フレーム版に戻る ノンフレーム版に戻る ホームページに戻る

                    PDD図書館管理番号       0001.0081.4000.23

                 百   科   辞   書    《へは》     編集:獨  澄旻

-------- へは --------------------------------------------------
ぺぱー
	【ペパー】
	◇[英]pepper
	○[植][食]⇒こしょう(コショウ,胡椒)
ぺーはー
	【pH】
	◇[羅]pondus hydrogenii/potentia hydrogenii、[英]potent-
	ial of hydrogen/hydrogen ion concentration index
	○[化]水素イオン指数の略称。
	 水素イオン濃度を表す数値で、1リットル中の水素のグラム
	イオン数の逆数の常用対数。
	 pH7が中性で、0から7未満が酸性で、7を越えて14まで
	が塩基性(アルカリ性)を表す。
	 「ぴーえっち(pH)」,「ぴーえいち(pH)」とも呼ぶ。
	 参照⇒すいそいおん(水素イオン)
	〈pH指示薬(pH indicator)〉
	 リトマス試験紙:⇒りとますしけんし(リトマス試験紙)
	 フェノールフタレイン:⇒ふぇのーるふたれいん(フェノー
	ルフタレイン)
	 フェノールレッド:⇒ふぇのーるれっど(フェノールレッド)
	 クレゾールレッド:⇒くれぞーるれっど(クレゾールレッド)
	 メチルオレンジ:⇒めちるおれんじ(メチルオレンジ)
	 チモールブルー:⇒ちもーるぶるー(チモールブルー)
	 ブロモチモールブルー:⇒ぶろもちもーるぶるー(ブロモチ
	モールブルー)
	 ブロモクレゾールパープル:⇒ぶろもくれぞーるぱーぷる
	(ブロモクレゾールパープル)
	 ブロモフェノールブルー:⇒ぶろもふぇのーるぶるー(ブロ
	モフェノールブルー)
	 メチルレッド:⇒めちるれっど(メチルレッド)
	 メタクレゾールバープル:⇒めたくれぞーるぱーぷる(メタ
	クレゾールバープル)
	 :⇒
	◎色名は、おおよそ塩基性(アルカリ性)側の色。
★ぺーぱー
	【ペーパー】
	◇[英]paper
	○(1)紙。特に洋紙。
	○(2)貼り紙・ラベル・レッテル。
	○(3)新聞・新聞紙。
	○(4)文書・論文。
	○(5)サンドペーパー(紙やすり)。
ぺーはい
	【ペーハイ】
	【北海】
	◇[中]Beihai
	○中国南部、広西チワン族自治区(Guangxi Zhuangzu Zizhiqu)
	南部のトンキン湾に面する都市。
へぱいすとす
	【ヘパイストス】
	◇Hephaistos
	○[ギ神]⇒へふぁいすとす(ヘファイストス)
ぺぱえて
	【ペパエテ】
	◇Papeete
	○⇒ぺぱーて(ペパーテ)
へぱたいてぃす
	【ヘパタイティス】
	◇[英]hepatitis
	○[病]⇒かんえん(肝炎)
ぺぱーて
	【ペパーテ】
	◇Papeete
	○南東太平洋のソシエテ諸島(Society Islands)にあるタヒチ
	島(Tahiti Island)の主都。
	 「ペパエテ」,「ペパート」とも呼ぶ。
ぺぱーと
	【ペパート】
	◇Papeete
	○⇒ぺぱーて(ペパーテ)
へぱとかーしのーま
	【ヘパトカーシノーマ】
	◇[英](単数形)hepatocarcinoma/(複数形)hepatocarcinomata
	○[病]⇒かんぞうがん(肝臓ガン,肝臓癌)
へぱとーま
	【ヘパトーマ】
	◇[英](単数形)hepatoma/(複数形)hepatomata
	○[病]⇒かんぞうがん(肝臓ガン,肝臓癌)
ぺぱーみんと
	【ペパーミント】
	◇[英]peppermint
	○(1)[植]([学]Mentha × piperita)シソ目(Lamiales)シソ科
	(Lamiaceae)ハッカ属(Mentha)の多年草。地中海沿岸原産。
	 オランダハッカ(Mentha spicata)([英]spearmint)とヌマハ
	ッカ(Mentha aquatica)([英]watermint)の自然交雑種。
	 ハーブの一種。
	 乾燥した葉から薄荷脳(ハッカノウ)・薄荷油(ハッカユ)を採る。
	 「セイヨウハッカ(西洋薄荷)」とも呼ぶ。
	◎セイヨウヤマハッカ(西洋山薄荷):⇒[1]めりっさ(メリッサ)
	○(2)薄荷油。
	 ⇒はっかゆ(薄荷油)
	○(3)[食]緑色のリキュール。
	 アルコールとシロップに、薄荷油・丁子油(チョウジユ)など少量
	の香料を加えた、カクテルに使う甘い酒。
ぺぱーみんとぱてぃー
	【ペパーミント・パティー】
	◇Peppermint Patty
	○[漫]アメリカの漫画「ピーナッツ(Peanuts)」に登場する女の
	子。チャーリー・ブラウン(Charlie Brown)の友達。
	 参照⇒ぴーなっつ(ピーナッツ)(2)
へぱりん
	【ヘパリン】
	◇[英]heparin
	○[生化][医]高等動物の各種組織に広く分布する多糖類の硫酸
	エステルの一つ。
	 肝・肺・腎・動脈壁などの肥満細胞に多く含まれる。
	 また血液の凝固を阻止(ソシ)する作用(抗凝血作用)をもち、抗
	凝固薬(anticoagulant)としても使用され、効果が早いので急
	性の疾患の場合に有効。
	 参照⇒ひまんさいぼう(肥満細胞),ひるじん(ヒルジン)
	◎2008. 3.10(平成20)厚生労働省、扶桑薬品工業(大阪市)・テ
	ルモ(東京都渋谷区)・大塚製薬工場(徳島県鳴門市)の3社が17
	製品を自主回収すると発表。アメリカのSPL社が加工した原
	薬をアメリカのバクスター・ヘルスケア社(Baxter Healthcare 
	Corp.)が製造販売したヘパリンナトリウム製剤で死者21人を含
	む副作用被害が確認されたための処置。
	◎ヘパリン添加血(heparinized blood)。
	◎「肝臓([羅]hepar)+塩基(-in)」から。
★へび
	【ヘビ】
	【蛇】
	◇[英]snake(スネーク)、[独]Schlange(シュランゲ)
	○[爬]トカゲ目(有鱗目)ヘビ亜目の爬虫類の総称。
	 古称は「くちなわ(蛇)」。
	◎脱皮(ダッピ)することから「再生」のシンボルとされる。
	◎ハダカヘビ(裸蛇):⇒あしなしいもり(アシナシイモリ,足無
	し井守,足無井守)
へびー
	【ヘビー】
	◇[英]heavy
	○(1)[形]重い。
	○(2)[形]激しい、強度の。
	○(3)[形]大量の。
	○(4)[形]重大な、重要な。
べびー
	【ベビー】
	◇[英]baby(ベイビー)
	○(1)赤ちゃん・赤ん坊。
	 「ペイビー」,「ベービー」とも呼ぶ。
	◎英語では2歳ころまで。
	○(2)[話]恋人や家族などへの呼び掛け。
	○(3)[形]小形の、小さい。
べーびー
	【ベービー】
	◇[英]baby
	○⇒べびー(ベビー)(1)
へびいちご
	【ヘビイチゴ】
	【蛇苺】
	◇[学]Duchesnea chrysantha、[英]an Indian strawberry
	○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)ヘビイチゴ属(Duch-
	esnea)の多年草。
	 日本各地の道端・草地・田の畦(アゼ)などに多く生(ハ)える。
	 茎はつる(蔓)状にのびて地上を這(ハ)い、長さ60センチメー
	トル〜1メートルになり、粗(アラ)い毛がある。葉は三出複葉で
	長い柄があり、各小葉は長さ約3センチの楕円形で縁に粗(アラ)
	い鋸歯(キョシ)がある。
	 春、葉腋から1本の花柄を出し、頂に約1.5センチの黄色の
	五弁花を1個開く。果実は約1センチの球形でイチゴに似て赤
	く熟す。
	 「どくいちご(ドクイチゴ,毒苺)」,「へびなわいちご(ヘビナワ
	イチゴ,蛇苺)」とも呼ぶ。
	◎夏の季語。
	◎果実は俗に有毒と言われるが、甘みも味もなく食用にならな
	い。
べびーうえあ
	【ベビーウエア】
	◇[英]babywear
	○[服]⇒べびーうぇあ(ベビーウェア)
べびーうぇあ
	【ベビーウェア】
	◇[英]babywear
	○[服]赤ん坊に着せる衣服・肌着。
	 「ベビーウエア」,「うぶぎ(産着,産衣)」とも呼ぶ。
べひーが
	【ベヒーガ】
	◇[西]vejiga
	○[医](スペイン語で)膀胱。
	 ⇒ぼうこう(膀胱)
べびーぎゃんぐ
	【ベビーギャング】
	○[古][漫]岡部冬彦(フユヒコ)の漫画。
	 「週刊文春」に連載。
へびーきゅう《へびーきう》
	【ヘビー級】
	◇[英]heavyweight class
	○(1)重量級。平均の体重や重量を超える、人・動物・物。
	○(2)[運]プロボクシングの体重別階級の一つ。
	 190ポンド(86.1キログラム)を超えるもの。
	 ジュニアヘビー級の上位。
	○(3)[運]アマチュアボクシングの体重別階級の一つ。
	 81キログラムを超え、91キログラムまで。
	 ライトヘビー級とスーパーヘビー級の間。
	○(4)(転じて)重鎮(ジュウチン)・有力者。
べびーざらす
	【ベビーザラス】
	【ベビーザらス】
	◇[登録商標]BABIESRUS
	○[経]アメリカの大手玩具販売会社トイザラス(TOYSRUS)が展
	開するベビー用品店。
	 参照⇒といざらす(トイザラス,トイザらス)
べびーしったー
	【ベビーシッター】
	◇[英]baby-sitter
	○親の留守中に、その幼児の世話と留守番をする人。
	 単に「シッター(sitter)」とも呼ぶ。
	◎アメリカでは女子学生がアルバイトとして行うことが多い。
	◎"sit"は「座る」のほかに、「(鳥が)卵を抱く」の意味もある。
べひすたんひぶん
	【ベヒスタン碑文】
	◇[英]Behistun Inscription
	○[歴]イラン北西部、ザグロス山脈(Zagros Mountains)の寒村
	ベヒスタン付近の岩山の岩壁にある碑文。
	 ペルシア王ダレイオス一世(Dareios I)の業績を讃える大浮
	彫群像と碑文が刻まれている。
	 碑文はペルシア語・エラム語・アッシリア語(バビロニア語)
	の3語が楔形文字(クサビガタモジ)で記され、文字解読の貴重な資
	料となっている。
	 「ベヒスツーン碑文」,「ビストゥン碑文(Bisutun Inscription)」
	とも呼ぶ。
	 参照⇒くさびがたもじ(楔形文字)
	◎1847(弘化 4)イギリスの東洋学者ローリンソン(Sir Henry 
	Creswicke Rawlinson)により、その一部が解読。
べひすつーんひぶん
	【ベヒスツーン碑文】
	◇[英]Behistun Inscription
	○[歴]⇒べひすたんひぶん(ベヒスタン碑文)
へびつかこふん
	【蛇塚古墳】
	○[歴]京都府京都市右京区太秦面影町(ウズマサオモカゲチョウ)にある
	前方後円墳。全長75メートル。
	 秦氏(ハタウジ)の墓とされる。
	◎6世紀末〜7世紀初めころに築造。
	◎秦氏の氏寺:⇒こうりゅうじ(広隆寺)
べびーなんぶ
	【ベビー南部】
	◇[英]Baby Nambu
	○[軍]旧日本陸軍の将校用の小型自動拳銃。
	 口径7ミリ。
	 参照⇒きゅうよんしきけんじゅう(九四式拳銃)
	◎他に大型の下士官用「南部十四年式」がある。
	 参照⇒なんぶじゅうよねんしき(南部十四年式)
★へびのぼらず
	【ヘビノボラズ】
	【蛇上らず】
	【蛇不登】
	◇[学]Berberis sieboldii
	○[植]キンポウゲ目(Ranunculales)メギ科(Berberidaceae)メ
	ギ属(Berberis)の落葉小低木。
	 樹高は約50〜80センチメートル。
	 葉の付け根に3本の鋭い刺(トゲ)があり、葉の縁に細かい刺
	(トゲ)(鋸歯)を密生。
	 「トリトマラズ(鳥不止)」とも呼ぶ。
	◎近縁種:参照⇒めぎ(メギ,目木,小蘗)
へびーばっぐ
	【ヘビーバッグ】
	◇[英]heavy bag
	○[運]⇒ぱんちばっぐ(パンチバッグ)
へびはなび
	【ヘビ花火】
	【蛇花火】
	○花火の一種。
	 点火すると徐々に燃えて黒い燃殻(モエガラ)が、くねくねとヘ
	ビが動くように成長するもの。
へぷ
	【ヘプ】
	◇Cheb
	○チェコ西部、ボヘミア地方北西部のカルロビバリ県(Karlo-
	varsky kraj)西部の都市。
	 ドイツ語名は「エーガー(Eger)」。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)3万1,847人(推計)。
へふぁいすとす
	【ヘファイストス】
	◇[希]Hephaistos
	○[ギ神]火と鍛冶(カジ)の神。ゼウス(Zeus)とヘラ(Hera)の子、
	アフロディーテ(Aphrodite)の夫。オリンポス十二神の一神。
	 「ヘパイストス」とも呼ぶ。
	◎ローマ神話のウルカヌス(Vulcanus)に相当する。
	 参照⇒うるかぬす(ウルカヌス)
へふぇ
	【ヘフェ】
	◇[独]Hefe
	○[料](ドイツ語で)酵母・イースト([英]yeast)。
へふぇばいすびーあ
	【ヘフェバイスビーア】
	◇[独]Hefeweissbier(ヘフェヴァイスビーア)
	○[食]ビール酵母入り小麦ビール。
	 酵母(Hefe)で白く(weiss)濁ったビール。
べーふぇれん
	【ベーフェレン】
	◇Beveren
	○ベルギー北西部、オースト・フラーンデレン州(Provincie 
	Oost Vlaanderen)北東部にある都市。
	 北緯51.22°、東経4.25°の地。
	 ドエル原子力発電所([英]Doel Nuclear Power Plant)がある。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)4万2,200人(推計)。
	 2005(平成17)4万5,593人(推計)。
ぺぷしこ
	【ペプシコ】
	◇[英]PepsiCo,Inc.
	○[経][食]世界的な清涼飲料水の、アメリカ大手メーカー。
	 本社はニューヨーク。
	 主な銘柄は、ペプシコーラ(Pepsi-Cola)・ダイエットペプシ
	・マウンテンデュー・セブンアップなど。
	 子会社にフリト・レイ(スナックメーカー)、ウィルソン(ス
	ポーツ用品)などがある。
	◎1919(大正 8)設立。
	 1998(平成10)トロピカーナ社、買収。
★ぺぷしん
	【ペプシン】
	◇[英]pepsin、[独]Pepsin、[フ]pepsine、[中]danbai jiaosu
	(蛋白酵素)
	○[動]胃液中の消化酵素。
	 タンパク質(蛋白質)を分解する。
	◎ドイツの動物生理学者シュワン(Theodor Schwann)が発見・
	命名。
へぷた
	【ヘプタ】
	◇[希]hepta-
	○[接頭辞]「七・七つ」を表す語形成要素。
べぷたー
	【ペプター】
	【VEPTR】
	◇[英]Vertical Expandable Prosthetic Titanium Rib
	○[医]先天性脊柱側彎症(セキチュウ・ソクワンショウ)(scoliosis)患者のた
	めの矯正器具。
	 手術で棒状金属を装着し、肺の変形を矯正するもの。
へぷたーきー
	【ヘプターキー】
	◇[英]the Heptarchy
	○[歴]⇒しちおうこく(七王国)
へぷたぐらむ
	【ヘプタグラム】
	◇[英]heptagram
	○七本の直線で描いた七角の星形(asterisk)。
	 円周上に七つの点を等間隔に置き、一つ置きの点を直線で結
	んで行く図形と、二つ置きに結んで行く図形の二種類がある。
	 後者は「妖精の星(elfin star,fairy star)」とも呼ぶ。
	 参照⇒あすたりすく(アスタリスク)
へぷたごん
	【ヘプタゴン】
	◇[英]heptagon/septagon
	○⇒しちかっけい(七角形)
へぷたちゅーく
	【ヘプタチューク】
	◇[英]the Heptateuch
	○[聖]『旧約聖書』の最初の7書。
	 ペンタチューク(Pentateuch)(モーセの五書)に「ヨシュア記
	(the Book of Joshua)」,「士師記(シシキ)(the Book of Judges)」
	を加えたもの。
	 参照⇒もーせのごしょ(モーセの五書)
へぷたへどろん
	【ヘプタヘドロン】
	◇[英]heptahedron
	○[数]七面体。
	 参照⇒へどろん(ヘドロン)
ぺぷちど
	【ペプチド】
	◇[英]peptide(ペプタイド)、[独]Peptid(ペプティート)
	○[生化]2個以上のアミノ酸がペプチド結合した化合物の総称。
	 小型のタンパク質。
	◎ジペプチド(dipeptide):アミノ酸の数が2個のもの。
	 トリペプチド(tripeptide):アミノ酸の数が3個のもの。
	 ポリペプチド(polypeptide):アミノ酸の数が10〜100個のも
	の。
	 タンパク質(protein):アミノ酸の数が100個以上(ポリペプ
	チドが1個以上)のもの。
ぺぷちどけつごう《ぺぷちどけつがふ》
	【ペプチド結合】
	◇[英]peptide bond
	○[生化]タンパク質の結合構造の一様式
	 2個のアミノ酸の間で、一方のアミノ基(amino group)と他
	方のカルボキシル基(carboxyl group)とが脱水縮合して生じる
	結合。
	 分子式は−CO−NH−。
[1]へぷばーん
	【ヘプバーン】
	◇Katharine Houghton Hepburn(キャサリン・ヘップバーン)
	○[人]⇒[1]へっぷばーん(ヘップバーン)
[2]へぷばーん
	【ヘプバーン】
	◇Audrey Hepburn(オードリー・ヘップバーン)
	○[人]⇒[2]へっぷばーん(ヘップバーン)
★へぶらいおうこく《へぶらいわうこく》
	【ヘブライ王国】
	◇[英]the Hebraic Kingdom
	○[歴]ヘブライ人がパレスチナに建設した王国。
	 ソロモン王の死後、北のイスラエル王国と南のユダ王国に分
	裂した。
	〈歴代王〉
	 初代:サウル(Saul)。
	 2代:ダビデ(David):BC. 997ころ〜BC. 966ころ。
	 3代:ソロモン(Solomon):BC. 971ころ〜BC. 932ころ。
へぶりじーずしょとう《へぶりじーずしよたう》
	【ヘブリジーズ諸島】
	◇[英]Hebrides Islands/the Hebrides
	○[地]⇒へぶりでぃーずしょとう(ヘブリディーズ諸島)
へぶりでぃーずしょとう《へぶりぢーずしよたう》
	【ヘブリディーズ諸島】
	◇[英]Hebrides Islands/the Hebrides
	○[地]イギリス北部、スコットランド北西岸沖にある、約500
	の島から成る諸島。
	 本土に近いインナーヘブリディーズ諸島(Inner Hebrides Is-
	lands)と大西洋側のアウターヘブリディーズ諸島(Outer Hebri-
	des Islands)に大別される。
	 冷涼で、主産業は漁業と観光。
	 「ヘブリジーズ諸島」,「ヘブリデス諸島」とも呼ぶ。
	 参照⇒すかいとう(スカイ島)
	◎南太平洋のメラネシアにはニューヘブリデス諸島がある。
へぶりですしょとう《へぶりですしよたう》
	【ヘブリデス諸島】
	◇[英]Hebrides Islands/the Hebrides
	○[地]⇒へぶりでぃーずしょとう(ヘブリディーズ諸島)
ぺぶる
	【ペブル】
	◇[英]pebble
	○[鉱][建]川床や海浜にある、水の作用で小さくなった丸い石。
	 参照⇒くりいし(栗石)(2)
べーぶるーす
	【ベーブ・ルース】
	◇Babe Ruth
	○[俗][人]⇒るーす(ルース)
ぺぷろす
	【ペプロス】
	◇[希]peplos
	○[歴][服]古代ギリシアの女性が着用した上着。
	 両肩をブローチで留め、腰を紐(ヒモ)でしばる。
	 参照⇒きとん(キトン),ひまてぃおん(ヒマティオン)
	◎ギリシア神話の女神の立像によく見られる。
へぶろん
	【ヘブロン】
	◇Hebron
	○ヨルダン川西岸地域(the West Bank)南部にある、パレスチ
	ナ自治区の町・宗教都市。
	 北方にエルサレム、東方に死海がある。
へぶん
	【ヘブン】
	◇[英]heaven
	○(1)天・天空。
	○(2)(英語で)天国・極楽。
	 ⇔へる(ヘル)
へべ
	【ヘベ】
	◇[希]Hebe
	○[ギ神]⇒へーべ(ヘーベ)
へーべ
	【ヘーベ】
	◇[希]Hebe
	○[ギ神]青春と春の女神。ゼウス(Zeus)とヘラ(Hera)の娘。
	 オリンポス山の神々の酒宴で給仕をした。また、英雄ヘラク
	レス(Herakles)が昇天した時に結婚し、彼を若返らせたという。
	 「ヘべ」,「ヘーベー」とも呼ぶ。
	 参照⇒へらくれす(ヘラクレス)
へーべー
	【ヘーベー】
	◇[希]Hebe
	○[ギ神]⇒へーべ(ヘーベ)
べべ
	【べべ】
	○(1)[幼児語][服]着物。
	 女性も用いる。
	◎「赤いべべ着た可愛い金魚」:⇒きんぎょのひるね(金魚の昼
	寝)
	◎草履(ゾウリ)の幼児語は「じょじょ」。
	○(2)子牛。
	 ⇒こうし(子牛,仔牛,犢)
	○(3)女陰。
	 ⇒じょいん(女陰)
べべ
	【ベベ】
	【BB】
	◇Brigitte Bardot
	○[人]ブリジッド・バルドーの愛称。
	 ⇒ばるどー(バルドー)
ぺーぺ
	【ペーペ】
	◇[伊]pepe
	○(イタリア語で)コショウ(胡椒)。
	 ⇒こしょう(コショウ,胡椒)
べべい
	【ベベイ】
	◇Vevay
	○アメリカ合衆国中央部、インディアナ州(Indiana State)南
	東端にあるスウィツァランド郡(Switzerland County)の郡都。
	 北緯38.75°、西経85.07°の地。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)1,393人。
	 2000(平成12)1,735人。
べへいらけん
	【ベヘイラ県】
	◇[英]Beheirah Governorate
	○⇒ぶはいらーけん(ブハイラー県)
べへいれん
	【ベ平連】
	○[歴]「ベトナムに平和を!市民連合」の略称。
	 1965. 2.(昭和40)アメリカが北ベトナムに対して空爆(北爆)
	を開始したのに抗議し、同年 4.24開高健・高畠通敏(〜2004.
	 7. 7)・鶴見俊輔・小田実(マコト)(1935〜2007)らが「ベトナムに
	平和を!市民文化団体連合」を結成して、反戦運動を展開。
	 1966(昭和41)「ベトナムに平和を!市民連合」に改称。
	 1967(昭和42)米空母から脱出した4人の米兵をスウェーデン
	に密入国させるなど、17人の脱走兵を国外に送り出した。
	 1974. 1.(昭和49)解散。
へべし
	【ヘベシ】
	◇[マジャール語]Hevesy Gyoergy(ヘベシ・ジョールチ)、[ス
	ウェーデン語]Georg de Hevesy、[独]Georg Karl Hevesy、[英]
	George Charles von Hevesy
	○[人]ハンガリー生れのスウェーデンの化学者・物理学者(1885
	〜1966)。
	 放射性同位元素をトレーサーとすることを考案し、物質交代
	(metabolism)を研究。
	 1923(大正12)ハフニウム(hafnium)を発見。
	 1943(昭和18)ノーベル化学賞、受賞。
	 「ヘヴェシー」とも呼ぶ。
へべしゅけん
	【ヘベシュ県】
	◇[マジャール語]Heves Megye、[英]Heves County
	○ハンガリー北部の県。
	 県都はエゲル(Eger)。
	〈面積〉
	 3,533平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2001(平成13)26万7,396人(2月1日現在)。
★ぺーぺずかいろ《ぺーぺずくわいろ》
	【ペーペズ回路】
	◇[英]Papez circuit、[独]Papez-Kreis
	○[医]神経線維の伝達回路・情動回路。
	 海馬・海馬采・脳弓・乳頭体・視床・帯状束・海馬に至る。
	 参照⇒しんけいせんい(神経線維,神経繊維),かいば(海馬)(4),
	のうきゅう(脳弓),にゅうとうたい(乳頭体),ししょう(視床)
べべのこ
	【べべの子】
	○子牛。
	 ⇒こうし(子牛,仔牛,犢)
へへののもへじ
	【へへののもへじ】
	○⇒へのへのもへじ(へのへのもへじ)
へーべる
	【ヘーベル】
	◇[独]Hebel
	○[建]ALCの商品名の一つ。
	 ⇒えーえるしー(ALC)
ぺぺろんちーに
	【ペペロンチーニ】
	◇[伊](複数形)peperoncini(唐辛子)/(単数形)peperoncino
	(ペペロンチーノ)
	○[食]⇒ぺぺろんちーの(ペペロンチーノ)
ぺぺろんちーの
	【ペペロンチーノ】
	◇[伊](単数形)peperoncino(唐辛子)/(複数形)peperoncini
	(ペペロンチーニ)
	○[食]ニンニク・唐辛子を炒めて香りを出したオリーブオイル
	をロングパスタにからめたパスタ料理。
★ぺぽかぼちゃ
	【ペポカボチャ】
	【ペポ南瓜】
	◇[学]Cucurbita pepo
	○[植][農]カボチャの一種。北アメリカ東部原産。
	 ソウメンカボチャ・ポンキン・ズッキーニ(zucchini)など多
	くの品種があり、食用のほかに観賞用のカザリカボチャや飼料
	用もある。
	 参照⇒かぼちゃ(カボチャ,南瓜),かざりかぼちゃ(カザリカ
	ボチャ,飾り南瓜)
	◎英語:マロー(marrow)。
へぼなっちきゅうすう《へぼなつちきふすう》
	【ヘボナッチ級数】
	◇[英]Fibonacci series
	○[数]⇒ふぃぼなっちすうれつ(フィボナッチ数列)
へぼなっちすうれつ
	【ヘボナッチ数列】
	◇[英]Fibonacci series
	○[数]⇒ふぃぼなっちすうれつ(フィボナッチ数列)
へぼやくしゃ
	【へぼ役者】
	○[劇][俗]演技の下手(ヘタ)な俳優。
	 「大根(ダイコン)役者」,「大根」とも呼ぶ。
へぼん
	【ヘボン】
	◇James Curtis Hepburn
	○(1)[人](James Curtis Hepburn)⇒『人名辞典』へぼん(ヘボ
	ン)
	○(2)[人](Katharine Houghton Hepburn)⇒[1]へっぷばーん
	(ヘップバーン)
	○(3)[人](Audrey Hepburn)⇒[2]へっぷばーん(ヘップバーン)
へぼんしき
	【ヘボン式】
	◇[英]the Hepburn system
	○[言]⇒へぼんしきろーまじ(ヘボン式ローマ字)
へぼんしきろーまじ
	【ヘボン式ローマ字】
	◇[英]the Hepburn system of romaji
	○[言]ローマ字による日本語表記法の一種。
	 駅名表示など一般に使用されている方式。
	 単に「ヘボン式」とも、「標準式」とも呼ぶ。
	 参照⇒くんれいしきろーまじ(訓令式ローマ字)
	◎1867(慶応 3)アメリカの宣教師ヘボン(James Curtis Hepburn)
	が発案して『和英語林集成』を上海で印刷。
	 1885(明治18)設立の羅馬字会が採用し、1886(明治19)『和英
	語林集成』(第三版)が刊行。
	 1908(明治41)ローマ字ひろめ会が、"ye(ゑ)"を"e"に、"wo
	(を)"を"o"と若干(ジャッカン)修正。
★へまぐるちにん
	【ヘマグルチニン】
	◇[英]hemagglutinin
	○[生化]インフルエンザウイルスの表面の突起を成すタンパク
	質の一つ。赤血球凝集素。
	 16種類の型が知られている。
	 ノイラミニダーゼ(NA)と組み合せてウイルスをNnAnの
	ように分類する。
	 略称は「HA」。
	 参照⇒のいらみにだーぜ(ノイラミニダーゼ)
へまじん
	【ヘマ人】
	◇[英]the Hemas
	○⇒へまぞく(ヘマ族)
へまぞく
	【ヘマ族】
	◇[英]the Hema ethnic community
	○コンゴ民主共和国北東部に居住する一部族。
	 ルワンダなどが支援する反政府勢力のコンゴ愛国者連合(U
	PC)を支援。
	 「ヘマ人(the Hemas)」とも呼ぶ。
	 参照⇒いとぅりちほう(イトゥリ地方)
へまたいと
	【ヘマタイト】
	◇[英]hematite
	○[鉱]⇒せきてっこう(赤鉄鉱)
ぺまちゅんね
	【ペマチュンネ】
	◇[チベット語]Pema Jungne
	○[人]⇒ぱどまさんばば(パドマサンババ)
へまといじん
	【ヘマトイジン】
	◇[英]haematoidin/hematoidin
	○[生化]ビリルビン([英]bilirubin)の別称。
	 ⇒びりるびん(ビリルビン)
へまらろぴあ
	【ヘマラロピア】
	◇[英]hemeralopia
	○[病]⇒ちゅうもうしょう(昼盲症)
へみ
	【ヘミ】
	◇[希]hemi-
	○[接頭辞]「半(half)」を表す語形成要素。
	◎ヘミスヘア(hemisphere):(天体などの)半球・(脳の)半球。
	 ヘミアノプシア(hemianopsia):半盲症。
	 ヘミプレジア(hemiplegia):⇒へみぷれじあ(ヘミプレジア)
	 ヘミセルロース(hemicellulose):⇒へみせるろーす(ヘミセ
	ルロース)
ぺみかん
	【ペミカン】
	◇[英]pemmican/pemican
	○(1)[食]薄切りの乾燥肉に脂肪・ドライフルーツなどを混ぜ
	て固めた保存食・非常食。
	◎もとは北米インディアンが作っていた料理・携帯食品。
	○(2)[食](転じて)保存食・非常食一般。
★へみせるろーす
	【ヘミセルロース】
	◇[英]hemicellulose
	○[生化]植物の細胞壁に多くみられる、セルロース(cellulose)
	とペクチン(pectin)を除く植物多糖類の総称。
	 キシラン(xylan)・マンナン(mannan)・ガラクタン(galactan)
	など。
	 セルロースと結合して植物繊維を形成する。
	 栄養学的には不溶性食物繊維(insoluble dietary fiber)に
	含まれる。
	 「半繊維素」とも呼ぶ。
	 参照⇒せるろーす(セルロース)
	◎食品として摂取すると、腸内の善玉菌を増殖させ、便秘の予
	防や改善、体内の有害物質の排出などに効果がある。
へみぷれじあ
	【ヘミプレジア】
	◇[英]hemiplegia
	○[病]体の左右いづれかの側に運動麻痺(マヒ)のある状態。
	 脳出血・脳梗塞(ノウコウソク)・脳腫瘍(ノウシュヨウ)などにより、大脳
	皮質から頸髄(ケイズイ)までの中枢神経に障害が発生し、片側の
	手足が麻痺して利かなくなるもの。
	 「へんまひ(片麻痺)」とも、通称で「半身不随(ハンシン・フズイ)」,
	「かたまひ(片麻痺)」とも呼ぶ。
	◎クアドリプレジア(quadriplegia):四肢麻痺(シシ・マヒ)。
	 パラプレジア(paraplegia):対麻痺(ツイ・マヒ)。
へみんぐうぇー
	【ヘミングウェー】
	◇Ernest Miller Hemingway(アーネスト・ヘミングウェー)
	○[人]⇒へみんぐうぇい(ヘミングウェイ)
へみんぐうぇい
	【ヘミングウェイ】
	◇Ernest Miller Hemingway(アーネスト・ヘミングウェイ)
	○[人]アメリカの小説家(1899. 7.21〜1961. 7. 2)。
	 第一次世界大戦に参加。アフリカ狩猟旅行では重傷を負った。
	また、スペイン内乱では人民戦線派に参加。
	 大戦後の「失われた世代(Lost Generation)」の代表作家とさ
	れ、戦争・狩猟などの生死にまつわる内面を非情に描き、ハー
	ドボイルド文学の先駆をなした。
	 1954(昭和29)ノーベル文学賞を受賞。
	 猟銃で自殺。
	 代表作は1925(大正14)『われらの時代に(In Our Time)』・
	1926(大正15)『日はまた昇る(The Sun Also Rises)』・1929
	(昭和 4)『武器よさらば(A Farewell to Arms)』・1938(昭和
	13)『キリマンジャロの雪(The Snows of Kilimanjaro)』・1940
	(昭和15)『誰がために鐘は鳴る(For Whom the Bell Tolls)』
	・1952(昭和27)『老人と海(The Old Man and the Sea)』など。
	 「ヘミングウェー」とも呼ぶ。
へむ
	【ヘム】
	◇[独]Haem、[英]heme
	○[生化]ポルフィリン(porphyrin)と二価鉄の錯塩。
	 ヘモグロビン(hemoglobin)・チトクロム(Cytochrom)などの
	赤い色素部分を構成する要素。
	 生体内でタンパク質と結合して重要な作用を行う。
へむしれ
	【ヘムシレ】
	◇[トルコ語]hemsire
	○[医](トルコ語で)看護師。
	 ⇒かんごし(看護師)
ぺめっくす
	【ペメックス】
	【PEMEX】
	◇[西]Petroleos Mexicanos
	○[経]国有メキシコ石油公社の略称。
へめるへむすてっど
	【ヘメルヘムステッド】
	◇Hemel Hempstead
	○イギリス、イングランド南東部のハートフォードシャー州
	(Hertfordshire)西部の都市。
	〈人口〉
	 2001(平成13)8万1,143人。
べーめん
	【ベーメン】
	◇[独]Boehmen
	○⇒ぼへみあ(ボヘミア)
へめーんりんな
	【ヘメーンリンナ】
	◇Hameenlinna
	○フィンランド南部、エテラ・スオミ州(Etela-Suomi Laani)
	北西部にある州都。
へも
	【ヘモ】
	◇[希]hemo-
	○(1)[接頭辞]「血」を表す語形成要素。
	◎ヘモグロビン(血色素),ヘモフィリア(血友病),ヘモロイド
	(痔)
	○(2)[俗][病]ヘモロイド(hemorrhoid)(痔)の和略語。
	 ⇒じ(痔)
へもぐろびん
	【ヘモグロビン】
	◇[英]hemoglobin
	○[医]脊椎動物の赤血球に含まれる赤色色素タンパク質(蛋白
	質)。
	 鉄を含む色素(ヘム)とタンパク質(グロビン)とが結合した複
	合タンパク質。
	 酸素と結合しやすく、血中で酸素運搬の働きをしている。肺
	胞(ハイホウ)で酸素と結合(酸化)するとオキシヘモグロビン(oxyhe-
	moglobin)となって鮮紅色になり、酸素を離す(還元)と暗赤色
	になる。
	 「血色素(ケッシキソ)」,「血赤素(ケッセキソ)」,「血球素(ケッキュウソ)」,「血液
	色素」,「血紅素(ケッコウソ)」とも呼ぶ。
	 略号は「Hb」。
	 参照⇒みおぐろびん(ミオグロビン),ぐろびん(グロビン)
	◎中国語:血紅蛋白(xuehong danbai)/血紅素(xuehong su)。
	◎遺伝病:⇒けつゆうびょう(血友病)
	 遺伝子異常:⇒さらせみあ(サラセミア)
	◎血青素(ケッセイソ):⇒へもしあにん(ヘモシアニン)
★へもぐろびんえーわんしー
	【ヘモグロビンA1c】
	◇[英]hemoglobin A1c
	○[医]ブドウ糖と結合したヘモグロビンの一部。
	 高血糖状態では血液中に余分のブドウ糖があるため、ヘモグ
	ロビンA1cが増加する。
	 糖尿病の血液検査に使用する。
	 略号は「HbA1c」。
★へもくろまとへしす
	【ヘモクロマトーシス】
	◇[英]hemochromatosis
	○[病]代謝異常による、鉄過剰の中毒症。
	 皮膚が小麦色になる。
	 「血色素症(ケッシキソショウ)」,「血赤素症(ケッセキソショウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ふぇりちん(フェリチン)
	◎原発性ヘモクロマトーシス。
	 若年性ヘモクロマトーシス。
へもさいあにん
	【ヘモサイアニン】
	◇[米]hemocyanin
	○[動]⇒へもしあにん(ヘモシアニン)
へもしあにん
	【ヘモシアニン】
	◇[英]hemocyanin
	○[動]甲殻類や軟体動物などの血漿(ケッショウ)中に含まれる色素
	タンバク質の一種。
	 酸素と結合しやすく、血中で酸素運搬の働きをしている。
	 銅を含む複合タンパク質で、酸化されると青色、還元されると無色になる。
	 「ヘモサイアニン([米]hemocyanin)」,「血青素(ケッセイソ)」とも呼ぶ。
	◎脊椎動物のヘモグロビン(血赤素)に相当する。
	 参照⇒へもぐろびん(ヘモグロビン)
	◎花青素(カセイソ):⇒あんとしあん(アントシアン)
へもふぁいる
	【ヘモファイル】
	◇[英]hemophile
	○[医]血友病患者。
へもふぃりあ
	【ヘモフィリア】
	◇[英]hemophilia
	○[病]⇒けつゆうびょう(血友病)
へもろいど
	【ヘモロイド】
	◇[英]hemorrhoid
	○[病]⇒じ(痔)
へやぼし
	【部屋干し】
	○洗濯物を屋内(部屋)で干すこと。
ぺやんぐそーすやきそば
	【ペヤングソースやきそば】
	○[食]まるか食品(群馬県)社製の即席カップ入り焼きそば。
	 四角い容器が特徴。
	◎1975(昭和50)発売。
ぺよーて
	【ペヨーテ】
	◇peyote
	○[植]⇒めすかる(メスカル)(1)
へら
	【ヘラ】
	◇[希]Hera、"Hero"の女性形。
	○[ギ神]最高の女神・オリンポス十二神の一神。クロノスとレ
	アとの娘。主神ゼウスの妻で、アレス(Ares)・エイレイテュイ
	ア(Eileithyia)・ヘーベー(Hebe)・ヘファイストス(Hephais-
	tos)の母。
	 女性の守護神で結婚生活・出産・育児をつかさどる。
	 浮気なゼウスに対し、妻としては嫉妬深く、その愛人や子ど
	もたちを迫害する伝承が多い。
	 参照⇒あれす(アレス),えいれいてゅいあ(エイレイテュイア),
	へーべ(ヘーベ),へふぁいすとす(ヘファイストス)
	◎ローマ神話のユノ(英語名ジュノー)と同一視される。
	 参照⇒ゆの(ユノ)
べら
	【ベラ】
	◇[西]bella、[伊]bella、[英]beautiful
	○(スペイン語・イタリア語で)美しい。
	◎ベラドンナ(belladonna):⇒べらどんな(ベラドンナ,別剌敦
	那)
★べら
	【ベラ】
	【遍等】
	【倍良】
	○[魚]スズキ目(Perciformes)ベラ科(Labridae)の海魚。
ぺら
	【ペラ】
	◇Perak
	○(negeri Perak)⇒ぺらしゅう(ペラ州)
べらいぞんこみゅにけーしょんず
	【ベライゾン・コミュニケーションズ】
	◇[英]Verizon Communications
	○[経]アメリカの大手通信会社。
	 本社はニューヨーク。
べらう
	【ベラウ】
	◇Belau
	○[古]⇒ぱらおきょうわこく(パラオ共和国)
ぺらぎうす
	【ペラギウス】
	◇Pelagius
	○[人]イギリスの修道士( 360ころ〜 420ころ)。
	 原罪を否定し異端とされたペラギウス派(Pelagianism)の始
	祖。
ぺらぐら
	【ペラグラ】
	◇[伊][英]pellagra
	○[病]ビタミンB複合体、特にニコチン酸の欠乏による皮膚・
	消化器・神経などの疾患。
	 皮膚の露出部、手足・顔面・上胸部などへ日光があたると皮
	膚に紅斑を生じ、灼熱(シャクネツ)感やかゆみを伴い、落屑(ラクセツ)
	がおき、後に色素沈着を起こす。
	 下痢・視力障害・耳鳴り・痙攣(ケイレン)・運動麻痺(マヒ)・無気
	力などを併発する。
	 治療はナイアシン(ニコチン酸)を投与する。
へらくりお
	【ヘラクリオ】
	◇[英]Heraklio/Heraclio、[フ]Heraklion
	○⇒いらくりおん(イラクリオン)
へらくりおん
	【ヘラクリオン】
	◇[英]Heraklion/Heraclion、[フ]Heraklion
	○⇒いらくりおん(イラクリオン)
べらくるす
	【ベラクルス】
	◇Veracruz
	○(1)(estado de Veracruz)⇒べらくるすしゅう(ベラクルス州)
	○(2)メキシコ南東部、ベラクルス州の港湾都市。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)30万3,152人。
	 2000(平成12)41万1,582人。
	◎1519(永正16)コルテス(Hernan Cortes)が近くに上陸して建
	設し、アステカの都への侵略基地となる。
べらくるすしゅう《べらくるすしう》
	【ベラクルス州】
	◇[西]estado de Veracruz、[英]Veracruz State
	○メキシコ南東部の州。北東端をタマウリパス州(estado de 
	Tamaulipas)に接し、東部をメキシコ湾に面する。
	 州都はハラパ(Xalapa)。
	〈面積〉
	 7万1,896平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)622万8,239人。
へらくれいおん
	【ヘラクレイオン】
	◇[希]Herakleion
	○(1)[歴]ナイル川河口にあったエジプトの古代都市。
	 地中海交易の港町として栄える。
	 アレクサンドロス大王が交易の拠点をアレクサンドリアに移
	したのちは宗教都市となる。
	 砂上に建設されていたため、少しづつ沈下し、約1200年前に
	地中海に水没。
	 エジプト名は「トーニス(Thonis)」。
	○(2)[古]⇒いらくりおん(イラクリオン)
★へらくれす
	【ヘラクレス】
	◇[希]Herakles、[英]Heracles
	○(1)[ギ神]ギリシア神話で最大の英雄。
	 ゼウス(Zeus)と人妻アルクメネ(Alkmene)との子。
	 多くはライオンの頭部の皮をかぶっている像形で表される。
	 ローマ名は「ヘルクレス(Hercules)」、英名は「ハーキュリー
	ズ(Hercules)」。
	 参照⇒ひどら(ヒドラ)
	◎アルクメネの夫はアンフィトリオン(Amphitryon)。
	◎嫉妬したゼウスの妻ヘラ(Hera)は、彼が赤子のときに殺そう
	としてゆりかごの中にヘビを入れたがヘビは彼に握りつぶされ
	てしまった。
	 長じてテーベの王クレオン(Creon)の娘メガラ(Megara)と結
	婚したが、ヘラによって狂気にされた彼は自分の子供たちを殺
	してしまった。正気に戻った彼は、デルフォイの神託によって
	償いとして従弟でアルゴス王エウリステウス(Eurystheus)の奴
	隷となって仕え、冥界の番犬の捕獲・黄金の林檎(リンゴ)の獲得
	・怪物退治などの「十二の功業」を遂行した。
	 しかし妻の嫉妬から非業の最期を遂げた。
	 参照⇒へーべ(ヘーベ)
	◎さまざまな武勇伝が付加されて行ったため、話に矛盾する部
	分もある。
	◎ヘラクレスの柱(Pillars of Hercules):参照⇒じぶらるた
	る(ジブラルタル),せうた(セウタ)
	○(2)[天]ヘラクレス座。
	○(3)[経]大阪証券取引所のベンチャー企業向け市場名。ナス
	ダック・ジャパンの後身。
	 参照⇒なすだっくじゃぱん(ナスダック・ジャパン)
べらさく
	【べら作】
	○⇒べらぼう(便乱坊,可坊)(2)
★べらさぐん
	【ベラサグン】
	◇Balasagun、[中]Balashagun(八剌沙袞)
	○[歴]中央アジアの天山北路第一の要地。
	 唐代から突厥(Turkut)(トッケツ)の根拠地として栄え、カラハン
	朝(Qarakhanid Dynasty)の都。
	 参照⇒ふすおるど(フスオルド,虎思斡耳朶)
ぺらじーしょとう《ぺらじーしよたう》
	【ペラジー諸島】
	◇[伊]Isole Pelagie、[フ]Iles Pelagie、[英]Pelagie Is-
	lands
	○[地]地中海中央部、マルタ島(Isola di Malta)とチュニジア
	東岸との間にある火山群島。
	 北部のリノサ島(Isola di Linosa)と南部のランペドゥーサ
	島(Isola di Lampedusa)から成る。
	 シチリア州(Regione Sicilia)アグリージェント県(Provincia 
	di Agrigento)に所属。
へらしぼり
	【へら絞り】
	【ヘラ絞り】
	【箆絞り】
	○[工]板金加工の一種。
	 金属板を回転させ、ヘラと呼ぶ工具と金型を押し当てて、少
	しづつ伸ばしたり絞ったりして回転体に加工するもの。
	 制作数が少ないもの(小ロット)や精度が要求されるものに使
	用される。
	 熟練した技能が必要となり、ジェット機やロケットのノーズ
	コーン(nose cone)なども制作する。
	 「スピニング加工(spin forming,metal spinning)」とも呼ぶ。
	 参照⇒のーずこーん(ノーズコーン)
	◎量産する場合はプレス加工が行われる。
ぺらしゅう《ぺらしう》
	【ペラ州】
	◇[マレー語]negeri Perak、[英]Perak State
	○マレーシア北西部、マレー半島西岸にある州。北東部をクラ
	ンタン州(negeri Kelantan)、南部をセランゴール州(negeri 
	Selangor)、北西部をケダ州(negeri Kedah)に接し、北部をタ
	イ王国に隣接。
	 州都はイポー(Ipoh)。
へらす
	【ヘラス】
	◇[希]Hellas
	○古代ギリシア人が自分の国土全体をさして呼んだ呼称。
	 参照⇒へれね(ヘレネ),へれねす(ヘレネス)
	◎もとはギリシア半島北東部テッサリアの部族名、また地方名。
	◎ギリシアの漢字表記「希臘」は、ヘラスの漢訳。
[1]べらすけす
	【ベラスケス】
	◇Diego Velasquez/Diego Velazquez
	○[人]スペインの軍人(1465?〜1522?)。
[2]べらすけす
	【ベラスケス】
	◇Diego Rodriguez de Sliva y Velasquez(ディエゴ・ロドリ
	ゲス・デ・シルバ・イ・ベラスケス)/Diego Rodriguez de 
	Sliva y Velazquez
	○[人]スペインの画家(1599〜1660)。
	 ベネチア派の影響を受けて、宮廷画家となり、王侯の肖像画
	や風景画の傑作を数多く残す。
	 油絵技巧の完成者の一人で、特にフランスの画家に大きな影
	響を与える。
	 代表作は『フィリップ4世』・『王女マルガリータ』・『プ
	レダの開城』・『女官たち(ラス・メニナス)』など。
	◎ルーベンス・レンブラントと並ぶ17世紀近代絵画の代表的画
	家。
[3]べらすけす
	【ベラスケス】
	◇Consuelo Velasquez(コンスエロ・ベラスケス)
	○[人]メキシコの女性作曲家・ピアニスト(1920. 8.21〜2005.
	 1.22)。ハリスコ州(estado de Jalisco)生れ。
	 1941(昭和16)『ベサメ・ムーチョ(Besame mucho)(たくさん
	キスして)』を作詞・作曲。
	 作品は『苦い真実』・『カチート』など。
へらーと
	【ヘラート】
	◇Herat
	○(1)(Velayat-e Herat)⇒へらーとしゅう(ヘラート州)
	○(2)アフガニスタン北西部、ヘラート州の州都。
	 毛皮・綿花などの集散が盛ん。
	 付近に軍事基地がある。
	〈人口〉
	 1967(昭和42) 8万6,000人。
	 1988(昭和63)17万7,300人。
	◎インド遠征中のアレキサンダー大王によりアリア(Aria)とし
	て知られる。
	 シルクロードの一つ、天山南路の要地。
	 15世紀、チムール帝国の首都。
へらーとしゅう《へらーとしう》
	【ヘラート州】
	◇Velayat-e Herat、[英]Herat Province
	○アフガニスタン北西端の州。北東部をバドギス州(Velayat-e 
	Badghis)、東部をゴール州(Velayat-e Ghowr)、南部をファラ
	州(Velayat-e Farah)に、北部はトルクメニスタン(Turkmeni-
	stan)、部はイラン(Iran)に接する。
	 州都はヘラート。
	 南部に空港がある都市シンダンド(Shindand)がある。
	 参照⇒もごーるご(モゴール語)
★べらどんな
	【ベラドンナ】
	【別剌敦那】
	◇[伊]belladonna、[学]Atropa belladonna
	○[植]ナス目(Solanales)ナス科(Solanaceae)ベラドンナ属(At-
	ropa)の多年草。
	 全体に有毒物質アトロピン(Atropine)などのアルカロイドを
	含む。
	 参照⇒はしりどころ(ハシリドコロ,走野老)
	◎「麗しの(bella)淑女(donna)」から。
	 ドイツ語:トールキルシェ(Tollkirsche)。
べらぼう《べらばう》
	【便乱坊】
	【可坊】
	○(1)寛文年間(1661〜1673)に見世物で評判をとった畸人(キジン)。
	全身真っ黒で、頭がとがり、眼は赤くて円く、あごは猿のよう
	な姿をした容貌がきわめて醜い人間。
	◎愚鈍なしぐさで観客の笑いを誘う見世物から「ばか」を指すよ
	うになったという。
	○(2)人をののしりあざけって言う語。
	 「べら作」とも呼ぶ。
	◎べらぼう奴(メ)
	◎米粒をすりつぶして糊にする「へらぼう(箆棒)」から穀潰(ゴク
	ツブ)しの意味に使われる。
	○(3)⇒べらぼう(箆棒)
べらぼう《べらばう》
	【箆棒】
	◇「べらぼう(便乱坊,可坊)」の当て字。
	○並外れて異常なさま。信じ難いさま。法外なさま。
	 参照⇒べらぼう(便乱坊,可坊)
	◎べらぼうな暑さ,べらぼうな値段
べらみ
	【ベラミ】
	◇[フ]Bel-Ami、「美しき友」の意味。
	○[文]モーパッサンの長編小説。
	 1885(明治18)刊行。才能のない無名の美青年が多くの女性を
	利用してジャーナリズム界で出世して行く話。
	◎1914(大正 3)小野秀雄により日本初訳。
べらむ
	【ベラム】
	◇[英]vellum
	○(1)子牛・子羊・子ヤギなどの皮をなめして作った羊皮紙(ヨウ
	ヒシ)。
	 一般的な羊皮紙(パーチメント<parchment>)より高級・上質
	で、本の表紙やランプの傘(カサ)などに使用する。
	 参照⇒ようひし(羊皮紙)(1)
	○(2)擬羊皮紙(ギヨウヒシ)・模造皮紙。
	 参照⇒りゅうさんし(硫酸紙)
★べらやてぃふぁぎ
	【ベラヤティ・ファギ】
	◇Velayat-e-Faqih/Velayat Faqih/Velayat-e Faghih
	○[宗][政]イランにおける、イスラム法学者による統治体制。
	 「ベラヤティ・ファギー」とも呼ぶ。
べらやてぃふぁぎー
	【ベラヤティ・ファギー】
	◇Velayat-e-Faqih/Velayat Faqih/Velayat-e Faghih
	○[宗][政]⇒べらやてぃふぁぎ(ベラヤティ・ファギ)
べららてぃーな
	【ベララティーナ】
	◇[伊]vela latina(ヴェララティーナ)
	○[海]⇒だいさんかくほ(大三角帆)
べらるーし
	【ベラルーシ】
	◇Belarus
	○ヨーロッパ中央部の共和国。正称はベラルーシ共和国(the 
	Republic of Belarus)
	 首都はミンスク(Minsk)。
	 ウクライナの北、西をポーランド、東部をロシア連邦共和国、
	北部をリトアニアとラトビアに接する。スラブ系白ロシア人が
	住む。
	 農業地帯で小麦・ジャガイモ・亜麻・テンサイなどの生産が
	盛ん。首都ミンスクを中心に機械・自動車工業も発達。
	 参照⇒みんすく(ミンスク),ぶれすと(ブレスト)
	〈面積〉
	 20万7,600平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1986(昭和61)1,001万人。
	 1999(平成11)1,040万1,784人(7月推計)。
	〈歴代大統領〉
	 初代:アレクサンドル・ルカシェンコ(Aleksandr Grigorye-
	vich Lukashenko)(1954〜):1994. 7.20〜。
	◎州:* Voblasts'/* Oblast'、[英]* Region。
	◎旧称は「ベロルシア(Belorussia)」または「白(ハク)ロシア」。
	◎1919(大正 8)成立し、ソビエト連邦を構成する共和国の一つ
	であったが、ウクライナとともに国連に単独で加盟し議決権を
	有していた。
	 1991. 8.25(平成 3)ソ連邦解体に伴い独立を宣言。
	 1991. 9.19(平成 3)国名をベラルーシ共和国に改称。
	 1991.12.25(平成 3)CIS(独立国家共同体)に調印。
	 2004.10.17(平成16)大統領の三選を禁止する条項を憲法から
	削除することの是非を問う国民投票が実施され、18日賛成多数
	(77.3%)で廃止が決定。
	◎1986. 4.(昭和61)南に接するウクライナのチェルノブイリ原
	子力発電所事故で大きな被害を受ける。
べらんだ
	【ペランダ】
	◇[英]veranda/verandah
	○[建]洋風建築で、建物の外側に張り出した縁(エン)。
	 普通は庇(ヒサシ)のあるものを指し、庇のないものは「バルコニ
	ー(balcony)」と呼ぶことが多い。
	 参照⇒ばるこにー(バルコニー,露台),てらす(テラス)(2)
	◎夏の季語。
へり
	【ヘリ】
	◇[英]heli
	○[俗][空]ヘリコプター(helicopter)の略称。
	 ⇒へりこぷたー(ヘリコプター)
★[1]べりー
	【ベリー】
	◇[英]berry
	○(1)[植]食用になる、果肉の柔らかな小果実。
	◎核に入った「ナッツ(nuts)」に対する言葉。
	 ブドウやトマトも含まれる。
	〈ツツジ科(Ericaceae)スノキ属(Vaccinium)〉
	 ビルベリー(bilberry)/ブレイベリー(blaeberry)(コケモモ)。
	 ブルーベリー(blueberry)。
	 クランベリー(clanberry)。
	 ダングルベリー(dangleberry)。
	 ハックルベリー(huckleberry)。
	 リンガンベリー(lingonberry)。
	 ウォートルベリー(whortleberry)。
	〈ツツジ科ウラシマツツジ属(Arctous)〉
	 ベアベリー(bearberry)。
	〈バラ科(Rosaceae)キイチゴ属(Rubus)〉
	 ブラックベリー(blackberry)。
	 クラウドベリー(cloudberry)。
	 デューベリー(dewberry)。
	 ローガンベリー(loganberry)。
	 ラズベリー(raspberry)。
	 サーモンベリー(salmonberry)。
	 ストロベリー(strawberry)。
	〈ユキノシタ科(Saxifragaceae)スグリ属(Ribes)〉
	 グーズベリー(gooseberry)。
	 カラント(currant)。
	〈スイカズラ科(Caprifoliaceae)〉
	 エルダーベリー(elserberry)。
	 スノーベリー(snowberry)。
	〈クスノキ科(Lauraceae)〉
	 ベイベリー(bayberry)。
	〈クワ科(Moraceae)クワ属(Morus)〉
	 マルベリー(mulberry)。
	○()
[2]べりー
	【ベリー】
	◇[英]belly
	○腹・腹部。
	◎ベリーダンス(belly dance):⇒べりーだんす(ベリーダンス)
	 ベリーロール(belly roll):⇒べりーろーる(ベリーロール)
	 下腹(underbelly)。
[3]べりー
	【ベリー】
	◇Edward Wilson Very
	○[人]アメリカの海軍士官・発明家(1847〜1910)。
	 1877(明治10)ベリー式夜間信号(Very's night signals)を発
	明。
[1]ぺりー
	【ペリー】
	◇Perry
	○(Perry County)⇒ぺりーぐん(ペリー郡)
★[2]ぺりー
	【ペリー】
	◇Matthew Calbraith Perry
	○[人]アメリカの海軍提督(1794〜1858)。
	 参照⇒『人名辞典』ぺりー(ペリー),さすけはな(サスケハナ)
	(2),びっどる(ビッドル)
★[3]ぺりー
	【ペリー】
	◇John Perry
	○[人]イギリスの数学者(1850〜1920)。
	 1875(明治 8)来日。
[4]ぺりー
	【ペリー】
	◇Ralph Barton Perry
	○[人]アメリカの哲学者(1876〜1957)。
★へりあです
	【ヘリアデス】
	◇Heliades
	○[ギ神]太陽神ヘリオス(Helios)の娘たち。
	 一説に3人(Aegiale,Aegle,Aetheria)、または5人(Helia,
	Merope,Phoebe,Aetheria,Dioxippe)。
	 兄弟のファエトン(Phaethon)の死を悲しみ、涙はコハク(琥
	珀)となり、身はポプラと化した。
	 参照⇒ふぁえとん(ファエトン)
ぺりあぷと
	【ペリアプト】
	◇[英]periapt
	○護符(ゴフ)・お守り。
	 参照⇒たりすまん(タリスマン)
べりある
	【ベリアル】
	◇[英]Belial
	○[宗]キリスト教の堕天使(ダテンシ)・悪魔の一人。
	 参照⇒だてんし(堕天使)
へりいし
	【縁石】
	◇[日]enseki
	○(1)[交]縁石(エンセキ)の別称。
	 ⇒えんせき(縁石)(1)
	○(2)[建]葛石(カズライシ)の別称。
	 ⇒かずらいし(葛石)
★へりうむ
	【ヘリウム】
	◇[独]Helium、[英]helium、[西]helio
	○[化]希ガス元素の一種。
	 元素記号は「He」、原子番号は2。
	 水素についで軽く、気球用ガス・ネオン管などに用いる。液
	体ヘリウムは超低温用の冷媒に用いる。
	 ヘリウムガスを吸うとキンキンとした甲高い声になる。
	◎1895(明治28)イギリスの化学者ラムゼー(Sir William Ram-
	say)が発見。
	◎ギリシア神話の太陽神ヘリオス(Helios)から。
ぺりえ
	【ペリエ】
	◇[フ]perrier
	○(1)[歴][軍]旧式の砲身の短い臼砲。
	 石の砲丸を発射するもの。
	 参照⇒きゅうほう(臼砲)
	○(2)[食](Perrier)フランス南部のガール県(Departement 
	Gard)産の天然炭酸水(ミネラルウォーター)。登録商標。
ぺりお
	【ペリオ】
	◇Paul Pelliot
	○[人]フランスの東洋学者(1878. 5.28〜1945.10.26)。
	 1906〜1908(明治39〜明治41)中央アジア探検隊を率いて、東
	トルキスタン・中国西辺各地を踏査。
	 敦煌(トンコウ)莫高窟(バッコウクツ)(千仏洞)で4〜10世紀の古写本
	・絵画・彫刻を多数発見・収集した。
	 著書は『敦煌千仏洞』・『蒙古秘史』など。
	 参照⇒とんこうばっこうくつ(敦煌莫高窟)
ぺりおいこい
	【ペリオイコイ】
	◇[希]perioikoi(周辺の民)
	○[歴]古代ギリシアの都市国家(ポリス)の半自由民。
	 市民とヘイロタイ(heilotai)の中間に位置する。
	 参政権はないが、軍事・納税の義務を負い、主として商工業
	に従事した。
	 スパルタなどドーリア人系の都市国家に多かった。
	◎ギリシア文字では"Περιοικοι"。
★へりおす
	【ヘリオス】
	◇[希]Helios
	○(1)[ギ神]ギリシア神話の太陽神。ヒュペリオン(Hyperion)
	の息子、ファエトン(Phaethon)・ヘリアデス(Heliades)の父。
	◎フランス語読みは「エリオス(Helios)」。
	○(2)[空]NASA(アメリカ航空宇宙局)の無人飛行機。
	 昼は太陽電池、夜は燃料電池でプロペラを回す、太陽エネル
	ギーを利用して長時間飛び続ける。
	 参照⇒むじんていさつき(無人偵察機)
	◎2001(平成13)試験飛行で高度2万9,000メートルを記録。
	 2003. 6.26(平成15)ハワイでの試験飛行中、高度約2,500メ
	ートルで空中分解。
	○(3)[軍][天]フランスの軍事偵察衛星。
	 ⇒えりおす(エリオス)(2)
へりおせらぴー
	【ヘリオセラピー】
	◇[英]heliotherapy
	○[医]⇒にっこうりょうほう(日光療法)
★へりおめーたー
	【ヘリオメーター】
	◇[英]heliometer
	○[天]屈折望遠鏡の一種。
	 「太陽儀」とも呼ぶ。
	◎ドイツの物理学者フラウンホーファー(oseph von Fraunhofer)
	(1787〜1826)が太陽の視直径を測定するために開発した装置。
へりおん
	【ヘリオン】
	◇[英]hellion
	○(1)(英語で)乱暴者・厄介者。
	 参照⇒はりおん(ハリオン)
	○(2)(英語で)いたずらっ子・腕白小僧(ワンパクボウズ)。
ぺりおんさん
	【ペリオン山】
	◇[英]Mount Pelion
	○[地]ギリシア中央部、テッサリア地方(Thessalia Region)南
	東部のマグネシア県(Nomos Magnessia)東部のマグネシア半島
	(Magnesia peninsula)基部にある山。
	 標高1,651メートル。
	 「ピリオン山(Mount Pilion)」とも呼ぶ。
	◎ギリシア神話では半人半馬のケンタウロス(Kentauros)の住
	む山として知られる。
へりかる
	【ヘリカル】
	◇[英]helical
	○[形]螺旋状(ラセンジョウ)の。
	◎ヘリカル・ギア,ヘリカル・スプリング
★[1]ぺりかん
	【ペリカン】
	◇[英]pelican
	○[鳥]ペリカン目(Pelecaniformes)ペリカン科(Pelecanidae)
	ペリカン属(Pelecanus)に属する鳥の総称。
	 生後半年までの幼鳥は羽毛が黒い。
	 「ガランチョウ(伽藍鳥)」とも呼ぶ。
	◎スペイン語:アルカトラズ(Alcatraz)。
	〈ペリカン目〉
	 ネッタイチョウ科(Phaethontidae)。
	 ペリカン科(Pelecanidae)。
	 カツオドリ科(Sulidae)。
	 ウ科(Phalacrocoracidae)。
	 ヘビウ科(Anhingidae)。
	 グンカンドリ科(Fregatidae)。
	〈ペリカン科〉
	 ペリカン属(Pelecanus)。
	〈ペリカン属〉
	 コシグロペリカン(Pelecanus conspicillatus)。
	 ニシハイイロペリカン(Pelecanus crispus)。
	 アメリカシロペリカン(Pelecanus erythrorhynchos)。
	 カッショクペリカン(Pelecanus occidentalis)。
	 モモイロペリカン(Pelecanus onocrotalus)。
	 ハイイロペリカン(Pelecanus philippensis)。
[2]ぺりかん
	【ペリカン】
	◇[登録商標]Pelican
	○[経]ドイツの筆記具・事務機製造会社。
	◎1838(天保 9)ギュンター・ワーグナー(Guenther Wagner)が
	絵の具工場として創立。
	 1929(昭和 4)万年筆を製造。
ぺりかんびん
	【ペリカン便】
	○[古][経][交]日本通運の宅配便。
	 参照⇒たくはいびん(宅配便)
	◎1977(昭和52)取り扱い、開始。
	 2008. 6. 1(20)郵便事業会社とJPエクスプレス(JPEX)
	を設立し、2009年4月から事業を開始予定。
	 2010. 7. 1(平成22)郵便事業会社の「ゆうパック」と統合。
ぺりかんぶんこ
	【ペリカン文庫】
	◇[英]Penguin Books
	○アメリカのペリカン出版社(Pelican Publishing Company)が
	刊行する低価格・小型の叢書。
	 参照⇒れくらむぶんこ(レクラム文庫)
	◎1926(大正15)刊行開始。
ぺりぐー
	【ペリグー】
	◇Perigueux
	○フランス南西部、アキテーヌ地域圏(Region Aquitaine)北東
	部にあるドルドーニュ県(Departement Dordogne)の県都。
★ぺりくれす
	【ペリクレス】
	◇Perikles
	○[人]古代ギリシア、アテナイの政治家(BC. 495ころ〜 429)。
	 参照⇒しゅうぐせいじ(衆愚政治)
ぺりーぐん
	【ペリー郡】
	◇[英]Perry County
	○(1)アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)中央
	部の郡。
	 郡都はマリオン(Marion)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)1万4,872人。
	 1990(平成 2)1万2,759人。
	 2000(平成12)1万1,861人。
	 2005(平成17)1万1,371人。
	○(2)アメリカ合衆国中央部、ミズーリ州(Missouri State)東
	部の郡。北東部・東部をイリノイ州に隣接。
	 郡都はペリービル(Perryville)。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)1万6,783人。
	 1990(平成 2)1万6,648人。
	 2000(平成12)1万8,132人。
へりこいど
	【ヘリコイド】
	◇[英]helicoid
	○(1)[数]螺旋面(ラセンメン)。螺旋体(タイ)。
	○(2)[写]カメラのレンズ繰り出し機構・方式。
	 レンズの鏡胴を螺旋形して回転させ、前後に移動させてピン
	トを合わせるもの。
	 参照⇒べろーず(ベローズ)(3)
へりこばくたーぴろり
	【ヘリコバクター・ピロリ】
	◇[学]Helicobacter pylori
	○[病]⇒ぴろりきん(ピロリ菌)
★へりこぷたー
	【ヘリコプター】
	◇[英]helicopter
	○[空]機体の上に大型のプロペラに似たの回転翼(ローター:ro-
	tor)をもつ航空機。
	 回転翼をエンジンによって回転させ浮揚し、回転スピードに
	より上昇・下降または空中停止する。またこれを傾けることに
	よって前進・後退する。
	 後部回転翼はテールローター(tail rotor)とも呼び、主回転
	翼(main rotor)で機体が回転することを抑制している。2つの
	主回転翼を持つタイプのタンデム(tandem)は、回転翼を逆回転
	させることにより抑制している。
	 略称は「ヘリ(heli)」、俗称は「チョッパー([英]chopper)」。
	 参照⇒おーとじゃいろ(オートジャイロ)
	◎発着場はヘリポート(heliport)。
	◎1941(昭和16)アメリカのシコルスキー(Igor Sikorsky)、世
	界初の実用機を完成。
	 参照⇒[2]しこるすきー(シコルスキー)
	◎攻撃ヘリコプター(戦闘ヘリコプター):AH(Assult Heli-
	copter,Attack Helicopter)。
	 AH−1S(対戦車ヘリコプター):コブラ(Cobra)。
	 AH−1W:スーパー・コブラ(Super Cobra)。
	 AH−64A:アパッチ(Apache)。
	 AH−64D:アパッチ・ロングボウ(Apache Longbow)。
	◎輸送ヘリコプター:CH(Cargo Helicopter)。
	 CH−46:シーナイト(Sea Knight)。
	 CH−47:チヌーク(Chinook)。
	 CH−53E:シースタリオン(Sea Stallion)。
	◎大型ヘリコプター:HH(Heavy Helicopter)。
	 HH-60A:ナイトホーク(Night Hawk)。
	◎特殊作戦用:MH(Mine countermeasures Helicopter)。
	 MH−47:チヌーク(Chinook)。
	 MH−60:ブラックホーク(Black Hawk)。
	◎観測・偵察ヘリコプター:OH(observation helicopter)。
	 OH−1:⇒おーえっちいち(OH−1)
	 OH−6D:⇒おーえっちろくでぃ(OH−6D)
	 OH−58:カイオワ(Kiowa)。
	◎哨戒ヘリコプター:SH(Scout Helicopter)。
	 SH−3:シーキング(Sea King)
	 SH−60:シーホーク(Sea Hawk)。
	 SH−60J:海上自衛隊の主力艦載型ヘリコプター(定員
	8人)。
	 SH−60K:海上自衛隊の新型哨戒ヘリコプター(定員12
	人)。
	◎汎用ヘリコプター:UH(Utility Helicopter)。
	 UH−1。
	 UH−46:シーナイト(Sea Knight)。
	 UH−60:ブラックホーク(Black Hawk)。
	◎ロシア製ヘリコプター:⇒[3]みる(ミル),かもふ(カモフ)
★へりこぷりおん
	【ヘリコプリオン】
	◇[学]Helicoprion
	○[化生]軟骨魚綱(Chondrichthyes)全頭亜綱(Holocephali)エ
	ウゲネオドゥス目(Eugeneodontida)アガシゾドゥス科(Agassiz-
	odontidae)の一属。
	 サメに似た化石魚類。
へりごらんど
	【ヘリゴランド】
	◇[英]Heligoland、[独]Helgoland
	○[地]⇒へるごらんど(ヘルゴランド)
へりごらんどおきかいせん
	【ヘリゴランド沖海戦】
	○[歴]⇒へるごらんどわんかいせん(ヘルゴランド湾海戦)
へりごらんどばいと
	【ヘリゴランド・バイト】
	◇[英]Heligoland Bight、[独]Helgolaender Bucht
	○[地]⇒へるごらんどわん(ヘルゴランド湾)
へりごらんどわん
	【ヘリゴランド湾】
	◇[英]Heligoland Bight、[独]Helgolaender Bucht
	○[地]⇒へるごらんどわん(ヘルゴランド湾)
へりごらんどわんかいせん
	【ヘリゴランド湾海戦】
	◇[英]Battle of Heligoland Bight
	○[歴]⇒へるごらんどわんかいせん(ヘルゴランド湾海戦)
へりこん
	【ヘリコン】
	◇Helicon
	○(1)[ギ神]ギリシア南部の山。標高1,749メートル。
	 アポロ(Apollo)とミューズ(Muses)が住んだ所で、詩想の源
	泉とされる泉ヒッポクレネ(Hippocrene)があったとされる。
	○(2)(転じて)詩想の源泉。
	○(3)[楽](helicon)(軍楽隊などが吹奏する)大型のチューバ
	(tuba)。
べりーさ
	【ベリーサ】
	◇[登録商標]VERISA
	○[交]マツダのコンパクトカー。
	◎2004. 6.28(平成16)デミオをベースにステーションワゴンタ
	イプを発売。
へりさう
	【ヘリサウ】
	◇Herisau
	○⇒へりざう(ヘリザウ)
へりざう
	【ヘリザウ】
	◇Herisau
	○スイス北東部、アッペンツェル・アウサーローデン州(Kant-
	on Ausserrhoden Innerrhoden)北西部にある州都。
	 「ヘリサウ」とも呼ぶ。
べりさりうす
	【ベリサリウス】
	◇[英]Belisarius
	○[人]⇒べりさりおす(ベリサリオス)
★べりさりおす
	【ベリサリオス】
	◇Belisarios
	○[人]東ローマ帝国の将軍( 505ころ〜 565)。
	 ユスティニアヌス一世(Justinianus I)に仕え、ローマ帝国
	領回復に貢献。
	 「ベリサリウス([英]Belisarius)」とも呼ぶ。
ぺりしてじん
	【ペリシテ人】
	◇[英]Philistines
	○[歴]⇒ぺりしてびと(ペリシテ人)
ぺりしてびと
	【ペリシテ人】
	◇[英]Philistines
	○[歴]紀元前1200年ころ、エーゲ海上からパレスチナ海岸地方
	に侵入・移住した非セム系民族。
	 好戦的でイスラエルの民を圧迫したので『旧約聖書』では悪
	く扱われている。また、エジプト人を含む近隣の民が行ってい
	た割礼を行わない民として、イスラエルの民はペリシテ人を軽
	蔑した。
	 「ぺりしてじん(ペリシテ人)」,「フィリスティア人(Philisti-
	as)」,「フィリスチア人」,「フィリスティン([英]Philistine)」と
	も呼ぶ。
	 参照⇒さむそん(サムソン),ごりあて(ゴリアテ)(1),かつれ
	い(割礼)
	◎「パレスチナ([羅]Palestina)」の名前はこの「ペリシテ」に由
	来する。
べりーず
	【ベリーズ】
	◇Belize
	○(1)中央アメリカの北東部、ユカタン半島基部の東部、カリ
	ブ海に面する共和国。英連邦に属する。
	 首都はベルモパン(Belmopan)。
	 公用語は英語、スペイン語も主要言語。住民はムラート。
	 主要産業は砂糖・バナナ・マホガニー材など。
	 スペイン語で「ベリセ」,「ベリーセ」とも呼ぶ。
	 旧称は「イギリス領ホンジュラス(British Honduras)」。
	〈面積〉
	 2万3,000平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)15万人。
	 1984(昭和59)16万人。
	 1988(昭和63)17万5,000人。
	◎1981(昭和56)独立。
	○(2)(Belize City)⇒べりーずしてぃー(ベリーズ・シティー)
ぺりすこーぷ
	【ペリスコープ】
	◇[英]periscope
	○(1)[軍]⇒ほうたいきょう(砲隊鏡)
	○(2)[軍][海]⇒せんぼうきょう(潜望鏡)
	○(3)[軍]戦車などから外部を見る望遠鏡。
	 参照⇒ほうたいきょう(砲隊鏡)
べりーずしてぃー
	【ベリーズ・シティー】
	◇[英]Belize City
	○ベリーズ中東部のホンジュラス湾に面する港湾都市。同国最
	大の都市。
	◎1970(昭和45)までベリーズの主都。
べりせ
	【ベリセ】
	◇[西]Belize
	○⇒べりーず(ベリーズ)
べりーせ
	【ベリーセ】
	◇[西]Belize
	○⇒べりーず(ベリーズ)
べりーせんとえどまんず
	【ベリーセントエドマンズ】
	◇Bury Saint Edmunds
	○イギリス、イングランド南東部のサフォーク州(the County 
	of Suffolk)北西部にあるフォレストヒース郡(Forest Heath 
	District)の郡都。
べりーだんす
	【ベリーダンス】
	◇[英]belly dance
	○女性が腹部をくねらせたり、腰を小刻みに震わせたりする、
	官能的な踊り。
	 目には小さな黒いペールを掛け、腹部を露(アラ)わにし、手足
	には装飾のリングをつけて踊るもの。
	 西アジア(中近東)からエジプト・北アフリカなどで行われて
	いる。
	 「オリエンタル・ダンス(oriental dance)」とも呼ぶ。
	◎映画などではハレム(harim)の場面ではほぼ必ず登場する。
	 参照⇒はれむ(ハレム)(2)
	◎アメリカでは第二次世界大戦後しばらくまで映画でヘソ(臍)
	を出すことが禁じられていたため、ヘソには宝石状のガラスが
	嵌(ハ)められていた。
	 参照⇒ぬーどだんさー(ヌードダンサー,ヌード・ダンサー)
	◎"belly"は「腹部」のこと。
	 ヘソ(navel)を口語で"belly button"とも呼ぶ。
べりちっぷ
	【ベリチップ】
	◇[登録商標]VeriChip
	○(1)[経]アメリカの医療機器会社。
	 本社はフロリダ州パームビーチ。
	 埋め込み型IDチップを開発したアプライド・デジタル・ソ
	リューションズ(Applied Digital Solutions)(ADS)社(本社
	:フロリダ州)の子会社。
	○(2)[医]ベリチップ社製の埋め込み型IDチップ。
	 米粒ほどの大きさで、注射器で上腕三頭筋の脂肪組織に注入
	する。
	 チップにはシリアル・ナンバーのみが記録されている。
	 医療用や個人認証用として使用される。
	 参照⇒ばいおめとりくすあぷりけーしょん(バイオメトリク
	ス・アプリケーション)
	◎2004.10.13(平成16)アメリカ食品医薬品局(FDA)、承認。
べりちほう《べりちはう》
	【ベリ地方】
	◇[英]Bheri Zone
	○ネパール西部の地方。北部をカルナリ地方(Karnali Zone)、
	ラプティ地方(Rapti Zone)、西部をセティ地方(Seti Zone)に
	接し、南部をインドに隣接。
	 行政所在地はバンケ地区のネパールガンジ(Nepalganj)。
	〈地区(郡)〉
	 ダイレク地区(Dailekh District)。
	 ジャジャルコット地区(Jajarkot District)。
	 スルケット地区(Surkhet District)。
	 バルディア地区(Bardiya District)。
	 バンケ地区(Banke District)。
ぺりつぇうすめるつばっへるびょう
	《ぺりつえうすめるつばつへるびやう》
	【ペリツェウス・メルツバッヘル病】
	◇[英]Pelizaeus-Merzbacher Disease
	○[病]運動障害などを伴う中枢神経系の遺伝性脱髄疾患。
	 厚生労働省の小児慢性特定疾患に指定。
	 略称は「PM病」。
べりっくしゅう《べりつくしう》
	【ベリック州】
	◇[英]Berwick Region
	○[歴]イギリス北部、スコットランド南東部にあった州。
	 1975(昭和50)他州と合併してボーダーズ州(Borders Region)
	となる。
	 参照⇒ぼーだーずしゅう(ボーダーズ州)
へりっくす
	【ヘリックス】
	◇[英]helix
	○(1)螺旋状(ラセンジョウ)のもの。コルク栓抜きなど。
	 参照⇒らせん(螺旋)(1)
	○(2)[数]空間上の螺線。コイル状の曲線。
	◎平面上の螺旋は「スパイラル(spiral)」。
	○(3)[医]耳殻(ジカク)の輪。
	○(4)[生]生体高分子がつくる螺旋構造。DNAの二重螺旋な
	ど。
	○(5)[動]カタツムリ属。
	○(6)[建]古代ギリシアのコリント式やイオニア式の柱頭の螺
	旋飾り。
へりていじ
	【ヘリテイジ】
	◇[英]heritage
	○(1)世襲財産・相続財産・遺産。
	 参照⇒ひれでぃてぃー(ヒレディティー)(2)
	○(2)(未来に残すべき)自然遺産(natural heritage)・文化遺
	産(caltual heritage)。
ぺりどっと
	【ペリドット】
	◇[英]peridot
	○[鉱]明濃緑色の貴橄欖石(キカンランセキ)。。
	 8月の誕生石。
	 参照⇒かんらんせき(橄欖石,朶石)
ぺりとねあ
	【ペリトネア】
	◇[英](複数形)peritonea,peritonaea/(単数形)peritoneum
	(ペリトネアム),peritonaeum
	○[医](英語で)腹膜(フクマク)。
	 ⇒ふくまく(腹膜)
ぺりとねあむ
	【ペリトネアム】
	◇[英](単数形)peritoneum,peritonaeum)/(複数形)peritonea
	(ペリトネア),peritonaea
	○[医](英語で)腹膜(フクマク)。
	 ⇒ふくまく(腹膜)
へりばす
	【ヘリバス】
	◇Helibus
	○[空]アメリカのシコルスキー社製ヘリコプターS−92の通
	称。旅客輸送用。
へりぱっど
	【ヘリパッド】
	◇[英]helipad
	○[空]⇒へりぽーと(ヘリポート)
ぺりーびる
	【ペリービル】
	◇Perryville
	○アメリカ合衆国中央部、ミズーリ州(Missouri State)東部の
	ペリー郡(Perry County)中央部にある郡都。
ぺりふぇらる
	【ペリフェラル】
	◇[英]peripheral
	○(1)[形]周囲の、周辺の。
	 ⇔せんとらる(セントラル)(1)
	○(2)[形]末端の、瑣末(サマツ)の、末梢(マッショウ)の。
	 ⇔せんとらる(セントラル)(2)
ぺりふぉっりょ
	【ペリフォッリョ】
	◇[西]perifollo、[英]chervil
	○[植]⇒ちゃーびる(チャービル)
へりぷてらむ
	【ヘリプテラム】
	◇Helipterum
	○[植]⇒はなかんざし(ハナカンザシ,花簪)
べりべり
	【ベリベリ】
	◇[英]beriberi
	○[病]⇒かっけ(脚気)
べりーぼたん
	【ベリーボタン】
	◇[英]belly button
	○(口語で)へそ(臍)。
	 普通には「ネーブル([英]navel)」と呼ぶ。
	 参照⇒べりーだんす(ベリーダンス)
へりぽーと
	【ヘリポート】
	◇[英]heliport
	○[空]ヘリコプター(helicopter)の発着場。
	 離着陸点には丸の中にHと書かれている。
	 「ヘリパッド(helipad)」とも呼ぶ。
	 参照⇒へりこぷたー(ヘリコプター)
べりまん
	【ベリマン】
	◇Torbern Olof Bergman(トルビョルン・ベリマン)
	○[人]スウェーデンの化学者・鉱物学者(1735. 3.20〜1784)。
	◎英語読みは「バーグマン」。
べりょーすか
	【ベリョースカ】
	◇[露]beryozka
	○(1)[植]シラカバ(白樺)。
	 ⇒しらかば(シラカバ,白樺)
	○(2)[歴]旧ソ連時代の外貨専門の土産物店。
べりりうむ
	【ベリリウム】
	◇beryllium
	○[化]金属元素の一種。元素記号は「Be」、原子番号4、原子
	量9.012。
	 銀白色の固体金属。周期表上で第UA族に属するが普通はア
	ルカリ土類金属に含まない。
	 緑柱石(リョクチュウセキ)として産出。
	 旧称は「グルシヌム(glucinum)」、元素記号は「Gl」。
	◎1797(寛政 9)フランスの化学者ボークラン(Louis Nicolas 
	Vauquelin)(1763〜1829)が緑柱石から発見。緑柱石のギリシア
	語"beryllos"から命名。
	 「グルシヌム」は「酸化ベリリウム(glucina)」から。
ぺりりゅー
	【ペリリュー】
	◇Pelileu/Pelew
	○(1)[地]⇒ぺりりゅーとう(ペリリュー島)
	○(2)[軍]アメリカ海軍のタラワ級汎用強襲揚陸艦(amphibious 
	assault ships)(LHA5)。
	◎1980. 5.(昭和55)竣工。
ぺりりゅーとう《ぺりりゆーたう》
	【ペリリュー島】
	◇[英]Peleliu Island/Pelew Island
	○[地]西太平洋、カロリン諸島(Caroline Islands)西部のパラ
	オ諸島(Palau Islands)南部にある島。パラオ共和国領。
	 北緯7.04°、東経134.26°の地。
	 「ペレリュー島」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)600人。
	 1995(平成 7)580人。
	 2002(平成14)620人。
	◎太平洋戦争中の激戦地。
	 1944.11.(昭和19)日本軍が玉砕。
べりる
	【ベリル】
	◇[英]beryl
	○[鉱]⇒りょくちゅうせき(緑柱石)
べりーろーる
	【ベリーロール】
	◇[英]belly roll
	○[運]走り高跳びの跳び方の一つ。
	 腹を下に向けた姿勢で、バーを跳び越えるもの。
	 ⇔はいめんとび(背面跳び)
	◎「ベリー」は「腹」の意味。
べりんがむ
	【ベリンガム】
	◇Bellingham
	○アメリカ合衆国北西部、ワシントン州(Washington State)北
	西部にあるワットコム郡(Whatcom County)の郡都。
★べーりんぎありっきょう《べーりんぎありくけふ》
	【ベーリンギア陸橋】
	◇[英]Beringia land bridge
	○[歴][地]氷河期にユーラシア大陸と北アメリカ大陸との間に
	あった陸地。
	 「ベーリンジア陸橋」,「ベーリング地峡(Bering Isthmus)」と
	も呼ぶ。
[1]へりんぐ
	【ヘリング】
	◇[英]herring
	○[魚](英語で)ニシン。
	 ⇒にしん(ニシン,鰊,鯡)
[2]へりんぐ
	【ヘリング】
	◇[独]Hering
	○[魚](ドイツ語で)ニシン。
	 ⇒にしん(ニシン,鰊,鯡)
[1]べーりんぐ
	【ベーリング】
	◇Vitus Jonassen Bering(ビーツス・ベーリング)またはIvan 
	Ivanovic Bjering(イワン・イワノビチ・ベーリング)
	○[人]ロシアの探検家(1681〜1741)。デンマーク生れ。
	 ロシア海軍に入る。
	 ピョトル大帝(一世)の命を受け、1725〜1730(享保10〜享保
	15)カムチャツカ探検隊隊長としてアジア北東端からアラスカ
	の北太平洋を探検。1728(享保13)アジアとアメリカ大陸の間に
	海峡(ベーリング海峡)を確認。
	 1741(寛保元)ベーリング海峡を通過、アリューシャン列島・
	アラスカを発見しロシア領とする。
[2]べーりんぐ
	【ベーリング】
	◇Emil Adolf von Behring(エミール・ベーリング)
	○[人]ドイツの細菌学者(1854〜1917)。
	 初め軍医となったが、のちベルリン大学でコッホに師事。の
	ちハレ大学とマールブルク大学の教授。
	 北里柴三郎との共同研究で破傷風の免疫血清を作る。
	 1890(明治23)ジフテリアの免疫血清も完成させ血清療法を創
	始。
	 1901(明治34)ノーベル生理医学賞を受賞。
★べーりんぐかい
	【ベーリング海】
	◇[露]Beringovo More、[英]the Bering Sea
	○[地]太平洋の最北部の縁海。
★べーりんぐかいきょう《べーりんぐかいけふ》
	【ベーリング海峡】
	◇[英]the Bering Strait
	○[地]北極海とベーリング海を連結する海峡。
べーりんぐちきょう《べーりんぐちけふ》
	【ベーリング地峡】
	◇[英]Bering Isthmus
	○[歴][地]⇒べーりんぎありっきょう(ベーリンギア陸橋)
へりんぐぼーん
	【ヘリングボーン】
	◇[英]herringbone
	○⇒へりんぼーん(ヘリンボーン)
べーりんじありっきょう《べーりんじありくけふ》
	【ベーリンシア陸橋】
	◇[英]Beringia land bridge
	○[歴][地]⇒べーりんぎありっきょう(ベーリンギア陸橋)
べりんすきー
	【ベリンスキー】
	◇Vissarion Grigorievich Belinskii(ビッサリオン・グリゴ
	リエビチ・ベリンスキー)/Vissarion Grigor'evich Belin-
	skiy
	○[人]ロシアの文芸評論家(1811〜1848)。
	 医師の子に生れる。
	 モスクワ大学在学中、反体制的戯曲『ドミトリー・カリーニ
	ン』を書いて放校。
	 雑誌「祖国の記録」・「同時代人」などの編集者として活躍。
	 はじめドイツ観念論の影響を受け、のち農奴制とツァー専制
	政治に対して具体的・歴史的分析に基づく文学批評を行い、ロ
	シアへのマルクス主義理論を根づかせる基礎を与えた。
	 著書は1834(天保 5)評論『文学的空想』・1843〜1846(天保
	14〜弘化 3)『プーシキンの作品』・1847(弘化 4)『ゴーゴリ
	への手紙』・1847(弘化 4)『一八四七年のロシア文学観』など。
	◎1940年代の知識人に大きな影響を与えた。
べりんぞん
	【ベリンゾン】
	◇[フ]Bellinzone
	○⇒べりんつぉーな(ベリンツォーナ)
ぺりんだばじょうやく《ぺりんだばでうやく》
	【ペリンダバ条約】
	◇[英]Pelindaba Treaty
	○[原]アフリカ非核化条約(The African Nuclear Weapons 
	Free Zone Treaty)の通称。
	 アフリカ統一機構(OAU)加盟国において、核爆発装置の研
	究・開発・製造・実験・貯蔵・取得・所有・管理を禁止し、原
	子力科学技術の平和利用の促進、アフリカ原子力委員会の設置
	とIAEA(国際原子力機関)の検証受諾などがもりこまれた国
	際条約。
	 1995. 6.(平成 7)OAUが採択、1996. 4.11(平成 8)カイロ
	で調印。米英仏中は署名、ロシアは未署名。
	 批准国が少なく発効していない。
	◎ペリンダバは南ア共和国北東部のプレトリア(Pretoria)近郊
	の地名で、南アフリカ原子力公社の所在地。
	◎南アフリカは1979〜1989(昭和54〜平成元)に6個の原爆を完
	成させていたが、民主化後の1991(平成 3)核拡散防止条約に加
	入し、1993(平成 5)核開発とその破棄を公表。
べりんつぉーな
	【ベリンツォーナ】
	◇[伊]Bellinzona
	○スイス南部、ティチーノ州(Ticino canton)南東部にある州
	都。
	 北緯46.20°、東経9.02°の地。
	 ドイツ語名は「ベレンツ(Bellenz)」、フランス語名は「ベリン
	ゾン(Bellinzone)」
	〈人口〉
	 1990(平成 2)1万6,849人。
	 1995(平成 7)1万7,331人。
	 2000(平成12)1万6,463人。
	 2005(平成17)1万6,796人(推計)。
へりんぼーん
	【ヘリンボーン】
	◇[英]herringbone(ニシンの骨)
	○(1)杉綾(スギアヤ)模様・矢筈(ヤハズ)模様・矢羽(ヤバネ)模様。
	 図案がニシンの骨・杉の葉・矢筈などに似ているもの。
	 「ヘリングボーン」とも呼ぶ。
	○(2)杉綾織り。
	 織り目がニシンの骨に似ている。
	 「ヘリングボーン」とも呼ぶ。
	○(3)[建]矢筈積み・矢筈組み。
	 石材・レンガ(煉瓦)・木材などで、短辺を長辺に組み合せて
	V字形模様に積み上げたり、敷き詰めたりしたもの。
	 壁面・石畳・寄木細工などに用いられる。
	 「ヘリングボーン」とも呼ぶ。
	 参照⇒たにづみ(谷積み)
	○(4)[運]スキーの先をV字形に開いて斜面を登る方法。
	 「ヘリングボーン」,「開脚登行」とも呼ぶ。
----------------------------------------------------------------