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百 科 辞 書 《はひ》 編集:獨 澄旻
-------- はひ --------------------------------------------------
はーびー
【ハービー】
◇William Harvey(ウィリアム・ハービー)
○[人]イギリスの医師(1578. 4. 1〜1657. 6. 3)。
血液循環理法を発見。
はーぴー
【ハーピー】
◇[英]Harpy
○[ギ神]⇒はるぴゅいあ(ハルピュイア)
[1]ばび
【馬尾】
◇[中]mayi
○(1)ウマ(馬)の尾。
○(2)ウマの尻尾の毛・馬素(バス)。
⇒ばす(馬素,馬尾毛)
★[2]ばび
【馬尾】
◇[ラ]cauda equina
○[医]脊髄下部から下方に伸び、仙骨(センコツ)に至る神経の束。
◎ラテン語の"cauda(尻尾) equina(馬の)"から。
◎馬尾神経,馬尾症候群
ぱぴー
【パピー】
◇[英]puppy
○(1歳未満の)犬の子・子犬。犬ころ・ワンコロ。
参照⇒うぇるぷ(ウェルプ)(1)
◎パピーラブ(puppy love):⇒ぱぴーらぶ(パピーラブ,パピー
・ラブ)
ぱぴあ
【パピア】
◇[独]papier
○(ドイツ語で)紙。
ぱぴえ
【パピエ】
◇[フ]papier
○(フランス語で)紙。
ぱぴえこれ
【パピエコレ】
◇[フ]papier colle(貼り紙)/papiers colles
○[美]20世紀初頭のキュビズム(立体派運動)の制作法の一つ。
カンバスに、新聞紙・壁紙・レッテル・切符などの紙片を貼
り付けることで、目新しい効果を生み出そうとした技法。
参照⇒こらーじゅ(コラージュ)
ぱぴえましぇ
【パピエマシェ】
◇[フ]papier-mache
○(1)紙の細片や、紙を煮て溶かしたものに、ニカワ(膠)など
を混ぜたもの。
「混凝紙(コンクリシ)」とも呼ぶ。
◎「混凝土」は「コンクリート([英]concrete)」の当て字。
○(2)(1)で作った、張子(ハリコ)。
はびきのし
【羽曳野市】
◇[日]Habikino Shi
○大阪府南東部の市。北部を藤井寺市、北東部を柏原市、南部
を富田林市、西部を堺市、北西部を松原市に接し、東端を奈良
県に隣接。
藤井寺市(フジイデラシ)にかけて古市(フルイチ)古墳群がある。
はびたっと
【ハビタット】
◇[英]habitat(ハビタート)
○(1)[生]生物の生息場所。(植物の)自生地・(動物の)生息地。
生息環境。
○(2)住居地・所在地。
参照⇒はびてーしょん(ハビテーション)(2)
○(3)(Habitat)⇒はびたっとかいぎ(ハビタット会議)
はびたっとかいぎ《はびたつとくわいぎ》
【ハビタット会議】
◇[英]Habitat Conference
○国連人間居住会議(United Nations Conference on Human
Settlements)の通称。
「ハビタット」,「ハビタート」とも呼ぶ。
はびたーと
【ハビタート】
◇[英]habitat
○(1)⇒はびたっと(ハビタット)
○(2)(Habitat)⇒はびたっとかいぎ(ハビタット会議)
はびたんと
【ハビタント】
◇[英]habitant
○住人・居住者。
参照⇒はびてーしょん(ハビテーション)
ばびっとめたる
【バビットメタル】
◇[英]babbitt metal/Babbitt metal
○減摩合金・軸受け合金の一種。
スズ(錫)を主成分とし、アンチモン・銅・鉛などを含むホワ
イトメタル(white metal)。
エンジン(内燃機関)の軸受や、圧延機などの一部に使用され
る。
参照⇒ほわいとめたる(ホワイトメタル)(2)
◎アメリカのバビット(Isaac Babbitt 1799〜1862)が考案。
はびてーしょん
【ハビテーション】
◇[英]habitation、[フ]habitation(アビタシオン)
○(1)居住。
参照⇒はびたんと(ハビタント)
○(2)住所。住居・住宅。
参照⇒はびたっと(ハビタット)(2),あびたしおん(アビタシ
オン)
○(3)植民地。
ばーびーにんぎょう《ばーびーにんぎやう》
【バービー人形】
◇[英]Barbie doll
○アメリカ玩具大手マテル社(Mattel Inc.)が製造・販売する
女の子の着せ替え人形。
日本では(株)バンダイが販売。
◎1959. 3. 9(昭和34)ニューヨークのおもちゃショーに初出品。
◎中国語:洋娃娃(yangwawa)。
ぱぴやす
【パピヤス】
◇[梵]papiyas
○[仏]⇒はじゅん(波旬)
はびょう《はびやう》
【葉鋲】
○⇒うろこくぎ(鱗釘)
ぱぴよんでぬい
【ナハトファルター】
◇[フ]papillon de nuit
○[虫](フランス語で)ガ(蛾)。
⇒が(蛾)
◎「夜の(de nuit)蝶(papillon)」の意味。
★ぱぴら
【パピラ】
◇[羅](単数形)papilla/(複数形)papillae、[英]nipple
○(1)[医]小乳頭状突起。
参照⇒[1]にゅうとう(乳頭)(2)
◎視神経乳頭(papilla optici):⇒ししんけいえんばん(視神
経円板)
○(2)[植]乳頭突起。
参照⇒[1]にゅうとう(乳頭)(2)
ぱぴーらぶ
【パピーラブ】
【パピー・ラブ】
◇[英]puppy love
○年上の異性に抱く、淡い幼な恋。
「カーフラブ(calf love)」とも呼ぶ。
参照⇒かーふらぶ(カーフラブ,カーフ・ラブ)
◎"puppy"は「子犬」。
ぱびりおん
【パビリオン】
◇[英]pavilion
○(1)(品評会・運動会などの)大型テント・大天幕。
○(2)博覧会などの臨時の展示館・展示場。
○(3)(庭園・公園などの)休憩所・あずまや。
○(4)[建](本館から突き出た)別館。別棟・離れ。
参照⇒あねっくす(アネックス)
◎ラテン語の「蝶・テント(papilio)」から。
◎イタリア語:パディリヨーネ(padiglione)。
★ばびるさ
【バビルサ】
◇[マレー語]babirussa
○[哺]ウシ目(偶蹄目<グウテイモク>)(Artiodactyla)イノシシ科
(Suidae)の哺乳類。
「鹿猪(シカイノシシ)」とも呼ぶ。
ばびるしゅう《ばびるしう》
【バビル州】
◇Muhafazat Babil、[英]Babil Province
○イラク中央部の州。北西部をワーシト州(Muhafazat Wasit)、
南部をカディーシャ州(Muhafazat al Qadisiyah)、南西部をナ
ジャフ州(Muhafazat Najaf)、西部をカルバラ州(Muhafazat
Karbala)に接する。
州都はヒッラ(al-Hillah)。
「バビロン州([英]Babylon Province)」とも呼ぶ。
〈面積〉
6,468平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)175万1,900人。
★ぱぴるす
【パピルス】
◇[羅]papyrus
○(1)古代エジプトで使用された一種の紙。
○(2)[植]カミガヤツリの別称。
⇒かみがやつり(カミガヤツリ,紙蚊帳吊)
○(3)[計](Papyrus)シャープ社製の電子辞書。
◎2005. 9. 7(平成17)子供向けのPW−J5000を発売。
★ばびろにあ
【バビロニア】
◇Babylonia
○(1)[歴]西アジアのメソポタミア南部、チグリス川・ユーフ
ラテス川の下流域の古称。
北西部はアッカド(Akkad)、南東部はシュメール(Sumer)と呼
ぶ。
○(2)[歴]バビロニア周辺に栄えた古代諸王国。
紀元前3000年ころ、シュメール人(Sumerians)が都市国家を
形成。
紀元前2400年ころ、アッカド人が侵入してシュメール文化を
吸収し、紀元前2350年ころ、統一国家を建設。
紀元前20世紀、セム語族のアムル人(Amorites)が侵入。
紀元前19〜16世紀、バビロン第一王朝のバビロニア王国(Old
Babylonian Kingdom)が成立。
紀元前7〜6世紀、新バビロニア王国(Neo-Babylonian King-
dom)が栄える。
BC. 539、ペルシアに滅ぼされる。
★ばびろふ
【バビロフ】
◇Nikolaj Ivanovich Vavilov
○[人]ソ連の農学者・遺伝学者(1887〜1943)。
1929〜1935(昭和 4〜昭和10)全ソ農業科学アカデミー総裁。
参照⇒るいせんこ(ルイセンコ)
★ばびろん
【バビロン】
◇Babylon(神の門)
○[歴]ユーフラテス川の東岸(左岸)にあった、メソポタミアの
古代都市。
バビロン第一王朝の首都。
遺跡はイラク中部バグダッドの南方約88キロメートル、ヒッ
ラ(al-Hillah)北郊にある。
参照⇒ばびろんのほしゅう(バビロンの捕囚)(1)
ばびろんしゅう《ばびろんしう》
【バビロン州】
◇[英]Babylon province
○⇒ばびるしゅう(バビル州)
ばびろんのほしゅう《ばびろんのほしう》
【バビロンの捕囚】
◇[英]Babylonian Captivity/Babylonian Exile
○(1)[歴]新バビロニア王国がユダ王国を征服し、捕らえたヘ
ブライ人(ユダヤ人)をバビロンに強制移住させたこと。
新バビロニア王ネブカドネザル二世(Nebuchadnezzar II)が、
BC. 597. 3.エルサレムを攻略し、ユダ王国のエホヤキン
(Jehoiachin)王ら貴族・祭司・工人などをバビロンに連行。
BC. 586. 8.再びエルサレムを包囲し、人民の大半をバビロン
に移住させる。
移住したユダヤ人の待遇は寛容であった。
BC. 538、アケメネス朝ペルシア帝国が新バビロニアを滅ぼ
し、キュロス二世(Kyros II)によってユダヤ人の帰還が許され
た。
「バビロン捕囚」とも呼ぶ。
参照⇒てぃしゃべあぶ(テイシャベアブ,テイシャ・ベ・アブ),
でぃあすぽら(ディアスポラ)
○(2)[歴]中世のアビニョンの捕囚のこと。
「教皇のバビロンの捕囚(Pope's Babylonian Exile)」,「教皇
のバビロン捕囚」とも呼ぶ。
⇒あびにょんのほしゅう(アビニョンの捕囚)
ばびろんほしゅう《ばびろんほしう》
【バビロン捕囚】
◇[英]Babylonian Captivity/Babylonian Exile
○[歴]⇒ばびろんのほしゅう(バビロンの捕囚)
はふ
【ハフ】
◇[独]Haff、[英]lagoon
○[地](ドイツ語で)ラグーン。
⇒らぐーん(ラグーン)(1)
★はふ
【破風】
【搏風】
○[建]
「ペディメント(pediment)」とも呼ぶ。
参照⇒きりづま(切妻)
〈破風板の装飾〉
上部・左右:⇒げぎょ(懸魚)
下部:⇒まゆ(眉)(5)
★はーふ
【ハーフ】
◇[英]half
○(1)二分の一・半分。
○(2)30分・1時間の半分。
○()
○()ハーフ・ブラッド(混血)の和製略語。
⇒はーふぶらっど(ハーフ・ブラッド)
はぶ
【ハブ】
【HUB】
◇[英]hub
○(1)こしき(轂)・車輪の中心部で軸(ジク)のさしこむ部分。中
心・中枢。
参照⇒[2]すぽーく(スポーク)(1),りむ(リム)(2),はぶくう
こう(ハブ空港)
○(2)[通]複数のパソコン・ワークステーションなどの端末を
ネットワークに接続するとき、通信の中継をする装置。
「集線装置」とも呼ぶ。
参照⇒しぇあーどはぶ(シェアードHUB),すいっちんぐは
ぶ(スイッチングHUB),のーど(ノード)(11)
★はぶ
【ハブ】
【飯匙倩】
◇[日]habu、[英]habu
○[爬]トカゲ目(有鱗目)(Squamata)クサリヘビ科(Viperidae)
ハブ属(Trimeresurus)の毒ヘビ。
出血毒をもつ。
沖縄諸島と奄美諸島に生息し、全長2メートルほどになる。
はーぶ
【ハーブ】
◇[英]herb
○[食][料]香草・薬草。
料理の風味付けや薬用に用いる植物の総称。
◎フレッシュハーブ。
ドライハーブ。
◎ドイツ語:クラウト(Kraut)。
はーぷ
【ハープ】
◇[英]harp、[独]Harfe(ハルフェ)
○[楽]撥弦(ハツゲン)楽器の一種。
支柱の上部から横に湾曲(ワンキョク)して出た糸倉(イトグラ)と、下
部から斜め上に出た響胴(キョウドウ)が合さって三角形を作り、縦
に何本もの弦を平行に貼ったもの。
響胴の端(ハシ)を右肩に載(ノ)せ、両手の指で弦を弾(ハジ)いて
演奏する。
現在一般的に使用されているダブルアクション・ハープ(dou-
ble action harp)では、弦は47本で、ペダルによって音高が調
整できる。
「竪琴(タテゴト)」とも呼ぶ。
◎起源は古く、日本の琴(コト)など世界各地には同族楽器が多い。
ばーぶ
【バーブ】
◇[アラビア語]bab
○[建](アラビア風で木製観音開きの)ドア。
水色に塗られていることが多い。
はふぁー
【ハファー】
◇[独]Hafer
○[植](ドイツ語で)エンバク(燕麦)。
⇒えんばく(エンバク,燕麦)
ぱぷあ
【パプア】
◇Papua
○(1)(Pulau Papua)⇒にゅーぎにあとう(ニューギニア島)
○(2)(Propinsi Papua)⇒ぱぷあしゅう(パプア州)
ぱぷあしゅう《ぱぷあしう》
【パプア州】
◇[インドネシア語]Propinsi Papua、[英]Papua Province
○ニューギニア島(New Guinea Island)(パプア島)の西半分に
ある、インドネシアの州。
州都はジャヤプラ(Jayapura)。
参照⇒いりあんじゃや(イリアンジャヤ)
◎1999(平成10)イリアンジャヤ州(Propinsi Irian Jaya)を法
律上、東イリアンジャヤ州・中央イリアンジャヤ州・西イリア
ンジャヤ州に分割。
2002. 1. 7(平成14)イリアンジャヤ州、パプア州と改称。
◎パプアティモール州(Propinsi Papua Timur)(東パプア州):
州都ジャヤプラ。
パプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)(中央パプア州):
州都ティミカ(Ti-mika)。
パプアバラト州(Propinsi Papua Barat)(西パプア州):州都
ソロン(Sorong)。
◎武装ゲリラ:⇒おーぴーえむ(OPM)
はーふあだー
【ハーフ・アダー】
◇[英]half adder
○[計]桁上がり(carry)のない1ビットの加算回路(adder)。
「半加算器」とも呼ぶ。
参照⇒[2]あだー(アダー)(2)
◎回路は「排他的論理和」と同値。
参照⇒はいたてきろんりわ(排他的論理和)
ぱふあだー
【パフアダー】
◇[英]puff adder
○(1)[爬]トカゲ目(有鱗目)(Squamata)クサリヘビ科(Viperi-
dae)アフリカアダー属(Bitis)の毒ヘビ([学]Bitis arietans)。
アフリカ産。
体長1メートルほどで大型。
体色は褐色調で、三日月型の斑点がある。
刺激すると体をふくらませ、プッと吹く(puff)。
○(2)[爬]ホグノーズ・スネーク(hognose snake)の別称。
⇒ほぐのーずすねーく(ホグノーズ・スネーク)
ぱぷあちもーるしゅう《ぱぷあちもーるしう》
【パプアチモール州】
【パプア・チモール州】
◇[インドネシア語]Propinsi Papua Timur、[英]East Papua
Province
○⇒ぱぷあてぃもーるしゅう(パプアティモール州,パプア・ティ
モール州)
ぱぷあてぃもーるしゅう《ぱぷあちもーるしう》
【パプアティモール州】
【パプア・ティモール州】
◇[インドネシア語]Propinsi Papua Timur、[英]East Papua
Province
○インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニア島)
中西部の州。西部をパプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)
に接し、東部をパプアニューギニアに隣接。
州都はジャヤプラ(Jayapura)。
「パプアチモール州」,「東パプア州」,「東部パプア州」とも呼ぶ。
ぱぷあてんがしゅう《ぱぷあてんがしう》
【パプアテンガ州】
【パプア・テンガ州】
◇[インドネシア語]Propinsi Papua Tengah、[英]Central Pa-
pua Province
○インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニア島)
西部の州。東部をパプアティモール州(Propinsi Papua Timur)、
西部をパプアバラト州(Propinsi Papua Barat)に接する。
州都はティミカ(Timika)。
「パプアテンガー州」,「中央パプア州」,「中部パプア州」とも呼
ぶ。
ぱぷあてんがーしゅう《ぱぷあてんがーしう》
【パプアテンガー州】
【パプア・テンガー州】
◇[インドネシア語]Propinsi Papua Tengah、[英]Central Pa-
pua Province
○⇒ぱぷあてんがしゅう(パプアテンガ州,パプア・テンガ州)
ぱぷあとう《ぱぷあたう》
【パプア島】
◇[インドネシア語]Pulau Papua、[英]Papua Island
○[地]ニューギニア島の別称。
⇒にゅーぎにあとう(ニューギニア島)
ぱぷあにゅーぎにあ
【パプアニューギニア】
◇Papua New Guinea
○ニューギニア島東半分とその周辺のビスマルク諸島(Bis-
marck Islands)・ソロモン諸島(Solomon Islands)北西部など
の島々から成る、イギリス連邦内の共和国。西部はインドネシ
ア領ニューギニア(パプア州)に接する。
首都はポートモレスビー(Port Moresby)。
住民はパプア人。
参照⇒にゅーぎにあとう(ニューギニア島),そろもんしょと
う(ソロモン諸島)(1)
〈面積〉
46万2,840平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)291万人。
1984(昭和59)360万人。
1988(昭和63)356万人。
1995(平成 7)430万2,000人。
2001(平成13)504万9,055人(推計)。
◎20州(Province)。
◎1975. 9.16(昭和50)オーストラリア自治領から独立。
1975.10.10(昭和50)国際連合に加盟。
ぱぷあばらとしゅう《ぱぷあばらとしう》
【パプアバラト州】
【パプア・バラト州】
◇[インドネシア語]Propinsi Papua Barat、[英]West Papua
Province
○インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニア島)
西端の州。東部をパプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)に
接する。
州都はソロン(Sorong)。
「西パプア州」,「西部パプア州」とも呼ぶ。
ばふぁりん
【バファリン】
○[薬]ライオン社製の解熱鎮痛薬(頭痛薬)。
ばふぁろー
【バファロー】
○(1)[哺](buffalo)⇒[1]ばっふぁろー(バッファロー)
○(2)(Buffalo)⇒[2]ばっふぁろー(バッファロー)
ばふぁろーず
【バファローズ】
◇[英]Buffaloes
○[歴][運]⇒きんてつばふぁろーず(近鉄バファローズ)
[1]はーふぃず
【ハーフィズ】
◇[アラビア語]hafiz
○[宗]イスラム教の聖典『コーラン』を暗誦できる人。また、
その人への敬称。
参照⇒[2]はじ(ハジ)
[2]はーふぃず
【ハーフィズ】
◇Hafiz
○[人]ペルシアの神秘主義抒情詩人(1326ころ〜1390)。
ゲーテ(J.W.von Goethe)の『西東詩篇(Westoestlicher Di-
wan)』などに影響を与えた。
★ばふぃん
【バフィン】
◇William Baffin
○[人]イギリスの北極探検家(1584〜1622)。
ぱふぃん
【パフィン】
◇[英]puffin
○[鳥](英語で)ツノメドリ(角目鳥)。
⇒つのめどり(ツノメドリ,角目鳥)
ばふぃんとう《ばふいんたう》
【バフィン島】
◇[英]Baffin Island
○[地]カナダ北東部にある島。東部はバフィン湾(Baffin Bay)
を介してデンマーク領のグリーンランド島(Greenland Island)、
南部はハドソン海峡(Hudson Strait)を介してウンガバ半島
([フ]Peninsule d'Ungava)がある。
ヌナブット準州(Nunavut Territory)に属する。
〈面積〉
47万6,068平方キロメートル。
ばふぃんとうかいりゅう《ばふいんたうかいりう》
【バフィン島海流】
◇[英]Baffin Island Current
○[地]カナダ北東部、バフィン島東部の沿岸を南下する寒流。
参照⇒らぶらどるかいりゅう(ラブラドル海流)
ばふぃんわん
【バフィン湾】
◇[英]Baffin Bay
○[地]カナダ北部のバフィン島(Baffin Island)とデンマーク
領のグリーンランド島(Greenland Island)の間にある湾。
北はクイーン・エリザベス諸島(Queen Elizabeth Islands)
を経て北極海(Arctic Ocean)に、南はデービス海峡(Davis
Strait)を経てラブラドル海(Labrador Sea)に通じる。
◎1585(天正13)イギリスの探検家デービス(John Davis)が最初
に発見。
1616(元和 2)バフィン(William Baffin)が命名し、探検。
ぱーふぇくと
【パーフェクト】
◇[英]perfect
○(1)[形]完全な、完璧(カンペキ)な。
○(2)[形][言]完了の。
○(3)[名][言]完了形・完了時制(perfect tense)。
○(4)[運]パーフェクトゲーム(perfect game)の略称。
⇒ぱーふぇくとげーむ(パーフェクトゲーム,パーフェクト・
ゲーム)
ぱーふぇくとげーむ
【パーフェクトゲーム】
【パーフェクト・ゲーム】
◇[英]perfect game
○(1)[運]野球で、相手チームに一人の走者も出さずに勝った
試合。
無安打・無四死球・無失策・無得点により勝利した試合。
「パーフェクト」,「完全試合」とも呼ぶ。
○(2)[運]ボウリングで、全フレームが全てストライク(12投)
で終了したゲーム。
「パーフェクト」とも呼ぶ。
ぱーふぇくとりばてぃきょうだん《ぱーふえくとりばちけうだん》
【パーフェクト・リバティ教団】
◇[英]Church of Perfect Liberty
○[宗]日本の習合神道系の新宗教。
大本庁(本部)は大阪府富田林市。
「人生は芸術である」を教旨として、天地の法則に従った完全
な自由と自己実現すべきことを説く。
略称・旧称は「PL教団」。
◎1924(大正13)御木徳一(ミキ・トクハル)(1871〜1938)が大阪に御嶽
教徳光大教会(人道徳光教)を創設。
1931(昭和 6)「ひとのみち教団」と改称。
1937(昭和12)当局により解散。
1946(昭和21)開祖徳一の長男徳近(トクチカ)(1900〜1983)が「ひ
とのみち教団」を再建してPL教団を設立。
1974(昭和49)パーフェクト・リバティ教団に改称。
はーふぉーどぐん
【ハーフォード郡】
◇[英]Harford County
○アメリカ合衆国東部、メリーランド州(Maryland State)北東
部の郡。
郡都はベルエア(Bel Air)。
ぱーふぉれーしょん
【パーフォレーション】
◇[英]perforation
○(1)⇒みしんめ(ミシン目)
○(2)[写]⇒すぷろけっとほーる(スプロケットホール)
はーふかーすと
【ハーフ・カースト】
◇[英]half-caste
○(白人とインド人・回教徒との)混血・混血児。
参照⇒こんけつ(混血)
はぶくうこう《はぶくうかう》
【ハブ空港】
◇[英]hub airport
○[空]多くの路線が乗り入れている大都市の空港で、国際線・
長距離線と国内線・短距離線との乗り継ぎなども行われる、そ
の国または地域の中核となる空港。
「拠点空港」とも呼ぶ。
参照⇒ふぃだーさーびす(フィダー・サービス)(2)
★はぶくらげ
【ハブクラゲ】
【波布水母】
◇[学]Chironex yamaguchii
○[動]ネッタイアンドンクラゲ目(Chirodropida)ネッタイアン
ドンクラゲ科(Chirodropidae)の猛毒クラゲ。
◎近縁種:参照⇒きろねっくすふれっけり(キロネックスフレッ
ケリ)
はーふこっく
【ハーフコック】
◇[英]half cock/half-cock
○銃器の撃鉄(striker)を少しだけ起すこと。また、その安全
装置。
撃鉄の最初には深い溝(ミソ)があり、引き金(trigger)機構の
突起(トッキ)に深く食い込むため、引き金を引いても撃鉄は動か
なくなる。
また、撃鉄が少しだけ起きていることで撃針が薬莢(ヤッキョウ)
の雷管(primer)から離れ、撃鉄に物が当たって暴発することも
防ぐことができる。
撃鉄を目一杯に起す(フルコック)と浅い溝にひっかかり、引
き金を軽く引くだけで弾丸を発射できるようになる。
参照⇒せーふてぃーればー(セーフティー・レバー)(2)
はーふさいず
【ハーフサイズ】
【ハーフ・サイズ】
◇[英]half-size
○(1)[古][写]35ミリメートルのフィルムの半分のサイズ。縦
24ミリメートル、横18ミリメートル。
また、35ミリ・フィルム1枚分に2枚撮影すること。
○(2)[古][写]ハーフサイズ・カメラの略称。
⇒はーふさいずかめら(ハーフサイズ・カメラ)
はーふさいずかめら
【ハーフサイズ・カメラ】
◇[英]half-size camera
○[古][写]三十五ミリ判フィルムを使用して半分のサイズに撮
影するカメラ。
撮影枚数は2倍になる。
レンズが小さく、カメラも小型・軽量で、スナップ写真に向
く。
単に「ハーフサイズ」とも呼ぶ。
参照⇒さんじゅうごみりばん(三十五ミリ判,三五ミリ判,3
5ミリ判)
◎オリンパスペンやキヤノンデミなどが発売された。
はーぷしこーど
【ハープシコード】
◇[英]harpsichord
○[楽]鍵盤(ケンバン)楽器の一種。
形はグランドピアノに似るが、鍵に連動する爪が弦を弾(ハジ)
いて音を発する撥弦(ハツゲン)楽器。鍵盤は2〜3段。
16世紀に考案され、18世紀にピアノが発明されるまでヨーロッ
パに広く普及していた。
イタリア語で「チェンバロ(cembalo)」,「クラビチェンバロ
(clavicembalo)」、ドイツ語で「チェンバロ(Cembalo)」、フラン
ス語で「クラブサン(clavecin)」,「クラヴサン」とも呼ぶ。
参照⇒くらびこーど(クラビコード)
ばぶーしゅか
【バブーシュカ】
◇[露]babushka
○(ロシア語で)祖母。
◎ロシア文字では"бабушка"。
バブーリャ(babulya):お祖母ちゃん。
はぶすぶるぐ
【ハブスブルグ】
◇[英]Habsburg
○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
はぷすぶるく
【ハプスブルク】
◇[独]Habsburg
○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
はぷすぶるぐ
【ハプスブルグ】
◇[英]Habsburg
○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
はぶすぶるぐけ
【ハブスブルグ家】
◇[英]House of Habsburg
○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
★はぷすぶるくけ
【ハプスブルク家】
◇[独]Haus Habsburg、[英]House of Habsburg
○[歴]オーストリア帝国・神聖ローマ帝国の王家(1276〜1918)。
16世紀以降はハンガリー王位・ベーメン(ボヘミア)王位も兼ね
る。
英語読みで「ハプスブルグ家」,「ハブスブルグ家」とも呼ぶ。
◎初代ドイツ王:ルドルフ一世(Rudolf I)(1218〜1291)。神聖
ローマ皇帝在位:1273〜1291。
◎スペイン・ハプスブルク朝:1516〜1700。
カルロス二世(1661〜1700)。
はぷすぶるぐけ
【ハプスブルグ家】
◇[英]House of Habsburg
○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
★はぷすぶるくのくちびる
【ハプスブルクの唇】
◇[英]the Habsburg Lip
○オーストリアのハプスブルク王家(Hapsburg royal family)
の人々に遺伝していた下唇の突き出た顔。16世紀から19世紀に
いたるまで遺伝が受け継がれていた。
参照⇒あくろめがりー(アクロメガリー)
ばーぶだ
【バーブダ】
◇Baabda
○レバノン中央西部、山岳レバノン県(Mohafazat Jabal Lubnan)
西部にある県都。
北緯33.83°、東経35.53°の地。
首都ベイルートの南郊に位置する。
ぱふたあばど
【パフタアバド】
◇Pakhtaabad
○(1)(Pakhtaabadskiy Rayon)⇒ぱふたあばどぐん(パフタアバ
ド郡)
○(2)ウズベキスタン共和国東端、アンディジャン州(Andijon
Wiloyati)北部にあるパフタアバド郡の郡都。
ぱふたあばどぐん
【パフタアバド郡】
◇Pakhtaabadskiy Rayon
○ウズベキスタン共和国東端、アンディジャン州(Andijon Wi-
loyati)北部の郡。
郡都はパフタアバド(Pakhtaabad)。
★はぶたえ《はぶたへ》
【羽二重】
○(1)目が細かく滑(ナメ)らかで光沢のある、上質で白い絹の平
織り物。
礼服・紋付や羽織裏に用いる。
○(2)(転じて)表面が滑らかで白いこと。
○(3)羽二重肌の略称。
⇒はぶたえはだ(羽二重肌)
○(4)[食]羽二重餅の略称。
⇒はぶたえもち(羽二重餅)
はぶたえはだ《はぶたへはだ》
【羽二重肌】
○色が白く、きめの細かい、滑(ナメ)らかな肌。
単に「羽二重」とも、「もちはだ(餅肌,餅膚)」とも呼ぶ。
はぶたえもち《はぶたへもち》
【羽二重餅】
○(1)[食]羽二重のように滑(ナメ)らかに搗(ツ)いた白い餅。
○(2)[食]求肥(ギュウヒ)製の柔(ヤワラ)かい菓子。
福井県福井市産の銘菓。
参照⇒ぎゅうひ(求肥,牛皮)
ばーぶーだとう《ばーぶーだたう》
【バーブーダ島】
◇[英]Barbuda Island/the island of Barbuda
○[地]リーワード諸島(Leeward Islands)の一島。独立国アン
チグア・バーブーダ(Antigua and Barbuda)領。
「バルブーダ島」とも呼ぶ。
ばぷちすと
【バプチスト】
◇[英]Baptist
○[宗]⇒ばぷてぃすと(バプティスト)
ぱぷちすま
【バプチスマ】
◇[希]baptisma
○(1)[宗]⇒せんれい(洗礼)(1)
○(2)[宗]⇒しんれい(浸礼)
ばぶちゃ
【バブチャ】
◇[ポーランド語]babcia
○(ポーランド語で)祖母。
◎バブーニャ(babunia):お祖母ちゃん。
ばぷてぃすと
【バプティスト】
◇[英]Baptist
○(1)[宗]洗礼を授ける人。洗礼者。
「バプテスト」,「バプチスト」とも呼ぶ。
○(2)[宗]バプテスト教会の信徒。
「バプテスト」,「バプチスト」とも呼ぶ。
参照⇒ばぷてすときょうかい(バプテスト教会)
○(3)[宗](the Baptists)バプテスト派(浸礼派)。
「バプテスト」,「バプチスト」とも呼ぶ。
参照⇒ばぷてすときょうかい(バプテスト教会)
○(4)[宗]洗礼者ヨハネ(John the Baptist)の別称。
「バプテスト」,「バプチスト」とも呼ぶ。
ばぷてぃすときょうかい《ばぷちすとけうくわい》
【バプティスト教会】
◇[英]Baptist Church
○[宗]⇒ばぷてすときょうかい(バプテスト教会)
ぱぷてぃずむ
【バプティズム】
◇[英]baptism
○(1)[宗]⇒せんれい(洗礼)(1)
○(2)[宗]⇒しんれい(浸礼)
はーふてぃんばー
【ハーフティンバー】
【ハーフ・ティンバー】
◇[英]half-timber
○[建]⇒もっこつれんがぞう(木骨煉瓦造)(1)
ばぷてすと
【バプテスト】
◇[英]Baptist
○[宗]⇒ばぷてぃすと(バプティスト)
ばぷてすときょうかい《ばぷてすとけうくわい》
【バプテスト教会】
◇[英]Baptist Church
○[宗]キリスト教プロテスタント派(新教)の一宗派。
幼児洗礼を無意義とし、信仰に自覚してからの浸礼([希]bap-
tisma)を重視するもの。
16世紀ころに再洗礼派()の流れを汲んでイギリスに始まり、
1639(寛永16)アメリカに伝えられて同国最大の教派に発展。
「浸礼教会」,「バプティスト教会」とも呼ぶ。
◎1860(万延元)アメリカの宣教師ゴーブル(Jonathan Goble)に
より日本に伝えられる。
ぱぷてすま
【バプテスマ】
◇[希]baptisma
○(1)[宗]⇒せんれい(洗礼)(1)
○(2)[宗]⇒しんれい(浸礼)
ばぷてすまのよはね
【バプテスマのヨハネ】
◇[希]Baptisma Ioannis、[英]John the Baptist
○[宗]⇒よはね(ヨハネ,約翰)
はーふでゅぷれっくす
【ハーフデュプレックス】
【ハーフ・デュプレックス】
◇[英]half duplex
○[通]⇒はんにじゅう(半二重)
はふと
【ハフト】
◇[英]haft
○⇒ひると(ヒルト)
ばーぶーと
【バーブート】
◇[英]barbute、[伊]barbuta
○[歴]⇒ばるぶーた(バルブータ)
ぱぶなけん
【パブナ県】
◇Pabna Zila、[英]Pabna District
○(1)バングラデシュ北西部、ラジシャヒ州(Rajshahi Divi-
sion)南東部の県。
〈面積〉
2,371.50平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)191万9,896人(3月11日現在)。
2001(平成13)215万3,921人(1月22日現在)。
○(2)[古]バングラデシュ北西部、ラジシャヒ州(Rajshahi Di-
vision)南東部の旧県。
〈面積〉
4,732平方キロメートル。
〈人口〉
1998(平成10)480万3,000人。
◎1991(平成 3)新制に改組。
はふにあ
【ハフニア】
◇[羅]Hafnia
○デンマークの首都コペンハーゲン(Copenhagen)のラテン語名。
⇒こぺんはーげん(コペンハーゲン)
はふにうむ
【ハフニウム】
◇[英]hafnium、[独]Hafnium
○[原]ジルコニウム(Zirconium)によく似た化学性質の金属元
素。
元素記号は「Hf」、原子番号72。
中性子を吸収するため、原子炉の制御用に用いられる。
◎発見地コペンハーゲン(Copenhagen)(デンマーク)のラテン語
名ハフニア(Hafnia)から。
◎1923(大正12)スウェーデンの化学者ヘベシ・ジョールチ(He-
vesy Gyoergy)、ジルコン(Zircon)の中から発見。
参照⇒へべし(ヘベシ)
ばぶーにゃ
【バブーニャ】
◇[ポーランド語]babunia
○(ポーランド語で)お祖母ちゃん。
◎バブチャ(babcia):祖母。
はぷにんぐ
【ハプニング】
◇[英]happening
○(1)予想外の出来事。偶発的(グウハツテキナ)な事件。
○(2)[劇]意表をついた前衛的芸術活動。
進行予定になかった行動や予想外の展開を利用し、ときには
観客をも巻き込んで行う即興的なもの。
◎1950年代末期、アメリカに興る。
はぶのみなと
【波浮の港】
○(1)[楽]野口雨情(ウジョウ)作詞、中山晋平作曲の歌謡曲(民謡)。
◎1924. 7.(大正13)民謡集『雨情民謡百篇』に収録。
○(2)[映]1963(昭和38)日活映画。小沢不二夫の『おもかげ』
を映画化。
監督:斎藤武市。
出演:吉永小百合(サユリ)・浜田光夫(ミツオ)ほか。
★はふびょう《はふびやう》
【ハフ病】
◇[独]Haffkrankheit、[英]haff disease
○[病]魚介類の摂取によって発生する原因不明の疾病。
食して24時間以内に発病し、横紋筋が融解する。
毒素やウイルスなどの特定はできていない。
◎1924(大正13)バルト海の潟(カタ)(Haff)で初めて報告。
ばぶーふ
【バブーフ】
◇Francois Noel Babeuf(フランソワ・ノエル・バブーフ)
○[人]フランス革命末期の革命家(1760.11.25〜1797. 4.26)。
パリ北方の農村の土地台帳監査官となり、封建制の矛盾を痛
感。フランス革命を契機に、土地私有制を否定する共産主義的
思想にめざめ実践活動に入る。
封建制と私有財産制の廃止・共和制確立を唱えて「平等者宣
言(Manifeste Des Plebeiens)」を行い、ブルジョア共和派と対
立。
古代ローマの護民官([羅]tribuni plebis)グラックス兄弟の
名に因(チナ)み自らグラックス・バブーフ(Gracchus Babeuf)と
名乗り、『護民官(Le Tribun du peuple)』紙を発行。
秘密結社「平等者(La conspiration pour l'egalite)」を組織
し、1796(寛政 8)総裁政府打倒を企てたがジョルジュ・グリゼ
ル(Georges Grisel)の裏切りによって発覚して逮捕。翌年、処
刑される。
◎その武力闘争や革命独裁などの思想・実践は、ブオナローティ
(Filippo-Michaele Buonarroti)の著作を通して、のちの共産
主義的革命運動に影響を与えた。
はーふぶらっど
【ハーフ・ブラッド】
◇[英]half-blood
○混血・混血児。
和製略語で「ハーフ」とも呼ぶ。
参照⇒こんけつ(混血)
はーふぶりーど
【ハーフ・ブリード】
◇[英]half-breed
○(白人とインディアンとの)混血・混血児。軽蔑的。
参照⇒こんけつ(混血),めすてぃーそ(メスティーソ),[1]め
てぃす(メティス)(2)
はーふむーんべい
【ハーフムーンベイ】
◇[英]Half Moon Bay
○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California State)
中央部のサンマテオ郡(San Mateo County)西岸の町。
北緯37.47°、西経122.44°の地。
〈人口〉
1990(平成 2) 8,900人。
2000(平成12)1万1,800人。
2002(平成14)1万2,000人。
2003(平成15)1万2,100人。
2004(平成16)1万2,300人。
ばぶやんしょとう《ばぶやんしよたう》
【バブヤン諸島】
◇[英]Babuyan Islands
○[地]フィリピン最北部、ルソン島(Luzon Island)北方の諸島。
南方のルソン島とはバブヤン海峡(Babuyan Channel)で、北方
のバタン諸島(Batan Islands)とはバリンタン海峡(Balintang
Channel)で隔てられている。
バブヤン島(Babuyan Island)・カラヤン島(Calayan Island)
・ダルピリ島(Dalupiri Island)・カミギン島(Camiguin Is-
land)・フーガ島(Fuga Island)とその属島から成る。
ルソン島北東部とともにカガヤン州(Cagayan Province)に属
する。
はぶらし
【歯ブラシ】
【歯刷子】
◇[英]toothbrush
○歯を磨(ミガ)くために使用する、柄(エ)の付いた小さなブラシ。
ブラシの毛は化学繊維が多い。高級品はブタ毛。
ぱぷりか
【パプリカ】
◇[マジャール語]paprika、[英]paprika
○(1)[農][植]大形で肉厚のビーマン([フ]piment)。
赤色・黄色・緑色がある。
参照⇒ぴーまん(ピーマン)
○(2)[食]赤い(1)の実を乾燥・粉末した香辛料の一種。
辛味はなく、料理の色付けに用いる。
ぱぶりっくいんぼるぶめんと
【パブリック・インボルブメント】
◇[英]public involvement
○[政][社]政策や公共事業計画などで、国民や地元住民が意見
を表明できる場を設け、かつ反映させて行く方針。
「住民参加」とも呼び、略称は「PI」。
ぱぶりっくぼーん
【パブリック・ボーン】
◇[英]public bone
○[俗][医]恥骨(チコツ)。
ばぶーりゃ
【バブーリャ】
◇[露]babulya
○(ロシア語で)お祖母ちゃん。
◎ロシア文字では"бабуля"。
バブーシュカ(babushka):祖母。
はぶる
【はぶる】
○[俗]仲間はずれにする。
◎「はぶく(省く)」から派生。
はぶる
【葬る】
○(1)遺骸を火葬場または埋葬場まで縁故者が付き添って送る。
○(2)埋葬する・土葬にする。
○(3)火葬にする。
ばぶる
【バブル】
◇[英]bubble
○⇒すいほう(水泡)
ばぶる
【バブル】
◇Babur
○[人][軍]⇒ばーぶる(バーブル)
★ばーぶる
【バーブル】
◇Babur
○(1)[人]インドのムガール帝国(the Mughal empire)の創始者。
二代皇帝フマーユーン(Muhammad Humayun)の父。
ウズベク族に中央アジアを追われ、南進してカブール・パン
ジャブ地方に侵入。1526. 4.21(大永 6)第一次パーニーパット
の戦い(Battle of Panipat)でロディー朝(the Lodi)第3代王
イブラーヒーム・ロディー(Ibrahim Lodhi)の大軍を破り、ム
ガール帝国を建設。
「バブル」,「バーバル」とも呼ぶ。
参照⇒むがーるていこく(ムガール帝国)
○(2)[軍]パキスタン国産の巡航ミサイル。核弾頭の搭載可能。
射程500キロメートル。
地上・艦上・潜水艦・航空機からの発射が可能。
「バブル」,「バーバル」とも呼ぶ。
◎2005. 8.11(平成17)発射実験に成功。
◎インドの巡航ミサイル:⇒ぶらもす(ブラモス)
ぱーぷる
【パープル】
◇[英]purple
○[色]⇒むらさきいろ(紫色)
ぱーふるおろおくたんさんえん
【パーフルオロオクタン酸塩】
◇[英]Perfluorooctanoic Acid
○[化]カルボン酸の一種。化学式はCF3(CF2)6COOH。
テフロン加工の補助剤。
略称は「PFOA」。
参照⇒てふろん(テフロン)
◎米環境保護局(EPA)、動物実験で脳の発達などへの悪影響
を報告。
ばぶるじぇっと
【バブルジェット】
◇[登録商標]Bubble Jet
○[計]キヤノン(Canon)社製のインクジェット・プリンタ。
⇒[2]びーじぇーぴー(BJP)
ぱーぷるしゃどう
【パープルシャドウ】
○[楽]松本隆作詞、都倉俊一作曲の歌謡曲。
歌は高田みづえ。
◎1978. 6.(昭和53)レコード発売。
ばぶるめもり
【バブルメモリ】
◇[英]bubble memory
○[古][計]⇒じきばぶるめもり(磁気バブルメモリ)
ぱふれヴぃーご
【パフレヴィー語】
◇[英]Pahlavi language/Pehlevi language
○[言]⇒ぱふれびーご(パフレビー語)
ぱふれヴぃーちょう《ぱふれヴいーてう》
【パフレヴィー朝】
◇[英]Pahlavi Dynasty
○[歴]⇒ぱふれびーちょう(パフレビー朝)
はぷれす
【ハプレス】
◇[英]hapless
○[形]不運な、不幸な。
ぱふれびー
【パフレビー】
◇Pahlavi/Pehlevi
○(1)[歴](Pahlavi Dynasty)⇒ぱふれびーちょう(パフレビー朝)
○(2)[言](Pahlavi language)⇒ぱふれびーご(パフレビー語)
ぱふれびーご
【パフレビー語】
◇[英]Pahlavi language/Pehlevi language
○[言]ササン朝ペルシアの3〜7世紀ころに使用されていた、
インド・ヨーロッパ語族のイラン語派に属する言語。
ペルシア帝国の公用語。
「パフレヴィー語」,「パーレビー語」,「パーレヴィー語」とも呼
ぶ。
ぱふれびーちょう《ぱふれびーてう》
【パフレビー朝】
◇[英]Pahlavi Dynasty
○[歴]20世紀のイランの王朝(1925〜1979)。
第一次世界大戦後、トルコ系カジャール朝(Qajar Dynasty)
にかわってレザー・シャー・パフレビー(Mirza Reda Shah Pah-
levi)が創建。
1935. 3.21(昭和10)国号を正式にイランと改称。
1941(昭和16)パフレビー(Mohammad Reza Pahlavi)(1919.10.
26〜1980. 7.27)が王位を継承、1960年代以降アメリカの援助
のもとに西欧化政策を推進しようとしたが、イスラム教シーア
派のホメイニ師(Imam Ayatollah Ruhollah Khomeini)が指導す
る大衆蜂起(イスラム革命)によって崩壊。1979(昭和54)国王が
亡命し、王政は廃止された。
「パフレヴィー朝」,「パーレビー朝」,「パーレヴィ朝」とも呼ぶ。
はぷろいど
【ハプロイド】
◇[英]haploid
○[生]⇒はんすうたい(半数体)
はぶろっく
【ハブロック】
◇[英]havelock
○[軍][服]軍帽の後ろに垂らす布。
日射病を防ぐため、肩まで垂らして襟足を保護するもの。
「パグリー(puggree)」,「パガリー(puggaree)」とも呼ぶ。
参照⇒とーぴーぼう(トーピー帽)
◎インド駐留のイギリス軍将校ヘンリー・ハブロック(Sir Hen-
ry Havelock)(1795〜1857)に因(チナ)む。
★ぱぶろふ
【パブロフ】
◇Ivan Petrovich Pavlov
○[人]ロシア(旧ソ連)の生理学者(1849〜1936)。
1904(明治37)胃と膵臓(スイゾウ)の消化腺研究により、ノーベ
ル生理・医学賞を受賞。
◎パブロフの条件反射
はぷーん
【ハプーン】
◇[英]harpoon
○⇒はーぷーん(ハープーン)
はーぷーん
【ハープーン】
◇[英]harpoon
○(1)[海]捕鯨(ホゲイ)のモリ(銛)。
綱(ツナ)が付いていて、捕鯨船の船首にある捕鯨砲(whaling
gun)で打ち込む。モリの先端は斜めに当たったときに跳ね返ら
ないよう、平らになっている。
「ハプーン」,「鯨銛(クジラモリ)」とも呼ぶ。
○(2)[軍](Harpoon)アメリカ海軍の対艦誘導ミサイル。
通常弾頭で、エンジンはターボ・ジェット。
発射は水上艦艇・潜水艦・航空機のいずれからも可能。
誘導はアクティブ・レーダー・ホーミング方式、または慣性
誘導との併用方式。巡航ミサイルの前の段階。
「ハプーン」とも呼ぶ。
◎海上自衛隊も高速ミサイル艇・イージス艦などに採用。
◎2003.10.12(平成15)ロスアンゼルス・タイムズ紙電子版、イ
スラエルが改造して核弾頭を搭載したと掲載。
ばふん
【馬糞】
○馬の糞(クソ)。
「まぐそ(馬糞)」,「馬矢(バシ)」,「馬屎(バシ)」,「馬通(バツウ)」,
「馬勃(バボツ)」とも呼ぶ。
参照⇒うまのくそまんじゅう(馬の糞饅頭),さとうさうとう
うまのくそ(佐藤斎藤馬のクソ,佐藤斎藤馬の糞,佐藤・斎藤、
馬の糞)
◎バフンウニ(馬糞海胆)
ばふーん
【バフーン】
◇[英]buffoon
○[劇]道化役者。
参照⇒ぴえろ(ピエロ),はーれくぃん(ハーレクィン)
ばぶーん
【バブーン】
◇[英]baboon
○[哺]⇒ひひ(ヒヒ,狒狒)
ばふんうに
【バフンウニ】
【馬糞海胆】
◇[学]Hemicentrotus pulcherrimus
○[動]棘皮動物ウニ綱ホンウニ目(Echinoida)オオバフンウニ
科(Strongylocentrotidae)バフンウニ属の一種。
全体が暗緑色で、殻は馬糞に似た直径4センチメートルくら
いの扁平な球形。短いとげが密生する。
日本特産種で、北海道南部以南に分布。
生殖巣は塩漬けにして最高級品の雲丹(ウニ)となる。
「マグソガゼ(馬糞石陰子)」とも呼ぶ。
ばふんし
【馬糞紙】
○(1)裏打ちなどに用いる下等な紙。
参照⇒ざらがみ(ざら紙,ザラ紙)
○(2)ボール紙の一種。安価なワラ(藁)の繊維などを加えて製
した薄茶色で硬い厚紙。
参照⇒ぼーるがみ(ボール紙),わらばんし(わら半紙,ワラ半
紙,藁半紙)
◎馬糞の色に似ていることや、馬糞のようにワラが混じってい
ることから。
はーふーんみさき
【ハーフーン岬】
◇[英]Point Haafuun
○[地]アフリカ大陸東部、ソマリア北東部にあるアラビア海に
突出した岬。
ぱぺえて
【パペエテ】
◇Papeete
○⇒ぱぺーて(パペーテ)
ぱーぺき
【パーペキ】
○[俗]パーペクト([英]perfect)で完璧(カンペキ)なこと。
非の打ち所がないこと。
◎パーペキな仕上がりだ。
ばーべきゅー
【バーベキュー】
◇[英]barbecue
○(1)[料]ウシ(牛)・ブタ(豚)などの肉の塊(カタマ)りや野菜を、
金串(カナグシ)に刺して直火(ジカビ)で、または金網(カナアミ)・鉄板
などに載(ノ)せ、焼きながら食べる料理。
主に屋外で行う。
参照⇒ししかばぶ(シシカバブ)
○(2)(転じて)(1)をする野外パーティー。
はーべじおん
【ハーベジオン】
◇[英]habergeon/haubergeon
○[歴]短く袖なしの鎖帷子(クサリカタビラ)(mail)。
⇒くさりかたびら(鎖帷子)(2)
はーべすたー
【ハーベスター】
◇[英]harverter
○(1)[農]刈り取り労働者・刈り取り人夫。
○(2)[農]収穫機・刈り取り機。
はーべすと
【ハーベスト】
◇[英]harvest
○(1)[農]収穫・刈り取り。
○(2)[農]収穫物・作物。
○(3)[農]収穫期。
○(4)[農]収穫高。
○(5)(転じて)報酬。
はーべっく
【ハーベック】
◇[英]hauberk、[フ]hauberc
○[歴]短めの鎖帷子(クサリカタビラ)(mail)。
⇒くさりかたびら(鎖帷子)(2)
ばーべっく
【バーベック】
◇Guido Herman Fridolin Verbeck(ギード・フリーダリン・バ
ーベック)
○[人]⇒ふるべっき(フルベッキ)
ぱーべっく
【パーベック】
◇Purbeck
○(1)[地](Purbeck Peninsula)⇒ぱーべっくはんとう(パーベッ
ク半島)
○(2)(Isle of Purbeck)⇒ぱーべっくはんとう(パーベック半
島)
○(3)[鉱](Purbeck stone)⇒ぱーべっくせっかいがん(パーベッ
ク石灰岩)
○(4)(Purbeck District)⇒ぱーべっくぐん(パーベック郡)
ぱーべっくぐん
【パーベック郡】
◇[英]Purbeck District
○イギリス、イングランド南部のドーセット州(the County of
Dorset)南部の郡。
ぱーべっくせっかいがん《ぱーべつくせきくわいがん》
【パーベック石灰岩】
◇[英]Purbeck stone/Purbeck marble
○[鉱][建]イギリス南部のパーベック半島で産する、上質の石
灰岩(Purbeck marble)。装飾用の建材となる。
参照⇒ぱーべっくはんとう(パーベック半島),ぽるとらんど
せめんと(ポルトランド・セメント)
ぱーべっくとう《ぱーべつくたう》
【パーベック島】
◇[英]Isle of Purbeck
○[地]⇒ぱーべっくはんとう(パーベック半島)
ぱーべっくはんとう《ぱーべつくはんたう》
【パーベック半島】
◇[英]Purbeck Peninsula
○[地]イギリスのイングランド南部、ドーセット州(the Coun-
ty of Dorset)南部のパーベック郡(Purbeck District)南部に
ある、イギリス海峡(England Channel)に面する半島。
「アイルオブパーベック(Isle of Purbeck)」,「パーベック島」
とも呼ぶ。
参照⇒ぱーべっくせっかいがん(パーベック石灰岩)
ぱぺっと
【パペット】
◇[英]puppet
○(1)[劇]あやつり人形。
フランス語で「マリオネット(marionette)」とも呼ぶ。
参照⇒でく(木偶)(2)
○(2)[劇]指人形(hand puppet)。
⇒ゆびにんぎょう(指人形)(1)
ぱぺーて
【パペーテ】
◇Papeete
○南東太平洋、ソシエテ諸島(Iles de la Societe)の中心都市。
タヒチ(Tahiti)島の北西岸に位置する。
「パペエテ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1983(昭和58)2万3,496人。
1988(昭和63)2万3,555人。
1990(平成 2)2万5,000人。
◎1880(明治13)フランス領ポリネシアの首都。
ばーべら
【バーベラ】
◇Joseph Barbera(ジョゼフ・バーベラ)
○[人]アメリカのアニメーション映画作家(1911. 3.24〜2006.
12.18)。ニューヨーク生れ。
銀行勤務を経て、20代のときに映画会社メトロ・ゴールドウィ
ン・メイヤー(MGM)でアニメーション作家となる。
1957(昭和32)ウィリアム・ハンナ(William Hanna)とアニメ
ーション制作会社ハンナ・バーベラ・プロダクション(Hanna-
Barbera Productions)を設立。
作品は1937(昭和12)映画『トムとジェリー(Tom and Jerry)』、
TV『トムとジェリー』・『原始家族フリントストーン(The
Flintstones)』・『宇宙家族ジェットソン(The Jetsons)』・
『弱虫クルッパー(Scooby Doo)』など。
ぱぺらぱっぷ
【パペラパップ】
◇[独]Papperlapapp
○(1)ゴミ・クズ・ガラクタ。
○(2)ばかげた話・たわごと。
○(3)[間投詞]ばかばかしい・くだらない・ナンセンス。
◎日本語の「パッパラパー」の語源となったという説がある。
参照⇒ぱっぱらぱー(ぱっぱらぱー,パッパラパー)
はべりあの
【ハベリアノ】
◇Javierano
○ボリビア北部、モホス平原(Moxos Plain)に居住する先住民
族モヘーニョ(Moxeno)の一支族。
参照⇒もほすぐん(モホス郡)
ばーべる
【バーベル】
◇[英]barbell
○[運]重量挙げ競技や筋肉強化に使用する運動具。
鉄棒の両端に鉄の円盤を1〜数枚取り付けたもの。取り付け
る円盤の重さや枚数でバーベル全体の重量を調整する。
参照⇒だんべる(ダンベル),えきすぱんだー(エキスパンダー),
べんちぷれす(ベンチプレス)
[1]ぱぺる
【パペル】
◇[西]papel
○(スペイン語で)紙。
[2]ぱぺる
【パペル】
◇[葡]papel
○(ポルトガル語で)紙。
ばべるたおぷ
【バベルタオプ】
◇Babelthuap
○[地]西太平洋カロリン諸島西部、パラオ諸島(Palau Islands)
の主島。
★ばべるのとう《ばべるのたふ》
【バベルの塔】
◇[英]the Tower of Babel
○(1)[聖]バベル(バビロン)に建てられようとした高い塔。
ノア(Noah)の曾孫ニムロデ(Nimrode)が建設の指揮をとる。
参照⇒じっぐらと(ジッグラト)
◎大ブリューゲルの絵が有名。
参照⇒[1]ぶりゅーげる(ブリューゲル)
○(2)[歴]新バビロニアのナボポラッサル(Nabopolassar)父子
が(1)を再建しようとした聖塔。
○(3)(転じて)不可能な計画。実現性のない架空の計画。
ぱーぺん
【パーペン】
◇Franz von Papen
○[人]ドイツの政治家(1879.10.29〜1969. 5. 2)。
第一次世界大戦後、カトリック系の中央党の最右翼の代表と
して、国粋帝政派・国防軍の支持を得て、1932(昭和 7)首相と
なり、ワイマール共和国の暫定的独裁政権を樹立。ラジオ放送
を全面的に国有化。
ナチスの支持を得ながら反議会主義政治を展開し、ドイツ社
会民主党を弱体化させる。
1933. 1.(昭和 8)ヒトラーが首相に就任し、副首相となる。
1934〜1938(昭和 9〜昭和13)オーストリア大使。
1939〜1944(昭和14〜昭和19)トルコ大使。
ニュルンベルク国際軍事裁判では無罪。
ばーべんはうぜん
【バーベンハウゼン】
◇Babenhausen
○(1)ドイツ南東部、バイエルン州(Bundesland Bayern)南部の
小都市。
○(2)ドイツ西部、ヘッセン州(Bundesland Hessen)南部の地名。
フランクフルト(Frankfurt am Main)南東、約50キロメートル。
空港がある。
はぼうき《はばうき》
【羽箒】
○(1)([英]feather duster)鳥の羽根で作った小形のホウキ。
フサフサにたばねたり、ツバサ(翼)状にまとめて取っ手をつ
けたもの。
「はねぼうき(羽根箒,羽箒)」とも呼ぶ。
○(2)(1)を図案化した紋所(モンドコロ)の名前。
◎一つ羽箒,違い羽箒,抱き羽箒
★はぼたん
【ハボタン】
【葉牡丹】
◇[学]Brassica oleracea var.acephala
○[植]フウチョウソウ目(Brassicales)アブラナ科(Brassica-
ceae)アブラナ属(Brassica)の越年草。キャベツの一変種。ヨ
ーロッパ原産。
観賞用に改良されたキャベツの一品種。
「カンラン(甘藍)」とも呼ぶ。
参照⇒かーぼろねろ(カーボロネロ)
◎子持ち葉牡丹:⇒めきゃべつ(メキャベツ,芽キャベツ)
ばぼつ
【馬勃】
○(1)馬糞(バフン,マグソ)。馬の糞(クソ)。
○(2)(転じて)価値のないもの。
はぽねさ
【ハポネサ】
◇[西]japonesa
○(スペイン語で)女性の日本人。
◎男性の日本人:ハポネス(japones)。
日本:ハポン(Japon)。
はぽねす
【ハポネス】
◇[西]japones
○(スペイン語で)男性の日本人。
◎女性の日本人:ハポネサ(japonesa)。
日本:ハポン(Japon)。
はぼまいしこたん
【歯舞・色丹】
◇[日]Habomai Shikotan
○[地]北海道根室半島沖、千島列島南端の諸島。北方四島の一
部。
第二次世界大戦後、ソ連の統治下におかれ、ロシアに引き継
がれている。
◎1956.10.19(昭和31)に調印された日ソ共同宣言で、日ソ平和
条約締結後の歯舞・色丹の返還が明記された。しかし、1960
(昭和35)の日米安全保証条約の調印によって、ソ連は在日外国
軍が撤退しない限り返還しないと声明、現在にいたっている。
参照⇒くらすのやるつくかいだん(クラスノヤルスク会談)
はぼまいしょとう《はぼまいしよたう》
【歯舞諸島】
◇[日]Habomai Shoto
○[地]北海道根室半島納沙布岬(ノサップミサキ)の沖合いに連なる諸
島。北方四島の一部。
もと根室支庁花咲郡歯舞村の島々。
参照⇒はぼまいしこたん(歯舞・色丹)
〈面積〉
99.94平方キロメートル。
〈島〉
多楽島(タラクトウ):ポロンスキー島(Ostrov Polonskogo)。
志発島(シボツトウ):ゼリョーヌイ島(Ostrov Zelenyi)。
勇留島(ユリトウ):ユーリー島(Ostrov Yurii)。
秋勇留島(アキユリトウ):アヌーチン島(Ostrov Anuchina)。
水晶島(スイショウトウ):タンフィリエフ島(Ostrov Tanfil'eva)。
貝殻島(カイガラジマ)。
参照⇒かいがらじま(貝殻島)
はぼろちょう《はぼろちやう》
【羽幌町】
◇[日]Haboro Cho
○北海道北西部、留萌支庁(ルモイシチョウ)苫前郡(トママエグン)の町。
天売島(テウリトウ)・焼尻島(ヤギシリトウ)を含む。
〈面積〉
472.81平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)9,364人。
◎1921(大正10)町制施行。
1955(昭和30)天売村を編入。
1959(昭和34)焼尻村を編入。
はぼろーね
【ハボローネ】
◇Gaborone
○⇒がぼろーね(ガボローネ)
はぽん
【ハポン】
◇[西]Japon
○(スペイン語で)日本。
◎男性の日本人:ハポネス(japones)。
女性の日本人:ハポネサ(japonesa)。
ばーぼん
【バーボン】
◇bourbon
○(1)(Bourbon County)⇒ばーぼんぐん(バーボン郡)
○(2)[食]アメリカ製のウイスキーの一種。
主原料はトウモロコシ。
参考⇒すこっち(スコッチ)
◎イギリスの移民が1789年、アメリカのケンタッキー州バーボ
ン郡で製造したことから。
ばーぼんぐん
【バーボン郡】
◇[英]Bourbon County
○アメリカ合衆国中央東部、ケンタッキー州(Kentucky Common-
wealth)中北東部の郡。
郡都はパリス(Paris)。
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