど
	の困難に打ち勝ち、植民地の基礎を築いた。
	 「巡礼者父祖」,「巡礼父祖」,「巡礼始祖」とも呼ぶ。
	 参照⇒めいふらわーごう(メイフラワー号)
	◎入植者102人の約半数は、イギリス本国で集められた信仰に
	関係のない労働者も加わっていた。
びるくりんとん
	【ビル・クリントン】
	◇Bill Clinton
	○[人]⇒[2]くりんとん(クリントン)
ひるげ
	【昼餉】
	【昼食】
	○昼にとる食事。
	 「昼飯(ヒルメシ)」,「昼食(チュウショク)」,「ちゅうじき(昼食,中食)」と
	も呼ぶ。
ぴるけ
	【ピルケ】
	◇Clemens Peter von Pirquet(クレメンス・フォン・ピルケ)
	○[人]⇒ぴるけー(ピルケー)
ぴるけー
	【ピルケー】
	◇Clemens Peter von Pirquet(クレメンス・フォン・ピルケー)
	○[人]オーストリアの小児科医(1874. 5.12〜1929. 2.28)。男
	爵。
	 1906(明治39)アレルギー学説を提唱。
	 1907(明治40)結核のピルケー反応を発見。
	 「ピルケ」とも呼ぶ。
	 参照⇒あれるぎー(アレルギー)(1)
びるげいつ
	【ビル・ゲイツ】
	◇Bill Gates/William Henry III Gates
	○[人]アメリカの経営者(1955.10.28〜)。
	 1976(昭和51)マイクロソフト社を創業。
	◎ビル(Bill)はウィリアム(William)の愛称。
★びるけなうきょうせいしゅうようじょ
	《びるけなうきやうせいしうようじよ》
	【ビルケナウ強制収容所】
	◇[英]Birkenau concentration camp
	○[歴]第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの占領下にあったポ
	ーランド南部の都市オシベンチム(ドイツ名アウシュビッツ)西
	郊の強制収容所。
	 アウシュビッツ強制収容所が手狭になって、1941(昭和16)建
	設開始。
	 参照⇒あうしゅびっつきょうせいしゅうようじょ(アウシュ
	ビッツ強制収容所)
	◎ビルケナウはドイツ語名で、ポーランド語名はブジェジンカ
	(Brzezinka)。
びーるけん
	【ビール県】
	◇[英]Bir District
	○⇒びーどけん(ビード県)
ひるこ
	【蛭子】
	【水蛭子】
	◇[日]Hiru Ko
	○(1)(hiru ko)手足が未発達で生れた新生児。
	 「ひるのこ(蛭の子)」とも呼ぶ。
	◎「(手足のない)ヒル(蛭)の子のようだ」の意味。
	○(2)[日本神話]イザナギノミコト(伊弉諾命)とイザナミノミ
	コト(伊弉冉命)二神の間に生れた最初に御子。
	 三年たっても足が立てず、葦舟(アシブネ)に乗せて流し棄(ス)て
	たという。
	 「ひるのこ(蛭の子)」とも呼ぶ。
	○(3)[日本神話]イザナギノミコト(伊弉諾命)とイザナミノミ
	コト(伊弉冉命)二神の間に生れた三番目の御子。
	 中世以降、「えびす(恵比須,蛭子)」として尊崇された。
	 「ひるのこ(蛭の子)」とも呼ぶ。とも呼ぶ。
	 参照⇒えびす(恵比須,恵比寿,蛭子,夷,戎)
	◎二番目の御子は日の神(天照大神)。
	 参照⇒あまてらすおおみかみ(アマテラスオオミカミ,天照大
	神,天照大御神)
びるこめん
	【ピルコメン】
	◇[独]Willkommen(ヴィルコメン)、[英]welcome
	○(ドイツ語で)歓迎・ようこそ(歓迎の言葉)。
	◎ピルコメン・イン・マイネム・ハオス(Willkommen in mei-
	nem Haus!):我が家へようこそ。
びーるさふぁーじゃ
	【ビール・サファージャ】
	◇Bur Safajah
	○⇒さふぁじゃ(サファジャ)
びるじ
	【ビルジ】
	◇[英]bilge
	○(1)[海]船底湾曲部。
	 参照⇒びるじきーる(ビルジキール)
	○(2)[海]船底に自然にたまる油分を含んだ汚水。あか(淦)。
びるじきーる
	【ビルジキール】
	◇[英]bilge keel
	○[海]船体の横揺れを減殺するため、船底湾曲部(ビルジ)に沿っ
	て船首から船尾へ走る、船底に対し直角に突出させた板。
	 「湾曲部竜骨」とも呼ぶ。
	 参照⇒びるじ(ビルジ),ばるじ(バルジ)
びるしゃな
	【毘盧遮那】
	○[仏]「毘盧遮那仏」の略称。
	 参照⇒るしゃなぶつ(盧舎那仏)
びるしゃなきょう《びるしやなきやう》
	【毘盧遮那経】
	○[仏]『大日経』の別称。
	 ⇒だいにちきょう(大日経)
びるしゃなにょらい
	【毘盧遮那如来】
	○[仏]「毘盧遮那仏」の別称。
	 参照⇒るしゃなぶつ(盧舎那仏)
びるしゃなぶつ
	【毘盧遮那仏】
	◇[梵]vairocana
	○[仏]『新訳華厳経』の本尊。
	 『旧訳華厳経』では「盧舎那仏(ルシャナブツ)」と呼ぶ。
	 参照⇒るしゃなぶつ(盧舎那仏)
	◎梵語の「ヴァイローチャナ(vairocana)」の音写語で、「太陽」
	の意味。「大日」,「遍照」,「光明遍照」と漢訳される。
ひるじん
	【ヒルジン】
	◇[英]hirudine/hirudin
	○[生化]吸血性ヒルの唾液腺から分泌される物質。
	 血液凝固を抑制する作用のあるポリペプチド。
	 抗原性があり、アナフィラキシーショックの頻度が高い。
	 参照⇒へぱりん(ヘパリン)
びーるす
	【ビールス】
	◇[独]Virus
	○[医]⇒ういるす(ウイルス)
★ぴるす
	【ピルス】
	◇Pyrrhus
	○[人]古代ギリシアの王(BC. 318?〜BC. 272)。
ひるずでーる
	【ヒルズデール】
	◇Hillsdale
	○(1)(Hillsdale County)⇒ひるずでーるぐん(ヒルズデール郡)
	○(2)アメリカ合衆国中北部、ミシガン州(Michigan State)南
	端のヒルズデール郡中央部にある郡都。
	◎2005.11. 8(平成17)市長選で18歳の高校生マイケル・セッショ
	ンズ(Michael Sessions)が初当選。
ひるずでーるぐん
	【ヒルズデール郡】
	◇[英]Hillsdale County
	○アメリカ合衆国中北部、ミシガン州(Michigan State)南端の
	郡。南部をオハイオ州、南西端をインディアナ州に隣接。
	 郡都はヒルズデール。
ぴるすなー
	【ピルスナー】
	◇[英]Pilsner/pilsner/Pilsener/pilsener
	○(1)[食]⇒ぴるぜんびーる(ピルゼンビール,ピルゼン・ビー
	ル)
	○(2)細長く裾(スソ)がすぼまり、底は広がっているビール用グ
	ラス。
	 「ピルスナーグラス(glass)」とも呼ぶ。
ぴるすなーぐらす
	【ピルスナーグラス】
	【ピルスナー・グラス】
	◇[英]Pilsner glass/pilsner glass/Pilsener glass/pil-
	sener glass
	○⇒ぴるすなー(ピルスナー)(2)
ぴるすなーびーる
	【ピルスナービール】
	【ピルスナー・ビール】
	◇[英]Pilsner beer/pilsner beer/Pilsener/pilsener 
	beer
	○[食]⇒ぴるぜんびーる(ピルゼンビール,ピルゼン・ビール)
ひるずばーぐぐん
	【ヒルズバーグ郡】
	◇[英]Hillsborough County
	○(1)アメリカ合衆国北東部、ニューハンプシャー州(New Hamp-
	shire State)南部の郡。
	 郡都はナシュア(Nashua)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)27万6,341人。
	 1990(平成 2)33万6,073人。
	 2000(平成12)38万0,841人。
	 2005(平成17)40万1,291人。
	○(2)アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)のフ
	ロリダ半島西部の郡。北西部をパイネラス郡(Pinellas County)
	に接する。
	 郡都はタンパ(Tampa)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55) 64万0,537人。
	 1990(平成 2) 83万4,054人。
	 2000(平成12) 99万8,948人。
	 2005(平成17)113万2,152人。
ひるずぼろ
	【ヒルズボロ】
	◇Hillsboro
	○アメリカ合衆国北西部、オレゴン州(Oregon State)北西部の
	ワシントン郡(Washington County)南部にある郡都。
ひるずぼろー
	【ヒルズボロー】
	◇Hillsborough
	○アメリカ合衆国東部、ノースカロライナ州(North Carolina 
	State)北部のオレンジ郡(Orange County)中央部にある郡都。
ひるぜん
	【蒜山】
	◇[日]Hiru Zen
	○[地]鳥取県と岡山県の境、大山(ダイセン)の南東方にある大山
	火山群の火山。「蒜山三座」と呼ばれる、上蒜山(1,202メートル)
	・中蒜山(1,125メートル)・下蒜山(1,100メートル)から成るト
	ロイデ型火山。
	 南麓に火山灰土の黒ぼく土から成る広大な蒜山原(ヒルゼンバル)
	が広がる。
	 大山隠岐国立公園に含まれる。
	 参照⇒くろぼくど(黒ぼく土)
ぴるぜん
	【ピルゼン】
	◇[独]Pilsen
	○チェコの都市プルゼニュ(Plzen)のドイツ語名。
	 ⇒ぷるぜにゅ(プルゼニュ)
ぴるぜんびーる
	【ピルゼンビール】
	【ピルゼン・ビール】
	◇[独]Pilsen Bier
	○[食]チェコの都市プルゼニュ(Plzen)で産する、ホップの効
	いた色の薄いラガービール。
	 「ピルスナー([英]Pilsner,pilsner,Pilsener,pilsener)」,
	「ピルスナービール(beer)」とも呼ぶ。
ぴるぢんぐ
	【ビルヂング】
	◇[英]building
	○[建]⇒びるでぃんぐ(ビルディング)(1)
びるつぃっひ
	【ビルツィッヒ】
	◇[独]wuerzig(ヴィルツィヒ)/wurzig、[英]spicy
	○(イタリア語で)(味が)辛(カラ)い、ピリッとした。
	 ⇒すぱいしー(スパイシー)
ひるつかた
	【昼つ方】
	○[古]昼ころ。昼時分。
	◎「つ」は古い連体格助詞。
びるでぃんぐ《びるぢんぐ》
	【ビルディング】
	◇[英]building
	○(1)[建]鉄筋コンクリート造りの高層建築物。
	 「ビルヂング」とも、和略語で「ビル」とも呼ぶ。
	◎日本では事務所向けの高層建築物(office building)に使用
	し、住宅向けは「マンション(mansion)」と呼ぶことが多い。
	 中国語では「大厦(dasha)」。
	○(2)[建](英語で)建築・建築術。建築業。
ひるですはいむ
	【ヒルデスハイム】
	◇Hildesheim
	○ドイツ北西部、ニーダーザクセン州(Bundesland Niedersach-
	sen)中南部の古都。
	 北緯52.16°、東経の9.95°地。
	 バラの都市として知られる。
	〈人口〉
	 1970(昭和45) 9万4,800人。
	 1990(平成 2)10万5,291人(推計)。
	 2002(平成14)10万3,717人(推計)。
	◎1985(昭和60)ザンクト・マリア大聖堂とザンクト・ミハエル
	聖堂、世界文化遺産に登録。
ひるでーる
	【ヒルデール】
	◇Hildale
	○アメリカ合衆国西部、ユタ州(Utah State)南西端のワシント
	ン郡(Washington County)南東端にある町。南部をアリゾナ州
	(Arizona State)モハーベ郡(Mohave County)の町コロラドシティ
	ー(Colorado City)に隣接。
	 北緯37.01°、西経112.97°の地。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)1,325人。
びるでんわ
	【ビル電話】
	○[通]多数の電話がある事業所などで、外部から直通でかけら
	れる電話。また、その電話設備。
	 内線電話にも使用できる。
	 参照⇒だいやるいん(ダイヤルイン)
ひると
	【ヒルト】
	◇[英]hilt
	○刀剣・短剣などの柄(ツカ)。
	 ガード(guard)(鐔<ツバ>)・グリップ(grip)(握り)・ポンメル
	(pommel)(柄頭)から成る。
	 「ハフト([英]haft)」とも呼ぶ。
	◎バスケットヒルト(basket hilt):⇒ばすけっとひると(バス
	ケットヒルト,バスケット・ヒルト)
びると
	【ビルト】
	◇[独]Bold
	○(1)(ドイツ語で)絵・絵画。画像・写真。
	 参照⇒びるとにす(ビルトニス)
	○(2)[通]ビルトツァイトゥング(Bild-Zeitung)の略称。
	 ⇒びるとつぁいとぅんぐ(ビルトツァイトゥング)
びるどあっぷ
	【ビルド・アップ】
	◇[英]build up
	○(兵力・体力・産業などの)増強・強化・蓄積。
	 ⇔びるどだうん(ビルド・ダウン)
びるどだうん
	【ビルド・ダウン】
	◇[英]build down
	○[軍]新しい兵器を一つ導入するたびに、従来配備していた兵
	器を一つ廃棄する方式。
	 ⇔びるどあっぷ(ビルド・アップ)
ぴるとだうんじん
	【ピルトダウン人】
	◇[英]Piltdown man
	○イギリスのサセックス州ピルトダウンで発見されたとする贋
	(ニセ)の原人化石。
	 イギリスの弁護士でアマチュア地質学者ドーソン(C.Dawson)
	(1864〜1916)が、1911(明治44)礫層(レキソウ)中から人間に近い下
	顎骨と頭骨の一部を発掘したと報告。
	 ロンドンの自然史博物館地質部長ウッドウォードが有史前の
	化石人類と推定し、エオアントロプス(Eoanthropus dawsoni)
	(あけぼの人,曙人)と命名。真偽をめぐり論争が続く。
	 1953(昭和28)フッ素法による年代測定により、頭骨は5千〜
	1万年前の現代人(ネアンデルタール人)、下顎骨は類人猿(オ
	ランウータン)の骨で、薬品で処理し加工した発見者による贋
	作(ガンサク)と判明。
	 参照⇒ふっそほう(フッ素法,弗素法)
	◎科学史上最大の詐欺事件といわれている。
びるとつぁいとぅんぐ
	【ビルトツァイトゥング】
	◇[独]Bild-Zeitung
	○[通]ドイツ最大の写真新聞。
	 日曜と祝祭日を除く日刊紙。
	 販売部数400万部。
	 単に「ビルト」とも呼ぶ。
	◎1952(昭和27)創刊。
	 1984(昭和59)1面に女性ヌードの掲載を開始。
	 2012. 3. 9(平成24)1面の女性ヌードの最終掲載。のち3面
	に移行。
びるとにす
	【ビルトニス】
	◇[独]Bildnis
	○(ドイツ語で)肖像・肖像画。
	 参照⇒びると(ビルト)(1)
びるとぶれーと
	【ビルトブレート】
	◇[独]Wildbret(ヴィルトブレート)
	○⇒じびえ(ジビエ)
ひるとん
	【ヒルトン】
	◇James Hilton
	○[人]イギリスの小説家(1900. 9. 9〜1954.12.20)。
	 1935(昭和10)からアメリカに居住。
	 作品は1933(昭和 8)『失われた地平線(Lost Horizon)』・
	1934(昭和 9)『チップス先生、さようなら(Goodbye,Mr.Chips)』
	など。
ひるとんほてる
	【ヒルトン・ホテル】
	◇[英]Hilton Hotels Corporation
	○[経]アメリカ合衆国の高級ホテルチェーン。
	 本社カリフォルニア州。
	◎1919(大正 8)ヒルトン(Conrad Hilton)が設立。
ひるね
	【昼寝】
	○昼間や午後に少しの間、眠ること。
	 「午睡(ゴスイ)」,「華胥(カショ)」,「華胥の夢」とも呼ぶ。
	 参照⇒しえすた(シエスタ),かしょ(華胥)
	◎夏の季語。
ひるのこ
	【蛭の子】
	◇[日]Hiru no Ko
	○[日本神話]⇒ひるこ(蛭子,水蛭子)
びるは
	【ビルハ】
	◇Bilhah
	○[聖]イスラエル民族12部族の祖ヤコブ(Jacob)の妻の一人ラ
	ケル(Rachel)の召し使い。
	 ヤコブの五男ダン(Dan)・六男ナフタリ(Naphtali)の母。
	 参照⇒じゅうにぶぞく(十二部族)
びるばお
	【ビルバオ】
	◇Bilbao
	○スペイン北部、バスク自治州(Comunidad Autonoma del Pais 
	Vasco)北西部のビスカヤ県(Provincia de Vizcaya)の県都。
びるびーむけん
	【ビルブーム県】
	◇[英]Birbhum District
	○インド東部、ウエストベンガル州(West Bengal State)西部
	の県。州都コルカタ(Kolkata)の北北西に位置し、西部をビハ
	ール州(Bihar State)に隣接。
	 県都はスリー(Suri)。
★ぴるびんさん
	【ピルビン酸】
	◇[英]pyruvic acid
	○[生化]生物の体内に広く存在し、基本的な代謝に関与する有
	機酸の一種。分子式はCH3COCOOH。
	 生体内でブドウ糖が分解(燃焼)してエネルギーに変わる物質
	交代過程で生じる中間物質。
	 焦がした醤油(ショウユ)に似た臭いかある液体で、水に溶ける。
	 生体内でビタミンB1により分解されるが、ビタミンB1不
	足によって濃度が高くなると有害でカッケ(脚気)になる。
	 「しょうせいぶどうさん(焦性ブドウ酸,焦性葡萄酸)」とも呼
	ぶ。
	 化学的には酒石酸と硫酸水素カリウムとを混合し、乾留して
	得られる。
	 参照⇒とりかるぼんさんかいろ(トリカルボン酸回路).かっ
	け(脚気),びたみんびーいち(ビタミンB1)
	◎ラテン語の「火の(pyr-)ブドウ(uva)」から。
★ひるべると
	【ヒルベルト】
	◇David Hilbert(ダビット・ヒルベルト)
	○[人]ドイツの数学者(1862〜1943)。
[1]びるぼけ
	【ビルボケ】
	◇[フ]billeboquet
	○けん玉。
	 ⇒けんだま(けん玉,剣玉,拳玉)
[2]びるぼけ
	【ビルボケ】
	◇[英]bilboquet
	○けん玉。
	 ⇒けんだま(けん玉,剣玉,拳玉)
[1]びるま
	【ビルマ】
	◇Bilma
	○ニジェール北東部、アガデズ県(Departement Agadez)中南東
	部にある町。テネレ砂漠(Tenere Desert)中西部のオアシス。
[2]びるま
	【ビルマ】
	◇[チェコ語]Vilma(ヴィルマ)
	○[人]チェコの女性名。
★びるま
	【ビルマ】
	【緬甸】
	◇Burma
	○国名。現在のミャンマー。
	◎1886(明治19)インド帝国に併合。
	 1937(昭和12)ビルマが総督の準自治領としてインドより分離。
	 1989. 6.18(平成元)ビルマからミャンマー連邦([英]the Un-
	ion of Myanmar)に改名。
	◎ビルマ独立の父はアウン・サン将軍。
	 将軍の率いるビルマ独立義勇軍は、日本軍とともにイギリス
	軍を駆逐し、1942. 3. 8(昭和17)ラングーンに入る。日本はビ
	ルマに軍政を敷き、1943. 8. 1(昭和18)ビルマ共和国を承認し
	バー・モウ長官を国家主席に就任させ独立を宣言。ただちに英
	米に宣戦布告し、日本と同盟条約を結ぶ。
	 のちアウン・サン将軍はイギリス軍と連絡を取り合い、1945.
	 3.27(昭和20)反日闘争に立ち上がる。
	 第二次世界大戦後、イギリス領に戻るが、1948(昭和23)ビル
	マ連邦社会主義国として独立。
	 参考⇒みなみきかん(南機関)
	〈日本軍司令官〉
	 飯田祥二郎(ショウジロウ)。
	 河辺正三。
	 木村兵太郎(ヘイタロウ)。
びるませんそう《びるませんさう》
	【ビルマ戦争】
	◇[英]Anglo-Burmese Wars
	○[歴]⇒いぎりすびるませんそう(イギリス・ビルマ戦争)
びるまのたてごと
	【ビルマの竪琴】
	○(1)[文]竹山道雄(1903〜1984)の戦争小説。
	 第二次世界大戦末期のビルマ戦線で、日本兵の遺骨埋葬のた
	め現地人僧侶となって残った水島上等兵と、収容所に入った部
	隊との音楽による交流を描いたもの。
	◎1947. 3.〜1948. 2.(昭和22〜昭和23)「赤とんぼ」に連載。
	 1948.10.(昭和23)刊行。
	○(2)[映]市川崑(コン)監督の戦争映画。
	 出演:三国連太郎・安井昌二ら。
	◎1956. 1.21(昭和31)第一部、公開。
	 1956. 2.12(昭和31)第二部、公開。
	○(3)[映]市川崑監督による(2)のリメーク作品。
	 出演:石坂浩二・中井貴一ら。
	◎1985. 7.20(昭和60)公開。
びるまれんぽうこくみんれんごうせいふ
	《ぴるまれんぱうこくみんれんがふせいふ》
	【ビルマ連邦国民連合政府】
	◇[英]National Coalition Government of the Union of Bur-
	ma
	○ビルマ(ミャンマー)の亡命政権。
	 事務所はワシントンDC(Washington,DC)。
	 反軍政を掲げて国外で政治活動をしている。
	 略称は「NCGUB」。
	◎1990.12.18(平成 2)樹立を宣言。
	 1993(平成 5)ワシントンDCに事務所を設置。
ひるめし
	【昼飯】
	○昼にとる食事。
	 「昼食(チュウショク)」,「ちゅうじき(昼食,中食)」,「ひるげ(昼餉,昼
	食)」,「ランチ([英]lunch)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ちゅうじき(中食),なかしょく(中食)
びるんがかざんぐん《びるんがくわざんぐん》
	【ビルンガ火山群】
	◇[英]Virunga Volcanic Range
	○[地]アフリカ中央部、コンゴ民主共和国(ザイール)北東部か
	らウガンダ・ルワンダにひろがる火山郡。
	 「ヴィルンガ火山郡」,「ビルンガ山脈(Virunga Mountains)」,
	「ヴィルンガ山脈」とも呼ぶ。
	 参照⇒みつんばさんみゃく(ミツンバ山脈)
びるんがさんみゃく
	【ビルンガ山脈】
	◇[英]Virunga Mountains
	○[地]⇒びるんがかざんぐん(ビルンガ火山群)
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