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百 科 辞 書 《はら》 編集:獨 澄旻
-------- はら --------------------------------------------------
[1]はら
【ハラ】
◇[梵]Hara
○[宗]⇒しば(シバ,湿婆)
[2]はら
【ハラ】
◇Victor Jara(ビクトル・ハラ)
○[人]チリのシンガーソングライター(1938〜1973)。
はら
【原】
◇[日]Hara
○静岡県沼津市の地名。
◎東海道五十三次の一つ。沼津と吉原の間。日本橋から約136
キロメートルの地。
[1]はらー
【ハラー】
◇Albrecht von Haller
○[人]スイスの医学者・植物学者・詩人(1708〜1777)。
[2]はらー
【ハラー】
◇Heinrich Harrer(ハインリヒ・ハラー)
○[人]オーストリアの登山家・スキーヤー・著作家(1912. 7.
6〜2006. 1. 7)。
1938. 7.24(昭和13)アルプスのアイガー北壁(the North
Face of the Eiger)に4人で初登頂。
1939(昭和14)ヒマラヤ登山隊参加中に第二次世界大戦が始ま
り、カシミールでイギリス軍の捕虜となる。
1944(昭和19)収容所を脱出し、チベットでダライ・ラマ十四
世の家庭教師を務める。
1952(昭和27)その体験記『セブン・イヤーズ・イン・チベッ
ト(Seven Years in Tibet)』を出版。
◎1997(平成 9)『セブン・イヤーズ・イン・チベット』、ブラッ
ド・ピット(Brad Pitt)主演で映画化。
ばら
【ばら】
【肋】
○[食]⇒ばらにく(ばら肉,肋肉)
★ばら
【バラ】
【薔薇】
◇[学]Rosa hybrida
○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)バラ属(Rosa)の低木。
「ローズ([英]rose)」,「ローズ([フ]rose)」,「ローゼ([独]Rose)」
とも呼ぶ。
◎茨城県の県花。
イギリス・アメリカ合衆国の国花。
ノバラ(野薔薇):⇒のいばら(ノイバラ,野茨,野薔薇)
バラの谷:⇒ばらのたに(バラの谷)
◎キリスト教では、白バラは純潔・美・貞節などの、赤バラ
は殉教の象徴。
◎2004. 6.30(平成16)サントリー、遺伝子組み換えによる青
いバラを公開。オーストラリアのバイオ企業フロリジン社と
共同開発したもので、パンジーの酵素をバラに導入して青色
の色素デルフィニジン(delphinidin)で発色。
参照⇒でるふぃにじん(デルフィニジン)
[1]ぱら
【パラ】
◇[英]para-
○(1)[接頭辞]「側面・並行・両側」,「近接・近似・擬似」,「離反
・以上」,「不正・不規則」,「欠陥・悪・異常」など、二つのこと
の相対関係を表す語形成要素。
○(2)[化]ベンゼン環で反対側の一位と四位に置換基をもつこ
と。
略号は「p」。
参照⇒べんぜんかん(ベンゼン環)
○(3)[接頭辞][医]「疑似・副・欠陥」を表す語形成要素。
◎パラタイフォイド(paratyphoid):パラチフス([独]Paraty-
phus)。
[2]ぱら
【パラ】
◇[英]para-
○(1)[接頭辞]「保護・防護」を表す語形成要素。
○(2)[空]パラシュート(parachute)。
⇒ぱらしゅーと(パラシュート)
[3]ぱら
【パラ】
◇para
○(1)[古][経]トルコの旧貨幣単位。
1パラ=1/40ピアストル(piastre)。
参照⇒ぴあすとる(ピアストル)(1)
○(2)[古][経]ユーゴスラビアの貨幣単位。
1パラ=1/100ディナール(dinar)。
参照⇒でぃなーる(ディナール)(2)
[4]ぱら
【パラ】
◇Para
○(1)(Estado de Para)⇒ぱらしゅう(パラ州)
○(2)ベレンの別称。
⇒べれん(ベレン)
◎パラゴム(Para rubber)
★ぱらあんかー
【パラアンカー】
◇[英]para-anchor
○[海]イカリ(錨)(アンカー)が海底に届かない海上で、停泊す
るために海中に下(オ)ろすパラシュート形のイカリ。
深い海中は潮流が弱くイカリはほとんど動かない。また海上
が荒れて風が強い時には、船は風や波に流されて船首が自然に
風浪の来る方向を向き、横波を受けにくくなる。
船舶安全法で200トン未満の漁船にパラアンカーの装備が義
務付けられている。
「パラシュート・アンカー(parachute anchor)」とも呼ぶ。
◎パラアンカーで碇泊(テイハク)することを「パラ泊」と呼ぶ。
はらいそ
【ハライソ】
◇[葡]paraiso(パライゾ)
○[宗]⇒[2]ぱらいそ(パライソ)
[1]ぱらいそ
【パライソ】
◇[西]paraiso、[英]paradise
○(スペイン語で)天国・楽園。
⇒ぱらだいす(パラダイス)
[2]ぱらいそ
【パライソ】
◇[葡]paraiso(パライゾ)
○[宗](キリシタン用語で)天国・楽園。
「ハライソ」とも呼ぶ。
⇒ぱらだいす(パラダイス)
ぱらいぞ
【パライゾ】
◇[葡]paraiso、[英]paradise
○(ポルトガル語で)天国・楽園。
⇒ぱらだいす(パラダイス)
ぱーらいと
【パーライト】
【波来土】
◇[英]perlite/pearlite
○(1)[冶]鋼鉄(steel)の金属組織の一種。
フェライト(ferrite)とセメンタイト(cementite)との共析晶
(eutectoid)で、両者の薄片状の層が交互に重なり、真珠のよ
うな光沢を呈する。
鋼鉄をオーステナイト(austenite)状態から徐冷(焼きなまし)
すると得られる。
比較的硬度が低く、最も安定した鋼の組織。
○(2)[鉱]タマネギ状(同心円状)の割れ目構造を有するガラス
質流紋岩。
「真珠岩(シンジュガン)」とも呼ぶ。
○(3)[建]真珠岩・黒曜石などを粉砕し、1,000℃で焼成した多
孔質で軽量の建築用骨材。
断熱・吸音効果に優れ、セメント・プラスターなどと混合し
て使用する。
「パーライトモルタル(perlite mortar,pearlite mortar)」と
も呼ぶ。
参照⇒さーもこんくりーと(サーモコンクリート)
○(4)[建]サーモコンクリート(thermoconcrete)の別称。
⇒さーもこんくりーと(サーモコンクリート)
ぱーらいとかたんちゅうてつ《ぱーらいとかたんちうてつ》
【パーライト可鍛鋳鉄】
◇[英]perlitic malleable cast iron/pearlitic malleable
cast iron
○[冶]黒心(黒心可鍛鋳鉄)の一種。
黒心の製造工程中、硬質の白銑(白鋳鉄)を850〜950℃で40時
間加熱した後、さらに680〜720℃で保持する時間を短縮するこ
とにより、パーライトを十分分解させずに少し硬さを残したも
の。
硬さは目的によって保持時間で調整する。
参照⇒こくしん(黒心),かたんちゅうてつ(可鍛鋳鉄)
ぱらいばしゅう《ぱらいばしう》
【パライバ州】
◇[葡]Estado de Paraiba、[英]Paraiba State
○ブラジル北東部の州。南部をペルナンブコ州(Estado de Per-
nambuco)に接し。東部を大西洋(Atlantic Ocean)に面する。
州都はジョアンペソア(Joao Pessoa)。
〈面積〉
5万6,585平方キロメートル。
〈人口〉
1996(平成 8)330万5,600人。
2000(平成12)343万6,700人。
2003(平成15)353万7,600人。
◎貧困州で知られる。
ぱらいばとるまりん
【パライバトルマリン】
◇Paraiba tourmaline
○[鉱]ブラジルのパライバ州(Estado de Paraiba)で採れる、
蛍光を帯びたブルーのトルマリン。
参照⇒とるまりん(トルマリン)
◎1989(平成元)パライバ州で発見。
ばらいろ
【バラ色】
【薔薇色】
◇[英]rose color
○(1)[色]うすい桃色・淡紅色。やや紫を帯びた桃色。
「ロゼ([フ]rose)」とも呼ぶ。
◎日本人では高貴な「赤(深紅)」をイメージする人も多い。
○(2)(比喩的に)明るく希望にみちている状態。
ばらいろのじんせい
【ばら色の人生】
【バラ色の人生】
◇[フ]La Vie En Rose、[英]Life in pink
○[楽]エディット・ピアフ(Edith Piaf)作詞、ルイ・グリェー
ミ(Louis Gugliemi)作曲のシャンソン。
歌はエディット・ピアフ(Edith Piaf)。
◎日本では岩谷時子の訳詞、越路吹雪(コシジ・フブキ)の歌でヒッ
ト。
ぱらうぉーたー
【パラウォーター】
◇[登録商標]PARAWATER
○シチズン時計の登録商標。
参照⇒うぉーたーぷるーふ(ウォータープルーフ)
★ばらえてぃー
【バラエティー】
◇[英]variety
○(1)多様性。
○(2)[劇][TV]バラエティーショー(variety show)の略称。
○(3)[生]変種。
参照⇒かるてぃばーる(カルティバール)
◎ルースス・ナトゥラエ([羅]lusus nuturae):奇形・異形。
ぱらお
【パラオ】
◇Palau
○(1)[地](Palau Islands)⇒ぱらおしょとう(パラオ諸島)
○(2)(Republic of Palau)⇒ぱらおきょうわこく(パラオ共和
国)
ぱらおきしあんそくこうさんえすてる
《ぱらおきしあんそくかうさかえすてる》
【パラオキシ安息香酸エステル】
◇[英]paraoxybenzoate ethyle
○[化]⇒ぱらべん(パラベン)
ぱらおきしあんそっこうさんえすてる
《ぱらおきしあんそくかうさかえすてる》
【パラオキシ安息香酸エステル】
◇[英]paraoxybenzoate ethyle
○[化]⇒ぱらべん(パラベン)
ぱらおきしべんぞえーとえすてる
【パラオキシベンゾエートエステル】
◇[英]paraoxybenzoate ethyle
○[化]⇒ぱらべん(パラベン)
ぱらおきょうわこく
【パラオ共和国】
◇[英]Republic of Palau
○西太平洋、カロリン諸島西部のパラオ諸島から成る共和国。
首都はコロール(Koror)島のコロール。
住民はカナカ族。
旧称は「ベラウ(Belau)共和国」。
〈面積〉
491平方キロメートル。
〈人口〉
1986(昭和61)1万3,900人。
1990(平成 2)1万5,100人。
1995(平成 7)1万7,200人/1万6,900人。
1997(平成 9)2万人。
2001(平成13)1万9,092人(推計)。
2002(平成14)1万8,700人。
◎もと国際連盟委任の日本統治領。
1947(昭和22)国際連合信託のアメリカ合衆国統治領。
1981(昭和56)ベラウ共和国として自治政府、発足。
1994.10.(平成 6)防衛・軍事権をアメリカ合衆国に移管して
合衆国統治領から独立。
参照⇒なんよういにんとうじち(南洋委任統治地)
ぱらおしょとう《ぱらおしよたう》
【パラオ諸島】
◇[英]Palau Islands
○[地]西太平洋、カロリン諸島(Caroline Islands)西端の小群
島。フィリピン東方に位置する。
主島はバベルタオプ(Babelthuap)。
住民はカナカ族。
パラオ共和国を形成。
◎南部:⇒ぺりりゅーとう(ペリリュー島)
最南端:⇒あんがうるとう(アンガウル島)
ぱらおぴなん
【パラオピナン】
◇Palau Pinang
○⇒ぺなん(ペナン,彼南)
ばらか
【バラカ】
◇[アラビア語]barakah
○(1)(神の)恩寵・祝福。
○(2)(イスラム教で)預言者や聖者が神(アッラー)から授かる
霊力、奇跡を起す超能力。
ばらかくめい
【バラ革命】
◇[英]Rose Revolution
○[歴]2003.11.23(平成15)グルジアのシェワルナゼ(Eduard
Shevardnadze)大統領が辞任した政変。
親欧米政権が誕生した。
◎事実上の無血クーデタ。
◎ウクライナ:参照⇒おれんじかくめい(オレンジ革命)
キルギス:参照⇒ちゅーりっぷかくめい(チューリップ革命)
★はらがけ
【腹掛け】
【腹掛】
【腹懸】
○(1)[服]子供の寝冷え予防に胸や腹を覆(オオ)う腹当て。
参照⇒きんたろう(金太郎)(2)
○(2)[服]職人などが胸から腹にあてる前掛け。汚れ防止のほ
か、着物を傷めないようにするもの。
作業以外ではその上に法被(ハッピ)を羽織る。
前に付いている物入れ(ポケット)は「丼(ドンブリ)」と呼ぶ。
ばらがさいた
【バラが咲いた】
○[楽]浜口庫之助(クラノスケ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌はマイク真木(マキ)。
◎1966. 4.(昭和41)レコード発売。
★ぱらかすぶんか《ぱらかすぶんくわ》
【パラカス文化】
◇[英]the Paracas Culture
○[歴]ペルーにあった古代文化。
◎2005(平成17)イカ県(Departamento de Ica)パルパ郡(Provin-
cia de Palpa)で地上絵約50体が発見される。
参照⇒なすか(ナスカ)(2)
ばらき
【バラキ】
◇Baraki
○アフガニスタン東部、ロガール州(Velayat-e Lowgar)の州都。
ばらきあ
【バラキア】
◇Valachia
○⇒わらきあ(ワラキア)
ばらきなかやまえき
【原木中山駅】
○[交]千葉県船橋市(フナバシシ)にある東京地下鉄(東京メトロ)東
西線の駅。
妙典(ミョウデン)駅(市川市)と西船橋(ニシフナバシ)駅の間。
◎伊豆箱根鉄道駿豆線(スンズセン)には原木(バラキ)駅(静岡県)があ
る。
JR横浜線には中山駅(神奈川県)、JR総武線には下総中山
(シモウサナカヤマ)駅(船橋市)がある。
京成本線には京成中山駅(船橋市)・東中山駅(船橋市)がある。
ぱらぐあい
【パラグアイ】
◇[グアラニ語]Paraguay(海の源)
○南アメリカ中部にある共和国。正称はパラグアイ共和国(Re-
public of Paraguay)。
首都はアスンシオン(Asuncion)。公用語はスペイン語・グア
ラニ語。国花はトケイソウ
〈面積〉
40万6,752平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)281万人。
1988(昭和63)403万人。
1992(平成 4)412万3,600人。
2003(平成15)602万8,900人。
〈歴代大統領〉
ルイス・アンヘル・ゴンサレス・マッキー(Luis Gonzalez
Macchi):〜2003. 8.。
ニカノル・ドゥアルテ(Nicanor Duarte):2003. 8.15〜。
◎県:[西]Departamento de(del) *、[英]* Department。
◎1535(天文 4)スペイン領。
1811(文化 8)独立。
1844(天保15)共和国。
ぱらぐあす
【パラグアス】
◇[西]paraguas
○(スペイン語で)傘。
ぱらぐあなはんとう《ぱらぐあなはんたう》
【パラグアナ半島】
◇[西]Peninsula de Paraguana、[英]Paraguana Peninsula
○[地]南アメリカ北部、ベネズエラ北西部のファルコン州
(Estado Falcon)北岸にある、カリブ海(Paraguana Peninsula)
に突出する半島。
西岸はベネズエラ湾(Golfo de Venezuela)に面し、石油基地
プントフィホ(Punto Fijo)がある。
ばらくーだ
【バラクーダ】
◇[英]barracuda
○[魚]スズキ目(Perciformes)カマス科(Sphyraenidae)の熱帯
産の大型海洋魚。
オニカマス([学]Sphyraena barracuda)など。
参照⇒おにかます(オニカマス,鬼カマス)
ぱらぐらいだー
【パラグライダー】
◇[英]paraglider
○(1)[運]長方形またはブーメラン形のパラシュートで滑空す
るスポーツ。
山などの斜面を助走して離陸し、空中に舞い上がる。
滑空(ソアリング)を楽しむほか、目的地へ正確に着地する競
技もある。
「スロープソアリング(slope soaring)」とも呼ぶ。
○(2)[天]宇宙船の回収に用いられる繊維製のグライダー。
◎パラシュート(parachute)(落下傘)とグライダー(glider)か
らの造語。
ばらくらば
【バラクラバ】
◇Balaklava、[英]Balaclava
○(1)ウクライナ共和国南部、クリム(クリミア)半島のクリム
自治共和国(Respublika Krym)南端の村。
黒海の軍港セバストポリ(Sevastopol')の南東約10キロメー
トルの地。
◎クリミア戦争中の1854.10.25(嘉永 7)、トルコ・イギリス・
フランスの連合軍がバラクラバでロシア軍と激戦の末、勝利して
セバストポリ要塞を攻略(バラクラバの戦い)。
○(2)(balaclava)頭部をすっぽり覆(オオ)った、ウール製の目出
し帽。防寒用。
バラクラバの戦い(Battle of Balaclava)でイギリス軍が使
用したことから。
「目出し帽」とも呼ぶ。
参照⇒ふるふぇいすますく(フルフェイス・マスク),こいふ
(コイフ)(4),にかぶ(ニカブ)
ぱらくろにずむ
【パラクロニズム】
◇[英]parachronism
○事件などの年代・日付などを後に起きたとすること。
「年代錯誤(サクゴ)」,「日付錯誤」とも呼ぶ。
参照⇒あなくろにずむ(アナクロニズム)
ばらける
【散ける】
○[自動下一段]まとまっていたものが、ばらばらになる・ばら
ばらに分かれる。
ぱらけるすす
【パラケルスス】
◇Philippus Aureolus Paracelsus(フィリップス・アウレオル
ス・パラケルスス)
○[人]スイスの医学者・化学者・思想家(1493〜1541)。本名は
テオフラストゥス・ボンバストゥス・フォン・ホーエンハイム
(Theophrastus Bombastus von Hohenheim)。アインジーデルン
(Einsiedeln)生れ。
全宇宙を一つの生きた有機体ととらえ、水銀・硫黄・塩を三
要素とする独自の自然観を説く。
ガレノス(Galenos)やイブン・シーナー(Ibn Sina)の中世ア
ラビア医学への痛烈な批判と奇行から、バーゼルを追われて放
浪ののちザルツブルクで死去。
中世的に観念を持ち、ドイツ神秘主義の影響を受けながらも、
当時の文献的知識を排して自然そのものに知識の源泉を求め、
実験・実証を重視して生命現象を化学的に説明し、「医化学の
祖」,「医学界のルター」と呼ばれる。
医学用語にアラビア語を廃してドイツ語を採用し、錬金術
(化学)の知識からチンキ剤・水銀など金属化合物を医薬とし
て用いた。
著書は『ウォルメン・パラミルム』・『パラグラヌム』・
『大天文学』・『医家の迷宮』など。
参照⇒ぶっかつろん(物活論)
はらごおり《はらごほり》
【幡羅郡】
◇[日]Hara Gori
○[古]⇒はたらぐん(幡羅郡)
ばらこっと
【バラコット】
◇Balakot
○⇒ばらこーと(バラコート)
ばらこーと
【バラコート】
◇Balakot
○パキスタン北部、カイバル・パシュトゥンハ州(Khyber
Pakhtunkhwa Province)北東部のマンセラ地区(Mansehra Dist-
rict)北部にある町。
北緯34.55°、東経73.35°、標高971メートルの地。
「バラコット」とも呼ぶ。
ぱらこーと
【パラコート】
◇[英]paraquat
○[農]除草剤の一種。劇毒。
ばらこぼ
【バラコボ】
◇Balakovo
○ロシア共和国サラトフ州(Saratovskaya Oblast)東北部、ボ
ルガ川南岸の都市。
北緯52.03°、東経47.78°の地。
バラコボ原子力発電所がある。
〈人口〉
1979(昭和54)15万1,500人。
1989(平成元)19万7,300人。
2002(平成14)20万0,470人。
◎ロシア文字では"Балаково"。
ぱらごん
【パラゴン】
◇[英]paragon
○(1)模範・手本。
○(2)逸材・逸品。
○(3)特に、100カラット以上の完全なダイヤモンド。
○(4)[古][印](paragon type)⇒ぱらごんかつじたい(パラゴン
活字体)
ぱらごんかつじたい
【パラゴン活字体】
◇[英]paragon type
○[古][印]欧文活字の大きさの1つ。20ポイントの活字。
ポイント制が制定される以前の愛称。
参照⇒ぽいんと(ポイント)(4)
ぱらさいころじー
【パラサイコロジー】
◇[英]parapsychology
○[心]超心理学。
⇒ちょうしんりがく(超心理学)
ぱらさいと
【パラサイト】
◇[英]parasite
○(1)[生]寄生生物。寄生虫。寄生動物・寄生植物。
参照⇒きせいこん(寄生根)
◎寄生植物の宿主(シュクシュ)は「ホスト(host)」。
○(2)寄食する人。居候(イソウロウ)・食客(ショッカク)。
ぱらしお
【パラシオ】
◇[西]palacio、[英]palace(パレス)
○(スペイン語で)宮殿、邸宅・館(ヤカタ)。
ぱらじくろろべんぜん
【パラジクロロベンゼン】
◇[英]paradichlorobenzene
○[化]ジクロロベンゼン(dichlorobenzene)の異性体の一つ。
昇華性の無色板状結晶で、特有の芳香がある。
鉄粉などを触媒としてクロロベンゼン(chlorobenzene)を塩
素化して製造する。
衣類・書画・標本などの防虫剤や、染料合成の原料として使
用される。
「パラジクロロベンゾール(paradichlorobenzol)」とも呼ぶ。
ぱらじくろろべんぞーる
【パラジクロロベンゾール】
◇[英]paradichlorobenzol
○[化]⇒ぱらじくろろべんぜん(パラジクロロベンゼン)
はらーじゅ
【ハラージュ】
◇[アラビア語]kharaj
○[歴]イスラム国家の地租。
人頭税ジズヤ(jizyah)に対して、土地や家畜に課する租税。
イスラム国家の主要財源の一つ
参照⇒じずや(ジズヤ)
ぱらしゅう《ぱらしう》
【パラ州】
◇[葡]Estado de Para、[英]Para State
○ブラジル北東部の州。東部をマラニョン州(Estado de Maran-
hao)、東南部をトカンティンス州(Estado de Tocantins)、南
部をマト・グロッソ州(Estado de Mato Grosso)、西部をアマ
ゾナス州(Estado de Amazonas)に接し、北東部を大西洋に面す
る。
州都はベレン(Belem)。
〈面積〉
125万3,165平方キロメートル。
〈人口〉
1996(平成 8)552万2,800人。
2000(平成12)618万8,700人。
2003(平成15)673万5,200人。
はらじゅく
【原宿】
◇[日]KHarajuku
○(1)東京都渋谷区の中北部、明治神宮前の地域名。
表参道(オモテサンドウ):JR原宿駅前の神宮橋から青山通りにい
たる道。
竹下通り:JR原宿駅の竹下口から明治通りの竹下口交差点
にいたる道。
原宿通り:竹下口交差点から神宮二丁目にいたる、明治通り
の裏道。
参照⇒たけのこぞく(竹の子族)
◎8月の末ころ、「原宿表参道元気祭スーパーよさこい」を開催。
◎お婆ちゃんの原宿:東京都豊島区の巣鴨(スガモ)。
○(2)[交]⇒はらじゅくえき(原宿駅)
はらじゅくえき
【原宿駅】
○[交]東京都渋谷区にある、JR山手線の駅。
渋谷駅と代々木(ヨヨギ)駅の間。
◎東京地下鉄(東京メトロ)千代田線の明治神宮前駅と連絡。
◎1906.10.30(明治39)開業、2日後に山手線が国有化された。
★ぱらしゅーと
【パラシュート】
◇[フ]parachute(落下を保護するもの)
○[空]
「落下傘(ラッカサン)」とも、単に「パラ」,「シュート」とも呼ぶ。
参照⇒さんたい(傘体),ふりーふぉーる(フリーフォール)(2),
ぱらぐらいだー(パラグライダー),くうてい(空挺)
〈着地〉
<1>爪先を地面に接したら、膝を曲げ、頭を前に下げ、体を
丸くする。
<2>上半身をひねり、脚の側部を地面に着けるように倒れる。
<3>尻を地面に着け、さらに回転しながら背中全体を地面に
着ける。
◎緊急脱出:⇒べいるあうと(ベイルアウト)(1)
落下速度を増す装置:⇒めいうえすと(メイ・ウエスト)(3)
(物資の)空中投下:エアドロップ(airdrop)。
◎旧日本軍の一式落下傘:直径6.9メートル、深さ3.3メートル、
長さ5メートルの紐20本。
◎軍歌:⇒そらのしんぺい(空の神兵)(2)
ぱらしゅーとあんかー
【パラシュート・アンカー】
◇[英]parachute anchor
○[海]⇒ぱらあんかー(パラアンカー)
はらしょー
【ハラショー】
◇[露]khorosho
○ロシア語で「すばらしい」・「よろしい」・「承知した」・「元気
だよ」などの意味を表す間投詞。
◎オーチン・ハラショー(ochen' khorosho):とても素晴らし
い。
◎ロシア文字では"хорошо"。
ばらじるし
【ばら印】
【バラ印】
○[食]大日本明治製糖の砂糖のブランド名。
参照⇒だいにほんめいじせいとう(大日本明治製糖)
はらす
【ハラス】
○[料]サケ(鮭)の脂肪ののった腹の部分。すなずり(腴)。
参照⇒あら(粗,麁),かま(かま)
ばらす
【バラス】
◇[英]ballast
○[交]⇒ばらすと(バラスト)(2)
ぱらすいみん
【パラ睡眠】
◇[英]para sleep
○[医]⇒れむすいみん(レム睡眠,REM睡眠)
ばらすと
【バラスト】
◇[英]ballast
○(1)[海]船の安定をよくするために船底に積む、砂利(ジャリ)
・砕石(サイセキ)・鉄塊(テッカイ)・石炭や、二重底内のタンクに注入
する海水・水・油など。
船舶の喫水(キッスイ)が深くなり重心が下がるため、復元力が大
きくなる。
空荷で航行する貨物船などは出港時にバラスト水などを積み、
寄港先で捨てている。
「底荷(ソコニ)」,「脚荷(アシニ)」,「軽荷(カルニ)」,「底積(ソコヅ)み」とも
呼ぶ。
◎国際航路を航行する船のバラスト水に含まれる生物(海藻類
・貝・魚など)が本来の生息地外に運ばれて生態系破壊を起す
問題がある。
2017年までに全ての貨物船にバラスト水の浄化装置搭載が義
務付けられる。
参照⇒[1]あいえむおー(IMO)
○(2)[交]道路や鉄道線路の道床(ドウショウ)などに敷(シ)く、小石
・砂礫(サレキ)。
和略語で「バラス」とも呼ぶ。
○(3)[海]潜水艇・潜水艦の浮沈や、気球の昇降を操作・調節
するために使う、積み込んだ水・砂・鉛などの錘(オモリ)。
潜水艦ではタンク内の空気を外部に排出して給水する。また、
タンク内に圧縮空気を注入して排水する。
ぱらすと
【パラスト】
◇[独]Palast、[英]palace(パレス)
○(ドイツ語で)宮殿、邸宅・館(ヤカタ)。
ぱらせるぐんとう《ぱらせるぐんたう》
【パラセル群島】
◇[英]the Paracel Islands
○(1)[地]⇒せいさしょとう(西沙諸島)
○(2)[地]⇒ちゅうさしょとう(中沙諸島)
ぱらせるしょとう《ぱらせるしよたう》
【パラセル諸島】
◇[英]the Paracel Islands
○(1)[地]⇒せいさしょとう(西沙諸島)
○(2)[地]⇒ちゅうさしょとう(中沙諸島)
ばらせん
【茨線】
【荊棘線】
○⇒ゆうしてっせん(有刺鉄線)
★ばらせんそう《ばらせんさう》
【バラ戦争】
【薔薇戦争】
◇[英]Wars of the Roses
○[歴]イギリス封建貴族のランカスター家(House of Lancas-
ter)とヨーク家(House of York)との王位争奪をめぐる内乱
(1455〜1485)。
1485年、ランカスター家の血を引くヘンリー・チューダー
(Henry Tudor)がヨーク家のリチャード三世(Richard III)を破っ
て王位に就き(ヘンリー七世)、ヨーク家のエドワード四世(Ed-
ward IV)の娘エリザベス(Elizabeth)を妃に迎えて終結した。
参照⇒らんかすたーけ(ランカスター家),よーくけ(ヨーク家)
ばらぞく
【薔薇族】
○[歴]第二書房が刊行する、月刊の男性同性愛(ホモ)専門誌。
誌名はギリシア神話に「男同士の愛の場所は薔薇の木の下だっ
た」とあることに因(チナ)む。
◎1971. 7.(昭和46)隔月発行で創刊。
2004. 9.(平成16)発行の11月号(第382号)で廃刊。
2005. 4.21(平成17)出版社メディアソフトから復刊され6月
号が発売。
ばらそーる
【バラソール】
◇Balasore/Baleshwar
○インド東部、オリッサ州(Orissa State)北東部の町。
北緯21.49°、東経86.95°の地。
ベンガル湾(Bay of Bengal)沿岸から約15キロメートル奥。
〈人口〉
1971(昭和46) 4万6,000人。
1991(平成 3) 8万5,400人。
2001(平成13)10万6,000人。
2003(平成15)11万0,200人。
◎ベンガル湾のホイラー島(Wheeler Island)にミサイル実験場
がある。
ぱらそる
【パラソル】
◇[フ]parasol、[英]sunshade
○(1)(婦人用の)洋風日傘。
◎雨傘は「アンブレラ([英]umbrella)」。
○(2)ビーチパラソル(beach parasol)の略。
◎"para(防護)"と"sol(太陽)"から。
★はらだ
【頗羅堕】
○古代インドのバラモンの十八姓(ショウ)の一つ。
ぱらだいす
【パラダイス】
◇[英]paradise
○(1)天国・極楽(ゴクラク)。
◎イタリア語:パラディーゾ(paradiso)。
スペイン語:パライソ(paraiso)。
ポルトガル語:パライゾ(paraiso)。
キリシタン用語:ハライソ/パライソ。
○(2)[聖](Paradise)エデンの園(Garden of Eden)。
⇒えでん(エデン)
○(3)楽園・楽天地・ユートピア(utopia)。
参照⇒ゆーとぴあ(ユートピア)
○(4)(転じて)幸福・安楽・至福。
ぱらたいふぉいど
【パラタイフォイド】
◇[英]paratyphoid
○[病](英語で)パラチフス([独]Paratyphus。)
⇒ぱらちふす(パラチフス)
ぱらだいむ
【パラダイム】
◇[英]paradigm
○(1)典型・範例(ハンレイ)・模範。
○(2)[言]品詞の語形変化表。
印欧語の格変化表や、日本語の用言の活用表など。
○(3)[哲]ある一時代で共通して支配的な見方・考え方を規定
している、科学的認識の体系または方法論。
天動説や地動説など。
◎アメリカの科学史家クーン(Thomas Samuel Kuhn)(1922〜
1996)が1962(昭和37)『科学革命の構造(The Structure of
Scientific Revolutions)』で初めて使用。
★はらたけ
【ハラタケ】
【原茸】
○[植]担子菌類ハラタケ目(Agaricales)ハラタケ科(Agari-
caceae)ハラタケ属(Agaricus)のキノコ(茸)。
栽培改良したものはマッシュルーム(mushroom)。
参照⇒まっしゅるーむ(マッシュルーム)(1)
★はらたま
【ハラタマ】
◇Koenrad Wolter Gratama(クーンラート・ウォルテル・ハラ
タマ)
○[人]オランダ人化学者(1831〜1888)。
1866(慶応 2)徳川幕府の招きで教師として長崎に来日。
1869. 5.(明治 2)明治政府の要請で大阪の舎密局(セイミキョク)
(理化学校)の教頭となる。
1871(明治 4)帰国。
ぱらちおん
【パラチオン】
◇[独]Parathion
○[化][農]農業用の有機燐系殺虫剤。化学式はC10H14NO5
PS。
黄褐色の液体で、毒性が強い。
◎第二次世界大戦直前、ドイツで開発。
戦後、農薬として広く使われていたが、散布時の中毒死事故
が続出。
1969(昭和44)製造中止。
1971(昭和46)使用禁止。
ぱらちなる
【パラチナル】
◇Parachinar
○パキスタン北西部、カイバル・パシュトゥンハ州(Khyber
Pakhtunkhwa Province)西部のクラム地区(Kurram Agency)北西
部にある行政中心地。
ぱらちぬす
【パラチヌス】
◇[羅]Palatinus、[英]Palatine
○[歴]ローマの七丘の一つ。
⇒ろーまのしちきゅう(ローマの七丘)
ぱらちぬすきゅう《ぱらちぬすきう》
【パラチヌス丘】
◇[羅]Mons Palatinus、[英]Palatine Hill
○[歴]⇒ぱらてぃーののおか(パラティーノの丘)
ぱらちぬすのおか《ぱらちぬすのをか》
【パラチヌスの丘】
◇[羅]Mons Palatinus、[英]Palatine Hill
○[歴]⇒ぱらてぃーののおか(パラティーノの丘)
ぱらちのーす
【パラチノース】
◇[登録商標]palatinose
○[食]三井製糖の人工甘味料。
砂糖(蔗糖)を原料に転移酵素で結合を転移させた二糖類(異
性化蔗糖)。
甘さは砂糖の1/1で、虫歯になりにくいとされる。
★ぱらちふす
【パラチフス】
◇[独]Paratyphus
○[病]パラチフス菌の経口感染によって起る急性伝染病。
ホアテイ伝染病の一つ。
◎英語:パラタイフォイド(paratyphoid)。
ぱらちん
【パラチン】
◇[英]Palatine
○[歴]⇒ぱらてぃん(パラティン)
ぱらちんきゅう《ぱらちんきう》
【パラチン丘】
◇[英]Palatine Hill
○[歴]⇒ぱらてぃーののおか(パラティーノの丘)
ぱらちんのおか《ぱらちんのをか》
【パラチンの丘】
◇[英]Palatine Hill
○[歴]⇒ぱらてぃーののおか(パラティーノの丘)
ぱらちんはく
【パラチン伯】
◇[英]palatine count
○[歴]⇒ぱらてぃんはく(パラティン伯)
ばらっく
【バラック】
◇[英]barrack
○(1)[軍][建]兵隊が起居する細長い建物。兵舎・兵営。
◎イタリア語:カゼールマ(caserma)。
○(2)[軍][建]軍隊の休養などのために急築する建物。仮兵舎
([英]hut)。
○(3)[建](転じて)仮建築・仮小屋。ヒュッテ([独]Huette)。
○(4)[建]粗末な小屋・掘っ建て小屋([英]shack)。
◎トタン屋根のバラック
ぱらっつぉ
【パラッツォ】
◇[伊]palazzo、[英]palace
○[建]宮殿、邸宅・館(ヤカタ)。
ぱらっつぉれあーれ
【パラッツォ・レアーレ】
◇Palazzo Reale
○[歴]イタリア北西部の都市トリノ(Torino)にあるイタリア王
サボイア家の王宮。
ばらっど
【バラット】
◇[英]ballad
○[文]⇒ばらーど(バラード)
はらっぱ
【ハラッパ】
◇Harappa
○[歴]⇒はらっぱー(ハラッパー)
★はらっぱー
【ハラッパー】
◇Harappa
○[歴]パキスタン中東部にあるインダス文明の代表的な都市遺
跡。
パンジャブ州(Punjab Province)中央部、インダス川支流の
ラビ川(Ravi River)南岸に位置する。
「ハラッパ」とも呼ぶ。
◎モヘンジョ・ダロ(Mohenjo-daro)と並び称される。
参照⇒もへんじょだろ(モヘンジョ・ダロ)
ぱらでぃお
【パラディオ】
◇Andrea Palladio
○[人]イタリア後期ルネサンスの建築家(1508〜1580)。
ぱらでぃーぞ
【パラディーゾ】
◇[伊]paradiso、[英]paradise
○(イタリア語で)天国・楽園。
⇒ぱらだいす(パラダイス)
ぱらてぃーののおか《ぱらちーののをか》
【パラティーノの丘】
◇[伊]Monte Palatino/Colle Palatino/la collina del
Palatino、[英]Palatine Hill
○[歴]イタリアのローマ市にある丘。
ローマの七丘の中心の丘で、ローマ皇帝が最初に宮殿を築い
た。
古称は「パラチヌスの丘(Mons Palatinus)」,「パラチヌス丘」。
「パラチンの丘(Palatine Hill)」,「パラチン丘」とも呼ぶ。
参照⇒ろーまのしちきゅう(ローマの七丘)
◎1980(昭和55)ローマ歴史地区として世界遺産に登録。
◎英語の「パレス(palace)」の語源。
ぱらてぃん
【パラティン】
◇[英]Palatine
○(1)[歴](Palatine Hill)⇒ぱらてぃーののおか(パラティー
ノの丘)
○(2)[歴](後期ローマ帝国の)近衛兵。
「パラチン」とも呼ぶ。
○(3)[歴]パラティン伯(palatine count)の略称。
⇒ぱらてぃんはく(パラティン伯)
○(4)[歴]⇒ふぁるつ(ファルツ)
ぱらてぃんはく
【パラティン伯】
◇[英]palatine count
○[歴]中世のドイツ・イギリスで、王権の一部を自領(county
palatine)内で行使できた領主。
「パラチン伯」,「王権伯」とも呼ぶ。
はらてつどうもけいはくぶつかん《はらてつだうもけいはくぶつくわん》
【原鉄道模型博物館】
○[交]神奈川県横浜市西区のみなとみらい地区横浜三井ビルディ
ング(高島1ノ1)2階にある、鉄道模型の博物館。
原信太郎(ノブタロウ)の収集・製作した鉄道模型を展示。
運営は三井不動産。
◎2012. 7.10(平成24)開館。
ばらでろびーち
【バラデロビーチ】
◇Varadero
○[地]キューバ(Cuba)のリゾート地。
首都ハバナ(Havana)から東方140キロメートルにある。
「カリブの真珠(the Pearl of the Caribbean)」と呼ばれる。
[1]ばらと
【バラト】
◇[インドネシア語]barat
○(インドネシア語で)西(ニシ)。
⇔てぃむーる(ティムール)
[2]ばらと
【バラト】
◇Bharat
○⇒ばーらと(バーラト)
ばーらと
【バーラト】
◇Bharat
○インドの正式名。
1949. 9.(昭和24)インド制憲議会で国名に「バーラト」を選択。
「バラト」とも呼ぶ。
参照⇒いんど(インド,印度)
◎古代の英雄の名に由来する。
ばらど
【バラド】
◇Balad
○イラク中北部、サラハディン州(Muhafazat Salahad-Din)南
東部にある、チグリス川(the Tigris)南岸の都市。
州都サマラ(Samarra)の南東、首都バグダッドとティクリー
ト(Tikrit)のほぼ中間に位置する。
ばらーど
【バラード】
◇[フ]ballade、[英]ballad/ballade
○(1)[文]中世のフランスやイギリスの短い定型詩。
8行の3句節(stanza)と4行の反歌(envoi)から成り、各節
の後に同一の半節の畳句(refrain)を伴う。
「バラッド(ballad)」,「譚詩(タンシ)」とも呼ぶ。
○(2)[文]近代の詩形で、伝説・民話を題材とする物語詩。
「バラッド」,「譚詩」,「譚歌(タンカ)」とも呼ぶ。
○(3)[楽](2)に基づく、または物語詩的な内容や雰囲気を取り
入れた歌曲または器楽曲。ピアノ曲が多い。
「譚詩曲(タンシキョク)」とも呼ぶ。
ばらどうぇいん
【バラドウェイン】
◇Baladwayne
○⇒べれっとうぇん(ベレットウェ)
★ぱらどっくす
【パラドックス】
◇[英]paradox
○逆説。
◎ギリシア語で「定説に逆らうもの」の意味。
ぱらとぷる
【バラトプル】
◇Bharatpur
○(1)⇒ぱらとぷーる(バラトプール)
○(2)(Bharatpur District)⇒ばらとぷるけん(バラトプル県)
○(3)インド北西部、ラジャスタン州(Rajasthan State)東部、
バラトプル県東部にある県都。
北緯27.15°、東経77.29°の地。
「バラトプール」とも呼ぶ。
◎「バーラト(バラト)(Bharat)」はインドの正式国名。
ぱらとぷーる
【バラトプール】
◇Bharatpur
○(1)⇒ぱらとぷる(バラトプル)
○(2)ネパール中南部、ナラヤニ地方(Narayani Zone)北西部の
チトワン地区(Chitwan District)北部にある行政所在地。
「バラトプル」とも呼ぶ。
ばらとぷるけん
【バラトプル県】
◇[英]Bharatpur District
○インド北西部、ラジャスタン州(Rajasthan State)東部の県。
県都はバラトプル。
「バラトプール県」とも呼ぶ。
ばらとぷーるけん
【バラトプール県】
◇[英]Bharatpur District
○⇒ばらとぷるけん(バラトプル県)
ばらどる
【バラドル】
○[古][俗]バラエティアイドルの略称。
TVのバラエティ番組に出演する個性のあるアイドルという
意味で、それまでのドラマ俳優や歌番組の歌手などと区別した
呼称。
昭和後期の山瀬まみが最初で、森口博子・井森美幸と続いた。
ばらどるず
【バラドルズ】
◇Blad Ruz
○⇒ばらどるーず(バラドルーズ)
ばらどるーず
【バラドルーズ】
◇Blad Ruz
○イラク中東部、ディヤーラ州(Muhafazat Diyala)中央部の町。
州都バクーバー(Ba'qubah)の東方、イラン国境の町マンダリ
(Mandali)との間に位置する。
「バラドルズ」とも呼ぶ。
ぱらとろーぱー
【パラトローパー】
◇[英]paratrooper
○[軍]落下傘兵・降下兵。
ぱらとろーぷ
【パラトロープ】
◇[英]paratroop
○[軍]落下傘部隊・パラシュート部隊。
参照⇒ぱらしゅーと(パラシュート)
ばらとんこ
【バラトン湖】
◇[英]Lake Balaton
○[地]ハンガリー西部の湖。湖面は海抜105メートル。
面積593平方キロメートル、周囲236キロメートル、平均水深
約3メートル、最大水深12メートル。
北東から南東に細長く、北西岸にはバコニュ山地(Bakony
Mountain Mass)が迫(セマ)り、中ほどにティハニュ半島(Tihany
Peninsula)がある。南岸のシオフォク(Siofok)からはシオ川
(the Sio River)が南東流しドナウ川本流に注(ソソ)ぐ。
冬季は氷結する。
ドイツ語名は「プラッテン湖(Plattensee)」。
参照⇒ばこにゅさんち(バコニュ山地)
ぱらな
【パラナ】
◇Parana
○⇒ぱらなしゅう(パラナ州)
はらない
【波羅ナイ】
○[仏]ヴァラナシ([梵]Varanasi)、現在のベナレス(Benares)。
古代インド十六大国の一つ。
鹿野園(ロクヤオン)があった。
参照⇒べなれす(ベナレス)
◎「ナイ」は(「木」冠+「示」:補助3537)。
ばらなし
【バラナシ】
◇Varanasi
○⇒べなれす(ベナレス)
ばらなーしー
【バラナーシー】
◇Varanasi
○⇒べなれす(ベナレス)
ぱらなしゅう《ぱらなしう》
【パラナ州】
◇[葡]Estado de Parana、[英]Parana State
○ブラジル南部の州。南西部をアルゼンチン、西部をパラグア
イに隣接。
州都はクリティバ(Curitiba)。
〈面積〉
19万9,709平方キロメートル。
〈人口〉
1996(平成 8) 898万6,000人。
2000(平成12) 955万8,100人。
2003(平成15)1,000万5,900人。
ぱらなっつ
【パラナッツ】
◇[英]para nut
○[植]ブラジルナッツ(Brazil nut tree)の別称。
⇒ぶらじるなっつ(ブラジルナッツ)(1)
はらに
【ハラニ】
◇[希]Halani
○[歴]⇒えんさい(奄蔡)
ばらにく
【ばら肉】
【肋肉】
◇[英]boned rib
○[食]牛・豚の腹側の、肋骨(ロッコツ,アバラボネ)を包む肉。肉と脂
肪分とが交互に層をなしている。
単に「ばら(肋)」とも、「三枚肉(サンマイニク)」とも呼ぶ。
◎肋(アバラ)についた肉の意味。
ぱらの
【パラノ】
○[心]パラノイア(paranoia)の和略語。
⇒ぱらのいあ(パラノイア)
ぱらのいあ
【パラノイア】
◇[英]paranoia、[独]Paranoia
○[心]論理的に一貫し、体系立った妄想を抱く精神病。
知覚錯誤・意志障害・情緒障害などの思考・行動には異常が
みられず、分裂病のような人格の荒廃もきたさない。
40歳以上の男性に多いとされる。
和略して「パラノ」とも呼ぶ。
「妄想症」とも呼び、旧称は「偏執病(ヘンシュウビョウ)」。
参照⇒こだいもうそう(誇大妄想)
◎患者(偏執症者)は「パラノイド(paranoid)」と呼ぶ。
ぱらのいど
【パラノイド】
◇[英]paranoid
○(1)病的なほど疑い深い人。
○(2)[心]パラノイアの患者。偏執症者。
参照⇒ぱらのいあ(パラノイア)
ばらのたに
【バラの谷】
◇[英]Rose Valley
○[俗][地]ブルガリア中央部を東西に走るスタラ山脈(Stara
Planina)(バルカン山脈)とスレドナ山脈(Sredna Mountains)と
に挟まれた谷。
世界的に知られるバラ油の産地。
中心地はカザンラク(Kazanlu)。
参照⇒かざんらく(カザンラク)。
ぱらのーまる
【パラノーマル】
◇[英]paranormal
○⇒ちょうじょう(超常)
はらはー
【ハラハー】
◇Halacha
○[宗]ユダヤ教の生活律法規定。
◎ユダヤ教の食物規定:⇒かしゅるーと(カシュルート
◎イスラム教の禁忌:⇒はらーむ(ハラーム)
[1]はらぱ
【ハラパ】
◇Xalapa/Jalapa
○メキシコ南東部、ベラクルス州([西]estado de Veracruz)の
州都。
〈人口〉
1990(平成 2)27万9,451人。
[2]はらぱ
【ハラパ】
◇Jalapa
○(1)(Departamento de Jalapa)⇒はらぱけん(ハラパ県)
○(2)グアテマラ中南東部、ハラパ県中央部にある県都。
ばらば
【バラバ】
◇Barabbas
○[宗]イエス・キリストがゴルゴタ(Golgotha)の丘で磔(ハリツケ)
に処されるとき、隣の十字架にかけられていた盗賊の名。
伝統に従いユダヤの民衆が選んで一人だけ釈放された男。
ばらばがん
【バラバガン】
◇Balabagan
○フィリピン南部、ミンダナオ島(Mindanao Island)中西部の
ラナオ・デル・スール州(Lanao del Sur Province)南部、モロ
湾(Moro Gulf)の支湾イリャナ湾(Illana Bay)に面する町。
ぱらはく
【パラ泊】
◇[英]para-anchor drift
○[海]船がパラアンカー(para-anchor)を下(オ)ろして碇泊(テイハ
ク)すること。
参照⇒はらあんかー(パラアンカー)
◎「ドリフト(drift)」は「漂流」の意味。
はらぱけん
【ハラパ県】
◇[西]Departamento de Jalapa、[英]Jalapa Department
○グアテマラ中南東部の県。
県都はハラパ。
〈面積〉
2,063平方キロメートル。
〈人口〉
1994(平成 6)19万6,940人(4月17日現在)。
2002(平成14)24万2,926人(11月24日現在)。
ばらはすこくさいくうこう《ばらはすこくさいくうかう》
【バラハス国際空港】
◇[英]Barajas International Airport
○[交][空]スペインの首都マドリードにある国際空港。
★ばらはた
【バラハタ】
【薔薇羽太】
◇[学]Variola louti
○[魚]スズキ目(Perciformes)ハタ科(Serranidae)マハタ亜科
(Epinephelinae)バラハタ属(Variola)の海産の硬骨魚。
体長約60センチメートル。
◎シガテラ毒があることがある。
参照⇒しがてら(シガテラ)(1)
ぱらぱら
【パラパラ】
◇[日]para para/parapara/ParaPara
○ヨーロッパ起源のユーロビート(Eurobeat)に合せて集団で同
じ振りを踊る踊り方。
ディスコなどで全員が同じ方向を向いて、手や腕などを繰り
返して動かし、ほぼ同じ場所で簡単なステップを繰り返して踏
むもの。
◎1970年代に日本で始まり、1990年代ころに「パラパラ」と呼ば
れるようになる。
ぱらぱらまんが
【パラパラ漫画】
◇[英]flip book
○[漫]ノートや本の隅(スミ)などにアニメーションのように少し
づつ異なった動きのある絵を書き、または印刷された絵の一種
の動画。
本の隅に指を掛け、頁を続けてパラパラとめくるようにして
見ると動いて見える。
「フリップブック」とも呼ぶ。
はらぶ
【ハラブ】
◇[アラビア語]Halab
○(1)(Muhafazat Halab)⇒はらぶしゅう(ハラブ州)
○(2)⇒あれっぽ(アレッポ)
ばらふ
【茨布】
【斑甲】
○黒色と黄色が斑(マタラ)になっているベッコウ(鼈甲)。
参照⇒べっこう(ベッコウ,鼈甲)
ぱらふぃりあ
【パラフィリア】
◇[英]paraphilia
○[心]性的倒錯(トウサク)。
参照⇒ふぇてぃしずむ(フェティシズム)(4)
◎「異常の(para-)病的愛好(-philia)」の意味。
ばらぶえふ
【バラブエフ】
◇Piotr Vasilyevich Balabuyev(ピョートル・バラブエフ)
○[人]ウクライナ(旧:ソ連)の航空機設計者(1931〜2007. 5.17)。
超大型輸送機アントノフ225(An−225)、通称ムリヤ
(Mriya)を設計。
参照⇒むりや(ムリヤ),あんとのふ(アントノフ)
はらぶしゃ
【ハラブジャ】
◇Halabja
○イラク北部クルド自治区の町。イラン国境近く。
クルド人が多い。
◎1988. 3.16(昭和63)イラク政府により、民間人に化学兵器を
使用した約5千人の殺戮(サツリク)が行われた。
2002.12. 4(平成14)クルド愛国同盟(PUK)とイスラム過激
派アンサール・イスラムと間で戦闘が発生し、PUK民兵約30
人が死傷。
はらぶしゅう《はらぶしう》
【ハラブ州】
◇Muhafazat Halab、[英]Halab Province
○西アジア、シリア・アラブ共和国北部の州。
州都はアレッポ(Aleppo)。
〈面積〉
1万8,500平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)404万5,166人(9月22日現在)。
◎州都アレッポのアラビア語名は「ハラブ(Halab)」。
はらぶとばし
【腹太箸】
○[食]⇒はらみばし(孕み箸)(1)
ぱらぷらくしあ
【パラプラクシア】
◇[英]parapraxia
○[医]⇒ぱらぷらくしす(パラプラクシス)
ぱらぷらくしす
【パラプラクシス】
◇[英]parapraxis
○[医]失錯行為・錯誤行為。
◎エイプラクシア(apraxia):行動不能・行動不能症。
ぱらぷりゅい
【パラプリュイ】
◇[フ]parapluie
○(フランス語で)雨傘。
⇒あまがさ(雨傘)
◎「パラ(para-)」が「防護の」、「プリュイ(pluie)」が「雨」。
ぱらぷれじあ
【パラプレジア】
◇[英]paraplegia
○[病]下半身のみの麻痺(マヒ)。
「対麻痺(ツイ・マヒ)」とも呼ぶ。
参照⇒ぱらりんぴっくたいかい(パラリンピック大会)
◎クアドリプレジア(quadriplegia):四肢麻痺(シシ・マヒ)。
ヘミプレジア(hemiplegia):片麻痺(ヘン・マヒ)。
ぱらふれーず
【パラフレーズ】
◇[英]paraphrase
○(1)文章・談話などの語句をわかりやすいように別のやさし
い言葉で言い換えること。敷衍(フエン)・意訳・解説・詳解・演
義(エンギ)。
○(2)[楽]ある楽曲に新しい技巧を加え、原曲を複雑・華麗に
改修すること。また、その曲。敷衍曲・改編曲。
○(3)[楽]ある楽曲を他の楽器の演奏用に編曲すること。また、
その曲。
ぱらぷろふぇっしょなる
【パラプロフェッショナル】
◇[英]paraprofessional
○(1)[名](教員・医師などの)専門職の助手。
参照⇒ぱらりーがる(パラリーガル)
○(2)[形]専門職助手の。
ぱらぺっと
【パラペット】
◇[英]parapet
○(1)[建]屋上・ベランダ・橋・埠頭(フトウ)などの端部に設けた
低い手摺壁(テスリカベ)・欄干(ランカン)・姫垣(ヒメガキ)。
構造物の保護や落下防止用。
「胸壁(キョウヘキ)」,「扶壁」とも呼ぶ。
参照⇒らんかん(欄干,欄杆,闌干)
○(2)[軍]⇒きょうしょう(胸墻)
はらぺーにょ
【ハラペーニョ】
◇[西]jalapeno、[学]Capsicum annuum
○[農][食]中南米産のトウガラシ(唐辛子)の品種。
辛(カラ)さは中程度。
緑色のものをメキシコ料理やピクルスなどの食材に用いる。
参照⇒はばねろ(ハバネロ)
◎メキシコの都市ハラパ(Xalapa,Jalapa)に因(チナ)む。
ぱらべらむ
【パラベラム】
◇Parabellum
○ルガー拳銃の別称。
⇒[1]るがー(ルガー)
◎ラテン語の「戦争に備えよ(para bellum)」から。
ぱらべん
【パラベン】
◇[英]paraben、[独]Paraben
○[化]パラオキシベンゾエートエステル(パラオキシ安息香酸
エステル)(paraoxybenzoate ethyle)の略称。
エチルパラベン(ethyl paraben)・メチルパラベン(methyl
paraben)・ブチルパラベン(butyl paraben)・プロピルパラベ
ン(propyl paraben)などが含まれる。
防腐・抗菌効果があり、食品添加物の保存料、化粧品・合成
洗剤の防腐剤などに使用される。
◎環境ホルモンの一種アルキルフェノール(alkylphenol)と似
た性質を持っている。
参照⇒あるきるふぇのーる(アルキルフェノール)
ぱらべーん
【パラベーン】
◇[英]paravane
○[軍]掃海艇(ソウカイテイ)などの艦艇から牽引(ケンイン)する、機雷防
御用の器具。
海底に係留されて水没している敷設水雷のケーブルを切断し、
浮上させるもの。
「防雷具」とも呼ぶ。
参照⇒[1]ぴーえーぴー(PAP)
ぱらべんと
【パラベント】
◇[伊]paravento(パラヴェント)
○[建](イタリア語で)屏風。
⇒びょうぶ(屏)
はらぼて
【腹ぼて】
○[俗]妊娠して腹が大きくなること・なっていること。また、
その人。
はらほと
【ハラホト】
◇Khara-khoto
○[歴]⇒からほと(カラホト)
ぱらぼら
【パラボラ】
◇[英]parabola
○(1)[数]放物線(ホウブツセン)。
参照⇒ぱらぼろいど(パラボロイド)
○(2)[通]パラボラアンテナ([英]parabolic antenna)の略称。
⇒ぱらぼらあんてな(パラボラアンテナ,パラボラ・アンテナ)
ぱらぼらあんてな
【パラボラアンテナ】
【パラボラ・アンテナ】
◇[英]parabolic antenna
○[通]回転放物面形の反射面をもつ、お椀(ワン)型の指向性アン
テナ。
金属面または金属網で作られた反射面の焦点の位置にダイポ
ールアンテナ(dipole antenna)などを置き、マイクロ波を一定
方向に集中して送受信するもの。
マイクロ波通信・テレビ中継や、衛星放送の受信、レーダー
などに用いる。
形から俗に「デッシュ([英]dish)(大皿)」とも呼ぶ。
はらほりん
【ハラホリン】
◇Kharakhorin、[フ]Charachorin、[中]Halahelin(哈喇和林)
○モンゴル共和国中央部、ウブルハンガイ県(Ovorkhangai Ai-
mag)北部の都市。
◎近郊にあるハル・バルガス遺跡(Khar Balgas Ruins)は、モ
ンゴル帝国の旧都カラコルム(Karakhorum)の城郭都市跡。
参照⇒からこるむ(カラコルム,和林,哈喇和林)
ぱらぼろいど
【パラボロイド】
◇[英]paraboloid
○[数][通]回転放物面。
球面収差がないので、反射望遠鏡・集光器・集音マイクなど
の反射面に用いる。
参照⇒ぱらぼら(パラボラ)
[1]ぱらまうんと
【パラマウント】
◇[英]paramount
○[形]最高の、至高の、最上の、至上の、卓絶した。
[2]ぱらまうんと
【パラマウント】
◇[英]Paramount Pictures Inc.
○[映]アメリカの大手映画会社。
本社はカリフォルニア州ハリウッド(Hollywood)。
◎1912(大正元)ズーカー(Adolph Zukor)によりフェーマス・プ
レーヤーズ会社(Famous Players Company)が設立。
1913(大正 2)ラスキー(Jesse Lasky)によりジェシー・ラス
キー・フィーチュア・プレー社(Jesse L. Lasky Feature Play
Company)が設立。
1916(大正 5)2社が合併してフェーマス・プレーヤーズ・ラ
スキー社(Famous Players-Lasky company)となる。
1935(昭和10)パラマウント社に社名変更。
はらまき
【腹巻】
【腹巻き】
○(1)腹に巻いて冷えるのを防ぐ幅の広い布や編物。
○(2)鎧(ヨロイ)の一種。胴をぐるりと円く囲み、背中で重ね合わ
せる簡略なもの。
右脇で重ね合わせるものは「どうまる(胴丸,筒丸)」と呼ぶ。
参照⇒どうまる(胴丸,筒丸)
★ぱらます
【パラマス】
◇[希]St.Gregorios Palamas(グレゴリオス・パラマス)、[英]
Saint Gregory Palamas
○[人]東方正教会の僧侶(1296.11.14〜1359)。
参照⇒へしかすむ(ヘシカスム)
はらまち
【原町】
◇[日]Haramachi
○(1)⇒はらまちく(原町区)
○(2)[古]⇒はらまちし(原町市)
はらまちく
【原町区】
◇[日]Haramachi Ku
○福島県北東部、南相馬市中央部の区。北部を鹿島区(カシマク)、
南部を小高区(オダカク)に接し、東部を太平洋に面する。
◎旧住所は原町市(ハラマチシ)。
はらまちし
【原町市】
◇[日]Haramachi Shi
○[古]福島県北東部の市。
◎2006. 1. 1(平成18)相馬郡(ソウマグン)の鹿島町(カシママチ)・小高
町(オダカマチ)と合併して南相馬市を発足。
ぱらまりぼ
【パラマリボ】
◇Paramaribo
○南アメリカ北東部、スリナム共和国北部にある首都。
北緯5.85°、西経55.20°の地。
スリナム川の河口に近い、大西洋に面する港湾都市。
〈人口〉
1969(昭和44)11万人。
1993(平成 5)20万0,970人(推計)。
2000(平成12)21万3,800人。
2003(平成15)21万7,300人。
はらみく
【孕み句】
【孕句】
○(1)[文]連歌・俳諧の座で、あらかじめ用意しておいた句。
宿構(シュッコウ)の句。
○(2)(転じて)前々から考えていたこと。
★はらみつ
【波羅密】
◇[梵]paramita(パーラミター)
○[仏]悟りの彼岸(ヒガン)に至るべき菩薩(ボサツ)の大行(タイギョウ)。
六波羅密(ロクハラミツ)。
参照⇒ろくはらみつ(六波羅密)
◎「完成」・「熟達」・「極致」の意味。
中国・チベットで「到彼岸(トウヒガン)」・「度彼岸(度は渡と同じ)」
と意図的に誤訳された。
はらみづな
【はらみ綱】
【孕み綱】
◇[英]bowline
○[海]⇒ぼーりん(ボーリン)(1)
はらみばし
【孕み箸】
○(1)[食]中央をやや太く、両端を細く削った丸い箸。
正月祝いの食事で使用する。
「腹太箸(ハラブトバシ)」とも呼ぶ。
参照⇒りきゅうばし(利休箸,利久箸)
○(2)[食]爪楊枝(ツマヨウジ)を挟(ハサ)んである割り箸。
はらむ
【ハラム】
◇haram
○[宗]⇒はらーむ(ハラーム)
はらーむ
【ハラーム】
◇[アラビア語]haram
○[宗]イスラム教の禁忌・禁止事項。
飲酒、豚肉を食べること、イスラム教徒が処理した肉以外を
食べること、利子をとること、などが禁止されている。
また、妻帯は4人まで、左手は不浄(フジョウ)とする、なども
ある。
「ハラム」とも呼ぶ。
◎飲酒:違反者は笞打(ムチウ)ち40回。
窃盗:違反者は手足の切断。
妻帯:男が平等に愛することができるならという条件がつい
ている。
左手:不浄として食事や物の受け渡しに使用してはならない。
◎「(罪として)禁じた」の意味。
◎戒律に違反しない行為をハラール(halal)と呼ぶ。
イスラム諸国ではイスラム指導者会議の推薦で豚肉を使用し
ていない食品にハラールの認証マークを発行している。
2001. 1.(平成13)インドネシアで、味の素の製造過程に豚肉
の成分を使用した問題が発生し、現地法人の日本人社長らが逮
捕された。
◎ユダヤ教の生活律法規定:⇒はらはー(ハラハー)
ユダヤ教の食物規定:⇒かしゅるーと(カシュルート)
はらむあっしゃりふ
【ハラム・アッシャリフ】
◇[アラビア語]al-Haram al-Sharif
○⇒はらむあっしゃりーふ(ハラム・アッシャリーフ)
はらむあっしゃりーふ
【ハラム・アッシャリーフ】
◇[アラビア語]al-Haram al-Sharif(高貴な聖域)
○エルサレム旧市街にある丘のイスラム名。縦約500メートル、
横約300メートルの高台。
イスラム教の預言者マホメット(ムハンマド)が天馬に乗り、
メッカからエルサレムに旅し、ここにある岩から天国に昇天し
たと言い伝えられている岩のドーム(Dome of the Rock)と、ア
ルアクサ寺院(al-Aqsa Mosque)がある。
ユダヤ教では、バビロン虜囚から帰還したソロモン王が建設
し、その後にヘロデ王が再建し、AD. 70年にローマ軍によっ
て破壊された神殿跡「嘆きの壁(the Wailing Wall)」がある。
ユダヤ名では「神殿の丘(Mount Moriah)」。
「ハラム・アッシャリフ」とも呼ぶ。
ぱらむしるとう《ぱらむしるたう》
【パラムシル島】
【幌筵島】
【幌莚島】
◇[日]Paramushiru To、[露]Ostrov Paramushir
○[地]千島列島(Kuril Islands)北部の火山島。
北緯50.40°、東経155.89°の地。
北西部にシュムシュ島(Ostrov Shumshu)(占守島)があり、そ
の先にカムチャツカ半島(Poluostrov Kamchatka)がある。
千島列島中、択捉島(エトロフトウ)に次ぐ広さ。
〈面積〉
2,043.5平方キロメートル。
ばらむつ
【バラムツ】
◇[学]Ruvettus pretiosus、[英]oilfish
○[魚]スズキ目(Perciformes)クロタチカマス科(empylidae)バ
ラムツ属(Ruvettus)の深海魚。
消化しない脂肪分(ワックスエステル)が多く、食品衛生法に
より食用禁止。
◎「薔薇(「魚」偏+「睦」-「目」)」と書く。
ばらむら
【バラムラ】
◇Baramula/Baramulla
○(1)(Baramula District)⇒ばらむらけん(バラムラ県)
○(2)インド北部、ジャンム・カシミール州(Jammu Kashmir
State)北西部のバラムラ県の県都。
ばらむらけん
【バラムラ県】
◇[英]Baramula District
○インド北部、ジャンム・カシミール州(Jammu Kashmir State)
北西部の県。
県都はバラムラ。
「バラムラ地区」とも呼ぶ。
〈面積〉
4,588平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)116万6,722人。
ばらむらちく
【バラムラ地区】
◇[英]Baramula District
○⇒ばらむらけん(バラムラ県)
★ぱらめーた
【パラメータ】
◇[英]parameter
○(1)[数]媒介変数(バイカイヘンスウ)。
⇒ばいかいへんすう(媒介変数)
○(2)[統計学]母数。
⇒ぼすう(母数)
○(3)[計]関数(function)やサブルーチン(subroutine)を呼び
出す側から受け渡すデータ。
「パラメーター」,「引数(ヒキスウ)」とも呼ぶ。
◎処理結果は、関数では関数値(復帰値)に、サブルーチンでは
パラメータの一部に格納される。
○(4)[計]制御文(control statement)やパラメータ言語などの
引数。
「位置パラメータ(positional parameter)」と「キー・パラメ
ータ(key parameter)」とがある。
「パラメーター」とも呼ぶ。
ぱらめーたー
【パラメーター】
◇[英]parameter
○[数][計]⇒ぱらめーた(パラメータ)
ばらめとりっくすびーかー
【パラメトリック・スピーカー】
◇[英]parametric speaker
○[音]直進する超音波を利用した超指向性スピーカー。
周波数の異なる複数の超音波の差から発生する波動の周波数
を音声などの周波数に近似させるもの。
ぱらめとろん
【パラメトロン】
◇parametron
○[電]フェライトの磁気による物理的振動を利用した回路素子。
コンピュータの演算素子・記憶素子などを開発したが、同時
期のトランジスタに比較して消費電力や発熱量が大きく、演算
速度は遅かったため廃(スタ)れた。
◎1955(昭和30)東京大学大学院生の後藤英一(1931. 1.26〜
2005. 6.12)が発明。
1958(昭和33)後藤英一、パラメトロン式計算機PC−1(Pa-
rametron Computer No.1)を試作。
参照⇒『人名辞典』ごとう えいいち(後藤 英一)
ぱーらめんと
【パーラメント】
◇[英]parliament
○(1)議会・国会。
参照⇒はんぐぱーらめんと(ハング・パーラメント)
◎日本・デンマーク・スウェーデン・ハンガリーなどでは「ダ
イエット(Diet)」。
アメリカ合衆国・中南米諸国では「コングレス(Congress)」。
○(2)(Parliament)イギリス議会。
上院(the House of Lords)と下院(the House of Commons)か
ら成る。
★ばらもん
【バラモン】
【婆羅門】
◇[梵]Brahmana
○(1)インドの身分制度、カースト制度の最高位で僧侶・司祭
階級。
神聖不可侵な身分とされ、宗教と学問で社会を導くとされる。
参照⇒かーすとせいど(カースト制度)
◎古代インドでは、バラモン階級の人々は人生を次の4つの住
期に分けて暮らしていた。<1>学生期・<2>家長期・<3>林住期
・<4>遊行期(ユギョウキ)。遊行期では乞食(コツジキ)しながら遍歴し、
解脱を求める修行をした。
◎「浄行(ジョウギョウ)」・「浄志(ジョウシ)」と訳す。
○(2)[宗]バラモン教。また、その僧侶。
○(3)[仏]三十三身(サンジュウサンシン)の一つ、五人身(ゴニシンシ)の一
つ。
「婆羅門身」とも呼ぶ。
参考⇒さんじゅうさんしん(三十三身)
★ばらもんきょう《ばらもんけう》
【バラモン教】
【婆羅門教】
◇[英]Brahmanism
○[宗]
ヒンズー教の基礎となった。
ばらもんしん
【婆羅門身】
○[仏]⇒ばらもん(バラモン,婆羅門)(3)
ばらもんそうじょう《ばらもんそうじやう》
【バラモン僧正】
【婆羅門僧正】
○[人]⇒ぼだいせんな(菩提僊那,菩提仙那)
ばらもんてん
【婆羅門天】
○[仏]⇒ぼんてん(梵天)
ばらやん
【バラヤン】
◇Balayan
○フィリピンのルソン島南部、バタンガス州(Batangas Prov-
ince)西部の都市。南部をバラヤン湾岸(Balayan Bay)に面する。
ばららいか
【バラライカ】
◇[露]balalaika
○[楽]ロシア、特にウクライナ地方の民族音楽に使われる三弦
の撥弦(ハツゲン)楽器。共鳴胴が三角形をしていて、指または撥
(バチ)でひく。
音域によって大小5種がある。
ぱらりーがる
【パラリーガル】
◇[英]paralegal
○[法]弁護士の業務を補佐する人。
弁護士の指示・監督の下で、専門知識をもって具体的な法律
業務・裁判事務を扱う。
「リーガルアシスタント(legal assistant)」とも呼ぶ。
参照⇒ぱらぷろふぇっしょなる(パラプロフェッショナル)
ぱらりしす
【パラリシス】
◇[英](単数形)paralysis/(複数形)paralyses
○(1)[病]まひ(麻痺)・不随・中風。
◎小児麻痺(infantile paralysis)。
脳性麻痺(cerebral paralysis)。
○(2)無力・無能・無気力。
○(3)機能停滞・麻痺状態。
ぱらりんぴっくたいかい《ぱらりんぴつくたいくわい》
【パラリンピック大会】
◇[英]Paralympic Games
○[運]脊椎障害者の国際スポーツ大会。
正称は「麻痺者(マヒシャ)のための国際ストークマンデビル競技
会(the International Stoke Mandeville Games for the Para-
lyzed)」。
4年に1回、オリンピック開催地で開催。
参照⇒おりんぴっくたいかい(オリンピック大会)(2)
◎1948(昭和23)イギリスのストーク・マンデビル病院(Stoke
Mandeville Hospital)の医師グットマン(Ludwig Guttmann)が
始める。
1952(昭和27)国際大会が開催。
1960(昭和35)オリンピック・ローマ大会の直後に第1回開催。
◎「下半身不随の(paraplegia)」と「オリンピック(Olympic)」の
合成による造語。
はらーる
【ハラール】
◇halal
○[宗]イスラム教の禁忌(ハラーム)に違反しない行為・食品。
参照⇒はらーむ(ハラーム)
ぱらるび
【パラルビ】
○[印]本文の一部、特定の漢字にルビ(ふりがな)を振ること。
⇔そうるび(総ルビ)
はられ
【ハラレ】
◇Harare
○ジンバブエ共和国の中北東部にある首都。
旧称は「ソールズベリ(Salisbury)」。
〈人口〉
1976(昭和51) 57万人(都市域)。
1983(昭和58) 68万1,000人。
1992(平成 4)118万人。
ぱられる
【パラレル】
◇[英]parallel
○(1)平行の。
○(2)並行して。
○(3)相似・類似・匹敵。対等者。
○(4)[印]欧文記号活字の並行標(‖)。
参照符として用いる。
JISの『情報交換用漢字符号系』では「双柱(ソウチュウ)」と呼
ぶ。
○(5)[電]並列・並列接続。並列回路。
⇒へいれつせつぞく(並列接続)
○(6)[数]平行線・平行面。
○(7)[地]緯度線・緯線。
○(8)[運]スキーで、スキー板を平行にそろえたまま滑る技術。
フランス系のスキー技術。
○(9)[運]⇒ぱられるたーん(パラレルターン,パラレル・ター
ン)
ぱられるくりすちゃにあ
【パラレルクリスチャニア】
【パラレル・クリスチャニア】
◇[英]parallel Christiania
○[運]⇒ぱられるたーん(パラレルターン,パラレル・ターン)
ぱられるしゅぶんぐ
【パラレルシュブング】
◇[独]parallelschwung
○[運]⇒ぱられるたーん(パラレルターン,パラレル・ターン)
ぱられるたーん
【パラレルターン】
【パラレル・ターン】
◇[英]parallel turn
○[運]スキーで、スキー板を平行にそろえたまま速度を落とさ
ず、ひざの屈伸を使ってスキー板の尾部を振るようにして回転
する技術。
単に「パラレル」とも、「パラレルクリスチャニア(parallel
Christiania)」,「パラレルシュブング([独]parallelschwung)」,
「ライナーシュブング([独]reiner Schwung)」とも呼ぶ。
ぱられるわーるど
【パラレルワールド】
【パラレル・ワールド】
◇[英]parallel world
○[文]SF(空想科学)小説などで、四次元宇宙に存在している
という、我々の宇宙(世界)とは次元の異なった別の宇宙(世界)。
我々の世界と非常に似ているが、左右が反転するなど微妙に
異なった世界として描かれていることが多い。
「異次元世界」,「多次元宇宙」,「多元宇宙」とも呼ぶ。
◎四次元は縦・横・高さの空間に時間を加えたものだが、四次
元宇宙を三次元宇宙の集合と考えたもの。
ぱられろぐらむ
【パラレログラム】
◇[英]parallelogram
○[数]平行四辺形。
参照⇒しかっけい(四角形)
ぱらわんとう《ぱらわんたう》
【パラワン島】
◇[英]Palawan Island、[インドネシア語][マレー語]Pulau
Palawan
○[地]フィリピン南西部、北東から南西に横たわる細長い島。
北西は南シナ海(South China Sea)、南東はスル海(Sulu Sea)
に面する。
延長約400キロメートル、最狭部の幅は約5キロメートル。
主都は中央部南東岸のプエルトプリンセサ(Puelto Princesa)。
住民は少数民族で、南部はイスラム教徒のモロ族、北部はキ
リスト教徒のビサヤ人など。
〈面積〉
1万1,800キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)52万8,000人。
★はらん
【ハラン】
【葉蘭】
○(1)[植]([学]Aspidistra elatior)ユリ目(Liliales)ユリ科
(Liliaceae)の常緑多年草。中国原産。
観葉・生花用に栽培。
葉は生花や料理などの飾りに用いられる。
果実と根茎は薬用にされる。
◎アオハラン(青葉蘭):葉全体が緑色のもの。
シマハラン(縞葉蘭):葉の両側に白い筋が入ったもの。
アサヒハラン(旭葉蘭):葉の先端が白いもの。
ホシハラン(星葉蘭):葉全体に点々と斑(フ)が入ったもの。
○(2)[料]料理などに用いられる葉やビニール製の飾り。
「ばらん」とも呼ぶ。
はらーん
【ハラーン】
◇[トルコ語]Harran、[英]Haran
○トルコ東南部、シャンリュウルファ県(Sanliurfa Ili)の町。
北緯36.86°、東経39.03°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)2,267人。
2000(平成12)8,784人。
◎パルティア王国の当時の古称はカルラエ(Carrhae)。
参照⇒かるらえのたたかい(カルラエの戦い)
ばらん
【バラン】
【葉蘭】
○[植]⇒はらん(ハラン,葉蘭)(2)
ぱーらん
【バーラン】
◇Baran
○(1)(Baran District)⇒ばーらんけん(バーラン県)
○(2)インド北西部、ラジャスタン州(Rajasthan State)南東部
のバーラン県西部にある県都。
北緯25.10°、東経76.51°の地。
〈人口〉
1991(平成 3)5万7,719人。
2001(平成13)7万8,665人。
ばらんが
【バランガ】
◇[伊]valanga
○[気](イタリア語で)雪崩(ナダレ)。
⇒なだれ(雪崩)
ぱらんからや
【パランカラヤ】
◇Palangka Raya/Palangkaraya/Kotamadya Palangka Raya
○インドネシア中央部、ボルネオ島カリマンタン(Kalimantan)
中部のカリマンタンテンガ州(Propinsi Kalimantan Tengah)の
州都。
ばらんきじゃ
【バランキジャ】
◇Barranquilla
○コロンビア西部、バジェデルカウカ県(Departamento del
Valle del Cauca)西部の港湾都市。首都サンタ・フェ・デ・ボ
ゴタの外港。
「バランキヤ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1969(昭和44) 81万6,706人。
1973(昭和48) 69万人。
1995(平成 7)106万4,255。
ばらんきや
【バランキヤ】
◇Barranquilla
○⇒ばらんきじゃ(バランキジャ)
ばらんけん
【バラン県】
◇[フ]Departement Bas-Rhin
○フランス北東端、アルザス地域圏(Region Alsace)北部の県。
南部をオーラン県(Departement Haut-Rhin)に接し、北東部・
東部をドイツに隣接。
県都はストラスブール(Strasbourg)。
ばーらんけん
【バーラン県】
◇[英]Baran District
○インド北西部、ラジャスタン州(Rajasthan State)南東部の
県。
県都はバーラン。
参照⇒でおり(デオリ)
ばらんしぇ
【バランシェ】
◇[フ]balancier
○[物](フランス語で)振り子。
⇒ふりこ(振り子,振子)
[1]ばらんしえんぬ
【バランシエンヌ】
◇Valenciennes
○フランス北部、ノール・パドカレー地域圏(Region Nord-Pas-
de-Carais)東部のノール県(Departement Nord)東部にある都市。
北緯50.37°、東経3.52°の地。
ベルギー国境に近い。
〈面積〉
13.84平方キロメートル。
〈人口〉
1975(昭和50)4万2,473人。
1982(昭和57)4万0,002人。
1990(平成 2)3万8,441人。
1999(平成11)4万2,343人。
◎トヨタ工場:⇒やりす(ヤリス)
[2]ばらんしえんぬ
【バランシエンヌ】
◇Achille Valenciennes
○[人]フランスの博物学者(1794. 8. 9〜1865. 4.13)。
ばらんす
【バランス】
◇Valence
○フランス南東部、ローヌ・アルプス地域圏(Region Rhone-
Alpes)南部のドローム県(Departement Drome)西部にある県都。
〈人口〉
1990(平成 2)6万5,026人。
◎ 413年、西ゴート族によって占領。
730年ころ、アラビア人が支配。
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