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百 科 辞 書 《ふわ》 編集:獨 澄旻
-------- ふわ --------------------------------------------------
★ぶわいふちょう《ぶわいふてう》
【ブワイフ朝】
◇[英]Buwayhid Dynasty/Buwayh Dynasty
○[歴]イラン系のシーア派イスラム王朝( 932〜1055)。
「ブーヤ朝(Buyid Dynasty)」とも呼ぶ。
ふわく
【不惑】
◇[中]buhuo
○40歳の別称。
「よそじ(四十路,四十)」とも呼ぶ。
参照⇒ごはちのが(五八の賀)
◎『論語』「四十而不惑」から。
耳順は60歳。
参照⇒じじゅん(耳順)
ふわぐん《ふはぐん》
【不破郡】
◇[日]Fuwa Gun
○岐阜県南西部の郡。
垂井町(タルイチョウ)・関ヶ原町(セキガハラチョウ)の町。
ぶわけ
【ブワケ】
◇Bouake
○⇒ぶあけ(ブアケ)
★ふわのせき《ふはのせき》
【不破の関】
【不破関】
◇[日]Fuwa no Seki
○[歴]古代、美濃国と近江国の境に置かれた東山道の関所。
現在の岐阜県不破郡(フワグン)関ヶ原町(セキガハラチョウ)。
◎ 672(弘文元)壬申の乱で大海人皇子(オオアマノオウジ)が本営を置
く。
789(延暦 8)廃止。
◎伊勢の鈴鹿(スズカ)・越前(エチゼン)の愛発(アラチ)とともに古代三
関の一つ。
参照⇒さんかん(三関)(1)
ふわひん
【フワヒン】
◇Hua Hin
○⇒ほあひん(ホアヒン)
ふわーりずむ
【フワーリズム】
◇Khwarizm
○[歴]⇒ほらずむ(ホラズム,花剌子模)(1)
ふわーりずむしゃーちょう《ふわーりずむしやーてう》
【フワーリズム・シャー朝】
◇[英]the Khorezm Shah State
○[歴]⇒ほらずむちょう(ホラズム朝)
ふわん
【フワン】
【圜】
◇hwan
○[古][経]韓国の旧貨幣単位。ウォン(won)の前身。
◎1953. 2.15(昭和28)100ウォン(旧)を1フワンに引き換え。
1962. 6. 9(昭和37)10フワンを1ウォン(新)に引き換え。
ふん
【フン】
【匈】
◇[英]the Huns
○[歴]⇒ふんぞく(フン族,匈族)
ふーん
【フーン】
◇[独]Huhn
○(1)[鳥](ドイツ語で)ニワトリ([英]chicken)。
○(2)[鳥](ドイツ語で)メンドリ([英]hen)。
「ヘンネ(Henne)」とも呼ぶ。
◎オンドリは「ハーン(Hahn)」。
ぶーん
【ブーン】
◇[登録商標]BOON
○[交]ダイハツ工業製の小型車。
トヨタ自動車と共同開発し、トヨタ自動車名は「パッソ
(PASSO)」。
◎2004. 6. 7(平成16)発表。排気量1,000ccと1,300ccの2
種。
ぷーん
【プーン】
◇Pune
○⇒ぷーな(プーナ)
ふんえい
【墳塋】
◇「墳」は土を盛り上げた墓、「塋」は周りを囲った墓。
○(1)墓地・墓場・墓所。
「塋土」,「塋田」,「塋地」,「塋域」とも呼ぶ。
◎墓地の忌詞(イミコトバ)は佳城(カジョウ)。
○(2)先祖の墓のある故里のこと。
ぶんえいこうあんのえき
【文永・弘安の役】
○[歴]⇒[1]げんこう(元寇)
ぶんえいのえき
【文永の役】
○[歴]⇒[1]げんこう(元寇)
★ふんが
【汾河】
◇[中]Feng He
○[地]黄河(Huang He)第二の支流。全長695キロメートル。
山西省(Shangxi Sheng)北部に発源し、太原市(Taiyuan Shi)
(タイゲンシ)・臨汾市(Linfen Shi)(リンフンシ)と省中央部を南流して
省南西部で黄河に合流する。
ぶんか《ぶんくわ》
【分科】
○(1)学問・研究事項・業務などで、専門別に科目を分けること。
○(2)(1)の分けられた科目。
○(3)[仏]⇒かもん(科文)
★[1]ぶんか《ぶんくわ》
【文化】
○()
○()([英]culture)
○()[接頭辞]「ハイカラ・便利・新式」など表す語形成要素。
◎文化住宅・文化鍋。
文化包丁:⇒ぶんかぼうちょう(文化包丁,文化庖丁)
[2]ぶんか《ぶんくわ》
【文化】
◇[日]Bunka
○[歴]光格天皇・仁孝天皇朝の年号。
1804(享和 4,文化元. 2.11)から1818(文化15,文政元. 4.22)
まで。
◎甲子革令による改元。
参照⇒さんかく(三革)(3)
[1]ぶんが
【ブンガ】
◇[西]bunga
○(スペイン語で)嘘(ウソ)。
[2]ぶんが
【ブンガ】
◇[インドネシア語]bunga/[マレーシア語]bunga
○(インドネシア語・マレーシア語で)花。
ぶんかいしゃしん
【分解写真】
○[古][写]スポーツなどを高速で連写した、一連の写真。
昭和中期、相撲中継などで多用された。
参照⇒[1]すろーもーしょん(スローモーション)(1)
◎一つの動作が複数枚の写真となることから。
ぶんかきょく《ぶんくわきよく》
【文化局】
○[古]⇒ぶんかちょう(文化庁)
ぶんがくかい
【文学界】
【文學界】
○(1)[文]文芸雑誌。1893. 1.〜1898. 1.(明治26〜明治31)、
全58号。「女学雑誌」の文芸部門が独立したもの。
星野天知・北村透谷・島崎藤村・上田敏・戸川秋骨・馬場孤
蝶・平田禿木(トクボク)らを同人に、樋口一葉・田山花袋・国木
田独歩・柳田国男らを客員に創刊。
明治中期におけるロマン主義運動の中心となった。
参照⇒じょがくざっし(女学雑誌,女學雜誌)
◎樋口一葉『たけくらべ』、北村透谷『内部生命論』などが発
表された。
○(2)[文]文芸雑誌。1933.10.〜1944. 4.(昭和 8〜昭和19)。
林房雄・武田麟太郎・小林秀雄・川端康成らを編集同人とし
て文化公論社から創刊。官憲によるプロレタリア文学運動の壊
滅後、昭和十年代の文学活動復興の拠点となる。
◎1941. 3.(昭和16)林房雄『転向について』が横浜湘風会機関
誌「湘風」から転載。
★ぶんかくんしょう《ぶんくわくんしやう》
【文化勲章】
○
◎1937. 2.11(昭和12)制定。第1回の授賞は同年 4.28、長岡
半太郎・本多光太郎・木村栄・佐佐木信綱・幸田露伴・岡田三
郎・藤島武二・武内栖凰・横山大観の9氏。
1985(昭和60)黒澤明(クロサワ・アキラ)、受章。
ぶんかざいほごいいんかい《ぶんくわざいほごゐゐんくわい》
【文化財保護委員会】
○[古]文化財の保護・活用・調査研究をおこなう委員会。
◎1968. 6.15(昭和43)文化庁文化財保護部に改組。
参照⇒ぶんかちょう(文化庁)
★ぶんかざいほごほう《ぶんくわざいほごはふ》
【文化財保護法】
○[法]
対象は、有形文化財・無形文化財・民俗文化財・埋蔵文化財
と、史跡名勝天然記念物・文化的景観地・伝統的建造物群。
◎1950. 5.30(昭和25)国宝保存法を廃止して、公布。
1975. 7. 1(昭和50)文化財保護法の改正公布。埋蔵文化財の
保護強化・町並み保存など。10. 1施行。
2004. 5.21(平成16)参議院本会議、改正法を可決・成立。棚
田・里山などの自然景観(文化的景観地)や酒造り・郷土料理な
どの伝統製作技術(民俗文化財に追加)も文化財に指定。2005.
4.施行。
ふんかせき《ふんくわせき》
【糞化石】
○(1)[地](coprolite)⇒ふんせき(糞石)
○(2)[鉱](guano)⇒ぐあの(グアノ)
ぶんかちょう《ぶんくわちやう》
【文化庁】
◇[英]Agency of Cultural Affairs
○文化の振興・普及、文化財の保存・活用、宗教に関する行政
事務を行う文部科学省(旧:文部省)の外局。
◎1968. 6.15(昭和43)文部省文化局と文化財保護委員会とを統
合して設立。
◎文化庁文化財保護部
★ぶんかとうそう《ぶんくわとうさう》
【文化闘争】
◇[独]Kulturkampf
○(1)[歴]ドイツ帝国成立直後、宰相ビスマルクが統制を強化
するために行った、カトリック教徒に対する弾圧政策。
分裂の危機などから政策を転換。
○(2)[社]階級闘争で、文化的な諸問題に関する闘争。
ぶんかのひ《ぶんくわのひ》
【文化の日】
○[暦]国民の祝日の一つ。11月3日。
文化をすすめることを趣旨とし、文化勲章の授与などが行わ
れる。
参照⇒まんがのひ(まんがの日)
◎1946.11. 3(昭和21)日本国憲法(新憲法)が公布されたことを
記念し、1948(昭和23)明治天皇の誕生日(11. 3)を記念する従
来の明治節を廃止して制定。
参照⇒めいじせつ(明治節)
◎東日本では晴れの特異日(トクイビ)。
ぶんかほうそう《ぶんくわはうそう》
【文化放送】
○[放]東京都港区浜松町にある民間ラジオ局。
◎1952(昭和27)東京都新宿区四谷に日本文化放送協会として放
送開始。
1956(昭和31)文化放送に改称。
2006. 7.24(平成18)現在地に移転。
ぶんかぼうちょう《ぶんくわばうちやう》
【文化包丁】
【文化庖丁】
○[料]和包丁と洋包丁の良さを一つにした万能包丁。
家庭での洋食の普及につれて肉を切ることも必要となり、牛
刀(ギュウトウ)(肉切り包丁)の形に和包丁の片刃(カタバ)や幅広を取
り入れたもの。
野菜や魚などにも使用する。
「万能包丁」,「三徳(サントク)包丁」とも呼ぶ。
◎名称は「快適な文化的生活」の意味から。
従来は、野菜には両刃で幅の広いの菜っ切り包丁、魚には片
刃の出刃(デバ)包丁を使用していた。
参照⇒でばぼうちょう(出刃包丁,出刃庖丁)
ふんかわん《ふんくわわん》
【噴火湾】
◇[日]Funka Wan
○[地]北海道南西部、内浦湾(ウチウラワン)の別称。
⇒うちうらわん(内浦湾)
ぶんがわんそろ
【ブンガワンソロ】
【ブンガワン・ソロ】
◇[インドネシア語]Bengawan Solo(ソロ大河)
○(1)[地]⇒そろがわ(ソロ川)
○(2)[楽]インドネシアの民謡。
◎1940(昭和15)グサン・マルトハルトノ(Gesang Martohartono)
(1917〜)作曲。
ぶんかーん
【ブンカーン】
◇Bueng Kan
○(1)(Changwat Bueng Kan)⇒ぶんかーんけん(ブンカーン県)
○(2)タイ王国北東部、ブンカーン県北部にある県都。
ぶんかーんけん
【ブンカーン県】
◇[タイ語]Changwat Bueng Kan、[英]Bueng Kan Province
○タイ王国北東部の県。西部をノーンカーイ県(Changwat Nong
Khai)に接し、北部をラオスに隣接。
県都はブンカーン。
◎2011. 3.23(平成23)ノーンカーイ県の東部8郡が分離、新県
を設置。
ぶんきき
【分岐器】
○[交]⇒てんてつき(転轍機,転てつ機)
ぶんきぐん
【分岐群】
◇[英]clade
○[生]⇒くれーど(クレード)
ふんきこう
【噴気孔】
○[地]火山活動によって、火山ガスなどを噴き出している穴や
割れ目。
噴気ガスはマグマから揮発成分が遊離したもので、炭酸ガス
(carbon dioxide)・亜硫酸ガス(sulfur dioxide)・硫化水素
(hydrogen sulfide)・水蒸気などを含む。
「フュマロール」,「フューマロール」,「フマロール」とも呼ぶ。
参照⇒りゅうきこう(硫気孔)
◎英語:フューマロール(fumarole)/フュマロール/フマロー
ル。
イタリア語:フマローラ(fumarola)。
ぶんきゅう《ぶんきう》
【文久】
◇[日]Bunkyu
○[歴]孝明天皇朝の年号。
1861(万延 2,文久元. 2.19)〜1864(文久 4,元治元. 2.20)。
◎『後漢書』「文武並用、成長久之計」から。
◎辛酉革命により改元。
参照⇒さんかく(三革)(3)
ぶんきゅうさんねんのせいへん《ぶんきうさんねんのせいへん》
【文久三年の政変】
○[歴]⇒はちがつじゅうはちにちのせいへん(八月十八日の政
変)
ふんきゅうぼ《ふんきうぼ》
【墳丘墓】
○(1)墳丘をもつ墓。
○(2)[歴][国]弥生時代の墳丘をもつ墓。
埋葬施設に一定の決まりが成立する古墳時代以前の墓を指す。
吉野ヶ里(ヨシリガリ)遺跡・楯築(タテツキ)遺跡など。
ぶんきょうく《ぶんきやうく》
【文京区】
◇[日]Bunkyo Ku
○東京都東部の区。二三区(ニジュウサンク)の一つ。
文京区の木は「いちょう(銀杏)」。
〈面積〉
11.31平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)17万2,450人。
◎1947(昭和22)本郷区と小石川区が合併して文京区となる。
ぶんきょうだいがく《ぶんきやうだいがく》
【文教大学】
○[教]東京都品川区に本部を置く私立大学。
ふんく
【フンク】
◇[独]Funk
○[放](ドイツ語で)ラジオ。
⇒らじお(ラジオ)
ぶんぐけん
【文具券】
○[古][経]⇒ぜんこくきょうつうぶんぐけん(全国共通文具券)
ふんけい
【刎頚】
○首を刎(ハ)ねること。首を斬(キ)り落とすこと。
◎刎頸の交わり:⇒ふんけいのまじわり(刎頸の交わり,刎頸の
交り)
★ぶんげいこんわかい《ぶんげいこんわくわい》
【文芸懇話会】
○[歴]
参照⇒けいほきょく(警保局)
◎1934. 1.29(昭和 9)内務省警保局局長松本学・直木三十五ら
文芸懇話会結成のため初会合し、3.29結成。
1936. 1.(昭和11)機関紙「文芸懇話会」、創刊。
1937. 7.16(昭和12)解散。
ふんけいのまじわり《ふんけいのまじはり》
【刎頸の交わり】
【刎頸の交り】
○[慣用句]その友人のためなら首を斬(キ)られても後悔しない
ほどの深い付き合いであること。
参照⇒だもん(ダモン)
ぷんげり
【プンゲ里】
【豊渓里】
◇[朝]Punggye-ri、[英]Punggye Village
○朝鮮半島北東部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)北東部の
咸鏡北道(Hamgyong-buk-do)(カンキョウホクドウ)南部の吉州郡(Kilju-
gun)の村。
◎1958(昭和33)北部の山岳地帯の地下にソ連の支援で核訓練セ
ンターが建設。
1990年代半ばから核関連施設が建設され、地下核実験場と目
されている。
ぷーんけん
【プーン県】
◇[英]Pune District
○⇒ぷねけん(プネ県)
ぶんご
【ぶんご】
○[軍]海上自衛隊の掃海母艦(MST464)。
基準排水量5,700トン。
◎1997. 4.24(平成 9)進水。
1998. 3.23(平成10)就役。
ぶんご
【豊後】
◇[日]Bungo
○[歴]旧国名。西海道(サイカイドウ)の一国。現在の大分県の大部
分。
ぶんこう《ぶんかう》
【聞香】
○⇒ききこう(聞き香,聞香)
ぶんごう《ぶんがう》
【文豪】
○(1)不朽(フキュウ)の名作を創作した偉大な作家。
○(2)[古][計]NECのワープロ。
◎2000(平成12)撤退。
ぶんこうはい《ぶんかうはい》
【聞香盃】
◇[中]wenxiangbei
○[食]⇒もんこうはい(聞香盃)
★ぶんごうめ
【ブンゴウメ】
【豊後梅】
○[植]
◎大分県の県花・県木。
ぶんごおおのし《ぶんごおほのし》
【豊後大野市】
◇[日]Bungo'ono Shi/Bungo Ono Shi
○大分県南部の市。
◎2005. 3.31(平成17)大野郡(オオノグン)の全町村(5町2村)が合
併して発足。
ぶんごきよかわえき《ぶんごきよかはえき》
【豊後清川駅】
○[交]大分県豊後大野市(ブンゴオオノシ)にある、JR豊肥本線(ホウ
ヒホンセン)の駅。
緒方(オガタ)駅と三重町(ミエマチ)駅の間。
◎1990.11. 1(平成 2)牧口(マキグチ)駅を改称。
◎旧住所は大野郡(オオノグン)清川村(キヨカワムラ)。
ぶんこくせじゅ
【文庫クセジュ】
◇[フ]Collection Que sais-je?
○フランス大学新聞(Presses Universitaires de France)社が
刊行する新書版サイズの叢書。
日本では白水社が翻訳・刊行。
◎1941(昭和16)刊行開始。
1951(昭和26)白水社から翻訳・刊行開始。
◎「クセジュ?」は「私は何を知っているか?」の意味。
ぶんごさんけん
【豊後三賢】
○[人]三浦梅園(ミウラ・バイエン)・帆足万里(ホアシ・バンリ)・広瀬淡窓
(ヒロセ・タンソウ)の総称。
◎豊後は現在の大分県。
[1]ぶんごすいどう《ぶんごすいだう》
【豊後水道】
○[地]九州の大分県南東部海岸と四国の愛媛県西岸との間にあ
る海峡。
南方の太平洋と北方の瀬戸内海を結ぶ。
[2]ぶんごすいどう《ぶんごすいだう》
【豊後水道】
○[楽]阿久悠(アク・ユウ)作詞、三木たかし作曲の歌謡曲。
歌は川中美幸(ミユキ)。
◎2008.11.(平成20)リリース。
ぶんごたかだし
【豊後高田市】
◇[日]Bungotakada Shi/Bungo Takada Shi
○大分県北部、国東半島(クニサキハントウ)基部の北西部にある市。
東部を国東市、南部を杵築市(キツキシ)、西端を宇佐市に接し、
北部を周防灘(スオウナダ)に面する。
◎奈良県には大和高田市(ヤマトタカダシ)がある。
岩手県には陸前高田市(リクゼンタカタシ)、広島県には安芸高田市
(アキタカタシ)がある。
福島県大沼郡(オオヌマグン)には会津高田町(アイヅタカダマチ)があっ
た。
新潟県には高田市(タカダシ)(現:上越市)があった。
ふんこつさいしん
【粉骨砕身】
○[慣用句]力の限り努力すること。全身全霊で事に当たること。
◎「骨(ホネ)を粉(コ)にし身を砕(クダ)く(ほどに努力する)」の意味。
ぶんごなかむらえき
【豊後中村駅】
○[交]大分県玖珠郡(クスグン)九重町(ココノエマチ)にある、JR久大
本線(キュウダイホンセン)の駅。
引治(ヒキジ)駅と野矢(ノヤ)駅の間。
ぶんごふじ
【豊後富士】
◇[日]Bungo Fuji
○[地]⇒ゆふだけ(由布岳)
ふんころがし
【フンコロガシ】
【糞転がし】
○[虫]タマオシコガネの俗称。
⇒たまおしこがね(タマオシコガネ,玉押金亀子)
ふんざ
【フンザ】
◇Hunza
○パキスタン北部、カシミール地方でパキスタンが実効支配す
る北部地域(Nothern Areas)の町。
北緯36.27°、東経74.68°、標高3,588メートルの地。
〈人口〉
1998(平成10)1万0.050人(推計)。
ぶんさんさーびすぼうがい《ぶんさんさーびすばうがい》
【分散サービス妨害】
◇[英]Distributed Denial of Service
○[通]⇒でぃでぃおーえす(DDoS)
ぶんさんどす
【分散DoS】
◇[英]Distributed Denial of Service
○[通]⇒でぃでぃおーえす(DDoS)
ぶんし
【分枝】
◇[英]branching/ramification
○(1)[植]植物体が複数の軸に分かれること。
○(2)[植](特に、茎や幹から)枝を出すこと。枝分れすること。
表皮近くの分裂組織から生じるもので、「外生分枝(exoge-
nous branching)」と呼ぶ。
○(3)[植]根が複数に分かれること。
中心柱([英]stele)内の分裂組織から生じるもので、「内生分
枝(endogenous branching)」と呼ぶ。
ぶんし
【分祀】
【分祠】
○(1)本社と同じ祭神を他所の新しい神社に祀(マツ)ること。
参照⇒ぶんれい(分霊)(1)
○(2)合祀(ゴウシ)されている祭神を、別々に分けて祀(マツ)るこ
と。
⇔ごうし(合祀)
◎靖国神社のA級戦犯分祀論。
ぶんし
【分詞】
◇[英]participle
○[言]動詞(verb)から派生する準動詞(verbal)の一つ。
動詞が語形変化して形容詞(adjective)の働きをするもの。
英語では現在分詞(present participle)と過去分詞(past
participle)がある。
現在分詞は語尾(ending)が"-ing"で終り、動作・状態が展開
中・未完了であることを表している。変化形に完了分詞(per-
fect participle)と完了進行分詞(perfect progressive par-
ticiple)がある。
過去分詞では多くは語尾が"-ed"で終り、動作・状態が完了
(perfect)していることや受動態(passive voice)を表している。
また、動詞の3基本形の一つ。
ぶんじーでる
【ブンジーデル】
◇Wunsiedel(ヴンジーデル)
○ドイツ南東部、バイエルン州(Bundesland Bayern)北東部の町。
北緯50.04°、東経12.01°の地。
〈人口〉
1970(昭和45)1万1,358人。
1987(昭和62) 9,808人。
1997(平成 9)1万0,682人(推計)。
2009(平成21) 9,688人(推計)。
ふんじほう
【分時砲】
◇[英]minute guns
○[軍]⇒ちょうほう(弔砲)
ぶんしょ
【分署】
◇[英]substation
○本署から分かれて別の場所に設けられた、役所・税務署・警
察署・消防署など。
参照⇒はしゅつじょ(派出所)
ぶんしょう《ぶんしやう》
【文相】
○[古]文部大臣の略称。
⇒もんぶだいじん(文部大臣)
ふんしょく
【糞食】
○[動]⇒しょくふん(食糞)
★ふんしょこうじゅ
【焚書坑儒】
◇[中]fenshu kengru
○[歴]秦(qin)の始皇帝(Shi Huangdi)による法家(Fajia)(ホウカ)
以外の思想を弾圧したこと。
四書五経を焼き、儒者を穴埋めにした。
◎BC. 213、挟書律(Xieshu lyu)が制定され、焚書が行われる。
BC. 212、坑儒が行われる。
参照⇒きょうしょりつ(挟書律,挾書律)
ふんしん
【分針】
◇[英]minute hand
○時計の長く細い針。何分(ナンプン)かを示す針。
「長針(チョウシン)(long hand)」,「長剣(チョウケン)」とも呼ぶ。
◎時針(ジシン):⇒じしん(時針)
秒針(ビョウシン):⇒びょうしん(秒針)
★ふんじん《ふんぢん》
【粉塵】
○粒径が0.01μmから100μm(0.1mm)程度の粒子全体の総称。
参照⇒ふゆうりゅうしじょうぶっしつ(浮遊粒子状物質)
ふんじんばくはつ《ふんぢんばくはつ》
【粉塵爆発】
○[鉱]粉塵が空気中に浮遊してその濃度がある範囲内にあると
き、なんらかの原因で引火すると爆発する、ガス爆発に似た現
象。また、その爆発。
ある一粒の粉塵が燃え、隣りに浮遊している粉塵に燃え移る
ことが瞬時に起こっている現象。
石炭の他、穀物・砂糖・プラスチック・アルミ粉末などで起
きる。
「粉体爆発」とも、また石炭の粉塵では「炭塵爆発」とも呼ぶ、
ぶんすいまち
【分水町】
◇[日]Bunsui Machi
○[古]新潟県中央部、西蒲原郡(ニシカンバラグン)の町。
◎2006. 3.20(平成18)燕市に合併・編入。
★ぷんすないいせき《ぷんすないゐせき》
【プンスナイ遺跡】
◇[英]Phum Snay site
○[歴]カンボジア北西部にある1〜5世紀ころの遺跡。
◎2007.12.(平成19)国際日本文化研究センターの学術調査団、
1世紀建造の水を流す祭壇を発見。
★ぶんせいこうじけん《ぶんせいくわうじけん》
【文世光事件】
○[歴]1974. 8.15(昭和49)在日韓国人男性の文世光(Mun Se-
gwang)(ムン・セグァン)が朴正熙(Pak Chonghui)(パク・チョ
ンヒ)大統領暗殺を試みた事件。
ソウルの国立劇場で開かれていた光復節の式典で、大統領夫
妻を狙撃し、大統領自身は無事だったが、夫人の陸英修(Yook
Youngsoo)(ユク・ヨンス)と流れ弾が当たった女子高生の計2
人が死亡。
他人名義で取得した日本旅券や大阪市内の交番から盗まれた
拳銃が事件に使用された。韓国側の調査では朝鮮総連関係者の
対南工作員が関与していた。
1974.12.20(昭和49)文世光の死刑執行。
参照⇒しるみど(シルミド,実尾島,實尾島)
◎2005. 1.20(平成17)韓国政府、文世光事件の外交文書を公開。
2005. 2.11(平成17)事件の実況中継の録画と録音のテープを
精密に分析した結果、警護員が発射した弾丸で陸夫人が被弾し
たと発表。
ぶんせいなんりょう《ぶんせいなんれう》
【文政南鐐】
○[歴][経]江戸時代、1824(文政 7. 2.)に発行した二朱銀の別
称。
「文政二朱銀」,「小南鐐」とも呼ぶ。
参照⇒なんりょう(南鐐)(2)
ぶんせいにしゅぎん
【文政二朱銀】
○[歴][経]⇒ぶんせいなんりょう(文政南鐐)
ふんせき
【糞石】
○(1)[医]腸内にできた結石。虫垂内に形成されるものが多い。
「腸石(チョウセキ)」とも呼ぶ。
○(2)[地](coprolite)地質時代の動物の糞が化石となったもの。
「コプロライト」,「糞化石(フンカセキ)」とも呼ぶ。
ふんせつか《ふんせつくわ》
【噴雪花】
○[植]ユキヤナギ(雪柳)の漢名。
⇒ゆきやなぎ(ユキヤナギ,雪柳)
ぶんぜん
【ブンゼン】
◇Robert Wilhelm Bunsen
○[人]ドイツの化学者(1811〜1899)。
ハイデルベルク大学教授。
1859(安政 6)キルヒホフ(Gustav Robert Kirchhoff)と協力
して分光分析法を完成。
1860(万延元)セシウム・1861(文久元)ルビジウムを発見。
ブンゼン電池・1855(安政 2)ブンゼン灯(ブンゼンバーナー)
・マグネシウム光などの器具を発明。
参照⇒きるひほふ(キルヒホフ)
ぶんせんけん
【ブン川県】
◇[中]Wenchuan Xian
○中国南西部、四川省(Sichuan Sheng)(シセンショウ)北部、阿バ・
チベット族(蔵族)チャン族(羌族)自治州(Aba Zangzu Qiangzu
Zizhizhou)南東部にある県。南西部を都江堰市(Dujiangyan
Shi)(トコウエンシ)に接する。
県都は威州鎮(Weizhou Zhen)。
〈面積〉
4,083平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)11万人。
◎2008. 5.12(平成20)PM. 2:28、四川大地震(M7.8)で甚大な
被害を受ける。
◎「ブン」は「(三水+「文」)」。
ぶんせんのう《ぶんせんわう》
【文宣王】
◇[中]Wenxuanwang
○[人]孔子(Kongzi)の諡(オクリナ)。
⇒こうし(孔子)
ぶんぜんばーなー
【ブンゼン・バーナー】
◇[英]Bunsen burner
○[化]都市ガスをを燃焼させて簡単に千数百度の高温を得る化
学実験装置。
円錐形の下部と筒状の上部からなり、下部からガスと空気を
取り入れ、上部の筒の先端に点火するもの。
空気調整は円錐状の下部を回すことで、ガス量の調節はガス
を取入れる元栓で行う、簡単な構造でできている。
酸化炎の色がほとんどないため、炎色反応の実験などにも使
用される。
「ブンゼン灯」とも呼ぶ。
参照⇒えんしょくはんのう(炎色反応,焔色反応),あるこーる
らんぷ(アルコールランプ)
◎1855(安政 2)ドイツの化学者ブンゼン(R.W.Bunsen)(1811〜
1899)が発明。
ふんぞうえ《ふんさせうえ》
【糞掃衣】
◇[梵]pamsukula(ぼろきれの衣)
○[仏]初期仏教の教団で、修行僧がまとっていた粗末な法衣。
ごみためや路地などに糞(フン)や塵(チリ)のように捨てられてい
た布切れを洗って縫い合せて作ったもの。
参照⇒のうえ(衲衣,納衣),けさ(袈裟)
◎「糞掃」は"pamsu"の音写。
ふんぞく
【フン族】
【匈族】
◇[英]Hun Tribe/the Huns
○[歴]4世紀末〜5世紀、ヨーロッパに侵入したアジア内陸の
ステップ地帯の遊牧騎馬民族。
西進して、 375年黒海北岸の東ゴート族を征服し、ドナウ川
下流の西ゴート族を破り、民族大移動の原因を作る。
5世紀前半のアッチラ(Attila)王のときに全盛となり大帝国
を築くが、 451年6月フランス北部のカタラウヌムの戦い(Bat-
tle of Catalaunian Fields)で西ヨーロッパ諸民族連合軍に撃
退されてドナウ川上流域(ハンガリー)に後退。
人種的には蒙古・トルコ系とみられ、匈奴(Xiongnu)(キョウド)
と同族ともいうが未詳。
単に「フン(匈)」とも呼ぶ。
参照⇒かたらうぬむのたたかい(カタラウヌムの戦い),えん
さい(奄蔡)
◎「ハンガリー(Hungary)」の名称は「フンガリア(Hungaria)(フ
ンの土地)」に由来(ユライ)する。
現在のハンガリーの主幹民族はマジャール人。
ふんた
【フンタ】
◇[西]junta
○(1)[政]クーデター後の革命政権・臨時政府・暫定(ザンテイ)政
府。
○(2)[政](スペイン・南アメリカなどの)議会・会議・委員会。
○(3)(junto)⇒[2]ふんと(フント)
ぷんたあれなす
【プンタアレナス】
◇Punta Arenas
○チリ最南端、マガリャネス・イ・デラ・アンタルティカ・チ
レーナ州(Region de Magallanes y de la Antartica Chilena)
中央部の州都。
南緯53.16°、西経70.93°の地。
〈人口〉
2002(平成14)11万6,005人。
ぶんたい
【分隊】
○(1)[軍]([英]squad)陸軍の部隊編制上の単位の一つ。
小隊の下位で、指揮する最小の単位。
軍曹(グンソウ)1人・伍長(ゴチョウ)1人・兵10人で構成。
「スクワード」,「スクワッド」とも呼ぶ。
○(2)[軍]([英]division)海軍の部隊編制上の単位の一つ。
陸軍の中隊に相当する部隊。
「スクワード」,「スクワッド」とも呼ぶ。
参照⇒せんたい(戦隊),ちゅうたい(中隊)
○(3)[俗]⇒したい(支隊,枝隊)
ふんたいばくはつ
【粉体爆発】
○[鉱]⇒ふんじんばくはつ(粉塵爆発)
ぶんたう
【ブンタウ】
◇Vung Tau
○ベトナム南部、バリアブンタウ省(Tinh Ba Ria-Vung Tau)の
省都。
ぷんたごるだ
【プンタゴルダ】
◇Punta Gorda
○アメリカ合衆国南東部、フロリダ州(Florida State)南西部
にあるシャーロット郡(Charlotte County)の郡都。
ぶんだばー
【ブンダバー】
◇[独]wunderbar(ヴンダバー)、[英]wonderful
○[形](ドイツ語で)すばらしい。
ぷんだりーか
【プンダリーカ】
◇[梵]pundarika(分陀利華)
○[仏]⇒びゃくれんげ(白蓮華)
ぶんたれっら
【プンタレッラ】
◇[伊]puntarella
○[植][農]イタリアンチコリ(cicoria asparago)。また、その
若芽。
サラダなどに用いる。
参照⇒ちこり(チコリ)
◎英語:アスパラガスチコリ(asparagus chicory)。
スペイン語:ブロテスデチコリア(brotes de achicoria)。
ふんたん
【粉炭】
○(1)[鉱]([英]culm)細粒または粉状の石炭。
「クルム」とも呼ぶ。
○(2)[鉱]([英]powdered coal)細粒または粉状に破砕した石炭。
ぷんちゃくじゃや
【プンチャクジャヤ】
◇Puncak Jaya/Peg.Djaja
○(1)[地]ニューギニア島のインドネシア領イリアンジャヤ中
央部のマオケ山脈(Maoke Mountains)にある高山。インドネシ
ア東部、パプアティモール州(Propinsi Papua Timur)西部にあ
るプンチャクジャヤ県(Kabupaten Puncak Jaya)南部に位置す
る。
標高4,884メートルで、オーストリア大陸を含むオセアニア
の最高峰。
旧称は「イリヤンジャヤ(Irian Jaya)」。
「ジャヤ」,「ジャヤ山([英]Mount Jaya)」,「カルステンツ・ピ
ラミッド(Carstensz Pyramid)」,「カールステンツ・ピラミッド」,
「カルステンツ」,「カールステンツ」とも呼ぶ。
◎標高は5,010メートルとも、5,030メートルとも。
◎"puncak"は「頂上」の意味。
○(2)(Kabupaten Puncak Jaya)⇒ぷんちゃくじゃやけん(プン
チャクジャヤ県)
ぷんちゃくじゃやけん
【プンチャクジャヤ県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Puncak Jaya、[英]Puncak Jaya
District/Puncak Jaya Regency
○インドネシア東部、パプア島(Pulau Papua)(ニューギニア島)
中西部のパプアティモール州(Propinsi Papua Timur)西部の県。
西部をパプアテンガ州(Propinsi Papua Tengah)に隣接。
県都はムリア(Mulia)。
オセアニアの最高峰プンチャクジャヤ(Puncak Jaya)がある。
参照⇒ぷんちゃくじゃや(プンチャクジャヤ)(1)
ぶんちゅう
【文忠】
◇[中]Wenzhong
○[人]蘇軾(Su Shi)の諡(オクリナ)。
⇒そしょく(蘇軾)
ぶんちょう《ぶんてふ》
【文牒】
◇[中]wendie
○[歴]中国の唐代の送金為替。
参照⇒ひせん(飛銭,飛錢)
ぶんでぃぶぎょ
【ブンディブギョ】
◇Bundibugyo
○(1)(Bundibugyo District)⇒ぶんでぃぶぎょけん(ブンディ
ブギョ県)
○(2)ウガンダ南西部、ブンディブギョ県の県都。
北緯0.72°、東経30.05°の地。
〈人口〉
1991(平成 3) 6,845人。
2002(平成14)1万4,161人。
ぶんでぃぶぎょけん
【ブンディブギョ県】
◇[英]Bundibugyo District
○ウガンダ南西部の県。西部をコンゴ民主共和国に隣接。
県都はブンディブギョ。
〈面積〉
2,261.7平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)11万6,566人(1月12日現在)、
2002(平成14)20万9,978人(9月12日現在)、
ぶんですばーん
【ブンデスバーン】
◇[独]Bundesbahn
○(1)[交]連邦鉄道(国有鉄道)。
○(2)[歴][交](Deutsche Bundesbahn)西ドイツの連邦鉄道。
1994(平成 6)東ドイツのドイツ国有鉄道(Deutsche Reichs-
bahn)(DR)と合併・民営化されドイツ鉄道株式会社(Deut-
sche Bahn AG)(DB)となる。
ふんでるとばっさー
【フンデルトバッサー】
◇Friedensreich Hundertwasser(フリーデンスライヒ・フンデ
ルトバッサー)
○[人]オーストリアの建築家・画家(1928〜2000)。本名はフリ
ードリヒ・シュトバッサー(Friedrich Stowasser)。
★ぶんてん
【文展】
○[歴][美]文部省美術展覧会の略称。
★ぶんてんしょう《ぶんてんしやう》
【文天祥】
◇[中]Wen TianXiang
○[人]中国、南宋(Nan Song)末期の忠臣(1236〜1282)。字(アザ
ナ)は宋瑞(Songrui)(ソウズイ)・履善(Lushan)(リゼン)、号は文山
(Wenshan)、諡(オクリナ)は忠烈(Zhonglie)(チュウレツ)。吉州(Jizhou)
(現:吉安市)の人。
捕われて元への仕官を進められたが拒絶し刑死。
中国の民族的英雄の一人。
[1]ふんと
【フント】
◇[独]Hund
○(ドイツ語で)イヌ(犬)。
参照⇒だっくすふんと(ダックスフント)
[2]ふんと
【フント】
◇[西]junto
○(スペイン語で)秘密結社。
「フンタ(junta)」とも呼ぶ。
[1]ぶんと
【ブント】
◇[独]Bund
○同盟・連盟・連合。
★[2]ぶんと
【ブント】
◇Wilhelm Max Wundt(ウィルヘルム・ブント)
○[人]ドイツの心理学者・哲学者(1832〜1920)。実験心理学の
先駆者。
「ヴント」,「ウント」とも呼ぶ。
ぷんと
【プント】
◇[登録商標]Punto([伊]点)
○[交]イタリアのフィアット(FIAT)社製の小型車(大衆車)。
◎1993(平成 5)発売。
2005. 9. 5(平成17)グランデプント(Grande Punto)、発表。
ふんどう
【分銅】
○(1)竿秤(サオバカリ)・天秤(テンビン)などで、物の目方(メカタ)を量
(ハカ)るときに標準とする金属製の錘(オモリ)。
重さの異なる幾つかの錘から成り、それらを組み合せ、物の
重さと釣り合せて量るもの。
「おもり(錘,重り)」,「法馬(ホウマ)」,「ふんどん(分銅)」とも、英
語で「ウェート([英]weight)」,「ウェイト」とも呼ぶ。
また、竿秤の分銅は陰嚢(フグリ)のように垂れ下がっているこ
とから、俗に「ふぐり(錘)」とも呼ぶ。
○(2)紋所(モンドコロ)の名。(1)を図案化したもの。
◎江戸〜明治時代は両替商の看板としても使用された。
銀行の地図記号としても使用されていたが、平成になって銀
行そのものが国土地理院の地図上から削除。
○(3)[歴][経]昔、(1)の形に鋳造した金・銀の塊(カタマ)り。
不時の用に備えていた。
○(4)[古][経]江戸時代の二朱判銀の俗称。
裏に分銅の形が鋳込まれていた。
○(5)[古]細太刀(ホソダチ)の鍔(ツバ)の俗称。
◎(1)に形が似ていたことから。
ぶんどう
【文豆】
【緑豆】
○(1)[植]リョクトウ(緑豆)の別称。
⇒りょくとう(リョクトウ,緑豆)
○(2)[植]エンドウ(豌豆)の別称。
⇒えんどう(エンドウ,豌豆,園豆,薗豆)
ぶんどき
【分度器】
◇[英]protractor
○物や図形の角度を測る器具。
半円形または円形の薄板に周囲に目盛りを付けたもの。
透明な合成樹脂製や、金属製・木製などがある。
★ふんどし
【褌】
【犢鼻褌】
◇[日]fundoshi、[英]loincloth
○(1)[服]男性用の、股や陰部を直接おおい隠す細長い布。
「下帯(シタオビ)」,「下袴(シタバカマ)」とも呼ぶ。
参照⇒ろくしゃくふんどし(六尺褌),えっちゅうふんどし(越
中褌)(1),さいじ(さいじ)
◎麦の褌:⇒むぎのふんどし(麦の褌)
○(2)[運]相撲取(スモウト)り(力士)のまわし(回し)の別称。
⇒まわし(回し,廻し)(7)
ふんどしかつぎ
【褌担ぎ】
○(1)[俗][運]相撲取(ウモウト)りで最下位の者。
巡業などのとき、バウムクーヘンのように平らなロール状に
巻いた関取(セキトリ)のふんどし(まわし)を肩に担いで運ぶ役であっ
たことから。
「取的(とりてき)」とも呼ぶ。
参照⇒まわし(回し,廻し)(7)
○(2)(転じて、一般に)下っぱの者。最下位の者。使いっぱし
り。
参照⇒ぱしり(ぱしり)
ぶーんどっくす
【ブーンドックス】
◇[米]boondocks
○(1)[俗](辺境の)森林地帯・密林、原野・荒地。
○(2)[俗](草深い)片田舎。僻地(ヘキチ)。
ぶーんどっくすどおり《ぶーんどつくすどほり》
【ブーンドックス通り】
◇[米]boondocks Road
○⇒ぶーんどっくすろーど(ブーンドックス・ロード)
ぶーんどっくすろーど
【ブーンドックス・ロード】
◇[米]boondocks Road
○アメリカ合衆国テキサス州(Texas State)南東部、ジェファ
ーソン郡(Jefferson County)北部の郡都ボーモント(Beaumont)
近郊のファンネット(Fannett)にある通り。
全長約6キロメートル。
「ブーンドックス通り」とも呼ぶ。
◎1905(明治38)米作を同地に持ち込んだヨシオ・マユミの業績
をたたえて「ジャップ・ロード(Jap Road)」と名付けられた。
日系団体からジャップが日本人の蔑称として名称の変更を求
められ、2004(平成16)現名に改称。マユミ・ロードも候補になっ
たが発音しづらいと、20世紀初頭に日本人が現地で開いていた
ナマズ料理店の名前から命名された。
ぷんとらんどきょうわこく
【プントランド共和国】
◇[英]Republic of Puntland
○ソマリア北東部の自治共和国。北西部を未承認国ソマリラン
ド(Somaliland)、南部をソマリアに接し、南西部をエチオピア
に隣接し、北部をアデン湾、東部をアラビア海に面する。
首都はガロウェー(Garoowe)。
もとイタリア信託統治領ソマリア(Italian Somalia)のほぼ
北半分。
〈歴代大統領〉
アブドラヒ・ユスフ(Abdullahi Yusuf Ahmed)(1934〜):
1998. 7.23〜2001. 6.30。
アブドラヒ・ユスフ(再任):2002. 5. 8〜。
◎1960. 7. 1(昭和35)イギリス保護領ソマリランド(British
Somaliland)とイタリア信託統治領ソマリアが合併し、ソマリ
アとして独立。
1998. 7.(平成10)ダロッド系(Darod clan)の主要支族が自治
宣言をしてプントランド共和国を発足。
ふんどん
【分銅】
○⇒ふんどう(分銅)(1)
ぶんぱいのほうそく《ぶんぱいのはふそく》
【分配の法則】
○[数]⇒ぶんぱいほうそく(分配法則)
ぶんぱいほうそく《ぶんぱいはふそく》
【分配法則】
◇[英]distributive law
○[数]加法(足し算)と乗法(掛け算)で、「a×(b+c)=a×b+a
×c」が常に成り立つという法則。
「分配の法則」,「配分法則」,「分配律」とも呼ぶ。
⇔けつごうほうそく(結合法則)
ぶんぱいりつ
【分配律】
○[数]⇒ぶんぱいほうそく(分配法則)
ぶんぴつ
【分筆】
○[法]土地登記簿に登記されている一区画(一筆<イッピツ>)を数
筆に分割すること。
「筆別(フデワ)け」とも呼ぶ。
⇔がっぴつ(合筆)
ぶんびょう《ぶんべう》
【文廟】
◇[中]Wenmiao
○⇒こうしびょう(孔子廟)
ぶんぷく
【分服】
○[薬]薬を何回かに分けて服用する(飲む)こと。
⇔とんぷく(頓服)
ぶんぶくちゃがま
【ブンブクチャガマ】
【分福茶釜】
【文福茶釜】
○[動]ブンブク目(Spatangoida)ブンブクチャガマ科(Schizas-
teridae)のウニの総称。
淡い暗紫色でとげが短く、背面はほぼハート形をして五本の
放射状の溝があり、殻長約5センチメートル。横から見ると茶
釜に似ている。本州相模湾以南の沿岸の泥底に分布。
ヒラタブンブク・オオブンブク・オカメブンブクなどの種類
がある。
ぶんぶくちゃがま
【分福茶釜】
【文福茶釜】
○(1)群馬県館林市の古寺茂林寺(モリンジ)にある茶釜。
応永年間(1394〜1428)、タヌキ(狸)の化けたという老僧守鶴
が愛用した茶釜で、汲んでも汲んでも湯が尽きないので不思議
がられたが、住持がタヌキの化身であることを見破ったため、
守鶴は寺を去ったという。
◎「ぶんぶく」は湯の沸き立つ音「ぶくぶく」から。
◎この他にも各地に、タヌキまたはキツネ(狐)が助けてくれた
人への恩返しに茶釜などいろいろなものに化けて、恩人を裕福
にする昔話が伝わっている。
○(2)[動]⇒ぶんぶくちゃがま(ブンブクチャガマ,分福茶釜,文
福茶釜)
ぶんぼう《ぶんばう》
【文房】
○読書・執筆・研究などをするための部屋。書斎。
◎文房具([英]stationery),文房四宝
参照⇒ぶんぼうしほう(文房四宝)
ぶんぽう《ぶんぱう》
【分包】
○[薬]粉薬(コナグスリ)・丸薬(ガンヤク)などを小分けして、一包み
づつにすること。
参照⇒やくほう(薬包)(1),やくほうし(薬包紙)
ぶんぼうしほう《ぶんばうしほう》
【文房四宝】
○書斎の四つの宝・必需品。
紙・筆・墨(スミ)・硯(スズリ)のこと。
ぶんほうとう《ぶんほうたふ》
【文峰塔】
◇[中]Wengfeng Ta
○中国中央部、河南省(Henan Sheng)中央部の許昌市(Xuxhang
Shi)(キョショウシ)にある石造高楼。
高さ52メートル、八角形の13層の斜塔。
参照⇒うんがんじとう(雲岩寺塔)
◎1614年、建造。
1990(平成 2)東北方向に約90センチメートル、1.10度に斜傾。
2004(平成16)104センチメートル、1.18度に斜傾。
[1]ふんぼると
【フンボルト】
◇Humboldt
○(1)[海](Humboldt Current)⇒ぺるーかいりゅう(ペルー海流)
○(2)(Humboldt County)⇒ふんぼるとぐん(フンボルト郡)
[2]ふんぼると
【フンボルト】
◇Karl Wilhelm Freiherr von Humboldt(カール・ウィルヘル
ム・フライヘア・フォン・フンボルト)
○[人]ドイツの言語学者・文芸評論家・政治家(1767〜1835)。
[3]アレクサンダー・フンボルトの兄。
哲学・美学を学ぶ。
プロイセン公使としてウィーン・ロンドンに駐在。
文部大臣として1810(文化 7)ベルリン大学を創設。シラー
(Friedrich von Schiller)・ゲーテ(Johann Wolfgang von Goe-
the)・フィヒテ(Johann Gottlieb Fichte)らとも交流。
ウィーン会議にはプロイセン代表となる。
啓蒙(ケイモウ)専制主義に反対し理想主義に徹したため、1819
(文政 2)政界から引退。
思想家としてその研究は哲学・歴史・美術・文学などにわた
る。特にジャワ島・北アメリカなど世界各地の言語を研究に打
ち込み、言語の比較研究に基づき言語と人の働き・民族の精神
の強い結びつきを説く言語哲学を樹立。
著書は『言語の比較研究について』・『文法形式の成立とそ
の理念発展に及ぼした影響』・『ジャワ島のカウィー語につい
て』・『複数について』など。
◎ベルリン大学の初代学長は友人フィヒテ。第二次世界大戦後、
東ドイツに所属しフンボルト大学と改称。
参照⇒べるりんだいがく(ベルリン大学)
[3]ふんぼると
【フンボルト】
◇Friedrich Heinrich Alexander Freiherr von Humboldt(フ
リードリヒ・ハインリヒ・アレクサンダー・フライヘア・フォ
ン・フンボルト)
○[人]ドイツの地理学者・自然科学者(1769〜1859)。ベルリン
生れ。[2]ウィルヘルム・フンボルトの弟。
フランクフルト大学・ベルリン大学・ゲッティンゲン大学・
フライベルクの鉱山専門学校で学ぶ。
1799〜1804年中南米を、1829(文政12)年中央アジアなど、世
界各地を踏査・研究し、近代地理学・気候学・海洋学などを創
始。
地磁気観測の国際的機関創設に尽力。
著書は百科全書派の影響を受け19世紀前半の地学・科学を著
した『宇宙(コスモス)』(5巻)など。
◎フンボルト海流:⇒ぺるーかいりゅう(ペルー海流)
フンボルトペンギン:⇒ふんぼるとぺんぎん(フンボルトペ
ンギン)
◎「近代地理学の父」と呼ばれ、リッター(Karl Ritter)と並ぶ
近代地理学の建設者。
参照⇒[2]りったー(リッター)
ふんぼるとかいりゅう《ふんぼるとかいりう》
【フンボルト海流】
◇[英]Humboldt Current
○[海]ペルー海流の別称。
⇒ぺるーかいりゅう(ペルー海流)
ふんぼるとぐん
【フンボルト郡】
◇[英]Humboldt County
○アメリカ合衆国南西部、カルフォルニア州(California
State)北西部の郡。西部を太平洋に面する。
郡都はユリーカ(Eureka)。
ふんぼるとだいがく
【フンボルト大学】
◇[独]Humboldt-Universitat zu Berlin
○[教]⇒べるりんだいがく(ベルリン大学)
ふんぼるとぺんぎん
【フンボルトペンギン】
◇[英]Humboldt penguin、[学]Sphenisucus humboldti
○[鳥]ペンギン目(Sphenisciformes)ペンギン科(Spheniscidae)
の海鳥の一種。南アメリカのチリ・ペルー・エクアドルの太平
洋沿岸地域に分布。
全長約65〜70センチメートル。
ふんぽん
【粉本】
○(1)[美]東洋画の下書き・原稿・構想図。
墨線のみで書かれた白描本、さらに色の名を注記したもの、実
際に彩色したもの、縮写したものなどがある。
◎昔、下絵を胡粉(ゴフン)を用いて描き、のちに墨を施したこと
から。
参照⇒ごふん(胡粉)
○(2)画家が制作の参考にするために描いた見取図・写生帳な
ど。
○(3)完成画の記録。
○(4)絵や文章の手本として描かれた作品。
○(5)後日の研究とするため、覚えとして模写した絵画。
図像研究をした密教の僧侶の粉本など。
ふんまー
【フンマー】
◇[独]Hummer
○[動](ドイツ語で)イセエビ。
⇒いせえび(イセエビ,伊勢蝦,伊勢海老)
ぶんまわし《ぶんまはし》
【規】
○(1)⇒こんぱす(コンパス)(1)
○(2)まわり舞台。
ぶんみん
【文民】
◇[英]civilian
○現在軍人でなく、かつ軍人の経歴を持たない人。
◎文民統制
◎『日本国憲法』第六六条「内閣総理大臣その他の国務大臣は、
文民でなければならない」。
◎「ジビリアン」の訳語。
ぶんみんとうせい
【文民統制】
◇[英]civilian control
○シビリアン・コントロールの訳語。
⇒しびりあんこんとろーる(シビリアン・コントロール)
[1]ふんめる
【フンメル】
◇[独]Hummel
○[昆]⇒まるはなばち(マルハナバチ,丸花蜂,円花蜂)
[2]ふんめる
【フンメル】
◇[独]Hummel
○[歴][軍]第二次世界大戦時のドイツ軍自走砲(SdKfz1
65)。
三号戦車・四号戦車の車体に150ミリ榴弾砲を搭載したもの。
参照⇒じそうほう(自走砲)(2)
[3]ふんめる
【フンメル】
◇Johann Nepomuk Hummel
○[人]ドイツの作曲家・ピアニスト(1778〜1837)。
ぷんめる
【プンメル】
◇[英]pummel/pommel
○⇒ぽんめる(ポンメル)
ぶんや
【ぶん屋,ブン屋】
○[俗]新聞記者の俗称。
参照⇒しんぶんや(新聞屋)
ぶんりかだいがく《ぶんりくわだいがく》
【文理科大学】
○(1)[歴][教]東京教育大学の旧称。現在は筑波大学。
1929(昭和 4)広島の文理科大学と同時に開校。従来の高等師
範と併置され、師範教育の最高権威となる。
◎旧住所は東京市小石川区大塚窪町(クボマチ)。
◎「東京文科大学」は二松学舎大学の旧称。
○(2)[歴][教]広島大学の前身の一つ。
⇒ひろしまだいがく(広島大学)
ぶんりきょうかい《ぶんりけうくわい》
【分離教会】
◇[英]the Secession Church
○[宗]キリスト教プロテスタント教会の一教派。
1733(享保18)スコットランド国教から分派した長老派教会
(the Presbyterian Church)。
「セセッション・チャーチ」とも呼ぶ。
参照⇒ちょうろうはきょうかい(長老派教会)
ぶんりは
【分離派】
○[美][建]ゼツェッション([独]Sezession)の別称。
⇒ぜつぇっしょん(ゼツェッション)
ふんりゅう《ふんりう》
【粉瘤】
◇[独]Atherom
○[医]⇒あてろーむ(アテローム)
ぶんりゅうき《ぶんりうき》
【分流器】
◇[英]shunt
○[電]電気回路の一部に並行に接続して電流を分流させる機器。
電流計で測定範囲を拡大したいときに挿入する抵抗器など。
「シャント」とも呼ぶ。
★ぶんるい
【分類】
○()
○()[生]
参照⇒どうてい(同定)(2),しすてまてぃっく(システマティッ
ク)(3)
〈階級(classification)〉
界(kingdom,[羅]regnum)。
亜界(subkingdom)。
下界(infrakingdom)。
上門(動:superphylum/植:superdivision)。
門(動:phylum/植:division)。
亜門(動:subphylum/植:subdivision)。
下門(動:infraphylum/植:infradivision)。
上綱(superclass)。
綱(class)。
亜綱(subclass)。
下綱(infraclass)。
小綱(parvclass)。
巨目(magnorder)。
上目(superorder)。
目(order)。
亜目(suborder)。
下目(infraorder)。
小目(parvorder)。
上科(ジョウカ)(superfamily)。
科(family)。
亜科(アカ)(subfamily)。
族(動:tribe)/連(レン)(植:tribe)。
属(genus)。
亜属(subgenus)。
種(species)。
亜種(subspecies)。
変種(variety)。
栽培変種(cultivar)。
品種(form)。
◎"×"は交雑種・交配種。
ぶんれい
【分霊】
○(1)ある神社の祭神(サイジン)の霊(神霊)を分けて、他の神社に
祀(マツ)ること。
参照⇒ぶんし(分祀,分祠)(1)
○(2)分霊した御霊(ミタマ)。分霊社の祭神。
ぶんれいしゃ
【分霊社】
○他の神社から分霊して創立された神社。分社・勧請神社。
ぶんれつこうしんきょく《ぶんれつかうしんきよく》
【分列行進曲】
○[楽]陸軍行進曲『扶桑歌』の別称。
⇒ふそうか(扶桑歌)
ぶんれつしき
【分列式】
○[軍]軍隊などの儀礼的行進の一つ。
各部隊が所定の分列隊形を組んで順次行進して、貴賓・上官
など受礼者に敬礼して通過する儀式。
⇔えっぺいしき(閲兵式)(1)
参照⇒かんぺいしき(観兵式),ふそうか(扶桑歌)
◎閲兵分列
ぶんれつびょう《ぶんれつびやう》
【分裂病】
○[古][病]統合失調症の古称。
⇒とうごうしっちょうしょう(統合失調症)
★ぶんろくけいちょうのえき
【文禄・慶長の役】
○[歴]豊臣秀吉が朝鮮を服属させるため行った侵略戦争。
文禄の役(1592〜1596)。
慶長の役(1597〜1598)。
1591(天正19. 9.)秀吉が朝鮮征伐の令を発し、1592(天正20.
3.26)京都を立ち、厳島神社に戦勝祈願をして、 4.25名古屋
に着く。
多くの陶工たちが朝鮮から日本へ強制連行されている。
◎朝鮮では文禄の役を「壬辰(ジンシン)倭乱」、慶長の役を「丁酉(テ
イユウ)倭乱」と呼んだ。
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