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百 科 辞 書 《へな》 編集:獨 澄旻
-------- へな --------------------------------------------------
ぺなすわん
【ペナス湾】
◇[西]Golfo de Penas、[英]Gulf of Penas
○[地]ペルー南部、アイセン・デル・ヘネラル・カルロス・イ
バニェス・デル・カンポ州(Region Aysen del General Carlos
Ibanez del Campo)南部にある、太平洋に面する湾。
北部をタイタオ半島(Peninsula de Taitao)、南部をグアヤ
ネコ諸島(Islas Guayaneco)に限られる。
ぺなてす
【ペナテス】
◇[羅]Penates、[英]Penates
○[ロ神]家の守り神。
へなりー
【ヘナリー】
◇[英]hennery
○養鶏場(ヨウケイジョウ)。
参照⇒へんくーぷ(ヘンクープ)
べなれか
【ベナレカ】
◇Benaleka
○コンゴ民主共和国(旧:ザイール)中央部、カサイ・オクシデ
ンタル州(Kasai-Occidental Province)北西部の都市。
南緯5.13°、東経22.17°、標高1,535メートルの地。
◎2007. 8. 1(平成19)深夜、近郊で列車事後が発生し、100人
以上が死亡し、200人以上が負傷。
べなれす
【ベナレス】
◇Benares
○インド中北部、ウッタル・プラデシュ州(Uttar Pradesh
State)東部の都市。
ガンジス川中流左岸に位置し、ヒンズー教の聖地。毎年多く
の巡礼者が集まり、ガンジス川で沐浴(モクヨク)する。
正称は「バラナーシー(Varanasi)」で、「バラナシ」,「ヴァラナ
シ」,「ワーラーナシー」とも呼ぶ。
〈人口〉
1970(昭和45)63万7,612人。
1971(昭和46)58万人。
1981(昭和56)70万8,000人。
1991(平成 3)92万5,962人。
◎[仏]「波羅(「木」冠+「示」:補助3537)(ハラナイ)」と呼び、近くに釈
迦が最初に説法した鹿野園(ロクヤオン)(現在のサールナート)があっ
た。
11世紀以後、イスラム教徒の侵入によって荒らされた。
べなん
【ベナン】
◇Benin
○アフリカ西部、ギニア湾北岸に面する共和国。正称は「ベナ
ン共和国(Republique du Benin)」。
首都はポルトノボ(Porto-Novo)。
住民はスーダン系黒人。主要言語はフランス語・フォン語。
「ベニン」とも呼ぶ。
旧称は「ダオメー(Dahomey)共和国」,「ダオメー」,「ダオメ」,
「ダホメー」,「ダホメ」。
〈面積〉
11.3万平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)329万人。
1984(昭和59)383万人。
1988(昭和63)444万人。
◎州:[フ]Province de l' *、[英]* Province。
◎1960. 8. 1(昭和35)ダオメー共和国、フランス領からフラン
ス共同体の一国として独立。
1975(昭和50)ベナン人民共和国に改称。
1990(平成 2)ベナン共和国に改称。
ぺなん
【ペナン】
【彼南】
◇Penang/Pinang
○(1)[地]⇒ぺなんとう(ペナン島)
○(2)(negeri Penang)⇒ぺなんしゅう(ペナン州)
○(3)マレーシア、ペナン島(Palau Penang)などで構成するペ
ナン州の州都。
北緯5.37°、東経100.31°の地。
旧称は「ジョージタウン(Georgetown/George Town)」。
「ピナン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)21万9,400人。
2000(平成12)18万0,600人。
2004(平成16)20万0,400人。
ぺなんしゅう《ぺなんしう》
【ペナン州】
◇[マレー語]negeri Penang、[英]Penang State
○マレーシアの一州。ペナン島(Palau Penang)などとその対岸
のマレー半島北西岸部で構成。
州都はペナン(彼南)。
「ピナン州」とも呼ぶ。
〈面積〉
1,031平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)106万5,100人。
2000(平成12)122万5,500人。
2004(平成16)136万0,300人。
ぺなんと
【ペナント】
◇[英]pennant
○(1)細長い三角形の小旗。
大学などの校章旗や団体・会社などの旗に用いる。
○(2)[軍]軍艦などがマストに掲げる細長い標識旗。
「ペンダント(pendant)」とも呼ぶ。
○(3)[運]競技会の優勝旗。
○(4)観光のお土産(ミヤゲ)に売られている、地名や景色などが
描かれた細長い三角形の小旗。
ぺなんとう《ぺなんたう》
【ペナン島】
◇[マレー語]Palau Penang/Palau Pinang、[英]Penang Is-
land
○[地]マレー半島の北西岸にある小島。マラッカ海峡北口の東
側。
スズ(錫)・ゴムの集散地。観光リゾート地。
「ピナン島」とも呼ぶ。
参照⇒ぺなんしゅう(ペナン州),たんじゅんぶんが(タンジュ
ン・ブンガ)
◎1786(天明 6)イギリス東インド会社が領有し、マライ方面の
根拠地として対中国貿易の中継地となる。
太平洋戦争中は日本の潜水艦基地であった。
ぺなんぶら
【ペナンブラ】
◇[羅]penumbra
○(1)[物]⇒はんえい(半影)
○(2)[天]太陽黒点の半暗部。
○(3)[美]明暗や濃淡の境目。
参照⇒うんげん(繧繝,暈繝)(4)
○(4)明暗や疑惑などがはっきりしない部分。
べなんわん
【ベナン湾】
◇[英]Bight of Benin
○[地]アフリカ西部、ギニア湾(Gulf of Guinea)北岸の入り江。
「ベニン湾」とも呼ぶ。
べに
【ベニ】
◇Beni
○(1)(Departamento de Beni)⇒べにけん(ベニ県)
○(2)アフリカ中部、コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部の北
キブ州(Province du Nord-Kivu)北東部にある都市。
北緯0.50°、東経29.47°の地。
★べに
【紅】
○(1)ベニバナ(紅花)の花弁から採った鮮紅色の色素。
参照⇒べにばな(ベニバナ,紅花)
○(2)(転じて、ベニバナ以外の)エンジムシ(臙脂虫)などから
採った紅色の色素。
参照⇒えんじむし(臙脂虫)
○(3)[色]くれない(紅)色。
○(4)口紅(クチベニ)。
⇒くちべに(口紅)
ぺに
【ペニ】
◇penni
○[古][経]フィンランドの旧通貨補助単位。
100ペニ=1マルカ(markka)。
◎現在はユーロ圏。
ぺにー
【ペニー】
【片】
◇[英](単数形)penny/(複数形)pence(ペンス)
○(1)[経]イギリス・アイルランドの補助通貨単位。
100ペンス(p)=1ポンド(£)
○(2)[古][経]イギリスの通貨単位。
12ペンス(d)=1シリング(s)
240ペンス(d)=20シリング(s)=1ポンド(£)
◎1971. 2.(昭和46)通貨単位は十進法となり、1ペンスは1ポ
ンド(pound)の百分の一と改められ、シリング(shilling)は廃
止となった。
ぺにあ
【ペニア】
◇[英]-penia(ピーニア)
○[接頭辞]「欠乏・不足」を表す語形成要素。
◎ギリシア語の"penia(貧困・不足)"から。
◎サルコペニア(sarcopenia):筋肉減少。
エリスロペニア(erythropenia):赤血球減少。
ロイコペニア(leucopenia,leukopenia):白血球減少。
ニュートロペニア(neutropenia):好中球減少。
トロンボサイトペニア(thrombocytopenia):血小板減少。
トロンボペニア(thrombopenia):血小板減少。
べにあじさし
【ベニアジサシ】
【紅鰺刺】
◇[学]Sterna dougallii、[英]Roseate Tern
○[鳥]チドリ目(Charadriiformes)カモメ科(Laridae)アジサシ
亜科(Sternini)の水鳥。
全長約40センチメートル。
頭頂部が黒く、全身は白い。嘴(クチバシ)と脚(アシ)は赤い。
温帯から熱帯にかけて世界的に広く分布し、無人の小島など
に集団で繁殖する。日本では奄美列島以南の南西諸島に夏飛来
し繁殖する。日本最大の繁殖コロニーは沖縄県島尻郡(シマジリグ
ン)渡嘉敷村(トカシキソン)の無人島ナガンヌ島。
6月末に産卵し、約1ヶ月で孵化(フカ)する。
◎環境省の準絶滅危惧種。
べにあずま《べにあづま》
【紅吾妻】
○[農]サツマイモの栽培品種。
参照⇒さつまいも(サツマイモ,薩摩芋,甘藷)
べにえべっくしょうまんびょう《べにえべつくしようまんびやう》
【ベニエ・ベック・ショウマン病】
◇[英]Besnier-Boeck-Schaumann disease
○[病]⇒さるこいどーしす(サルコイドーシス)
べにがら
【紅殻】
○[色]⇒べんがら(紅柄)
★べにかわむき《べにかはむき》
【ベニカワムキ】
【紅皮剥】
○[魚]フグ目(Tetraodontiformes)ベニカワムキ科(Triacan-
thodidae)の海魚。
★ぺにぎょくずい
【紅玉髄】
○[鉱]玉髄の一種。
主成分は二酸化ケイ素(SiO2)。
色は不純物によって、。橙色(ダイダイイロ)〜赤色〜褐色など多
彩。
色の濃いものを「サード([英]sard)」,「サーディアス([英]sar-
dius)」、淡いものを「カーネリアン([英]carnelian)」,「コーネ
リアン([英]cornelian)」と呼ぶ。
参照⇒ぎょくずい(玉髄)(2)
★べにくらげ
【ベニクラゲ】
【紅水母】
【紅海月】
◇[学]Turritopsis nutricula
○[動]ハナクラゲ目(Anthoathecata)クラバ科(Oceaniidae)ベ
ニクラゲ属(Turritopsis)。
★べにくらげもどき
【ベニクラゲモドキ】
【紅水母】
【紅海月】
◇[学]Oceania armata
○[動]ハナクラゲ目(Anthoathecata)クラバ科(Oceaniidae)ベ
ニクラゲモドキ属(Oceania)。
◎成体が大きく傷付くとポリプに若返ることが知られている。
べにけん
【ベニ県】
◇[西]Departamento de Beni、[英]Beni Department
○ボリビア北部の県。西部をラパス県(Departamento de La
Paz)、北西部をパンド県(Departamento de Pando)に接し、北
東部をブラジルに隣接。
県都はトリニダード(Trinidad)。
べにこまち
【紅小町】
○[農]甘みの強いサツマイモの栽培品種。
参照⇒さつまいも(サツマイモ,薩摩芋,甘藷)
べにざけ
【ベニザケ】
【紅ザケ】
【紅鮭】
◇[英]red salmon
○[魚]サケ科(Salmonidae)の硬骨魚。
体形はサケに似るが、体長約85センチメートルとやや小形。
背は青黒色、腹は銀白色。秋から冬の産卵期には体色が紅色
になり、特にオスでは顕著。川をさかのぼって上流の砂礫底に
産卵する。
北海道・千島列島・カムチャツカ・アラスカなどの北太平洋
で採れ、肉は鮮紅色で美味。
本種の陸封型は「ヒメマス(姫鱒)」。
「ベニジャケ(紅鮭)」,「ベニマス(紅鱒)」,「レッドサーモン」と
も呼ぶ。
◎春の季語。
べにざら
【紅皿】
○(1)口紅(クチベニ)をつけるための皿。
皿に紅が塗りつけてあり、口紅をつける度(タビ)に、薬指の
先ににツバ(唾)をつけて必要なだけ溶いて用いるもの。
○(2)説話上の、醜(ミニク)い妹。
⇒べにざらかけざら(紅皿欠皿)
○(3)[人]太田道灌(ドウカン)(1432〜1486)の歌の友をしたという
女性。
狩りの途中に雨に遭(ア)った道灌が、農家でミノ(蓑)を貸し
てほしいと求めたところ、少女(紅皿)が「七重八重(ナナエ・ヤエ)、
花は咲けども山吹(ヤマブキ)の、み(実)のひとつだに無きぞ悲し
き」と古歌のあるヤマブキの一枝を差し出した。家臣に「ミノが
ない」という意味だと教えられた道灌は、無学を恥じて和歌を
勉強し、後に紅皿を江戸城に呼んで和歌の友としたという。
道灌の死後、大久保に庵(イオリ)を建てて尼(アマ)となり、死後
その地に葬(ホオム)られたという。
◎古歌は兼明親王(カネアキラ・シンノウ)( 914〜 987)の和歌。
東京都新宿区六丁目の大聖院(ダイショウイン)に紅皿の墓といわれ
る石碑がある。
べにざらかけざら
【紅皿欠皿】
○[文]日本の継母(ママハハ)説話(昔話)の一つ。
姉の欠皿は継子(ママコ)で美貌、妹の紅皿は実子で醜(ミニク)かっ
た。継母と妹は姉を憎み、いろいろと謀(ハカゴト)をめぐらして
殺そうとするが果さず、その内に姉は高貴な人に見いだされて
結婚し、継母と妹とは哀れな死をとげたという。
参照⇒しんでれら(シンデレラ)
べにしたぐろ
【紅下黒】
○[色]染色の一つ。
黒に深みを出すため、白生地を一度紅で染めてから黒く染め
たもの。
参考⇒あいしたぐろ(藍下黒)
べにしの
【紅志野】
○⇒しの(志野)
べにしまめのう《べにしまめなう》
【紅縞メノウ】
【紅縞瑪瑙】
◇[英]sardonyx
○[鉱]⇒あかしまめのう(紅縞メノウ,紅縞瑪瑙,赤縞瑪瑙)
べにじゃけ
【ベニジャケ】
【紅ジャケ】
【紅鮭】
◇[英]red salmon
○[魚]⇒べにざけ(ベニザケ,紅ザケ,紅鮭)
べにしゃんぐるしゅう《べにしやんぐるしう》
【ベニシャングル州】
◇Benishangul Kilil、[英]Benishangul State
○エチオピア北西部の州。北部・東部をアムハラ州(Amhara
Kilil)、南部をオロミア州(Oromia Kilil)に接し、西部をスー
ダンに隣接。
州都はアソサ(Assosa)。
「ベンシャングル・グムズ州(Binshangul Gumuz Kilil)」とも
呼ぶ。
〈面積〉
5万1,000平方キロメートル。
〈人口〉
1994(平成 6)46万0,459人(10月11日現在)。
2000(平成12)53万7,000人(7月推定)。
べにしゅうほう《べにしうほう》
【紅秀峰】
○[農]山形県産の高級サクランボの一品種。晩生種。
大玉で真っ赤に色付き、酸味が少なく甘い。肉質は硬く、日
持ちがする。
◎1991.11.(平成 3)品種登録。
★ぺにしりん
【ペニシリン】
◇[英]penicillin、"[英]penicilium(アオカビ属)"から。
○[薬]抗生物質の一つ。
青カビの培養液から造られ、肺炎・淋病・化膿性疾患などの
特効薬となっている。
◎ペニシリン・ショック:⇒ぺにしりんしょっく(ペニシリン
・ショック)
◎1929(昭和 4)イギリスの細菌学者A.フレミング(Alexander
Fleming)が発見。
ぺにしりんしょっく
【ペニシリン・ショック】
◇[英]penicillin shock
○[医]ペニシリンの注射で引き起こされる危険な過敏症状。
特異体質が原因とされる。
べにす
【ベニス】
◇[英]Venice
○(1)イタリアの都市ベネチア([伊]Venezia)の英語名。
⇒べねちあ(ベネチア)
○(2)アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)サラ
ソータ郡(Sarasota county)、メキシコ湾に面するフロリダ半
島西岸の都市。
べにすこくさいえいがさい《べにすこくさいえいぐわさい》
【ベニス国際映画祭】
◇[英]the Venice International Film Festival
○[映]⇒べねちあこくさいえいがさい(ベネチア国際映画祭)
べにすのしょうにん《べにすのしやうにん》
【ベニスの商人】
◇[英]The Merchant of Venice
○[劇]シェークスピア(Shakespeare)の喜劇。5幕。
ベニスの商人アントニオ(Antonio)は、親友バッサニオ(Bas-
sanio)が求婚に出かける費用を、強欲なユダヤ人高利貸しシャ
イロック(Shylock)から自分の肉1ポンドを担保(タンポ)に借金
をする。その返済が遅れたため訴訟事件で肉を切られそうにな
るが、バッサーニオの恋人ポーシャ(Portia)が男装して裁判官
となり、機転を利かせて「肉を切り取ってもよいが、1ポンド
より多くても少なくてもいかん。また、血を一滴でも流しては
ならん」と裁き、事を納めた。
◎1596(文禄 5,慶長元)ころの作品。
1883(明治16)坪内逍遥(ショウヨウ)訳『人肉質入れ裁判』。
1885(明治18)中村宗十郎一座の翻案劇『何桜彼桜(サクラドキ)銭
世中(ゼニノヨノナカ)』、大阪戎座(エビスザ)で上演。
ぺにずわいがに
【ベニズワイガニ】
【紅ずわい蟹】
○[動]クモガニ科(Majidae)のカニ。深海域に生息する。
甲羅(コウラ)などは紅褐色で、脚やハサミ(鉗)はやや細い。
食用となり、缶詰などの加工品に使用される。
◎クモガニ科のズワイガニとは別種。
べにすわん
【ベニス湾】
◇[英]Gulf of Venice
○[地]⇒べねちあわん(ベネチア湾)
★べにちょうじ《べにちやうじ》
【ベニチョウジ】
【紅丁字】
◇[学]Cestrum elegans
○ナス目(Solanales)ナス科(Solanaceae)キチョウジ属
(Cestrum)の常緑低木。メキシコ原産。
花は芳香を放つ。
「セストラム([羅]cestrum)」とも呼ぶ。
参照⇒せすとらむ(セストラム)
べにづる
【ベニヅル】
【紅鶴】
○[鳥]フラミンゴの別称。
⇒ふらみんご(フラミンゴ)
★べにてんぐたけ
【ベニテングタケ】
【紅天狗茸】
◇[学]Amanita muscaria
○[植]担子菌類ハラタケ目(Agaricales)テングタケ科(Amanita-
ceae)テングタケ属(Amanita)の毒キノコ(茸)。
傘は初めマンジュウ形で、後に扁平(ヘンペイ)に開く。傘面は
赤褐色で、白色の小さなイボ(疣)([英]warts)や鱗状体([英]
gills)が数多く付着している。
死に至ることは少ない。
「ベニテングダケ(紅天狗茸)」とも呼ぶ。
べにてんぐだけ
【ベニテングダケ】
【紅天狗茸】
◇[学]Amanita muscaria
○[植]⇒べにてんぐたけ(ベニテングタケ,紅天狗茸)
★べにのき
【ベニノキ】
【紅木】
◇[学]Bixa orellana、[英]annatto(アナトー)/anatto/lip-
stick tree/roucou(ルークー)、[西]achiote(アチオテ)
○[植]アオイ目(Malvales)ベニノキ科(Bixaceae)ベニノキ属
(Bixa)の半落葉性低木。熱帯アメリカ原産。
種子から紅色の食品着色料アナトー色素(annatto color)を
得る。
参照⇒あなとーしきそ(アナトー色素)
★べにばな
【ベニバナ】
【紅花】
◇[英]safflower、[学]Carthamus tinctorius
○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)ベニバナ属(Car-
thamus)の越年草。小アジア・エジプト原産。
葉は硬く、周辺にトゲがある。
「末摘花(スエツムハナ)」,「紅(クレナイ)」,「くれのあい(呉の藍,呉藍,紅
藍)」,「サフラワー」とも呼ぶ。
◎山形県の県花。
べにばにいんげん
【ベニバナインゲン】
【紅花隠元】
○[植][農]⇒はなまめ(花豆)
べにます
【ベニマス】
【紅マス】
【紅鱒】
◇[英]red salmon
○[魚]⇒べにざけ(ベニザケ,紅ザケ,紅鮭)
べにや
【ベニヤ】
◇[英]veneer
○(1)[建]木材・家具などの表面に貼る化粧板。
参照⇒つきいた(突板,突き板)
◎アシュラー・ベニヤ(ashlar veneer):⇒きりいし(切り石,
切石)(3)
○(2)[建]木材の薄板・単板。
○(3)[俗][建](日本で)⇒べにやいた(ベニヤ板)
べにやいた
【ベニヤ板】
◇[英]plywood(プライウッド)
○[俗][建](日本で)合板(ゴウハン)の俗称。
単に「ベニヤ」とも呼ぶ。
参照⇒ごうはん(合板)
へにん
【ヘニン】
◇[英]hennin
○[服]15世紀のヨーロッパで女性が用いた、細長い円錐状(エンス
イジョウ)の頭飾り。先端または全体にベール(veil)を垂らしてい
ることが多い。
べにん
【ベニン】
◇Benin
○⇒べなん(ベナン)
ぺにんさんみゃく
【ペニン山脈】
◇[英]Pennine Chain/the Pennines
○[地]イギリスのイングランド北部から南部へ走る丘陵地帯。
長さ220キロメートル、最高点は標高893メートル。
牧羊が盛んで、山麓のヨークシャー(Yorkshire)やランカシャ
ー(Lancashire)は石炭の産出地。
「ペンニン山脈」とも呼ぶ。
◎ペンニン山脈(Pennin Alps)はアルプス山脈の一部:⇒ぺん
にんあるぷす(ペンニン・アルプス)
★ぺにんすらーる
【ペニンスラール】
◇[英]peninsular、"the Peninsula(イベリア半島)"から。
○植民地時代、イベリア半島生れで新大陸(西インド諸島や中
南米)に任官した、または移住したヨーロッパ人。
新大陸生れのヨーロッパ系白人(クリオーリョ,クレオール)
の上位に位した。
参照⇒くれおーる(クレオール)(2)
ぺにんとんぐん
【ペニントン郡】
◇[英]Pennington County
○アメリカ合衆国中央北西部、サウスダコタ州(South Dakota
State)西部の郡。北部をミード郡(Meade County)に接し、西部
をワイオミング州(Wyoming State)に隣接。
郡都はラピッドシティー(Rapid City)。
べにんわん
【ベニン湾】
◇[英]Bight of Benin
○[地]⇒べなんわん(ベナン湾)
べぬえ
【ベヌエ】
◇Benue
○(1)[地]⇒べぬえがわ(ベヌエ川)
○(2)(Benue State)⇒べぬえしゅう(ベヌエ州)
べぬえがわ《べぬえがは》
【ベヌエ川】
◇[英]Benue River
○[地]アフリカ西部、ニジェール川(the Niger River)の最大
支流。長さ1,416キロメートル。
カメルーン北部の山地に発し、ほぼ東西に流れ、ナイジェリ
ア中南部のロコジャ(Lokoja)付近でニジェール川と合流しギニ
ア湾(Gulf of Guinea)に注(ソソ)ぐ。
ナイジェリア領内では大部分が航行可能。
「ベンウェ川」とも呼ぶ。
参照⇒にじぇーるがわ(ニジェール川)
◎ドイツの探検家フレーゲル(Eduard Robert Flegel)が西洋人
としては初めて源流に到達。
べぬえしゅう《べぬえしう》
【ベヌエ州】
◇[英]Benue State
○ナイジェリア南東部の州。東部をタラバ州(Taraba State)に
接し、南東端をカメルーンに隣接。
北部をベヌエ川(the Benue River)西流している。
州都はマクルディ(Makurdi)。
〈面積〉
3万4,059平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)513万0,700人。
べぬわー
【ベヌワー】
◇[フ]baignoire
○(フランス語で)浴槽。
⇒よくそう(浴槽)
[1]べーね
【ベーネ】
◇[伊]bene
○(1)[副](イタリア語で)うまく、とても。
○(2)[間投詞](イタリア語で)よし。
[2]べーね
【ベーネ】
◇[伊](単数形)bene/(複数形)beni(ベーニ)
○(1)(イタリア語で)善・幸福・利益。
○(2)(beni)(イタリア語で)財産。
べねヴぇんと
【ベネヴェント】
◇Benevento
○⇒べねべんと(ベネベント)
べねヴぇんとけん
【ベネヴェント県】
◇[伊]Provincia di Benevento、[英]Benevento District/
Benevento Province
○⇒べねべんとけん(ベネベント県)
べねヴぇんとこうこく
【ベネヴェント公国】
◇[英]Duchy of Benevento/Dukedom of Benevento
○[歴]⇒べねべんとこうこく(ベネベント公国)
べねしゃんぷらいんど
【ベネシャンブラインド】
◇[英]Venetian blind
○[建]⇒べねちあんぷらいんど(ベネチアンブラインド)
べねしゅ
【ベネシュ】
◇Eduard Benes
○[人]チェコスロバキアの政治家(1884〜1948)。ボヘミア出身。
大統領在任:1935〜1938,1945〜1948。
第一次世界大戦中、マサリクらとともにフランスで祖国独立
運動を推進。
独立後、1918〜1935(大正 7〜昭和10)外相・1921〜1922(大
正10〜大正11)首相を経て、1935(昭和10)大統領に就任。
1938. 9.(昭和13)ミュンヘン会議でズデーデン地方のドイツ
への割譲が決まると10月イギリスに亡命。のちアメリカに渡る。
第二次世界大戦中はロンドンで亡命政権(1940〜1945)を組織。
戦後帰国し、再び大統領に就任。枢軸国であったドイツ人・
ハンガリー人の強制退去を命じる(ベネシュ政令)。
1948. 2.25(昭和23)共産主義クーデターにより新民族戦線内
閣が成立し、 6. 7辞職。
べねずえら
【ベネズエラ】
◇Venezuela
○南アメリカ北部、カリブ海に面する共和国。正称はベネズエ
ラ・ボリバル共和国(Bolivarian Republic of Venezuela)。
首都はカラカス(Caracas)。
「ヴェネズエラ」とも呼ぶ。
〈面積〉
91万2,050平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)1,274万人。
1984(昭和59)1,685万人。
1988(昭和63)1,875万人。
1997(平成 9)2,278万人。
1999(平成11)2,370万人。
〈歴代大統領〉
カルデラ(Rafael Caldera)(1916〜):1969. 3.11〜1974. 3.
12。
ペレス(Carlos Andres Perez Rodriguez)(1922〜):1974. 3.
12〜1979. 3.12。
ペレス(再任):1989. 2. 2〜1993. 8.31。
カルデラ(再任):1994. 2. 2〜1999. 2. 2。
ウゴ・チャベス・フリアス(Hugo Chavez Frias)(1954〜):
1999. 2. 2〜2002. 4.12。
ペドロ・カルモナ(Pedro Carmona Estanga)(1941〜):2002.
4.12〜2002. 4.13。
ウゴ・チャベス・フリアス(再任):2002. 4.14〜。
◎州:[西]Estado *、[英]* State。
◎15世紀末コロンブスにより発見。もとスペイン領。
1830(文政13)大コロンビア共和国から分離独立。
1999(平成11)独立の英雄シモン・ボリバル(Simon Bolivar)
の名から国名をベネズエラ・ボリバル共和国に改称。
参照⇒[2]ぼりばる(ボリバル)
べねずえらかいぼん
【ベネズエラ海盆】
◇[英]Venezuelan Basin
○[地]カリブ海中東部の海盆。最深5,630メートル。
北部をイスパニョーラ島南東岸とプエルトリコ島、東部をア
ベス海嶺(Aves Ridge)、南部をベネズエラ北岸のベネズエラ諸
島(Venezuelan Islands)、西部をベータ隆起(Beta Ridge)に囲
まれている。
★べねずえらしゅっけつねつ
【ベネズエラ出血熱】
◇[英]Venezuelan hemorrhagic fever
○[病]
◎1991(平成 3)ガナリトウイルス(Guanarito virus)、発見。
べねずえらわん
【ベネズエラ湾】
◇[西]Golfo de Venezuela、[英]Gulf of Venezuela
○[地]南アメリカ大陸の北西岸、ベネズエラ北西部にある湾。
東部はベネズエラのパラグアナ半島(Paraguana Peninsula)、
西部はコロンビアのラグアヒラ半島([西]Peninsula de La Gua-
jira)に囲まれ、南部はマラカイボ湖(Lago de Maracaibo)につ
ながり、北部はカリブ海(Caribbean Sea)に開口する。
パラグアナ半島東岸に石油基地プントフィホ(Punto Fijo)が
ある。
★べねちあ
【ベネチア】
◇[伊]Venezia、[英]Venice
○(1)(Provincia di Venezia)⇒べねちあけん(ベネチア県)
○(2)イタリア北東部、ベネト州(Regione Veneto)の州都、ベ
ネチア県の県都。
ベネチア湾(Golfo di Venezia)に面する港湾都市。
「ヴェネツィア」とも、英語名で「ベニス」,「ヴェニス」とも呼
ぶ。
◎観光名物:参照⇒ごんどら(ゴンドラ)(1)
北欧のベネチア:⇒すとっくほるむ(ストックホルム)
北のベニス(the Nother Venice):⇒さんくとぺてるぶるぐ
(サンクトペテルブルグ,サンクト・ペテルブルグ)
べねちあがらす
【ベネチア・ガラス】
◇[伊]vetro Veneziano、[英]Venetian glass
○ベネチア産の高級ガラス器。
「ベネチアングラス」とも、ベネチアのムラノ島(Isola di
Murano)で作られていたことから「ムラノ・ガラス(vetro di
Murano)」とも呼ぶ。
べねちあけん
【ベネチア県】
◇[伊]provincia di Venezia、[英]Venice district/Venice
province
○イタリア北東部、ベネト州(Regione Veneto)東部の県。
県都はベネチア。
〈面積〉
2,460.0平方キロメートル。
〈人口〉
1999(平成11)81万5,009人(1月1日推計)。
2001(平成13)80万0,370人(10月21日)。
べねちあこくさいえいがさい《べねちあこくさいえいぐわさい》
【ベネチア国際映画祭】
◇[伊]Festival del Cinema di Venezia
○[映]ベネチアで毎年開かれる映画祭。
最高の賞は金獅子賞(キンジシショウ)。
「ベニス国際映画祭([英]the Venice International Film
Festival)」とも呼ぶ。
◎1932(昭和 7)創設。
1951(昭和26)黒澤明(クロサワ・アキラ)監督『羅生門(ラショウモン)』金獅
子賞、受賞。
1952(昭和27)溝口健二監督『西鶴一代女』国際賞、受賞。
1958(昭和33)稲垣浩監督『無法松(ムホウマツ)の一生』金獅子賞、
受賞。
1961(昭和36)三船敏郎(『用心棒』)主演男優賞、受賞。
1997(平成 9)北野武(タケシ)監督『HANA−BI(ハナビ)』金
獅子賞、受賞。
2005. 9. 9(平成17)宮崎駿監督、栄誉金獅子賞(功労賞)を受
賞。
◎カンヌ国際映画祭・ベルリン国際映画祭とともに世界の三大
映画祭の一つ。
★べねちあわん
【ベネチア湾】
◇[伊]Golfo di Venezia、[英]Gulf of Venice
○[地]アドリア海(Mare Adriatico)北部の湾。
ポー川(fiume Po)やルビコン川(fiume Rubicone)が流入。
「ベニス湾」とも呼ぶ。
べねちあんぐらす
【ベネチアングラス】
◇[英]Venetian glass、[伊]vetro Veneziano
○⇒べねちあがらす(ベネチア・ガラス)
べねちあんぷらいんど
【ベネチアンブラインド】
◇[英]Venetian blind
○[建]室内用の日除(ヒヨ)け板すだれ。
スラット(slat)と呼ぶ細長い薄板を紐(ヒモ)などで全体を巻き
上げたり、下ろしたりするほか、スラットの向きを変えて採光
や通風を調節することもできる。
「ベネシャンブラインド」,「ジャロジー([フ]jalousie)」,「ジャ
ルジー」とも呼ぶ。
◎ジャロジー:参照⇒[1]じぇらしー(ジェラシー)
べねっせれ
【ベネッセレ】
◇[伊]benessere
○(1)(イタリア語で)心身の健康・(健康から得られる)しあわ
せ。
○(2)(イタリア語で)福祉・厚生。
べねっと
【ベネット】
◇Richard Bedford Bennett
○[人]カナダの第15代首相(1870. 7. 3〜1947. 6.26)。在任:
1930. 8. 7〜1935.10.23。
べねでぃくつす
【ベネディクツス】
◇[羅]Benedictus
○[人]⇒べねでぃくとぅす(ベネディクトゥス)
[1]べねでぃくと
【ベネディクト】
◇[英]St.Benedict、[羅]Benedictus
○[人]⇒べねでぃくとぅす(ベネディクトゥス)
[2]べねでぃくと
【ベネディクト】
◇Ruth Fulton Benedict(ロース・ベネディクト)
○[人]アメリカの女性文化人類学者(1887〜1948)。
著書は『菊と刀』・『文化の型』など。
べねでぃくとぅす
【ベネディクトゥス】
◇[羅]Benedictus、[英]St.Benedict(聖ベネディクト)
○[人]イタリアの修道僧( 480ころ〜 547ころ)。イタリア中部、
ヌルシア(Nursia)(現:ノルチア"Norcia")生れ。
529年、ローマ南方のモンテ・カシノ(カシノ山)に修道院を
創設。貞潔・清貧・服従の会則を制定し、西方教会の修道院制
度に大きな影響を与えた。
「ベネディクツス」,「ベネディクト」,「ヌルシアのベネディク
トゥス(Benedictus of Nursia)」とも呼ぶ。
★べねでぃくとしゅうどうかい《べねぢくとしうだうくわい》
【ベネディクト修道会】
◇[伊]Ordo Sancti Benedicti
○[宗]カトリックの修道会の一つ。
529年、ローマのベネディクトゥスによりモンテ・カシノに
創設。
参照⇒べねでぃくとぅす(ベネディクトゥス)
べねでぃくとじゅうろくせい《べねぢくとじふろくせい》
【ベネディクト十六世】
【ベネディクト16世】
◇[英]Benedict XVI
○[人]第265代ローマ教皇(1927. 4.16〜)。在位:2005. 4.19
〜。俗名はヨゼフ・ラツィンガー(Joseph Ratzinger)。ドイツ
・マルクトル(Marktl)生れ。
べねとしゅう《べねとしう》
【ベネト州】
◇[伊]Regione Veneto、[英]Veneto Region
○イタリア北東部の州。北東部をフリウリ・ベネチア・ジュリ
ア州(Regione Friuli-Venezia-Giulia)に接する。
州都はベネチア(Venezia)。
「ヴェネト州」とも呼ぶ。
〈7県〉
ベルーノ県(Provincia di Belluno)。
パドバ県(Provincia di Padova)。
ロビーゴ県(Provincia di Rovigo)。
トレビゾ県(Provincia di Treviso)。
ベネチア県(Provincia di Venezia)。
ベローナ県(Provincia di Verona)。
ビチェンツァ県(Provincia di Vicenza)。
〈面積〉
1万8,365.0平方キロメートル。
〈人口〉
1999(平成11)448万7,560人(1月1日推計)。
2001(平成13)449万0,586人(10月21日)。
ぺねとらりあ
【ペネトラリア】
◇[英]penetralia
○(1)内奥部・深奥部。
○(2)⇒おくのいん(奥の院)
べねとん
【ベネトン】
◇[登録商標]Benetton
○[服]イタリアの大手アパレル・メーカー。
へねぴんぐん
【ヘネピン郡】
◇[英]Hennepin County
○アメリカ合衆国中北部、ミネソタ州(Minnesota State)東部
の郡。
郡都はミネアポリス(Minneapolis)。
べねべんと
【ベネベント】
◇Benevento
○(1)(Provincia di Benevento)⇒べねべんとけん(ベネベント
県)
○(2)イタリア南部、カンパーニア州(regione Campania)北部
のベネベント県南部にある県都。
「ベネヴェント」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)6万2,561人。
○(3)[歴](Duchy of Benevento)⇒べねべんとこうこく(ベネベ
ント公国)
べねべんとけん
【ベネベント県】
◇[伊]Provincia di Benevento、[英]Benevento District/
Benevento Province
○イタリア南部、カンパーニア州(regione Campania)北部の県。
南東部をアベリノ県(Provincia di Avellino)、西部をカゼル
タ県(Provincia di Caserta)に接し、北部をモリーゼ州(Re-
gione Molise)、北東部をプーリア州(Regione Puglia)に隣接。
県都はベネベント。
「ベネヴェント県」とも呼ぶ。
べねべんとこうこく
【ベネベント公国】
◇[英]Duchy of Benevento/Dukedom of Benevento
○[歴]イタリア南部にあった、ランゴバルド族(the Lango-
bards)の公国。北部をフランク王国、南部を東ローマ帝国(ビ
ザンチン帝国)に隣接。
「ベネヴェント公国」とも呼ぶ。
◎ 774(宝亀 5)ランゴバルド(ロンバルディア)王国(the Lom-
bard Kingdom)がカール一世(大帝)(シャルルマーニュ)に征服
された中で、唯一残される。
11世紀末、ノルマン人に征服される。
◎現在のほぼモリーゼ州(Regione Molise)・カンパーニア州
(Regione Campania)・バジリカータ州(Regione Basilicata)と
プーリア州(Regione Puglia)の北部。
べねるっくす
【ベネルックス】
◇Benelux
○ベルギー・オランダ(ネーデルランド王国)・ルクセンブルク
の総称。
◎ベルギー(Belgium)・ネーデルランド(Netherlands)・ルクセ
ンブルク(Luxembourg)からの造語。
ぺねろぺ
【ペネロペ】
◇[希]Penelope
○(1)[ギ神]ギリシア神話の英雄オデュッセウス(Odysseus)の
妻。
トロイア戦争で夫が出征中、大勢に求愛されたが、20年間貞
節を守り続け、夫と再会の喜びを得た。
参照⇒おでゅっせうす(オデュッセウス)
○(2)(転じて)貞淑(テイシュク)な妻。
へのかっぱ
【屁の河童】
○(1)[慣用句]簡単にできること、容易(ヨウイ)であること、たや
すいこと。朝飯前(アサメシマエ)。
○(2)張合いがないこと、手応(テゴタ)えがないこと、取るに足
りないこと。
○(3)何とも思わないこと、へっちゃらなこと。
◎「木端(コッパ)の火(ヒ)」が「河童の屁」に変化し、さらに逆転し
たもの。
一説に、水中の「河童の屁」は勢いがないから「何でもない」と
も。
へのこ
【辺野古】
◇[日]Henoko
○沖縄県名護市(ナゴシ)南部の地名。
米軍施設キャンプ・シュワーブ(Camp Schwab)がある。
◎辺野古崎(ヘノコザキ),辺野古川,辺野古岳
参照⇒おおうらわん(大浦湾)
へのこ
【陰核】
○(1)睾丸(コウガン)。
◎「陰嚢中の核」の意味。
○(2)陰茎・男根・ペニス。
ぺのぶすこっと
【ペノブスコット】
◇Penobscot
○(1)アメリカ合衆国北東部、メーン州(Maine State)に居住し
ていた北米インディアンの一部族。
○(2)[地](the Penobscot River)⇒ぺのぶすこっとがわ(ペノ
ブスコット川)
○(3)(Penobscot County)⇒ぺのぶすこっとぐん(ペノブスコッ
ト郡)
ぺのぶすこっとがわ《ぺのぶすこつとがは》
【ペノブスコット川】
◇[英]the Penobscot River
○[地]アメリカ合衆国北東部、メーン州(Maine State)中央部
を南流して大西洋のペノブスコット湾(Penobscot Bay)に注(ソソ)
ぐ川。
ぺのぶすこっとぐん
【ペノブスコット郡】
◇[英]Penobscot County
○アメリカ合衆国北東部、メーン州(Maine State)中央部の郡。
郡都はバンガー(Bangor)。
〈人口〉
2000(平成12)14万6,817人。
へのへのもへじ
【へのへのもへじ】
○文字遊びの一種。
平仮名で簡単に顔を描くもの。「への」で眉(マユ)と目を、「も」
で鼻を、「へ」で口を、「じ」で顔の輪郭を書く。
「へへののもへじ」とも呼ぶ。
◎カカシ(案山子)の顔を書くのにも用いられる。
参照⇒かかし(カカシ,案山子,鹿驚)
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