フレーム版に戻る ノンフレーム版に戻る ホームページに戻る

                    PDD図書館管理番号       0001.0079.5000.07

                 百   科   辞   書    《ふて》     編集:獨  澄旻

-------- ふて --------------------------------------------------
★ふで
	【筆】
	○(1)墨(スミ)を筆先(フデサキ)に含ませて文字を書く、筆記具の一
	種。
	 穂先(ホサキ)の材質には、ヤギ(山羊)・ウマ(馬)・タヌキ(狸)
	・ウサギ(兎)・シカ(鹿)などの獣毛(ジュウモウ)や烏(カラス)などの
	羽毛(ウモウ)、化学繊維などが使用される。
	 獣毛やそれに模(モ)したのものは「毛筆(モウヒツ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぶんぼうしほう(文房四宝)
	◎穂先:参照⇒いのちげ(命毛)
	 軸:柄(ツカ)。
	 新品:⇒ふでおろし(筆下ろし)(1)
	 筆の運び:参照⇒えいじはっぽう(永字八法)
	◎筆を執(ト)る,筆を擱(オ)く
	○(2)絵具や墨などを筆先に含ませて絵などを描く、筆記具の
	一種。
	 俗に「ホウキ(箒)」とも呼ぶ。
	○(3)筆記具の総称。
	 参照⇒ふでいれ(筆入れ)
	○()
ふてい
	【不逞】
	○(1)[形動]快くないこと。不平・不満。
	○(2)[形動]不平を抱いて、勝手に振る舞うこと・無法なふる
	まいをすること。
	○(3)[形動]命令に従わないこと。
	◎1947. 1. 1(昭和22)吉田茂首相はラジオの年頭の辞で、労働
	争議を頻発させた労働運動の活動家を「不逞の輩(ヤカラ)」と非難
	する。
	 この発言は労働組合を刺激し、全日本産業労働組合・全官公
	庁労組共闘委員会などは2月1日のゼネスト決行を宣言。
	 しかし、1月31日GHQの指令により決行は中止された。
★ぶてい
	【武帝】
	◇[中]Wu Di
	○(1)[人]古代中国、前漢の第7代皇帝(BC. 156〜BC.  87)。
	劉徹(Liu Che)(リュウ・テツ)。
	 参照⇒ちょうけん(張騫),はんごんこう(反魂香,返魂香)
	○()[人]
ふていが
	【不定芽】
	◇[英]adventitious bud
	○[植]芽の定位置である茎の頂端や葉腋から生ずる定芽(defi-
	nite bud)に対し、それ以外の場所(節間・葉・根など)に生ず
	る芽。
	 潜伏芽(latent bud)などのように一見不定芽に見えるものも
	ある。
	 ⇔ていが(定芽)
	 参照⇒せんぷくが(潜伏芽)
	◎茎上不定芽(cauline bud)。
	 葉上不定芽(epiphyllous bud)。
	 根上不定芽(radical bud)。
ぶてぃっく
	【ブティック】
	◇[フ]boutique(小売店)
	○(1)[経]婦人向けの洋服・洋品雑貨・装飾品などを扱う小規
	模な専門店。または、百貨店の一隅に出店している、そのよう
	な専門店。
	 「ブチック」とも呼ぶ。
	○(2)[経]広告・証券などの小規模な代理店。
ふでいれ
	【筆入れ】
	○ペン・鉛筆など筆記用具を入れる文具一般。
	 「筆箱(フデバコ)」のように携帯用のものも、「筆立(フデタ)て」,
	「ペン皿(ザラ)」のように机上用のものも呼ぶ。
	 参照⇒しーす(シース)(1)
ぷでぃんぐ
	【プディング】
	◇[英]pudding
	○[食]洋風の軟らかい生菓子。
	 米・小麦粉などの穀粉に牛乳・卵・砂糖・香料などを混ぜて
	蒸したり焼いたりしたもの。
	 パンや牛肉・牛の腎臓、果物などを加えたものもある。
	 訛(ナマ)って「プリン」とも呼ぶ。
	 参照⇒ばばろあ(ババロア),ちゃわんむし(茶わん蒸し,茶碗
	蒸し,茶碗蒸)
	◎ヨークシャープディング(Yorkshire pudding)
ふでおろし
	【筆下ろし】
	○(1)新しい毛筆(モウヒツ)を初めて使うこと。
	◎新品の筆先は糊で固めてあるため、そのままでは使用できな
	い。
	 まず、筆先を水で湿らせて硯(スズリ)の陸(オカ)に押し当て、墨
	(スミ)で軽く押して筆の約三分の一を崩(クズ)し、再び筆先を水
	で湿らせて使用済みの半紙の上に字などを書くようにすること
	を二・三度繰り返し、糊を拭き取ってから使用する。
	○(2)(転じて)初めて物事を行うこと。
	○(3)[俗]男子が童貞を破ること。
	 特に、初めてで失敗するとトラウマになりかねないので、水
	商売など経験豊かな女性に頼んで行うこと。
	 参照⇒はか(破瓜)(3)
ふでがき
	【筆柿】
	○[農][農]甘柿(アマガキ)の栽培品種の一つ。愛知県産。
	 果実は80〜130グラムと小ぶりで、毛筆の先のような形をし
	ている。
	 果肉に渋み(タンニン)が不溶性になった黒い斑点がある。
ふでがき
	【筆書き】
	○毛筆で書くこと。また、毛筆で書いたもの。
ふでくさ
	【フデクサ】
	【筆草】
	○[植]⇒こうぼうむぎ(コウボウムギ,弘法麦)
ふーでじゅわ
	【フーデジュワ】
	◇[フ]feu de joie
	○(1)(祝いの)篝火(カガリビ)。
	 ⇒かがりび(篝火)
	○(2)祝砲。
	 ⇒しゅくほう'祝砲)
ふてね
	【ふて寝】
	【不貞寝】
	○ふてくされて寝てしまうこと。
ふでのき
	【フデノキ】
	【筆の木】
	○[植]ドウダンツツジの別称。
	 ⇒どうだんつつじ(ドウダンツツジ,灯台躑躅,燈台躑躅,満天
	星)
ふでばこ
	【筆箱】
	○ペン・鉛筆・消しゴムなど筆記用具を入れる携帯用の容器。
	 「筆入れ」とも呼ぶ。
	 参照⇒しーす(シース)(1)
ぷてらのどん
	【プテラノドン】
	◇[学]Pteranodon
	○[古生]ヨクリュウ目(翼竜目)(Pterosauria)シコウリュウ亜
	目(嘴口竜亜目)(Rhamphorhynchoidea)の化石爬虫類(ハチュウルイ)。
	 中生代白亜紀に生息。
	 コウモリに似た飛膜の翼をもち、翼幅6〜8メートル。
	 頭骨は大きく後方にのびて極端に細長く、尾はない。
	 歯はなく、魚類を捕食していたと考えられている。
	◎ラテン語の「翼(ptero-)」と、ギリシア語の「無い(a)」,「歯
	(-odon)」から。
ぶでりうむ
	【ブデリウム】
	◇[羅]bdellium
	○[薬]⇒でりあむ(デリアム)(1)
ふでわけ
	【筆別け】
	○(1)一件ごとに区別して書きしるすこと。
	○(2)⇒ぶんぴつ(分筆)
ふーてんぞく
	【フーテン族】
	◇[英]hippies
	○[社]⇒ひっぴー(ヒッピー)
ふてんまきち
	【普天間基地】
	○[軍]沖縄県、沖縄本島中南部の宜野湾市(ギノワンシ)にある、在
	日アメリカ軍の基地。
	 アメリカ海兵隊の第36海兵航空群が駐留している。
	〈面積〉
	 約480ヘクタール。
	◎ヘリコプター基地に使用され、飛行場を旋回するヘリコプタ
	ーなどの騒音が地域住民の生活に多大な悪影響を与えている。
	◎1995(平成 7)米兵による少女暴行事件、発生。
	 1996. 4.(平成 8)県内移設を条件に5〜7年以内の全面返還、
	日米で合意。
[1]ふーと
	【フート】
	◇[英](単数形)foot/(複数形)feet(フィート)
	○⇒ふっと(フット)
[2]ふーと
	【フート】
	◇Hoot([英]whale)
	○[軍]イランの水中ミサイル。
	 「ホート」とも呼ぶ。
	 参照⇒すくばる(スクバル),しゃはぶ(シャハブ)
	◎2006. 4. 2(平成18)イラン国営テレビ、フートの試射に成功
	と放送。
	 2008. 7.10(平成20)イラン国営テレビ、ペルシア湾でフート
	を含むミサイルの試射を実施したと報道。
[1]ふーど
	【フード】
	◇[英]food
	○(1)[食]食物・食品・食料・食糧。
	○(2)[食](飲み物に対する)食べ物。
[2]ふーど
	【フード】
	◇[英]hood
	○(1)[服]外套(ガイトウ)(コート)・上着などに着いている、袋(フ
	クロ)形の頭巾(ズキン)。
	 防寒・防雨用で、不要なときは背中側に落としておく。
	○(2)[機]機械・器具などの覆(オオ)い。
	○(3)[機](特に、自動車・馬車・乳母車などの)折り畳み式の
	覆い・ほろ(幌)。
	○(4)[機]カメラで直射日光が入るのを防ぐため、レンズの先
	に取り付ける覆い。
	○(5)[機]台所・調理場などのガス台の上に取り付けた、煙や
	臭気などを排出する換気扇の周囲の覆い。
	○(6)[教][服]大学式服の背部の垂れ布。
	 色によって教授や学位の段階などが表わされる。
[3]ふーど
	【フード】
	◇[英]Mount Hood
	○[地]⇒ふーどさん(フード山)
ぶーと
	【ブート】
	◇[英]boot
	○(1)[服]ブーツ(boots)の単数形。
	 ⇒ぶーつ(ブーツ)
	○(2)[計]ブートストラップ(bootstrap)の略称。
	 ⇒ぶーとすとらっぷ(ブートストラップ)(2)
	○(3)[動][計]コンピューターの主記憶装置に初期設定の小さ
	なプログラムを入れること。
	 電源投入の直後や、ハングアップ(フリーズ)してリセットし
	た直後に行う。
	 参照⇒ぶーとすとらっぷ(ブートストラップ)(2)
	◎ブートする
ぷーど
	【プード】
	◇pood
	○ロシアの重量の単位。
	 1プード=16.38キログラム(kg)
ぶどあーる
	【ブドアール】
	◇[フ]boudoir
	○(上流階級の)婦人がくつろぐ私室・衣裳部屋・寝室・閨房(ケ
	イボウ)。
	 「ブドワール」とも呼ぶ。
	◎フランス語で「すねる(bouder)ための部屋」の意味。
ふとう《ふたう》
	【不撓】
	◇[中]bunao
	○(1)撓(タ)わまないこと・ゆがまないこと。変形しないこと。
	 参照⇒どうきょく(撓曲)
	○(2)困難に出合ってもくじけないこと。
	◎不撓の決意,不撓不屈,百折不撓
ふーどぅー
	【フードゥー】
	◇[英]hoodoo
	○(1)縁起(エンギ)の悪い人・厄病神・貧乏神。
	 参照⇒じんくす(ジンクス)
	○(2)⇒ぶーどぅーきょう(ブードゥー教)
ぶとう《ぶたう》
	【武湯】
	◇[中]Wu-Tang
	○[人]⇒とうおう(湯王)
★ぶどう《ぶだう》
	【ブドウ】
	【葡萄】
	◇[英]grape(グレープ)、[学]Vitis vinifera
	○[植]ブドウ目(Vitales)ブドウ科(Vitaceae)ブドウ属(Vitis)
	の落葉ツル(蔓)植物。
	 「えびかずら(葡萄葛)」とも呼ぶ。
	◎干しブドウ:レーズン([英]raisin)。
	 葡萄酒(ブドウシュ):⇒わいん(ワイン)
ぶとぅあんし
	【ブトゥアン市】
	◇[英]Butuan City
	○フィリピン南東部、ミンダナオ島(Mindanao Island)北東部
	のカラガ地方(Caraga Region)中西部にあるアグサン・デル・
	ノルテ州(Agusan del Norte Province)の州都。
	 「ブツアン市」とも呼ぶ。
ふとうおう《ふたうをう》
	【不倒翁】
	○⇒おきあがりこぼし(起き上り小法師,起上小法師,不倒翁)
ふとうがいねん
	【不等概念】
	○[哲]⇒かいりがいねん(乖離概念)
ぶどうがつ《ぶだうがつ》
	【葡萄月】
	◇[フ]Vendemiare
	○[暦]⇒ばんでみえーる(バンデミエール)
ぶどうかん《ぶだうくわん》
	【武道館】
	○(1)⇒にほんぶどうかん(日本武道館)
	○(2)⇒とうきょうぶどうかん(東京武道館)
	◎県立武道館など、各地にある。
ぶーどぅーきょう《ぶーづーけう》
	【ブードゥー教】
	◇voodoo/Voodoo
	○[宗]ハイチを中心とする西インド諸島やアメリカ合衆国南部
	の黒人の間で信仰されている魔術的多神教。
	 西アフリカや中央アフリカの部族宗教にカトリシズムが混交
	した一種の原始宗教。
	 至高神ブドゥン(vodun)、蛇を神格化したロア(Loa)などの様々
	な神々や祖霊を崇拝し、憑依(ヒョウイ)儀礼が信仰の中心となって
	いる。
	 「ブーズー教」,「ヴ−ドー教」とも呼ぶ。
	 参照⇒ぞんび(ゾンビ)(1),じゅじゅ(ジュジュ),まくんば(マ
	クンバ),さんてりあ(サンテリア)
	◎"voodoo"は、西アフリカのダオメー土語で「邪神」,「神格」の
	意味。
	 司祭:(男性)オウンガン(houngan)/(女性)マンボ(mambo)。
ふとうきんもく
	【不等筋目】
	◇[学]Anisomyaria
	○[古][貝]カキ目(Ostreoida)の旧称。
	 ⇒かきもく(カキ目,牡蠣目,牡蛎目)
ふとぅく
	【フトゥク】
	◇[トルコ語]fitik
	○[病](トルコ語で)ヘルニア。
	 ⇒へるにあ(ヘルニア)
ぶとうぐも《ぶたふぐも》
	【舞踏グモ】
	【舞踏蜘蛛】
	◇[英]tarantula
	○[動]⇒たらんちゅら(タランチュラ)(1)
ぶどうげつ《ぶだうげつ》
	【葡萄月】
	◇[フ]Vendemiare
	○[暦]⇒ばんでみえーる(バンデミエール)
ふとうこう《ふとうかう》
	【不凍港】
	◇[英]ice-free port
	○[地]高緯度で冬期に海水の凍る寒地にありながら、暖流の影
	響で一年中海面が凍らない港。
	 ロシア西北部のムルマンスク(Murmansk)、ノルウェー北部の
	ハンメルフェスト(Hammerfes)・ナルビク(Narvik)など。
ふとうこう《ふとうかう》
	【不登校】
	○[教]登校日に登校しないこと。特に、長期に登校しないこと。
	 自分の意思による登校拒否の他に、イジメ・学習能力などの
	諸問題から登校を忌避すること。
★ふとうごう《ふとうがう》
	【不等号】
	◇[英]sign of inequality
	○[数]二つの数または式などで、その値に大小関係があって等
	しくないことを表わす記号。
	 広義には等号付き不等号・等号否定・近似等号(ニアリーイ
	コール)も含む。
	◎「<」:小(ショウ)なり(less than)。
	 「>」:大(ダイ)なり(greater than)。
	 「≪」:(very less than)。
	 「≫」:(very greater than)。
	 「≦」:小なりイコール(less than or equal)。
	 「≧」:大なりイコール(greater than or equal)。
	 「≠」:等号否定(not equal)。
	 「≒」:近似等号(nearly equal)。
★ふどうさん
	【不動産】
	○[経]
	 参照⇒ふどうさんとうきほう(不動産登記法)
	◎不動産大手5社:三菱地所・三井不動産・住友不動産・東急
	不動産・野村不動産HD。
ぶとうさん《ぶたうさん》
	【武当山】
	【武當山】
	◇[中]Wudang Shan/Wudangshan、[英]Wudang Mountains
	○[地]⇒ぶとうざん(武当山,武當山)
ぶとうざん《ぶたうざん》
	【武当山】
	【武當山】
	◇[中]Wudang Shan/Wudangshan、[英]Wudang Mountains
	○[地]中国中央部、湖北省(Hubei Sheng)(コホクショウ)西北部の丹
	江口市(Danjiangkou Shi)(十堰市の管轄)にある道教の名山。
	道教寺院(道観)群は世界遺産に登録されている景勝地。
	 中国重点保護文化財の金殿や紫霄宮などがある。
	 少林寺と並ぶ中国拳法の一つ「内家拳派(Neijiaquan Pai)」の
	発祥地。
	 「太和山(Taihe Shan)」,「仙室山(Xianshi Shan)」とも呼ぶ。
	◎1994(平成 6)世界文化遺産に登録。
ぶどうさん《ぶだうさん》
	【ブドウ酸】
	【葡萄酸】
	◇[英]racemic acid
	○[化]⇒らせみさん(ラセミ酸)
ふどうさんとうきほう《ふどうさんとうきはふ》
	【不動産登記法】
	○[法]不動産登記に関する法律。
	◎2004. 6.11(平成16)参議院本会議で改正不動産登記法が可決
	・成立。オンラインで不動産登記の申請が可能となる。
ぷとぅしばう
	【プトゥシバウ】
	◇Putussibau
	○インドネシア中央部、カリマンタン島(ボルネオ島)西部のカ
	リマンタンバラト州(西カリマンタン州)(Propinsi Kalimantan 
	Barat)北西部のカプアスフル県(Kabupaten Kapuas Hulu)の県
	都。
★ふどうしょうすうてん《ふどうせうすうてん》
	【浮動小数点】
	◇[英]floating point
	○(1)[数]実数表示の一つ。
	 有効桁数を一定にして小数点以上を1桁または0桁で表し、
	大きさを10の乗数で表した数値。
	○(2)[計]実数表示の一つ。また、その演算・演算法。
	 有効桁数(仮数部)を小数点以上を0桁で表し、大きさを2ま
	たは10などの乗数(指標部)で表した数値。
	 「フローティング」とも呼ぶ。
	◎演算はソフトウェアまたはFPU(Floating Point Unit)(浮
	動小数点演算ユニット)で行われる。
	 参照⇒えふぴーゆー(FPU)
★ぶどうせき《ぶだうせき》
	【ブドウ石】
	【葡萄石】
	◇[英]prehnite(プレナイト)
	○[鉱]カルシウム・アルミニウムの含水珪酸塩から成る鉱物。
★ふとうぞうししょう《ふとうざうししやう》
	【不等像視症】
	◇[英]aniseikonia(アニシコニア)
	○[病]左右の眼で、見える像の大きさや鮮明度などが異なる症
	状。
	 頭痛・肩こりなどの原因ともなる。
	 参照⇒へんししょう(変視症)
ぶどぅだ
	【ブドゥダ】
	◇Bududa
	○(1)⇒ぶどぅだけん(ブドゥダ県)
	○(2)ウガンダ東端、ブドゥダ県の県都。
ぶどぅだけん
	【ブドゥダ県】
	◇[英]Bududa District
	○ウガンダ東端の県。
	 県都はブドゥダ。
	〈人口〉
	 1991(平成 3) 7万9,218人(1月12日現在)。
	 2002(平成14)12万3,103人(9月12日現在)。
	◎2006(平成18)新設。
★ぶどうとう《ぶだうたう》
	【ブドウ糖】
	【葡萄糖】
	◇[英]glucose、[独]Glukose/Traubenzucker(トラオベンツッ
	カー)
	○[生化]単糖類(monosaccharide)の一種。分子式はC6H12O6。
	 二糖類・多糖類・配糖体の構成成分。
	 「グルコース」,「グルコーゼ」とも呼ぶ。
	 またその旋光性から「右旋糖(ウセントウ)」,「デキストログルコー
	ス(dextroglucose)」,「デキストロース(dextrose)」とも呼ぶ。
	 参照⇒たんとうるい(単糖類)
	◎左旋糖は果糖。
★ぶどうねず《ぶだうねず》
	【葡萄鼠】
	○[色]
	◎C=30,M=48,Y=23,B=65。
ふどうのしせい
	【不動の姿勢】
	○[軍]「気を付け」の号令がかかっている時の姿勢。銃は台尻を
	地面に付け、銃身を右手に持ち支える。
	 参照⇒けいれい(敬礼,敬禮),うでにつつ(腕に銃),ささげつ
	つ(捧げ銃)
ふどうのみね
	【不動ノ峰】
	◇[日]Fudonomine/Fudo no Mine
	○[地]神奈川県西部、相模原市(サガミハラシ)と足柄上郡(アシガラカミグ
	ン)山北町(ヤマキタマチ)の境にある丹沢山地の山。標高1,614メート
	ル。
	 丹沢山(タンザワサン)(1,567メートル)から蛭ヶ岳(ヒルガダケ)(1,673
	メートル)に至る峰(刃の背)。
	 参照⇒たんざわさんち(丹沢山地)
	◎相模原市の西部:旧住所は津久井郡(ツクイグン)津久井町(ツクイマチ)。
ふどうはちだいどうじ
	【不動八大童子】
	○[仏]不動明王の使者および眷属(ケンゾク)である八人の童子。
	 「八大童子」とも呼ぶ。
	 参照⇒はちだいどうじ(八大童子)
	◎<1>慧光(エコウ)。
	 <2>慧喜(エキ)。
	 <3>阿耨達(アノクタ)。
	 <4>指徳(シトク)。
	 <5>烏倶婆迦(ウグバカ)。
	 <6>清浄比丘(ショウジョウビク)。
	 <7>矜羯羅(コンガラ):⇒こんがら(矜羯羅,金伽羅)
	 <8>制多迦(セイタカ):⇒せいたか(制多迦,勢多迦,制咤迦)
★ぶとうびょう《ぶたふびやう》
	【舞踏病】
	◇[英]chorea
	○[病]顔面・手・足・舌などに生ずる不随意的急速運動による
	症状。
	 参照⇒はんちんとんぶとうびょう(ハンチントン舞踏病)
	◎俗説:⇒たらんてぃずむ(タランティズム)
ぷとぅまじょけん
	【プトゥマジョ県】
	◇[西]Departamento del Putumayo、[英]Putumayo Department
	○⇒ぷつまじょけん(プツマジョ県)
★ふどうみょうおう《ふどうみやうわう》
	【不動明王】
	◇[梵]Acalanatha(動かざる尊者)
	○[仏]
	 像容は主に一面二臂で、右手に剣、左手に羂索(ケンサク)を持つ。
	 「アカラナータ」とも呼ぶ。
	◎呪文(ジュモン):⇒たらたかんまん(タラタカンマン)
	 光背(コウハイ):⇒かるらえん(迦楼羅炎)
★ふどき
	【風土記】
	○(1)地方別に、その風土・文化・産物・人物その他の情勢を
	著した書物。
	 「地誌(チシ)」とも呼ぶ。
	○(2)[歴]奈良時代初期、元明天皇の詔(ミコトノリ)により諸国で編
	纂(ヘンサン)された風土記。
	 現存は、『出雲風土記』・『常陸風土記』・『播磨風土記』
	・『豊後風土記』・『肥前風土記』。
	 のちに著されたものと区別して「古風土記(コフドキ)」とも呼ぶ。
ぶーときゃんぷ
	【ブートキャンプ】
	◇[英]bootcamp/boot camp
	○[俗][軍](アメリカ海軍・海兵隊の)新兵訓練所。
ぶとくでん
	【武徳殿】
	○(1)[歴]平安京大内裏(ダイダイリ)西部にある殿舎の一つ。
	 殷富門(インプモン)内、宜秋門(ギシュウモン)より広場をへだてて西、
	右兵衛府(ウヒョウエフ)の東に位置し、広場に東面する。
	 ここで天皇が駒牽(コマヒキ)・騎射・競馬(クラベウマ)などを天覧し
	た。
	 「弓場殿(ユバドノ)」とも呼ぶ。
	○(2)[歴]1895(明治28)平安神宮内に設けられた大日本武徳会
	(ダイニホンブトクカイ)の大演武場。現在は廃止。
ふところがたな
	【懐刀】
	○(1)護身用に持ち歩く小さな刀。
	 ⇒かいけん(懐剣)(1)
	○(2)(転じて)機密に参与するほど信頼の厚い有能な部下。
ふーどさん
	【フード山】
	◇[英]Mount Hood
	○[地]アメリカ合衆国北西部のオレゴン州(Oregon State)北西
	部にある、カスケード山脈(Cascade Range)の火山。
	 標高3,424メートルで、オレゴン州の最高峰。
ふとじたい
	【太字体】
	○[印]⇒ぼーるどたい(ボールド体)
ぶーとじょろきあ
	【ブート・ジョロキア】
	◇bhut jolokia
	○[農][食]⇒じょろきあ(ジョロキア)
ぶーとすとらっぷ
	【ブートストラップ】
	◇[英]bootstrap
	○(1)ブーツ(編み上げ靴)を履(ハ)くときに引っ張り上げる、前
	部に着いたつまみ革。
	 俗称は「べろ」。
	○(2)[計]コンピュータを起動するとき、最初に主記憶装置に
	入れる最小のプログラム。
	 このプログラムでローダー(loader)と呼ばれる小さなプログ
	ラムを主記憶装置に入れ、さらにローダーで補助記憶装置など
	から大きな基本ソフトを主記憶装置に入れて初期処理を行い、
	各種の処理を開始する。
	 単に「ブート」とも呼ぶ。
	◎現在はROM化され、ブート終了時にRAMにページ切り替
	えして、プログラムからは見えなくなっている。通常は存在し
	ないと同じだが、電源投入時とリセット・ボタンを押したとき
	にはブートROMが現れる。
ふとば
	【フトバ】
	◇Khutbah、[英]Islamic sermon
	○[宗]イスラム教で、金曜礼拝などの礼拝に先立って行われる
	説教。
ふとまき
	【太巻き】
	【太巻】
	○(1)太く巻くこと。また、太く巻いたもの。
	○(2)[食]太く巻いた巻き寿司。
	○(3)[建]和釘の一種。
	 頭の幅の広い巻頭釘。
	 参照⇒まきがしらくぎ(巻頭釘)
ふとまに
	【太占】
	【太兆】
	○[歴]日本の古代に行われた占いの一種。
	 シカ(鹿)の肩甲骨を焼き、その割れ目の形で吉凶や神意を判
	断する。
	 遺跡から出土し、また『魏志倭人伝』にも記載されて、神話
	としても伝わっている。
	 「鹿占(シカウラ)」,「大占(オオウラ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒きぼく(亀卜)
	◎北アジアの諸民族でも広く行われていた。
★ふともも
	【フトモモ】
	【蒲桃】
	◇[学]Syzygium jambos
	○[植]フトモモ目(Myrtales)フトモモ科(Myrtaceae)フトモモ
	属(Syzygium)の常緑小高木。
	 「ほとう(蒲桃)」とも呼ぶ。
ぷとらじゃや
	【プトラジャヤ】
	◇Putrajaya/Putra Jaya
	○マレーシア西部、セランゴール州(Selangor State)南部の都
	市。首都機能移転都市。
	◎1995(平成 7)建設開始。
	 1999(平成11)首相官邸、移転。
	 2000(平成12)運輸省、科学・技術・環境省、外務省が移転。
ふとりじし
	【太り肉】
	○太って肉づきがよいこと。太っていること。
ふどる
	【フドル】
	◇[フ]foudre
	○[気]稲妻・電光。
ぶとるー
	【ブトルー】
	◇Emile Boutroux
	○[人]フランスの哲学者・哲学史家(1845〜1921)。
★ぷーどる
	【プードル】
	◇poodle
	○[哺]イヌの一品種。ヨーロッパ原産。
	 抜け毛が少なく、アレルギー体質の人でも飼いやすい。
ぷとれまいおす
	【プトレマイオス】
	◇Ptolemaios Klaudios(プトレマイオス・クラウディオス)
	○[人]古代ローマ時代、アレキサンドリアの天文学者・数学者
	・地理学者(AD.  85?〜 165?)。
	 紀元2世紀前半に活躍。天体の運動を観測し『アルマゲスト
	(天文学大全)』を、また『地理学大全』を著し緯度・経度を設
	置して世界地図を作成。
	 英語名は「トレミー(Ptolemy)」。
	◎その天動説・地理学説は中世の宇宙観を支配し権威を保って
	いた。
	 しかし、緯度・経度の設置が探検航海になくてはならない指
	針となって、15世紀に新航路が発見され、コペルニクス時代に
	至る。
★ぷとれまいおすいっせい
	【プトレマイオス一世】
	【プトレマイオス1世】
	◇Ptolemaios I、[英]Ptolemy I Soter/the first Ptolemies
	○[人]アレクサンドロス大王の部将・プトレマイオス朝の初代
	王(BC. 367ころ〜BC. 283)。
	 参照⇒[2]えうくれいです(エウクレイデス)
★ぷとれまいおすちょう《ぷとれまいおすてう》
	【プトレマイオス朝】
	◇[英]Ptolemaic Dynasty
	○[歴]ヘレニズム時代、マケドニア人が支配したエジプトの王
	朝(BC. 304〜BC.  30)。
★ぷとれまいおすにせい
	【プトレマイオス二世】
	【プトレマイオス2世】
	◇Ptolemaios II、[英]Ptolemy II Philadelphus
	○[人]エジプトのプトレマイオス朝の第二代王(BC. 308〜BC.
	 246)。
ぶどわーる
	【ブドワール】
	◇[フ]boudoir
	○⇒ぶどあーる(ブドアール)
ふとん
	【蒲団】
	○[文]田山花袋(カタイ)の短編小説。
	 女弟子に対する中年作家の恋情を大胆かつ赤裸々に告白暴露
	し、日本文壇に大きな反響を呼んだ。
	 日本の自然主義文学の代表作で、私小説の源流ともされる。
	◎1907(明治40)「新小説」に発表。
★ふとん
	【蒲団】
	【布団】
	○(1)[仏]僧や修行者が坐禅(ザゼン)のときに尻の下に敷く円形
	の敷物。
	◎本来は蒲(ガマ)の葉で編んだとも、蒲の穂(ホ)を詰めたからと
	も言う。
	○(2)布で袋を縫(ヌ)い、綿・羽毛などを詰めて縫い綴(ト)じた
	もの。
	 座ったり寝たりするときに、敷(シ)いたり掛(カ)けたりする。
	 参照⇒ふとんたたき(蒲団叩き,布団叩き)
	◎敷布団
	 掛け布団
	 藁布団:⇒わらぶとん(藁布団,藁蒲団)
	 煎餅布団:⇒せんべいぶとん(煎餅布団,煎餅蒲団)
	◎「布団」は当て字。
ふーとん
	【フートン】
	【胡同】
	◇[中]hutong
	○⇒こどう(胡同)
ふとんたたき
	【蒲団叩き】
	【布団叩き】
	○(1)蒲団を干し、ホコリやダニなどを叩(ハタ)き落すこと。
	○(2)蒲団を叩く用具。
	 トウ(藤)・タケ(竹)やプラスティックでできた先端が平らな
	棒。
ぶとんとう《ぶとんたう》
	【ブトン島】
	◇[インドネシア語]Pulau Butung、[英]Buton Island
	○[地]インドネシア中央部、スラウェシ島(Pulau Sulawesi)の
	東南にある属島。ブトン海峡(Selat Butung)を隔てて西のムナ
	島(Pulau Muna)と並ぶ。
	 南西部に港町バウバウ(Baubau)がある。
	 文字を持たない少数民族が多い。
	〈面積〉
	 4,408平方キロメートル。
ぷーとんほあ
	【プートンホア】
	【普通話】
	◇[中]putonghua、[英]Mandarin
	○[言]中国の公用語・共通語。標準中国語。
	 古称は「官話(guanhua)」,「北京(ペキン)官話(Beihing guanhua)」,
	「マンダリン」。
	 参照⇒かんわ(官話)
----------------------------------------------------------------