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百 科 辞 書 《はす》 編集:獨 澄旻
-------- はす --------------------------------------------------
★はす
【ハス】
【蓮】
◇[学]Nelumbo nucifera
○[植]スイレン目(Nymphaeales)スイレン科(shuilian)ハス属
(Nelumbo)の多年生水草。
根はレンコン(蓮根)と呼び食用にする。
花は日中に咲いて夜に閉じ、4日ほどで散る。また、俗に花
が咲くときに「ポン」と音がするという。
花弁が散った跡の花托(カタク)が「蜂の巣」に似ることから古く
は「はちす(蓮)」と呼ばれ、「ち」が略されて現在の「ハス」になっ
た。
◎八重咲き:⇒みょうれん(ミョウレン,妙蓮)
美女の代名詞:⇒たいえきのふよう(太液の芙蓉),かいごの
はな(解語の花,解語之花)
美男の代名詞:⇒りくろう(六郎)
ギリシア神話:⇒[1]ろーたす(ロータス)(2)
◎蓮は花や葉を水面から高い所につけるが、スイレン(睡蓮,水
蓮)は水面近くにつける。また、蓮の葉は水をはじき水玉にな
るが、スイレンの葉は水に濡れる。
◎英語:ロータス(lotus)。
ドイツ語:ロートス(Lotos)。
フランス語:ロチュス(lotus)。
イタリア語:ロート(loto)。
スペイン語:ロト(loto)。
中国語:蓮(lian<リェン>)。
はーす
【ハース】
◇[英]hearse
○(英語で)霊柩車。
⇒れいきゅうしゃ(霊柩車)
はず《はづ》
【幡豆】
◇[日]Hazu/Hadu
○(1)⇒はずぐん(幡豆郡)
○(2)⇒はずちょう(幡豆町)
[1]ばす
【バス】
◇[英]bus
○(1)[交]大型の乗合自動車。
◎路線バス,観光バス,スクール・バス,バス会社
〈バス製造大手4社〉
三菱ふそうトラック・バス、日野自動車、いすゞ自動車、日
産ディーゼル工業。
◎2003(平成15)富士重工業、3月出荷分を最後にバス製造から
撤退。
◎ラテン語の「すべて(omnis)」から派生した「みんなのための
(omnibus)」の省略形。
○(2)[計]コンピュータ内部の信号をまとめて送受信する信号
線。
制御(コントロール)バス、アドレス・バス、データ・バスな
ど。
[2]ばす
【バス】
◇[羅]vas
○[生]管・脈管・導管。
◎バソ(vaso):⇒ばそ(バソ)
ばす
【馬素】
【馬尾毛】
◇[英]horsehair
○ウマ(馬)の尻尾の毛。
釣り糸・馬巣織(パスオリ)などに用いる。
「馬尾(バビ)」とも呼ぶ。
参照⇒ばすおり(馬巣織り,馬巣織)
ばーす
【バース】
◇[英]berth
○(1)[交]⇒ねだな(寝棚)
○(2)[海](岸壁・埠頭などの)船舶の停泊場所・停泊位置・錨
地(ビョウチ)。
○(3)[海]船舶の停泊水域。
○(4)[海](航行保安のための)操船余地・停泊余地。
船と他の船、船と岸などの間保つ間隔。
○(5)[海]バス・タクシーの発着場。
★[1]ぱす
【パス】
◇[英]pass
○()[自動]通過する・進む。
○()[他動]渡る。
○()[他動]通す。
○()[名]定期券。
○()[名]合格。
[2]ぱす
【パス】
◇[英]pass
○(1)(狭い)通路・小道。
○(2)山道(mountain path)・峠。
○(3)水路。
[3]ぱす
【パス】
◇[英]-path
○(1)[接尾辞]「軽度の……を患っている人」を表す語形成要素。
◎サイコパス(psychopath):精神病質者。
ソシオパス(sociopath):社会病質者。
テレパス(telepath):テレパシー能力者。
○(2)[接尾辞]「……療法医」を表す語形成要素。
◎ネイチュロパス(naturopath):自然療法家。
オステオパス(osteopath):整骨医。
アロパス(allopath):逆症療法医。
ホメオパス(homeopath):同種療法医。
◎ギリシア語の"patheia(感情・苦悩)"から。
参照⇒ぱしー(パシー),[1]ぱそ(パソ)
[1]ぱーす
【パース】
◇[英]purse
○財布(サイフ)・小銭入れ・がま口。
⇒がまぐち(がま口,蝦蟇口)
[2]ぱーす
【パース】
◇Perth
○(1)オーストラリア南西部にある、インド洋岸に近い商業都
市。ウェスタンオーストラリア州(the State of Western Aus-
tralia)の州都。
スワン川(the Swan River)の河口(estuary)にあり、南西に
は外港フリーマントル(Fremantle)がある。
西岸部における行政・商工業・文化の中心で、自動車・繊維
・肥料・セメント工業が行われる。
〈人口〉
1967(昭和42) 57万9,500人。
1976(昭和51) 76万人。
1987(昭和62)102万5,000人。
1991(平成 3)101万8,702人。
1994(平成 6)123万9,400人。
2001(平成13)136万5,600人(推計)。
◎1829(文政12)創建。
19世紀末に州南西のカルグールリ(Kalgoorlie)で金鉱が発見
されてから急速に発展。
1911(明治44)パース大学、創立。
1960年代以降、ニッケル・ウランの採掘でさらに発展。
○(2)[歴][軍]オーストラリア海軍の軽巡洋艦。
◎1942. 3. 1(昭和17)バタビア沖海戦で日本海軍と交戦し沈没。
○(3)イギリス北部、スコットランド中央部のパース・キンロ
ス州(Perth and Kinross Region)の州都。
◎もとパース州(Perth Region)の州都。
○(4)[歴](Perth Region)⇒ぱーすしゅう(パース州)
はずい《はづい》
【恥ずい】
○(1)[俗](とても)恥ずかしい。
○(2)[俗](転じて)悔(クヤ)しい。
◎動詞「恥づ」に「強め」の助詞「い」が付いたもの。
ばすいぼく
【馬酔木】
○[植]⇒あしび(アシビ,馬酔木)
はすいも
【ハスイモ】
【蓮芋】
【白芋】
◇[学]Colocasia gigantea
○[植][農]オモダカ目(Alismatales)サトイモ科(Araceae)サト
イモ属(Colocasia)の多年草作物。
草丈1〜2メートル。
西日本・中国南部・ミャンマー・マレーシアなどの暖地の低
湿地で栽培。
葉柄は緑白色で70〜80センチメートル、幅は下部で約40セン
チメートル。
通常、葉柄を食用とし、芋は小さくて固く食用に適さない。
「シロイモ(白芋)」とも呼ぶ。
ばすおり
【馬巣織り】
【馬巣織】
◇[英]haircloth(ヘアクロース)/horsehair(ホースヘア)
○経糸(タテイト)に綿糸・麻糸を、緯糸(ヨコイト)に馬尾毛(バス)を用
いた織り物。
洋服の襟芯(エリシン)・帽子や椅子(イス)の布張りなどに使用する。
俗に「毛芯(ケジン)」とも呼ぶ。
ばずーか
【バズーカ】
◇bazooka
○(1)[楽]アメリカの喜劇俳優ボブ・バーンズ(Bob Burns)が創
案した吹奏楽器。
○(2)[軍]⇒ばずーかほう(バズーカ砲)
ばすがいど
【バスガイド】
◇[和製英語]bus guide
○[交](観光バスの)乗客の世話をする女性乗務員。車掌と観光
案内を兼任することが多い。
参照⇒ばすがーる(バスガール)
◎旅行会社の添乗員(テンジョウイン)は「ツアー・コンダクター(tour
conductor)」と呼ぶ。
ぱすかぐら
【パスカグラ】
◇Pascagoula
○⇒ぱすかぐーら(パスカグーラ)
ぱすかぐーら
【パスカグーラ】
◇Pascagoula
○アメリカ合衆国中南部、ミシシッピー州(Mississippi State)
南東端のジャクソン郡(Jackson County)南端にある郡都。ミシ
シッピー湾(Mississippi Sound)に面する。
石油会社シェブロンの製油所がある。
「パスカグラ」,「パスカゴウラ」とも呼ぶ。
ぱすかごうら
【パスカゴウラ】
◇Pascagoula
○⇒ぱすかぐーら(パスカグーラ)
ばすかだばーにょ
【バスカダバーニョ】
◇[伊]vasca da bagno
○(イタリア語で)浴槽。
⇒よくそう(浴槽)
ばずーかほう《ばずーかはう》
【バズーカ砲】
◇bazooka
○[軍]ロケット弾を発射する携帯式対戦車砲。
構造が簡単で軽量。また操作・携行が容易で、円筒状砲身に
ロケット弾をこめ、肩にのせて照準を合せ発射する。弾丸自体
が噴進するので発射時の反動も少ない。近距離における破壊力
は大きいが、射程距離は短い。
第二次世界大戦中にアメリカ軍が歩兵用に開発。パラシュー
ト部隊やジャングル戦で重用された。
単に「バズーカ」とも呼ぶ。
参照⇒てきだんとう(擲弾筒),あーるぴーじせぶん(RPG−
7)
◎名前は同名の吹奏楽器に形が似ていることから。
参照⇒ばずーか(バズーカ)(1)
◎自衛隊装備のものは、口径89ミリ・長さ1.535メートル・重
量6.8キログラムに3.45キログラムの成形炸薬(サクヤク)弾を使用
し、有効射程600メートル。
ばすがーる
【バスガール】
◇[和製英語]bus girl
○[交](定期路線の)バスの女性車掌。
古くは「女車掌(オンナシャショウ)」とも呼ぶ。
参照⇒ばすがいど(バスガイド)
◎1924(大正13)東京市営乗合自動車が運行を開始し、初めてバ
スガールが登場する。制服の衿(エリ)の色が赤かったことから
「赤衿」と呼ばれた。
★[1]ぱすかる
【パスカル】
◇pascal
○[物]圧力のSI単位。単位記号は「Pa」。
100Pa=1hPa(ヘクトパスカル)。
参照⇒[2]ばーる(バール)
[2]ぱすかる
【パスカル】
◇Pascal
○(1)[人]男性の名前。
ヘブライ語のペサハ(Pesah)(過越祭)に由来(ユライ)する。
◎イギリスのコーンウォール(Cornwall)地方の「パスコ(Pasco)」
に相当する。
○(2)[人](Blaise Pascal)⇒[3]ぱすかる(パスカル)
★[3]ぱすかる
【パスカル】
◇Blaise Pascal
○[人]フランスの哲学者・数学者・物理学者(1623〜1662)。
参照⇒ぱすかるけいさんき(パスカル計算機)
★ぱすかる
【パスカル】
【PASCAL】
○[計]コンピューターのプログラム言語の一種。
ぱすかるけいさんき
【パスカル計算機】
◇[英]Pascal's calculator
○[数]1642(寛永19)パスカルが考案した手回し式の計算機。
歯車を利用し、数字が9から0に替わるときに上の桁も一目
盛り進む加算器。また、引き算で0から9に替わるときには上
の桁も一目盛り後退する。
のちにライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz)が加算値
側をスライドさせる方式で乗算・除算も可能にする。
◎電卓の普及までは集計などで使用されていた。
★ぱすきん
【パスキン】
◇Jules Pascin
○[人]画家(1885〜1930)。
ルーマニアの裕福な穀物商に生れる。
1920年アメリカに帰化。
ぱーすきんろすしゅう《ぱーすきんろすしう》
【パース・キンロス州】
◇[英]Perth and Kinross Region
○イギリス北部、スコットランド中央部の州。
州都はパース。
〈面積〉
5,286平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)12万7,590人(6月30日推計)。
2001(平成13)13万4,950人(6月30日推計)。
◎1996(平成 8)設置。
ぱすくあとう《ぱすくあたう》
【パスクア島】
◇[西]Isla de Pascua、[英]Easter Island
○[地]イースター島のスペイン語名。
⇒いーすたーとう(イースター島)
ばすくじちしゅう《ばすくじちしう》
【バスク自治州】
◇[西]Comunidad Autonoma del Pais Vasco、[英]Autonomous
Region of Basque Country
○スペイン北部の自治州。
住民の大半はバスク人。
正式名称は「パイスバスコ自治州」。
参照⇒ばすくじん(バスク人)
〈面積〉
7,261平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)209万3,415人(推計)。
〈3県〉
アラバ県(Provincia de Alava)。
ギプスコア県(Provincia de Guipuzcoa)。
ビスカヤ県(Provincia de Vizcaya)。
◎14世紀にスペインに統合されたあとも準独立的地位を認めら
れていた。
1933.11.(昭和 8)住民投票でアラバ県・ギプスコア県・ビス
カヤ県がバスク州となる。
1936(昭和11)住民投票でナバラ県(Provincia de Navarra)に
編入を拒否されて、自治政府が発足。
1937. 4.26(昭和12)(月曜日)スペイン内乱の初期、フランコ
軍を支援するドイツ空軍によりゲルニカが無差別爆撃。
1939(昭和14)フランコ将軍の独裁政権が樹立し、厳しい弾圧
が行われる。
1959(昭和34)過激派組織ETA(バスク祖国と自由)が結成。
1977.12.(昭和52)暫定自治議会、発足。
フランコ将軍死後の1979(昭和54)住民投票が行われ、正式に
自治が承認される。
参照⇒げるにか(ゲルニカ)(1),いーてぃーえー(ETA)
★ばすくじん
【バスク人】
◇[西]Vasco、[英]Basques
○ピレネー山脈の西部、フランスとスペインの国境地帯のバス
ク地方に住む民族。
現在ヨーロッパに居住する諸民族の中で最古の民族の一つ。
その言語バスク語は非インド・ヨーロッパ語系で多くの特徴
的な文法形態を持ち、他言語との類縁関係を持たず、その系統
関係は長い間議論の的となっていて、その人種的起源は明らか
になっていない。
言語の外、服装・舞踏・競技など独自の文化を保持している。
参照⇒いーてぃーえー(ETA)
★ばすくちほう《ばすくちはう》
【バスク地方】
◇[フ]Basque、[英]the Basque region
○ピレネー山脈西部、フランスとスペインとの国境にまたがる
地方。5分の1がフランス領、5分の4がスペイン領。
参照⇒ばすくじちしゅう(バスク自治州)
はずぐん《はづぐん》
【幡豆郡】
◇[日]Hazu Gun/Hadu Gun
○愛知県南部の郡。
一色町(イッシキチョウ)・吉良町(キラチョウ)・幡豆町(ハズチョウ)の町。
ばすけ
【バスケ】
◇[英]basketball
○[俗][運]バスケットボールの和製略称。
⇒ばすけっとぼーる(バスケットボール)
はすげさん
【八菅山】
◇[日]Hasuge San
○[地]神奈川県愛甲郡(アイコウグン)愛川町(アイカワマチ)にある山・地
名。標高220メートル。
★ばすけっと
【バスケット】
◇[英]basket
○(1)籠(カゴ)。
○(2)[運]バスケットボール(basketball)の略称。
⇒ばすけっとぼーる(バスケットボール)
○(3)[運]バスケットボールのゴールに使用する、底のない網。
ばすけっとひると
【バスケットヒルト】
【バスケット・ヒルト】
◇[英]basket hilt
○刀剣の柄(ツカ)(hilt)が、ガード(guard)(鐔<ツバ>)からポンメ
ル(pommel)(柄頭)にかけて針金または鉄板で籠(カゴ)のように
おおわれているもの。
参照⇒ひると(ヒルト)
★ばすけっとぼーる
【バスケットボール】
◇[英]basketball
○[運]球技の一種。
単に「バスケット」とも、和略語で「バスケ」とも呼ぶ。
ばすこ
【バスコ】
◇Basco
○フィリピン最北端、バタン諸島(Batan Islands)から成るバ
タネス州(Batanes Province)の州都。
ぱすこ
【パスコ】
◇Pasco
○(1)[人]男性の名前。
イギリスのコーンウォール(Cornwall)地方で使用される。
◎フランスの「パスカル(Pascal)」に相当する。
○(2)(Departamento de Pasco)⇒ぱすこけん(パスコ県)
○(3)(Pasco County)⇒ぱすこぐん(パスコ郡)
○(4)アメリカ合衆国北西部、ワシントン州(Washington State)
中南東部のフランクリン郡(Flanklin County)南部にある郡都。
ぱすこぐん
【パスコ郡】
◇[英]Pasco County
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)中北部
の郡。フロリダ半島の西岸に位置し、メキシコ湾(Gulf of Mex-
ico)に面する。
郡都はデードシティー(Dade City)。
〈人口〉
1980(昭和55)18万8,815人。
1990(平成 2)28万1,131人。
2000(平成12)34万4,765人。
2005(平成17)42万9,065人。
ぱすこけん
【パスコ県】
◇[西]Departamento de Pasco、[英]Pasco Department
○南米、ペルー中央部にある県。東部をウカヤリ県(Departa-
mento de Ucayali)、西部をリマ県(Departamento de Lima)に
接する。
県都はセロデパスコ(Cerro de Pasco)。
〈面積〉
2万5,319.59平方キロメートル。
〈人口〉
1993(平成 5)23万9,200人。
2002(平成14)24万9,800人。
はすこぼ
【ハスコボ】
◇Khaskovo
○(1)(Khaskovo Oblast)⇒はすこぼしゅう(ハスコボ州)
○(2)ブルガリア中南部、ハスコボ州の州都。
北緯41.94°、東経25.56°の地。
〈人口〉
1992(平成 4)8万0,700人。
2001(平成13)8万0,900人。
2004(平成16)7万7,000人。
はすこぼしゅう《はすこぼしう》
【ハスコボ州】
◇Khaskovo Oblast、[英]Khaskovo Province
○ブルガリア中南部の州。東端をトルコ、南部をギリシアに隣
接。
州都はハスコボ。
ぱすこり
【パスコリ】
◇Giovanni Pascoli
○[人]イタリアの詩人(1855.12.31〜1912. 4. 6)。
はすじ《はすぢ》
【蓮痔】
◇[英]anal fistula
○[俗][病]⇒じろう(痔瘻)
ぱーすしゃーしゅう《ぱーすしやーしう》
【パースシャー州】
◇[英]Perthshire
○[歴]⇒ぱーすしゅう(パース州)
ばすじゃっく
【バスジャック】
◇[和製英語]busjack
○[俗][社]運行中の乗り物を乗っ取ること。
◎「ハイジャック(hijack)」からの派生語。
参照⇒はいじゃっく(ハイジャック)
◎2000. 5. 3(平成12)西鉄高速バスが17歳の少年によって大宰
府付近でバスジャックされる。
2008. 8.16(平成20)JR東海の高速バスが14歳の少年によっ
て愛知県の東名高速でバスジャックされる。
ぱーすしゅう《ぱーすしう》
【パース州】
◇[英]Perth Region
○[歴]イギリス北部、スコットランド中央部にあった州。
「パースシャー州(Perthshire)」とも呼ぶ。
◎1975(昭和50)テイサイド州(Tayside Region)とセントラル州
(Central Region)に分割編入され消滅。
1996(平成 8)それらの州を解体してパース・キンロス州
(Perth and Kinross Region)を設置。
ばすすとっぷ
【バスストップ】
◇[英]bus stop
○(1)[交]バスの停留所。
「バス停」とも呼ぶ。
○(2)[映]⇒ばすていりゅうじょ(バス停留所)
はすだ
【蓮田】
◇[日]Hasuda
○(1)⇒はすだし(蓮田市)
○(2)[交]⇒はすだえき(蓮田駅)
ぱすた
【パスタ】
◇[伊]pasta
○(1)[食]小麦粉をこねて作った、イタリア料理に使う麺類(メンルイ)
の総称。
スパゲッティ・マカロニ・ラビオリなど。
英語で「ヌードル(noodle)」とも呼ぶ。
◎イタリア語では練った生地・ケーキ・ペーストなども含む。
○(2)(イタリア語で)パルプ([英]pulp)。
⇒ぱるぷ(パルプ)
ばーずたうん
【バーズタウン】
◇Bardstown
○アメリカ合衆国中央東部、ケンタッキー州(Kentucky Common-
wealth)中北部にあるネルソン郡(Nelson County)の郡都。
はすだえき
【蓮田駅】
○[交]埼玉県蓮田市本町(ホンチョウ)にある、JR宇都宮線の駅。
東大宮駅(さいたま市)と白岡(シラオカ)駅(白岡町)の間。
はすだし
【蓮田市】
◇[日]Hasuda Shi
○埼玉県東部中央にある市。
◎JR宇都宮線の蓮田駅がある。
東北新幹線は市内を通過しているが駅はない。
ばすたーど
【バスタード】
◇[英]bustard
○[鳥](英語で)ノガン(野雁)。
⇒のがん(ノガン,野雁)(1)
ばすたな
【バタスナ】
◇Batasuna
○スペインのバスク地方の政党。分離独立を求める反政府組織
バスク祖国と自由(ETA)の政治部門。
前身はエリ・バタスナ(Herri Batasuna)。
参照⇒いーてぃーえー(ETA)
ばすたぶ
【バスタブ】
◇[英]bathtub
○(英語で)浴槽。
⇒よくそう(浴槽)
★ばすたーらんど
【バスターランド】
◇Basterland
○ナミビア中央部の地域。
南アフリカの旧黒人居住地区(homeland)の一つ。
「レホボス(Rehoboth)」とも呼ぶ。
参照⇒ほーむらんど(ホームランド)
ばすちおん
【バスチオン】
◇[英]bastion
○[建]⇒りょうほう(稜堡)
ばすちゃん
【バスチャン】
◇[英]Bastian
○[人]⇒せばすちゃん(セバスチャン)
はずちょう《はづちやう》
【幡豆町】
◇[日]Hazu Cho/Hadu Cho
○愛知県南部、幡豆郡(ハズグン)の町。
はすっぱ
【蓮っ葉】
○言動が軽はずみ・軽率・浮薄なこと。
特に、女性の態度・動作や、そのような女性に用いられる。
下品・浮気で身持ちの悪い・服装が派手などをいう。
参照⇒はすは(蓮葉)
◎「蓮葉(ハスハ)」の促音添加。
語源は、蓮の葉が水をはじくことからとも、蓮の葉商いが際
物(キワモノ)商売でその場限りであることからとも、斜端(ハスハ)の
意ともいい、諸説ある。
類語に「お転婆(テンバ)」,「おきゃん(御侠)」がある。
ぱすつーる
【パスツール】
◇Louis Pasteur(ルイ・パスツール)
○[人]フランスの化学者・細菌学者(1822〜1895)。
酒石酸の旋光性や発酵を研究し、乳酸菌・酪酸菌などを発見。
そこから発酵・腐敗が微生物によって起ることを証明し、微
生物の自然発生説を否定。
また、低温殺菌法(pasteurization)を考案。
1885(明治18)初めて狂犬病のワクチン治療を試み、ワクチン
による予防接種法を確立するなど、近代医学に貢献。
ばすつーるけんきゅうじょ《ぱすつーるけんきうじよ》
【バスツール研究所】
◇[英]Pasteur Institute
○[医]フランスの首都パリにある微生物学・血清学・生化学な
どの研究所。
伝染病院を付属。
◎1888(明治21)パスツールの狂犬病予防法確立を記念し、国際
拠出金によって設立。
ばすてい
【バス停】
◇[英]bus stop
○[交]⇒ばすすとっぷ(バスストップ)
ばすてぃあ
【バスティア】
◇Bastia
○地中海北西部、フランス領コルシカ島北部のオートコルス県
(Departement Haute-Corse)の県都。
ばすてぃおん
【バスティオン】
◇[英]bastion
○[建]⇒りょうほう(稜堡)
ばすていりゅうじょ《ばすていりうじよ》
【バス停留所】
◇[英]Bus Stop
○[映]アメリカのコメディー・ロマンス映画。
監督:ジョシュア・ローガン(Joshua Logan)。
主演:マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)。
◎1956. 8.31(昭和31)アメリカで公開。
1956.11.21(昭和31)日本で公開。
ぱすてぃーる
【パスティール】
◇[英]pastille
○(1)円錐形(エンスイケイ)の線香(センコウ)。
○(2)[薬]トローチ(troche)・錠剤(ジョウザイ)。
○(3)[美]パステル(pastel)。
⇒ぱすてる(パステル)
ばすてっろ
【パステッロ】
◇[伊]pastello
○(1)[美]パステル。
⇒ぱすてる(パステル)
○(2)[美]クレヨン。
⇒くれよん(クレヨン)
○(3)[美]パステル画。
ばすてる
【バステル】
◇[フ]Basseterre(低い土地)
○⇒ばせてーる(バセテール)
ばすてーる
【バステール】
◇[フ]Basse-Terre(低い土地)
○(1)[地]カリブ海の西インド諸島東部、小アンティル諸島に
あるグアドループ(Guadeloupe)の西の1島。
参照⇒ぐあどるーぷ(グアドループ)
○(2)(Basseterre)⇒ばせてーる(バセテール)
ぱすてる
【パステル】
◇[フ]pastel、[英]pastel
○[美]炭酸カルシウム・白粘土などに粉末顔料を混(マ)ぜ、ア
ラビアゴムなどで練り固めた、棒状の絵の具。
やわらかな色調のものが多い。
「パスティール([英]pastille)」とも呼ぶ。
参照⇒くれよん(クレヨン),くれぱす(クレパス)
◎イタリア語:パステッロ(pastello)。
ぱすてるからー
【パステルカラー】
◇[英]pastel color
○[色]柔らかく明るい色調の中間色。
◎画材のパステルのイメージから。
ぱすてるとーん
【パステルトーン】
◇[英]pastel tone
○[色]柔らかく明るい色調。
◎画材のパステルのイメージから。
★はすてろい
【ハステロイ】
◇[英]hastelloy
○[工]ニッケル系の合金。
耐食性・耐酸性に優れている。
「ハステロイ合金(hastelloy alloy)」とも呼ぶ。
参照⇒いんこねる(インコネル)
はすてろいごうきん《はすてろいがふきん》
【ハステロイ合金】
◇[英]hastelloy alloy
○[工]⇒はすてろい(ハステロイ)
ばすと
【バスト】
◇[英]bust
○(1)胸像・半身像。
参照⇒とるそー(トルソー)
○(2)上半身。
○(3)(特に)女性の胸部。
○(4)[服]胸まわりの寸法。
略号は「B」。
ばーすと
【バースト】
◇[英]burst
○(1)[自動]破裂する・爆発する。噴出する。
○(2)[他動]破裂させる・爆発させる。
○(3)破裂・爆発。突発・激発。
○(4)[交]走行中にタイヤが破裂する。
参照⇒[1]ぱんく(パンク)(1)
○(5)[宇]宇宙線の強度が突発的に増加する現象。
○(6)[気]太陽風(プラズマ流)が突発的に強くなること。
○(7)[軍]集中射撃。(機関銃などの)連発。
ぱすと
【パスト】
◇[英]past
○[言]過去・過去時制。
◎現在:プレゼント(present)。
未来:フューチャー(future)。
ぱすと
【パスト】
◇Pasto
○コロンビア南西部、ナリーニョ県(Departamento de Narino)
の県都。
ばーすとー
【バーストー】
◇Barstow
○アメリカ合衆国カリフォルニア州(California State)南部、
サンバーナディノ郡(San Bernardino County)西部の町。
モハーベ砂漠(Mojave Desert)の西部に位置する。
ばすとらんど
【バストランド】
◇Basutoland
○[古]レソト王国(Kingdom of Lesotho)の独立前の名称。
⇒れそと(レソト)
ぱすに
【パスニ】
◇Pasni/Pasni Tehsil
○パキスタン南西部、バルチスタン州(Baluchistan Province)
南西部、マクラン県(Makran Division)南部のグワダル地区
(Gwadar District)南東部にある港町。
「パスニー」とも呼ぶ。
◎2005. 2.11(平成17)近くのダムが決壊。
ぱすにー
【パスニー】
◇Pasni Tehsil
○⇒ぱすに(パスニ)
ぱーすにっぷ
【パースニップ】
◇[英]parsnip、[学]Pastinaca sativa
○(1)[植][農]セリ目(Apiales)セリ科(Apiaceae)パースニップ
属(アメリカボウフウ属)(Pastinaca)の越年草。栽培植物。
地中海東部地方原産。
高さ約1メートル。形状は同じセリ科のニンジンに似て、葉
は細かい羽状複葉。
夏、セリの花に似た黄色の小花を散形につける。
白い根は形がニンジンに似て、長さ20〜30センチメートル・
直径5〜8センチメートルと肥大し、甘みがある。
「アメリカボウフウ(アメリカ防風)」,「オランダボウフウ(オ
ランダ防風)」,「シロニンジン(白人参)」,「サトウニンジン(砂糖
人参)」とも呼ぶ。
○(2)[食](1)の根。
はすぬまむら
【蓮沼村】
◇[日]Hasunuma Mura
○千葉県東部、山武郡(サンブグン)の村。
◎2006. 3.27(平成18)成東町(ナルトウマチ)・山武町(サンブマチ)・蓮沼
村・松尾町(マツオマチ)の3町1村が合併して山武市(サンムシ)を発足。
ぱすねっと
【パスネット】
○[古][交]首都圏の私鉄系鉄道・バスの磁気方式の共通乗車プ
リペイドカード。
パスモ(PASMOに切り替えられた。
参照⇒ぱすも(パスモ,PASMO)
◎2000.10.(平成12)発売開始。
2008. 1.10(平成20)発売停止。
2008. 3.14(平成20)廃止。
はすのうてな
【蓮の台】
○[仏]⇒れんげざ(蓮華座)
はすのはあきない《はすのはあきなひ》
【蓮の葉商い】
○(1)五節句(ゴセック)の入用物など、ある時期にしか売れないも
のを、その場限りで商うこと。
「蓮葉(ハスハ)商い」,「際物(キワモノ)商売」とも呼ぶ。
参照⇒やし(香具師,野師,矢師,弥四)
○(2)季節季節のものを商うこと。
「蓮葉(ハスハ)商い」,「際物(キワモノ)商売」とも呼ぶ。
ばすのるまんでぃーちいきけん
【バス・ノルマンディー地域圏】
【バスノルマンディー地域圏】
◇[フ]Region Basse-Normandie、[英]Lower Normandy Region
○フランス北西部の地域圏(地方)。東部をオート・ノルマンディ
ー地域圏(Region Haute-Normandie)に接し、北部を英仏海峡に
面する。
主都はカーン(Caen)
〈面積〉
1万7,589平方キロメートル。
〈3県〉
カルバドス県(Departement Calvados)。
オルヌ県(Departement Orne)。
マンシュ県(Departement Manche)。
はすは
【蓮葉】
○(1)蓮の葉。
○(2)⇒はすっぱ(蓮っ葉)
○(3)⇒はすはおんな(蓮葉女)(1)
ぱすぱ
【パスパ】
【八思巴】
◇Phags Pa(聖者)/Phagspa
○[人]中国、元のラマ僧・パスパ文字の創作者(1235〜1280)。
本名はロテ・ギャンツェン(Blo-gros-rgyal-mtshan,洛追堅賛
<Luozhui Jianzan>)。
チベットのチベット仏教(ラマ教)サキャパ派の法主で、皇帝
フビライ(世祖)の帝師となる。中国の仏教も統括し、ラマ教化
させる。
フビライの勅命を受けて、1269<咸淳 5>パスパ文字を制定す
る。
参照⇒ちべっとぶっきょう(チベット仏教),ぱすぱもじ(パス
パ文字,八思巴文字)
はすはあきない《はすはあきなひ》
【蓮葉商い】
○⇒はすのはあきない(蓮の葉商い)
はすはおんな《はすはをんな》
【蓮葉女】
○(1)[古]江戸時代、京坂の問屋に雇われ客の接待や夜伽(ヨトギ)
をした女。
後には旅人宿の下女なども呼んだ。
○(2)[古]⇒はすっぱ(蓮っ葉)
ぱすぱもじ
【パスパ文字】
【八思巴文字】
◇[英]Phagspa script
○[歴][言]元朝の皇帝フビライが帝師パスパ(八思巴)に命じて
作らせたモンゴル語の文字。
チベット文字を基に作られ、1269<咸淳 5>公布されて公文書
に用いられ、元朝末年の1368<至正38>まで使用された。
しかし、一般にはウイグル文字が使われていて、パスパ文字
は普及しなかった。
「方形文字(square script)」とも呼ぶ。
参照⇒(パスパ,八思巴),ういぐるもじ(ウイグル文字)
ばすふ
【BASF】
◇[独]BASF AG/Badische Anilin und Soda Fabrik AG、[英]
Baden Aniline and Soda Factory
○[経]ドイツの総合化学製造会社。
本社はルートウィヒスハーフェン(Ludwigshafen)。
「ベーアーエスエフ」とも呼ぶ。
◎1861(文久元)マンハイム(Mannheim)にデッカーホフ・クレム
社(Dyckerhoff Clem AG)として設立。ソーダ・インジゴ染料・
アンモニアを製造。
1865(慶応元)バーディッシュ・アニリン・ウント・ソーダ工
業会社に社名変更。
1925(大正14)ドイツ6大化学工業会社が統合してイーゲー・
ファルベン社(I.G.Farben;Interessengemeinschaft Farbenin-
dustrie)を結成。
1952(昭和27)バーディッシュ・アニリン・ウント・ソーダ工
業会社に復帰。
1973(昭和48)現社名に社名変更。
1949(昭和24)日本法人BASFジャパンを設立。
ぱすふぁいんだー
【パスフィンダー】
◇[登録商標]Pathfinder([英]探検者)
○[交]日産自動車(株)の高級スポーツ用多目的車(SUV)。
はすぶろしゃ
【ハスブロ社】
◇[英]Hasbro Inc.
○[経]アメリカの大手玩具製造会社。
参照⇒じーあいじょー(GIジョー)
◎1923(大正12)ハッセンフェルド・ブラザーズ(Hassenfeld
Brothers)社として創立。
ばすぼーい
【バスボーイ】
◇[英]busboy
○(ホテル・レストランなどの)給仕人の助手・給仕見習い。
食事の終わった食卓をかたづけたり、汚れた皿を洗ったりす
る人。
参照⇒きゅうじ(給仕)
◎"omnibus boy"から。
はすぼくとう《はすぼくたう》
【藕木刀】
【蓮木刀】
○[慣用句]見掛け倒しで役に立たないもの・人。
「独活(ウド)の大木」,「独活の大木、藕木刀」とも呼ぶ。
参照⇒うどのたいぼく(ウドの大木,独活の大木)
◎「藕([中]ou,[日]グウ)」は「はす(蓮)」,「はすのね(蓮の根)」と
も読み、レンコン(蓮根)を指し、「藕木刀」は「レンコンで作っ
た木刀」の意味。
ぱすぽーと
【パスポート】
◇[英]passport
○⇒りょけん(旅券)
はずみぐるま《はづみぐるま》
【はずみ車】
【弾み車】
【勢車】
◇[英]flywheel(フライウィール)
○(1)[機]回転を助け、回転速度を滑らかに調節する、大きく
重い車。
「フライホイール」,「勢車(セイシャ)」とも呼ぶ。
○(2)[機](玩具などで)重りの円盤に回転を蓄える装置。
◎ドイツ語:シュブングラート(Schwungrad)。
イタリア語:ボラーノ(volano)。
はすみむら
【羽須美村】
◇[日]Hasumi Mura
○[古]島根県中央部、邑智郡(オオチグン)にあった村。
◎2004.10. 1(平成16)羽須美村・瑞穂町(ミズホチョウ)・石見町(イワ
ミチョウ)が合併して邑南町(オオナンチョウ)を発足。
ぱすも
【パスモ】
【PASMO】
○[交]首都圏の私鉄系鉄道・バスの共通ICカード。
JR東日本の非接触式ICカードのスイカ(Suica)と相
互利用が可能。
参照⇒すいか(スイカ,Suica),ぱすねっと(パスネット)
◎2007. 3.18(平成19)発売開始。
はすらー
【ハスラー】
◇[英]hustler
○(1)ハッスル(hustle)している人。活動的な人。
○(2)活動家・敏腕家・やり手。
○(3)精力的な実業家・強引なセールスマン。
○(4)詐欺師(サギシ)・ペテン師。
参照⇒ふぃどる(フィドル)(2)
○(5)[俗]娼婦(ショウフ)・売春婦。
ばすら
【バスラ】
◇Basra(黒い小石)
○(1)(Muhafazat Basra)⇒ばすらしゅう(バスラ州)
○(2)イラク南東部、バスラ州の州都・港湾都市。
北緯30.50°、東経47.83°の地。
シャット・アルアラブ(Shatt al Arab)川の下流西岸(右岸)、
ペルシア湾奥約120キロメートルに位置し、首都バグダッドの
南東約550キロメートルにあるイラク第2の都市。イラク第1
の貿易港で、石油・ナツメヤシ(デーツ)などの積み出し港。
国際空港がある。
第二次世界大戦後、近郊に油田が開発され、精油所や重化学
工業も発展。
正称は「アルバスラ(Al Basrah)」。
〈人口〉
1957(昭和32) 16万4,600人。
1965(昭和40) 31万1,000人。
1970(昭和45) 33万3,000人。
1985(昭和60) 61万6,700人。
2001(平成13)100万4,800人。
2003(平成15)137万7,000人。
◎ 638年、第2代カリフのウマル(Umar)により、イスラム遠征
軍のイスラム初の軍営都市として建設。
アッバス朝時代にはイスラムの商業中心地としてインド・中
国との貿易で繁栄。
イラン・イラク戦争の前線となる。
湾岸戦争では大きな被害を受けた。のち、米英が設定した飛
行禁止区域内。
ばずらじじぇーにゃとう《ばずらじじえーにやたう》
【バズラジジェーニャ島】
◇[露]Ostrov Vozrozhdeniya、[英]Vozrozhdeniye Island
○[地]⇒ぼずろじぇーにえとう(ボズロジェーニエ島)
ばすらしゅう《ばすらしう》
【バスラ州】
◇Muhafazat Basra/Muhafazat al Basrah、[英]Basra Prov-
ince
○イラク東南部の州。北西部をジカール州(Muhafazat Dhi Qar)
に接し、東部をイラン、南部をクウェートに隣接。
州都はバスラ。
〈面積〉
1万9,070平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)137万7,000人。
◎2007.12.16(平成19)イギリス軍、バスラ州の治安権限をイラ
ク側に移譲。
ぱーすりー
【パースリー】
◇[英]parsley
○[植](英語で)パセリ。
⇒ぱせり(パセリ)
ばする
【バスル】
◇[英]bustle
○[服]19世紀末に流行した、スカートの後部をふくらませる腰
当て。
パッドまたは枠で出来ていた、
参照⇒くりのりん(クリノリン)(2)
はずるしゅえいぶ
【ハズルシュエイブ】
◇Hadur Shu'ayb
○[地]⇒はづるしゅえいぶ(ハヅルシュエイブ)
[1]ばずーん
【バズーン】
◇[英]bassoon、[伊]fagotto
○[楽]⇒[1]ふぁごっと(ファゴット)(4)
[2]ばずーん
【バズーン】
◇[英]bazoom
○[俗]⇒ちぶさ(乳房)
★はぜ
【ハゼ】
【鯊】
【沙魚】
【蝦虎魚】
○[魚]スズキ目(Perciformes)ハゼ科(Gobiidae)の魚の総称。
甘露煮(カンロニ)や佃煮(ツクダニ)にする。
淡水魚は「ゴリ(鮴)」とも呼ぶ。
はぜ
【ハゼ】
【黄櫨】
【櫨】
○[植]⇒はぜのき(ハゼノキ,黄櫨,櫨)
★はせいるか
【ハセイルカ】
【ハセ海豚】
◇[学]Delphinus capensis、[英]longbeaked common dolphin
○[哺]哺乳類クジラ目(Cetacea)歯クジラ亜目(Odontoceti)(ハ
クジラ類)マイルカ科(Delphinidae)マイルカ属(Delphinus)の
イルカ。
マイルカ(Delphinus delphis)よりやや小形で吻(フン)が長い。
◎中国語:長吻真海豚(changwen zhen haitun)。
はせがわ《はせがは》
【はせがわ】
○[経]仏壇・仏具の全国的専門チェーン店。
本社は福岡県福岡市。
◎2002. 4.13(平成14)東京都中央区銀座1丁目に進出。
★はせがわ《はせがは》
【初瀬川】
◇[日]Hase Gawa
○[地]奈良県を流れる大和川。
古称は「はつせがわ(初瀬川)」。
参照⇒やまとがわ(大和川)
はぜぐみ
【はぜ組み】
○[建]板金接合法の一つ。
互いの接合部分の縁(ヘリ)を折り曲げて組み重ね、離れないよ
うに叩き潰(ツブ)すもの。
平はぜ・立てはぜ・角はぜがあり、接合部に穴を開けてリベッ
トで固定することもある。
◎ハンダ(半田)による鑞付(ロウヅ)けより強く接合できる。
ぱせっと
【パセット】
◇[フ]pincettes
○(フランス語で)ピンセット。
⇒ぴんせっと(ピンセット)
はせっぷ
【ハセップ】
【HACCP】
◇[英]Hazard Analysis Critical Control Point
○[食]⇒はさっぷ(ハサップ,HACCP)
★はせでら
【長谷寺】
○(1)奈良県桜井市初瀬(ハセ)にある真言宗豊山派(ブザンハ)の総
本山。
西国三十三所第八番の札所。
○(2)神奈川県鎌倉市長谷にある単立宗教法人の寺。もと浄土
宗。
○(3)[交]⇒はせでらえき(長谷寺駅)
はせでらえき
【長谷寺駅】
○[交]奈良県桜井市初瀬(ハセ)にある、近鉄大阪線の駅。
大和朝倉(ヤマトアサクラ)駅と榛原(ハイバラ)駅(榛原町)の間。
ばせてーる
【バセテール】
◇[フ]Basseterre(低い土地)
○カリブ海の西インド諸島にある国、セントクリストファーネ
イビスの首都。
「バステル」,「バステール」とも呼ぶ。
参照⇒ばすてーる(バステール)(1)
ばせどーしびょう《ばせどーしびやう》
【バセドー氏病】
◇[英]Basedow's disease、[独]Basedowsche Krankheit
○[病]⇒ばせどーびょう(バセドー病)
★ばせどーびょう《ばせどーびやう》
【バセドー病】
◇[英]Basedow's disease、[独]Basedowsche Krankheit
○[病]甲状腺の機能亢進(コウシン)(過剰)によって起こる疾患。
「バセドー氏病」,「グレーブズ病(Graves' disease)」,「グレー
ブス病」,「グレイブズ病」とも呼ぶ。
★はぜのき
【ハゼノキ】
【黄櫨】
【櫨】
◇[学]Rhus succedanea
○[植]ムクロジ目(Sapindales)ウルシ科(Anacardiaceae)ウル
シ属(Rhus)の落葉高木。
秋の紅葉が美しい。果実から木蝋(モクロウ)を作る。
材は器具用。
「はぜ(黄櫨,櫨)」,「はじ(黄櫨)」,「黄櫨(コウロ)」とも呼ぶ。
参照⇒もくろう(木蝋),こうろぜん(黄櫨染)
はせのだいぶつ
【長谷の大仏】
○⇒かまくらだいぶつ(鎌倉大仏)
★ぱせり
【パセリ】
◇[英]parsley、[学]Petroselinum crispum
○[植]セリ目(Apiales)セリ科(Apiaceae)オランダゼリ属(Pet-
roselinum)の二年生草本。地中海地方の原産。
葉を洋食のつまとする葉菜
「オランダゼリ(和蘭芹)」とも呼ぶ。
参照⇒いたりあんぱせり(イタリアンパセリ)
◎日本には江戸時代、17世紀ころに渡来。
◎英語:パースリー(parsley)。
ドイツ語:ペタージリア(Petersilie)。
フランス語:ペルシ(persil)。
イタリア語:プレッツェーモロ(prezzemolo)。
スペイン語:ペレヒール(perejil)。
ポルトガル語:サルサ(salsa)。
トルコ語:マイダノーズ(maydanoz)。
中国語:欧芹(ouqin)/荷蘭芹(hekanqin)。
ぱせりとう《ぱせりたう》
【パセリ島】
◇[英]Parsley Island
○[地]ジブラルタル海峡、モロッコ沖合200メートルにある岩
礁島。面積13.5ヘクタール。
スペイン名は「ペレヒル島(Isla Perejil)」、モロッコ名は
「レイラ島([英]Leila islet)」。
◎「レイラ(leila)」はアラビア語で「夜」の意味。
◎スペインとモロッコが領有権を主張。
スペイン側は、1668(寛文 8)からスペインに帰属と主張。
モロッコ側は、1956(昭和31)スペイン領から開放されたと主
張。
ばーぜる
【バーゼル】
◇[独]Basel
○スイス北部、バーゼルシュタット准州(Kanton Basel-Stadt)
の州都。
ライン川上流の河港都市・工業都市。チューリヒ(Zuerich)
に次ぐスイス第2の都市。
フランス語名は「バール(Bale)」。
〈人口〉
1987(昭和62)17万2,000人。
1991(平成 3)17万1,036人(推計)。
[1]ぱーせる
【パーセル】
◇[英]parcel
○小包・小荷物。
◎パーセル・ボスト(parcel post):小包郵便。
★[2]ぱーせる
【パーセル】
◇Henry Purcell
○[人]イギリスの作曲家(1659〜1695)。
★[3]ぱーせる
【パーセル】
◇Edwards Mills Purcell
○[人]アメリカの物理学者(1912〜1997)。
MRI(磁気共鳴イメージング)の原理となる、原子核の磁気
共鳴(nuclear magnetic resonance)の測定方法をブロッホ(Fe-
lix Bloch)とともに案出。
1952(昭和27)ノーベル物理学賞を受賞。
参照⇒ぶろっほ(ブロッホ),えむあーるあい(MRI)
はーぜるまおす
【ハーゼルマオス】
◇[独]Haselmaus
○[哺](ドイツ語で)ヤマネ(山鼠)。
⇒やまね(ヤマネ,山鼠,冬眠鼠)
ばせんじー
【バセンジー】
◇[英]basenji
○[哺]アフリカ原産の栗毛の小型犬。
狩猟犬・愛玩犬。
吠えないことで知られる。
◎DNAがオオカミに近いイヌのベスト5の5番目。
ぱーせんと
【パーセント】
◇[英]percent/per cent
○[数][化]濃度や成分比率を表す、百分の1の単位。
単位記号は「%」。
略して「パー(par)」とも呼ぶ。
◎パーミル(per mill)(ppt):1/1,000。
ppm:1/1,000,000(百万分の1)。
ppb:1/1,000,000,000(10億分の1)。
ばそ
【バソ】
◇vaso-
○[接頭語]「血管・脈管」を表す語形成要素。
◎バソプレシン(vasopressin):⇒ばそぷれしん(バソプレシン)
◎バス([羅]vas):⇒[2]ばす(バス)
ばそ
【馬祖】
【媽祖】
◇[中]Mazu
○(1)[地]⇒ばそしょとう(馬祖諸島)
○(2)[中国伝説]⇒まそ(媽祖,馬祖)
[1]ぱそ
【パソ】
◇[英]patho-
○[接頭辞]「病(ヤマイ)・苦痛」を表す語形成要素。
◎ペーソス(pathos):哀感・哀愁。
パソジェン(pathogen):病原体。
パソロジー(pathology):病理学・病状。
パソロジスト(pathologist):病理学者。
パソジェネシス(pathogenesis):発病・病因。
パソジェニー(pathogeny):発病・病因。
◎ギリシア語の"patheia(感情・苦悩)"から。
参照⇒[3]ぱす(パス),ぱしー(パシー)
[2]ぱそ
【パソ】
◇[英]personal computer
○[俗][計]パソコンの略称。
⇒ぱそこん(パソコン)
ばそくれいさんみゃく
【馬息嶺山脈】
◇[英]Mach'ol Range
○[地]朝鮮半島北東部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)北東
部にある山脈。
咸鏡北道(Hamgyong-buk-do)(カンキョウホクドウ)の西端と、両江道
(Yanggang-do)(リョウコウドウ)と咸鏡南道(Hamgyong-nam-do)の東端
とをほぼ南北に走る。
はそけん
【巴楚県】
◇[中]Bachu Xian、[ウイグル語]Maralbeshi Nahiyisi、[英]
Bachu County
○中国西北部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu'
er Zizhiqu)南西部のカシ地区(喀什地区<Kashi Diqu>)北東部
の県。西部を伽師県(Jiashi Xian)(カシケン)・岳普湖県(Yuepuhu
Xian)に接する。
タリム盆地の北西に位置する、標高約1,300メートルの高原。
「バチュ県(巴楚県)」とも呼ぶ。
〈面積〉
1万8,360平方キロメートル。
〈人口〉
2002(平成14)39万人。
◎2003. 2.24(15)am.10:03(日本時間am.11:03)マグニチュード
6.8の地震が発生。
ぱそーげん
【パソーゲン】
◇[英]pathogen(パソージェン)
○[医]⇒びょうげんたい(病原体)
★ぱそこん
【パソコン】
○[計]
略して「パソ」とも呼ぶ。
◎「パーソナル・コンピューター(personal computer)」の和略
語。
◎2003.10. 1(平成15)使用済みパソコンのメーカー回収が義務
化される。国内メーカーは日本郵政公社と連携して回収。
★ぱそこんつうしん
【パソコン通信】
○[歴][通]
◎1987(昭和62)ニフティ、パソコン通信サービス「ニフティ・
サーブ(NIFTY-Serve)」を開始。
2005. 2.16(平成17)ニフティ、パソコン通信サービス「ワー
プロ・パソコン通信」(会員数約2万人)を2006年3月に終了す
ると発表。
ばそしょとう《ばそしよたう》
【馬祖諸島】
◇[中]Mazu zhudao、[英]Matsu Islands/Ma-tsu lieh-tao
○[地]台湾海峡北部、中国大陸の閔江(Min Jiang)(ビンコウ)の河
口の外にある群島。
台湾連江県(Lianjiang Xian)に帰属し、本土の福州市(Fu-
zhou Shi)(フクシュウシ)との間で直接通商を行っている。南方には
中国領の平潭島(Pingtan Dao)(ヘイタントウ)などがある。
「まそしょとう(馬祖諸島)」,「マーツー諸島」,「馬祖列島(Mazu
liedao)」,「マーツー列島」とも呼ぶ。
参照⇒きんもんとう(金門島),へいたんとう(平潭島)
ばそどういつ《ばさだういつ》
【馬祖道一】
◇[中]Mazu Daoyi
○[人]中国、唐代の禅僧・洪州宗の派祖( 709〜 788)。俗姓は
馬、名は道一。四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)徳陽県(Deyang
Xian)(現:徳陽市)の人。
ぱーそなるこんぴゅーたー
【パーソナル・コンピューター】
◇[英]personal computer
○[計]⇒ぱそこん(パソコン)
ばそぷれしん
【バソプレシン】
◇[英]vasopressin
○[生化]脳下垂体後葉ホルモンの一種。9個のアミノ酸から成
るペプチド。
血圧上昇に関係するペプチドホルモン(peptide hormone)で、
毛細血管を収縮させる作用がある。
腎臓の細尿管に作用し、水の再吸収を促進して、水の排出を
減らす働きがある。
「バソプレッシン」,「抗利尿(コウリニョウ)ホルモン(antidiuretic
hormone)」とも呼び、略称は「VP」,「ADH」。
参照⇒あるぎにんばそぷれしん(アルギニン・バソプレシン)
◎シナプスを固定させる作用も持つと推測され、記憶力強化に
役立つと考えられている。
ばそぷれっしん
【バソプレッシン】
◇[英]vasopressin
○[生化]⇒ばそぷれしん(バソプレシン)
ばそり
【馬橇】
【馬そり】
○馬に引かせて走るソリ(橇)。
◎動き始めはソリが雪に密着し相当の力が要(イ)るので、最初
のみ御者(ギョシャ)は降りて馬と一緒になってソリを押し、滑(スベ)
り出したら飛び乗る。
馬に付けた鈴のシャンシャンという音は、吹雪で回りが見え
ない時、歩行者にソリが近づいていることを知らせるもの。
〈ロシア〉
三頭立て:⇒とろいか(トロイカ)(1)
四頭立て:⇒たらんたす(タランタス)
ばぞると
【バゾルト】
◇[英]basalt
○[鉱](英語で)玄武岩。
⇒げんぶがん(玄武岩)
ばそれっとう《ばそれつたう》
【馬祖列島】
◇[中]Mazu liedao、[英]Matsu Islands/Ma-tsu lieh-tao
○[地]⇒ばそしょとう(馬祖諸島)
ぱそろじー
【パソロジー】
◇[英]pathology
○(1)[医]病理学。
○(2)[医]病理・病状。
ばーそろみゅー
【バーソロミュー】
◇[英]Bartholomew
○[人]⇒ばるとろまい(バルトロマイ)
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