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百 科 辞 書 《ひらら》 編集:獨 澄旻
-------- ひらら ------------------------------------------------
ひららし
【平良市】
◇[日]Hirara Shi
○沖縄県南西部、宮古島(ミヤコジマ)北部の市。宮古諸島の中心都
市。
サトウキビの栽培が盛ん。
◎1947(昭和22)市制。
ひらりー
【ヒラリー】
◇Sir Edmund Percival Hillary(エドムンド・ヒラリー)
○[人]ニュージーランドの登山家(1919〜2008. 1.11)。オーク
ランド生れ。
イギリスの第七次エベレスト登山隊(隊長ハント)に参加し、
1953. 5.29(昭和28)ネパール人シェルパのテンジン・ノルゲー
(Tenzing Norgay)とともにエベレストに初登頂。
1963(昭和38)からネパールで道路・学校建設など社会事業に
活躍。
参照⇒[1]えべれすと(エベレスト)
ひらりーくりんとん
【ヒラリー・クリントン】
◇Hillary Rodham Clinton(ヒラリー・クリントン)
○[人]⇒[3]くりんとん(クリントン)
★ぴらるくー
【ピラルクー】
◇pirarucu
○[魚]オステオグロッサム目の、世界最大の淡水魚。全長3メ
ートルくらい。
南米北部のアマゾン川・オリノコ川流域に生息する。
ひらるどと
【ヒラルドト】
◇[西]Girardot
○コロンビア中央部、クンディナマルカ県(Departamento de
Cundinamarca)南西の町。首都サンタ・フェ・デ・ボゴタ
(Santa Fe de Bogota)の南西約100キロメートル。
「ジラルドト」とも呼ぶ。
ぴらーれす
【ピラーレス】
◇[英]pillarless(柱のない)/pillar-less
○[交]4ドア式などの乗用車で、ドアが観音開きになっていて、
ドアとドアの間に支柱がないもの。
ひらーんしゅう《ひらーんしう》
【ヒラーン州】
◇gobolka Hiraan、[英]Hiraan Region
○ソマリア中南西部の州。
州都はベレットウェン(Beledweyne)。
びらんば
【毘藍婆】
○[仏]十羅刹女の一神。
⇒じゅうらせつにょ(十羅刹女)
[1]びりー
【ビリー】
◇[英]billy
○棍棒・警棒。
[2]びりー
【ビリー】
◇[英]billy
○(キャンプで使用するブリキ製の)湯沸し・ポット(billypot)
・なべ。
[3]びりー
【ビリー】
◇[英]billy
○[幼児語]ビリーゴート(billy goat)の略称。
⇒びりーごーと(ビリーゴート)
[4]びりー
【ビリー】
◇[英]Billy
○[人]英語圏の男性の名前ウィリアム(William)の愛称。
参照⇒うぃりあむ(ウィリアム,維廉),びりけん(ビリケン)(1)
[5]びりー
【ビリー】
◇[英]Billie
○(1)[人]英語圏の男性の名前ウィリアム(William)の愛称。
参照⇒うぃりあむ(ウィリアム,維廉),びりけん(ビリケン)(1)
○(2)[人]英語圏の女性の名前。
ぴり
【ピリ】
◇[ペルシア語]peri
○[ペルシア神話]妖精。
ゾロアスター教などでは意地悪い鬼神と考えられていたが、
のちに美しく優しい妖精となる。
参照⇒ふぇありー(フェアリー)(1),[1]じん(ジン)
びりあーど
【ビリアード】
◇[英]billiards
○[運]⇒びりやーど(ビリヤード)
びりえどりらだん
【ビリエ・ド・リラダン】
◇Philippe Auguste Mathias de Villiers de L'Isle-Adam(フィ
リップ・オーギュスト・マチア・ド・ビリエ・ド・リラダン)
○[人]⇒りらだん(リラダン)
★ぴりおど
【ピリオド】
◇[英]period
○(1)[言]欧文の句読点(クトウテン)の一つ(.)。
文の末尾を示す符号。
「終止符(シュウシフ)」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)物事の決着。
「終止符(シュウシフ)」とも呼ぶ。
◎ピリオド(終止符)を打つ
○(3)期間・時期・時代。
○(4)(発達過程などの)段階・期。
○(5)[天]周期。
○(6)[地]地質時代の区分単位の「紀(キ)」。
代(era)の下位区分、世(セイ)の上位区分。
○(7)[楽]楽節。
ぴりおんさん
【ピリオン山】
◇[英]Mount Pilion
○[地]⇒ぺりおんさん(ペリオン山)
ひりき
【非力】
○(1)(筋肉に)力のないこと。力が弱いこと。
「ひりょく(非力)」とも呼ぶ。
○(2)能力・実力がないこと。
「ひりょく(非力)」とも呼ぶ。
◎自分の力量の謙譲語として使われることが多い。
びりけん
【ビリケン】
◇[米]Billiken
○(1)福の神の偶像。
頭がとがり眉(マユ)が釣(ツ)り上がった異様な顔形の裸像で、
仏像の光背(後光)のようなものがついている。
1908(明治41)アメリカの女性美術家プレッツ(Florence Pretz)
が夢に見た神の姿をモデルにして像を作り、展覧会に出品した
ことに始まるといわれる。
幸運を招くとして世界的に流行し、日本には明治末に輸入さ
れ、大正から昭和にかけて招き猫を圧倒する人気を得た。
戦時中は敵国生れの神として冷遇。
現在は大阪の通天閣にあるものが有名。
参照⇒つうてんかく(通天閣),かのうふくすけ(叶福助),まね
きねこ(招き猫)
◎タフト(William H.Taft)大統領(在任:1909〜1913)の愛称ビ
リー(Billie)に由来するといわれている。
参照⇒[1]たふと(タフト)
○(2)(転じて)頭のとがった人。
◎ビリケン頭
◎非立憲(ビリケン)内閣:⇒てらうち まさたけ(寺内 正毅)
びりーごーと
【ビリーゴート】
◇[英]billy goat
○[幼児語](英語で)雄ヤギ。
単に「ビリー」とも呼ぶ。
参照⇒やぎ(ヤギ,山羊.野羊)
びりーざきっど
【ビリー・ザキッド】
◇[英]Billy the Kid
○[人]アメリカ西部開拓時代の伝説的なガンマン(1859〜1881.
7.14)。本名はウィリアム・ボニー(William H. Bonney)。
21歳で射殺されるまでに21人を殺したといわれる無法者。
◎「ビリー」は「ウィリアム」の愛称。
びりちばみりん
【ビリチバミリン】
◇Biritiba-Mirim
○南アメリカ、ブラジル南部のサンパウロ州(Estado de Sao
Paulo)南東部の町。
〈人口〉
1991(平成 3)1万4,759人(9月1日現在)。
2000(平成12)2万0,778人(8月1日現在)。
ぴりどきしん
【ピリドキシン】
◇pyridoxine
○[生化]⇒びたみんびーろく(ビタミンB6)
ぴりどくしん
【ピリドクシン】
◇pyridoxine
○[生化]⇒びたみんびーろく(ビタミンB6)
びりにゅす
【ビリニュス】
◇Vilnius
○ヨーロッパ北東部、リトアニアの首都。
「ヴィリニュス」,「ビーリニュス」とも呼ぶ。
◎旧首都はカウナス(Kaunas)。
びーりにゅす
【ビーリニュス】
◇Vilnius
○⇒びりにゅす(ビリニュス)
ぴりぽ
【ピリポ】
◇[英]Saint Philip/St.Philip
○[宗]⇒ふぃりぽ(フィリポ)
びりゃ
【ビリャ】
◇Francisco Villa
○[人]メキシコの革命家(1878. 6. 5〜1923. 7.23)。本名はホ
セ・ドロテオ・アランゴ・アランブラ(Jose Doroteo Arango
Arambula)。ドゥランゴ州(estado de Durang)出身。
1910(明治43)メキシコ革命勃発と同時に革命軍に加わり、
1911(明治44)徒党を率いて勝利に貢献。
1913(大正 2)チワワ州の北部軍団司令官となる。
1916(大正 5)アメリカ合衆国ニューメキシコ州コロンバスを
襲撃。
1920(大正 9)メキシコ政府側と和解、和平協定を締結して引
退。
1923(大正12)暗殺。
「ビヤ」,「パンチョ・ビリャ(Pancho Villa)」とも呼ぶ。
◎メキシコの国民的英雄の一人。
びりゃくららしゅう《びりやくららしう》
【ビリャクララ州】
【ビリャ・クララ州】
◇[西]Provincia de Villa Clara、[英]Villa Clara Province
○キューバ中西部の州。南東部をサンクティスピリトゥス州
(Provincia de Sancti Spiritus)に接し、北部をメキシコ湾に
面する。
州都はサンタクララ(Santa Clara)。
「ビジャクララ州」,「ビヤクララ州」とも呼ぶ。
びりゃだ
【ビリャダ】
◇Villada
○スペイン北部、カスティリャイレオン自治州(Comunidad
Autonoma de Castilla y Leon)北西部のパレンシア県(Provin-
cia de Palencia)西部の都市。
北緯42.25°、西経4.97°の地。
「ビジャダ」とも呼ぶ。
びりやーど
【ビリヤード】
◇[英]billiards
○[運]室内球技の一つ。
ラシャ張りの長方形の台上にいくつかの球(タマ)を置き、キュ
ー(cue)と呼ぶ打球棒で一つの球を突き、他の球にあてたり、
他の球をポケット(pocket)と呼ぶ穴に落として得点を争うもの。
「ビリアード」,「たまつき(玉突き,玉突)」,「撞球(ドウキュウ)」と
も呼ぶ。
ポケット・ビリヤード(pocket billiards)は「プール(pool)」
とも呼び、多くは賭(カ)け事に使われる。
参照⇒[1]きゅー(キュー)
◎15世紀ころに英・仏両国に始まり、日本へは1850年ころにオ
ランダ人が長崎の出島に持ち込んだとされる。
びりゃぬえば
【ビリャヌエバ】
◇Villanueva
○中央アメリカ、ホンジュラス北西部のコルテス県(Departa-
mento de Cortes)中南部の都市。
北緯15.31°、西経87.99°の地。
「ビジャヌエバ」とも呼ぶ。
〈人口〉
2001(平成13)2万7,938人。
びりやはらみつ
【毘梨耶波羅密】
◇[梵]virya paramita(ヴィーリヤ・パーラミター)
○[仏]六波羅密(ロクハラミツ)の一つ。精進(ショウジン)。
参照⇒ろくはらみつ(六波羅密)
◎「ヴィーリヤ」は「精進」の意味。
「パーラミター」は「完成・達成」の意味。
びりゃびせんしお
【ビリャビセンシオ】
◇Villavicencio
○⇒びじゃびせんしお(ビジャビセンシオ)
ひりゅう
【飛龍】
○[歴][軍]旧日本帝国陸軍の四式重爆撃機の通称。
ひりゅう
【飛竜】
【飛龍】
○[歴][軍]日本帝国海軍の航空母艦(空母)。蒼竜型の二番艦。
◎1936. 7.(昭和11)着工。
1939(昭和14)竣工。基準排水量1万7,300トン、全長227,5メ
ートル。
真珠湾攻撃に南雲艦隊の第二航空戦隊に属して参加。帰路、
艦隊から分れて空母蒼竜とともにウェーク島攻撃を果たして呉
に帰港。
1942. 6. 5(昭和17)ミッドウェー海戦では、炎上した空母赤
城・加賀・蒼竜の飛行機も収容。のち被弾・誘爆し日本の駆逐
艦の魚雷により沈没。
参照⇒みっどうぇーかいせん(ミッドウェー海戦),あかぎ(赤
城)(5),そうりゅう(蒼竜,蒼龍)
◎西洋伝説:参照⇒わいばん(ワイバン)
ひりゅうず《ひりゆうづ》
【飛竜頭】
◇[葡]filhos
○(1)[食]⇒ひりょうず(飛竜頭)(1)
○(2)[食]雁擬きの別称。
⇒がんもどき(雁擬き)
びりゅちんすくせんすいかんきち
【ビリュチンスク潜水艦基地】
◇[英]Vilyuchinsk Submarine Base
○[軍]ロシア連邦極東、カムチャツカ半島南部東岸のアバチャ
湾(Avachinskaya Guba)南西部の支湾のクラシェニンニコフ湾
([英]Krasheninnikova Cove)にある、ロシア海軍の潜水艦基地。
★ひりょう《ひれう》
【肥料】
◇[英]manure
○[農]作物・草木などの植物の生育を促進(ソクシン)するため、土
壌に施(ホドコ)す物質(養分)の総称。
〈肥料の三大要素〉
窒素・リン(燐)・カリウム。
びりょうぐるま《びりやうぐるま》
【檳榔車】
○[古]⇒びろうげのくるま(檳榔毛の車,檳榔毛車)
びりょうげ《びりやうげ》
【檳榔毛】
○[古]⇒びろうげのくるま(檳榔毛の車,檳榔毛車)
びりょうげのくるま《びりやうげのくるま》
【檳榔毛の車】
【檳榔毛車】
○[古]⇒びろうげのくるま(檳榔毛の車,檳榔毛車)
ひりょうず
【飛竜子】
◇[葡]filhos
○[食]⇒ひりょうず(飛竜頭)
★ひりょうず《ひりようづ》
【飛竜頭】
◇[葡]filhos(フィーリョス)
○(1)[食]粳米(ウルチマイ)と糯米(モチゴメ)との粉を等分に混ぜて練
り、茹(ユ)でて油で揚げた食品。
「ひりゅうず(飛竜頭)」,「ひりょうず(飛竜子)」とも呼ぶ。
参照⇒ふぃーりょす(フィーリョス)(1)
○(2)[食]雁擬きの別称。
⇒がんもどき(雁擬き)
びりょうのくるま《びりやうのくるま》
【檳榔の車】
○[古]⇒びろうげのくるま(檳榔毛の車,檳榔毛車)
ひりょく
【非力】
○⇒ひりき(非力)
びりるびん
【ビリルビン】
◇[英]bilirubin
○[生化]胆汁に含まれる赤褐色の色素。
分子式はC33H36N4O6。
赤血球中のヘモグロビンや、筋肉内のミオグロビンの中にあ
るヘムの分解産物が、血中のタンパクと結合して間接ビリルビ
ン(indirect bilirubin )となって流れ、肝臓でグルクロン酸
縫合を受け、胆汁の一成分の水溶性の直接ビリルビン(direct
bilirubin )となって、腸に排泄(ハイシュツ)される。
胆汁や糞便の黄褐色はこれに由来(ユライ)する。
また、血中ビリルビン濃度が高くなると黄疸(オウダン)になる。
「胆赤素」,「ヘマトイジン(haematoidin,hematoidin)」,「類血
素」とも呼ぶ。
◎ラテン語の「胆汁(bilis)」+「赤(ruber)」と「塩基を表す接尾辞
(-in)」から。
◎総ビリルビン(total bilirubin ):直接ビリルビンと間接ビ
リルビンの和。
抱合型ビリルビン(conjugated bilirubin)/コレグロビン
(choleglobin):間接ビリルビンの別称。
遊離型ビリルビン(free bilirubin):ビリベルジン(bili-
verdin)還元酵素の作用を受けた抱合型ビリルビン。
縫合ビリルビン:の直接ビリルビンの別称。
ひーりんぐ
【ヒーリング】
◇[英]healing
○(1)治療・治癒(チユ)。
◎コンプリートヒーリング(complete healing):完治(カンチ)。
○(2)癒し(イヤ)。
◎動詞はヒール(heal)、名詞はヘルス(health)、形容詞はヘル
シー(healthy)。
[1]びりんぐ
【ビリング】
◇[英]billing
○(1)[経](ビラなどの)広告・宣伝。
○(2)[劇][映](ポスター・プログラムなどに書かれた)俳優の
序列・順位付け。
○(3)[経]請求書作成・請求書発送。
参照⇒[2]びる(ビル)
[2]びりんぐ
【ビリング】
◇[英]billing
○[鳥](ツノメドリ<puffin>などの)オスとメスがクチバシ(嘴)
をこすりつけ合う求愛行動。
参照⇒つのめどり(ツノメドリ,角目鳥),くらったりんぐ(ク
ラッタリング)
◎「クチバシ(bill)」から。
びりんぐす
【ビリングス】
◇Billings
○アメリカ合衆国北西部、モンタナ州(Montana State)中南部
のイエローストーン郡(Yellowstone County)中南西部にある郡
都。
北緯45.79°、西経108.54°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)8万1,151人。
2000(平成12)9万1,693人。
ぴりんち
【ピリンチ】
◇[トルコ語]pirinc
○[植](トルコ語で)イネ(稲)。
⇒いね(イネ,稲)
びーりんぱきゅう《びーりんぱきう》
【Bリンパ球】
【B淋巴球】
◇[英]B lymphocyte
○[医]⇒びーさいぼう(B細胞)
びりんびん
【ビリンビン】
◇[マレー語]belimbing
◇[学]Averrhoa bilimbi
○[植]カタバミ目(Oxalidales)カタバミ科(Oxalidaceae)ゴレ
ンシ属(Averrhoa)の熱帯常緑高木。マレーシア原産。
果樹として栽培され、果実は緑色の楕円形で、縦に五本の稜
がある漿果(ショウカ)で、断面が星形をしていて「スターフルーツ
([英]star fruit)」と呼ばれる。
◎近縁種:⇒ごれんし(ゴレンシ,五斂子)
[1]ひる
【ヒル】
◇[英]hill
○[地]丘(オカ)。
★[2]ひる
【ヒル】
◇James Jerome Hill(ジェームズ・ジェロルム・ヒル)
○[人]アメリカの鉄道事業者(1838. 9.16〜1916. 5.29)。
★[3]ひる
【ヒル】
◇Archibald Vivian Hill
○[人]イギリスの生理学者(1886〜1977)。
★ひる
【ヒル】
【蛭】
◇[日]hiru
○[動]有帯亜門(Clitellata)ヒル綱(Hirudinoidea)に属する環
形動物(Annelida)の総称。
陸生・淡水生・海水生などがいる。
参照⇒ひるじん(ヒルジン)
◎蛭に塩:怖(オジ)けるさま。
〈亜綱(Subclass)〉
ヒル亜綱(Hirudinea)。
無吻蛭目(Arhynchobdellae)/アゴビル目(顎蛭目)(Arhy-
nchobdellida)。
ヤマビル科(Haemadipsidae)。
吻蛭目(Rhynchobdellae)/ウオビル目。
エラビル科(Ozobranchidae)。
ウオビル科(Piscicolidae)。
ケビル亜綱(Acanthobdellida)。
毛蛭目()。
ヒルミミズ亜綱(Branchiobdellida)。
ひる
【ヒル】
【蒜】
【葫】
◇[日]hiru
○[植]ノビル・ニンニク・ネギなどの総称・古称。
参照⇒のびる(ノビル,野蒜),にんにく(ニンニク,大蒜,蒜),
ねぎ(ネギ,葱)
[1]びる
【ビル】
◇[英]building
○[建]ビルディングの和略語。
⇒びるでぃんぐ(ビルディング)(1)
[2]びる
【ビル】
◇[英]bill
○(1)勘定書。
参照⇒[1]びりんぐ(ビリング)(3)
○(2)手形。
○(3)(アメリカで)紙幣。
◎イギリスでは「ノート(note)」。
○(4)[法]法案。
議会で可決・成立すると「法令(act)」になる。
[3]びる
【ビル】
◇[英]bill
○(1)[鳥]クチバシ(嘴)。
参照⇒[2]びりんぐ(ビリング)
○(2)クチバシ状のもの。
○(3)[服]帽子のヒサシ(庇)。
[4]びる
【ビル】
◇Vire
○フランス北西部、バス・ノルマンディー地域圏(Region Bas-
se-Normandie)北部のカルバドス県(Departement Calvados)南
西部にある町。
北緯48.86°、西経0.89°の地。
参照⇒ぼーどびる(ボードビル)
〈人口〉
1990(平成 2)1万2,895人。
1999(平成11)1万3,861人。
[5]びる
【ビル】
◇[英]Bill
○[人]英語圏の男性の名前ウィリアム(William)の愛称。
参照⇒うぃりあむ(ウィリアム,維廉)
びる
【ビル】
【birr】
○[経]エチオピアの貨幣単位。
1ビル=100セント(cents)。
◎アムハラ語(Amharic)の「白(brr)」から。
◎国際的には久しくエチオピアドル(Ethiopian dollar)(ET
D)と呼ばれていたが、1976(昭和51)国際的にもビルと改称。
びーる
【ビール】
◇[英]Bir
○⇒びーど(ビード)
びーる
【ビール】
【麦酒】
◇[蘭]bier、[英]beer(ビア,ビヤ)
○[食]大麦(オオムギ)麦芽(バクガ)を原料にしてホップで風味をつ
けたアルコール飲料。
隠語では「にがぎす」。
参照⇒ほっぷ(ホップ,忽布),らがーびーる(ラガービール,ラ
ガー・ビール),だいさんのびーる(第三のビール,第3のビール)
◎ドイツでは、1516(永正13)ビール純粋令により、ビールは大
麦とホップと水のみで作ることが規定されている。
◎ドイツ語:ビーア(Bier)。
フランス語:ビエール(biere)。
イタリア語:ビッラ(birra)。
トルコ語:ビラ(bira)。
ロシア語:ピーボ(pivo)。
チェコ語:ピーボ(pivo)。
スペイン語:セルベッサ(cerveza)。
中国語:(「口」偏+「卑」)酒(pijiu)。
〈日本のビール〉
1812(文化 9)長崎の出島でオランダ商館長ヘンドリック・ドゥ
ーフが日本で始めて醸造。
1853(嘉永 6)ころ、蘭学者川本幸民が日本人で初めて醸造。
1871(明治 4)日本で初めて発売される。アメリン人ウィリア
ム・コープランド(William Copeland)が横浜市天沼にビール醸
造所スプリング・バレー・ブルワリー(Spring Valley Brewery)
を建て、「天沼ビアザケ」を発売。のち麒麟麦酒となる。
1876(明治 9)北海道開拓使が「開拓使ビール」を製造、1888
(明治21)札幌麦酒会社となり、のち大日本麦酒会社。
30くらいのビール会社が乱立したが、日露戦争後にはほぼ大
日本麦酒会社(アサヒ)・麒麟麦酒会社(キリン)・加富登麦酒会
社(カブト)・帝国麦酒会社(サクラ)に統合、全生産の70%を占
めた。
大日本麦酒会社は大倉喜八郎(大倉財閥)の創業。
1933〜1935(昭和 8〜昭和10)麦酒共同販売会社によるカルテ
ル機構が確立。
1949(昭和24)GHQの指示により大日本麦酒会社が日本麦酒
会社と朝日麦酒会社に分割。1964(昭和39)サントリー会社がビ
ールにも進出。1964(昭和39)日本麦酒会社がサッポロビールと
改称。
参照⇒きりんびーる(麒麟麦酒)
◎ビール大手4社:キリンビール・サントリー・アサヒビール
・サッポロビール。
ビール大手5社:キリンビール・サントリー・アサヒビール
・サッポロビール・オリオン。
★ぴる
【ピル】
◇[英]pill
○(1)丸薬。
◎ペレット(pellet):小丸薬。
○(2)[薬](特に)経口避妊薬。
ぴーる
【ピール】
◇[英]peel
○[食]果物・野菜などの皮。
参照⇒ぴーらー(ピーラー)(1)
◎ベーコンなどの硬い皮は「ラインド(rind)」、バナナ・タマネ
ギ・ソーセージなど手ではぐことができる皮では「スキン(skin)」
と呼ぶ。
パンの耳やパイの皮は「クラスト(crust)」。
ひるいし
【蛭石】
◇[英]Vermiculite
○[鉱]⇒ばーみきゅらいと(バーミキュライト)
★ひるがお《ひるがほ》
【ヒルガオ】
【昼顔】
◇[学]Calystegia japonica
○[植]ナス目(Solanales)ヒルガオ科(Convolvulaceae)ヒルガ
オ属(Calystegia)の多年草。
ひるがたけ
【蛭ヶ岳】
◇[日]Hirugatake/Hiru ga Take
○[地]神奈川県西部、相模原市(サガミハラシ)と足柄上郡(アシガラカミグ
ン)山北町(ヤマキタマチ)の境にある丹沢山地の山。標高1,673メート
ル。
南東に丹沢山(タンザワサン)がある。
参照⇒たんざわさんち(丹沢山地),ふどうのみね(不動ノ峰)
◎相模原市の西部:旧住所は津久井郡(ツクイグン)津久井町(ツクイマチ)。
★[1]びるかばんば
【ビルカバンバ】
◇Vilcabamba(聖なる谷)
○[歴]1539(天文 8)マンコ・インカ(Manco Inca)(1516〜1544)
によって建設されたインカ帝国の都市。
ペルー中南部のクスコ(Cuzco)から西方約130キロメートルの
地。
◎1911(明治44)ビンガム(Hiram Bingham)(1875.11.19〜1956.
6. 6)により発見。
★[2]びるかばんば
【ビルカバンバ】
◇Vilcabamba(聖なる谷)
○エクアドル南西端、ロハ州(Provincia de Loja)の村。
ひるかわむら《ひるかはむら》
【蛭川村】
◇[日]Hirukawa Mura
○[古]岐阜県東部にあった、恵那郡(エナグン)の村。
◎2005. 2.13(平成17)中津川市(ナカツガワシ)に編入。
びるがんじ
【ビルガンジ】
◇Birganj
○ネパール中南部、ナラヤニ地方(Narayani Zone)中南部、パ
ルサ地区(Parsa District)の中心地。
北緯27.02°、東経84.87°の地。
インドとの国境近くの湿潤なタライ地帯(Tarai Region)に位
置する。
「ビールガンジ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1981(昭和56) 4万3,642人。
1991(平成 3) 6万9,000人。
2001(平成13)11万2,000人。
2004(平成16)11万9,900人。
びーるがんじ
【ビールガンジ】
◇Birganj
○⇒びるがんじ(ビルガンジ)
びるかんほう《びるくわんはふ》
【ビル管法】
○[俗][法]建築物における衛生的環境の確保に関する法律の略
称。
◎2002.10. 8(平成14)ビル管法施行令を改正し、シックハウス
症候群の原因物質ホルムアルデヒドの室内における量の法的な
基準を設定。施行は2003. 4.(平成15)から。
★ひるぎ
【ヒルギ】
【蛭木】
【漂木】
◇[学]Rhizophoraceae
○[植]キントラノオ目(Malpighiales)ヒルギ科(Rhizophorace-
ae)の常緑樹の総称。
オヒルギ・メヒルギ・オオバヒルギ・ヤエヤマヒルギなど。
耐塩性で、熱帯海岸湿地のマングローブを形成する。
参照⇒おひるぎ(オヒルギ,雄蛭木,紅樹),めひるぎ(メヒルギ,
雌蛭木),まんぐろーぶ(マングローブ)
びるきす
【ビルキス】
◇Bilqis
○[人]⇒しばのじょおう(シバの女王)
ぴるぐりむ
【ピルグリム】
◇[英]pilgrim
○(1)巡礼者・霊場参拝者・お遍路さん。
○(2)放浪者・旅人。
○(3)(Pilgrim)ピルグリム・ファーザーズ(the Pilgrim Fa-
thers)の一人。
参照⇒ぴるぐりむふぁーざーず(ピルグリム・ファーザーズ)
ぴるぐりむふぁーざーず
【ピルグリム・ファーザーズ】
◇[英]the Pilgrim Fathers
○[歴]新大陸アメリカに植民地ニューイングランドを建設した
イギリス清教徒(分離派ピューリタン)の一団。
スチュアート朝(House of Stuart)の国王を首長とするイギ
リス国教会(the Church of England)の宗教的圧迫を逃れ、信
仰の自由を求めて、1620(元和 6)ブラッドフォード(William
Bradford)ら清教徒102人がメイフラワー号(the Mayflower)で
プリマス(Plymouth)を出航。
北アメリカ北東端のケープコッド(Cape Cod)沖に到達、民主
的な新社会の建設を誓約した「メイフラワー契約(Mayflower
Compact)」を結んで上陸。この地をプリマスと命名し植民地の
建設に努め、冬季の寒さと病気のにより半数以上を失うなど
の困難に打ち勝ち、植民地の基礎を築いた。
「巡礼者父祖」,「巡礼父祖」,「巡礼始祖」とも呼ぶ。
参照⇒めいふらわーごう(メイフラワー号)
◎入植者102人の約半数は、イギリス本国で集められた信仰に
関係のない労働者も加わっていた。
びるくりんとん
【ビル・クリントン】
◇Bill Clinton
○[人]⇒[2]くりんとん(クリントン)
ひるげ
【昼餉】
【昼食】
○昼にとる食事。
「昼飯(ヒルメシ)」,「昼食(チュウショク)」,「ちゅうじき(昼食,中食)」と
も呼ぶ。
ぴるけ
【ピルケ】
◇Clemens Peter von Pirquet(クレメンス・フォン・ピルケ)
○[人]⇒ぴるけー(ピルケー)
ぴるけー
【ピルケー】
◇Clemens Peter von Pirquet(クレメンス・フォン・ピルケー)
○[人]オーストリアの小児科医(1874. 5.12〜1929. 2.28)。男
爵。
1906(明治39)アレルギー学説を提唱。
1907(明治40)結核のピルケー反応を発見。
「ピルケ」とも呼ぶ。
参照⇒あれるぎー(アレルギー)(1)
びるげいつ
【ビル・ゲイツ】
◇Bill Gates/William Henry III Gates
○[人]アメリカの経営者(1955.10.28〜)。
1976(昭和51)マイクロソフト社を創業。
◎ビル(Bill)はウィリアム(William)の愛称。
★びるけなうきょうせいしゅうようじょ
《びるけなうきやうせいしうようじよ》
【ビルケナウ強制収容所】
◇[英]Birkenau concentration camp
○[歴]第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの占領下にあったポ
ーランド南部の都市オシベンチム(ドイツ名アウシュビッツ)西
郊の強制収容所。
アウシュビッツ強制収容所が手狭になって、1941(昭和16)建
設開始。
参照⇒あうしゅびっつきょうせいしゅうようじょ(アウシュ
ビッツ強制収容所)
◎ビルケナウはドイツ語名で、ポーランド語名はブジェジンカ
(Brzezinka)。
びーるけん
【ビール県】
◇[英]Bir District
○⇒びーどけん(ビード県)
ひるこ
【蛭子】
【水蛭子】
◇[日]Hiru Ko
○(1)(hiru ko)手足が未発達で生れた新生児。
「ひるのこ(蛭の子)」とも呼ぶ。
◎「(手足のない)ヒル(蛭)の子のようだ」の意味。
○(2)[日本神話]イザナギノミコト(伊弉諾命)とイザナミノミ
コト(伊弉冉命)二神の間に生れた最初に御子。
三年たっても足が立てず、葦舟(アシブネ)に乗せて流し棄(ス)て
たという。
「ひるのこ(蛭の子)」とも呼ぶ。
○(3)[日本神話]イザナギノミコト(伊弉諾命)とイザナミノミ
コト(伊弉冉命)二神の間に生れた三番目の御子。
中世以降、「えびす(恵比須,蛭子)」として尊崇された。
「ひるのこ(蛭の子)」とも呼ぶ。とも呼ぶ。
参照⇒えびす(恵比須,恵比寿,蛭子,夷,戎)
◎二番目の御子は日の神(天照大神)。
参照⇒あまてらすおおみかみ(アマテラスオオミカミ,天照大
神,天照大御神)
びるこめん
【ピルコメン】
◇[独]Willkommen(ヴィルコメン)、[英]welcome
○(ドイツ語で)歓迎・ようこそ(歓迎の言葉)。
◎ピルコメン・イン・マイネム・ハオス(Willkommen in mei-
nem Haus!):我が家へようこそ。
びーるさふぁーじゃ
【ビール・サファージャ】
◇Bur Safajah
○⇒さふぁじゃ(サファジャ)
びるじ
【ビルジ】
◇[英]bilge
○(1)[海]船底湾曲部。
参照⇒びるじきーる(ビルジキール)
○(2)[海]船底に自然にたまる油分を含んだ汚水。あか(淦)。
びるじきーる
【ビルジキール】
◇[英]bilge keel
○[海]船体の横揺れを減殺するため、船底湾曲部(ビルジ)に沿っ
て船首から船尾へ走る、船底に対し直角に突出させた板。
「湾曲部竜骨」とも呼ぶ。
参照⇒びるじ(ビルジ),ばるじ(バルジ)
びるしゃな
【毘盧遮那】
○[仏]「毘盧遮那仏」の略称。
参照⇒るしゃなぶつ(盧舎那仏)
びるしゃなきょう《びるしやなきやう》
【毘盧遮那経】
○[仏]『大日経』の別称。
⇒だいにちきょう(大日経)
びるしゃなにょらい
【毘盧遮那如来】
○[仏]「毘盧遮那仏」の別称。
参照⇒るしゃなぶつ(盧舎那仏)
びるしゃなぶつ
【毘盧遮那仏】
◇[梵]vairocana
○[仏]『新訳華厳経』の本尊。
『旧訳華厳経』では「盧舎那仏(ルシャナブツ)」と呼ぶ。
参照⇒るしゃなぶつ(盧舎那仏)
◎梵語の「ヴァイローチャナ(vairocana)」の音写語で、「太陽」
の意味。「大日」,「遍照」,「光明遍照」と漢訳される。
ひるじん
【ヒルジン】
◇[英]hirudine/hirudin
○[生化]吸血性ヒルの唾液腺から分泌される物質。
血液凝固を抑制する作用のあるポリペプチド。
抗原性があり、アナフィラキシーショックの頻度が高い。
参照⇒へぱりん(ヘパリン)
びーるす
【ビールス】
◇[独]Virus
○[医]⇒ういるす(ウイルス)
★ぴるす
【ピルス】
◇Pyrrhus
○[人]古代ギリシアの王(BC. 318?〜BC. 272)。
ひるずでーる
【ヒルズデール】
◇Hillsdale
○(1)(Hillsdale County)⇒ひるずでーるぐん(ヒルズデール郡)
○(2)アメリカ合衆国中北部、ミシガン州(Michigan State)南
端のヒルズデール郡中央部にある郡都。
◎2005.11. 8(平成17)市長選で18歳の高校生マイケル・セッショ
ンズ(Michael Sessions)が初当選。
ひるずでーるぐん
【ヒルズデール郡】
◇[英]Hillsdale County
○アメリカ合衆国中北部、ミシガン州(Michigan State)南端の
郡。南部をオハイオ州、南西端をインディアナ州に隣接。
郡都はヒルズデール。
ぴるすなー
【ピルスナー】
◇[英]Pilsner/pilsner/Pilsener/pilsener
○(1)[食]⇒ぴるぜんびーる(ピルゼンビール,ピルゼン・ビー
ル)
○(2)細長く裾(スソ)がすぼまり、底は広がっているビール用グ
ラス。
「ピルスナーグラス(glass)」とも呼ぶ。
ぴるすなーぐらす
【ピルスナーグラス】
【ピルスナー・グラス】
◇[英]Pilsner glass/pilsner glass/Pilsener glass/pil-
sener glass
○⇒ぴるすなー(ピルスナー)(2)
ぴるすなーびーる
【ピルスナービール】
【ピルスナー・ビール】
◇[英]Pilsner beer/pilsner beer/Pilsener/pilsener
beer
○[食]⇒ぴるぜんびーる(ピルゼンビール,ピルゼン・ビール)
ひるずばーぐぐん
【ヒルズバーグ郡】
◇[英]Hillsborough County
○(1)アメリカ合衆国北東部、ニューハンプシャー州(New Hamp-
shire State)南部の郡。
郡都はナシュア(Nashua)。
〈人口〉
1980(昭和55)27万6,341人。
1990(平成 2)33万6,073人。
2000(平成12)38万0,841人。
2005(平成17)40万1,291人。
○(2)アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)のフ
ロリダ半島西部の郡。北西部をパイネラス郡(Pinellas County)
に接する。
郡都はタンパ(Tampa)。
〈人口〉
1980(昭和55) 64万0,537人。
1990(平成 2) 83万4,054人。
2000(平成12) 99万8,948人。
2005(平成17)113万2,152人。
ひるずぼろ
【ヒルズボロ】
◇Hillsboro
○アメリカ合衆国北西部、オレゴン州(Oregon State)北西部の
ワシントン郡(Washington County)南部にある郡都。
ひるずぼろー
【ヒルズボロー】
◇Hillsborough
○アメリカ合衆国東部、ノースカロライナ州(North Carolina
State)北部のオレンジ郡(Orange County)中央部にある郡都。
ひるぜん
【蒜山】
◇[日]Hiru Zen
○[地]鳥取県と岡山県の境、大山(ダイセン)の南東方にある大山
火山群の火山。「蒜山三座」と呼ばれる、上蒜山(1,202メートル)
・中蒜山(1,125メートル)・下蒜山(1,100メートル)から成るト
ロイデ型火山。
南麓に火山灰土の黒ぼく土から成る広大な蒜山原(ヒルゼンバル)
が広がる。
大山隠岐国立公園に含まれる。
参照⇒くろぼくど(黒ぼく土)
ぴるぜん
【ピルゼン】
◇[独]Pilsen
○チェコの都市プルゼニュ(Plzen)のドイツ語名。
⇒ぷるぜにゅ(プルゼニュ)
ぴるぜんびーる
【ピルゼンビール】
【ピルゼン・ビール】
◇[独]Pilsen Bier
○[食]チェコの都市プルゼニュ(Plzen)で産する、ホップの効
いた色の薄いラガービール。
「ピルスナー([英]Pilsner,pilsner,Pilsener,pilsener)」,
「ピルスナービール(beer)」とも呼ぶ。
ぴるぢんぐ
【ビルヂング】
◇[英]building
○[建]⇒びるでぃんぐ(ビルディング)(1)
びるつぃっひ
【ビルツィッヒ】
◇[独]wuerzig(ヴィルツィヒ)/wurzig、[英]spicy
○(イタリア語で)(味が)辛(カラ)い、ピリッとした。
⇒すぱいしー(スパイシー)
ひるつかた
【昼つ方】
○[古]昼ころ。昼時分。
◎「つ」は古い連体格助詞。
びるでぃんぐ《びるぢんぐ》
【ビルディング】
◇[英]building
○(1)[建]鉄筋コンクリート造りの高層建築物。
「ビルヂング」とも、和略語で「ビル」とも呼ぶ。
◎日本では事務所向けの高層建築物(office building)に使用
し、住宅向けは「マンション(mansion)」と呼ぶことが多い。
中国語では「大厦(dasha)」。
○(2)[建](英語で)建築・建築術。建築業。
ひるですはいむ
【ヒルデスハイム】
◇Hildesheim
○ドイツ北西部、ニーダーザクセン州(Bundesland Niedersach-
sen)中南部の古都。
北緯52.16°、東経の9.95°地。
バラの都市として知られる。
〈人口〉
1970(昭和45) 9万4,800人。
1990(平成 2)10万5,291人(推計)。
2002(平成14)10万3,717人(推計)。
◎1985(昭和60)ザンクト・マリア大聖堂とザンクト・ミハエル
聖堂、世界文化遺産に登録。
ひるでーる
【ヒルデール】
◇Hildale
○アメリカ合衆国西部、ユタ州(Utah State)南西端のワシント
ン郡(Washington County)南東端にある町。南部をアリゾナ州
(Arizona State)モハーベ郡(Mohave County)の町コロラドシティ
ー(Colorado City)に隣接。
北緯37.01°、西経112.97°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)1,325人。
びるでんわ
【ビル電話】
○[通]多数の電話がある事業所などで、外部から直通でかけら
れる電話。また、その電話設備。
内線電話にも使用できる。
参照⇒だいやるいん(ダイヤルイン)
ひると
【ヒルト】
◇[英]hilt
○刀剣・短剣などの柄(ツカ)。
ガード(guard)(鐔<ツバ>)・グリップ(grip)(握り)・ポンメル
(pommel)(柄頭)から成る。
「ハフト([英]haft)」とも呼ぶ。
◎バスケットヒルト(basket hilt):⇒ばすけっとひると(バス
ケットヒルト,バスケット・ヒルト)
びると
【ビルト】
◇[独]Bold
○(1)(ドイツ語で)絵・絵画。画像・写真。
参照⇒びるとにす(ビルトニス)
○(2)[通]ビルトツァイトゥング(Bild-Zeitung)の略称。
⇒びるとつぁいとぅんぐ(ビルトツァイトゥング)
びるどあっぷ
【ビルド・アップ】
◇[英]build up
○(兵力・体力・産業などの)増強・強化・蓄積。
⇔びるどだうん(ビルド・ダウン)
びるどだうん
【ビルド・ダウン】
◇[英]build down
○[軍]新しい兵器を一つ導入するたびに、従来配備していた兵
器を一つ廃棄する方式。
⇔びるどあっぷ(ビルド・アップ)
ぴるとだうんじん
【ピルトダウン人】
◇[英]Piltdown man
○イギリスのサセックス州ピルトダウンで発見されたとする贋
(ニセ)の原人化石。
イギリスの弁護士でアマチュア地質学者ドーソン(C.Dawson)
(1864〜1916)が、1911(明治44)礫層(レキソウ)中から人間に近い下
顎骨と頭骨の一部を発掘したと報告。
ロンドンの自然史博物館地質部長ウッドウォードが有史前の
化石人類と推定し、エオアントロプス(Eoanthropus dawsoni)
(あけぼの人,曙人)と命名。真偽をめぐり論争が続く。
1953(昭和28)フッ素法による年代測定により、頭骨は5千〜
1万年前の現代人(ネアンデルタール人)、下顎骨は類人猿(オ
ランウータン)の骨で、薬品で処理し加工した発見者による贋
作(ガンサク)と判明。
参照⇒ふっそほう(フッ素法,弗素法)
◎科学史上最大の詐欺事件といわれている。
びるとつぁいとぅんぐ
【ビルトツァイトゥング】
◇[独]Bild-Zeitung
○[通]ドイツ最大の写真新聞。
日曜と祝祭日を除く日刊紙。
販売部数400万部。
単に「ビルト」とも呼ぶ。
◎1952(昭和27)創刊。
1984(昭和59)1面に女性ヌードの掲載を開始。
2012. 3. 9(平成24)1面の女性ヌードの最終掲載。のち3面
に移行。
びるとにす
【ビルトニス】
◇[独]Bildnis
○(ドイツ語で)肖像・肖像画。
参照⇒びると(ビルト)(1)
びるとぶれーと
【ビルトブレート】
◇[独]Wildbret(ヴィルトブレート)
○⇒じびえ(ジビエ)
ひるとん
【ヒルトン】
◇James Hilton
○[人]イギリスの小説家(1900. 9. 9〜1954.12.20)。
1935(昭和10)からアメリカに居住。
作品は1933(昭和 8)『失われた地平線(Lost Horizon)』・
1934(昭和 9)『チップス先生、さようなら(Goodbye,Mr.Chips)』
など。
ひるとんほてる
【ヒルトン・ホテル】
◇[英]Hilton Hotels Corporation
○[経]アメリカ合衆国の高級ホテルチェーン。
本社カリフォルニア州。
◎1919(大正 8)ヒルトン(Conrad Hilton)が設立。
ひるね
【昼寝】
○昼間や午後に少しの間、眠ること。
「午睡(ゴスイ)」,「華胥(カショ)」,「華胥の夢」とも呼ぶ。
参照⇒しえすた(シエスタ),かしょ(華胥)
◎夏の季語。
ひるのこ
【蛭の子】
◇[日]Hiru no Ko
○[日本神話]⇒ひるこ(蛭子,水蛭子)
びるは
【ビルハ】
◇Bilhah
○[聖]イスラエル民族12部族の祖ヤコブ(Jacob)の妻の一人ラ
ケル(Rachel)の召し使い。
ヤコブの五男ダン(Dan)・六男ナフタリ(Naphtali)の母。
参照⇒じゅうにぶぞく(十二部族)
びるばお
【ビルバオ】
◇Bilbao
○スペイン北部、バスク自治州(Comunidad Autonoma del Pais
Vasco)北西部のビスカヤ県(Provincia de Vizcaya)の県都。
びるびーむけん
【ビルブーム県】
◇[英]Birbhum District
○インド東部、ウエストベンガル州(West Bengal State)西部
の県。州都コルカタ(Kolkata)の北北西に位置し、西部をビハ
ール州(Bihar State)に隣接。
県都はスリー(Suri)。
★ぴるびんさん
【ピルビン酸】
◇[英]pyruvic acid
○[生化]生物の体内に広く存在し、基本的な代謝に関与する有
機酸の一種。分子式はCH3COCOOH。
生体内でブドウ糖が分解(燃焼)してエネルギーに変わる物質
交代過程で生じる中間物質。
焦がした醤油(ショウユ)に似た臭いかある液体で、水に溶ける。
生体内でビタミンB1により分解されるが、ビタミンB1不
足によって濃度が高くなると有害でカッケ(脚気)になる。
「しょうせいぶどうさん(焦性ブドウ酸,焦性葡萄酸)」とも呼
ぶ。
化学的には酒石酸と硫酸水素カリウムとを混合し、乾留して
得られる。
参照⇒とりかるぼんさんかいろ(トリカルボン酸回路).かっ
け(脚気),びたみんびーいち(ビタミンB1)
◎ラテン語の「火の(pyr-)ブドウ(uva)」から。
★ひるべると
【ヒルベルト】
◇David Hilbert(ダビット・ヒルベルト)
○[人]ドイツの数学者(1862〜1943)。
[1]びるぼけ
【ビルボケ】
◇[フ]billeboquet
○けん玉。
⇒けんだま(けん玉,剣玉,拳玉)
[2]びるぼけ
【ビルボケ】
◇[英]bilboquet
○けん玉。
⇒けんだま(けん玉,剣玉,拳玉)
[1]びるま
【ビルマ】
◇Bilma
○ニジェール北東部、アガデズ県(Departement Agadez)中南東
部にある町。テネレ砂漠(Tenere Desert)中西部のオアシス。
[2]びるま
【ビルマ】
◇[チェコ語]Vilma(ヴィルマ)
○[人]チェコの女性名。
★びるま
【ビルマ】
【緬甸】
◇Burma
○国名。現在のミャンマー。
◎1886(明治19)インド帝国に併合。
1937(昭和12)ビルマが総督の準自治領としてインドより分離。
1989. 6.18(平成元)ビルマからミャンマー連邦([英]the Un-
ion of Myanmar)に改名。
◎ビルマ独立の父はアウン・サン将軍。
将軍の率いるビルマ独立義勇軍は、日本軍とともにイギリス
軍を駆逐し、1942. 3. 8(昭和17)ラングーンに入る。日本はビ
ルマに軍政を敷き、1943. 8. 1(昭和18)ビルマ共和国を承認し
バー・モウ長官を国家主席に就任させ独立を宣言。ただちに英
米に宣戦布告し、日本と同盟条約を結ぶ。
のちアウン・サン将軍はイギリス軍と連絡を取り合い、1945.
3.27(昭和20)反日闘争に立ち上がる。
第二次世界大戦後、イギリス領に戻るが、1948(昭和23)ビル
マ連邦社会主義国として独立。
参考⇒みなみきかん(南機関)
〈日本軍司令官〉
飯田祥二郎(ショウジロウ)。
河辺正三。
木村兵太郎(ヘイタロウ)。
びるませんそう《びるませんさう》
【ビルマ戦争】
◇[英]Anglo-Burmese Wars
○[歴]⇒いぎりすびるませんそう(イギリス・ビルマ戦争)
びるまのたてごと
【ビルマの竪琴】
○(1)[文]竹山道雄(1903〜1984)の戦争小説。
第二次世界大戦末期のビルマ戦線で、日本兵の遺骨埋葬のた
め現地人僧侶となって残った水島上等兵と、収容所に入った部
隊との音楽による交流を描いたもの。
◎1947. 3.〜1948. 2.(昭和22〜昭和23)「赤とんぼ」に連載。
1948.10.(昭和23)刊行。
○(2)[映]市川崑(コン)監督の戦争映画。
出演:三国連太郎・安井昌二ら。
◎1956. 1.21(昭和31)第一部、公開。
1956. 2.12(昭和31)第二部、公開。
○(3)[映]市川崑監督による(2)のリメーク作品。
出演:石坂浩二・中井貴一ら。
◎1985. 7.20(昭和60)公開。
びるまれんぽうこくみんれんごうせいふ
《ぴるまれんぱうこくみんれんがふせいふ》
【ビルマ連邦国民連合政府】
◇[英]National Coalition Government of the Union of Bur-
ma
○ビルマ(ミャンマー)の亡命政権。
事務所はワシントンDC(Washington,DC)。
反軍政を掲げて国外で政治活動をしている。
略称は「NCGUB」。
◎1990.12.18(平成 2)樹立を宣言。
1993(平成 5)ワシントンDCに事務所を設置。
ひるめし
【昼飯】
○昼にとる食事。
「昼食(チュウショク)」,「ちゅうじき(昼食,中食)」,「ひるげ(昼餉,昼
食)」,「ランチ([英]lunch)」とも呼ぶ。
参照⇒ちゅうじき(中食),なかしょく(中食)
びるんがかざんぐん《びるんがくわざんぐん》
【ビルンガ火山群】
◇[英]Virunga Volcanic Range
○[地]アフリカ中央部、コンゴ民主共和国(ザイール)北東部か
らウガンダ・ルワンダにひろがる火山郡。
「ヴィルンガ火山郡」,「ビルンガ山脈(Virunga Mountains)」,
「ヴィルンガ山脈」とも呼ぶ。
参照⇒みつんばさんみゃく(ミツンバ山脈)
びるんがさんみゃく
【ビルンガ山脈】
◇[英]Virunga Mountains
○[地]⇒びるんがかざんぐん(ビルンガ火山群)
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