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百 科 辞 書 《ふて》 編集:獨 澄旻
-------- ふて --------------------------------------------------
★ふで
【筆】
○(1)墨(スミ)を筆先(フデサキ)に含ませて文字を書く、筆記具の一
種。
穂先(ホサキ)の材質には、ヤギ(山羊)・ウマ(馬)・タヌキ(狸)
・ウサギ(兎)・シカ(鹿)などの獣毛(ジュウモウ)や烏(カラス)などの
羽毛(ウモウ)、化学繊維などが使用される。
獣毛やそれに模(モ)したのものは「毛筆(モウヒツ)」とも呼ぶ。
参照⇒ぶんぼうしほう(文房四宝)
◎穂先:参照⇒いのちげ(命毛)
軸:柄(ツカ)。
新品:⇒ふでおろし(筆下ろし)(1)
筆の運び:参照⇒えいじはっぽう(永字八法)
◎筆を執(ト)る,筆を擱(オ)く
○(2)絵具や墨などを筆先に含ませて絵などを描く、筆記具の
一種。
俗に「ホウキ(箒)」とも呼ぶ。
○(3)筆記具の総称。
参照⇒ふでいれ(筆入れ)
○()
ふてい
【不逞】
○(1)[形動]快くないこと。不平・不満。
○(2)[形動]不平を抱いて、勝手に振る舞うこと・無法なふる
まいをすること。
○(3)[形動]命令に従わないこと。
◎1947. 1. 1(昭和22)吉田茂首相はラジオの年頭の辞で、労働
争議を頻発させた労働運動の活動家を「不逞の輩(ヤカラ)」と非難
する。
この発言は労働組合を刺激し、全日本産業労働組合・全官公
庁労組共闘委員会などは2月1日のゼネスト決行を宣言。
しかし、1月31日GHQの指令により決行は中止された。
★ぶてい
【武帝】
◇[中]Wu Di
○(1)[人]古代中国、前漢の第7代皇帝(BC. 156〜BC. 87)。
劉徹(Liu Che)(リュウ・テツ)。
参照⇒ちょうけん(張騫),はんごんこう(反魂香,返魂香)
○()[人]
ふていが
【不定芽】
◇[英]adventitious bud
○[植]芽の定位置である茎の頂端や葉腋から生ずる定芽(defi-
nite bud)に対し、それ以外の場所(節間・葉・根など)に生ず
る芽。
潜伏芽(latent bud)などのように一見不定芽に見えるものも
ある。
⇔ていが(定芽)
参照⇒せんぷくが(潜伏芽)
◎茎上不定芽(cauline bud)。
葉上不定芽(epiphyllous bud)。
根上不定芽(radical bud)。
ぶてぃっく
【ブティック】
◇[フ]boutique(小売店)
○(1)[経]婦人向けの洋服・洋品雑貨・装飾品などを扱う小規
模な専門店。または、百貨店の一隅に出店している、そのよう
な専門店。
「ブチック」とも呼ぶ。
○(2)[経]広告・証券などの小規模な代理店。
ふでいれ
【筆入れ】
○ペン・鉛筆など筆記用具を入れる文具一般。
「筆箱(フデバコ)」のように携帯用のものも、「筆立(フデタ)て」,
「ペン皿(ザラ)」のように机上用のものも呼ぶ。
参照⇒しーす(シース)(1)
ぷでぃんぐ
【プディング】
◇[英]pudding
○[食]洋風の軟らかい生菓子。
米・小麦粉などの穀粉に牛乳・卵・砂糖・香料などを混ぜて
蒸したり焼いたりしたもの。
パンや牛肉・牛の腎臓、果物などを加えたものもある。
訛(ナマ)って「プリン」とも呼ぶ。
参照⇒ばばろあ(ババロア),ちゃわんむし(茶わん蒸し,茶碗
蒸し,茶碗蒸)
◎ヨークシャープディング(Yorkshire pudding)
ふでおろし
【筆下ろし】
○(1)新しい毛筆(モウヒツ)を初めて使うこと。
◎新品の筆先は糊で固めてあるため、そのままでは使用できな
い。
まず、筆先を水で湿らせて硯(スズリ)の陸(オカ)に押し当て、墨
(スミ)で軽く押して筆の約三分の一を崩(クズ)し、再び筆先を水
で湿らせて使用済みの半紙の上に字などを書くようにすること
を二・三度繰り返し、糊を拭き取ってから使用する。
○(2)(転じて)初めて物事を行うこと。
○(3)[俗]男子が童貞を破ること。
特に、初めてで失敗するとトラウマになりかねないので、水
商売など経験豊かな女性に頼んで行うこと。
参照⇒はか(破瓜)(3)
ふでがき
【筆柿】
○[農][農]甘柿(アマガキ)の栽培品種の一つ。愛知県産。
果実は80〜130グラムと小ぶりで、毛筆の先のような形をし
ている。
果肉に渋み(タンニン)が不溶性になった黒い斑点がある。
ふでがき
【筆書き】
○毛筆で書くこと。また、毛筆で書いたもの。
ふでくさ
【フデクサ】
【筆草】
○[植]⇒こうぼうむぎ(コウボウムギ,弘法麦)
ふーでじゅわ
【フーデジュワ】
◇[フ]feu de joie
○(1)(祝いの)篝火(カガリビ)。
⇒かがりび(篝火)
○(2)祝砲。
⇒しゅくほう'祝砲)
ふてね
【ふて寝】
【不貞寝】
○ふてくされて寝てしまうこと。
ふでのき
【フデノキ】
【筆の木】
○[植]ドウダンツツジの別称。
⇒どうだんつつじ(ドウダンツツジ,灯台躑躅,燈台躑躅,満天
星)
ふでばこ
【筆箱】
○ペン・鉛筆・消しゴムなど筆記用具を入れる携帯用の容器。
「筆入れ」とも呼ぶ。
参照⇒しーす(シース)(1)
ぷてらのどん
【プテラノドン】
◇[学]Pteranodon
○[古生]ヨクリュウ目(翼竜目)(Pterosauria)シコウリュウ亜
目(嘴口竜亜目)(Rhamphorhynchoidea)の化石爬虫類(ハチュウルイ)。
中生代白亜紀に生息。
コウモリに似た飛膜の翼をもち、翼幅6〜8メートル。
頭骨は大きく後方にのびて極端に細長く、尾はない。
歯はなく、魚類を捕食していたと考えられている。
◎ラテン語の「翼(ptero-)」と、ギリシア語の「無い(a)」,「歯
(-odon)」から。
ぶでりうむ
【ブデリウム】
◇[羅]bdellium
○[薬]⇒でりあむ(デリアム)(1)
ふでわけ
【筆別け】
○(1)一件ごとに区別して書きしるすこと。
○(2)⇒ぶんぴつ(分筆)
ふーてんぞく
【フーテン族】
◇[英]hippies
○[社]⇒ひっぴー(ヒッピー)
ふてんまきち
【普天間基地】
○[軍]沖縄県、沖縄本島中南部の宜野湾市(ギノワンシ)にある、在
日アメリカ軍の基地。
アメリカ海兵隊の第36海兵航空群が駐留している。
〈面積〉
約480ヘクタール。
◎ヘリコプター基地に使用され、飛行場を旋回するヘリコプタ
ーなどの騒音が地域住民の生活に多大な悪影響を与えている。
◎1995(平成 7)米兵による少女暴行事件、発生。
1996. 4.(平成 8)県内移設を条件に5〜7年以内の全面返還、
日米で合意。
[1]ふーと
【フート】
◇[英](単数形)foot/(複数形)feet(フィート)
○⇒ふっと(フット)
[2]ふーと
【フート】
◇Hoot([英]whale)
○[軍]イランの水中ミサイル。
「ホート」とも呼ぶ。
参照⇒すくばる(スクバル),しゃはぶ(シャハブ)
◎2006. 4. 2(平成18)イラン国営テレビ、フートの試射に成功
と放送。
2008. 7.10(平成20)イラン国営テレビ、ペルシア湾でフート
を含むミサイルの試射を実施したと報道。
[1]ふーど
【フード】
◇[英]food
○(1)[食]食物・食品・食料・食糧。
○(2)[食](飲み物に対する)食べ物。
[2]ふーど
【フード】
◇[英]hood
○(1)[服]外套(ガイトウ)(コート)・上着などに着いている、袋(フ
クロ)形の頭巾(ズキン)。
防寒・防雨用で、不要なときは背中側に落としておく。
○(2)[機]機械・器具などの覆(オオ)い。
○(3)[機](特に、自動車・馬車・乳母車などの)折り畳み式の
覆い・ほろ(幌)。
○(4)[機]カメラで直射日光が入るのを防ぐため、レンズの先
に取り付ける覆い。
○(5)[機]台所・調理場などのガス台の上に取り付けた、煙や
臭気などを排出する換気扇の周囲の覆い。
○(6)[教][服]大学式服の背部の垂れ布。
色によって教授や学位の段階などが表わされる。
[3]ふーど
【フード】
◇[英]Mount Hood
○[地]⇒ふーどさん(フード山)
ぶーと
【ブート】
◇[英]boot
○(1)[服]ブーツ(boots)の単数形。
⇒ぶーつ(ブーツ)
○(2)[計]ブートストラップ(bootstrap)の略称。
⇒ぶーとすとらっぷ(ブートストラップ)(2)
○(3)[動][計]コンピューターの主記憶装置に初期設定の小さ
なプログラムを入れること。
電源投入の直後や、ハングアップ(フリーズ)してリセットし
た直後に行う。
参照⇒ぶーとすとらっぷ(ブートストラップ)(2)
◎ブートする
ぷーど
【プード】
◇pood
○ロシアの重量の単位。
1プード=16.38キログラム(kg)
ぶどあーる
【ブドアール】
◇[フ]boudoir
○(上流階級の)婦人がくつろぐ私室・衣裳部屋・寝室・閨房(ケ
イボウ)。
「ブドワール」とも呼ぶ。
◎フランス語で「すねる(bouder)ための部屋」の意味。
ふとう《ふたう》
【不撓】
◇[中]bunao
○(1)撓(タ)わまないこと・ゆがまないこと。変形しないこと。
参照⇒どうきょく(撓曲)
○(2)困難に出合ってもくじけないこと。
◎不撓の決意,不撓不屈,百折不撓
ふーどぅー
【フードゥー】
◇[英]hoodoo
○(1)縁起(エンギ)の悪い人・厄病神・貧乏神。
参照⇒じんくす(ジンクス)
○(2)⇒ぶーどぅーきょう(ブードゥー教)
ぶとう《ぶたう》
【武湯】
◇[中]Wu-Tang
○[人]⇒とうおう(湯王)
★ぶどう《ぶだう》
【ブドウ】
【葡萄】
◇[英]grape(グレープ)、[学]Vitis vinifera
○[植]ブドウ目(Vitales)ブドウ科(Vitaceae)ブドウ属(Vitis)
の落葉ツル(蔓)植物。
「えびかずら(葡萄葛)」とも呼ぶ。
◎干しブドウ:レーズン([英]raisin)。
葡萄酒(ブドウシュ):⇒わいん(ワイン)
ぶとぅあんし
【ブトゥアン市】
◇[英]Butuan City
○フィリピン南東部、ミンダナオ島(Mindanao Island)北東部
のカラガ地方(Caraga Region)中西部にあるアグサン・デル・
ノルテ州(Agusan del Norte Province)の州都。
「ブツアン市」とも呼ぶ。
ふとうおう《ふたうをう》
【不倒翁】
○⇒おきあがりこぼし(起き上り小法師,起上小法師,不倒翁)
ふとうがいねん
【不等概念】
○[哲]⇒かいりがいねん(乖離概念)
ぶどうがつ《ぶだうがつ》
【葡萄月】
◇[フ]Vendemiare
○[暦]⇒ばんでみえーる(バンデミエール)
ぶどうかん《ぶだうくわん》
【武道館】
○(1)⇒にほんぶどうかん(日本武道館)
○(2)⇒とうきょうぶどうかん(東京武道館)
◎県立武道館など、各地にある。
ぶーどぅーきょう《ぶーづーけう》
【ブードゥー教】
◇voodoo/Voodoo
○[宗]ハイチを中心とする西インド諸島やアメリカ合衆国南部
の黒人の間で信仰されている魔術的多神教。
西アフリカや中央アフリカの部族宗教にカトリシズムが混交
した一種の原始宗教。
至高神ブドゥン(vodun)、蛇を神格化したロア(Loa)などの様々
な神々や祖霊を崇拝し、憑依(ヒョウイ)儀礼が信仰の中心となって
いる。
「ブーズー教」,「ヴ−ドー教」とも呼ぶ。
参照⇒ぞんび(ゾンビ)(1),じゅじゅ(ジュジュ),まくんば(マ
クンバ),さんてりあ(サンテリア)
◎"voodoo"は、西アフリカのダオメー土語で「邪神」,「神格」の
意味。
司祭:(男性)オウンガン(houngan)/(女性)マンボ(mambo)。
ふとうきんもく
【不等筋目】
◇[学]Anisomyaria
○[古][貝]カキ目(Ostreoida)の旧称。
⇒かきもく(カキ目,牡蠣目,牡蛎目)
ふとぅく
【フトゥク】
◇[トルコ語]fitik
○[病](トルコ語で)ヘルニア。
⇒へるにあ(ヘルニア)
ぶとうぐも《ぶたふぐも》
【舞踏グモ】
【舞踏蜘蛛】
◇[英]tarantula
○[動]⇒たらんちゅら(タランチュラ)(1)
ぶどうげつ《ぶだうげつ》
【葡萄月】
◇[フ]Vendemiare
○[暦]⇒ばんでみえーる(バンデミエール)
ふとうこう《ふとうかう》
【不凍港】
◇[英]ice-free port
○[地]高緯度で冬期に海水の凍る寒地にありながら、暖流の影
響で一年中海面が凍らない港。
ロシア西北部のムルマンスク(Murmansk)、ノルウェー北部の
ハンメルフェスト(Hammerfes)・ナルビク(Narvik)など。
ふとうこう《ふとうかう》
【不登校】
○[教]登校日に登校しないこと。特に、長期に登校しないこと。
自分の意思による登校拒否の他に、イジメ・学習能力などの
諸問題から登校を忌避すること。
★ふとうごう《ふとうがう》
【不等号】
◇[英]sign of inequality
○[数]二つの数または式などで、その値に大小関係があって等
しくないことを表わす記号。
広義には等号付き不等号・等号否定・近似等号(ニアリーイ
コール)も含む。
◎「<」:小(ショウ)なり(less than)。
「>」:大(ダイ)なり(greater than)。
「≪」:(very less than)。
「≫」:(very greater than)。
「≦」:小なりイコール(less than or equal)。
「≧」:大なりイコール(greater than or equal)。
「≠」:等号否定(not equal)。
「≒」:近似等号(nearly equal)。
★ふどうさん
【不動産】
○[経]
参照⇒ふどうさんとうきほう(不動産登記法)
◎不動産大手5社:三菱地所・三井不動産・住友不動産・東急
不動産・野村不動産HD。
ぶとうさん《ぶたうさん》
【武当山】
【武當山】
◇[中]Wudang Shan/Wudangshan、[英]Wudang Mountains
○[地]⇒ぶとうざん(武当山,武當山)
ぶとうざん《ぶたうざん》
【武当山】
【武當山】
◇[中]Wudang Shan/Wudangshan、[英]Wudang Mountains
○[地]中国中央部、湖北省(Hubei Sheng)(コホクショウ)西北部の丹
江口市(Danjiangkou Shi)(十堰市の管轄)にある道教の名山。
道教寺院(道観)群は世界遺産に登録されている景勝地。
中国重点保護文化財の金殿や紫霄宮などがある。
少林寺と並ぶ中国拳法の一つ「内家拳派(Neijiaquan Pai)」の
発祥地。
「太和山(Taihe Shan)」,「仙室山(Xianshi Shan)」とも呼ぶ。
◎1994(平成 6)世界文化遺産に登録。
ぶどうさん《ぶだうさん》
【ブドウ酸】
【葡萄酸】
◇[英]racemic acid
○[化]⇒らせみさん(ラセミ酸)
ふどうさんとうきほう《ふどうさんとうきはふ》
【不動産登記法】
○[法]不動産登記に関する法律。
◎2004. 6.11(平成16)参議院本会議で改正不動産登記法が可決
・成立。オンラインで不動産登記の申請が可能となる。
ぷとぅしばう
【プトゥシバウ】
◇Putussibau
○インドネシア中央部、カリマンタン島(ボルネオ島)西部のカ
リマンタンバラト州(西カリマンタン州)(Propinsi Kalimantan
Barat)北西部のカプアスフル県(Kabupaten Kapuas Hulu)の県
都。
★ふどうしょうすうてん《ふどうせうすうてん》
【浮動小数点】
◇[英]floating point
○(1)[数]実数表示の一つ。
有効桁数を一定にして小数点以上を1桁または0桁で表し、
大きさを10の乗数で表した数値。
○(2)[計]実数表示の一つ。また、その演算・演算法。
有効桁数(仮数部)を小数点以上を0桁で表し、大きさを2ま
たは10などの乗数(指標部)で表した数値。
「フローティング」とも呼ぶ。
◎演算はソフトウェアまたはFPU(Floating Point Unit)(浮
動小数点演算ユニット)で行われる。
参照⇒えふぴーゆー(FPU)
★ぶどうせき《ぶだうせき》
【ブドウ石】
【葡萄石】
◇[英]prehnite(プレナイト)
○[鉱]カルシウム・アルミニウムの含水珪酸塩から成る鉱物。
★ふとうぞうししょう《ふとうざうししやう》
【不等像視症】
◇[英]aniseikonia(アニシコニア)
○[病]左右の眼で、見える像の大きさや鮮明度などが異なる症
状。
頭痛・肩こりなどの原因ともなる。
参照⇒へんししょう(変視症)
ぶどぅだ
【ブドゥダ】
◇Bududa
○(1)⇒ぶどぅだけん(ブドゥダ県)
○(2)ウガンダ東端、ブドゥダ県の県都。
ぶどぅだけん
【ブドゥダ県】
◇[英]Bududa District
○ウガンダ東端の県。
県都はブドゥダ。
〈人口〉
1991(平成 3) 7万9,218人(1月12日現在)。
2002(平成14)12万3,103人(9月12日現在)。
◎2006(平成18)新設。
★ぶどうとう《ぶだうたう》
【ブドウ糖】
【葡萄糖】
◇[英]glucose、[独]Glukose/Traubenzucker(トラオベンツッ
カー)
○[生化]単糖類(monosaccharide)の一種。分子式はC6H12O6。
二糖類・多糖類・配糖体の構成成分。
「グルコース」,「グルコーゼ」とも呼ぶ。
またその旋光性から「右旋糖(ウセントウ)」,「デキストログルコー
ス(dextroglucose)」,「デキストロース(dextrose)」とも呼ぶ。
参照⇒たんとうるい(単糖類)
◎左旋糖は果糖。
★ぶどうねず《ぶだうねず》
【葡萄鼠】
○[色]
◎C=30,M=48,Y=23,B=65。
ふどうのしせい
【不動の姿勢】
○[軍]「気を付け」の号令がかかっている時の姿勢。銃は台尻を
地面に付け、銃身を右手に持ち支える。
参照⇒けいれい(敬礼,敬禮),うでにつつ(腕に銃),ささげつ
つ(捧げ銃)
ふどうのみね
【不動ノ峰】
◇[日]Fudonomine/Fudo no Mine
○[地]神奈川県西部、相模原市(サガミハラシ)と足柄上郡(アシガラカミグ
ン)山北町(ヤマキタマチ)の境にある丹沢山地の山。標高1,614メート
ル。
丹沢山(タンザワサン)(1,567メートル)から蛭ヶ岳(ヒルガダケ)(1,673
メートル)に至る峰(刃の背)。
参照⇒たんざわさんち(丹沢山地)
◎相模原市の西部:旧住所は津久井郡(ツクイグン)津久井町(ツクイマチ)。
ふどうはちだいどうじ
【不動八大童子】
○[仏]不動明王の使者および眷属(ケンゾク)である八人の童子。
「八大童子」とも呼ぶ。
参照⇒はちだいどうじ(八大童子)
◎<1>慧光(エコウ)。
<2>慧喜(エキ)。
<3>阿耨達(アノクタ)。
<4>指徳(シトク)。
<5>烏倶婆迦(ウグバカ)。
<6>清浄比丘(ショウジョウビク)。
<7>矜羯羅(コンガラ):⇒こんがら(矜羯羅,金伽羅)
<8>制多迦(セイタカ):⇒せいたか(制多迦,勢多迦,制咤迦)
★ぶとうびょう《ぶたふびやう》
【舞踏病】
◇[英]chorea
○[病]顔面・手・足・舌などに生ずる不随意的急速運動による
症状。
参照⇒はんちんとんぶとうびょう(ハンチントン舞踏病)
◎俗説:⇒たらんてぃずむ(タランティズム)
ぷとぅまじょけん
【プトゥマジョ県】
◇[西]Departamento del Putumayo、[英]Putumayo Department
○⇒ぷつまじょけん(プツマジョ県)
★ふどうみょうおう《ふどうみやうわう》
【不動明王】
◇[梵]Acalanatha(動かざる尊者)
○[仏]
像容は主に一面二臂で、右手に剣、左手に羂索(ケンサク)を持つ。
「アカラナータ」とも呼ぶ。
◎呪文(ジュモン):⇒たらたかんまん(タラタカンマン)
光背(コウハイ):⇒かるらえん(迦楼羅炎)
★ふどき
【風土記】
○(1)地方別に、その風土・文化・産物・人物その他の情勢を
著した書物。
「地誌(チシ)」とも呼ぶ。
○(2)[歴]奈良時代初期、元明天皇の詔(ミコトノリ)により諸国で編
纂(ヘンサン)された風土記。
現存は、『出雲風土記』・『常陸風土記』・『播磨風土記』
・『豊後風土記』・『肥前風土記』。
のちに著されたものと区別して「古風土記(コフドキ)」とも呼ぶ。
ぶーときゃんぷ
【ブートキャンプ】
◇[英]bootcamp/boot camp
○[俗][軍](アメリカ海軍・海兵隊の)新兵訓練所。
ぶとくでん
【武徳殿】
○(1)[歴]平安京大内裏(ダイダイリ)西部にある殿舎の一つ。
殷富門(インプモン)内、宜秋門(ギシュウモン)より広場をへだてて西、
右兵衛府(ウヒョウエフ)の東に位置し、広場に東面する。
ここで天皇が駒牽(コマヒキ)・騎射・競馬(クラベウマ)などを天覧し
た。
「弓場殿(ユバドノ)」とも呼ぶ。
○(2)[歴]1895(明治28)平安神宮内に設けられた大日本武徳会
(ダイニホンブトクカイ)の大演武場。現在は廃止。
ふところがたな
【懐刀】
○(1)護身用に持ち歩く小さな刀。
⇒かいけん(懐剣)(1)
○(2)(転じて)機密に参与するほど信頼の厚い有能な部下。
ふーどさん
【フード山】
◇[英]Mount Hood
○[地]アメリカ合衆国北西部のオレゴン州(Oregon State)北西
部にある、カスケード山脈(Cascade Range)の火山。
標高3,424メートルで、オレゴン州の最高峰。
ふとじたい
【太字体】
○[印]⇒ぼーるどたい(ボールド体)
ぶーとじょろきあ
【ブート・ジョロキア】
◇bhut jolokia
○[農][食]⇒じょろきあ(ジョロキア)
ぶーとすとらっぷ
【ブートストラップ】
◇[英]bootstrap
○(1)ブーツ(編み上げ靴)を履(ハ)くときに引っ張り上げる、前
部に着いたつまみ革。
俗称は「べろ」。
○(2)[計]コンピュータを起動するとき、最初に主記憶装置に
入れる最小のプログラム。
このプログラムでローダー(loader)と呼ばれる小さなプログ
ラムを主記憶装置に入れ、さらにローダーで補助記憶装置など
から大きな基本ソフトを主記憶装置に入れて初期処理を行い、
各種の処理を開始する。
単に「ブート」とも呼ぶ。
◎現在はROM化され、ブート終了時にRAMにページ切り替
えして、プログラムからは見えなくなっている。通常は存在し
ないと同じだが、電源投入時とリセット・ボタンを押したとき
にはブートROMが現れる。
ふとば
【フトバ】
◇Khutbah、[英]Islamic sermon
○[宗]イスラム教で、金曜礼拝などの礼拝に先立って行われる
説教。
ふとまき
【太巻き】
【太巻】
○(1)太く巻くこと。また、太く巻いたもの。
○(2)[食]太く巻いた巻き寿司。
○(3)[建]和釘の一種。
頭の幅の広い巻頭釘。
参照⇒まきがしらくぎ(巻頭釘)
ふとまに
【太占】
【太兆】
○[歴]日本の古代に行われた占いの一種。
シカ(鹿)の肩甲骨を焼き、その割れ目の形で吉凶や神意を判
断する。
遺跡から出土し、また『魏志倭人伝』にも記載されて、神話
としても伝わっている。
「鹿占(シカウラ)」,「大占(オオウラ)」とも呼ぶ。
参照⇒きぼく(亀卜)
◎北アジアの諸民族でも広く行われていた。
★ふともも
【フトモモ】
【蒲桃】
◇[学]Syzygium jambos
○[植]フトモモ目(Myrtales)フトモモ科(Myrtaceae)フトモモ
属(Syzygium)の常緑小高木。
「ほとう(蒲桃)」とも呼ぶ。
ぷとらじゃや
【プトラジャヤ】
◇Putrajaya/Putra Jaya
○マレーシア西部、セランゴール州(Selangor State)南部の都
市。首都機能移転都市。
◎1995(平成 7)建設開始。
1999(平成11)首相官邸、移転。
2000(平成12)運輸省、科学・技術・環境省、外務省が移転。
ふとりじし
【太り肉】
○太って肉づきがよいこと。太っていること。
ふどる
【フドル】
◇[フ]foudre
○[気]稲妻・電光。
ぶとるー
【ブトルー】
◇Emile Boutroux
○[人]フランスの哲学者・哲学史家(1845〜1921)。
★ぷーどる
【プードル】
◇poodle
○[哺]イヌの一品種。ヨーロッパ原産。
抜け毛が少なく、アレルギー体質の人でも飼いやすい。
ぷとれまいおす
【プトレマイオス】
◇Ptolemaios Klaudios(プトレマイオス・クラウディオス)
○[人]古代ローマ時代、アレキサンドリアの天文学者・数学者
・地理学者(AD. 85?〜 165?)。
紀元2世紀前半に活躍。天体の運動を観測し『アルマゲスト
(天文学大全)』を、また『地理学大全』を著し緯度・経度を設
置して世界地図を作成。
英語名は「トレミー(Ptolemy)」。
◎その天動説・地理学説は中世の宇宙観を支配し権威を保って
いた。
しかし、緯度・経度の設置が探検航海になくてはならない指
針となって、15世紀に新航路が発見され、コペルニクス時代に
至る。
★ぷとれまいおすいっせい
【プトレマイオス一世】
【プトレマイオス1世】
◇Ptolemaios I、[英]Ptolemy I Soter/the first Ptolemies
○[人]アレクサンドロス大王の部将・プトレマイオス朝の初代
王(BC. 367ころ〜BC. 283)。
参照⇒[2]えうくれいです(エウクレイデス)
★ぷとれまいおすちょう《ぷとれまいおすてう》
【プトレマイオス朝】
◇[英]Ptolemaic Dynasty
○[歴]ヘレニズム時代、マケドニア人が支配したエジプトの王
朝(BC. 304〜BC. 30)。
★ぷとれまいおすにせい
【プトレマイオス二世】
【プトレマイオス2世】
◇Ptolemaios II、[英]Ptolemy II Philadelphus
○[人]エジプトのプトレマイオス朝の第二代王(BC. 308〜BC.
246)。
ぶどわーる
【ブドワール】
◇[フ]boudoir
○⇒ぶどあーる(ブドアール)
ふとん
【蒲団】
○[文]田山花袋(カタイ)の短編小説。
女弟子に対する中年作家の恋情を大胆かつ赤裸々に告白暴露
し、日本文壇に大きな反響を呼んだ。
日本の自然主義文学の代表作で、私小説の源流ともされる。
◎1907(明治40)「新小説」に発表。
★ふとん
【蒲団】
【布団】
○(1)[仏]僧や修行者が坐禅(ザゼン)のときに尻の下に敷く円形
の敷物。
◎本来は蒲(ガマ)の葉で編んだとも、蒲の穂(ホ)を詰めたからと
も言う。
○(2)布で袋を縫(ヌ)い、綿・羽毛などを詰めて縫い綴(ト)じた
もの。
座ったり寝たりするときに、敷(シ)いたり掛(カ)けたりする。
参照⇒ふとんたたき(蒲団叩き,布団叩き)
◎敷布団
掛け布団
藁布団:⇒わらぶとん(藁布団,藁蒲団)
煎餅布団:⇒せんべいぶとん(煎餅布団,煎餅蒲団)
◎「布団」は当て字。
ふーとん
【フートン】
【胡同】
◇[中]hutong
○⇒こどう(胡同)
ふとんたたき
【蒲団叩き】
【布団叩き】
○(1)蒲団を干し、ホコリやダニなどを叩(ハタ)き落すこと。
○(2)蒲団を叩く用具。
トウ(藤)・タケ(竹)やプラスティックでできた先端が平らな
棒。
ぶとんとう《ぶとんたう》
【ブトン島】
◇[インドネシア語]Pulau Butung、[英]Buton Island
○[地]インドネシア中央部、スラウェシ島(Pulau Sulawesi)の
東南にある属島。ブトン海峡(Selat Butung)を隔てて西のムナ
島(Pulau Muna)と並ぶ。
南西部に港町バウバウ(Baubau)がある。
文字を持たない少数民族が多い。
〈面積〉
4,408平方キロメートル。
ぷーとんほあ
【プートンホア】
【普通話】
◇[中]putonghua、[英]Mandarin
○[言]中国の公用語・共通語。標準中国語。
古称は「官話(guanhua)」,「北京(ペキン)官話(Beihing guanhua)」,
「マンダリン」。
参照⇒かんわ(官話)
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