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                    PDD図書館管理番号       0001.0072.8000.10

                 百   科   辞   書    《はな》     編集:獨  澄旻

-------- はな --------------------------------------------------
★[1]はな
	【花】
	○(1)[植]高等植物で、有性生殖によって種子を作る器官の総
	体。
	◎英語:フラワー(flower)。
	○(2)[植](特に日本で)サクラ(桜)の花。
	 参照⇒さくら(サクラ,桜,櫻)
	◎花は桜木人は武士:⇒はなはさくらぎひとはぶし(花は桜木
	人は武士)
	○(3)花札(ハナフダ)の略称。
	 ⇒はなふだ(花札)
	○(4)⇒はな(花,華)
[2]はな
	【花】
	○(1)[楽]滝廉太郎(レンタロウ)作曲、武島羽衣(ハゴロモ)作詞の唱歌。
	○(2)[楽]嘉納昌吉(キナ・ショウキチ)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌は嘉納昌吉&チャンプルーズ/石嶺聡子。
	◎2001. 8.(平成13)喜納昌吉でCD発売。
★はな
	【花】
	【華】
	○(1)[植]⇒[1]はな(花)
	○()
★はな
	【鼻】
	○[医]
	◎鼻の日:8月7日。
	 鼻が良(イ)い:匂(ニオ)いに敏感なこと。
	◎英語:ノーズ(nose)/(俗語)ボコ(boko)。
はなあかしあ
	【ハナアカシア】
	【花アカシア】
	○[植]⇒ぎんようあかしあ(ギンヨウアカシア,銀葉アカシア)
はなあかり
	【花明り】
	【花明かり】
	【花明】
	○桜が満開で、闇の中でもそのあたりがほのかに明るく感じる
	こと。
	 一面の夜桜がうっすらと見えること。
	◎春の季語。
はなあやめ
	【花菖蒲】
	○(1)[植]⇒あやめ(アヤメ,菖蒲)
	◎夏の季語。
	○(2)[服]襲(カサネ)の色目の一つ。表は白、裏は萌黄(モエギ)。
	 男女とも、夏に用いる。
ぱない
	【パナイ】
	◇[英]Panay
	○[地](Panay Island)⇒ぱないとう(パナイ島)
はないちもんめ
	【花いちもんめ】
	【花一匁】
	○(1)子どもの遊びの一つ。
	 二組に分かれ、組み同士が手をつないで二列に向い合って並
	び、(2)の童歌(ワラベウタ)を歌いながら歌の一節で交互に前進と
	後退を繰り返し、双方の子を互いに一人選び、ジャンケンで相
	手方の子供を取り合うもの。
	 前進から後退に変るときに片足を高く跳ね上げる。
	◎古代の「歌垣(ウタガキ)」の名残りと言われている。
	 参照⇒うたがき(歌垣)(1)
	 中国:参照⇒さきゃくぶ(左脚舞)
	○(2)[楽](1)の遊びで歌われる童歌。
	 「勝ってうれしい花一匁/負けーて悔(クヤ)しい花一匁」で始ま
	り、歌詞は時代や地方でさまざま。
ぱないとう《ぱないたう》
	【パナイ島】
	◇[英]Panay Island
	○[地]フィリピン中央部、ビサヤ諸島(Visayan Islands)北西
	部の火山島。
	 北部をビサヤ海(Visayan Sea)、南東部はギマラス海峡(Gui-
	maras Strait)を介してネグロス島(Negros Island)、西部をス
	ル海(Sulu Sea)に面する。
	 西部を標高1〜2千メートルのコルディレラス山地(Cordil-
	leras Range)が南北に走る。
	 主要港は南東岸のイロイロ市(Iloilo City)。
	〈面積〉
	 1万2,011.1平方キロメートル。
はなうど
	【ハナウド】
	【花独活】
	◇[学]Heracleum nipponicum
	○[植]セリ目(Apiales)セリ科(Apiaceae)ハナウド属(Heracle-
	um)の多年草。
	 全体の形がウドに似て、茎は太く中空で、高さ約1メートル。
	葉は羽状複葉。
	 5〜6月、白色の小花を密生した大形の散形花序を開花。
	 本州の関東以西〜四国・九州、朝鮮半島・中国の山地や土手
	に自生。
	 若い葉や茎は食用、根は漢方薬にする。
	◎ウド(セリ目ウコギ科):⇒うど(ウド,独活)
	 シシウド(セリ科シシウド属):⇒ししうど(シシウド,猪独活)
はなうらない《はなうらなひ》
	【花占い】
	○子供の遊びの一つ。
	 ノギク(野菊)・クローバー(白詰草)などの花弁の多い花を使っ
	て、「好き」・「嫌い」、「来る」・「来ない」などの相反する言葉を
	唱えながら、花弁を一つづつむしり取り、最後の花弁の言葉で
	判断するもの。
	 主に少女が道端の雑草の花で行うことが多い。
はなうりぐさ
	【ハナウリクサ】
	【花瓜草】
	◇[学]Torenia fournieri
	○[植]トレニアの別称。
	 ⇒とれにあ(トレニア)(2)
はなお《はなを》
	【鼻緒】
	○(1)[服]下駄(ゲタ)や草履(ゾウリ)などの緒(オ)の、足の指には
	さむ部分。Y字型の緒の、Yの下に相当する細く短い部分。
	 足の第一指(親指)と第二指の間にはさみ入れて履(ハ)く部分。
	 「前緒(マエオ)」,「前壺(マエツボ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒まえつぼ(前壺)(1)
	◎緒が切れたときには、手拭いを細く裂いて撚(ヨ)り、間に合
	せに直した。
	○(2)[服](転じて)下駄や草履などの緒の全体。
	◎鼻緒を挿(ス)げる
はなおか《はなをか》
	【花岡】
	◇[日]Hanaoka
	○⇒はなおかまち(花岡町)
★はなおかこうざん《はなをかくわうざん》
	【花岡鉱山】
	○[鉱]秋田県北東部、大館市(オオダテシ)花岡町(ハナオカマチ)にある鉱
	山。銅鉱石の産出日本一。
	 産出する鉱石は黒鉱(クロコウ)と呼ばれ、銅のほかに亜鉛・ガリ
	ウム・金・銀などが精製される。
	 参照⇒こさかこうざん(小坂鉱山),はなおかじけん(花岡事件)
	◎旧住所は北秋田郡花岡町。
はなおかこうざんじけん《はなをかくわうざんじけん》
	【花岡鉱山事件】
	○[歴]⇒はなおかじけん(花岡事件)
はなおかじけん《はなをかじけん》
	【花岡事件】
	○[歴]第二次世界大戦末期、強制連行された中国人労働者の反
	乱蜂起とその鎮圧事件。
	 秋田県北秋田郡花岡町(現:大館市<オオダテシ>)の鹿島組(現:鹿
	島<カジマ>)花岡事業所の中山寮に986人収容されていた中国人労
	働者は、同鉱山の拡張準備のため花岡川の水路変更工事(河川
	工事)で働かされ、重労働・食糧不足・虐待などで死者が相次
	いでいた。
	 1945. 6.30(昭和20)夜、耐えかねた中国人労働者が一斉に決
	起し、監視役の日本人鹿島組補導員3人と親日中国人1人を殺
	害して収容所を集団逃亡。憲兵隊・在郷軍人団・警防団らと数
	日間闘い、鎮圧され連れ戻される。逮捕後の拷問による死者を
	含め113人が死亡。首謀者と目された12人は懲役刑などの判決
	を受けた。
	 「花岡鉱山事件」とも呼ぶ。
	◎1944. 8.(昭和19)〜1945.11.(昭和20)、花岡鉱山で中国人
	986人中418人が死亡した。
	 日本側の責任者は極東軍事裁判にかけられ絞首刑以下の厳刑
	を科されたが、のち減刑されて全員釈放になっている。
	◎2000.11.(平成12)東京高等裁判所の控訴審で、鹿島は中国赤
	十字会に5億円の花岡平和友好基金を信託して受難者(生存者
	・遺族)と和解。
	 2010. 4.17(平成22)花岡平和記念館、大館市花岡に開館。
	◎日本全体では、戦時中の連行中国人3万8,935人、死亡6,830
	人。
	 花岡鉱山の近くの小坂(コサカ)鉱山でも強制連行された中国人
	が就労していた。
はなおかせいしゅうのつま《はなをかせいしうのつま》
	【華岡青洲の妻】
	○[文]有吉佐和子(アリヨシ・サワコ)の小説。
	 外科医の華岡雲平(ウンペイ)(のち青洲)に嫁いだ嫁加恵(カエ)と
	姑との対立を描く。
	 参照⇒『人名辞典』はなおか せいしゅう(華岡 青洲)
はなおかまち《はなをかまち》
	【花岡町】
	◇[日]Hanaokamachi/Hanaoka Machi
	○(1)秋田県大館市(オオダテシ)の地名。
	○(2)[古]秋田県北秋田郡の町。
	 大館市に編入。
はながさ
	【花笠】
	○(1)花や造花を飾りつけた笠。
	 踊り・祭りなどでかぶる。
	 鈴を着けたものもあり、踊りに合せて振るとシャンシャンと
	鳴る。
	○(2)花の散りかかった笠。
はながさおどり《はながさをどり》
	【花笠踊り】
	【花笠踊】
	○(1)山形県山形市で毎年8月6〜8日に行われる花笠祭の踊
	り。
	○(2)[楽]⇒はながさおんど(花笠音頭)
はながさおんど
	【花笠音頭】
	○[楽]山形県の踊り歌(民謡)。
	 「はながさおどり(花笠踊り,花笠踊り)」とも呼ぶ。
	◎1938(昭和13)蔵王山(ザオウサン)麓(フモト)の地固め唄をもとに作
	られる。
はながつ
	【花月】
	◇[フ]Floreal
	○[暦]⇒ふろれある(フロレアル)
★はなかにゅーれ
	【鼻カニューレ】
	◇[独]Nasenkanuele /Nasenkanule 、[英]nasal cannula
	○[医]鼻にカニューレを通して行う、低流量の簡易酸素投与。
	 参照⇒かにゅーれ(カニューレ)
★はなかまきり
	【ハナカマキリ】
	【花蟷螂】
	◇[学]Hymenopus coronatus/Hymenopus bicornis
	○[虫]カマキリ目(Mantodea)ハナカマキリ科(ヒメカマキリ科)
	(Hymenopodidae)ハナカマキリ属(Hymenopus)の昆虫。
	 南アジアの熱帯雨林地帯に生息。
	 花に擬態(ギタイ)している。
	〈ハナカマキリ科〉
	 ハナカマキリ属(Hymenopus)>
	 ヒメカマキリ属(Acromantis)。
	 参照⇒ひめかまきり(ヒメカマキリ,姫蟷螂)
はなかます
	【はなかます】
	○一本の大木を二つ割りにし、中を刳(エグ)り抜いて造った川
	舟。
	 新潟県魚野川などで用いられた。
	 参照⇒まるきぶね(丸木舟,独木舟)
はながるた
	【花ガルタ】
	【花骨牌】
	【花歌留多】
	○⇒はなふだ(花札)
★はなかんざし
	【ハナカンザシ】
	【花簪】
	◇[学]Helipterum roseum
	○[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)ヘリプテルム属
	(Helipterum)の一年草。オーストラリア原産。
	 花が雨に当たると閉じる。
	 「ヘリプテラム([英]Helipterum)」とも呼ぶ。
はなかんざし
	【花簪】
	○(1)花枝や造花を髪にさして簪(カンザシ)にすること。
	○(2)造花の飾りをつけた簪。
	 参照⇒まいこ(舞子,舞妓)
	○(3)[植]⇒はなかんざし(ハナカンザシ,花簪)
はなかんらん
	【ハナカンラン】
	【花カンラン】
	【花甘藍】
	○[農]カリフラワー(cauliflower)の別称。
	 ⇒かりふらわー(カリフラワー)
はなきゃべつ
	【ハナキャベツ】
	【花キャベツ】
	○[農]カリフラワー(cauliflower)の別称。
	 ⇒かりふらわー(カリフラワー)
はなきん
	【ハナキン】
	◇Khanaqin/Hanaqin/Khanakin/Xaneqi
	○イラク中東部、ディヤーラ州(Muhafazat Diyala)北東部の、
	イラン国境近くにある町。
	 北緯34.34°、東経45.38°の地。
	 首都バグダッド(Baghdad)から北東へ約144キロメートルに位
	置する。
	〈人口〉
	 1965(昭和40)2万3,472人。
	 2010(平成22)1万1,356人(推計)。
はなきん
	【花金】
	○(1)[俗]金曜日の俗称。
	○(2)[俗]特に、金曜日の夜。
	◎週休二日制の普及により休日の前日として、たっぷり夜遊び
	が出来る、心が浮き立つという意味で呼ばれるようになったも
	の。
	 昭和後期から使われ始め、平成初期のバブル崩壊で死語とな
	りつつある。
	 一説に、「花丸の金曜日」から。
ばーなくる
	【バーナクル】
	◇[英]barnacle
	○(1)[貝](英語で)フジツボ(富士壺)・エボシガイ(烏帽子貝)
	類。
	 参照⇒ふじつぼ(フジツボ,富士壺,藤壺)
	◎エーコンバーナクル(acorn barnacle):フジツボ。
	 グーズネックバーナクル(gooseneck barnacles):エボシガ
	イ。
	○(2)(転じて)地位などにしがみつく人。他人にまとわりつく
	人。
はなげつ
	【花月】
	◇[フ]Floreal
	○[暦]⇒ふろれある(フロレアル)
はなごい《はなごひ》
	【ハナゴイ】
	【花鯉】
	○(1)[魚]([学]Pseudanthias pascalus)スズキ目(Perciformes)
	ハタ科(Serranidae)の海魚。
	 体長約10センチメートル。
	 体色は赤紫で、海中では青紫に見える。
	○(2)[古][魚]ニシキゴイ(錦鯉)の古称。
	 ⇒にしきごい(錦鯉)
はなごおり《はなごほり》
	【花氷】
	○氷柱の中に生花を入れたもの。
	 水の中に花を入れて、透明度を高めるためゆっくりと凍らせ
	て作る。
	 涼感を呼ぶため装飾を兼ねて展示する。
	 果物やお金などを入れることもある。
	 参照⇒すいちゅうか(水中花)
	◎夏の季語。
はなこがねい《はなこがねゐ》
	【花小金井】
	◇[日]Hanakaganei
	○(1)東京都小平市(コダイラシ)東部の地名。
	◎花小金井南町(ミナミチョウ)もある。
	○(2)[交]⇒はなこがねいえき(花小金井駅)
はなこがねいえき《はなこがねゐえき》
	【花小金井駅】
	○[交]東京都小平市(コダイラシ)花小金井にある、西武新宿線の駅。
	 田無(タナシ)駅(西東京市)と小平駅の間。
はなことば
	【花言葉】
	【花詞】
	◇[英]flower language
	○花ごとにある意味を象徴させた言葉。
	 大体は一定しているが、国などで異なり、相反することもあ
	る。
	〈例〉
	 ウメ(梅):高潔。
	 バラ(薔薇):清純な愛。
	 赤いバラ:情熱。
	 オリーブ:平和。
	 ローレル(月桂樹):栄光。
	 忘れな草(勿忘草):真実。
	 アジサイ(紫陽花):辛抱強い愛情・真剣・移り気。
はなさかじいさん《はなさかぢいさん》
	【花咲か爺さん】
	○⇒はなさかじじい(花咲爺,花咲か爺)
はなさかじじい《はなさかぢぢい》
	【はなさかじじい】
	【花咲爺】
	○[楽]石原和三郎作詞、田村虎蔵作曲の唱歌。
	◎1901(明治34)『幼年唱歌(初編)』の下巻に収録。
	◎歌詞では「うらのはたけで、ぽちがなく」と歌われているが、
	昔話の犬の名前は「しろ」。
はなさかじじい《はなさかぢぢい》
	【花咲爺】
	【花咲か爺】
	○日本の昔話の一つ。また、その主人公。
	 正直者の爺(老人)が、拾った小犬「しろ」に教えられて宝物を
	掘り当てたり、枯れ木に花を咲かせたりする御伽噺(オトギバナシ)。
	 隣りの欲深な爺が物真似(モノマネ)をして失敗する話も加えられ
	ている。
	 「花咲か爺さん」とも呼ぶ。
	◎「花咲かせ爺」の略。
	 日本五大昔話の一つ。
	 参照⇒にほんごだいむかしばなし(日本五大昔噺,日本五大昔
	話)
はなさき
	【花咲】
	◇[日]Hanasaki
	○(1)[地]⇒はなさきこう(花咲港)
	○(2)⇒はなさきみなと(花咲港)
	○(3)[交]⇒はなさきえき(花咲駅)
はなさき
	【鼻先】
	○(1)鼻の尖端。
	○(2)鼻の尖端あたり。目の前。
	○(3)⇒はなさき(鼻先,端先)
はなさき
	【鼻先】
	【端先】
	○物の先端。
はなさきえき
	【花咲駅】
	○[交]北海道根室市にある、JR北海道根室本線の駅。
	 初田牛(ハッタウシ)駅と東根室(ヒガシネムロ)駅の間。
はなさきがに
	【ハナサキガニ】
	【花咲ガニ】
	【花咲蟹】
	◇[学]Paralithodes brevipes
	○[動]エビ目(Decapoda)タラバガニ科(Lithodidae)タラバガニ
	属(Paralithodes)の海産ヤドカリ。
	 タラバガニに似るが、歩脚が太くて短い。体色は暗青褐色で、
	歩脚はやや淡色で先が赤褐色。甲長・甲幅とも約15センチメー
	トル。
	 北海道以北・千島・カムチャツカなどの浅海の岩場に生息。
	 食用になり、ゆでると赤くなる。
	◎名称は根室半島の旧称「花咲半島」から。
はなさきこう《はなさきかう》
	【花咲港】
	◇[日]Hanasaki Ko
	○[地]北海道根室市花咲港(ハナサキミナト)にある、太平洋側の巽ノ
	瀬に面する漁港。
はなさきせん
	【花咲線】
	○[俗][交]JR北海道の根室本線の愛称。
はなさきはんとう《はなさきはんたう》
	【花咲半島】
	◇[日]Hanasaki Hanto
	○[古][地]⇒ねむろはんとう(根室半島)
はなさきみなと
	【花咲港】
	◇[日]Hanasaki Minato
	○北海道根室市の地名。
	 参照⇒はなさきこう(花咲港)
はなさふらん
	【ハナサフラン】
	【花サフラン】
	◇[英]crocus
	○[植]⇒くろっかす(クロッカス)
ぱなじ
	【パナジ】
	◇Panaji
	○インド南西部、ゴア州(Goa State)の州都。
	 「パンジム(Panjim)」とも呼び、通常「ゴア(臥亜)」と言えばパ
	ナジを指す。
	 ザビエルの墓がある。
	 ピッピーが多く集まっている。
	 「東洋のローマ(Roma Oriental)」と呼ばれる。
	◎もとポルトガル植民地。
	 1961(昭和36)返還され、インド連邦直轄地となる。
	 1986(昭和61)世界文化遺産に登録。
★ばなじうむ
	【バナジウム】
	◇[英]vanadium、[独]Vanadium
	○[化]バナジウム族に属する希金属元素の一つ。
	 元素記号は「V」。原子番号23、原子量50.94。
はなしぐれ
	【花しぐれ】
	○[楽]松本隆作詞、都倉俊一作曲の歌謡曲。
	 歌は高田みづえ。
	◎1978. 3.(昭和53)レコード発売。
はなしのぶ
	【ハナシノブ】
	【花忍】
	◇[学]Polemonium kiushianum、[英]Jacob's-ladder(ヤコブの
	梯子<ハシゴ>)
	○[植]ツツジ目(Ericales)ハナシノブ科(Polemoniaceae)ハナ
	シノブ属(Polemonium)の多年草。九州の山地の草原に自生。
	 高さ70〜100センチメートルで、直立した茎(クキ)に奇数羽状
	複葉をつける。小葉は10〜12対で、長さ2〜4センチメートル
	の披針形(ヒシンケイ)。
	 夏、茎頂(ケイチョウ)に青紫色の花が集まって円錐状に咲く。花
	冠は径約1.5センチメートルで、先が深く五裂する。萼(ガク)は
	鐘形で、花冠が落ちてもあとに残る。
	 観賞用に花壇にも植えられる。
	◎近縁種に、本州中部の高山の草地に自生するミヤマハナシノ
	ブ・エゾハナシノブ・カラフトハナシノブなどがある。
はなしゅくしゃ
	【ハナシュクシャ】
	【花縮砂】
	◇[英]ginger
	○[植]⇒じんじゃー(2)
★はなしょうぶ《はんしやうぶ》
	【ハナショウブ】
	【花菖蒲】
	◇[学]Iris ensata
	○[植]ユリ目(Liliales)アヤメ科(Iridaceae)アヤメ属(Iris)
	の多年草。日本で作出された園芸品種。
	◎オモダカ目(Alismatales)サトイモ科(Araceae)のショウブ
	(菖蒲)とは別種。
	◎三重県の県花。
はなしんようくみあい《はなしんようくみあひ》
	【ハナ信用組合】
	○[経]在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)系の信用組合の一つ。
	 本店は東京。
	◎2002. 3.(平成14)破綻(ハタン)した朝銀東京・朝銀千葉・朝銀
	長野・朝銀新潟・朝銀関東の受け皿金融機関として金融庁から
	設立認可を受ける。
	 2002.12.17(平成14)金融庁の要求に応じて臨時総代会、常勤
	役員4人のうち理事長を含む3人を日本人にすることに決定。
	 2002.12.25(平成14)預金保険機構、約4,107億円の公的資金
	投入を正式決定。
	 参照⇒ちょうぎん(朝銀)(1)
はなすずしろ
	【ハナスズシロ】
	【花蘿蔔】
	【花清白】
	◇[学]Hesperis matronalis
	○[植]⇒はなだいこん(ハナダイコン,花大根)
はなずり
	【花摺り】
	【花摺】
	○(1)ハギ(萩)またはアオバナ(青花)の花を衣に摺り付けて、
	色を染めること。
	 「花摺り染め」とも呼ぶ。
	 参照⇒くさずり(草摺り,草摺)(1)
	◎アオバナはツユクサ(露草)の別称。
	 参照⇒つゆくさ(ツユクサ,露草)
	○(2)[服]⇒はなずりごろも(花摺り衣,花摺衣)
はなずりごろも
	【花摺り衣】
	【花摺衣】
	○[服]花摺りにした衣。
	 単に「はなずり(花摺り,花摺)」とも呼ぶ。
はなずりぞめ
	【花摺り染め】
	【花摺染】
	○⇒はなずり(花摺り,花摺)(1)
はなせ
	【花脊】
	【花背】
	◇[日]Hanase
	○京都府京都市東部、左京区北東部にある鞍馬山の北側山間部
	の地域名。南部を鞍馬地区に接する。
	 地名としては花脊大布施町(ハナセオオフセチョウ)・花脊原地町(ハナセハラ
	チチョウ)・花脊別所町(ハナセベッショチョウ)・花脊八桝町(ハナセヤマスチョウ)が
	ある。
	◎花脊峠,左京区花脊出張所
はなせあ
	【パナセア】
	◇[英]panacea
	○[薬]⇒ばんのうやく(万能薬)
ぱなそにっく
	【パナソニック】
	◇[登録商標]Panasonic
	○[経]松下電器産業(株)のブランド名(商標名)。
	 日本で使用していたナショナル(National)がすでにアメリカ
	で使用されていたため、1955(昭和30)アメリカ市場向けとして
	輸出用スピーカーに初めて使用。
	 のち、日本国内でも音響機器などにも使われる。
	 参照⇒[2]なしょなる(ナショナル)
	◎2008. 4. 7(平成20)松下電器産業と松下電工、ナショナル・
	ブランドの電磁調理器(IHクッキングヒーター)とヒートポン
	プ給湯機を7月1日の新製品からパナソニック・ブランドに切
	り替えると発表。
	◎音響製品にはテクニクス(Technics)も使用されている。
はなぞの
	【花園】
	◇[日]hanazono/Hanazono
	○(1)花の咲く草木を広く植えてある園。
	 「花畑(ハナバタケ)」,「花圃(カホ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒げっせまね(ゲッセマネ(1)
	○(2)⇒はなぞのまち(花園町)
	○(3)⇒はなぞのむら(花園村)
はなぞのいなりじんじゃ
	【花園稲荷神社】
	○(1)東京都台東区上野公園4−17にある神社。旧称は忍岡
	稲荷、1873(明治 6)花園稲荷と改名。俗称は穴稲荷。
	 祭神は倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)。
	◎上野戦争で穴稲荷門の戦いと呼ばれた、彰義隊の最後の激戦
	地。
	○(2)[古]⇒はなぞのじんじゃ(花園神社)(2)
はなぞのじんじゃ
	【花園神社】
	○(1)茨城県の北部、花園山麓にある神社。
	  807(大同 2)坂上田村麻呂が奥州征伐の時に建てたといわれ
	る。
	○(2)東京都新宿区新宿5−17−3にある神社。
	 江戸時代以前から境内で見世物や芝居などが行われ、末社に
	芸能浅間神社がある。
	 参照⇒ごーるでんがい(ゴールデン街)
	◎1965(昭和40)花園稲荷神社、大鳥神社を合祀して花園神社と
	改称。
はなぞのだいがく
	【花園大学】
	○[教]京都府京都市中京区(ナカギョウク)西ノ京壺ノ内町(ニシノキョウツボ
	ノウチチョウ)に本部を置く、仏教系の私立大学。
	 学部は文学部・社会福祉学部。
	◎1872(明治 5)臨済宗の指導者養成のため臨済宗各派が連合し
	て磐若林を創立。
	 1898(明治31)妙心寺派の普通学林高等部となる。
	 1911(明治44)臨済宗大学となる。
	 1934(昭和 9)臨済学院専門学校となる。
	 1949(昭和24)現名の新制大学となる。
はなぞのまち
	【花園町】
	◇[日]Hanazono Machi
	○[古]埼玉県中北部、大里郡(オオサトグン)の町。
	◎2006. 1. 1(平成18)深谷市に編入。
はなぞのむら
	【花園村】
	◇[日]Hanazono Mura
	○和歌山県北東部、伊都郡(イトグン)の村。
はなだいこん
	【ハナダイコン】
	【花大根】
	○(1)[植]([学]Hesperis matronalis)フウチョウソウ目(Bras-
	sicales)アブラナ科(Brassicaceae)ハナダイコン属(Hesperis)
	の越年草。西アジア・ヨーロッパ原産。
	 高さ約70センチメートル。
	 5〜6月、香りのよい淡紫色の四弁花を総状につける。
	 「ハナスズシロ(花蘿蔔,花清白)」とも呼ぶ。
	○(2)[俗][植]ショカツサイ(諸葛菜)の俗称。
	 ⇒しょかつさい(ショカツサイ,諸葛菜)
はなだいろ
	【縹色】
	【花田色】
	○[色]藍染めで、浅黄(アサギ)と藍の中間の濃さ。
	 「桔梗色(ききょういろ,きちこういろ)」,「露草色(ツユクサイロ)」と
	も呼ぶ。
	 参照⇒あいいろ(藍色),つゆくさいろ(露草色)
	◎C=38,M=62,Y=18,B=0。
はなたうえ《はたたうゑ》
	【花田植え】
	【花田植】
	○[農]田植え祭りの一つ。
	 中国地方の山間部の村で、由緒ある田を共同で田植えするも
	の。
	 太鼓・笛・鉦(カネ)などのにぎやかな囃子(ハヤシ)にあわせて田
	植え唄を歌い、飾りたてた牛に代掻(シロカ)きをさせ、豊作を祈
	願する。
	 現在は芸能化している。
	◎2011(平成23)広島県の壬生(ミブ)の花田植、ユネスコの無形
	文化遺産に登録。
はなたけ
	【鼻茸】
	○[病]鼻ポリープの別称。
	 ⇒はなぽりーぷ(鼻ポリープ)
★はなたれ
	【洟垂れ】
	○(1)
	○(2)[俗][建]⇒はっか(白華)
はなつめくさ
	【ハナツメクサ】
	【花爪草】
	○[植]シバザクラ(芝桜)の別称。
	 ⇒しばざくら(シバザクラ,芝桜)
ばーなーど
	【バーナード】
	◇[英]Bernard
	○[人]英語圏の男性の名前。
	◎フランス語の「ベルナール(Bernard)」に相当する。
はなとおじさん《はなとをぢさん》
	【花と小父さん】
	○[楽]浜口庫之助(クラノスケ)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌は伊東きよ子。
	◎1967. 6.(昭和42)コロムビアから発売。
はなとちょう《はなとてふ》
	【花と蝶】
	○[楽]川内康範作詞、杉本雅夫作曲の歌謡曲。
	 歌は森進一。
	◎1968(昭和43)。
はなどんこ
	【花どんこ】
	【花冬磨z
	○[食]⇒どんこ(どんこ,冬)
★ばなな
	【バナナ】
	【甘蕉】
	◇banana、[学]Musa acuminata
	○(1)[植]ショウガ目(Zingiberales)バショウ科(Musaceae)バ
	ショウ属(Musa)の大形多年草。
	 実に種はない。
	 実は甘くてそのまま食べるが、近縁種に蒸したり煮たりして
	食べるデンプン質のプラタノ(platano)がある。
	 実の皮は緑色で熟すと黄色になり、食べごろにはハニースポッ
	トと呼ばれる茶色い点々が現れる。
	 「実芭蕉(ミバショウ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぷらたの(プラタノ)
	◎食物繊維(センイ)とカリウムを豊富に含む。
	 実の皮を踏むと滑(スベ)るので、よくコントやマンガなどに
	扱われる。
	 昭和時代、青いバナナは米櫃(コメビツ)の中に入れて追熟(ツイジュ
	ク)させていた。
	 1963(昭和38)輸入自由化。
	○(2)[古](海軍軍人の隠語)時と場所を選んで痛飲する酒豪。
	◎バナナは「(ミ)バショウの実」だから、「場所飲み」に洒落(シャレ)
	たもの。
	○(3)[古][俗]南アフリカ共和国が人種差別政策(アパルトヘイ
	ト)をとっていた当時に、現地黒人からの日本人への蔑称。
	 参照⇒あぱるとへいと(アパルトヘイト)
	◎「外見は黄色い(有色人)が中身は白い(白人)」の意味。
ばななきょうわこく
	【バナナ共和国】
	◇[英]banana republic
	○[俗]経済・政情に不安定な中南米の小国。
ばななちっぷ
	【バナナチップ】
	【バナナ・チップ】
	◇[英]banana chip
	○[食]⇒ばななちぷす(バナナチプス,バナナ・チプス)
ばななちぷす
	【バナナチプス】
	【バナナ・チプス】
	◇[英]banana chips
	○(1)[食]バナナの実のスライスを油で揚げた菓子。
	 「バナナチップ(banana chip)」とも呼ぶ。
	○(2)[食]バナナの実のスライスを乾燥させた菓子。
	 「バナナチップ」とも呼ぶ。
ばななぼーと
	【バナナ・ボート】
	◇[英]Day-O/Banana Boat Song
	○[楽]ハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte)・バージェス
	(Lord Burgess)・アタウェイ(William Attaway)の作詞・作曲、
	井田誠一訳詞の歌謡曲。
	 歌は浜村美智子/江利チエミ。
	 歌の出だしは"Day-o,day-o/Daylight come and me wan'go 
	home"。
	◎1956(昭和31)アメリカで、ベラフォンテが歌いヒット。
	 1957(昭和32)浜村美智子でレコード発売。
ばななるとう《ばななるたう》
	【バナナル島】
	◇[葡]Ilha do Bananal、[英]Bananal Island
	○[地]ブラジル中東部、トカンティンス州(Estado de Tocant-
	ins)にある、アラグアイア川(Rio Araguaia)の川州(カワス)。
	 面積2万平方キロメートルで、世界最大。
はなにら
	【ハナニラ】
	【花韮】
	○(1)[植]([学]Ipheion uniflorum)ユリ目(Liliales)ユリ科
	(Liliaceae)ハナニラ属(Ipheion)の多年草。南アメリカ原産。
	 葉は緑色扁平で幅狭く、傷付けるとニラに似た臭気がある。
	 観賞用に秋植の球根類として栽培される。
	 春、高さ約15センチメートルの花茎に、直径約3センチメー
	トルの白色または薄紫色の六弁花を星型に開く。
	 「ブロディア(brodiea,brodiaea)」,「ベツレヘムの星(star-of-
	Bethlehem)」,「セイヨウアマナ(西洋甘菜)」とも呼ぶ。
	○(2)[食]ニラ(ユリ科)の花茎。
	 中国料理で炒(イタ)め物などに使われる。
★はなぬきけいこく
	【花貫渓谷】
	◇[日]Hananuki Keikoku
	○茨城県高萩市(タカハギシ)。
はなのうてな
	【花の台】
	○[仏]⇒れんげざ(蓮華座)
★はなのき
	【ハナノキ】
	【花の木】
	【花木】
	◇[学]Acer pycnanthum
	○[植]ムクロジ目(Sapindales)カエデ科(Aceraceae)カエデ属
	(Acer)の落葉高木。
	◎愛知県の県木。
はなのごしょ
	【花の御所】
	○[古]⇒むろまちどの(室町殿)
はなのぴゅんぴゅんまる
	【花のピュンピュン丸】
	○[TV]忍者ピュンピュン丸が活躍する時代劇アニメ。
	 原作は「つのだじろう」の『忍者あわて丸』。
	 放送はNET(現:テレビ朝日)系列、全26回。
	◎1967. 7. 3〜1967. 9.18(昭和42〜1967(昭和42)12回、放送。
	 1969.12.29〜1970. 3.30(昭和44〜1970(昭和45)14回、放送。
はなのぶりゅーげる
	【花のブリューゲル】
	◇[英]Flower Bruegel/Velvet Bruegel
	○[人]⇒[3]ぶりゅーげる(ブリューゲル)
はなはさくらぎひとはぶし
	【花は桜木人は武士】
	○[慣用句]花の中では桜が最もすぐれているように、人の中で
	は武士が最もすぐれている。
	 「花は三吉野(ミヨシノ)人は武士」ともいう。
	◎江戸時代、身分制度で「士農工商」と格付けされていたことか
	ら。
はなはっか《はなはくか》
	【ハナハッカ】
	【花薄荷】
	○[植]⇒おれがの(オレガノ)(1)
はなばっどきち
	【ハナバッド基地】
	◇[英]Khanabad air base
	○[歴][軍]⇒はなばーどきち(ハナバード基地)
はなばどきち
	【ハナバド基地】
	◇[英]Khanabad air base
	○[歴][軍]⇒はなばーどきち(ハナバード基地)
はなばーどきち
	【ハナバード基地】
	◇[英]Khanabad air base
	○[歴][軍]ウズベキスタン南部、カルシー(Karshi)近郊の空軍
	基地。
	 「ハナバード空軍基地」,「ハナバド基地」,「ハナバッド基地」と
	も呼ぶ。
	◎アメリカ軍、アフガニスタンとの対テロ戦争、イラク戦争で
	後方支援基地として使用。
	 2005. 7.29(平成17)ウズベキスタン政府、アメリカ軍の撤退
	を文書で正式要求。
	 2005.11.21(平成17)正式に閉鎖。
はなばーどくうぐんきち
	【ハナバード空軍基地】
	◇[歴][英]Khanabad air base
	○[軍]⇒はなばーどきち(ハナバード基地)
はなはどこへいった
	【花はどこへ行った】
	◇[英]Where Have All The Flowers Gone
	○[楽]ピート・シーガー(Pete Seeger)・作詞作曲、おおたた
	かし訳詞の歌謡曲。
	 歌はフォーククルセイダーズ。
	◎1962(昭和37)キングストン・トリオ(Kingston Trio)の歌で
	ヒット。
はなはみよしのひとはぶし
	【花は三吉野人は武士】
	○[慣用句]⇒はなはさくらぎひとはぶし(花は桜木人は武士)
★はなび
	【花火】
	◇[英]firework
	○
	 夜に打ち上げる色の着いた火の外に、日中に打ち上げる色の
	着いた煙を出すもの、ドーンという破裂音を出すもの、旗や落
	下傘などが出て来る役物などがある。
	 参照⇒うちあげはなび(打ち上げ花火,打上げ花火)
	◎花火の色:参照⇒えんしょくはんのう(炎色反応,焔色反応)
	 音の花火は、運動会や選挙などの催し物の合図に使用される。
	◎近代的花火は、14世紀後半、イタリアで生れたとされる。
	 日本で最初に花火が記録されたのは、1613(慶長18)イギリス
	国王ジェームズ一世の使者ジョン・セリース(John Saris)が駿
	府城(スンプジョウ)の徳川家康をたずねて打ち上げたもの。
	 江戸の花火屋:⇒かぎや(鍵屋)(2),たまや(玉屋)(3)
はなびしそう《はなびしさう》
	【ハナビシソウ】
	【花菱草】
	◇[学]Eschscholzia californica、[英]California poppy
	○[植]キンポウゲ目(Ranunculales)ケシ科(Papaveraceae)ハナ
	ビシソウ属(Eschscholzia)の多年草。カリフォルニア原産。
	 「カリフォルニアポピー」とも呼ぶ。
	◎カリフォルニア州の州花。
はなびらもち
	【花びら餅】
	【花弁餅】
	○(1)[食]正月、皇室で神前に供えるモチ(餅)。
	 蜜漬けのゴボウ(牛蒡)をモチで包んだもの。
	 「宮中雑煮」とも呼ぶ。
	○(2)[食]和菓子の一つ。
	 甘煮のゴボウと薄紅色のミソアン(味噌餡)を、薄いモチでカ
	シワモチ(柏餅)のように二つに折りに挟み包んだもの。
	 「ひしはなびら(菱葩)」とも呼ぶ。
ぱなふぁこむ
	【パナファコム】
	【PANAFACOM】
	○[古][経]松下(パナソニック)系がコンピュータ部門への進出
	を目指して設立した会社。しかし、挫折して撤退。
	◎1973(昭和48)松下電子工業と富士通によりパナファコム
	株式会社、設立。
	 1987(昭和62)ユーザック電子工業がパナファコム株式会社を
	吸収・合併し株式会社PFUとなる。
	 参照⇒ぴーえふゆー(PFU)
★はなふだ
	【花札】
	○カルタの一種。花合せに用いる札。また、その遊び・賭博(ト
	バク)。
	 「はながるた(花ガルタ,花骨牌,花歌留多)」とも、単に「花」と
	も呼ぶ。
	 参照⇒おいちょかぶ(おいちょかぶ),こいこい(こいこい,コ
	イコイ),かるた(カルタ,かるた,歌留多,骨牌)
	◎1月:松。
	 2月:梅。
	 3月:桜。
	 4月:藤。
	 5月:燕子花(カキツバタ)(あやめ)。
	 6月:牡丹(ボタン)。
	 7月:萩(ハギ)。
	 8月:薄(ススキ)(俗に坊主,月)。
	 9月:菊。
	 10月:紅葉。
	 11月:柳(俗に雨)。
	 12月:桐。
	◎1は「ピン」とも呼ばれ、「ピンからキリ(桐)まで」の言葉は俗
	説。この「キリ」は「クルス(十字架)」の転で、「十」を意味する。
はなぽりーぷ
	【鼻ポリープ】
	◇[英]nasal polyp、[羅]polypus nasales
	○[病]鼻粘膜にできた一種のはれもの(腫物)。
	 多くは副鼻腔炎や鼻炎などの分泌物の刺激によって生じた、
	滑らかで灰白色を呈する組織塊。
	 鼻閉塞・嗅覚障害などを引き起す。
	 「鼻茸(はなたけ,びじょう)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ちくのうしょう(蓄膿症)
ぱなま
	【パナマ】
	【巴奈馬】
	◇Panama
	○(1)中央アメリカ南東端の共和国。
	 首都は同名のパナマ(Panama)。
	 言語はスペイン語。
	〈面積〉
	 7万7,082平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)177万人。
	 1988(昭和63)232万人。
	 2000(平成12)283万9,200人。
	 2004(平成16)304万2,800人。
	◎1903(明治36)コロンビアより独立。
	○(2)パナマ共和国の首都。
	 北緯8.97°、西経79.53°の地。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)43万人。
	 2000(平成12)41万6,000人。
	 2004(平成16)44万5,800人。
	○(3)パナマ帽(Panama hat)の略称。
	○(4)[植]パナマ草(ソウ)の略称。
	 ⇒ぱなまそう(パナマソウ,パナマ草)
ぱなまうんが
	【パナマ運河】
	◇[英]Panama Canal
	○南北アメリカ大陸を結ぶパナマ地峡(チキョウ)を開削(カイサク)し、
	太平洋と大西洋を連絡させた海洋運河。
	 総延長約82キロメートル。
	◎フランスの建設失敗を受け、1903(明治36)パナマ運河条約で
	アメリカ合衆国がグランコロンビアからのパナマ独立支援(シエン)
	の見返りとして、建設権と両岸一帯の永久租借権を得て着工、
	1914(大正 3)竣工(シュンコウ)。
	 アメリカの戦略上の要衝で、第二次世界大戦中は最大6万7
	千人、東西冷戦時には平均1万人の兵員を駐留。
	 カーター政権時代の1977(昭和52)新運河条約が締結され、
	1999.12.31(平成11)正午にパナマ政府へ管理・運営権が返還さ
	れて、アメリカ軍も撤退。
	◎1898(明治31)米西戦争当時、太平洋のアメリカ軍艦は南米大
	陸を回ってスペインの植民地だったキューバに向かわなければ
	ならなかった。そこで太平洋とカリブ海をつなぐ近道としてア
	メリカが建設したもの。
はなまがり
	【鼻曲り】
	【鼻曲がり】
	○(1)鼻筋(ハナスジ)が曲がっていること。また、その人。
	○(2)性質がひねくれていること。また、そういう人。つむじ
	曲がり・へそ曲がり。
	○(3)[俗][魚]生殖期のサケ(鮭)のオス(雄)の俗称。
	 この時期のオスの吻(フン)の部分は突き出て下に曲がっている。
はなまき
	【花巻】
	◇[日]Hanamaki
	○(1)⇒はなまきし(花巻市)
	○(2)[交]⇒はなまきえき(花巻駅)
はなまきえき
	【花巻駅】
	○[交]岩手県花巻市にある、JR東北本線・釜石線(カマイシセン)の
	駅。
	 東北本線:村崎野(ムラサキノ)駅(北上市)と花巻空港駅の間。
	 釜石線:似内(ニナイ)駅の次で、ターミナル駅(起点)。
はなまきくうこうえき《はなまきかうくうえき》
	【花巻空港駅】
	○[交]岩手県花巻市にある、JR東北本線の駅。
	 花巻駅と石鳥谷(イシドリヤ)駅(石鳥谷町)の間。
	◎1988. 3.13(昭和63)二枚橋(ニマイバシ)駅から改称。
はなまきし
	【花巻市】
	◇[日]Hanamaki Shi
	○岩手県中部の市。南部・西部を北上市に接する。
	〈面積〉
	 385.40平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1980(昭和55)6万8,875人。
	 2000(平成12)7万2,995人。
	◎もと奥州街道の宿場町。
	 1613(慶長18)南部2万石の城下町。
	 1954(昭和29)花巻町・湯口村・湯本村・矢沢村・宮野目(ミヤノ
	メ)村・太田村の1町5村が合併して市制施行。
	 1955(昭和30)笹間村を編入。
★ぱなまそう《ぱなまさう》
	【パナマソウ】
	【パナマ草】
	◇[学]Carludovica palmata
	○[植]タコノキ目(Pandanales)パナマソウ科(Cyclanthaceae)
	パナマソウ属(Carludovica)の大形常緑多年草。熱帯アメリカ
	原産。
	 高さ2〜4メートル。
	 パナマ帽などの原材料として栽培される繊維作物。
	 単に「パナマ」とも呼ぶ。
★はなまつり
	【花まつり】
	◇[西]
	○[楽]アルゼンチンの民謡。
はなまつり
	【花祭り】
	【花祭】
	○(1)4月8日に行われる灌仏会(カンブツエ)の通称。
	 ⇒かんぶつえ(灌仏会,灌佛會)
	◎春の季語。
	○(2)愛知県奥三河地方で旧暦十一月十五日前後(新暦11月末か
	ら1月)に行われる神事。
	 愛知県北設楽郡(キタシタラグン)一帯で行われる神事舞踊で、湯立
	神楽(ユダテカグラ)を中心とする。
	 あらかじめ定められた人家の土間(ドマ)や神社の拝殿で、花
	禰宜(ハナネギ)・宮人(ミョウド)などにより徹夜で行われる。
	 「霜月神楽(シモツキカグラ)」,「花神楽(ハナカグラ)」,「霜月祭」とも呼ぶ。
	◎冬の季語。
	◎「花山祭」の略で、花山院(カザンイン)の霊を慰めるものとも伝え
	られる。
はなまめ
	【花豆】
	◇[学]Phaseolus coccineus、[英]runner bean
	○[植][農]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)インゲン属(Pha-
	seolus)のベニバナインゲン(紅花隠元)の通称。また、その豆。
	 熱帯では多年生、温帯では一年生で、中央アメリカ原産。花
	は朱紅色でインゲンより大きい。豆果もインゲンより大粒。
	 日本では始め観賞用に「花豆」の名で栽培され、のち食用に一
	年作物として栽培。
	◎紫花豆:豆が紫色のもの。主に長野県で栽培。
	 白花豆:豆が白いもの。主に北海道で栽培。
はなまる
	【花丸】
	○[俗][教]作品などに書き記す「大変良く出来ました」の意味の
	赤丸またはゴム印。二重に丸を描いて、さらにその周囲を花飾
	りの円弧(エンコ)、ゴム印ではサクラの花びらで取り囲んだもの。
	 丸(可)・二重丸(良)より上位(優)とする。
★はなみ
	【花見】
	○
	◎醍醐(ダイゴ)の花見
はなみがわく《はなみがはく》
	【花見川区】
	◇[日]Hanamigawa Ku
	○千葉県千葉市北西部の区。南東部を稲毛区、南西部を美浜区
	に接し、北部を八千代市、北東部を佐倉市、東部を四街道市、
	西部を習志野市に隣接。
はなみずき《はなみづき》
	【ハナミズキ】
	○[楽]一青窈(ヒトト・ヨウ)作詞、マシコタツロウ作曲の日本テレビ
	系列「火曜サスペンス劇場」のテーマ曲。
	 歌は一青窈。
	◎2004(平成16)放送。
★はなみずき《はなみづき》
	【ハナミズキ】
	【花水木】
	◇[英]flowering dogwood、[学]Benthamidia florida
	○[植]ミズキ目(Cornales)ミズキ科(Cornaceae)ヤマボウシ属
	(Benthamidia)の落葉小高木。
	 参照⇒やまぼうし(ヤマボウシ,山法師)
	◎アメリカ合衆国ノースカロライナ州の州花(American dog-
	wood)。
はなみょうが《はなめうが》
	【花ミョウガ】
	【花茗荷】
	○[植][食]ミョウガの花穂。
	 ⇒みょうが(ミョウガ,茗荷)
はなむれやま
	【花牟礼山】
	◇[日]Hanamure Yama
	○[地]大分県大分郡(オオイタグン)庄内町(ショウナイチョウ)西部にある火
	山。標高1,173メートル。
★ばなめい
	【バナメイ】
	◇[学]Litopenaeus vannamei
	○[動]エビ目(十脚目)(Decapoda)クルマエビ科(Penaeidae)
	リトペナエウス属(Litopenaeus)のエビ。中南米原産。
	 15センメートルチ前後とやや小形。
	 台湾・東南アジアなどで養殖され、クルマエビ・ブラックタ
	イガー、小さいものはシバエビ(芝蝦)の代用にする。
	 「バナメイエビ(バナメイ蝦)」とも呼ぶ。
	◎1991(平成 3)輸入が始まる。
ばなめいえび
	【バナメイエビ】
	【バナメイ蝦】
	◇[学]Litopenaeus vannamei
	○[動]⇒ばなめい(バナメイ)
はなめがね
	【鼻メガネ】
	【鼻眼鏡】
	○(1)鼻筋を挟(ハサ)んで支える、耳にかけるツル(蔓)のないメ
	ガネ。
	 「パンセネ([フ]pince-nez)」とも呼ぶ。
	◎"pince-nez"は「鼻で留める([英]peg nose)」の意味。
	○(2)メガネを鼻先にずり落してかけること。
	 老眼の人が、遠くは直接、近くはレンズを通して見るために
	行うもの。
はなやさい
	【ハナヤサイ】
	【花椰菜】
	【花野菜】
	○[農]カリフラワー(cauliflower)の別称。
	 ⇒かりふらわー(カリフラワー)
はなやしき
	【花屋敷】
	○(1)多くの花樹を栽培し、人々の観賞に供する庭園。
	○(2)東京都台東区の旧浅草公園にある遊園地。
	 ⇒あさくさはなやしき(浅草花やしき,浅草花屋敷)
	○(3)[俗]東京都台東区東向島(ヒガシムコウジマ)にある百花園の通
	称。
	 ⇒むこうじまひゃっかえん(向島百花園)
	○(4)兵庫県川西市の地名。
	 阪急宝塚本線の雲雀丘花屋敷(ヒバリガオカハナヤシキ)駅がある。
	 川西市には花屋敷山手町(ハナヤシキヤマテチョウ)もある。
	○(5)兵庫県宝塚市の地域名。
	 地名としては花屋敷荘園(ハナヤシキソウエン)・花屋敷つつじガ丘(ハナ
	ヤシキツツジガオカ)・花屋敷松ガ丘(ハナヤシキマツガオカ)がある。
★はなやなぎ
	【ハナヤナギ】
	◇[学]Chondria armata
	○[植]イギス目(Ceramiales)フジマツモ科(Rhodomelaceae)ヤ
	ナギノリ属(Chondria)の海洋性紅藻。
	 参照⇒どーもいさん(ドーモイ酸)
はなやなぎ
	【花柳】
	○[服]襲(カサネ)の色目の一つ。表は白、裏は青。春の装束(ショウゾ
	ク)。
はなやまさんとう《はなやまさんたう》
	【花山三湯】
	○宮城県北部、栗原市(クリハラシ)西部の花山本沢(ハナヤマホンサワ)、栗
	駒山(クリコマヤマ)南麓にある、温湯(ヌルユ)温泉・湯ノ倉(ユノクラ)温泉
	・湯浜(ユバマ)温泉の総称。
	 栗駒五湯でもある。
	 参照⇒くりこまごとう(栗駒五湯)
	◎旧住所は栗原郡(クリハラグン)花山村(ハナヤマムラ)本沢(ホンサワ)。
はなやまぶき
	【花山吹】
	○[服]⇒やまぶきがさね(山吹襲)
はなやまむら
	【花山村】
	◇[日]Hanayama Mura
	○[古]宮城県北部、栗原郡(クリハラグン)の村。
	 本沢(ホンサワ)には栗駒五湯でもある花山三湯がある。
	 参照⇒はなやまさんとう(花山三湯)
	〈面積〉
	 158.90平方キロメートル。
	 境界未定がある。
	〈人口〉
	 1995(平成 7)1,732人。
	◎2005. 4. 1(平成17)栗原郡の全9町1村が合併して栗原市を
	発足。
はなよてん
	【花四天】
	○[劇]歌舞伎で、捕手(トリテ)・雑兵(ゾウヒョウ)などの役が着る赤
	系統の花模様をあしらった、馬簾(バレン)の付いていない木綿の
	四天。
	 参照⇒よてん(四天)(2)
	◎江戸時代、捕手は遊郭の男衆(オトコシュウ)から駆り集められてい
	た。
★[1]はなよめ
	【花嫁】
	◇[英]bride
	○
	◎六月の花嫁:⇒じゅーんぶらいど(ジューンブライド,ジュー
	ン・ブライド)
	〈ヨーロッパの言い伝え〉
	 結婚式の際に花嫁が身に着けていると幸せになれるという四
	つのもの(Something Four)。
	 純潔を表す青い物(Something blue)。
	 白く新しい物(Something New)。
	 家に伝わる物、特に祖母・母から贈られたもの(Something 
	Old)。
	 友人や隣人から借りた物(Something Borrowed)。
	◎スペイン語:ノビア(novia)。
	 ポルトガル語:ノイバ(noiva)。
[2]はなよめ
	【花嫁】
	○[楽]北山修作詞、端田宣彦作曲の歌謡曲。
	 歌ははしだのりひことクライマックス。
	◎1971(昭和46)。
はなよめにんぎょう《はなよめにんぎやう》
	【花嫁人形】
	○[楽]蕗谷虹児(フキヤ・コウジ)作詞、杉山はせを(長谷夫)作曲の童
	謡。
	◎1923(大正12)「令女界」に発表。
ばならし
	【バナラシ】
	◇Banarasi/Vanarasi
	○インド北部の都市ベナレス(Benares)、正称バラナーシー(Va-
	ranasi)の誤称。
	 ⇒べなれす(ベナレス)
はなれいわん
	【ハナレイ湾】
	◇[英]Hanalei Bay
	○[地]ハワイ諸島カウアイ島(Kauai Island)北岸にある湾。
はなれざる
	【離れ猿】
	○群れから離れ、単独で行動している野生のサル(猿)。
	 生育した若いオスザルは生れた群れから離れて行動するのが
	普通である。
	 参照⇒こけざる(こけ猿)(1)
はなわ《はなは》
	【塙】
	◇[日]hanawa/Hanawa
	○(1)[地]山などの突き出た場所。また、小高く盛り上がった
	場所。
	○(2)⇒はなわまち(塙町)
はなわ
	【花輪】
	◇[日]Hanawa
	○(1)秋田県北東部、鹿角市(カヅノシ)の中心地。
	 平安時代末期から伝わる「花輪ばやし」は日本三大ばやしの一
	つ。
	○(2)[交]⇒はなわえき(花輪駅)
はなわえき
	【花輪駅】
	○[交]群馬県勢多郡(セタグン)東村(アズマムラ)大字花輪にある、わ
	たらせ渓谷鉄道の駅。
	 水沼(ミズヌマ)駅(黒保根村)と中野(ナカノ)駅の間。
	◎JR花輪線には鹿角花輪(カヅノハナワ)駅がある。
はなわせん
	【花輪線】
	○[交]JR東日本が運行する、東北本線好摩(コウマ)駅(岩手県)
	〜奥羽本線大館(オオダテ)駅(秋田県)間の鉄道路線。
	 営業区間106.9キロメートル。
	〈停車駅〉
	 好摩駅・東大更(ヒガシオオブケ)駅・大更駅・平館(タイラダテ)駅・
	北森駅・松尾八幡平(マツオハチマンタイ)駅・安比高原(アッピコウゲン)駅・
	赤坂田(アカサカタ)駅・小屋の畑(コヤノハタ)駅・荒屋新町(アラヤシンマチ)駅
	・横間(ヨコマ)駅・田山(タヤマ)駅・兄畑(アニハタ)駅・湯瀬温泉(ユゼオン
	セン)駅・八幡平駅・陸中大里(リクチュウオオサト)駅・鹿角花輪(カヅノハナワ)
	駅・柴平(シバヒラ)駅・十和田南(トワダミナミ)駅・末広(スエヒロ)駅・土
	深井(ドブカイ)駅・沢尻(サワジリ)駅・十二所(ジュウニショ)駅・大滝温
	泉(オオタキオンセン)駅・扇田(オウギタ)駅・東大館駅・大館駅。
	◎1923(大正12)秋田鉄道により大館駅〜陸中花輪駅(現:鹿角花
	輪駅)間、全通。
	 1931(昭和 6)国鉄により好摩駅〜陸中花輪駅間、開通。
	 1934(昭和 9)秋田鉄道、国有化。
はなわどこへいった《はなはどこへいつた》
	【花はどこへ行った】
	○[楽]⇒はなはどこへいった(花はどこへ行った)
はなわまち《はなはまち》
	【塙町】
	◇[日]Hanawa Machi
	○福島県南東部、東白川郡(ヒガシシラカワグン)の町。
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