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                    PDD図書館管理番号       0001.0079.4000.07

                 百   科   辞   書    《ふつ》     編集:獨  澄旻

-------- ふつ --------------------------------------------------
ぶーつ
	【ブーツ】
	◇[英](複数形)boots
	○[服]くるぶしより上まである深い靴。
	 乗馬用では踵(カカト)部分に拍車(ハクシャ)が付いている。
	 「ちょうか(長靴)」,「ながぐつ(長靴)」とも呼ぶ。
	 参照⇒しゅーず(シューズ)
	◎カウボートは一日中履(ハ)きっぱなしで、ベッドに入っても
	脱がないという。
	◎踵(カカト)を打ち合わせる:参照⇒はいるひとらー(ハイル・ヒ
	トラー)
ぶつあんし
	【ブツアン市】
	◇[英]Butuan City
	○⇒ぶとぅあんし(ブトゥアン市)
ふついん
	【仏印】
	○[歴]仏領印度支那の略。
	 ⇒ふつりょういんどしな(仏領インドシナ,仏領印度支那)
ふついんしんちゅう
	【仏印進駐】
	○[歴]太平洋戦争直前、日本軍によって行われた仏領インドシ
	ナ(仏印)への進駐。また、その南方進出政策。
	 フランスの対独降伏に乗じてビシー政府に迫って、1940. 9.
	(昭和15)列強の蒋介石軍への援助ルートの封鎖と、石油・ゴム
	などの軍需資源獲得とを目的に日本軍は北部仏印進駐し、トン
	キン州に基地設定。
	 1941. 7.(昭和16)対英米戦も辞さない覚悟で南部仏印にも進
	駐し、サイゴンなどに基地設定。
	◎日米交渉は決定的に悪化し、アメリカ(America)・イギリス
	(Britain)・中国(China)・オランダ(Dutch)は、日本の南方進
	出政策に対してABCDラインと呼ばれる対日包囲網で対日資
	産の凍結・石油の対日禁輸などで対抗した。
	 参照⇒えーびーしーでぃらいん(ABCDライン)
★ふつうか《ふつうくわ》
	【普通科】
	○(1)
	○(2)[軍]自衛隊における歩兵の兵種の呼称。
ふつうきせき
	【普通輝石】
	◇[英]augite(オージャイト)/common augite
	○[鉱]単斜輝石(clinopyroxene)の一種。
	 カルシウム(Ca)・ナトリウム(Na)・マグネシウム(Mg)
	・鉄(Fe)・アルミニウム(Al)の珪酸塩([Ca,Na][Mg,
	Fe,Al][Si,Al]2O6)を主成分とする鉱物。
	 ガラス状の光沢のある暗緑色。条痕色は淡灰。硬度6前後、
	比重3.3前後。
	 参照⇒きせき(輝石)
★ふつうしゃ
	【普通車】
	○(1)[交]鉄道の客車の等級。
	 グリーン車(旧:一等車)の下位で、旧二等車、元三等車・
	◎1969(昭和44)国鉄、一等車をグリーン車、二等車を普通車と
	する。
	 参照⇒にとうしゃ(二等車)
	○(2)[交]普通自動車の略称。
★ふつうせんきょ
	【普通選挙】
	○
	 略称は「普選」。
	◎1928. 2.20(昭和 3)第16回総選挙が行なわれ、これが男子の
	最初の普通選挙となる。投票率80.3%、田中義一内閣の選挙妨
	害にかかわらず無産政党から8名が当選。
★ふつうせんきょきせいどうめいかい
	《ふつうせんきよきせいどうめいくわい》
	【普通選挙期成同盟会】
	○(1)[歴]
	 1892(明治25)大井憲太郎らが東洋自由党内に設立。
	 1894(明治27)党解散により消滅。
	○(2)[歴]
	 1899.10.(明治32)木下尚江(ナオエ)・河野広中・中村太八郎・
	片山潜らが東京で結成。
	 普通選挙同盟会と改称。
	 1911(明治44)政府の弾圧で解散。
	○(3)[歴]
	 1918(大正 7)中村太八郎・大井憲太郎らが復興。
★ふつうせんきょほう《ふつうせんきよはふ》
	【普通選挙法】
	○[俗][歴][法]1925(大正14)以降の衆議院選挙法の通称。
	 明治・大正期の普選運動の結果、第一次加藤高明内閣(護憲
	三派内閣)で、衆議院選挙法の納税資格の条項が削除され、25
	歳以上のすべての男子に選挙権が与えられた。
	 しかし、共産主義・無政府主義への歯止めとして治安維持法
	も同時に成立。
	 参照⇒ごけんさんぱ(護憲三派),ちあんいじほう(治安維持法)
	◎1925. 3.19(大正14)治安維持法、制定。
	 1925. 3.29(大正14)普通選挙法、制定。
★ふつうよきん
	【普通預金】
	○[経]
	◎2001. 3.(平成13)金利年0.1%(東京三菱銀行は0.11%)から
	0.02%に引き下げられ、過去最低となる。税引き後の実質金利
	は、年0.016%。
	 東京三菱銀行・住友銀行・さくら銀行は22日から、三和銀行
	・東海銀行は26日から。
ふつうわ
	【普通話】
	◇[中]putonghua、[英]Mandarin
	○[言]⇒ぷーとんほあ(プートンホア,普通話)
★ぶつが《ぶつぐわ》
	【仏画】
	○[仏]
	 参照⇒いっぴつさんらい(一筆三礼)(2)
ふつかあらい《ふつかあらひ》
	【二日洗い】
	○(中国地方で)葬式の翌日に死者が生前着用していた着物を洗
	うこと。
	 北向きに干す地方もあり、また三日目に行う地方では「三日
	洗い」,「三日干し」、三日間干す地方では「三日干し」とも呼ぶ。
ぶっかき
	【打っ欠き】
	○(1)たたいて細かくすること。またそのもの。
	○(2)[食]特に、氷を細かく砕(クダ)いたもの。
	 「かきごおり(かき氷,欠氷,欠き氷)」,「かちわり(搗ち割り)」
	とも呼ぶ。
ぶっかさん《ぶつくわさん》
	【仏果山】
	◇[日]Bukka San
	○[地]神奈川県中北部、愛甲郡の愛川町(アイカワマチ)と清川村(キヨカ
	ワムラ)の境にある山。標高747メートル。
★[1]ふっかつ《ふくくわつ》
	【復活】
	○
★[2]ふっかつ《ふくくわつ》
	【復活】
	◇[露]Voskresenie
	○[文]トルストイの長編小説。
	 参照⇒かちゅーしゃのうた(カチューシャの唄)
ふっかつさい《ふくくわつさい》
	【復活祭】
	◇[英]Easter
	○[宗]キリスト教徒が、イエス・キリストの復活を祝(イワ)って
	春に行う祭り。
	 春分(3月21日ころ)後の最初の満月の後の、最初の日曜日に
	行われる。満月が日曜日ならその次の日曜日となる。
	 パレードを行ったり、彩色した玉子などで祝う。
	 「イースター」とも呼ぶ。
	 参照⇒しゅろのしゅじつ(シュロの主日,棕櫚の主日),ぺんて
	こすて(ペンテコステ)(2),ぺさは(ペサハ),せいもくようび(聖
	木曜日),しょうてんさい(昇天祭),てねぶれ(テネブレ)
★ふっかつさいほうき《ふくくわつさいほうき》
	【復活祭蜂起】
	◇[英]Easter Rebellion
	○[歴]1916. 4.(大正 5)復活祭にアイルランドの完全独立をめ
	ざしてシンフェイン党(Sinn Fein party)が起こした武装蜂起。
	 24日から30日まで続いた。
	 「イースター蜂起」とも呼ぶ。
ぶっかつろん《ぶつくわつろん》
	【物活論】
	◇[英]hylozoism
	○[哲]物質または質料その自体が生きている、ないし活力・生
	命・霊魂・心を有するという自然観・説・立場。
	 初期ギリシア、特にイオニア学派の思想を表すために近世に
	作られた用語。
	 のち、パラケルスス(P.A.Paracelsus)・ブルーノ(G.Bruno)
	・ヘッケル(E.H.Haeckel)など、類似の他の思想にも適用され
	る。
	 「ハイロゾイズム」とも呼ぶ。
	 参照⇒あにみずむ(アニミズム)
★ぶっかとうせいれい
	【物価統制令】
	○
	◎1946. 3. 3(昭和21)公布。実際にはヤミ市が横行。
ふつかよい《ふつかよひ》
	【二日酔】
	【宿酔】
	○酒の酔いが翌日までさめずに続くこと。
	 「もちこし(持越)」とも呼ぶ。
ふっき《ふくき》
	【伏犠】
	【伏羲】
	◇[中]Fuxi
	○[中国伝説]中国古伝説上の帝王。三皇(San Huang)(サンコウ)の
	一人。女カ(*)(Nyuwa)(ジョカ)の兄。
	 燧人氏(Suiren Shi)(スイジンシ)の後、神農氏(Shennong Shi)(シ
	ンノウシ)の前に帝王となり、初めて人民にいろいろな礼式を教え
	たという。
	 人首蛇身である。八卦(ハッケ)・書契・網罟(モウコ)・琴瑟(キンシツ)
	を作り、庖厨(ホウチュウ)を教えて嫁娶の制を設けた。家畜を保護
	することも伝えた。
	 参考⇒さんこう(三皇),じょか(女カ,女禍),じんそざん(人祖
	山)
	(*)「女カ」は「女(女偏+「咼」)」で、伏羲の妹。
★ふっき《ふくき》
	【復帰】
	○(1)
	○(2)[計]([英]carrige return)プリンターで印字ヘッドを行
	頭に戻すコマンド(命令)。
	 記号は「CR」で、文字コードはASCIIで"0x0D"。
	 「キャリッジ・リターン」とも呼ぶ。
	◎単に行頭に戻すだけで、そのまま印字すると重ね印字になる。
	 次の行から印刷するには更に改行(LF,0x0A)コマンドが必
	要となる。
	◎復帰改行(CRLF):⇒ふっきかいぎょう(復帰改行)
ふづき
	【文月】
	○[暦]⇒ふみづき
ふっきかいぎょう《ふくきかいぎやう》
	【復帰改行】
	◇[英]carrige return and line feed
	○[計]プリンターで印字ヘッドを行頭に戻して新しい行に移す
	こと。またそのコマンド(命令)。
	 「CRLF」とも呼ぶ。
	 参照⇒かいぎょう(改行)(2),ふっき(復帰)(2)
	◎UNIX系では改行コマンドのみで復帰改行が行われる。
ふっきし《ふくきし》
	【伏犠氏】
	【伏羲氏】
	◇[中]Fuxi Shi
	○[人]⇒ふっき(伏犠,伏羲)
ふっきじ
	【富貴寺】
	○⇒ふきでら(富貴寺)
★ぶっきょう《ぶつけう》
	【仏教】
	◇[英]Buddhism
	○[宗][仏]紀元前5世紀ころゴータマ・シッダルタ(釈迦)が悟
	りを得て教えを説いたことに始まり、没後(入滅)に弟子や信者
	が集まり教団が発生。
	 入滅1〜2百余年後に金銭の布施を受ける問題などから、仏
	教教団は非法とする上座部(保守派)と、認める大衆部(進歩派)
	とに分かれる。
	 のち上座部はスリランカ・東南アジアに伝わり南伝仏教と、
	大衆部は中国・朝鮮・日本に伝わり北伝仏教と呼ばれる。
	◎明治期からの用語で、それまでは仏法や仏道と呼ばれていた。
	中国では仏家(ブッカ)が用いられていた。19世紀末からは漢字文
	化圏一般に「仏教」が普遍化した。
	◎日本への伝来(公伝)は、欽明天皇の13年(552年または538年)
	百済(クダラ)の聖明王が使を遣わして釈迦仏の金銅像一体といく
	らかの仏典を献じたのが初めとされている。
	 百済への仏教伝来は 384年。
	 新羅への仏教伝来は 528年。
ぶっきょうがたけ《ぶつけうがたけ》
	【仏経ヶ岳】
	○[地]⇒はっきょうがたけ(八経ヶ岳)
ぶっきょうだいがく《ぶつけうだいがく》
	【仏教大学】
	【佛教大學】
	○[教]京都府京都市北区に本部を置く、仏教系の私立大学。
	◎1868(明治元)知恩院に勧学院を開設。
	 1949(昭和24)新制大学となる。
	 1965(昭和40)仏教学部を廃止。
	 2004. 4.(平成16)文学部の仏教学科などを統合して人文学科
	に改編。
★ふっく
	【フック】
	◇Robert Hooke(ロバート)
	○[人]イギリスの自然科学者(1635〜1703)。
ふっくす
	【フックス】
	◇Fucks
	○[人]イギリスの物理学者(1911〜1988)。
	 ドイツからイギリスに亡命。
	 参照⇒ろーぜんばーぐじけん(ローゼンバーグ事件)
ぶっくまーく
	【ブックマーク】
	◇[英]bookmark
	○(1)栞(シオリ)
	 ⇒しおり(栞)
	○(2)[通]インターネットで表示しているページ(画面)を再び
	簡単に表示させるため、ブラウザ内に記憶する機能。
	 ブラウザ上では「お気に入り」などとも表示されている。
ぶっくまっち
	【ブックマッチ】
	【ブック・マッチ】
	◇[英]book matches
	○厚紙製のマッチ(燐寸)。
	 二つ折りにした厚紙の一端に櫛状の厚紙マッチ軸をホチキス
	止めしたもの。
	 軸を折り取り、軸の頭薬部を厚紙の側薬に当て、厚紙を二つ
	折りにし、軸を引き抜くようにして摩擦させ発火する。
	 主に広告に用いられる。
	◎1892(明治25)アメリカの愛煙家ジョシュア・ピュージ(Joshua 
	Pusey)が考案。
	 1895(明治28)アメリカのダイヤモンドマッチ社(Diamond 
	Match Company)がこの特許を4,000ドルで買い取る。
ふっけんしょう《ふくけんしやう》
	【福建省】
	◇[中]Fujian Sheng、[英]Fujian Province
	○中国南東部の省。北東部を浙江省(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)、
	南西部を広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)、西部・北西部を
	江西省(Jiangxi Sheng)(コウセイショウ)に接し、東部・南東部を台湾
	海峡に面する。
	 省都は福州市(Fuzhou Shi)(フクシュウシ)。
	 別称は「ビン(「門」構え+「虫」)(Min)」。
	〈面積〉
	 12万3,603平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1990(平成 2)3,061万0,000人。
	 2000(平成12)3,283万6,000人。
	 2004(平成16)3,435万8,100人。
	◎華僑の主要な出身地。
ふっこ
	【フッコ】
	○[魚]スズキ(鱸)の若魚で、2〜3歳魚のもの。体長30センチ
	メートルほど。
	 参照⇒すずき(スズキ,鱸)
ぶっこう
	【仏工】
	○仏画・仏具を制作する職人。
	 「仏師(ぶっし,ぶし)」とも呼ぶ。
ふっこういん《ふくこうゐん》
	【復興院】
	○(1)[歴]帝都復興院の略称。
	 ⇒ていとふっこういん(帝都復興院)
	○(2)[歴]戦災復興院の略称。
	 ⇒せんさいふっこういん(戦災復興院)
★ふっこうきねんかん《ふくこうきねんくわん》
	【復興記念館】
	○東京都墨田区の横綱町公園にある歴史記念館。
	 関東大震災や太平洋戦争での被災品・写真・資料などが保存
	・展示されている。
ぶっこうじ《ぶつくわうじ》
	【仏光寺】
	○京都府京都市下京区(シモギョウク)新開町(シンカイチョウ)にある浄土真
	宗仏光寺派の本山。山号は渋谷山(ジッコクザン)華園院(ケオンイン)。
	 堂宇は明治以降のもの。
	◎1212(建暦 2)親鸞(シンラン)の高弟源海(ゲンカイ)(三世)が真宗興
	隆のため山科(ヤマシナ)に根本道場を開創。
	 1218(建保 6)順徳天皇から興隆正法寺(興正寺)の寺号を賜(タ
	マワ)る。
	 1320(元応 2)了源(仏光寺七世)が京都市中の渋谷(シブタニ)に
	移す。
	 1327(嘉暦 2)後醍醐天皇の勅命により阿弥陀仏光寺と改名。
	 足利尊氏(アシカガ・タカウジ)の祈願所となる。
	 十三世光教の時、後土御門天皇の綸旨(リンジ)によって真宗最
	初の門跡寺となり、一時は本願寺を圧倒する寺勢を誇った。
	 1586(天正14)豊臣秀吉が現在地に移転。
ぶっこうじは《ぶつくわうじは》
	【仏光寺派】
	○[仏]浄土真宗十派の一つ。
	 本山は京都の仏光寺。
	 親鸞(シンラン)の高弟真仏(二世)を祖とする。
	◎鎌倉末期、本願寺派の中から覚如の弟子了源が興す。
	◎仏光派は臨済宗。
ふっこうしん《ふくかうしん》
	【匐行疹】
	◇[独]Herpes、[英]herpes
	○[病]⇒へるぺす(ヘルペス)(1)
★ふっこうしんけいそう《ふくかうしんけいそう》
	【腹腔神経叢】
	◇[英]celiac plexus
	○[医]腹腔動脈周囲の神経叢。
	 胸元(ムナモト)のあたりに位置し、急所でもある。
	 「ふくくうしんけいそう(腹腔神経叢)」,「太陽神経叢(solar 
	plexus)」とも呼ぶ。
★ふっこうちょう《ふくこうちやう》
	【復興庁】
	○東日本大震災からの復興施策を統括する政府機関。
	 10年間の限定で、復興施策の企画・立案、復興特別会計・復
	興交付金の配分、復興特区の認定などを所管。
	〈出先機関〉
	 復興局:盛岡市・仙台市・福島市。
	 復興局支所:宮古市・釜石市・気仙沼市・石巻市・南相馬市
	・いわき市。
	◎2012. 2.10(平成24)設置・発足。各県の現地対策本部を復興
	局に改組。
ぶっこうは《ぶつくわうは》
	【仏光派】
	○[仏]⇒えんがくじは(円覚寺派,圓覺寺派)
	◎仏光派は臨済宗で、仏光寺派は浄土真宗。
ふっさ
	【福生】
	◇[日]Fussa
	○(1)⇒ふっさし(福生市)
	○(2)[交]⇒ふっさえき(福生駅)
ふっさえき
	【福生駅】
	○[交]東京都福生市にある、JR青梅線(オウメセン)の駅。
	 牛浜(ウシハマ)駅と羽村(ハムラ)駅(羽村市)の間。
	◎JR八高線(ハチコウセン)に東福生駅がある。
ぶっさき
	【打っ裂き】
	【打裂】
	○(1)打(ブ)っ裂くこと。
	 参照⇒ふっさく(打っ裂く)
	○(2)[服]⇒ぶっさきばおり(打裂羽織)
ぶっさきばおり
	【打裂羽織】
	○[服]武士が乗馬・旅行などに用いた羽織。
	 帯刀や乗馬に便利なように、背縫いの下半分を裂けたように
	縫い合せていないもの。
	 単に「ぶっさき(打裂)」とも、「せさきばおり(背裂羽織)」,「せ
	わりばおり(背割羽織)」,「ひっさきばおり(引裂羽織)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ひうち(火打)(3)
ふっさく
	【打っ裂く】
	○(1)[他動]力まかせに引き裂く。
	○(2)[他動]「裂く」を強めた言い方。
ふっさし
	【福生市】
	◇[日]Fussa Shi
	○東京都西部、武蔵野台地の市。
	〈面積〉
	 10.24平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)6万1,427人。
	◎1970(昭和45)市制施行。
	◎市の東部から西多摩郡瑞穂町(ミズホマチ)の南部にかけてアメリ
	カ軍横田基地(飛行場)がある。
★ふっさーる
	【フッサール】
	◇Edmund Husserl(エドムント・フッサール)
	○[人]ドイツの哲学者・数学者(1859〜1938)。
	 現象学([独]Phaenomenologie)を創始。
	 「フッセル」,「フッセルル」とも呼ぶ。
ぶつざんし
	【仏山市】
	【佛山市】
	◇[中]Foshan Shi、[英]Foshan City
	○中国南部、広東省(Guangdong Sheng)(カントンショウ)南部の工業都
	市。
	〈管轄5区〉
	 禅城区(Chancheng Qu)。
	 南海区(Nanhai Qu)。
	 順徳区(順コ区)(Shunde Qu)。
	 三水区(Sanshui Qu)。
	 高明区(Gaoming Qu)。
★ぶっし
	【仏子】
	○(1)[仏]釈迦(シャカ)の実子(ジッシ)。
	◎仏子羅雲(ラウン)
	○(2)[仏]法によって仏(ホトケ)の跡(アト)を継(ツ)ぐ子。仏の道を
	志(ココロザ)している人。菩薩(ボサツ)。
	○(3)[仏]平等に仏性(ブッショウ)を持っている、すべての人間。
	◎「ぶし(仏子)」とも読む:参照⇒ぶしえき(仏子駅)
ぶっし
	【仏師】
	○(1)仏像・仏画・仏具を制作する職人。
	 「ぶし(仏師)」,「仏工(ブッコウ)」とも呼ぶ。
	◎絵仏師
	○(2)(特に)仏像を制作する職人。
	 「ぶし(仏師)」とも呼ぶ。
	◎飛鳥時代は、渡来人などの血縁的集団で造仏した工房である
	仏所の長(統率者)。鞍作止利(クラツクリノトリ)など。
	 奈良時代は、造寺司に属する造仏所の長および所属する職人
	集団。
	 平安時代は、有力寺院の仏所に所属する職人。定朝(ジョウチョウ)
	など。
	 鎌倉時代の仏師は運慶(ウンケイ)など。
	◎ 557、百済から造仏・造寺工らが来朝。
ぶっしぇる
	【ブッシェル】
	◇[英]bushel、[フ]boisseau
	○(1)ブッシェル桝(マス)。
	○(2)ヤードポンド法の体積の単位。穀物などの体積を測る。
	 イギリス:1ブッシェル=36.3677リットル=2219.36立方イ
	ンチ=8英ガロン。
	 アメリカ:1ブッシェル=35.2383リットル=2150.42立方イ
	ンチ=9.31米ガロン。
	 単位記号は「bu」。
	○(3)ヤードポンド法の重量の単位。
	 イギリス:1ブッシェル=62ポンド=28.1キログラム。
	 アメリカ:1ブッシェル=60ポンド=27.2キログラム。
	 単位記号は「bu」。
ぶっしつこうたい《ぶつしつかうたい》
	【物質交代】
	◇[英]metabolism
	○[生]⇒ぶっしつたいしゃ(物質代謝)
ぶっしつたいしゃ
	【物質代謝】
	◇[英]metabolism
	○[生]生物が生命維持に必要なものを外界(ガイカイ)から摂取(セッ
	シュ)し、生体成分や活動のエネルギー源に使用し、不必要なも
	のを排出(ハイシュツ)すること。
	 単に「代謝」とも、「物質交代(ブッシツコウタイ)」,「新陳代謝(シナチンタイ
	シャ)」,「代謝作用」,「メタボリズム」とも呼ぶ。
★ぶっしゃり
	【仏舎利】
	○[仏]釈迦(シャカ)または聖者の遺骨。
	 単に「舎利」とも呼ぶ。
	◎「舎利」は梵語sarira(シャリーラ)の音写。
[1]ぶっしゅ
	【ブッシュ】
	◇[英]bush
	○(1)根元から枝分かれしている1本の低木。
	 「シュラブ(shrub)」とも呼ぶ。
	○(2)低木の茂み。
★[2]ぶっしゅ
	【ブッシュ】
	◇George Herbert Walker Bush
	○(1)[人]アメリカ合衆国の第41代大統領(1924〜)。在任:1989
	〜1993。G.W.ブッシュの父。
	 第二次世界大戦中、海軍パイロットとして従軍。日本軍に撃
	墜。
	 1976〜1977(昭和51〜昭和52)CIA長官。
	○(2)[軍]⇒じょーじえっちだぶりゅぶっしゅ(ジョージ・H・
	W・ブッシュ)(2)
★[3]ぶっしゅ
	【ブッシュ】
	◇George Walker Bush
	○[人]アメリカ合衆国の第43代大統領(1946〜)。在任:2001〜。
	G.H.W.ブッシュの子。
	◎2001. 1.(平成14)菓子のプレッツェル(bretzel)をノドに詰
	まらせて気絶し、床に顔をぶつけて左ほおに怪我を負う。
	 2003. 3.18(平成15)国連決議を受けずに武力行使(戦争)を正
	当化するため、国民向けテレビ演説でイラクのフセイン大統領
	に最後通告。
	 2005.12.14(平成17)ワシントン市内の演説で、対イラク開戦
	は大量破壊兵器についての間違った情報をもとに決められたが、
	サダム・フセインを取り除くという決断は正しいものだったと
	イラク戦争の正当性を改めて強調。
ぶっしゅかん
	【ブッシュカン】
	【仏手柑】
	○[植]⇒ぶしゅかん(ブシュカン,仏手柑)
ぷっしゅだがー
	【プッシュダガー】
	【プッシュ・ダガー】
	◇[英]push dagger
	○T字型の短剣。
	 人差し指と中指の間、または中指と薬指の間から剣先を突き
	出して握り締め、相手を突き刺す武器。
	 参照⇒だがー(ダガー)(1)
ぷっしゅちぇあー
	【プッシュチェアー】
	◇[英]pushchair
	○⇒ばぎー(バギー)(3)
ぶっしゅでゅろーぬけん
	【ブッシュ・デュ・ローヌ県】
	◇[フ]Departement Bouches-du-Rhone、[英]Bouches-du-Rhone 
	Prefecture
	○⇒ぶーしゅでゅろーぬけん(ブーシュデュローヌ県,ブーシュ
	・デュ・ローヌ県)
ぶっしゅべびー
	【ブッシュベビー】
	【ブッシュ・ベビー】
	◇[英]bushbaby/bush baby
	○[哺]⇒がらご(ガラゴ)
ぶっしゅまん
	【ブッシュマン】
	◇[英]Bushman
	○[俗]サン族の俗称・旧称。
	 ⇒さんぞく(サン族)
★ぶっしゅまんらんど
	【ブッシュマンランド】
	◇Bushmanland
	○ナミビア北東部の地域。北部をカバンゴランド(Kavangoland)、
	南部をヘレロランド(Hereroland)に接し、東部をボツワナに隣
	接。
	 南アフリカの旧黒人居住地区(homeland)の一つ。
	 参照⇒ほーむらんど(ホームランド)
ぶっしょうざんえき《ぶつしやうざんえき》
	【仏生山駅】
	○[交]香川県高松市(タカマツシ)仏生山町にある、高松琴平電鉄琴
	平線の駅。
	 太田(オオタ)駅と一宮(イチノミヤ)駅の間。
ぶっしょうざんちょう《ぶつしやうざんちやう》
	【仏生山町】
	◇[日]Busshozan Cho
	○香川県高松市(タカマツシ)の地名。
★ふっしょく
	【払拭】
	○
ぶっせ
	【ブッセ】
	◇Karl Busse(カール・ブッセ)
	○[人]ドイツの詩人・小説家(1872〜1918)。
	 日本では上田敏(ウエダ・ビン)の訳詩集『海潮音』に収められた
	「山のあなた(Ueber den Bergen)」で知られる。
	 参照⇒やまのあなた(山のあなた,[2]かいちょうおん(海潮音)
ふっせき
	【沸石】
	◇[英]zeolite
	○[鉱]ナトリウム・カルシウムなどアルカリ土類金属元素の含
	水アルミニウム珪酸塩鉱物。アルミノ珪酸塩の一種。
	 ガラス光沢があり、加熱すると脱水する。
	 火成岩の変質などによって生成され、玄武岩や緑色凝灰岩の
	構成鉱物として産出する。
	 多量の水を含有するので砂質地帯の土壌改良剤などに用いら
	れる。
	 「ゼオライト」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぜおらいと(ゼオライト)(2)
ふっせる
	【フッセル】
	◇Edmund Husserl(エドムント・フッセル)
	○[人]⇒ふっさーる(フッサール)
ふっせるる
	【フッセルル】
	◇Edmund Husserl(エドムント・フッセルル)
	○[人]⇒ふっさーる(フッサール)
ふっせんはいむげんしりょくはつでんしょ
	【フッセンハイム原子力発電所】
	◇[フ]Centrale Nucleaire de Fessenheim、[英]Fessenheim 
	Nuclear Power Plant
	○[原]フランス北東部、アルザス地域圏(Region Alsace)北部
	のバラン県(Departement Bas-Rhin)の県都ストラスブール
	(Strasbourg)にある原子力発電所。
	 「フッセンハイム原発」とも呼ぶ。
	◎1977(昭和52)稼動。
ふっせんはいむげんぱつ
	【フッセンハイム原発】
	◇[フ]Centrale Nucleaire de Fessenheim、[英]Fessenheim 
	Nuclear Power Plant
	○[原]⇒ふっせんはいむげんしりょくはつでんしょ(フッセン
	ハイム原子力発電所)
ぶつぜんぶつご
	【仏前仏後】
	○[仏]八難の一つ。仏の入滅(ニュウメツ)から次の仏の出生までの
	間で、仏の出世に巡り合えずに、仏を見ることも、法を聞くこ
	ともできない悪い世界。
	 参照⇒はちなん(八難)(1)
★ふっそ
	【フッ素】
	【弗素】
	◇[英]fluorine、[蘭]fluorine(フリュオリネ)
	○[化]ハロゲン族元素の一つ。
	 元素記号は「F」。
	◎虫歯予防の効果が知られている。
ぶつぞう《ぶつざう》
	【仏像】
	◇[英]Buddhist statue/Buddhist image
	○[仏]仏教の信仰・礼拝の対象として、仏陀・菩薩・諸尊仏の
	姿をかたどって造られた彫像(statue)・画像(image)。
	 主に彫像を指し、画像は「仏画(フツガ)」と呼ぶことが多い。
	 参照⇒ぶっし(仏師),いっとうさんらい(一刀三礼)
	◎ 538、百済の聖明王が釈迦仏金銅像・経典を欽明天皇に献上
	(仏教公伝)。
	  552、蘇我稲目(イナメ)と物部尾輿(オコシ)が仏像礼拝をめぐり対
	立。
	  557、百済から造仏・造寺工らが来朝。
	◎姿勢:立像・坐像・臥像に大別される。
ぶっそうげ《ぶつさうげ》
	【ブッソウゲ】
	【仏桑華】
	【仏桑花】
	◇[学]Hibiscus rosa-sinensis
	○[植]アオイ目(Malvales)アオイ科(Malvaceae)フヨウ属(Hi-
	biscus)の常緑低木。
	 中国南部の原産で鑑賞用に温室などで栽培される。
	 夏から秋にかけ、大形でムクゲに似た漏斗(ロウト)状の五弁花
	をつける。花の色は品種により赤・桃・白・黄・橙など。
	 沖縄では
	 漢名は「扶桑(フソウ)」。
	 園芸品種は「ハイビスカス(hibiscus)」と呼ぶ。
	◎夏の季語。
	◎中国語:扶桑(fusang)/朱槿(zhujin)(シュキン)。
★ふつぞく
	【フツ族】
	◇Hutu
	○バンツー系黒人の一種族。農耕民。
	 参照⇒ぶるんじ(ブルンジ),えふえぬえる(FNL)
★ふっそほう《ふつそはふ》
	【フッ素法】
	【弗素法】
	◇[英]Fluoride Dating
	○[化]
	 1844(天保15)イギリスの化学者ミドルトン(J.Middleton)が、
	化石骨のフッ素量はその経過した年代に比例して多いことを発
	見。
	 1893(明治26)フランスの鉱物学者カルノー(A.Carnot)が再発
	見し、「カルノーの法則(Carnot's law)」と呼ばれる。
	 参照⇒ぴるとだうんじん(ピルトダウン人)
ふったー
	【フッター】
	◇[英]footer
	○[計]ワープロ・ソフトなどの清書プログラムで、各ページの
	下部余白に印刷される、文書名・ページ番号・日付・会社のロ
	ゴマークなどの文字列や図形。
	 印刷される文字列や図形を選択したり、左寄せ・中央・右寄
	せなどの位置も指定できる。
	◎上部余白:参照⇒へっだー(ヘッダー)
ぶつだ
	【仏陀】
	【佛陀】
	○[仏]⇒ぶっだ(仏陀,佛陀)
ぶったー
	【ブッター】
	◇[独]Butter
	○[食](ドイツ語で)バター([英]butter)。
	 ⇒ばたー(バター,牛酪)
★ぶっだ
	【仏陀】
	【佛陀】
	◇[梵]Buddha
	○[仏]真理を悟(サト)った者。仏(ホトケ)、如来(ニョライ)、特に釈迦
	(シャカ)(釈尊)。
	 「ぶつだ(仏陀,佛陀)」とも、「医王(イオウ)」,「医王如来」,「大医
	王」とも呼ぶ。
	◎梵語で「目覚めた人」,「覚者(カクジャ)」の意味。
ぶっだがや
	【ブッダガヤ】
	【仏陀伽耶】
	◇[梵]Buddhagay
	○[仏]インド東部、ビハール州(Bihar State)南部のガヤ県
	(Gaya District)南部にある仏教の聖地。ガヤ市(Gaya city)の
	南方10キロメートルに位置し、現名は「ボードガヤー([ヒンズ
	ー語]Bodh Gaya,Bodhgaya)」。
	 釈迦(シャカ)が苦行6年の後、菩提樹(ボダイジュ)の下で悟(サト)
	りを開いてブッダ(仏陀)となった釈尊成道(シャクソンジョウドウ)の地
	で、「菩提道場」とも呼ぶ。
	 4世紀に大菩提寺(大精舎<ダイショウジャ>)が建てられ、教学の
	中心として栄えた。
	 6世紀ころの建造といわれる高さ50メートルの大塔があり、
	その西側に菩提樹と金剛宝座(コンゴウホウザ)が祀(マツ)られている。
	 「ブダガヤ」とも呼ぶ。
	◎傍(カタワラ)をガンジス川の支流、経典にいう尼連禅河(ニレンゼンガ)
	(ナイランジャナー河)(the Niranjana River)が流れている。
ぶっだごーさ
	【ブッダゴーサ】
	◇[梵]Buddhaghosa
	○[人]⇒ぶっとん(仏音)
ぶつだん
	【仏壇】
	○(1)[仏]仏像を祀(マツ)るため、寺院の内仏堂(ナイブツドウ)に設
	けられた壇。
	 「須弥壇(シュミダン)」とも呼ぶ。
	 参照⇒しゅみだん(須弥壇)
	○(2)[仏]在家(ザイケ)(一般家庭)で位牌(イハイ)や仏像を礼拝する
	ために安置(アンチ)する箱型の厨子(ズシ)。
	 女房詞で「黒戸(クロド)」とも呼ぶ。
	 参照⇒みつぐそく(三具足),ほとけのしょうがつ(仏の正月)
	(2)
ぶっちゃー
	【ブッチャー】
	◇[英]butcher
	○(1)精肉店(butcher's shop)の主人。
	◎「バチェラー(batchelor)」は「独身の男」。
	○(2)屠殺業者。
	○(3)(転じて)虐殺者。
ぶっちゃけ
	【ぶっちゃけ】
	◇[日]buchake
	○(1)[俗](思っていることを)あらいざらい・包み隠さずに。
	○(2)[俗]思うに・素直に。
	◎「ぶっちゃける」を副詞的に用いた言葉。
ぶっちゃける
	【ぶっちゃける】
	◇[日]buchake-ru
	○(1)[俗]器物の中身をぷちまける。
	○(2)[俗]あらいざらい、包み隠さずに言う。
	◎「打(ウ)ち明ける」,「打(ブ)ち明ける」を強調した言い方。
ぶっちゃーないふ
	【プッチャー・ナイフ】
	◇[英]butcher knife
	○[料]⇒ぎゅうとう(牛刀)
ふつちょう《ふつちやう》
	【布津町】
	◇[日]Futsu Cho
	○長崎県南東部、南高来郡(ミナミタカキグン)の町。島原半島東部に
	位置し、南東部を島原湾に面する。
	〈面積〉
	 10.51平方キロメートル。
	〈人口〉
	 2000(平成12)5,019人。
	◎1969(昭和44)町制施行。
ぶっつうじ
	【仏通寺】
	【佛通寺】
	○広島県三原市高坂町許山(タカサカチョウモトヤマ)にある、臨済宗(リンザ
	イシュウ)の寺。仏通寺派の大本山。
	 開山は大通禅師(愚中周及)。
ふっつし
	【富津市】
	◇[日]Futtsu Shi
	○千葉県南西部の市。東京湾の浦賀水道に面する。
ふっつみさき
	【富津岬】
	◇[日]Futtsu Misaki
	○[地]千葉県南西部、東京湾東岸から浦賀水道に突出する岬。
	◎住所は千葉県富津市富津。
ぶってつ
	【仏哲】
	【仏徹】
	○[人]奈良時代、チャンパ国(ベトナム南部)出身の僧。生没年
	未詳。
	 南インドで菩提僊那(Bodhisena)(ボダイセンナ)に学び、密呪に
	通じる。
	 8世紀初頭、師に同伴して唐に入り、さらに 736(天平 8)共
	に来日。
	 大安寺に住して、梵語を教授する。
	  752(天平勝宝 4)東大寺大仏開眼供養には舞楽の師として、
	故国で習得した林邑楽(リンユウガク)や菩薩(ボサツ)・陪臚(バイロ)・
	抜頭(バトウ)などの舞を伝える。
	◎チャンパ国:⇒ちゃんぱ(チャンパ,占婆)
ふっと
	【フット】
	◇[英](単数形)foot/(複数形)feet(フィート)
	○(1)足。足首から下の部分。
	 「フート」とも呼ぶ。
	○(2)歩み・徒歩。
	 「フート」とも呼ぶ。
	○(3)物の下部・足部・台足。
	 「フート」とも呼ぶ。
	○(4)長さの単位フィート(feet)の単数形。
	 ⇒ふぃーと(フィート,呎)
	○(5)[文]詩の韻脚。
	 「フート」とも呼ぶ。
ふっど
	【フッド】
	◇Hood
	○[歴][軍]イギリス海軍の巡洋戦艦。当時、世界最大級の軍艦。
	◎1918(大正 7)進水。
	 1920. 3.(大正 9)竣工。
	 1941(昭和16)アイスランド沖海戦で、ドイツ艦隊の戦艦ビス
	マルク(Bismarck)の砲弾が命中して火薬庫に引火し、大爆発を
	起こして沈没。乗員1,416人中、生存者は3人。
★[1]ぶっと
	【ブット】
	◇Zulfikar Ali Bhutto(ズルフィカール・アリー・ブット)
	○[人]パキスタンの大統領(1928〜1979)。大統領在任:1971.
	12.20〜1973. 8.13。首相在任:1973. 8.14〜1977. 7. 5。ベ
	ナジル・ブットの父。
	 1971.12.(昭和46)インドと停戦(降服)。
	 社会主義的な政策を行う。
★[2]ぶっと
	【ブット】
	◇Benazir Bhutto(ベナジル・ブット)
	○[人]パキスタンの首相(1953〜2007.12.27)。在任:1988.12.
	 2〜1990. 8. 6、1993.10.19〜1996.11. 5。ズルフィカール・
	アリー・ブットの娘。
	 1993(平成 5)北朝鮮を公式訪問。この際、核開発のためのウ
	ラン濃縮に関する重要情報を北朝鮮のミサイル技術情報と交換
	したという。
	 2007.10.(平成19)亡命先のドバイから帰国。
	 暗殺。
	◎"benazir"は「比類なき([英]without comparison)」の意味。
ぶつどう《ぶつだう》
	【仏道】
	○[仏]仏の教えの道。
	◎仏教は明治期の訳語で、それ以前は仏道または仏法と呼ばれ
	ていた。
★ぶっとう
	【仏塔】
	◇[梵]stupa(ストゥーパ)
	○
ふっとうすいがたけいすいろ
	【沸騰水型軽水炉】
	◇[英]boiling water reactor
	○[原]減速・冷却材として軽水を使う軽水炉の炉型の一方式。
	 炉心で軽水を加熱させ、発生した水蒸気を炉外へ導(ミチビ)き
	直接発電タービンを回し、冷却して再び炉内へ循環させるもの。
	 加圧水型より構造は単純であるが、シュラウド(炉心隔壁)と
	呼ばれる特殊構造をもつ。
	 略称は「BWR」で、改良型沸騰水型軽水炉は「ABWR(ad-
	vanced boiling water reactor)」。
	 参照⇒けいすいろ(軽水炉),しゅらうど(シュラウド)(3)
	◎アメリカのゼネラル・エレクトリック(GE)社が開発。
	◎2007. 3.15(平成19)志賀原発1号機でかつて制御棒が脱落し
	た事故発覚後、各地のBWR・ABWRで多数の脱落事故やデ
	ータの改竄(カイザン)があったことも発覚。
ぶっとん
	【仏音】
	◇[梵]Buddhaghosa(ブッダゴーサ)
	○[人]5世紀前半のインド人。南方仏教最大の注釈家。
	 南インドからスリランカに渡来し、三蔵の注釈書『清浄道論
	(ショウジョウドウロン)』を著す。
ぶつにちあん
	【仏日庵】
	【佛日庵】
	○神奈川県鎌倉市山ノ内の円覚寺の大檀那塔(ダイダンナトウ)。
	 鎌倉観音霊場台33番。
	 円覚寺を創建した鎌倉幕府の第8代執権北条時宗の開基廟が
	あり、廟内に時宗・貞時(第9代執権)・高時(第14代執権)の像
	が安置されている。
	 参照⇒えんがくじ(円覚寺,圓覺寺)
ぶつのじゅうごう《ぶつのじふがう》
	【仏の十号】
	○[仏]⇒ほとけのじゅうごう(仏の十号)
ふっぷ
	【風布】
	◇[日]Fuppu
	○[地]埼玉県大里郡(オオサトグン)寄居町(ヨリイマチ)西端と秩父郡(チチブ
	グン)長瀞町(ナガトロマチ)東端の地域。
	 北限のミカン産地として知られる。
	◎風布川の源流は日本水(ヤマトミズ)の湧き水。
ふっぷしだけ
	【風不死岳】
	◇[日]Fuppushi Dake
	○[地]北海道西部、石狩支庁にある火山。標高1,103メートル。
	 南南東に樽前山(タルマエヤマ)(1,042メートル)がある。
	◎2011. 6. 7(平成23)気象庁、樽前山と一つの活火山に指定。
ぶっぽういほん《ぶつぱふゐほん》
	【仏法為本】
	○[仏]信心を根本とすること。
	 ⇔おうぼういほん(王法為本)
★ぶっぽうそう《ぶつぱふそう》
	【ブッポウソウ】
	【仏法僧】
	○[鳥]ブッポウソウ目(Coraciiformes)ブッポウソウ科(Cora-
	ciidae)の鳥。
	 コノハズク(声の仏法僧)に対して「姿の仏法僧」とも呼ぶ。
	 参照⇒このはずく(コノハズク,木の葉木菟)
ぷつまじょけん
	【プツマジョ県】
	◇[西]Departamento del Putumayo、[英]Putumayo Department
	○コロンビア南西部の県。南東部をペルー、南西部をエクアド
	ルに隣接。
	 県都はモコア(Mocoa)。
	 「プトゥマジョ県」とも、英語読みで「プツマヨ県」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 2万4,885平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1993(平成 5)20万4,309人(10月24日)。
	 2005(平成17)23万7,197人(5月22日)。
ぷつまよけん
	【プツマヨ県】
	◇[西]Departamento del Putumayo、[英]Putumayo Department
	○⇒ぷつまじょけん(プツマジョ県)
ぶつめつ
	【仏滅】
	○(1)釈迦(シャカ)の死。釈尊(シャクソン)の入滅(ニュウメツ)。
	○(2)[暦]暦注の六曜の一つ。
	 ⇒ろくよう(六曜)
	◎小六任(xiaoliuren)(ショウロクジン)の空亡が起源とされる。
★ふつりょういんど《ふつりやういんど》
	【仏領インド】
	【仏領印度】
	◇[フ]L'Inde francaise、[英]French India
	○[歴]インド南部の海岸4ヶ所にあったフランスの植民地。
	 「フランス領インド」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぽんでぃしぇりーれんぽうせいふちょっかつち(ポン
	ディシェリー連邦政府直轄地)
	◎「仏印(フツイン)」は一般に「仏領インドシナ(仏領印度支那)」の略
	称。
★ふつりょういんどしな《ふつりやういんどしな》
	【仏領インドシナ】
	【仏領印度支那】
	◇[フ]L'Indo-Chine Francaise、[英]French Indo-China
	○[歴]インドシナ半島東部にあったフランスの植民地。国際連
	合の保護国トンキン・アンナン・ラオス・カンボジアと、直轄
	植民地コーチシナ、広州湾租借地で構成。
	 現在のベトナム・ラオス・カンボジア。
	 インドシナ総督の所在地はハノイ(河内)。
	 「仏印(フツイン)」,「フランス領インドシナ」とも呼ぶ。
	 参照⇒らんりょういんど(蘭領印度),ふついんしんちゅう(仏
	印進駐),しーえるぶい(CLV)
	◎1887(明治20)仏領インドシナ連邦、成立。
	 1940. 9.(昭和15)日本軍、仏印北部に進駐。
	 1941. 7.(昭和16)日本軍、仏印南部に進駐。
★ふつりょうぎあな《ふつりやうぎあな》
	【仏領ギアナ】
	◇[フ]Guyane Francaise、[英]French Guiana
	○南アメリカ北東部、大西洋岸にあるフランス領の海外県(D
	OM)。
	 クールー(Kourou)にギアナ宇宙センター([英]Guiana Space 
	Center)(CSG)がある。
	 「フランス領ギアナ」,「ギアナ・フランシス(Guyane Fran-
	caise)」とも呼ぶ。
	 参照⇒でぃおーえむ(DOM)
	〈面積〉
	 9万1,000平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52) 6万人。
	 2004(平成16)19万1,309人(7月1日現在)。
	〈2郡〉
	 カイエンヌ郡(Arrondissement de Cayenne)。
	 サンローランデュマロニ郡(Arrondissement de Saint-Lau-
	rent du Maroni)。
★ふつりょうにしあふりか《ふつりやうにしあふりか》
	【仏領西アフリカ】
	◇[フ]Afrique occidentale francaise
	○[歴]
	 総督府(administration coloniale)はダカール(Dakar)。
	 略称は「AOF」。
	 「フランス領西アフリカ」とも呼ぶ。
★ふつりょうぽりねしあ《ふつりやうぽりねしあ》
	【仏領ポリネシア】
	◇[フ]Polynesie francaise、[英]French Polynesia
	○南太平洋南東部に散在するフランス海外領の島々。
	 「フランス領ポリネシア」とも呼ぶ。
	〈面積〉
	 3,894平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1977(昭和52)14万人。
	 1992(平成 4)20万6,000人(推計)。
	 1996(平成 8)21万9,500人。
	 2003(平成15)25万3,700人。
	〈行政区分〉
	 クリッパートン島(Clipperton Island)・ウィンドワード諸
	島(Iles du Vent)・リーワード諸島(Iles sous le Vent)・マ
	ルキーズ諸島(Iles Marquises)・ツアモツ諸島(Iles Touamo-
	tou)・ツブアイ諸島(Iles Tubuai)。
	 参照⇒そしえてしょとう(ソシエテ諸島)
ぶつりりょうほう《ぶつりれうはふ》
	【物理療法】
	◇[英]physical therapy/physiotherapy
	○(1)[医]天然または人工の物理的作用を利用する治療法。
	 温熱療法・電気療法・光線療法・放射線治療・気候療法・温
	泉療法・水治療法・運動療法・マッサージなどがある。
	 「物療」,「理学療法」とも呼ぶ。
	 ⇔かがくりょうほう(化学療法)
	 参照⇒りがくりょうほう(理学療法)
	○(2)[医]⇒りがくりょうほう(理学療法)
ぶつれき
	【仏暦】
	◇[英]Buddhist Calendar
	○[暦]釈迦(シャカ)の入滅(ニュウメツ)を元年とする暦法。
	 タイは西暦を使用せずに仏暦が行われ、月日は西暦と同じ。
	◎年号:仏暦=西暦+542。
[1]ぶっろ
	【ブッロ】
	◇[伊]burro
	○[食](イタリア語で)バター([英]butter)。
	 ⇒ばたー(バター,牛酪)
[2]ぶっろ
	【ブッロ】
	◇[西]burro
	○[哺](スペイン語で)ロバ(驢)。
	 ⇒ろば(ロバ,驢馬)
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