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百 科 辞 書 《はいな》 編集:獨 澄旻
-------- はいな ------------------------------------------------
ばいな
【バイナ】
◇[露]voina
○(ロシア語で)戦争。
◎ロシア文字では"война"。
★ぱいなっぷる
【パイナップル】
◇[英]pineapple
○(1)[植]([英]Ananas comosus)イネ目(Poales)パイナップル
科(Bromeliaceae)パイナップル属(Ananas)の常緑多年草。熱帯
アメリカ原産。
通年開花。酸性土壌を好む。
肥大した花柄と子房を食用にする。
「アナナス(ananas)」とも呼ぶ。
和略語で「パイン」とも、「鳳梨([中]fengli)(ホウリ)」とも呼ぶ。
◎海のパイナップル(ocean pineapple):⇒ほや(ホヤ,海鞘)
◎名称は「松(pine)」の「リンゴ(apple)」の意味で、果実が「松毬
(マツカサ)(pinecone)」に似ることから。
パイナップル目(Bromeliales)とも。
○(2)[俗]ジャンケンで、「パー」の別称。
参照⇒じゃんけん(じゃんけん,ジャンケン,じゃん拳)
○(3)[俗](アメリカ軍で)手榴弾(シュリュウダン)。
⇒しゅりゅうだん(手榴弾)
ぱいなっぷるぷりんせす
【パイナップル・プリンセス】
◇[英]Pineapple Princess
○[楽]リチャード・シャーマン(Richard M.Sherman)・ロバー
ト・シャーマン(Robert B.Sherman)兄弟による作詞・作曲の歌
謡曲。
◎1961(昭和36)漣健児の訳詞、田代みどりの歌でレコード発売。
ばいなはてん
【バイナハテン】
◇[独]Weihnachten(ヴァイナハテン)
○[宗]キリストの降誕祭(クリスマス)。
⇒くりすます(クリスマス)
◎フローエ・バイナハテン(Frohe Weihnachten!):メリー・ク
リスマス。
ばいなり
【バイナリ】
◇[英]binary
○(1)[形][数]二進法の、二進数の。
○(2)[数][計]二進法・二進数。
⇒にしんほう(二進法,2進法)
ばいなりー
【バイナリー】
◇[英]binary
○[数][形]⇒ばいなり(バイナリ)
はいなんたお
【ハイナンタオ】
【海南島】
◇[中]Hainan Dao
○[地]⇒かいなんとう(海南島)
はいなんとう《はいなんたう》
【海南島】
◇[中]Hainan Dao
○[地]⇒かいなんとう(海南島)
はいにょうきん《はいねうきん》
【排尿筋】
◇[英]urinary detrusor
○[医]袋状の膀胱(ボウコウ)を形成している平滑筋。
通常は弛緩(シカン)していて、排尿時には副交感神経の骨盤神
経を介して収縮する。
「膀胱排尿筋」とも呼ぶ。
参照⇒ぼうこう(膀胱),にょうどうかつやくきん(尿道括約筋)
はいねけん
【ハイネケン】
◇[登録商標]Heineken
○[食]オランダのビール会社。
はいねす
【ハイネス】
◇[英]highness
○(1)高さ、高度。高位。高率。高価。
○(2)(Highness)殿下。
ヨーロッパ大陸では「セリーン・ハイネス(Serene Highness)」,
「セレニティー(Serenity)」とも呼ぶ。
◎陛下(Majesty):⇒まじぇすてぃ(マジェスティ)(3)
閣下(Excellency):⇒えくせれんし(エクセレンシ)
はいねつはつでん
【廃熱発電】
◇[英]cogeneration
○⇒こじぇねれーしょん(コジェネレーション)
はいねめでぃんびょう
【ハイネ・メディン病】
◇[独]Heine-Medinsche Krankheit、[英]Heine-Medin disease
○[病]⇒きゅうせいかいはくずいえん(急性灰白髄炎)
◎病名は、ドイツの医師ハイネ(J.Heine)が初めて記載し、の
ちスウェーデンの医師メディン(K.Medin)が詳しく研究したこ
とから。
ぱいねらすぐん
【パイネラス郡】
◇[英]Pinellas County
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)のフロ
リダ半島西部のパイネラス半島(Pinellas Peninsula)から成る
郡。北東部をヒルズバーグ郡(Hillsborough County)に接し、
東部をタンパ湾(Tampa Bay)、西部をメキシコ湾に面する。
郡都はクリアウォーター(Clearwater)。
〈人口〉
1980(昭和55)72万0,683人。
1990(平成 2)85万1,659人。
2000(平成12)92万1,482人。
2005(平成17)92万8,032人。
はいのう《はいなう》
【背嚢】
◇[英]knapsack、[独]Rucksack
○物品を入れて背中に背負う方形のカバン(鞄)。革製やズック
製がある。
おもに軍人が行軍の際に用いる。
参照⇒りゅっくさっく(リュックサック),らんどせる(ランド
セル)
はいのすいようび《はひのすいえうび》
【灰の水曜日】
◇[英]Ash Wednesday
○[宗](カトリック教会で)四旬節(シジュンセツ)(Lent)の初日。
懺悔(ザンゲ)の象徴として、信者の頭に灰を振りかけたり、
額に灰で十字を記(シル)したりする。
「聖灰水曜日」とも呼ぶ。
参照⇒しじゅんせつ(四旬節)
はいのり
【背乗り】
○[俗](国外の情報機関などが)身寄りのない日本人を拉致(ラチ)
して戸籍を乗っ取り、スパイを日本に潜伏させてその日本人に
なりすまし、日本や韓国などで工作活動を行う行為。
旧ソ連・北朝鮮などによって行われ、北朝鮮による日本人拉
致は日本以外でも、ヨーロッパなどで行われていた。
「なりすまし(成り済まし)」とも呼ぶ。
参照⇒ろくきゅうごぶたい(六九五部隊,695部隊)
◎「背」は「背景(ハイケイ)」の意味。
はいぱー
【ハイパー】
◇[英]hyper-
○[接頭辞]「越えて」,「越えた」,「過度の」,「極度の」,「非常な」を
表す語形成要素。
⇔[1]はいぽ(ハイポ)(1)
◎ハイパーユーリセミア(hyperuricemia):高尿酸血症。
ハイパートニア(hypertonia):高血圧症。
ハイパーカリミア(hyperkalemia):高カリウム血症。
ぱいぱー
【パイパー】
◇[英]piper
○笛(pipe)を吹く人・笛吹き。
ばいばい
【バイバイ】
◇[英]bye-bye
○[幼児語]⇒[1]ぐっどばい(グッドバイ)
◎中国語では「拜拜(baibai)(拝拝)」を当てる。
はいぱーおぴあ
【ハイパーオピア】
◇[英]hyperopia
○[医]⇒えんし(遠視)
はいぱーおれくしあ
【ハイパーオレクシア】
◇[英]hyperorexia
○[病](英語で)過食症。
⇒かしょくしょう(過食症)
はいぱーがみー
【ハイパーガミー】
◇[英]hypergamy
○(女性の)上昇婚・玉の輿(コシ)。
社会的地位・学歴などの高い人と結婚すること。
◎ハイポガミー(hypogamy):(女性の)下降婚。(男性の)上昇婚
・逆玉(ギャクタマ)。
はいぱーかりみあ
【ハイパーカリミア】
◇[英]hyperkalemia
○[病]⇒こうかりうむけっしょう(高カリウム血症)
はいぱーかるせみあ
【ハイパーカルセミア】
◇[英]hypercalcemia
○[病]高カルシウム血症。
血液1デシリットル当たり10.5ミリグラム以上をさす。
はいぱーかれみあ
【ハイパーカレミア】
◇[英]hyperkalemia(ハイパーカリミア)
○[病]⇒こうかりうむけっしょう(高カリウム血症)
はいぱーきゅーぶ
【ハイパーキューブ】
◇[英]hypercube
○[数]超立方体。
参照⇒てせらくと(テセラクト)
はいぱーしん
【ハイパーシン】
◇[英]hypersthene
○[鉱]⇒しそきせき(シソ輝石,紫蘇輝石)
★ばいぱす
【バイパス】
◇[英]bypass
○[交]
「迂回道路」,「副道」とも呼ぶ。
参照⇒そくどう(側道)
はいぱーすしん
【ハイパースシン】
◇[英]hypersthene
○[鉱]⇒しそきせき(シソ輝石,紫蘇輝石)
はいぱーてんしょん
【ハイパーテンション】
◇[英]hypertension
○[病]⇒こうけつあつしょう(高血圧症)
◎「低血圧症」は「ハイポテンション(hypotension)」。
はいぱーとにあ
【ハイパートニア】
◇[英]hypertonia
○[病]⇒こうけつあつしょう(高血圧症)
はいぱーふぇいじあ
【ハイパーフェイジア】
◇[英]hyperphagia
○[病](英語で)過食症。
⇒かしょくしょう(過食症)
はいぱーぷにあ
【ハイパープニア】
◇[英]hyperpnea/hyperpnoea
○[医]⇒かこきゅう(過呼吸)
はいぱーぷねあ
【ハイパープネア】
◇[英]hyperpnea/hyperpnoea
○[医]⇒かこきゅう(過呼吸)
はいぱーめとろぴあ
【ハイパーメトロピア】
◇[英]hypermetropia
○[医]⇒えんし(遠視)
はいばら
【榛原】
◇[日]Haibara
○(1)⇒はいばらく(榛原区)
○(2)⇒はいばらぐん(榛原郡)
○(3)⇒[交]はいばらえき(榛原駅)
○(4)[古]⇒はいばらちょう(榛原町)
はいばらえき
【榛原駅】
○[交]奈良県宇陀市(ウダシ)榛原萩原(ハイバラハギハラ)にある、近鉄
大阪線の駅。
長谷寺(ハセデラ)駅(桜井市)と室生口大野駅の間。
◎旧住所は宇陀郡(ウダグン)榛原町(ハイバラチョウ)。
はいばらく
【榛原区】
◇[日]Haibara Ku
○奈良県北東部、宇陀市(ウダシ)中北部の区。
◎旧住所は宇陀郡(ウダグン)榛原町(ハイバラチョウ)。
はいばらぐん
【榛原郡】
◇[日]Haibara Gun
○静岡県中央部・南部の郡。
吉田町(ヨシダチョウ)・川根町(カワネチョウ)・川根本町(カワネホンチョウ)の
町。
◎2004. 4. 1(平成16)御前崎町(オマエザキチョウ)、小笠郡(オガサグン)
浜岡町(ハマオカチョウ)と合併して御前崎市を発足。
2005. 5. 5(平成17)金谷町(カナヤチョウ)、島田市に編入。
2005. 9.20(平成17)中川根町(ナカカワネチョウ)と本川根町(ホンカワネチョ
ウ)が合併して川根本町を発足。
2005.10.11(平成17)相良町(サガラチョウ)と榛原町(ハイバラチョウ)が
合併して牧之原市(マキノハラシ)を発足。
◎奈良県宇陀郡(ウダグン)には榛原町(ハイバラチョウ)があった。
はいばらちょう《はいばらちやう》
【榛原町】
◇[日]Haibara Cho
○(1)[古]静岡県南部、榛原郡(ハイバラグン)の町。
◎2005.10.11(平成17)相良町(サガラチョウ)と合併して牧之原市(マキ
ノハラシ)を発足。
○(2)[古]奈良県北東部、宇陀郡(ウダグン)の町。
八咫烏(ヤタガラス)神社がある。
参照⇒はいばらく(榛原区),やたがらすじんじゃ(八咫烏神社)
◎2006. 1. 1(平成18)宇陀郡の大宇陀町(オオウダチョウ)・菟田野町
(ウタノチョウ)・榛原町・室生村(ムロウムラ)の3町1村が合併して宇陀
市を発足。
ばいばりうむ
【バイバリウム】
◇[英](単数形)vivarium/(複数形)vivaria
○(1)[生]生態動植物園。
自然の生息状態をまねて作った環境での飼育・栽培・展示場。
「ビバリウム」とも呼ぶ。
参照⇒びおとーぷ(ビオトープ)
○(2)[生]生物を飼育観察するための容器。
「ビバリウム」とも呼ぶ。
はいばるいち
【ハイバル1】
◇Khaybar-1
○[軍]レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラ(Hez-
bollah)のロケット弾。
参照⇒ひずぼら(ヒズボラ)
はいばるちく
【ハイバル地区】
◇[英]Khyber Agency
○⇒かいばるちく(カイバル地区)
はいばるとうげ《はいばるたうげ》
【ハイバル峠】
◇[英]Khyber Pass
○[地]⇒かいばるとうげ(カイバル峠)
はいばるぱふとぅんはしゅう《はいばるぱふつんはしう》
【ハイバル・パフトゥンハ州】
◇[英]Khyber Pakhtunkhwa Province
○⇒かいばるぱしゅとぅんはしゅう(カイバル・パシュトゥン
ハ州)
はいばるわん
【ハイバル1】
◇Khaybar-1
○[軍]⇒はいばるいち(ハイバル1)
はいばん
【胚盤】
○(1)[動]魚類・頭足類(トウソクルイ)・爬虫類(ハチュウルイ)・鳥類(チョウル
イ)などの端黄卵(タンオウラン)で、原形質が多く卵黄の少ない部分。
将来は分割して胚(ハイ)形成のもととなる動物極(ドウブツキョク)
付近で、卵の一端に小円盤状を成している。
俗称は「卵(タマゴ)の眼(メ)」。
参照⇒たいが(胎芽)(1)
○(2)[植]イネ目(Poales)イネ科(Poaceae)植物にみられる、特
有な胚の一部域。
発芽の際に胚乳から貯蔵物質(養分)を吸収する組織。
○(3)[虫]昆虫の原基。
★はいはんちけん
【廃藩置県】
○[歴]明治政府が、幕藩体制の解体を推し進め、中央集権的国
家体制を樹立するために行なった政治改革。
1871(明治 4. 7.14)郡県制度を実施、261藩が廃止され3府
302県、さらに年末には3府72県に整理された。1888(明治21)
琉球処分の結果、3府43県となり昭和に至る。
この結果、地方行政は中央政府によって任命・派遣された府
知事・県令が担当し、旧藩の年貢は政府の収入となり、統一国
家体制が成立。知藩事(旧藩主)は免官になり、強制的に東京に
住まいを移された。
◎琉球藩・沖縄県は「琉球王朝(リュウキュウオウチョウ)」を参照。
はいばんほう《はいばんはう》
【胚盤胞】
○[動]卵子が精子と受精して分割し、5日程度たった受精卵。
1〜2日後に子宮に着床する。
参照⇒はいばんほういしょく(胚盤胞移植)
はいばんほういしょく《はいばんはういしよく》
【胚盤胞移植】
○[医]着床率を高めるため、体外受精卵を胚盤胞にまで成長さ
せて子宮に移植する不妊治療法。
二卵性双生児が胎盤を共有したり、一卵性双生児が正常に分
離せず結合した双生児(結合双胎)となる事例が報告されている。
「長期培養法」とも呼ぶ。
参照⇒たいがいじゅせい(体外受精)
はいびすかす
【ハイビスカス】
◇[羅]hibiscus
○(1)[植]アオイ目(Malvales)アオイ科(Malvaceae)フヨウ属の
属名。
暖帯・熱帯を中心に約200種あり、ムクゲ・アオイ・オクラ
・ブッソウゲなど。
主に、紅色の大きな花が咲く。
◎ハワイの州花。
○(2)[植]ブッソウゲ(仏桑華,仏桑花)の鑑賞用園芸品種の名前。
参照⇒ぶっそうげ(ブッソウゲ,仏桑華,仏桑花)
はいふー
【ハイフー】
【海虎】
◇[中]Haihu
○[軍]台湾(中華民国)海軍のディーゼル式ハイルン(海龍)型潜
水艦(795)。
約2,400トン。
◎1988. 4.(昭和63)就役。
はいぶ
【廃部】
○[教]クラブ・クラブ活動を廃止すること。
はいふぁ
【ハイファ】
◇Haifa
○(1)(Mehoz Hefa)⇒はいふぁちく(ハイファ地区)
○(2)イスラエル北西部、ハイファ地区北部にある行政所在地。
港湾都市・工業都市。
南方にカルメル山(Mount Carmel)がある。
参照⇒かるめるさん(カルメル山)
〈人口〉
1993(平成 5)24万6,500人。
1995(平成 7)25万2,300人(推計)。
はいふぁちく
【ハイファ地区】
◇[ヘブライ語]Mehoz Hefa、[英]Haifa District
○イスラエル北西部の地区。
行政所在地はハイファ。
はいふぁどおり《はいふあどほり》
【ハイファ通り】
◇[英]Haifa Street/Hayfa Street
○イラクの首都バグダッド中心部、チグリス川南岸に沿った通
り。
◎フセイン時代、学者や医師らにアパートを割り当てる。
暫定政府時代、米軍管理区域に近く武装勢力が潜んでいたこ
とから、反米勢力の拠点都市ファルージャに因(チナ)み「リトル
・ファルージャ(Little Fallujah)」とも呼ばれた。
ばいふうかん《ばいふうくわん》
【培風館】
○[経]理工学系の専門書・教科書を主とする出版社。
本社は東京都千代田区九段南。
◎1924.12.15(大正13)山本慶治により創業。
★はいふうやなぎだる
【誹風柳多留】
○[文]江戸中期・後期に刊行された川柳句集。
略称は「柳樽(ヤナギダル)」。
ぱいふぇ
【パイフェ】
◇[独]Pfeife
○(1)(ドイツ語で)ホイッスル([英]whistle)。
⇒ほいっする(ホイッスル)
○(2)(ドイツ語で)パイプ([英]pipe)。
はいふき《はひふき》
【灰吹き】
【灰吹】
○(1)煙草盆(タバコボン)に入っている竹筒。
キセル(煙管)の雁首(ガンクビ)をポンと叩きつけ、灰・吸い殻
などを落とし込むもの。
「吐月峰(トゲッポウ)」,「だこ(唾壺,唾壷)」とも呼ぶ。
参照⇒とげっぽう(吐月峰)(3),がんくび(雁首)(1)
○(2)[冶]灰吹き法の略称。
⇒はいふきほう(灰吹き法,灰吹法)
○(3)[冶]灰吹き銀の略称。
⇒はいふきぎん(灰吹き銀,灰吹銀)
はいふきぎん《はひふきぎん》
【灰吹き銀】
【灰吹銀】
○[冶]灰吹き法で精錬した銀。
室町中期以降、銀地金(ギンジガネ)として貨幣的取扱いを受け、
秤量して広く取引きされた。
佐渡・秋田・石見などのものが知られる。
単に「はいふき(灰吹き,灰吹)」とも呼ぶ。
参照⇒はいふきほう(灰吹き法,灰吹法)
★はいふきほう《はひふきはふ》
【灰吹き法】
【灰吹法】
◇[英]cupellation
○[冶]古くから行われている金・銀の精錬法。
金・銀を含んだ貴鉛(キエン)を反射炉の中のくぼみのある灰に
入れて空気を送り込み、鉛を灰に吸収させて純度の高い金や銀
を得る方法。
単に「はいふき(灰吹き,灰吹)」とも呼ぶ。
参照⇒きえん(貴鉛)
ばいふす
【バイフス】
◇[独]Beifuss
○[植](ドイツ語で)ヨモギ(蓬)。
⇒よもぎ(ヨモギ,蓬)
★はいぶつきしゃく
【廃仏毀釈】
【排仏棄釈】
○[歴]1868. 3.(慶応 4)(明治元年)神仏分離令が出されると、
各地で仏像・仏具の破壊や経文を焼くなどの廃仏毀釈運動が起
きた。
参考⇒きょうぶしょう(教部省)
◎明治初年、江戸六地蔵の一つで著名だった深川の永代寺が、
廃仏毀釈に遭い廃寺となった。
はいぶつせいあい
【拝物性愛】
◇[英]fetishism/fetichism
○[心]⇒ふぇてぃしずむ(フェティシズム)(4)
はいぶらう
【ハイブラウ】
◇[英]highbrow
○(1)学問・教養のある人。知識人・文化人。
「ハイブロー」とも呼ぶ。
参照⇒ろーぶらう(ローブラウ),みどるぶらう(ミドルブラウ)
○(2)学問・教養を鼻にかける人。インテリぶる人。
「ハイブロー」とも呼ぶ。
◎「額(brow)が広い(high)人」の意味。
「ハイブロー」より「ハイブラウ」の方が原音に近い。
はいぶりっど
【ハイブリッド】
◇[英]hybrid
○(1)[生](動植物の)雑種・交雑種。混血種。
○(2)(異種類の)混成物。
◎ハイブリッド・カー
○(3)[言]混成語・混交語・混種語。
参照⇒くれおーるご(クレオール語),りんがふらんか(リンガ
フランカ)(1),ぴじんご(ピジン語)(1)
ばいぶる
【バイブル】
◇[英]bible
○(1)[聖](the Bible)キリスト教・ユダヤ教の聖書。
○(2)(ある分野で)権威のある書物。
◎古代ギリシア語の「ビブロス(biblos)(書物)」から。
ばいぷれいん
【バイプレイン】
◇[英]biplane
○[空]⇒ふくようき(複葉機)
ばいぷれーん
【バイプレーン】
◇[英]biplane
○[空]⇒ふくようき(複葉機)
はいぶろー
【ハイブロー】
◇[英]highbrow
○⇒はいぶらう(ハイブラウ)
はいぶんほうそく《はいぶんはふそく》
【配分法則】
○[数]⇒ぶんぱいほうそく(分配法則)
はいへい
【廃兵】
【癈兵】
○[古][軍]傷痍軍人の旧称。
⇒しょういぐんじん(傷痍軍人)
◎廃兵院:⇒おてるでざんばりっど(オテル・デザンバリッド)
ばいへい
【貝幣】
◇[中]beibi
○[歴]⇒ほうばい(倣貝)
はいへいいん《はいへいゐん》
【廃兵院】
◇[フ]Hotel des invalides
○[建]⇒おてるでざんばりっど(オテル・デザンバリッド)
ばいぺど
【バイペド】
◇[英]biped
○[動]二足動物。
人類や鳥類など。
ばいべん
【買弁】
【買辧】
◇[中]maibian
○(1)[歴]明・清代、宮廷用物品や官庁の必要品を調達した仲
買人。
○(2)[歴]([葡]comprador)旧中国で外国商社が中国商人と取引
する際、その仲介を請け負った特殊な商人。
広東貿易時代に、外国商館・領事館や外国船に食料など必需
品を供給する特定の商人を指す。
1842(天保13)南京条約により特許商人制度が廃止された後、
外国商社などに保証金を入れて結合し、外国商社の取引の際に
手数料・通貨鑑定料などの中間搾取(サクシュ)を得て蓄財。のち工
場・鉄道・船舶などを経営。20世紀初頭には財閥を形成した。
外国帝国主義の政治的・経済的代理人の役を果たして民族資
本と対立し、中国の半植民地化を導いた。
中華人民共和国は、これら買弁資本を没収し、それらの企業
を国営とした。
「コンプラドール」とも呼ぶ。
参照⇒せっこうざいばつ(浙江財閥),しだいかぞく(四大家族)
◎買弁的性格は商人だけではなく官僚・軍閥にも存在していた。
○(3)[経](転じて)外国資本に奉仕して私利を得、自国民の利
益を抑圧(ヨクアツ)・搾取(サクシュ)する土着の資本。また、その資本
家。
◎「売国奴」と同じ程度の蔑称。
◎買弁資本
[1]はいほー
【ハイホー】
◇[英]heigh-ho
○(英語で)「やれやれ」,「あーあ」などの間投詞・擬音語。
落胆・疲労・失望、退屈・驚きなどに発する言葉。
◎中国語:⇒あいやー(アイヤー)
[2]はいほー
【ハイホー】
◇[英]Heigh-Ho
○[楽]ディズニー・アニメ『白雪姫(Snow White)』に登場する
七人の小人(seven dwarfs)が歌う曲。
ラリー・モリー(Larry Morey)作詞、フランク・チャーチル
(Frank Churchill)作曲。
参照⇒しちにんのこびと(七人の小人)
[1]はいぽ
【ハイポ】
◇[英]hypo-
○(1)[接頭辞]「下に、以下、より少ない、少し」を表す語形成
要素。
⇔はいぱー(ハイパー)
◎パイポクシア(hypoxia):低酸素症。
ハイポトニア(hypotonia):低血圧症。
ハイポカリミア(hypokalemia):低カリウム血症。
ハイポポタセミア(hypopotassemia):低カリウム血症。
ハイポエミア(hypoemia):虚血。
ハイポグライセミア(hypoglycemia):低血糖。
ハイポサラムス(hypothalamus):視床下部。
ハイポフィシス(hypophysis):下垂体・脳下垂体。
○(2)[接頭辞][化]「次亜」を表す語形成要素。
◎母音の前では"hyp-"に成る。
[2]はいぽ
【ハイポ】
◇[英]sodium hyposulfite
○[俗][写]⇒ちおりゅうさんなとりうむ(チオ硫酸ナトリウム)
はいぽえみあ
【ハイポエミア】
◇[英]hypoemia
○[病]⇒きょけつ(虚血)
はいぽがみー
【ハイポガミー】
◇[英]hypogamy
○(女性の)下降婚。(男性の)上昇婚。
社会的地位・学歴などの高い女性と結婚すること。
◎ハイパーガミー(hypergamy):(女性の)上昇婚・玉の輿(コシ)。
はいぽかりみあ
【ハイポカリミア】
◇[英]hypokalemia
○[病]⇒ていかりうむけっしょう(低カリウム血症)
はいぽかれみあ
【ハイポカレミア】
◇[英]hypokalemia(ハイポカリミア)
○[病]⇒ていかりうむけっしょう(低カリウム血症)
★はいぼく
【敗北】
○
◎敗北を喫(キッ)する
ぱいぽくしあ
【パイポクシア】
◇[英]hypoxia
○[病]低酸素症。
◎貧血性低酸素症(anemic hypoxia)。
低酸素性低酸素症(hypoxic hypoxia)。
アノクシア(anoxia):酸素欠乏症。
はいぽぐらいせみあ
【ハイポグライセミア】
◇[英]hypoglycemia
○[病]⇒ていけっとう(低血糖)
はいぽさーみあ
【ハイポサーミア】
◇[英]hypothermia
○(1)[医]⇒ていたいおんほう(低体温法)
○(2)[病]⇒ていたいおんしょう(低体温症)
はいぽさらむす
【ハイポサラムス】
◇[英]hypothalamus
○[医]⇒ししょうかぶ(視床下部)
ばいぽっど
【バイポッド】
◇[英]bipod
○(1)二本足の台・二脚。
◎モノポッド(monopod):一脚。
トライポッド(tripod):三脚。
○(2)[軍]軽機関銃の銃口部を支える、折り畳み・開閉式の二
脚。
はいぽてんしょん
【ハイポテンション】
◇[英]hypotension
○[病]⇒ていけつあつしょう(低血圧症)
◎「高血圧症」は「ハイパーテンション(hypertension)」。
はいぽとにあ
【ハイポトニア】
◇[英]hypotonia
○[病]⇒ていけつあつしょう(低血圧症)
はいぽふぃしす
【ハイポフィシス】
◇[英](単数形)hypophysis/(複数形)hypophyses
○[動][医]⇒のうかすいたい(脳下垂体)
はいぽぽたせみあ
【ハイポポタセミア】
◇[英]hypopotassemia
○[病]⇒ていかりうむけっしょう(低カリウム血症)
ばいぽーら
【バイポーラ】
◇[英]bipolar
○(1)[形]相反する・両極端の。
○(2)[電][化](陰陽・正負などの)二極の・二極式の。
○(3)[電][化](相反する)両極性の・正反対の。
○(4)[地](南北)両極地の。
○(5)[医]バイポーラ型電気メスの略称。
⇒ばいぽーらがたでんきめす(バイポーラ型電気メス)
◎モノポーラ(monopolar):⇒ものぽーら(モノポーラ)
ばいぽーらがたでんきめす
【バイポーラ型電気メス】
◇[英]bipolar electric knife
○[医]ピンセット状の電気メスで、両側の先端を組織に当てて
焼灼(ショウシャク)・切開するもの。
切開部はやや大きくなるが局所麻酔でも使用でき、患者にペ
ースメーカがあっても問題が少ない。
和略語は「バイポーラ」。
参照⇒ものぽーらがたでんきめす(モノポーラ型電気メス)
ばいぽーらでぃすおーだー
【バイポラディスオーダー】
◇[英]bipolar disorder
○[心][病]双極性障害(気分障害)の英語名。
⇒きぶんしょうがい(気分障害)
★ばいぽーらとらんじすたー
【バイポーラトランジスター】
【バイポーラ・トランジスター】
◇[英]bipolar transistor
○[電]双極性トランジスター。
★はいぽりまー
【ハイポリマー】
◇[英]high polymer
○[化]
「高重合体」とも呼ぶ。
参照⇒ぽりまー(ポリマー)
はいぼーる
【ハイボール】
◇[米]highball、[英]whisky and soda
○[食]ウイスキー・ジンなどをソーダ水または水で割り、砕い
た氷が入ったグラスに注いだ、カクテルの一種。
はいまーと
【ハイマート】
◇[独]Heimat
○(1)ふるさと(古里)・郷里・生地。
○(2)祖国・故国。
○(3)(動植物の)原産地、生息地。
◎「ハイム(Heim)(我が家)」から。
[1]はいむ
【ハイム】
◇Georg Heym(ゲオルク・ハイム)
○[人]ドイツの詩人(1887〜1912)。
ドイツ表現主義の先駆者。
作品は詩集『永遠の日』など。
[2]はいむ
【ハイム】
◇Aribert Heim(アリベルト・ハイム)
○[人]ドイツの医師(1914. 6.28〜1992. 8.10)。
1941.10.〜11.(昭和16)オーストリア北部のリンツ(Linz)近郊
のマウトハウゼン強制収容所(Mauthausen concentration camp)
で収容者に人体実験などを行う。
1962(昭和37)国外へ逃亡。
1997(平成 9)アリベルト・ハイム名義の銀行口座(約2億円)
が発見される。
「ドクター・デス(Dr.Death)」,「死の医師」と呼ばれた。
参照⇒めんげれ(メンゲレ)
◎2009. 2. 4(平成21)ドイツ公共第2テレビ(ZDF)、1992年
8月10日にエジプトのカイロで腸ガンにより死去(78歳)と報道。
2012. 9.(平成24)1992年の死亡がほぼ確定。
はいむりっくほう《はいむりつくはふ》
【ハイムリック法】
◇[英]Heimlich maneuver
○[医]気道から異物を取り除く救急救命法。
ばいめたりずむ
【バイメタリズム】
◇[英]bimetallism
○[経](金・銀の)複本位制。
⇒ふくほんいせい(複本位制)(2)
ばいめたる
【バイメタル】
◇[英]bimetal
○[電]熱膨張率の異なる二種の金属の薄板を一枚に貼り合わせ
たもの。
温度が上昇すると熱膨張率の小さい方に湾曲し、低下すると
熱膨張率の大きい方に湾曲する。
温度変化に伴い湾曲も敏感に変化し、メタル温度計などに利
用する。
電流を流す接点に使用すると自動温度調節器となる。
はいめんとび
【背面跳び】
○[運]走り高跳びの跳び方の一つ。
背を下にした仰向けの姿勢で、バーを跳び越えるもの。
「ウエスタンロール(Western roll)」,「フォズベリーフロップ
(Fosbury flop)」とも呼ぶ。
⇔べりーろーる(ベリーロール)
◎「フォズベリー」は、1968(昭和43)メキシコ・オリンピックの
アメリカ人選手フォズベリー(Dick Fosbury)(1947〜)の名前か
ら。
はいやー
【ハイヤー】
◇[英]hired car
○[交]営業所などに待機し、客の注文で客先に出掛け、送迎を
行う貸し切り乗用車。
タクシーのように乗客を求めて市街を流すことはない。
参照⇒たくしー(タクシー)
◎英語の「ハイアー(hire)」は「賃借り・賃借料」の意味。
[1]ばいやー
【バイヤー】
◇[英]buyer
○(1)[経]買い手・仕入係。
⇔せらー(セラー)(1)
○(2)[経](特に)外国から買い入れに来た貿易業者。
[2]ばいやー
【バイヤー】
◇Johan Weyer(ヨハン・バイヤー)
○[人]スイスの医師・悪魔研究家(demonologist)(1515〜1588)。
バーゼル(Basel)生れ。
ばいやくぶがいひん《ばいやくぶぐわいひん》
【売薬部外品】
○[古][薬]医薬部外品の旧称。
⇒いやくぶがいひん(医薬部外品)
ばいやす
【バイヤス】
◇[英]bias
○⇒ばいあす(バイアス)(3)
ばいやーる
【バイヤール】
◇[フ]Bayeur、[伊]Baiardo、[英]Bayard(ベイヤード)、[蘭]
Beiaard
○(1)[人]英雄的なフランスの騎士(1473〜1524)。
○(2)[文]12世紀ころの『中世騎士物語』に登場する、ルノー
・ド・モントーバン(Renaud de Montauban)の馬。
人語を解するという不思議な馬。
参照⇒ふーいなむ(フーイナム)
ばいゆー
【バイユー】
◇Bayeux
○フランス北西部のノルマンディー地方、バス・ノルマンディ
ー地域圏(Region Basse-Normandie)北部のカルバドス県(De-
partement du Calvados)の町。
北緯49.28°、西経0.70°の地。
〈人口〉
1982(昭和57)1万4,568人。
1990(平成 2)1万4,704人。
1999(平成11)1万5,403人。
はいゆうざ《はいいうざ》
【俳優座】
○[劇]1944. 2.10(昭和19)青山杉作・千田是也(センダ・コレヤ)・東
野英治郎(トウノ・エイジロウ)・小沢栄太郎・東山千栄子(ヒガシヤマ・チエコ)
らが結成した新劇の劇団。
1949.11.(昭和24)俳優座演劇研究所創立・付属俳優養成所開
校。
1954. 4.20(昭和29)六本木(ロッポンギ)に俳優座劇場を建設し
開場式を挙行。
1966. 3.(昭和41)俳優養成所を廃止し、翌月桐朋(トウホウ)学園
短期大学演劇科として発足。
1978. 7.(昭和53)俳優座劇場の改築に着工、1980. 9.20(昭
和55)竣工。
はいよう《はいえふ》
【肺葉】
◇[英]lobe of the lung
○[医]哺乳類の肺(lung)の、切れ込みによって大きく区分する
ときの呼称。
ヒトでは、左肺が上肺葉(upper lobe)・下肺葉(lower lobe)
の二つに、右肺が上肺葉・中肺葉(middle lobe)・下肺葉の三
つに区分される。
◎上肺葉・中肺葉・下肺葉は、それぞれ上葉・中葉・下葉とも
呼ぶ。
はいよう《はいえふ》
【胚葉】
◇[英]germ layer/embryonic layers
○[動]後生動物(metazoa)の発生初期の胚に形成される細胞層。
二層〜三層の層状を成し、外側から外胚葉(ectoderm)・中胚
葉(mesoderm)・内胚葉(endoderm)と呼ばれ、各胚葉は後にそれ
ぞれ特定の器官と成る。
参照⇒たいが(胎芽)(1)
◎動物は、単細胞の原生動物(protozoa)、中胚葉を持たない二
胚葉動物(diploblastic animal)、三胚葉動物(triploblastic
animal)と進化してきた。
参照⇒さんはいようどうぶつ(三胚葉動物,3胚葉動物)
はいよう
【廃用】
○用をなさなくなること。
◎廃用症候群,廃用牛
ばいよう《ばいえふ》
【貝葉】
◇[梵]pattra(木の葉)
○⇒ばいたらよう(貝多羅葉)
はいようぎゅう《はいようぎう》
【廃用牛】
○[農]年老いて乳の出が悪くなった、または怪我などで飼育す
る必要がなくなった牛。
通常は食肉用として処理場に出荷・解体される。
参照⇒へたりうし(へたり牛),はいけい(廃鶏)
★はいようしょうこうぐん《はいようしやうこうぐん》
【廃用症候群】
◇[英]disuse syndrome
○[病]怪我や病気などで、身体の一部や全体を動かさない状態
を続けた場合に起こる一群の二次的障害。
身体的機能の萎縮や低下が起き、うつ状態など精神的な機能
にも影響が出る。
また、災害などによって健康な人でも起こることがある。
対策はリハビリテーション。
「廃用性症候群」,「生活不活発病」とも呼ぶ。
はいようせいじゃくし
【廃用性弱視】
◇[学]amblyopia ex anopsia、[英]deprivation amblyopia
○[病]不同視から、視力の弱い方の眼が長期間使われない状態
によって起こる弱視。
はいようせいしょうこうぐん《はいようせいしやうこうぐん》
【廃用性症候群】
◇[英]disuse syndrome
○[病]⇒はいようしょうこうぐん(廃用症候群)
はいら
【波夷羅】
○[仏]薬師十二神将(ジンショウ)の一つ。文殊菩薩(モンジュボサツ)を
本地(ホンジ)とする未(ヒツジ)の刻(午後2時ころ)の守護神。
「ばいら(波夷羅)」,「婆耶羅(バヤラ)」とも呼ぶ。
参照⇒じゅうにじんしょう(十二神将)
ばいら
【波夷羅】
○[仏]⇒はいら(波夷羅)
ぱいら
【パイラ】
○(1)[古][海](明治時代に)パイロット(pilot)(水先案内人)。
○(2)(転じて)ぽん引き。
◎横浜の船員言葉が語源という。
はいらいと
【ハイライト】
◇[登録商標]hi-lite
○日本の紙巻煙草(カミマキタバコ)の銘柄。
◎1960. 6.(昭和35)発売。
1968. 5. 1(昭和43)20本入、80円に値上げ。
ぱいらいと
【パイライト】
◇[英]pyrite
○(1)[鉱]⇒おうてっこう(黄鉄鉱)
○(2)[鉱](copper pyrite)⇒おうどうこう(黄銅鉱)
ぱいらしー
【パイラシー】
◇[英]piracy
○(1)海賊行為。
参照⇒かいぞく(海賊)
○(2)著作権侵害。
ばいらす
【バイラス】
◇[英]virus
○[医]⇒ういるす(ウイルス)
[1]はいらっくす
【ハイラックス】
◇[英]hyrax
○[哺]イワダヌキ目(ハイラックス目)(Hyracoidea)ハイラック
ス科(Procaviidae)の哺乳類の総称。
前肢に4本、後肢に3本の指があり、分類学上はゾウの近縁
とされる。
「イワダヌキ(岩狸)」,「コーニー([英]coney)」,「ダシー([英]
dassie)」,「ダス([英]das)」とも呼ぶ。
〈ハイラックス科〉
ハイラックス属(Procavia)。
イワハイラックス属(Heterohyrax)。
キノボリハイラックス属(Dendrohyrax)。
◎「コーニー」は「アナウサギ(穴兎)」も指す。
[2]はいらっくす
【ハイラックス】
◇[登録商標]HILUX
○[交]トヨタ自動車(株)のピックアップトラック。
ハイラックス・ヴィーゴ(VIGO)。
ハイラックス・サーフ:⇒はいらっくすさーふ(ハイラック
スサーフ)
はいらっくすさーふ
【ハイラックス・サーフ】
◇[登録商標]HILUX SURF
○[交]トヨタ自動車(株)のスポーツ用多目的車(SUV)。
海外販売名は「4ランナー(4Runner)」。
◎1984. 5.(昭和59)発売。
はいらーと
【ハイラート】
◇[独]heirat、[英]marriage
○(ドイツ語で)結婚・結婚式。
はいらる
【ハイラル】
【海拉爾】
【海拉尓】
◇Hailar、[中]Haila'er
○⇒はいらるく(ハイラル区,海拉爾区,海拉尓区)
はいらるく
【ハイラル区】
【海拉爾区】
【海拉尓区】
◇Hailar、[中]Haila'er Qu
○中国北部、内モンゴル自治区(Neimenggu Zizhiqu)北東部の
フルンブイル(Hulun Buir)(呼倫貝爾<Hulunbei'er>)の区。商
業都市。
◎清代に建城。
満州国当時、ソ満国境の地で関東軍により要塞が築かれる。
★はいらん
【排卵】
◇[英]ovulation
○[医]
◎一般には低温期から高温期に変わる際(排卵日)に排卵される。
その後、月経がなく高温期が21日以上続いていれば妊娠して
いる可能性が高い。
はいらんず
【ハイランズ】
◇[英]the Highlands
○[地]イギリス北部、スコットランド北部の山岳地帯。
北西ハイランズと南東のグランピア山地(Grampian Mountains)
から成る。
参照⇒はいらんどしゅう(ハイランド州)
はいらんだー
【ハイランダー】
◇[登録商標]HIGHLANDER
○[交]トヨタ自動車(株)のスポーツ用多目的車(SUV)クルー
ガーV(KLUGER V)の海外名。
[1]はいらんど
【ハイランド】
◇[英]highland
○高地・高原。山地。
[2]はいらんど
【ハイランド】
◇[英]Highland
○(1)(Highland Region)⇒はいらんどしゅう(ハイランド州)
○(2)アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California
State)南部にあるサンバーナディノ郡(San Bernardino Coun-
ty)の郡都サンバーナディノの東郊。
○(3)アメリカ合衆国中東部、インディアナ州(Indiana State)
北西端にあるレイク郡(Lake County)北西部の町。
はいらんどしゅう《はいらんどしう》
【ハイランド州】
◇[英]Highland Region
○イギリス北部、スッコトランド北部の州。
州都はインバネス(Inverness)。
参照⇒はいらんず(ハイランズ)
◎1975. 4. 1(昭和50)アーガイル州(Argyll Region)の一部を
編入。
はいらんどぱいぷ
【ハイランドパイプ】
◇[英]highland pipe
○[楽]⇒ばぐぱいぷ(バグパイプ)
ばいりき
【バイリキ】
◇Bairiki
○太平洋中西部、キリバス共和国の首都。ギルバート諸島タラ
ワ(Tawara)環礁の南東部にある。
〈人口〉
1990(平成 2) 2,226人。
2001(平成13)2万5,100人(推計)。
◎パリキール(Palikir)はミクロネシア連邦の首都。
はいりげんだむ
【ハイリゲンダム】
◇Heiligendamm
○ドイツ北東部、メクレンブルクフォアポンメルン州(Bundes-
land Mecklenburg Vorpommern)北部バートドーベラン郡(Bad
Doberan Kreis)北部の町。
北緯54.15°、東経11.83°の地。
バルト海のメクレンブルク湾(Mecklenburger Bucht)に面す
るリゾート地で、ロストク(Rostock)の西北西に位置する。
◎2007. 6. 6〜 8(平成19)第33回サミット(主要先進国首脳会
議)を開催。
ばいりせつざん
【梅里雪山】
◇[中]Meilixueshan
○[地]中国南西部、雲南省(Yunnan Sheng)北西部のデチェン・
チベット族(迪慶蔵族)自治州(Diqing Zangzu Zizhizhou)徳欽
県(Deqin Xian)とチベット(西蔵)自治区の境にある怒山山脈
(Nushan Shanmai)の山。主峰喀格薄峰(Kagebo Feng)(カワカブ
峰,[英]Kawagabo Peak)は標高6,740メートルで、雲南省の最高
峰。
中国名は「メイリシュエシャン」。
◎「喀(ka)」は代用で、正しくは「(「卜」の下に「下」)(ka)」。
ばいりーむ
【バイリーム】
◇[英]bireme
○[歴][海]古代ギリシア・ローマ時代の、櫂(カイ)(オール)が2
段になったガレー船([英]galley)。
参照⇒がれー(ガレー)(1)
ぱいりんとくべつし
【パイリン特別市】
◇[クメール語]Krong Pailin、[英]Pailin City
○カンボジア西部の特別市。北部・東部・南部をバッタンバン
州(Khet Battambang)に接し、西部をタイ王国に隣接。
〈面積〉
803平方キロメートル。
〈人口〉
1998(平成10)2万2,906人(3月3日現在)。
2005(平成17)3万2,690人(推計)。
はいる
【ハイル】
◇[独]Heil
○(ドイツ語で)万歳(バンザイ)。
◎ジークハイル(Sieg Heil):勝利万歳。
ハイル・ヒトラー(Heil Hitler):⇒はいるひとらー(ハイル
・ヒトラー)
★ばいる
【バイル】
◇Hermann Klaus Hugo Weyl(ヘルマン・バイル)
○[人]ドイツの数学者(1885.11. 9〜1955.12. 8)。
1933(昭和 8)アメリカに亡命。
「ヴァイル」,「ハーマン・ワイル」とも呼ぶ。
[1]ぱいる
【パイル】
◇[英]pile
○(1)積み重ね。堆積(タイセキ)。山。
○(2)(火葬用の)積み薪(マキ)。
○(3)[電]電堆(デンツイ)(voltaic pile)・電池。
○(4)[古][原](初期の)原子炉(atomic pile)。
黒鉛のブロックを積ね上げて造ったことから。
現在は「原子炉(nuclear reactor)」と呼ぶ。
◎ラテン語の「柱(pila)」から。
[2]ぱいる
【パイル】
◇[英]pile
○(1)[建]土木・建築の基礎工事で、地中に打ち込む杭(クイ)。
◎コンクリート・パイル,シート・パイル
○(2)(アーチェリーなどの)矢尻。
◎ラテン語の「投げ槍(pilum)」から。
[3]ぱいる
【パイル】
◇[英]pile
○(1)ビロード・絨毯(ジュウタン)・コール天・毛布・タオル地な
どの織物の地組織から出ている、表面のケバ(毳,毛羽)・総(フサ)
・輪奈(ワナ)の類。
「けあし(毛脚,毛足)」とも呼ぶ。
◎ループパイル(loop pile),カットパイル(cut pile),ツイス
トパイル(twist pile)
○(2)パイル織りの略称。
⇒ぱいるおり(パイル織り)
◎ラテン語の「毛(pilus)」から。
ぱいるおり
【パイル織り】
○生地の片面または両面にケバ(毳,毛羽)・総(フサ)・輪奈(ワナ)
を織り出した織物。ビロード・絨毯(ジュウタン)・コール天・毛布
・タオル地など。また、その織り方。
単に「パイル」とも、「毛足(ケアシ)織り」,「添毛(テンモウ)織物」とも
呼ぶ。
ぱいるかーぺっと
【パイルカーペット】
◇[英]pile carpet
○表面を平らにした絨毯(ジュウタン)。
参照⇒るーぷかーぺっと(ループカーペット)
はいるひとらー
【ハイル・ヒトラー】
◇[独]Heil Hitler
○[歴]ナチス・ドイツ時代の敬礼、またはその時に唱える言葉。
ナチス党員や軍人が総統ヒトラーに忠誠を誓い、右手を右前
方に高く上げ、両足のブーツの踵(カカト)を強く打ち合わせる
([英]click)。
第二次世界大戦後、ドイツは法的に禁止している。
参照⇒くりっく(クリック)(5)
◎右手を真っ直ぐ上げる敬礼は古代ローマ式。
ばいれい
【梅嶺】
◇[中]Meiling
○中国中央部、湖北省(Hubei Sheng)(コホクショウ)の省都武漢市(Wu-
han Shi)(ブカンシ)近郊の景勝地、東湖(Dong Hu)にある毛沢東主
席の別邸。
ぱいれきしあ
【パイレキシア】
◇[英]pyrexia
○(1)[医]発熱。
○(2)[病]熱病。
はいれぐ
【ハイレグ】
◇[和製英語]high leg cut、[英]high cut leg lines
○[服]女性用の水着やレオタードなどで、脚を長く見せるため
に裾の両側を深くカットしたもの。
参照⇒れおたーど(レオタード)
ぱいれくしあ
【パイレクシア】
◇[英]pyrexia
○[医]発熱。
ぱいれーつ
【パイレーツ】
◇[英](複数形)pirates
○⇒かいぞく(海賊)
ぱいれーと
【パイレート】
◇[英](単数形)pirate
○⇒かいぞく(海賊)
はいれまい
【ハイレマイ】
◇[マオリ語]haere mai
○ようこそ([英]welcome)。
ぱいろ
【パイロ】
◇[英]pyro-
○[接頭辞]「火・熱」を表す語形成要素。
◎パイロフォビア(pyrophobia):火恐怖症。
パイロマンシー(pyromancy):炎占い・火炎占い。
パイロマニア(pyromania):放火癖・放火狂。
パイロメーター(pyrometer):⇒こうおんけい(高温計)
パイロテクニクス(pyrotech・nics):花火製造術。
ばいろいと
【バイロイト】
◇Bayreuth
○ドイツ南東部、バイエルン州(Bundesland Bayern)の都市。
参照⇒ばいろいとおんがくさい(バイロイト音楽祭)
◎もと西ドイツ地区。
ばいろいとおんがくさい
【バイロイト音楽祭】
◇[独]Bayreuther Festspiele
○[楽]ドイツ南東部の都市バイロイトで毎年夏に行われる音楽
祭。
ワグナーが自作の楽劇を理想的に上演するため建設した祝祭
劇場で、7〜8月にワーグナーの舞台作品だけを上演する。
◎1876(明治 9)『ニーベルンゲンの指輪』全曲が初演されたの
に始まる。
はいろう《はいらう》
【肺労】
【肺癆】
○[古][病]肺結核の旧称。
⇒はいけっかく(肺結核)
はいろう
【牌楼】
◇[中]pailou
○博覧会や中華街などに設ける中国風の装飾門。
参照⇒しゅれいもん(守礼門)
ばいろう
【貝楼】
○[気]⇒しんきろう(蜃気楼)
ぱいろきしりん
【パイロキシリン】
◇[英]pyroxyline/pyroxylin
○[化]⇒にとろせるろーす(ニトロセルロース)
ぱいろきしりんらっかー
【パイロキシリンラッカー】
【パイロキシリン・ラッカー】
◇[英]pyroxyline lacquer/pyroxylin lacquer
○⇒らっかー(ラッカー)(1)
ぱいろきしん
【パイロキシン】
◇[英]pyroxene(パイロクシン)
○[鉱]⇒きせき(輝石)
ぱいろくしん
【パイロクシン】
◇[英]pyroxene
○[鉱]⇒きせき(輝石)
はいろぞいずむ
【ハイロゾイズム】
◇[英]hylozoism
○[哲]⇒ぶっかつろん(物活論)
[1]ぱいろっと
【パイロット】
◇[英]pilot
○(1)水先案内人。
明治時代には「パイラ」とも呼ばれた。
参照⇒ぱいら(パイラ)
○(2)航空機の操縦士。
参照⇒らがんしりょく(裸眼視力)
○(3)ガス器具の点火用の口火(クチビ)。
○(4)機械に電力が通電されていることを示すパイロット・ラ
ンプ(表示灯)の略。
○(5)[形]誘導役の、試験的な。安全を確かめる。
◎パイロット・プラント(pilot plant),パイロット・サーベイ
(pilot survey)
[2]ぱいろっと
【パイロット】
◇[登録商標]Pilot
○(1)[経]日本の万年筆・筆記具製造会社。また、その製品。
◎1918(大正 7)並木良輔が株式会社並木製作所として創業。
1938(昭和13)パイロット萬年筆株式会社に社名変更。
1989(昭和64)株式会社パイロットに社名変更。
○(2)[交]ホンダ(本田技研工業)の8人乗りのスポーツ用多目
的車(SUV)。
ぱいろっとしょっぷ
【パイロットショップ】
◇[英]pilot shop
○[経]⇒あんてなしょっぷ(アンテナショップ)
ぱいろっとぷらんと
【パイロットプラント】
◇[英]pilot plant
○[工]本格的な工場建設の前の段階にある実験工場。
製品の基礎研究の段階を経て、工業化のための各種資料を得
るために生産方法などの試験・実験を行うもの。
「テストプラント(test plant)」とも呼ぶ。
ぱいろふぉびあ
【パイロフォビア】
◇[英]pyrophobia
○[病]火恐怖症。
ぱいろまにあ
【パイロマニア】
◇[英]pyromania
○[病]放火癖・放火狂。
参照⇒あーそにすと(アーソニスト)
◎放火:アーソン(arson)。
ぱいろまにあっく
【パイロマニアック】
◇[英]pyromaniac
○放火癖者・放火魔・放火狂。
参照⇒あーそにすと(アーソニスト)
ぱいろめーたー
【パイロメーター】
◇[英]pyrometer
○[工]⇒こうおんけい(高温計)
★ばいろん
【バイロン】
【拝倫】
【梅崙】
【擺倫】
◇George Gordon Byron
○[人]イギリスの詩人(1788〜1824)。
ぱいろん
【パイロン】
◇[英]pylon
○(1)[歴]古代エジプトの神殿にある、入口に設けた塔状の門。
「ピロン」,「ピュロン」とも呼ぶ。
◎ギリシア語の「出入り口(pulon)」,「門(pule)」から。
○(2)[空]飛行場で、飛行機の航路を示す目標塔・指示塔。
「ピロン」,「ピュロン」とも呼ぶ。
○(3)[建]門・橋・街路・商店街などの入口に設けられた、大
きな目標塔・案内塔。
「ピロン」,「ピュロン」とも呼ぶ。
○(4)[電]高圧線用の鉄塔。
「ピロン」,「ピュロン」とも呼ぶ。
○(5)[空]航空機の翼または胴体の下ある機体から突出した支
柱。エンジン・燃料・爆弾・ロケットタンクなどを懸垂するた
めのもの。
「ピロン」,「ピュロン」とも呼ぶ。
○(4)[建]工事用の防護柵。カラーコーン(ユニコーン)を含む。
「ピロン」,「ピュロン」とも呼ぶ。
参照⇒えーがたばりけーど(A型バリケード),からーこーん
(カラーコーン)
はいわいやー
【ハイ・ワイヤー】
◇[登録商標]HiWire
○[交]ゼネラル・モーターズ(GM)社の燃料電池車。
アクセルとブレーキを電子制御し、飛行機の操縦桿のように
手のみで運転し、足で操作するペダルはない。
◎2002. 9.(平成14)パリ・モーターショーでコンセプトカーと
して公開。
2003.10. 6(平成15)日本で報道陣に公開。
★ぱいわんぞく
【パイワン族】
【排灣族】
◇Paiwan、[中]Paiwan Zu(排灣族)
○台湾南部に居住するインドネシア系の少数民族。高山族(旧:
高砂族)の一つ。
鼻の息で演奏する管楽器を演奏する伝統文化「鼻笛」が知られ
る。
参照⇒たかさごぞく(高砂族)
はいん
【ハイン】
◇[独]Hain
○(1)(ドイツ語で)木立。
○(2)(ドイツ語で)雑木林。
ばいん
【バイン】
【餅】
◇[ベトナム語]banh
○[食]⇒ばい(バイ,餅)
ぱいん
【パイン】
◇[英]pine
○(1)[植]マツ目(Pinales)マツ科(Pinaceae)の針葉樹マツ(松)
の総称。
⇒まつ(マツ,松)
○(2)[建]マツ材。
○(3)パイナップル(pineapple)の和略語。
⇒ぱいなっぷる(パイナップル)(1)
ばいんこむ
【バインコム】
◇[ベトナム語]banh com
○[食]⇒ばいこむ(バイコム)
ばいんごるもんごるじちしゅう《ばいんごるもんごるじちしう》
【バインゴル・モンゴル自治州】
【巴音郭楞蒙古自治州】
◇[中]Bayinguoleng Menggu Zizhizhou
○中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)中央部・南東部の自治州。北東端をハミ地区(哈密
地区<Hami Diqu>)、南西部をホータン地区(和田地区<Hetian
Diqu>)、北西部をアクス地区(阿克蘇地区<Akesu Diqu>)に接し、
西部を青海省(Qinghai Sheng)(セイカイショウ)、南部をチベット自治
区(西蔵自治区<Xizang Zizhiqu>)に隣接。
州都はコルラ市(庫尓勒市,庫爾勒市<Ku'erle Shi>)。
焉耆(エンキ)回族自治県(Yanqi Huizu Zizhixian)にショルチュ
ク遺跡([英]Shorchuk Site)がある。
〈面積〉
47万1,526平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)113万人。
◎中国最大の自治州。
中国最大の淡水湖:⇒ぼすとぅんこ(ボストゥン湖,博斯騰湖)
ぱいんこーん
【パインコーン】
◇[英]pinecone
○(英語で)松かさ。
⇒まつかさ(松かさ,松笠,松毬)(1)
ばいんざい
【バインザイ】
◇[ベトナム語]banh day
○[食]⇒ばいざい(バイザイ)
はいんずびる
【ハインズビル】
◇Hinesville
○アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)南東
部にあるリバティー郡(Liberty County)の郡都。
[1]ばいんだー
【バインダー】
◇[英]binder
○(1)書類・ノートなどの綴じ込み用表紙。
◎A4:30穴(ケツ)。
B5:26穴。
A5:20穴。
二つ穴(アナ):⇒にけつ(ニ穴)
替え用紙:⇒[1]りふる(リフル)(2)
○(2)[農]刈り取り結束機。
ムギ(麦)・イネ(稲)などの刈り取りと結束を同時に行う機械。
参照⇒こんばいん(コンバイン)(3)
○(3)接合剤・結合剤。
[2]ばいんだー
【バインダー】
◇[ベトナム語]banh da
○[食]⇒ばいちゃん(バイチャン)
ばいんちゃん
【バインチャン】
◇[ベトナム語]banh trang
○[食]⇒ばいちゃん(バイチャン)
ばいんちゅん
【バインチュン】
◇[ベトナム語]banh chung
○[食]⇒ばいちゅん(バイチュン)
ばいんてっと
【バインテット】
◇[ベトナム語]banh tet
○[食]⇒ばいてっと(バイテット)
★ばいんはるさんみゃく
【バインハル山脈】
【巴顔喀拉山脈】
◇[中]Bayankala Shanmai(巴顔喀拉山脉)
○[地]中国西部の青海省(Qinghai Sheng)(セイカイショウ)中部にある
山脈。
参照⇒やっらだっずぇさん(ヤッラダッズェ山)
ばいんぶるく
【バインブルク】
【巴音布魯克】
◇Bayanbulak、[中]Bayinbuluke
○(1)[地]中国北西部、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)、天山山脈にある大草原。ウルムチ(烏魯木斉<Wu-
lumuqi>)の西南西方、クチャ(庫車<Kuche>)の北東。
標高2,500メートル前後の高原、面積約2万2,000平方キロメー
トル。中国で二番目の規模。
「バインブルグ(Bayanbulag)」とも呼ぶ。
○(2)[地]中国新疆ウイグル自治区南東部、バインゴル・モン
ゴル自治州(巴音郭楞蒙古自治州)(Bayinguoleng Mengguzu Zi-
zhizhou)北部の和静県(Hejing Xian)北西部の村(郷)。
ばいんぶるぐ
【バインブルグ】
【巴音布魯克】
◇Bayanbulag
○[地]⇒ばいんぶるく(バインブルク,巴音布魯克)
ぱいんりっじ
【パインリッジ】
◇[英]Pine Ridge
○アメリカ合衆国中央北西部、サウスダコタ州(South Dakota
State)南西部のシャノン郡(Shannon County)南端にある郡都。
はいんりひししこう
【ハインリヒ獅子公】
◇[独]Heinrich der Loewe
○[人]中世ドイツのベルフェン家(Haus Welfen)の貴族(1129〜
1195)。在位:ザクセン公(1142〜1180)・バイエルン公(1156〜
1180)。
エルベ川の東岸にミュンヘン・リューベックなどの東方都市
の建設に努め、また多くの司教区を設置。北海貿易も振興。
1156年、バイエルン公国を取得し帝国随一の実力者となる。
1168年、イングランド王ヘンリー二世(Henry II)の娘でリチャ
ード一世(Richard I)(獅子心王)の姉マチルダ(Matilda)(1156
〜1189)と結婚。
のち神聖ローマ皇帝フリードリヒ一世(Friedrich I)(赤髯王)
と対立し、1180年所領を没収され国外追放となる。
英語名で「ヘンリー獅子王(Henry the Lion)」とも呼ぶ。
★はいんりひななせい
【ハインリヒ七世】
【ハインリヒ7世】
◇Heinrich VII
○[人]ルクセンブルク家(Haus Luxemburg)のドイツ王・神聖ロ
ーマ皇帝(1274〜1313. 8.24)。在位:1308〜1313(神聖ローマ
皇帝)。
はいんりひよんせい
【ハインリヒ四世】
【ハインリヒ4世】
◇Heinrich IV
○[人]ザリエル朝([英]Salian Dynasty)のドイツ王・神聖ロー
マ皇帝(1050〜1106)。在位:1056〜1106(ドイツ王)、1084〜
1106(神聖ローマ皇帝)。ハインリヒ三世(Heinrich III)の子、
ハインリヒ五世(Heinrich V)の父。
1076年教皇グレゴリウス七世(Gregorius VII)と司教叙任権
を争って破門され、1077年1月カノッサ城([英]the castle of
Canossa)に行き城外で3日間(25〜27日)謝罪し許される(カノッ
サの屈辱)。
のち、教皇を追放してクレメンス三世(Clemens III)を立て、
帝権を確保。
参照⇒かのっさのくつじょく(カノッサの屈辱)
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