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百 科 辞 書 《ひ》 編集:獨 澄旻
-------- ひ ----------------------------------------------------
ひ
【ひ】
【ヒ】
◇[日]hi
○(1)[言]五十音図ハ行第二段の音節。
両声帯を接近させ、その間隙から出す無声摩擦音(h)と、前
舌の狭母音(i)とから成る音節。
◎奈良時代までの上代特殊仮名遣いでは甲類(fi)と乙類(fyi)
の二類に書き分けられていて、発音上区別があったと考えられ
ている。
江戸初期までは両唇摩擦音(fi)であったが、その後は現代語
と同じ音になった。
○(2)[言]五十音図ハ行第二段の仮名文字。
平仮名「ひ」は「比」の草体。
片仮名「ヒ」は「比」の旁(ツクリ)。
○(3)[文]『徒然草(ツレヅレグサ)』で「牛のつの文字」の一つ。
⇒うしのつのもじ(牛のつの文字,牛の角文字)
★ひ
【火】
○(1)可燃物の燃焼によって生ずる、炎(ホノオ)・発熱・発光の総
称。
◎利用:暖房・加熱調理・照明・動物除(ヨ)けなど。
◎英語:ファイア(fire)/ファイヤ。
◎点火用具:参照⇒ゆみぎり(弓錐),まいぎり(舞錐)(2),ひう
ちいし(火打石,火打ち石,燧石)
○()
ひ
【脾】
○[古][医]⇒ひぞう(脾臓)
び
【眉】
○(1)まゆ・まゆげ(眉毛)。
◎呉音で「み」とも読む。
眉目秀麗:びもくしゅうれい。
秀眉:しゅうび。
愁眉:しゅうび。
眉間:みけん。
眉墨:まゆずみ。
○(2)([中]Mei Xian)⇒びけん(眉県)
びー
【ビー】
◇[英]bee
○(1)(英語で)ミツバチ([英]honeybee)・ハチ。
○(2)(英語で)働き者。
○(3)(米語で、協同作業・娯楽・競技などのための)隣人や友
人の寄り合い・会合。
◎スペリング・ビー(spelling bee):単語つづり大会。
びー
【B】
○(1)⇒びー(B,b)
○(2)B字形。B字形のもの。
○(3)(black)鉛筆の芯(シン)の硬さで、やや濃いを表す記号。
HBと2Bとの中間。
参照⇒えんぴつ(鉛筆)
○(4)[服](bust)バスト(胸まわり)の寸法の略号。
○(5)[化]硼素(ホウソ)の元素記号。
⇒ほうそ(ホウ素,硼素)
○(6)[電]ベース(base)の略号。
⇒べーす(ベース)(8)
○(7)[軍]爆撃機(bomber)の機種記号。
⇒ばくげきき(爆撃機)
○(8)[俗][教]昭和後半の教育現場で教師が使用した、男女交
際の程度を表す符丁の一つ。
参照⇒えー(A)(2)
びー
【B】
【b】
○(1)[言]アルファベットの第2番目の文字。
○(2)(転じて)二番目。1ランク下(シタ)。
参照⇒びーきゅうえいが(B級映画)
びー
【b】
○(1)⇒びー(B,b)
○(2)[数]既知数を表す記号の一つ。
"a"・"b"・"c"の順に使われる。
「第二既知数」とも呼ぶ。
ぴ
【ピ】
◇[フ]pie
○[鳥](フランス語で)カササギ(鵲)
⇒かささぎ(カササギ,鵲)
ぴー
【P】
○(1)⇒ぴー(P,p)
○(2)ページ(page)・ページ番号・ページ数の略号・略称。
⇒ぺーじ(ページ,頁)
○(3)[化]リン(燐)の元素記号。
⇒りん(リン,燐)
○(4)[物]ポアズ(poise)の単位記号。
⇒ぽあず(ポアズ)
○(5)[経]中近東諸国の補助通貨ピアストル(piastre)の単位記
号。
⇒ぴあすとる(ピアストル)
○(6)[軍]哨戒機(patrol plane)の機種記号。
ぴー
【P】
【p】
○(1)[言]アルファベットの第16番目の文字。
○(2)(転じて)十六番目。
ぴー
【p】
○(1)⇒ぴー(P,p)
○(2)[楽]音楽標語ピアノ(piano)の記号。
⇒ぴあの(ピアノ)(1)
○(3)接頭辞ピコ(p)の記号。
⇒ぴこ(ピコ)
○(4)[化]パラ(para)を表す略号。
⇒[1]ぱら(パラ)(2)
ぴー
【ピー】
【Π】
【π】
◇pi
○[言]ギリシア文字の第16番目。
「パイ(pi)」とも呼ぶ。
◎ローマ字の「ピー(P,p)」に相当する。
[1]びあ
【ビア】
◇[英]beer
○[食]⇒びーる(ビール,麦酒)
◎ビアガーデン(beer garden)
[2]びあ
【ビア】
◇[英]bier
○⇒かんだい(棺台)
びーあ
【ビーア】
◇[独]Bier
○[食]⇒びーる(ビール,麦酒)
ぴあ
【ぴあ】
○(1)[経]大手チケット販売会社。
○(2)[古][通](1)が刊行したエンターテインメント情報誌。
表紙は及川正通のイラスト。
◎1972. 7.(昭和47)月刊誌として創刊。
1979(昭和54)隔週刊。
1990(平成 2)週刊。
2008(平成20)隔週刊。
2010. 6.(平成22)中部版、休刊。
2010.10.(平成22)関西版、休刊。
2011. 7.(平成22)首都圏版(隔週)、休刊。
[1]ぴあ
【ピア】
◇[英]peer
○(1)同僚。
◎ピア・ツー・ピア(Peer to Peer):⇒ぴあつーぴあ(ピア・
ツー・ピア,P2P)
○(2)貴族・華族。
◎「ノーブル(noble)」は封建時代の貴族。
[2]ぴあ
【ピア】
◇pya
○[経]ミャンマー・旧ビルマの通貨単位。
100ピア=1チャット(kyat)。
ぴあー
【ピアー】
◇[英]pier
○[海]⇒さんばし(桟橋,棧橋)
ぴーあ
【ピーア】
◇Pierre
○アメリカ合衆国中央北西部、サウスダコタ州(South Dakota
State)中央部にある州都。ヒューズ郡(Hughes County)の郡都。
ひあい《ひあひ》
【火相】
◇[日]hiai
○(1)火気のあるところ・火の元(モト)。
○(2)(転じて)防火・火の用心。
○(3)茶の湯で、風炉(フロ)・炉の火のおこり具合。
参照⇒ゆあい(湯相)(1)
○(4)茶の湯で、風炉・炉の火加減・火力の調整。
参照⇒ゆあい(湯相)(2)
ぴーあい
【PI】
◇[英]public involvement
○[政][社]⇒ぱぶりっくいんぼるぶめんと(パブリック・イン
ボルブメント)
びーあいあいえー
【BIIA】
◇[英]Brewing Industry International Awards
○[食]ブルーイング・インダストリー・インターナショナル・
アワーズの略称。
国際的なビールの品評会。
◎1886(明治19)創設。
ぴーあいあいじーえす
【PIIGS】
◇[英]Portugal, Italy, Ireland, Greece, Spain
○[経]ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシア・スペ
インの総称。
2010年代、深刻な債務国となっているEUの国々の頭字語
(acronym)。
「ピーグス(PIIGS)」とも呼ぶ。
びーあいあーるぴーあい
【BIRPI】
◇[英]Bureaux for the Protection of Intellectual Proper-
ty
○[古]知的所有権保護合同国際事務局の略称。
⇒だぶりゅあいぴーおー(WIPO)
びーあいいー
【BIE】
◇[フ]Bureau International des Expositions
○万国博覧会国際事務局の略称。
⇒ばんこくはくらんかいこくさいじむきょく(万国博覧会国
際事務局)
[1]びーあいえす
【BIS】
◇[英]Bank for International Settlements
○[経]国際決済銀行の略称。
⇒こくさいけっさいぎんこう(国際決済銀行)
[2]びーあいえす
【BIS】
◇[チェコ語]Bezpecnostni Informacni Sluzba、[英]Security
and Information Service
○チェコの情報機関の略称。
◎チェコスロバキアのStB(Statni Bezpecnost)の後身。
びーあいえぬ
【BIN】
◇[インドネシア語]Badan Intelijen Nasional、[英]National
Intelligence Agency
○インドネシア国家情報庁の略称。
旧称は「Bakin(Badan Koordinasi Intelijen Negara、
[英]State Intelligence Coordinating Agency)」。
◎2003. 7. 9(平成15)メガワティ大統領ら参列のもと、情報機
関員養成のための国立大学校舎の起工式を挙行。
びーあいえぬ
【bin】
【BIN】
◇[英]binary
○[数][計]二進法・二進数の略称。
⇒にしんほう(二進法,2進法)
ぴーあいえふ
【PIF】
◇[英]Pacific Islands Forum
○太平洋諸島フォーラム(太平洋島嶼<トウショ>国首脳会議)の略称。
◎1971(昭和46)南太平洋フォーラム(South Pacific Forum)と
して設立。
2000(平成12)太平洋諸島フォーラムに改称。
2009. 5. 2(平成21)早期の選挙実施を拒むフィジー軍事政権
の資格停止。
ぴーあいえむ
【PIM】
◇[英]personal information manager
○[計]個人情報管理の略称。
パソコン・電子手帳(PDA)などで住所録・スケジュール
(予定メモ)・日記などを管理すること。
参照⇒でんしてちょう(電子手帳)
ぴーあいしーゆー
【PICU】
◇[英]paediatric intensive care unit/pediatric inten-
sive care unit
○[医]小児集中治療室の略称。
参照⇒[1]あいしーゆー(ICU)
びーあいぴーぴー
【BIPP】
◇[タイ語]Barisan Islam Pembebasan Patani、[英]Islamic
Liberation Front of Pattani
○パタニー・イスラム解放戦線の略称。
タイ王国のイスラム系武装組織。
参照⇒ぴーゆーえるおー(PULO),びーあーるえぬ(BRN)
ぴーあいほけん
【PI保険】
◇[英]PI insurance/Protection and Indemnity insurance
○[経]船主責任保険(Ship Owner's Liability Insurance)の別
称。
参照⇒ゆだくほう(油濁法)
ひあきんとす
【ヒアキントス】
◇[希]Hyakinthos、[英]Hyacinthus
○[ギ神]⇒ひゅあきんとす(ヒュアキントス)
びあくとう《びあくたう》
【ビアク島】
◇[インドネシア語]Pulau Biak
○[地]ニューギニア島北西部のチェンドラワシ湾(Teluk Cen-
derawasih)(イリアン湾)の湾口にある島。
インドネシア領。
〈面積〉
2,600平方キロメートル。
ひあしんす
【ヒアシンス】
【風信子】
○[植]⇒ひやしんす(ヒヤシンス,風信子)
[1]ぴあす
【ピアス】
◇[英]pierce
○刺し通す・突き刺す。
[2]ぴあす
【ピアス】
◇[英]pierced earring
○[服]耳たぶに小さな穴をあけ、その穴に通してつける耳飾り
の総称。
クリップやネジで留める一般のイヤリング(clip earrings)
に比べ、留め具が小さく、また外(ハズ)れにくい。
参照⇒いやりんぐ(イヤリング),くりっぷいやりんぐ(クリッ
プ・イヤリング)
◎「ピアスド・イヤリング」の和略語。
ぴあすぐん
【ピアス郡】
◇[英]Pierce County
○アメリカ合衆国北西部、ワシントン州(Washington State)中
西部の郡。
郡都はタコマ(Tacoma)。
〈人口〉
1980(昭和55)48万2,692人。
1990(平成 2)58万6,203人。
2000(平成12)70万0,820人。
2005(平成17)75万3,787人。
ぴあすどいやりんぐ
【ピアスド・イヤリング】
◇[英]pierced earring
○[服]⇒[2]ぴあす(ピアス)
ぴあすとる
【ピアストル】
◇[西][フ]piastre、[英]piaster
○(1)[経]トルコ・エジプト・シリア・レバノン・スーダンな
ど中近東諸国の補助通貨単位。単位記号は「P」。
100ピアトスル=1ポンド(pound)
参照⇒[3]ぱら(パラ)(1)
○(2)[経]トルコの銀貨。
○(3)[歴][経]スペイン・メキシコの貨幣。
○(4)[歴][経]南ベトナムの通貨単位。
びあずりー
【ビアズリー】
◇Aubrey Beardsley(オーブレイ・ビアズリー)
○[人]イギリスの挿し絵画家(1872〜1898)。
デューラー・ボッティチェリらに学び、日本版画も研究し、
幻想的な曲線による黒白のペン画の挿し絵を描く。
オスカー・ワイルト(Oscar Wilde)の『サロメ(Salome)』の
挿し絵が著名。
参照⇒さろめ(サロメ)(2)
びあそん
【ピアソン】
◇Lester Bowles Pearson
○[人]カナダの第19代首相(1897. 4.23〜1972.12.27)。在任:
1963. 4.22〜1968. 4.20。
★ぴあつーぴあ
【ピア・ツー・ピア】
【P2P】
◇[英]Peer to Peer
○[通]インターネットやネット上でサーバーを介さずに直接、
端末(パソコン)同士で情報を交換する技術。
参照⇒うぃにー(ウィニー,Winny),すかいぷ(スカイプ)
◎"peer"は「同僚」の意味。
ぴあっふぇ
【ピアッフェ】
◇[英]piaffe
○[運]「ピアフ」のローマ字読み。
⇒[1]ぴあふ(ピアフ)
びあとかしゅ
【ビアトカ種】
◇[英]Vyatka breed
○[哺]ウマ(馬)の一品種。
ロシアのビャートカ地方(Vyatskii Krai)(現:キーロフ州)の
在来種。
体高130〜140センチメートルと小柄。
持久力があり、農耕・輓用。
びあの
【ビアノ】
◇[登録商標]VIANO
○[交]ダイムラー・ベンツ社製のメルセデス・ベンツのステー
ションワゴン。
後輪駆動車(FR)。
ぴあの
【ピアノ】
◇[英]piano、[伊]piano(ピアーノ)
○(1)[楽]音楽の強弱標語の一つ。「弱く」の意味。
記号は「p」。
⇔ふぉるて(フォルテ)
○(2)[楽]⇒ぴあの(ピアノ,洋琴)
★ぴあの
【ピアノ】
【洋琴】
◇[英]piano、[伊]piano(ピアーノ)/pianoforte(ピアノフォ
ルテ)
○[楽]鍵盤(ケンバン)楽器の一種。
参照⇒えすけーぷめんと(エスケープメント)(3)
◎竪形(タテガタ)ピアノ:⇒あっぷらいとぴあの(アップライトピ
アノ,アップライト・ピアノ)
ピアノラ(pianola):自動演奏のピアノ。
原形:⇒はーぷしこーど(ハープシコード),くらびこーど(ク
ラビコード)
◎ピアノフォルテ(pianoforte)の略で、「ピアノ(弱音)からフォ
ルテ(強音)までを自在に発音し得るもの」の意味。
ぴあーの
【ピアーノ】
◇[伊]piano
○(1)[楽](楽器の)ピアノ(洋琴)。
⇒ぴあの(ピアノ,洋琴)
○(2)[建]平面図・見取り図。
○(3)[建]階・フロア。
○(4)[副]ゆっくりと。小声で、弱く。
ぴあのさんじゅうそう《ぴあのさんぢゆうそう》
【ピアノ三重奏】
◇[伊]piano trio
○[楽]室内楽の一種。
ピアノ・バイオリン・チェロ、各一個の楽器による合奏。
「ピアノトリオ」とも呼ぶ。
ぴあのとりお
【ピアノトリオ】
【ピアノ・トリオ】
◇[伊]piano trio
○[楽]⇒ぴあのさんじゅうそう(ピアノ三重奏)
ぴあのふぉるて
【ピアノフォルテ】
◇[伊]pianoforte
○[楽](楽器の)ピアノ(洋琴)。
⇒ぴあの(ピアノ,洋琴)
ぴあのら
【ピアノラ】
◇[登録商標]pianola
○[楽]自動演奏のピアノ。
5セント硬貨を投入すると演奏したことから「ニッケルオデ
オン(nickelodeon)」とも呼ばれた。
[1]ぴあふ
【ピアフ】
◇[フ]piaffer、[英]piaffe
○[運]馬術で、トロット(trot)のように軽快な足さばきで行う、
前進しているように脚を高く上げ下げする足踏み動作。
前進しない、または極端に歩幅の狭いもの。
「ピアフェ」とも、ローマ字読みで「ピアッフェ」とも呼ぶ。
参照⇒とろっと(トロット)
[2]ぴあふ
【ピアフ】
◇Edith Piaf(エディット・ピアフ)
○[人]フランスの女性シャンソン歌手(1915〜1963)。
自ら作詞の『愛の賛歌(Hymne a l'amour)』・『ばら色の人
生(La Vie En Rose)』などで知られる。
ぴあふぇ
【ピアフェ】
◇[英]piaffe
○[運]⇒[1]ぴあふ(ピアフ)
★びあふら
【ビアフラ】
◇Biafra
○(1)[地](Bight of Biafra)⇒びあふらわん(ビアフラ湾)
○(2)[古]アフリカ西部、ナイジェリア東部地域の古称。
★びあふらきょうわこく
【ビアフラ共和国】
◇[英]Republic of Biafra
○[歴]ナイジェリアからの分離を目指した、イボ族(the Igbo)
の共和国(1967. 5.30〜1970. 1.15)。
1970. 1.15(昭和45)指導者のオジュク将軍(Chukwuemeka
Odumegwu Ojukwu)(1933〜)が亡命。
★びあふらわん
【ビアフラ湾】
◇[英]Bight of Biafra
○[地]アフリカ西部、ギニア湾の支湾。
★ひあり
【ヒアリ】
【火蟻】
◇[英]fire ant
○[虫]ハチ目(膜翅目)(Hymenoptera)アリ科(Formicidae)ヒア
リ属(トフシアリ属,アカカミアリ属)(Solenopsis)の昆虫の総
称。南アメリカ原産。
体長1〜9ミリメートルで小型から中型。触角は10節。
雨季は多数の働きアリが組み合って浮島のようになり、女王
アリや卵・幼虫を載(ノ)せて浮遊する。
農作物の根を荒らす農業害虫。
また、家畜や人を噛み、アルカロイド系の毒により激しく痛
み、アレルギー反応によって死に至ることもある。
天敵はゾンビバエ(zombie fly)([学]Apocephalus borealis)。
「カミアリ(噛み蟻)」とも呼ぶ。
◎(Solenopsis invicta)。
(Solenopsis richteri)。
(Solenopsis geminata)。
(Solenopsis fugax)。
アカカミアリ(Solenopsis geminata):硫黄島に定着。
びあーり
【ビアーリ】
◇[英]bialy
○[食]真中の凹みに刻みタマネギ(onion flakes)を載せた、平
たいロールパン。
ひありんぐ
【ヒアリング】
◇[英]hearing
○(1)聴力・聴覚。
○(2)(委員会などの)公聴会・聴聞会。事情聴取。
○(3)[国][教](日本で)言語学習の聞き取り・聞き取り能力
(listening comprehension)。
「リスニング(listening)」とも呼ぶ。
ぴーあーる
【PR】
◇[英]phenol red
○[化]フェノールレッドの略称。
⇒ふぇのーるれっど(フェノールレッド)
ぴーあーる
【ピーアール】
【PR】
◇[英]public relations
○[経]広報活動・宣伝広告活動の略称。
びーあーるあいしーえす
【BRICs】
◇[英]Brazil,Russia,India and China
○[経]⇒ぶりっくす(BRICs)
びーあーるえぬ
【BRN】
◇[タイ語]Barisan Revolusi Nasional Melayu Patani、[英]
National Revolutionary Front
○パタニー・マレー民族革命戦線の略称。
タイ王国のイスラム系武装組織。
参照⇒ぴーゆーえるおー(PULO),びーあいぴーぴー(BI
PP)
◎1960(昭和35)結成。
びーあーるおー
【BRO】
◇[英]Broadcast and Human Rights/Other Related Rights
Organization
○[古][放]「放送と人権等権利に関する委員会機構」の略称。
2003. 7. 1(平成15)「放送番組向上協議会」と統合して「放送
倫理・番組向上機構(BPO)」となる。
⇒ほうそうりんりきこう(放送倫理・番組向上機構)
ぴーあーるしー
【PRC】
◇[英]People's Republic of China
○中華人民共和国の略称。
⇒ちゅうかじんみんきょうわこく(中華人民共和国)
びーあーるでぃ
【BRD】
◇[独]Bundesrepublik Deutschland
○ドイツ連邦共和国の略称。
⇒どいつれんぽうきょうわこく(ドイツ連邦共和国)(1)
ぴーあーるでぃ
【PRD】
◇[西]Partido Revolucionario Democratico、[英]Democratic
Revolutionary Party
○[政]メキシコの中道左派の政党、革命民主党の略称。
★ひあるろにたーぜ
【ヒアルロニダーゼ】
◇[独]Hyaluronidase
○[生化]ヒアルロン酸を加水分解する酵素。
ひあるろんさん
【ヒアルロン酸】
◇[英]hyaluronic acid
○[生化]動物の結合組織中に存在するムコ多糖類(mucopolysac-
charide)の一種。
眼球ガラス体・皮膚・関節液・臍帯(サイタイ)に多く存在する。
参照⇒むこたとうるい(ムコ多糖類),ひあるろんさんなとり
うむ(ヒアルロン酸ナトリウム),なんこつきしつ(軟骨基質),へ
んけいせいかんせつしょう(変形性関節症)
ひあるろんさんなとりうむ
【ヒアルロン酸ナトリウム】
◇[英]sodium hyaluronate
○[生化]動物の結合組織から抽出したムコ多糖類(mucopolysac-
charide)の一種。
皮膚の保湿性に強く関係し、美容効果を期待するドリンク剤
などに使用されている。
プチ整形(インスタント整形)と呼ばれるシワ(皺)取りや簡単
な隆鼻などでは、コラーゲンより安全・耐久性(1年で約60%
が持続)があるとして注入剤に利用されている。
びあんこすぴーの
【ビアンコスピーノ】
◇[伊]biancospino
○[植](イタリア語で)サンザシ(山査子)。
⇒さんざし(サンザシ,山査子)
びあんて
【ビアンテ】
◇[登録商標]BIANTE
○[交]マツダ社製のミニバン。
排気量2,000CCクラスの8人乗り。
◎2008. 5. 9(平成20)夏から発売すると発表。
ぴーあんどじー
【P&G】
◇[英]Procter & Gamble
○[経]世界的な化学洗剤メーカー。
◎1837.10.31(天保 8)アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ
のローソク製造業のウイリアム・プロクター(William Procter)
と石鹸製造業のジェームス・ギャンブル(James Gamble)が共同
出資し設立。
1972(昭和47)日本サンホーム(株)・伊藤忠商事と共同出資で
プロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム(株)を設立。
びーあんどだぶりゅ
【B&W】
◇[英]Brown & Williamson Tobacco Corporation
○[経]ブラウン・アンド・ウィリアムソンの略称。
⇒ぶらうんあんどうぃりあむそん(ブラウン・アンド・ウィ
リアムソン)
びーあんどびー
【B&B】
【ビーアンドビー】
◇[英]Bed & Breakfast
○(1)欧米などで、朝食付きの宿泊ができる安価な民宿。
○(2)欧米のホテルやゲストハウスなどで、朝食付きの宿泊。
参照⇒かたどまり(片泊まり,片泊り)
びーいー
【BE】
◇[英]British Energy plc.
○[原]⇒ぶりてぃっしゅえなじー(ブリティッシュ・エナジー)
びーいー
【Be】
◇beryllium
○[化]ベリリウムの元素記号。
⇒べりりうむ(ベリリウム)
[1]ぴーいー
【PE】
◇[英]physical education
○[教]体育の略称。
「PT(physical training)」とも呼ぶ。
[2]ぴーいー
【PE】
◇[英]pulmonary embolism/pulmonic embolism
○[病]肺塞栓・肺塞栓症の略称。
⇒はいそくせん(肺塞栓)
ぴーいーえふしー
【PEFC】
◇[英]polymer electrolyte fuel cell
○[電]固体高分子型燃料電池の略称。
参照⇒ねんりょうでんち(燃料電池)
ぴーいーえむ
【PEM】
◇[英]positron emission mammography
○[医]ポジトロン(陽電子)放射乳房撮影。
ポジトロン断層画像(PET)を利用したマンモグラフィー。
乳ガン(癌)の検査に使用される。
参照⇒まんもぐらふぃー(マンモグラフィー),[2]ぺっと(P
ET)
びいぇろぽりぇ
【ビイェロポリェ】
【ビイェロ・ポリェ】
◇Bijelo Polje
○(1)(Bijelo Polje Opstina)⇒びいぇろぽりぇじちく(ビイェ
ロポリェ自治区,ビイェロ・ポリェ自治区)
○(2)モンテネグロ共和国北部、ビイェロポリェ自治区の区都。
びいぇろぽりぇじちく
【ビイェロポリェ自治区】
【ビイェロ・ポリェ自治区】
◇Bijelo Polje Opstina、[英]Bijelo Polje municipality
○モンテネグロ共和国北部の自治区。
区都はビイェロポリェ。
〈面積〉
924平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)5万5,268人(3月31日現在)。
2003(平成15)5万7,124人(11月現在)。
ぴいかん
【ピイカン】
○[俗][映]⇒ぴーかん(ピーカン)
ひいき
【贔屓】
【贔負】
○気に入ったものを引き立てること。また、引き立てられるも
の。
参照⇒たにまち(谷町)(2)
◎贔負筋(ヒイキスジ),贔負目(ヒイキメ),贔負の引き倒し。
ぴーいーてぃー
【PET】
◇[英]Positron Emission Tomography
○[医]⇒[2]ぺっと(PET)
★ぴーいーてぃーえぬ
【PETN】
◇[英]pentaerythrite tetranitrate
○[化][薬]四硝酸ペンタエリスリトール(硝酸ペンタエリスリ
トール)の略称。
狭心症治療薬(ニトロ血管拡張薬)のほか、高性能爆薬剤とし
ても使用される。
★ひいらぎ《ひひらぎ》
【ヒイラギ】
【柊】
○[魚]スズキ目(Perciformes)ヒイラギ科(Leiognathidae)の海
魚の総称。
★ひいらぎ《ひひらぎ》
【ヒイラギ】
【柊】
【疼木】
◇[学]Osmanthus heterophyllus
○[植]シソ目(Lamiales)モクセイ科(Oleaceae)モクセイ属(Os-
manthus)の常緑小高木。
材は将棋の駒、算盤(ソロバン)の玉などにする。
枝は、節分の夜にイワシの頭を刺し門口に立てて、鬼よけの
まじないとした。
「ヒラギ(柊)」とも呼ぶ。
◎セイヨウヒイラギ(西洋柊)はモチノキ科(Aquifoliaceae)。
参照⇒せいようひいらぎ(セイヨウヒイラギ,西洋柊)
ひいらぎなんてん《ひひらぎなんてん》
【ヒイラギナンテン】
【柊南天】
◇[学]Mahonia japonica
○[植]キンポウゲ目(Ranunculales)メギ科(Berberidaceae)ヒ
イラギナンテン属(Mahonia)の常緑低木。中国・台湾原産。
高さ約1メートルで、幹は直立する。葉は枝先に数枚が傘状
に開出し、革質で光沢があり、奇数羽状複葉で11〜17個の小葉
からなり、形がヒイラギ(柊)の葉に似て葉縁にとげ状の鋸歯(キョ
シ)がある。
早春、葉の間から黄白色の小さな六弁花を総状に出し下垂す
る。果実は球形で白粉をかぶり紫黒色に熟す。
日本へは江戸時代に渡来し、庭木や切花用に栽植する。
「トウナンテン(唐南天)」とも呼ぶ。漢名は「十大功労」。
ひいらぎもち《ひひらぎもち》
【ヒイラギモチ】
【柊黐】
◇[英]holly
○[植]⇒せいようひいらぎ(セイヨウヒイラギ,西洋柊)
ひいれ
【火入れ】
○(1)完成した溶鉱炉などに、初めて点火すること。
◎火入れ式
○(2)[食]酒・醤油などの製造で、腐敗(フハイ)を防ぐために加熱
すること。
○(3)山野などで、枯草や小低木に火を点(ツ)けて焼くこと。
土地を肥(コ)やす、土地の開墾(カイコン)・造成などのために行
う。
参照⇒のやき(野焼き)(1)
○(4)タバコに火を点けるため、炭などの火種(ヒダネ)を入れて
おく小さな器(ウツワ)。
参照⇒かいろ(カイロ,懐炉)
ひいろ
【緋色】
○[色]アカネ(茜)で最も鮮やかに染めた色。濃く明るい朱色。
英語のスカーレット(scarlet)の訳の「緋色」は臙脂虫の一つ
ケルメスからとった染料で染めた色。
参照⇒えんじいろ(臙脂色),こきひ(深緋,濃緋),うすひ(浅緋)
◎C=13,M=90,Y=95,B=0。
◎四位深緋色衣、五位浅緋色衣。
◎茜色は濃い赤。
★ぴうす
【ピウス】
◇[羅]Pope Pius、[伊]Pio
○[人]ローマ教皇(ローマ法王)。
「ビオ」とも呼ぶ。
◎七世:⇒ぴうすななせい(ピウス七世,ピウス7世)
九世:⇒ぴうすきゅうせい(ピウス九世,ピウス9世)
十二世:⇒ぴうすじゅうにせい(ピウス十二世,ピウス一二世,
ピウス12世)
★ぴうすきゅうせい《ぴうすきうせい》
【ピウス九世】
【ピウス9世】
◇[羅]Pope Pius IX、[伊]Pio IX
○[人]ローマ教皇(1792〜1878)。在位:1846〜1878。俗名は
"Giovanni Maria Mastai-Feretti"。イタリア生れ。
初め、イタリア統一を支持。のち、反動化。
1870(明治 3)イタリア王国に教皇領を併合され、国王と対立。
「ピオ九世(ピオ9世)」とも呼ぶ。
★ぴうすじゅうにせい《ぴうすじふにせい》
【ピウス十二世】
【ピウス一二世】
【ピウス12世】
◇[羅]Pope Pius XII、[伊]Pio XII
○[人]ローマ教皇(1876. 3. 2〜1958.10. 9)。在位:1939〜
1958。
「ピオ十二世(ピオ12世)」とも呼ぶ。
◎2009.12.19(平成21)尊者に列席。
★ぴうすななせい
【ピウス七世】
【ピウス7世】
◇[羅]Pope Pius VII、[伊]Pio VII
○[人]ローマ教皇(1740〜1823)。在位:1800〜1823。
1804(文化元)パリでナポレオン一世に戴冠。
「ピオ七世(ピオ7世)」とも呼ぶ。
ひうち
【火打】
○(1)⇒ひうち(火打ち,火打,燧)
○(2)[服]女物和服の袖付けの下部(身八口)にゆとりをつける
ため、別に入れる三角布。
○(3)[服]武士が着る打裂羽織(ブッサキバオリ)の背の割れ目につけ
る補強の三角布。
参照⇒ぶっさきばおり(打裂羽織)
★ひうち
【火打ち】
【火打】
【燧】
○(1)火打ち石と火打ち金と打ち合せて火花を出すこと。
○()[]
○()[建]直交させた二材の角部分に、ゆがみ防止の補強のため
取り付ける斜材または板。
参照⇒ひうちいた(火打ち板,火打板)
ひうちいし
【火打石】
【火打ち石】
【燧石】
◇[英]flint
○[鉱]玉髄(ギョクズイ)に似た石英(セキエイ)の一種。質はすこぶる
硬く、不透明で色は灰白色・黄色・黒色・褐色・紅色など。
火打ち金(ガネ)と呼ばれる鋼鉄片(コウテッペン)と打ち合せれば火
を発し、古くから火打ち道具として用いられてきた。
「すいせき(燧石)」,「フリント」とも呼ぶ。
参照⇒ふりんとろっく(フリントロック)
◎燧岩(スイガン):⇒[2]ちゃーと(チャート)
ひうちいた
【火打ち板】
【火打板】
◇[日]hiuchiita/hiuchi ita
○[建]フスマ(襖)や家具などの骨組のゆがみを防ぐため、四隅
に打ち付ける三角形の板。
ひうちがだけ
【燧ヶ岳】
◇[日]Hiuchigadake/Hiuchi ga Dake
○[地]福島県南西端にある火山。標高2,346メートルで、東北
地方の最高峰。
只見川(タダミガワ)の源流部にあたり、南西中腹に尾瀬沼(オゼヌ
マ)・尾瀬ヶ原が広がる。
日光国立公園に含まれる。
参照⇒おぜ(尾瀬)
◎俎(「山」冠+「品」)(マナイタグラ)(2,346メートル)・柴安(「山」冠+
「品」)(シバヤスグラ)(2,356メートル)・みのぶさ岳・赤なぐれ岳か
ら成る。
ひうちなだ
【燧灘】
◇[日]Hiuchi Nada
○[地]瀬戸内海中央部の海域。
北東部を塩飽諸島(シワクショトウ)、東部を荘内半島、南部を四国
北岸、西部を高縄半島(タカナワハントウ)、北西部を芸予諸島(ゲイヨショト
ウ)に囲まれている。
北東部に水島灘(ミズシマナダ)があり、東側は備讃瀬戸(ビサンセト)
を経て播磨灘(ハリマナダ)、西側は来島海峡(クルシマカイキョウ)を経て斎
灘(イツキナダ)に通じる。
参照⇒しさかじま(四阪島),しょうないはんとう(荘内半島),
みずしまなだ(水島灘),かさおかしょとう(笠岡諸島)
ひうちやま
【火打山】
◇[日]Hiuchi Yama
○[地]新潟県南西部の頸城(クビキ)地方にある、頸城三山(サンザ
ン)の一つ。標高2,462メートル。
糸魚川市(イトイガワシ)と妙高市の境に位置し、西方に焼山
(2,400メートル)、東南方に妙高山(2,454メートル)がある。
三山中で一番高く、「頸城三山の棟梁(トウリョウ)」とも呼ぶ。
ぴうら
【ピウラ】
◇Piura
○(1)(Departamento de Piura)⇒ぴうらけん(ピウラ県)
○(2)南アメリカ、ペルー北西部、ピウラ県の県都。
南緯5.19°、西経80.63°の地。
〈人口〉
1981(昭和56)18万6,400人。
1993(平成 5)27万8,000人。
2003(平成15)36万3,600人。
ぴうらけん
【ピウラ県】
◇[西]Departamento de Piura、[英]Piura Department
○南アメリカ、ペルー北西部の県。南部をランバイエケ県(De-
partamento de Lambayeque)、北西部をトゥンベス県(Departa-
mento de Tumbes)に接し、北東部をエクアドルに隣接し、西部
を太平洋に面する。
県都はピウラ。
〈面積〉
3万5,892.49平方キロメートル。
〈人口〉
1993(平成 5)130万9,300人。
2003(平成15)166万2,600人。
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