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                    PDD図書館管理番号       0001.0073.0000.11

                 百   科   辞   書    《はひ》     編集:獨  澄旻

-------- はひ --------------------------------------------------
はーびー
	【ハービー】
	◇William Harvey(ウィリアム・ハービー)
	○[人]イギリスの医師(1578. 4. 1〜1657. 6. 3)。
	 血液循環理法を発見。
はーぴー
	【ハーピー】
	◇[英]Harpy
	○[ギ神]⇒はるぴゅいあ(ハルピュイア)
[1]ばび
	【馬尾】
	◇[中]mayi
	○(1)ウマ(馬)の尾。
	○(2)ウマの尻尾の毛・馬素(バス)。
	 ⇒ばす(馬素,馬尾毛)
★[2]ばび
	【馬尾】
	◇[ラ]cauda equina
	○[医]脊髄下部から下方に伸び、仙骨(センコツ)に至る神経の束。
	◎ラテン語の"cauda(尻尾) equina(馬の)"から。
	◎馬尾神経,馬尾症候群
ぱぴー
	【パピー】
	◇[英]puppy
	○(1歳未満の)犬の子・子犬。犬ころ・ワンコロ。
	 参照⇒うぇるぷ(ウェルプ)(1)
	◎パピーラブ(puppy love):⇒ぱぴーらぶ(パピーラブ,パピー
	・ラブ)
ぱぴあ
	【パピア】
	◇[独]papier
	○(ドイツ語で)紙。
ぱぴえ
	【パピエ】
	◇[フ]papier
	○(フランス語で)紙。
ぱぴえこれ
	【パピエコレ】
	◇[フ]papier colle(貼り紙)/papiers colles
	○[美]20世紀初頭のキュビズム(立体派運動)の制作法の一つ。
	 カンバスに、新聞紙・壁紙・レッテル・切符などの紙片を貼
	り付けることで、目新しい効果を生み出そうとした技法。
	 参照⇒こらーじゅ(コラージュ)
ぱぴえましぇ
	【パピエマシェ】
	◇[フ]papier-mache
	○(1)紙の細片や、紙を煮て溶かしたものに、ニカワ(膠)など
	を混ぜたもの。
	 「混凝紙(コンクリシ)」とも呼ぶ。
	◎「混凝土」は「コンクリート([英]concrete)」の当て字。
	○(2)(1)で作った、張子(ハリコ)。
はびきのし
	【羽曳野市】
	◇[日]Habikino Shi
	○大阪府南東部の市。北部を藤井寺市、北東部を柏原市、南部
	を富田林市、西部を堺市、北西部を松原市に接し、東端を奈良
	県に隣接。
	 藤井寺市(フジイデラシ)にかけて古市(フルイチ)古墳群がある。
はびたっと
	【ハビタット】
	◇[英]habitat(ハビタート)
	○(1)[生]生物の生息場所。(植物の)自生地・(動物の)生息地。
	生息環境。
	○(2)住居地・所在地。
	 参照⇒はびてーしょん(ハビテーション)(2)
	○(3)(Habitat)⇒はびたっとかいぎ(ハビタット会議)
はびたっとかいぎ《はびたつとくわいぎ》
	【ハビタット会議】
	◇[英]Habitat Conference
	○国連人間居住会議(United Nations Conference on Human 
	Settlements)の通称。
	 「ハビタット」,「ハビタート」とも呼ぶ。
はびたーと
	【ハビタート】
	◇[英]habitat
	○(1)⇒はびたっと(ハビタット)
	○(2)(Habitat)⇒はびたっとかいぎ(ハビタット会議)
はびたんと
	【ハビタント】
	◇[英]habitant
	○住人・居住者。
	 参照⇒はびてーしょん(ハビテーション)
ばびっとめたる
	【バビットメタル】
	◇[英]babbitt metal/Babbitt metal
	○減摩合金・軸受け合金の一種。
	 スズ(錫)を主成分とし、アンチモン・銅・鉛などを含むホワ
	イトメタル(white metal)。
	 エンジン(内燃機関)の軸受や、圧延機などの一部に使用され
	る。
	 参照⇒ほわいとめたる(ホワイトメタル)(2)
	◎アメリカのバビット(Isaac Babbitt 1799〜1862)が考案。
はびてーしょん
	【ハビテーション】
	◇[英]habitation、[フ]habitation(アビタシオン)
	○(1)居住。
	 参照⇒はびたんと(ハビタント)
	○(2)住所。住居・住宅。
	 参照⇒はびたっと(ハビタット)(2),あびたしおん(アビタシ
	オン)
	○(3)植民地。
ばーびーにんぎょう《ばーびーにんぎやう》
	【バービー人形】
	◇[英]Barbie doll
	○アメリカ玩具大手マテル社(Mattel Inc.)が製造・販売する
	女の子の着せ替え人形。
	 日本では(株)バンダイが販売。
	◎1959. 3. 9(昭和34)ニューヨークのおもちゃショーに初出品。
	◎中国語:洋娃娃(yangwawa)。
ぱぴやす
	【パピヤス】
	◇[梵]papiyas
	○[仏]⇒はじゅん(波旬)
はびょう《はびやう》
	【葉鋲】
	○⇒うろこくぎ(鱗釘)
ぱぴよんでぬい
	【ナハトファルター】
	◇[フ]papillon de nuit
	○[虫](フランス語で)ガ(蛾)。
	 ⇒が(蛾)
	◎「夜の(de nuit)蝶(papillon)」の意味。
★ぱぴら
	【パピラ】
	◇[羅](単数形)papilla/(複数形)papillae、[英]nipple
	○(1)[医]小乳頭状突起。
	 参照⇒[1]にゅうとう(乳頭)(2)
	◎視神経乳頭(papilla optici):⇒ししんけいえんばん(視神
	経円板)
	○(2)[植]乳頭突起。
	 参照⇒[1]にゅうとう(乳頭)(2)
ぱぴーらぶ
	【パピーラブ】
	【パピー・ラブ】
	◇[英]puppy love
	○年上の異性に抱く、淡い幼な恋。
	 「カーフラブ(calf love)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かーふらぶ(カーフラブ,カーフ・ラブ)
	◎"puppy"は「子犬」。
ぱびりおん
	【パビリオン】
	◇[英]pavilion
	○(1)(品評会・運動会などの)大型テント・大天幕。
	○(2)博覧会などの臨時の展示館・展示場。
	○(3)(庭園・公園などの)休憩所・あずまや。
	○(4)[建](本館から突き出た)別館。別棟・離れ。
	 参照⇒あねっくす(アネックス)
	◎ラテン語の「蝶・テント(papilio)」から。
	◎イタリア語:パディリヨーネ(padiglione)。
★ばびるさ
	【バビルサ】
	◇[マレー語]babirussa
	○[哺]ウシ目(偶蹄目<グウテイモク>)(Artiodactyla)イノシシ科
	(Suidae)の哺乳類。
	 「鹿猪(シカイノシシ)」とも呼ぶ。
ばびるしゅう《ばびるしう》
	【バビル州】
	◇Muhafazat Babil、[英]Babil Province
	○イラク中央部の州。北西部をワーシト州(Muhafazat Wasit)、
	南部をカディーシャ州(Muhafazat al Qadisiyah)、南西部をナ
	ジャフ州(Muhafazat Najaf)、西部をカルバラ州(Muhafazat 
	Karbala)に接する。
	 州都はヒッラ(al-Hillah)。
	 「バビロン州([英]Babylon Province)」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 6,468平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2003(平成15)175万1,900人。
★ぱぴるす
	【パピルス】
	◇[羅]papyrus
	○(1)古代エジプトで使用された一種の紙。
	○(2)[植]カミガヤツリの別称。
	 ⇒かみがやつり(カミガヤツリ,紙蚊帳吊)
	○(3)[計](Papyrus)シャープ社製の電子辞書。
	◎2005. 9. 7(平成17)子供向けのPW−J5000を発売。
★ばびろにあ
	【バビロニア】
	◇Babylonia
	○(1)[歴]西アジアのメソポタミア南部、チグリス川・ユーフ
	ラテス川の下流域の古称。
	 北西部はアッカド(Akkad)、南東部はシュメール(Sumer)と呼
	ぶ。
	○(2)[歴]バビロニア周辺に栄えた古代諸王国。
	 紀元前3000年ころ、シュメール人(Sumerians)が都市国家を
	形成。
	 紀元前2400年ころ、アッカド人が侵入してシュメール文化を
	吸収し、紀元前2350年ころ、統一国家を建設。
	 紀元前20世紀、セム語族のアムル人(Amorites)が侵入。
	 紀元前19〜16世紀、バビロン第一王朝のバビロニア王国(Old 
	Babylonian Kingdom)が成立。
	 紀元前7〜6世紀、新バビロニア王国(Neo-Babylonian King-
	dom)が栄える。
	 BC. 539、ペルシアに滅ぼされる。
★ばびろふ
	【バビロフ】
	◇Nikolaj Ivanovich Vavilov
	○[人]ソ連の農学者・遺伝学者(1887〜1943)。
	 1929〜1935(昭和 4〜昭和10)全ソ農業科学アカデミー総裁。
	 参照⇒るいせんこ(ルイセンコ)
★ばびろん
	【バビロン】
	◇Babylon(神の門)
	○[歴]ユーフラテス川の東岸(左岸)にあった、メソポタミアの
	古代都市。
	 バビロン第一王朝の首都。
	 遺跡はイラク中部バグダッドの南方約88キロメートル、ヒッ
	ラ(al-Hillah)北郊にある。
	 参照⇒ばびろんのほしゅう(バビロンの捕囚)(1)
ばびろんしゅう《ばびろんしう》
	【バビロン州】
	◇[英]Babylon province
	○⇒ばびるしゅう(バビル州)
ばびろんのほしゅう《ばびろんのほしう》
	【バビロンの捕囚】
	◇[英]Babylonian Captivity/Babylonian Exile
	○(1)[歴]新バビロニア王国がユダ王国を征服し、捕らえたヘ
	ブライ人(ユダヤ人)をバビロンに強制移住させたこと。
	 新バビロニア王ネブカドネザル二世(Nebuchadnezzar II)が、
	BC. 597. 3.エルサレムを攻略し、ユダ王国のエホヤキン
	(Jehoiachin)王ら貴族・祭司・工人などをバビロンに連行。
	BC. 586. 8.再びエルサレムを包囲し、人民の大半をバビロン
	に移住させる。
	 移住したユダヤ人の待遇は寛容であった。
	 BC. 538、アケメネス朝ペルシア帝国が新バビロニアを滅ぼ
	し、キュロス二世(Kyros II)によってユダヤ人の帰還が許され
	た。
	 「バビロン捕囚」とも呼ぶ。
	 参照⇒てぃしゃべあぶ(テイシャベアブ,テイシャ・ベ・アブ),
	でぃあすぽら(ディアスポラ)
	○(2)[歴]中世のアビニョンの捕囚のこと。
	 「教皇のバビロンの捕囚(Pope's Babylonian Exile)」,「教皇
	のバビロン捕囚」とも呼ぶ。
	 ⇒あびにょんのほしゅう(アビニョンの捕囚)
ばびろんほしゅう《ばびろんほしう》
	【バビロン捕囚】
	◇[英]Babylonian Captivity/Babylonian Exile
	○[歴]⇒ばびろんのほしゅう(バビロンの捕囚)
はふ
	【ハフ】
	◇[独]Haff、[英]lagoon
	○[地](ドイツ語で)ラグーン。
	 ⇒らぐーん(ラグーン)(1)
★はふ
	【破風】
	【搏風】
	○[建]
	 「ペディメント(pediment)」とも呼ぶ。
	 参照⇒きりづま(切妻)
	〈破風板の装飾〉
	 上部・左右:⇒げぎょ(懸魚)
	 下部:⇒まゆ(眉)(5)
★はーふ
	【ハーフ】
	◇[英]half
	○(1)二分の一・半分。
	○(2)30分・1時間の半分。
	○()
	○()ハーフ・ブラッド(混血)の和製略語。
	 ⇒はーふぶらっど(ハーフ・ブラッド)
はぶ
	【ハブ】
	【HUB】
	◇[英]hub
	○(1)こしき(轂)・車輪の中心部で軸(ジク)のさしこむ部分。中
	心・中枢。
	 参照⇒[2]すぽーく(スポーク)(1),りむ(リム)(2),はぶくう
	こう(ハブ空港)
	○(2)[通]複数のパソコン・ワークステーションなどの端末を
	ネットワークに接続するとき、通信の中継をする装置。
	 「集線装置」とも呼ぶ。
	 参照⇒しぇあーどはぶ(シェアードHUB),すいっちんぐは
	ぶ(スイッチングHUB),のーど(ノード)(11)
★はぶ
	【ハブ】
	【飯匙倩】
	◇[日]habu、[英]habu
	○[爬]トカゲ目(有鱗目)(Squamata)クサリヘビ科(Viperidae)
	ハブ属(Trimeresurus)の毒ヘビ。
	 出血毒をもつ。
	 沖縄諸島と奄美諸島に生息し、全長2メートルほどになる。
はーぶ
	【ハーブ】
	◇[英]herb
	○[食][料]香草・薬草。
	 料理の風味付けや薬用に用いる植物の総称。
	◎フレッシュハーブ。
	 ドライハーブ。
	◎ドイツ語:クラウト(Kraut)。
はーぷ
	【ハープ】
	◇[英]harp、[独]Harfe(ハルフェ)
	○[楽]撥弦(ハツゲン)楽器の一種。
	 支柱の上部から横に湾曲(ワンキョク)して出た糸倉(イトグラ)と、下
	部から斜め上に出た響胴(キョウドウ)が合さって三角形を作り、縦
	に何本もの弦を平行に貼ったもの。
	 響胴の端(ハシ)を右肩に載(ノ)せ、両手の指で弦を弾(ハジ)いて
	演奏する。
	 現在一般的に使用されているダブルアクション・ハープ(dou-
	ble action harp)では、弦は47本で、ペダルによって音高が調
	整できる。
	 「竪琴(タテゴト)」とも呼ぶ。
	◎起源は古く、日本の琴(コト)など世界各地には同族楽器が多い。
ばーぶ
	【バーブ】
	◇[アラビア語]bab
	○[建](アラビア風で木製観音開きの)ドア。
	 水色に塗られていることが多い。
はふぁー
	【ハファー】
	◇[独]Hafer
	○[植](ドイツ語で)エンバク(燕麦)。
	 ⇒えんばく(エンバク,燕麦)
ぱぷあ
	【パプア】
	◇Papua
	○(1)(Pulau Papua)⇒にゅーぎにあとう(ニューギニア島)
	○(2)(Propinsi Papua)⇒ぱぷあしゅう(パプア州)
ぱぷあしゅう《ぱぷあしう》
	【パプア州】
	◇[インドネシア語]Propinsi Papua、[英]Papua Province
	○ニューギニア島(New Guinea Island)(パプア島)の西半分に
	ある、インドネシアの州。
	 州都はジャヤプラ(Jayapura)。
	 参照⇒いりあんじゃや(イリアンジャヤ)
	◎1999(平成10)イリアンジャヤ州(Propinsi Irian Jaya)を法
	律上、東イリアンジャヤ州・中央イリアンジャヤ州・西イリア
	ンジャヤ州に分割。
	 2002. 1. 7(平成14)イリアンジャヤ州、パプア州と改称。
	◎パプアティモール州(Propinsi Papua Timur)(東パプア州):
	州都ジャヤプラ。
	 パプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)(中央パプア州):
	州都ティミカ(Ti-mika)。
	 パプアバラト州(Propinsi Papua Barat)(西パプア州):州都
	ソロン(Sorong)。
	◎武装ゲリラ:⇒おーぴーえむ(OPM)
はーふあだー
	【ハーフ・アダー】
	◇[英]half adder
	○[計]桁上がり(carry)のない1ビットの加算回路(adder)。
	 「半加算器」とも呼ぶ。
	 参照⇒[2]あだー(アダー)(2)
	◎回路は「排他的論理和」と同値。
	 参照⇒はいたてきろんりわ(排他的論理和)
ぱふあだー
	【パフアダー】
	◇[英]puff adder
	○(1)[爬]トカゲ目(有鱗目)(Squamata)クサリヘビ科(Viperi-
	dae)アフリカアダー属(Bitis)の毒ヘビ([学]Bitis arietans)。
	アフリカ産。
	 体長1メートルほどで大型。
	 体色は褐色調で、三日月型の斑点がある。
	 刺激すると体をふくらませ、プッと吹く(puff)。
	○(2)[爬]ホグノーズ・スネーク(hognose snake)の別称。
	 ⇒ほぐのーずすねーく(ホグノーズ・スネーク)
ぱぷあちもーるしゅう《ぱぷあちもーるしう》
	【パプアチモール州】
	【パプア・チモール州】
	◇[インドネシア語]Propinsi Papua Timur、[英]East Papua 
	Province
	○⇒ぱぷあてぃもーるしゅう(パプアティモール州,パプア・ティ
	モール州)
ぱぷあてぃもーるしゅう《ぱぷあちもーるしう》
	【パプアティモール州】
	【パプア・ティモール州】
	◇[インドネシア語]Propinsi Papua Timur、[英]East Papua 
	Province
	○インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニア島)
	中西部の州。西部をパプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)
	に接し、東部をパプアニューギニアに隣接。
	 州都はジャヤプラ(Jayapura)。
	 「パプアチモール州」,「東パプア州」,「東部パプア州」とも呼ぶ。
ぱぷあてんがしゅう《ぱぷあてんがしう》
	【パプアテンガ州】
	【パプア・テンガ州】
	◇[インドネシア語]Propinsi Papua Tengah、[英]Central Pa-
	pua Province
	○インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニア島)
	西部の州。東部をパプアティモール州(Propinsi Papua Timur)、
	西部をパプアバラト州(Propinsi Papua Barat)に接する。
	 州都はティミカ(Timika)。
	 「パプアテンガー州」,「中央パプア州」,「中部パプア州」とも呼
	ぶ。
ぱぷあてんがーしゅう《ぱぷあてんがーしう》
	【パプアテンガー州】
	【パプア・テンガー州】
	◇[インドネシア語]Propinsi Papua Tengah、[英]Central Pa-
	pua Province
	○⇒ぱぷあてんがしゅう(パプアテンガ州,パプア・テンガ州)
ぱぷあとう《ぱぷあたう》
	【パプア島】
	◇[インドネシア語]Pulau Papua、[英]Papua Island
	○[地]ニューギニア島の別称。
	 ⇒にゅーぎにあとう(ニューギニア島)
ぱぷあにゅーぎにあ
	【パプアニューギニア】
	◇Papua New Guinea
	○ニューギニア島東半分とその周辺のビスマルク諸島(Bis-
	marck Islands)・ソロモン諸島(Solomon Islands)北西部など
	の島々から成る、イギリス連邦内の共和国。西部はインドネシ
	ア領ニューギニア(パプア州)に接する。
	 首都はポートモレスビー(Port Moresby)。
	 住民はパプア人。
	 参照⇒にゅーぎにあとう(ニューギニア島),そろもんしょと
	う(ソロモン諸島)(1)
	〈面積〉
	 46万2,840平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)291万人。
	 1984(昭和59)360万人。
	 1988(昭和63)356万人。
	 1995(平成 7)430万2,000人。
	 2001(平成13)504万9,055人(推計)。
	◎20州(Province)。
	◎1975. 9.16(昭和50)オーストラリア自治領から独立。
	 1975.10.10(昭和50)国際連合に加盟。
ぱぷあばらとしゅう《ぱぷあばらとしう》
	【パプアバラト州】
	【パプア・バラト州】
	◇[インドネシア語]Propinsi Papua Barat、[英]West Papua 
	Province
	○インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニア島)
	西端の州。東部をパプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)に
	接する。
	 州都はソロン(Sorong)。
	 「西パプア州」,「西部パプア州」とも呼ぶ。
ばふぁりん
	【バファリン】
	○[薬]ライオン社製の解熱鎮痛薬(頭痛薬)。
ばふぁろー
	【バファロー】
	○(1)[哺](buffalo)⇒[1]ばっふぁろー(バッファロー)
	○(2)(Buffalo)⇒[2]ばっふぁろー(バッファロー)
ばふぁろーず
	【バファローズ】
	◇[英]Buffaloes
	○[歴][運]⇒きんてつばふぁろーず(近鉄バファローズ)
[1]はーふぃず
	【ハーフィズ】
	◇[アラビア語]hafiz
	○[宗]イスラム教の聖典『コーラン』を暗誦できる人。また、
	その人への敬称。
	 参照⇒[2]はじ(ハジ)
[2]はーふぃず
	【ハーフィズ】
	◇Hafiz
	○[人]ペルシアの神秘主義抒情詩人(1326ころ〜1390)。
	 ゲーテ(J.W.von Goethe)の『西東詩篇(Westoestlicher Di-
	wan)』などに影響を与えた。
★ばふぃん
	【バフィン】
	◇William Baffin
	○[人]イギリスの北極探検家(1584〜1622)。
ぱふぃん
	【パフィン】
	◇[英]puffin
	○[鳥](英語で)ツノメドリ(角目鳥)。
	 ⇒つのめどり(ツノメドリ,角目鳥)
ばふぃんとう《ばふいんたう》
	【バフィン島】
	◇[英]Baffin Island
	○[地]カナダ北東部にある島。東部はバフィン湾(Baffin Bay)
	を介してデンマーク領のグリーンランド島(Greenland Island)、
	南部はハドソン海峡(Hudson Strait)を介してウンガバ半島
	([フ]Peninsule d'Ungava)がある。
	 ヌナブット準州(Nunavut Territory)に属する。
	〈面積〉
	 47万6,068平方キロメートル。
ばふぃんとうかいりゅう《ばふいんたうかいりう》
	【バフィン島海流】
	◇[英]Baffin Island Current
	○[地]カナダ北東部、バフィン島東部の沿岸を南下する寒流。
	 参照⇒らぶらどるかいりゅう(ラブラドル海流)
ばふぃんわん
	【バフィン湾】
	◇[英]Baffin Bay
	○[地]カナダ北部のバフィン島(Baffin Island)とデンマーク
	領のグリーンランド島(Greenland Island)の間にある湾。
	 北はクイーン・エリザベス諸島(Queen Elizabeth Islands)
	を経て北極海(Arctic Ocean)に、南はデービス海峡(Davis 
	Strait)を経てラブラドル海(Labrador Sea)に通じる。
	◎1585(天正13)イギリスの探検家デービス(John Davis)が最初
	に発見。
	 1616(元和 2)バフィン(William Baffin)が命名し、探検。
ぱーふぇくと
	【パーフェクト】
	◇[英]perfect
	○(1)[形]完全な、完璧(カンペキ)な。
	○(2)[形][言]完了の。
	○(3)[名][言]完了形・完了時制(perfect tense)。
	○(4)[運]パーフェクトゲーム(perfect game)の略称。
	 ⇒ぱーふぇくとげーむ(パーフェクトゲーム,パーフェクト・
	ゲーム)
ぱーふぇくとげーむ
	【パーフェクトゲーム】
	【パーフェクト・ゲーム】
	◇[英]perfect game
	○(1)[運]野球で、相手チームに一人の走者も出さずに勝った
	試合。
	 無安打・無四死球・無失策・無得点により勝利した試合。
	 「パーフェクト」,「完全試合」とも呼ぶ。
	○(2)[運]ボウリングで、全フレームが全てストライク(12投)
	で終了したゲーム。
	 「パーフェクト」とも呼ぶ。
ぱーふぇくとりばてぃきょうだん《ぱーふえくとりばちけうだん》
	【パーフェクト・リバティ教団】
	◇[英]Church of Perfect Liberty
	○[宗]日本の習合神道系の新宗教。
	 大本庁(本部)は大阪府富田林市。
	 「人生は芸術である」を教旨として、天地の法則に従った完全
	な自由と自己実現すべきことを説く。
	 略称・旧称は「PL教団」。
	◎1924(大正13)御木徳一(ミキ・トクハル)(1871〜1938)が大阪に御嶽
	教徳光大教会(人道徳光教)を創設。
	 1931(昭和 6)「ひとのみち教団」と改称。
	 1937(昭和12)当局により解散。
	 1946(昭和21)開祖徳一の長男徳近(トクチカ)(1900〜1983)が「ひ
	とのみち教団」を再建してPL教団を設立。
	 1974(昭和49)パーフェクト・リバティ教団に改称。
はーふぉーどぐん
	【ハーフォード郡】
	◇[英]Harford County
	○アメリカ合衆国東部、メリーランド州(Maryland State)北東
	部の郡。
	 郡都はベルエア(Bel Air)。
ぱーふぉれーしょん
	【パーフォレーション】
	◇[英]perforation
	○(1)⇒みしんめ(ミシン目)
	○(2)[写]⇒すぷろけっとほーる(スプロケットホール)
はーふかーすと
	【ハーフ・カースト】
	◇[英]half-caste
	○(白人とインド人・回教徒との)混血・混血児。
	 参照⇒こんけつ(混血)
はぶくうこう《はぶくうかう》
	【ハブ空港】
	◇[英]hub airport
	○[空]多くの路線が乗り入れている大都市の空港で、国際線・
	長距離線と国内線・短距離線との乗り継ぎなども行われる、そ
	の国または地域の中核となる空港。
	 「拠点空港」とも呼ぶ。
	 参照⇒ふぃだーさーびす(フィダー・サービス)(2)
★はぶくらげ
	【ハブクラゲ】
	【波布水母】
	◇[学]Chironex yamaguchii
	○[動]ネッタイアンドンクラゲ目(Chirodropida)ネッタイアン
	ドンクラゲ科(Chirodropidae)の猛毒クラゲ。
	◎近縁種:参照⇒きろねっくすふれっけり(キロネックスフレッ
	ケリ)
はーふこっく
	【ハーフコック】
	◇[英]half cock/half-cock
	○銃器の撃鉄(striker)を少しだけ起すこと。また、その安全
	装置。
	 撃鉄の最初には深い溝(ミソ)があり、引き金(trigger)機構の
	突起(トッキ)に深く食い込むため、引き金を引いても撃鉄は動か
	なくなる。
	 また、撃鉄が少しだけ起きていることで撃針が薬莢(ヤッキョウ)
	の雷管(primer)から離れ、撃鉄に物が当たって暴発することも
	防ぐことができる。
	 撃鉄を目一杯に起す(フルコック)と浅い溝にひっかかり、引
	き金を軽く引くだけで弾丸を発射できるようになる。
	 参照⇒せーふてぃーればー(セーフティー・レバー)(2)
はーふさいず
	【ハーフサイズ】
	【ハーフ・サイズ】
	◇[英]half-size
	○(1)[古][写]35ミリメートルのフィルムの半分のサイズ。縦
	24ミリメートル、横18ミリメートル。
	 また、35ミリ・フィルム1枚分に2枚撮影すること。
	○(2)[古][写]ハーフサイズ・カメラの略称。
	 ⇒はーふさいずかめら(ハーフサイズ・カメラ)
はーふさいずかめら
	【ハーフサイズ・カメラ】
	◇[英]half-size camera
	○[古][写]三十五ミリ判フィルムを使用して半分のサイズに撮
	影するカメラ。
	 撮影枚数は2倍になる。
	 レンズが小さく、カメラも小型・軽量で、スナップ写真に向
	く。
	 単に「ハーフサイズ」とも呼ぶ。
	 参照⇒さんじゅうごみりばん(三十五ミリ判,三五ミリ判,3
	5ミリ判)
	◎オリンパスペンやキヤノンデミなどが発売された。
はーぷしこーど
	【ハープシコード】
	◇[英]harpsichord
	○[楽]鍵盤(ケンバン)楽器の一種。
	 形はグランドピアノに似るが、鍵に連動する爪が弦を弾(ハジ)
	いて音を発する撥弦(ハツゲン)楽器。鍵盤は2〜3段。
	 16世紀に考案され、18世紀にピアノが発明されるまでヨーロッ
	パに広く普及していた。
	 イタリア語で「チェンバロ(cembalo)」,「クラビチェンバロ
	(clavicembalo)」、ドイツ語で「チェンバロ(Cembalo)」、フラン
	ス語で「クラブサン(clavecin)」,「クラヴサン」とも呼ぶ。
	 参照⇒くらびこーど(クラビコード)
ばぶーしゅか
	【バブーシュカ】
	◇[露]babushka
	○(ロシア語で)祖母。
	◎ロシア文字では"бабушка"。
	 バブーリャ(babulya):お祖母ちゃん。
はぶすぶるぐ
	【ハブスブルグ】
	◇[英]Habsburg
	○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
はぷすぶるく
	【ハプスブルク】
	◇[独]Habsburg
	○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
はぷすぶるぐ
	【ハプスブルグ】
	◇[英]Habsburg
	○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
はぶすぶるぐけ
	【ハブスブルグ家】
	◇[英]House of Habsburg
	○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
★はぷすぶるくけ
	【ハプスブルク家】
	◇[独]Haus Habsburg、[英]House of Habsburg
	○[歴]オーストリア帝国・神聖ローマ帝国の王家(1276〜1918)。
	16世紀以降はハンガリー王位・ベーメン(ボヘミア)王位も兼ね
	る。
	 英語読みで「ハプスブルグ家」,「ハブスブルグ家」とも呼ぶ。
	◎初代ドイツ王:ルドルフ一世(Rudolf I)(1218〜1291)。神聖
	ローマ皇帝在位:1273〜1291。
	◎スペイン・ハプスブルク朝:1516〜1700。
	 カルロス二世(1661〜1700)。
はぷすぶるぐけ
	【ハプスブルグ家】
	◇[英]House of Habsburg
	○[歴]⇒はぷすぶるくけ(ハプスブルク家)
★はぷすぶるくのくちびる
	【ハプスブルクの唇】
	◇[英]the Habsburg Lip
	○オーストリアのハプスブルク王家(Hapsburg royal family)
	の人々に遺伝していた下唇の突き出た顔。16世紀から19世紀に
	いたるまで遺伝が受け継がれていた。
	 参照⇒あくろめがりー(アクロメガリー)
ばーぶだ
	【バーブダ】
	◇Baabda
	○レバノン中央西部、山岳レバノン県(Mohafazat Jabal Lubnan)
	西部にある県都。
	 北緯33.83°、東経35.53°の地。
	 首都ベイルートの南郊に位置する。
ぱふたあばど
	【パフタアバド】
	◇Pakhtaabad
	○(1)(Pakhtaabadskiy Rayon)⇒ぱふたあばどぐん(パフタアバ
	ド郡)
	○(2)ウズベキスタン共和国東端、アンディジャン州(Andijon 
	Wiloyati)北部にあるパフタアバド郡の郡都。
ぱふたあばどぐん
	【パフタアバド郡】
	◇Pakhtaabadskiy Rayon
	○ウズベキスタン共和国東端、アンディジャン州(Andijon Wi-
	loyati)北部の郡。
	 郡都はパフタアバド(Pakhtaabad)。
★はぶたえ《はぶたへ》
	【羽二重】
	○(1)目が細かく滑(ナメ)らかで光沢のある、上質で白い絹の平
	織り物。
	 礼服・紋付や羽織裏に用いる。
	○(2)(転じて)表面が滑らかで白いこと。
	○(3)羽二重肌の略称。
	 ⇒はぶたえはだ(羽二重肌)
	○(4)[食]羽二重餅の略称。
	 ⇒はぶたえもち(羽二重餅)
はぶたえはだ《はぶたへはだ》
	【羽二重肌】
	○色が白く、きめの細かい、滑(ナメ)らかな肌。
	 単に「羽二重」とも、「もちはだ(餅肌,餅膚)」とも呼ぶ。
はぶたえもち《はぶたへもち》
	【羽二重餅】
	○(1)[食]羽二重のように滑(ナメ)らかに搗(ツ)いた白い餅。
	○(2)[食]求肥(ギュウヒ)製の柔(ヤワラ)かい菓子。
	 福井県福井市産の銘菓。
	 参照⇒ぎゅうひ(求肥,牛皮)
ばーぶーだとう《ばーぶーだたう》
	【バーブーダ島】
	◇[英]Barbuda Island/the island of Barbuda
	○[地]リーワード諸島(Leeward Islands)の一島。独立国アン
	チグア・バーブーダ(Antigua and Barbuda)領。
	 「バルブーダ島」とも呼ぶ。
ばぷちすと
	【バプチスト】
	◇[英]Baptist
	○[宗]⇒ばぷてぃすと(バプティスト)
ぱぷちすま
	【バプチスマ】
	◇[希]baptisma
	○(1)[宗]⇒せんれい(洗礼)(1)
	○(2)[宗]⇒しんれい(浸礼)
ばぶちゃ
	【バブチャ】
	◇[ポーランド語]babcia
	○(ポーランド語で)祖母。
	◎バブーニャ(babunia):お祖母ちゃん。
ばぷてぃすと
	【バプティスト】
	◇[英]Baptist
	○(1)[宗]洗礼を授ける人。洗礼者。
	 「バプテスト」,「バプチスト」とも呼ぶ。
	○(2)[宗]バプテスト教会の信徒。
	 「バプテスト」,「バプチスト」とも呼ぶ。
	 参照⇒ばぷてすときょうかい(バプテスト教会)
	○(3)[宗](the Baptists)バプテスト派(浸礼派)。
	 「バプテスト」,「バプチスト」とも呼ぶ。
	 参照⇒ばぷてすときょうかい(バプテスト教会)
	○(4)[宗]洗礼者ヨハネ(John the Baptist)の別称。
	 「バプテスト」,「バプチスト」とも呼ぶ。
ばぷてぃすときょうかい《ばぷちすとけうくわい》
	【バプティスト教会】
	◇[英]Baptist Church
	○[宗]⇒ばぷてすときょうかい(バプテスト教会)
ぱぷてぃずむ
	【バプティズム】
	◇[英]baptism
	○(1)[宗]⇒せんれい(洗礼)(1)
	○(2)[宗]⇒しんれい(浸礼)
はーふてぃんばー
	【ハーフティンバー】
	【ハーフ・ティンバー】
	◇[英]half-timber
	○[建]⇒もっこつれんがぞう(木骨煉瓦造)(1)
ばぷてすと
	【バプテスト】
	◇[英]Baptist
	○[宗]⇒ばぷてぃすと(バプティスト)
ばぷてすときょうかい《ばぷてすとけうくわい》
	【バプテスト教会】
	◇[英]Baptist Church
	○[宗]キリスト教プロテスタント派(新教)の一宗派。
	 幼児洗礼を無意義とし、信仰に自覚してからの浸礼([希]bap-
	tisma)を重視するもの。
	 16世紀ころに再洗礼派()の流れを汲んでイギリスに始まり、
	1639(寛永16)アメリカに伝えられて同国最大の教派に発展。
	 「浸礼教会」,「バプティスト教会」とも呼ぶ。
	◎1860(万延元)アメリカの宣教師ゴーブル(Jonathan Goble)に
	より日本に伝えられる。
ぱぷてすま
	【バプテスマ】
	◇[希]baptisma
	○(1)[宗]⇒せんれい(洗礼)(1)
	○(2)[宗]⇒しんれい(浸礼)
ばぷてすまのよはね
	【バプテスマのヨハネ】
	◇[希]Baptisma Ioannis、[英]John the Baptist
	○[宗]⇒よはね(ヨハネ,約翰)
はーふでゅぷれっくす
	【ハーフデュプレックス】
	【ハーフ・デュプレックス】
	◇[英]half duplex
	○[通]⇒はんにじゅう(半二重)
はふと
	【ハフト】
	◇[英]haft
	○⇒ひると(ヒルト)
ばーぶーと
	【バーブート】
	◇[英]barbute、[伊]barbuta
	○[歴]⇒ばるぶーた(バルブータ)
ぱぶなけん
	【パブナ県】
	◇Pabna Zila、[英]Pabna District
	○(1)バングラデシュ北西部、ラジシャヒ州(Rajshahi Divi-
	sion)南東部の県。
	〈面積〉
	 2,371.50平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)191万9,896人(3月11日現在)。
	 2001(平成13)215万3,921人(1月22日現在)。
	○(2)[古]バングラデシュ北西部、ラジシャヒ州(Rajshahi Di-
	vision)南東部の旧県。
	〈面積〉
	 4,732平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1998(平成10)480万3,000人。
	◎1991(平成 3)新制に改組。
はふにあ
	【ハフニア】
	◇[羅]Hafnia
	○デンマークの首都コペンハーゲン(Copenhagen)のラテン語名。
	 ⇒こぺんはーげん(コペンハーゲン)
はふにうむ
	【ハフニウム】
	◇[英]hafnium、[独]Hafnium
	○[原]ジルコニウム(Zirconium)によく似た化学性質の金属元
	素。
	 元素記号は「Hf」、原子番号72。
	 中性子を吸収するため、原子炉の制御用に用いられる。
	◎発見地コペンハーゲン(Copenhagen)(デンマーク)のラテン語
	名ハフニア(Hafnia)から。
	◎1923(大正12)スウェーデンの化学者ヘベシ・ジョールチ(He-
	vesy Gyoergy)、ジルコン(Zircon)の中から発見。
	 参照⇒へべし(ヘベシ)
ばぶーにゃ
	【バブーニャ】
	◇[ポーランド語]babunia
	○(ポーランド語で)お祖母ちゃん。
	◎バブチャ(babcia):祖母。
はぷにんぐ
	【ハプニング】
	◇[英]happening
	○(1)予想外の出来事。偶発的(グウハツテキナ)な事件。
	○(2)[劇]意表をついた前衛的芸術活動。
	 進行予定になかった行動や予想外の展開を利用し、ときには
	観客をも巻き込んで行う即興的なもの。
	◎1950年代末期、アメリカに興る。
はぶのみなと
	【波浮の港】
	○(1)[楽]野口雨情(ウジョウ)作詞、中山晋平作曲の歌謡曲(民謡)。
	◎1924. 7.(大正13)民謡集『雨情民謡百篇』に収録。
	○(2)[映]1963(昭和38)日活映画。小沢不二夫の『おもかげ』
	を映画化。
	 監督:斎藤武市。
	 出演:吉永小百合(サユリ)・浜田光夫(ミツオ)ほか。
★はふびょう《はふびやう》
	【ハフ病】
	◇[独]Haffkrankheit、[英]haff disease
	○[病]魚介類の摂取によって発生する原因不明の疾病。
	 食して24時間以内に発病し、横紋筋が融解する。
	 毒素やウイルスなどの特定はできていない。
	◎1924(大正13)バルト海の潟(カタ)(Haff)で初めて報告。
ばぶーふ
	【バブーフ】
	◇Francois Noel Babeuf(フランソワ・ノエル・バブーフ)
	○[人]フランス革命末期の革命家(1760.11.25〜1797. 4.26)。
	 パリ北方の農村の土地台帳監査官となり、封建制の矛盾を痛
	感。フランス革命を契機に、土地私有制を否定する共産主義的
	思想にめざめ実践活動に入る。
	 封建制と私有財産制の廃止・共和制確立を唱えて「平等者宣
	言(Manifeste Des Plebeiens)」を行い、ブルジョア共和派と対
	立。
	 古代ローマの護民官([羅]tribuni plebis)グラックス兄弟の
	名に因(チナ)み自らグラックス・バブーフ(Gracchus Babeuf)と
	名乗り、『護民官(Le Tribun du peuple)』紙を発行。
	 秘密結社「平等者(La conspiration pour l'egalite)」を組織
	し、1796(寛政 8)総裁政府打倒を企てたがジョルジュ・グリゼ
	ル(Georges Grisel)の裏切りによって発覚して逮捕。翌年、処
	刑される。
	◎その武力闘争や革命独裁などの思想・実践は、ブオナローティ
	(Filippo-Michaele Buonarroti)の著作を通して、のちの共産
	主義的革命運動に影響を与えた。
はーふぶらっど
	【ハーフ・ブラッド】
	◇[英]half-blood
	○混血・混血児。
	 和製略語で「ハーフ」とも呼ぶ。
	 参照⇒こんけつ(混血)
はーふぶりーど
	【ハーフ・ブリード】
	◇[英]half-breed
	○(白人とインディアンとの)混血・混血児。軽蔑的。
	 参照⇒こんけつ(混血),めすてぃーそ(メスティーソ),[1]め
	てぃす(メティス)(2)
はーふむーんべい
	【ハーフムーンベイ】
	◇[英]Half Moon Bay
	○アメリカ合衆国西部、カリフォルニア州(California State)
	中央部のサンマテオ郡(San Mateo County)西岸の町。
	 北緯37.47°、西経122.44°の地。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)  8,900人。
	 2000(平成12)1万1,800人。
	 2002(平成14)1万2,000人。
	 2003(平成15)1万2,100人。
	 2004(平成16)1万2,300人。
ばぶやんしょとう《ばぶやんしよたう》
	【バブヤン諸島】
	◇[英]Babuyan Islands
	○[地]フィリピン最北部、ルソン島(Luzon Island)北方の諸島。
	南方のルソン島とはバブヤン海峡(Babuyan Channel)で、北方
	のバタン諸島(Batan Islands)とはバリンタン海峡(Balintang 
	Channel)で隔てられている。
	 バブヤン島(Babuyan Island)・カラヤン島(Calayan Island)
	・ダルピリ島(Dalupiri Island)・カミギン島(Camiguin Is-
	land)・フーガ島(Fuga Island)とその属島から成る。
	 ルソン島北東部とともにカガヤン州(Cagayan Province)に属
	する。
はぶらし
	【歯ブラシ】
	【歯刷子】
	◇[英]toothbrush
	○歯を磨(ミガ)くために使用する、柄(エ)の付いた小さなブラシ。
	 ブラシの毛は化学繊維が多い。高級品はブタ毛。
ぱぷりか
	【パプリカ】
	◇[マジャール語]paprika、[英]paprika
	○(1)[農][植]大形で肉厚のビーマン([フ]piment)。
	 赤色・黄色・緑色がある。
	 参照⇒ぴーまん(ピーマン)
	○(2)[食]赤い(1)の実を乾燥・粉末した香辛料の一種。
	 辛味はなく、料理の色付けに用いる。
ぱぶりっくいんぼるぶめんと
	【パブリック・インボルブメント】
	◇[英]public involvement
	○[政][社]政策や公共事業計画などで、国民や地元住民が意見
	を表明できる場を設け、かつ反映させて行く方針。
	 「住民参加」とも呼び、略称は「PI」。
ぱぶりっくぼーん
	【パブリック・ボーン】
	◇[英]public bone
	○[俗][医]恥骨(チコツ)。
ばぶーりゃ
	【バブーリャ】
	◇[露]babulya
	○(ロシア語で)お祖母ちゃん。
	◎ロシア文字では"бабуля"。
	 バブーシュカ(babushka):祖母。
はぶる
	【はぶる】
	○[俗]仲間はずれにする。
	◎「はぶく(省く)」から派生。
はぶる
	【葬る】
	○(1)遺骸を火葬場または埋葬場まで縁故者が付き添って送る。
	○(2)埋葬する・土葬にする。
	○(3)火葬にする。
ばぶる
	【バブル】
	◇[英]bubble
	○⇒すいほう(水泡)
ばぶる
	【バブル】
	◇Babur
	○[人][軍]⇒ばーぶる(バーブル)
★ばーぶる
	【バーブル】
	◇Babur
	○(1)[人]インドのムガール帝国(the Mughal empire)の創始者。
	二代皇帝フマーユーン(Muhammad Humayun)の父。
	 ウズベク族に中央アジアを追われ、南進してカブール・パン
	ジャブ地方に侵入。1526. 4.21(大永 6)第一次パーニーパット
	の戦い(Battle of Panipat)でロディー朝(the Lodi)第3代王
	イブラーヒーム・ロディー(Ibrahim Lodhi)の大軍を破り、ム
	ガール帝国を建設。
	 「バブル」,「バーバル」とも呼ぶ。
	 参照⇒むがーるていこく(ムガール帝国)
	○(2)[軍]パキスタン国産の巡航ミサイル。核弾頭の搭載可能。
	 射程500キロメートル。
	 地上・艦上・潜水艦・航空機からの発射が可能。
	 「バブル」,「バーバル」とも呼ぶ。
	◎2005. 8.11(平成17)発射実験に成功。
	◎インドの巡航ミサイル:⇒ぶらもす(ブラモス)
ぱーぷる
	【パープル】
	◇[英]purple
	○[色]⇒むらさきいろ(紫色)
ぱーふるおろおくたんさんえん
	【パーフルオロオクタン酸塩】
	◇[英]Perfluorooctanoic Acid
	○[化]カルボン酸の一種。化学式はCF3(CF2)6COOH。
	 テフロン加工の補助剤。
	 略称は「PFOA」。
	 参照⇒てふろん(テフロン)
	◎米環境保護局(EPA)、動物実験で脳の発達などへの悪影響
	を報告。
ばぶるじぇっと
	【バブルジェット】
	◇[登録商標]Bubble Jet
	○[計]キヤノン(Canon)社製のインクジェット・プリンタ。
	 ⇒[2]びーじぇーぴー(BJP)
ぱーぷるしゃどう
	【パープルシャドウ】
	○[楽]松本隆作詞、都倉俊一作曲の歌謡曲。
	 歌は高田みづえ。
	◎1978. 6.(昭和53)レコード発売。
ばぶるめもり
	【バブルメモリ】
	◇[英]bubble memory
	○[古][計]⇒じきばぶるめもり(磁気バブルメモリ)
ぱふれヴぃーご
	【パフレヴィー語】
	◇[英]Pahlavi language/Pehlevi language
	○[言]⇒ぱふれびーご(パフレビー語)
ぱふれヴぃーちょう《ぱふれヴいーてう》
	【パフレヴィー朝】
	◇[英]Pahlavi Dynasty
	○[歴]⇒ぱふれびーちょう(パフレビー朝)
はぷれす
	【ハプレス】
	◇[英]hapless
	○[形]不運な、不幸な。
ぱふれびー
	【パフレビー】
	◇Pahlavi/Pehlevi
	○(1)[歴](Pahlavi Dynasty)⇒ぱふれびーちょう(パフレビー朝)
	○(2)[言](Pahlavi language)⇒ぱふれびーご(パフレビー語)
ぱふれびーご
	【パフレビー語】
	◇[英]Pahlavi language/Pehlevi language
	○[言]ササン朝ペルシアの3〜7世紀ころに使用されていた、
	インド・ヨーロッパ語族のイラン語派に属する言語。
	 ペルシア帝国の公用語。
	 「パフレヴィー語」,「パーレビー語」,「パーレヴィー語」とも呼
	ぶ。
ぱふれびーちょう《ぱふれびーてう》
	【パフレビー朝】
	◇[英]Pahlavi Dynasty
	○[歴]20世紀のイランの王朝(1925〜1979)。
	 第一次世界大戦後、トルコ系カジャール朝(Qajar Dynasty)
	にかわってレザー・シャー・パフレビー(Mirza Reda Shah Pah-
	levi)が創建。
	 1935. 3.21(昭和10)国号を正式にイランと改称。
	 1941(昭和16)パフレビー(Mohammad Reza Pahlavi)(1919.10.
	26〜1980. 7.27)が王位を継承、1960年代以降アメリカの援助
	のもとに西欧化政策を推進しようとしたが、イスラム教シーア
	派のホメイニ師(Imam Ayatollah Ruhollah Khomeini)が指導す
	る大衆蜂起(イスラム革命)によって崩壊。1979(昭和54)国王が
	亡命し、王政は廃止された。
	 「パフレヴィー朝」,「パーレビー朝」,「パーレヴィ朝」とも呼ぶ。
はぷろいど
	【ハプロイド】
	◇[英]haploid
	○[生]⇒はんすうたい(半数体)
はぶろっく
	【ハブロック】
	◇[英]havelock
	○[軍][服]軍帽の後ろに垂らす布。
	 日射病を防ぐため、肩まで垂らして襟足を保護するもの。
	 「パグリー(puggree)」,「パガリー(puggaree)」とも呼ぶ。
	 参照⇒とーぴーぼう(トーピー帽)
	◎インド駐留のイギリス軍将校ヘンリー・ハブロック(Sir Hen-
	ry Havelock)(1795〜1857)に因(チナ)む。
★ぱぶろふ
	【パブロフ】
	◇Ivan Petrovich Pavlov
	○[人]ロシア(旧ソ連)の生理学者(1849〜1936)。
	 1904(明治37)胃と膵臓(スイゾウ)の消化腺研究により、ノーベ
	ル生理・医学賞を受賞。
	◎パブロフの条件反射
はぷーん
	【ハプーン】
	◇[英]harpoon
	○⇒はーぷーん(ハープーン)
はーぷーん
	【ハープーン】
	◇[英]harpoon
	○(1)[海]捕鯨(ホゲイ)のモリ(銛)。
	 綱(ツナ)が付いていて、捕鯨船の船首にある捕鯨砲(whaling 
	gun)で打ち込む。モリの先端は斜めに当たったときに跳ね返ら
	ないよう、平らになっている。
	 「ハプーン」,「鯨銛(クジラモリ)」とも呼ぶ。
	○(2)[軍](Harpoon)アメリカ海軍の対艦誘導ミサイル。
	 通常弾頭で、エンジンはターボ・ジェット。
	 発射は水上艦艇・潜水艦・航空機のいずれからも可能。
	 誘導はアクティブ・レーダー・ホーミング方式、または慣性
	誘導との併用方式。巡航ミサイルの前の段階。
	 「ハプーン」とも呼ぶ。
	◎海上自衛隊も高速ミサイル艇・イージス艦などに採用。
	◎2003.10.12(平成15)ロスアンゼルス・タイムズ紙電子版、イ
	スラエルが改造して核弾頭を搭載したと掲載。
ばふん
	【馬糞】
	○馬の糞(クソ)。
	 「まぐそ(馬糞)」,「馬矢(バシ)」,「馬屎(バシ)」,「馬通(バツウ)」,
	「馬勃(バボツ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒うまのくそまんじゅう(馬の糞饅頭),さとうさうとう
	うまのくそ(佐藤斎藤馬のクソ,佐藤斎藤馬の糞,佐藤・斎藤、
	馬の糞)
	◎バフンウニ(馬糞海胆)
ばふーん
	【バフーン】
	◇[英]buffoon
	○[劇]道化役者。
	 参照⇒ぴえろ(ピエロ),はーれくぃん(ハーレクィン)
ばぶーん
	【バブーン】
	◇[英]baboon
	○[哺]⇒ひひ(ヒヒ,狒狒)
ばふんうに
	【バフンウニ】
	【馬糞海胆】
	◇[学]Hemicentrotus pulcherrimus
	○[動]棘皮動物ウニ綱ホンウニ目(Echinoida)オオバフンウニ
	科(Strongylocentrotidae)バフンウニ属の一種。
	 全体が暗緑色で、殻は馬糞に似た直径4センチメートルくら
	いの扁平な球形。短いとげが密生する。
	 日本特産種で、北海道南部以南に分布。
	 生殖巣は塩漬けにして最高級品の雲丹(ウニ)となる。
	 「マグソガゼ(馬糞石陰子)」とも呼ぶ。
ばふんし
	【馬糞紙】
	○(1)裏打ちなどに用いる下等な紙。
	 参照⇒ざらがみ(ざら紙,ザラ紙)
	○(2)ボール紙の一種。安価なワラ(藁)の繊維などを加えて製
	した薄茶色で硬い厚紙。
	 参照⇒ぼーるがみ(ボール紙),わらばんし(わら半紙,ワラ半
	紙,藁半紙)
	◎馬糞の色に似ていることや、馬糞のようにワラが混じってい
	ることから。
はーふーんみさき
	【ハーフーン岬】
	◇[英]Point Haafuun
	○[地]アフリカ大陸東部、ソマリア北東部にあるアラビア海に
	突出した岬。
ぱぺえて
	【パペエテ】
	◇Papeete
	○⇒ぱぺーて(パペーテ)
ぱーぺき
	【パーペキ】
	○[俗]パーペクト([英]perfect)で完璧(カンペキ)なこと。
	 非の打ち所がないこと。
	◎パーペキな仕上がりだ。
ばーべきゅー
	【バーベキュー】
	◇[英]barbecue
	○(1)[料]ウシ(牛)・ブタ(豚)などの肉の塊(カタマ)りや野菜を、
	金串(カナグシ)に刺して直火(ジカビ)で、または金網(カナアミ)・鉄板
	などに載(ノ)せ、焼きながら食べる料理。
	 主に屋外で行う。
	 参照⇒ししかばぶ(シシカバブ)
	○(2)(転じて)(1)をする野外パーティー。
はーべじおん
	【ハーベジオン】
	◇[英]habergeon/haubergeon
	○[歴]短く袖なしの鎖帷子(クサリカタビラ)(mail)。
	 ⇒くさりかたびら(鎖帷子)(2)
はーべすたー
	【ハーベスター】
	◇[英]harverter
	○(1)[農]刈り取り労働者・刈り取り人夫。
	○(2)[農]収穫機・刈り取り機。
はーべすと
	【ハーベスト】
	◇[英]harvest
	○(1)[農]収穫・刈り取り。
	○(2)[農]収穫物・作物。
	○(3)[農]収穫期。
	○(4)[農]収穫高。
	○(5)(転じて)報酬。
はーべっく
	【ハーベック】
	◇[英]hauberk、[フ]hauberc
	○[歴]短めの鎖帷子(クサリカタビラ)(mail)。
	 ⇒くさりかたびら(鎖帷子)(2)
ばーべっく
	【バーベック】
	◇Guido Herman Fridolin Verbeck(ギード・フリーダリン・バ
	ーベック)
	○[人]⇒ふるべっき(フルベッキ)
ぱーべっく
	【パーベック】
	◇Purbeck
	○(1)[地](Purbeck Peninsula)⇒ぱーべっくはんとう(パーベッ
	ク半島)
	○(2)(Isle of Purbeck)⇒ぱーべっくはんとう(パーベック半
	島)
	○(3)[鉱](Purbeck stone)⇒ぱーべっくせっかいがん(パーベッ
	ク石灰岩)
	○(4)(Purbeck District)⇒ぱーべっくぐん(パーベック郡)
ぱーべっくぐん
	【パーベック郡】
	◇[英]Purbeck District
	○イギリス、イングランド南部のドーセット州(the County of 
	Dorset)南部の郡。
ぱーべっくせっかいがん《ぱーべつくせきくわいがん》
	【パーベック石灰岩】
	◇[英]Purbeck stone/Purbeck marble
	○[鉱][建]イギリス南部のパーベック半島で産する、上質の石
	灰岩(Purbeck marble)。装飾用の建材となる。
	 参照⇒ぱーべっくはんとう(パーベック半島),ぽるとらんど
	せめんと(ポルトランド・セメント)
ぱーべっくとう《ぱーべつくたう》
	【パーベック島】
	◇[英]Isle of Purbeck
	○[地]⇒ぱーべっくはんとう(パーベック半島)
ぱーべっくはんとう《ぱーべつくはんたう》
	【パーベック半島】
	◇[英]Purbeck Peninsula
	○[地]イギリスのイングランド南部、ドーセット州(the Coun-
	ty of Dorset)南部のパーベック郡(Purbeck District)南部に
	ある、イギリス海峡(England Channel)に面する半島。
	 「アイルオブパーベック(Isle of Purbeck)」,「パーベック島」
	とも呼ぶ。
	 参照⇒ぱーべっくせっかいがん(パーベック石灰岩)
ぱぺっと
	【パペット】
	◇[英]puppet
	○(1)[劇]あやつり人形。
	 フランス語で「マリオネット(marionette)」とも呼ぶ。
	 参照⇒でく(木偶)(2)
	○(2)[劇]指人形(hand puppet)。
	 ⇒ゆびにんぎょう(指人形)(1)
ぱぺーて
	【パペーテ】
	◇Papeete
	○南東太平洋、ソシエテ諸島(Iles de la Societe)の中心都市。
	タヒチ(Tahiti)島の北西岸に位置する。
	 「パペエテ」とも呼ぶ。
	〈人口〉
	 1983(昭和58)2万3,496人。
	 1988(昭和63)2万3,555人。
	 1990(平成 2)2万5,000人。
	◎1880(明治13)フランス領ポリネシアの首都。
ばーべら
	【バーベラ】
	◇Joseph Barbera(ジョゼフ・バーベラ)
	○[人]アメリカのアニメーション映画作家(1911. 3.24〜2006.
	12.18)。ニューヨーク生れ。
	 銀行勤務を経て、20代のときに映画会社メトロ・ゴールドウィ
	ン・メイヤー(MGM)でアニメーション作家となる。
	 1957(昭和32)ウィリアム・ハンナ(William Hanna)とアニメ
	ーション制作会社ハンナ・バーベラ・プロダクション(Hanna-
	Barbera Productions)を設立。
	 作品は1937(昭和12)映画『トムとジェリー(Tom and Jerry)』、
	TV『トムとジェリー』・『原始家族フリントストーン(The 
	Flintstones)』・『宇宙家族ジェットソン(The Jetsons)』・
	『弱虫クルッパー(Scooby Doo)』など。
ぱぺらぱっぷ
	【パペラパップ】
	◇[独]Papperlapapp
	○(1)ゴミ・クズ・ガラクタ。
	○(2)ばかげた話・たわごと。
	○(3)[間投詞]ばかばかしい・くだらない・ナンセンス。
	◎日本語の「パッパラパー」の語源となったという説がある。
	 参照⇒ぱっぱらぱー(ぱっぱらぱー,パッパラパー)
はべりあの
	【ハベリアノ】
	◇Javierano
	○ボリビア北部、モホス平原(Moxos Plain)に居住する先住民
	族モヘーニョ(Moxeno)の一支族。
	 参照⇒もほすぐん(モホス郡)
ばーべる
	【バーベル】
	◇[英]barbell
	○[運]重量挙げ競技や筋肉強化に使用する運動具。
	 鉄棒の両端に鉄の円盤を1〜数枚取り付けたもの。取り付け
	る円盤の重さや枚数でバーベル全体の重量を調整する。
	 参照⇒だんべる(ダンベル),えきすぱんだー(エキスパンダー),
	べんちぷれす(ベンチプレス)
[1]ぱぺる
	【パペル】
	◇[西]papel
	○(スペイン語で)紙。
[2]ぱぺる
	【パペル】
	◇[葡]papel
	○(ポルトガル語で)紙。
ばべるたおぷ
	【バベルタオプ】
	◇Babelthuap
	○[地]西太平洋カロリン諸島西部、パラオ諸島(Palau Islands)
	の主島。
★ばべるのとう《ばべるのたふ》
	【バベルの塔】
	◇[英]the Tower of Babel
	○(1)[聖]バベル(バビロン)に建てられようとした高い塔。
	 ノア(Noah)の曾孫ニムロデ(Nimrode)が建設の指揮をとる。
	 参照⇒じっぐらと(ジッグラト)
	◎大ブリューゲルの絵が有名。
	 参照⇒[1]ぶりゅーげる(ブリューゲル)
	○(2)[歴]新バビロニアのナボポラッサル(Nabopolassar)父子
	が(1)を再建しようとした聖塔。
	○(3)(転じて)不可能な計画。実現性のない架空の計画。
ぱーぺん
	【パーペン】
	◇Franz von Papen
	○[人]ドイツの政治家(1879.10.29〜1969. 5. 2)。
	 第一次世界大戦後、カトリック系の中央党の最右翼の代表と
	して、国粋帝政派・国防軍の支持を得て、1932(昭和 7)首相と
	なり、ワイマール共和国の暫定的独裁政権を樹立。ラジオ放送
	を全面的に国有化。
	 ナチスの支持を得ながら反議会主義政治を展開し、ドイツ社
	会民主党を弱体化させる。
	 1933. 1.(昭和 8)ヒトラーが首相に就任し、副首相となる。
	 1934〜1938(昭和 9〜昭和13)オーストリア大使。
	 1939〜1944(昭和14〜昭和19)トルコ大使。
	 ニュルンベルク国際軍事裁判では無罪。
ばーべんはうぜん
	【バーベンハウゼン】
	◇Babenhausen
	○(1)ドイツ南東部、バイエルン州(Bundesland Bayern)南部の
	小都市。
	○(2)ドイツ西部、ヘッセン州(Bundesland Hessen)南部の地名。
	フランクフルト(Frankfurt am Main)南東、約50キロメートル。
	 空港がある。
はぼうき《はばうき》
	【羽箒】
	○(1)([英]feather duster)鳥の羽根で作った小形のホウキ。
	 フサフサにたばねたり、ツバサ(翼)状にまとめて取っ手をつ
	けたもの。
	 「はねぼうき(羽根箒,羽箒)」とも呼ぶ。
	○(2)(1)を図案化した紋所(モンドコロ)の名前。
	◎一つ羽箒,違い羽箒,抱き羽箒
★はぼたん
	【ハボタン】
	【葉牡丹】
	◇[学]Brassica oleracea var.acephala
	○[植]フウチョウソウ目(Brassicales)アブラナ科(Brassica-
	ceae)アブラナ属(Brassica)の越年草。キャベツの一変種。ヨ
	ーロッパ原産。
	 観賞用に改良されたキャベツの一品種。
	 「カンラン(甘藍)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かーぼろねろ(カーボロネロ)
	◎子持ち葉牡丹:⇒めきゃべつ(メキャベツ,芽キャベツ)
ばぼつ
	【馬勃】
	○(1)馬糞(バフン,マグソ)。馬の糞(クソ)。
	○(2)(転じて)価値のないもの。
はぽねさ
	【ハポネサ】
	◇[西]japonesa
	○(スペイン語で)女性の日本人。
	◎男性の日本人:ハポネス(japones)。
	 日本:ハポン(Japon)。
はぽねす
	【ハポネス】
	◇[西]japones
	○(スペイン語で)男性の日本人。
	◎女性の日本人:ハポネサ(japonesa)。
	 日本:ハポン(Japon)。
はぼまいしこたん
	【歯舞・色丹】
	◇[日]Habomai Shikotan
	○[地]北海道根室半島沖、千島列島南端の諸島。北方四島の一
	部。
	 第二次世界大戦後、ソ連の統治下におかれ、ロシアに引き継
	がれている。
	◎1956.10.19(昭和31)に調印された日ソ共同宣言で、日ソ平和
	条約締結後の歯舞・色丹の返還が明記された。しかし、1960
	(昭和35)の日米安全保証条約の調印によって、ソ連は在日外国
	軍が撤退しない限り返還しないと声明、現在にいたっている。
	 参照⇒くらすのやるつくかいだん(クラスノヤルスク会談)
はぼまいしょとう《はぼまいしよたう》
	【歯舞諸島】
	◇[日]Habomai Shoto
	○[地]北海道根室半島納沙布岬(ノサップミサキ)の沖合いに連なる諸
	島。北方四島の一部。
	 もと根室支庁花咲郡歯舞村の島々。
	 参照⇒はぼまいしこたん(歯舞・色丹)
	〈面積〉
	 99.94平方キロメートル。
	〈島〉
	 多楽島(タラクトウ):ポロンスキー島(Ostrov Polonskogo)。
	 志発島(シボツトウ):ゼリョーヌイ島(Ostrov Zelenyi)。
	 勇留島(ユリトウ):ユーリー島(Ostrov Yurii)。
	 秋勇留島(アキユリトウ):アヌーチン島(Ostrov Anuchina)。
	 水晶島(スイショウトウ):タンフィリエフ島(Ostrov Tanfil'eva)。
	 貝殻島(カイガラジマ)。
	 参照⇒かいがらじま(貝殻島)
はぼろちょう《はぼろちやう》
	【羽幌町】
	◇[日]Haboro Cho
	○北海道北西部、留萌支庁(ルモイシチョウ)苫前郡(トママエグン)の町。
	 天売島(テウリトウ)・焼尻島(ヤギシリトウ)を含む。
	〈面積〉
	 472.81平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)9,364人。
	◎1921(大正10)町制施行。
	 1955(昭和30)天売村を編入。
	 1959(昭和34)焼尻村を編入。
はぼろーね
	【ハボローネ】
	◇Gaborone
	○⇒がぼろーね(ガボローネ)
はぽん
	【ハポン】
	◇[西]Japon
	○(スペイン語で)日本。
	◎男性の日本人:ハポネス(japones)。
	 女性の日本人:ハポネサ(japonesa)。
ばーぼん
	【バーボン】
	◇bourbon
	○(1)(Bourbon County)⇒ばーぼんぐん(バーボン郡)
	○(2)[食]アメリカ製のウイスキーの一種。
	 主原料はトウモロコシ。
	 参考⇒すこっち(スコッチ)
	◎イギリスの移民が1789年、アメリカのケンタッキー州バーボ
	ン郡で製造したことから。
ばーぼんぐん
	【バーボン郡】
	◇[英]Bourbon County
	○アメリカ合衆国中央東部、ケンタッキー州(Kentucky Common-
	wealth)中北東部の郡。
	 郡都はパリス(Paris)。
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