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百 科 辞 書 《ふる》 編集:獨 澄旻
-------- ふる --------------------------------------------------
ふる
【フル】
◇[インドネシア語][マレー語]hulu
○(インドネシア語・マレー語で)端(ハジ)。柄(エ)。(川の)上流。
ふるー
【フルー】
◇[英]flu
○[俗][病](英語で)インフルエンザ(influenza)の略称。
⇒いんふるえんざ(インフルエンザ)
ぶる
【ブル】
◇[英]bull
○[農]去勢していないオス牛(雄牛)。
参照⇒じょんぶる(ジョン・ブル)
◎去勢したオス牛は「オックス(ox)」、メス牛(雌牛)は「カウ
(cow)」、子牛は「カーフ(calf)」。
[1]ぶるー
【ブルー】
◇[英]blue
○(1)[色]青・青色。
⇒あお(青)(1)
○(2)[形]青の、青色の。
○(3)[形](気持ちが)憂鬱(ユウウツ)な、滅入(メイ)る。
◎ブルーマンデー(blue Monday):⇒ぶるーまんでー(ブルーマ
ンデー)
○(4)[形]ワイセツ(猥褻)な、下品な。
◎ブルーフィルム(blue film):⇒ぶるーふぃるむ(ブルーフィ
ルム)
○(5)[地](Blue Mountains)⇒ぶるーまうんてんさんみゃく(ブ
ルーマウンテン山脈)
[2]ぶるー
【ブルー】
○[楽]渡辺真知子作詞・作曲の歌謡曲。
歌も渡辺真知子。
◎1978. 8.21(昭和53)発売。
[1]ぶーる
【ブール】
◇[フ]beurre
○[食](フランス語で)バター([英]butter)。
⇒ばたー(バター,牛酪)
[2]ぶーる
【ブール】
◇[フ]boule
○(1)(フランス語で)球・ボール([英]ball)。
○(2)[食]丸いフランスパン。
参照⇒ふらんすぱん(フランスパン)
[3]ぶーる
【ブール】
◇Bor
○スーダン南東部、ジョングレイ州(Jonglei wilayah)南西端
にある州都。
★[4]ぶーる
【ブール】
◇George Boole
○[人]イギリスの数学者・論理学者(1815〜1864)。
[1]ぷーる
【プール】
◇[英]pool
○(1)水泳競技場。
○()
○()ポケット・ビリヤード(pocket billiards)の別称。
参照⇒びりやーど(ビリヤード)
◎プールバー(pool bar):⇒ぷーるばー(プールバー,プール・
バー)
[2]ぷーる
【プール】
◇Poole
○イギリスのイングランド南部、ドーセット州(the County of
Dorset)南東部、プール湾(Poole Bay)に面するプール港(Poole
Harbour)北岸の港町。
造船や陶器製造などが盛ん。
〈人口〉
1991(平成 3)12万2,815人。
ふるあだー
【フル・アダー】
◇[英]full adder
○[計]桁上がり(carry)のある1ビットの加算回路(adder)。
┌─┬─┬─┬───┐
│A│B│c│A+B│cは桁上がり。
├─┼─┼─┼───┤
│0│0│0│ 0 │
│0│1│0│ 1 │
│1│0│0│ 1 │
│1│1│1│ 0 │
└─┴─┴─┴───┘
「全加算器」とも呼ぶ。
参照⇒[2]あだー(アダー)(2)
◎「A+B」は排他的論理和、「c」は論理積と同値。
参照⇒はいたてきろんりわ(排他的論理和),ろんりせき(論理
積)
ぶるあん
【ブルアン】
◇Buluan
○(1)[地](Lake Buluan)⇒ぶるあんこ(ブルアン湖)
○(2)フィリピン南部、ミンダナオ島南部にあるブルアン湖北
西岸の町。
スルタン・クダラット州(Sultan Kudarat Province)のタク
ロン(Tacurong)から分岐した国道が通じる。
ぶるあんこ
【ブルアン湖】
◇[英]Lake Buluan
○[地]フィリピン南部、ミンダナオ島南部にある湖。
ぶーるあんぶれす
【ブールアンブレス】
◇Bourg-en-Bresse
○フラン南東部、ローヌ・アルプス地域圏(Region Rhone-
Alpes)北部のアン県(Departement Ain)中北部にある県都。
ふるい《ふるひ》
【篩】
◇[日]furui
○枠(ワク)の底に網を張った道具。
網は馬尾・銅線・絹・竹製など。
粉や粒状のものを入れて揺り動かし、網目を通るものと通ら
ないものとに大きさを選別する。
参照⇒ざる(笊)(1)
ふるいち
【古市】
◇[日]Furuichi
○大阪府羽曳野市(ハビキノシ)の地名。
★ふるいちこふんぐん
【古市古墳群】
○[歴]大阪府羽曳野市(ハビキノシ)と藤井寺市(フジイデラシ)にまたが
る大古墳群。
参照⇒おうじんてんのうりょう(応神天皇陵),もずこふんぐ
ん(百舌鳥古墳群),にわとりづかこふん(庭鳥塚古墳)
ぶるーいんぐ
【ブルーイング】
◇[英]bluing
○(1)白布の洗濯に用いる青み(青色染剤)。
微量を用いることによって、より白さを感じさせるもの。
○(2)⇒がんぶるー(ガンブルー)
★ぶるーいんぱるす
【ブルーインパルス】
◇[英]Blue Impulse
○[空]宮城県松島基地に本拠地を置くアクロバット飛行チーム、
第4航空団第21飛行隊戦技研究班の通称。
ぶーるヴぁーる
【ブールヴァール】
◇[フ]boulevard
○[交]⇒ぶーるばーる(ブールバール)
ぶるか
【ブルカ】
◇burqa/burka
○[服]アフガニスタンなどのイスラム教徒の女性が外出に着用
するマント。
イスラム教の教えに従い、目の部分だけをあけて頭からすっ
ぽり全身を覆(オオ)う伝統的な民族衣装。
参照⇒ちゃどる(チャドル),しゃるわーる(シャルワール),あ
ばや(アバヤ),にかぶ(ニカブ),やしゅまく(ヤシュマク)
ぶるがす
【ブルガス】
◇Burgas
○(1)(Burgaska Oblast)⇒ぶるがすしゅう(ブルガス州)
○(2)ブルガリア南東部、ブルガス州東部の州都。黒海のブル
ガス湾(Burgas Bay)に面する都市。
〈人口〉
1992(平成 4)19万5,686人(12月4日現在)。
2001(平成13)19万3,316人(3月1日現在)。
ぶるがすしゅう《ぶるがすしう》
【ブルガス州】
◇Burgaska Oblast、[英]Burgas Province
○ブルガリア南東部の州。東部を黒海に面し、南部をトルコに
隣接。
州都はブルガス(Burgas)。
〈面積〉
7,753平方キロメートル。
〈人口〉
1992(平成 4)44万0,372人(12月4日現在)。
2001(平成13)42万6,028人(3月1日現在)。
2003(平成15)41万9,925人(12月31日推計)。
ぷるがとりうむ
【プルガトリウム】
◇[羅]Purgatorium、[英]purgatory
○[宗]カトリック教で、小罪のある死者の霊魂が行く場所。
死ぬ時に罪の状態にあるか、または罪のつぐないを果たして
いない霊魂が天国に入る前に、ここで火による苦しみを受けて
罪を浄化すると信じられている。
「煉獄(レンゴク)」,「浄罪界」とも呼ぶ。
参照⇒いんふぇるぬむ(インフェルヌム),りんぼ(リンボ)(1)
◎プロテスタントや正教会ではプルガトリウム(煉獄)の存在を
認めていない。
◎ダンテの『神曲』は地獄編・煉獄編・天国編の三部からなる。
参照⇒しんきょく(神曲)
★ぶるがーにん
【ブルガーニン】
◇Nikolai Aleksandrovich Bulganin
○[人]旧ソ連(現:ロシア)の政治家(1895〜1975)。
首相在任:1955(昭和30)〜1958(昭和33)。
◎前任はスターリン。後任はフルシチョフ。
参照⇒ふるしちょふ(フルシチョフ)
★[1]ふるかねるり
【フルカネルリ】
◇Fulcanelli
○[人]16世紀ころの伝説的な錬金術師(alchemist)。
★[2]ふるかねるり
【フルカネルリ】
◇Fulcanelli
○[人]フランスの錬金術師(alchemist)(1839〜1953ころ)。ペ
ンネーム(pseudonym)。
唯一の弟子はカンセリエ(Eugene Canseliet)。
著書は1926(大正15)『カテドラルの秘密(Le Mystere des
Cathedrales)』(著作は1922)・1930(昭和 5)『賢者の住居(Les
Demeures Philosophales)』。
ぶるかの
【ブルカノ】
◇Vulcano
○(1)[地](Isola di Vulcano)⇒ぶるかのとう(ブルカノ島)
○(2)[地](Vulcanian eruption)⇒ぶるかのしきふんか(ブルカ
ノ式噴火)
ぶるかのしきふんか《ぶるかのしきふんくわ》
【ブルカノ式噴火】
◇[英]Vulcanian eruption
○[地]火山の噴火形式の一つ。主として地下に充満したガス体
の活動によって生じる、激しい爆発を伴う噴火。
黒煙を高く噴き上げ、火山弾・火山角礫(カクレキ)などを噴出し、
火山灰を広範囲に降らして、大災害を与えることが多い。
爆発の間隔は長い。爆発前に火山性の微小地震が火口付近を
中心に多発するため、大爆発の予測がしやすい。
地中海のエオリオ諸島(Isole Eolie)のブルカノ島(Isola di
Vulcano)火山が典型で、日本では桜島・浅間山・磐梯山(バンダ
イサン)など。
参照⇒すとろんぼりしきふんか(ストロンボリ式噴火)
ぶるかのとう《ぶるかのたう》
【ブルカノ島】
◇[伊]Isola di Vulcano、[英]Vulcano Island
○[地]地中海中央部、ティレニア海(Mare Tirreno)南部のエオ
リオ諸島(Isole Eolie)南部にある火山島。
北緯38.42°、東経14.98°の地。
火山は標高499メートルで、「バルカンの溶鉱炉([英]Vulcan
Furnace)」,「ブルカンの溶鉱炉」とも呼ぶ。
イタリアのシチリア州(Regione Sicilia)メッシナ県(Provin-
cia di Messina)に属する。
「ブルカーノ島」とも呼ぶ。
参照⇒ぶるかのしきふんか(ブルカノ式噴火)
〈面積〉
21平方キロメートル。
ぶるかーのとう《ぶるかーのたう》
【ブルカーノ島】
◇[伊]Isola di Vulcano、[英]Vulcano Island
○[地]⇒ぶるかのとう(ブルカノ島)
ふるかまっぷ
【フルカマップ】
【古釜布】
◇[日]Furukamappu/Hurukamappu
○国後島(クナシリトウ)中央部東岸の町。
ロシア名は「ユジノクリルスク(Yuzhno-Kurilsk)」。
ぶるーからー
【ブルーカラー】
◇[英]blue-collar worker
○肉体労働者。
⇔ほわいとからー(ホワイトカラー)
◎白い襟の服を着た事務労働者(ホワイトカラー)に対し、青い
作業服を着ていることから。
実際には青色より灰色(グレー)の作業服の方が多い。
参照⇒ぐりせっと(グリセット)(1)
ぶるがり
【ブルガリ】
◇[登録商標]BVLGARI
○[服]イタリアの貴金属店。その高級ブランド。
◎2007.11.30(平成19)東京銀座2丁目に10階建ての銀座タワー
店を開店。
★ぶるがりあ
【ブルガリア】
【勃牙利】
◇Bulgaria
○バルカン半島南東部、黒海に面する共和国。
首都はソフィア(Sofia)。
〈面積〉
11万0,912平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)880万人。
1984(昭和59)896万人。
1988(昭和63)899万人。
1992(平成 4)848万7,300人。
2001(平成13)797万3,700人。
2004(平成16)759万5,500人。
〈歴代大統領〉
ゲオルギ・パルバノフ(Georgi Sedefchov Purvanov)(1957〜)
:2002. 1.22〜。
◎州:* Oblast、[英]* Province。
◎1941. 3.(昭和16)枢軸国に参加。
1944. 6. 2(昭和19)バグリアノフ(Ivan Ivanov Bagrianov)
新政府が成立し、連合国側との休戦交渉に入る。
ぷるがる
【プルガル】
◇[西]pulgar
○(スペイン語で)親指。
⇒おやゆび(親指)
ふるかわ《ふるかは》
【古川】
◇[日]Furukawa
○(1)[古]⇒ふるかわし(古川市)
○(2)[古]⇒ふるかわちょう(古川町)
ふるかわし《ふるかはし》
【古川市】
◇[日]Furukawa Shi
○[古]宮城県中北部の市。
◎2006. 3.31(平成18)古川市と志田郡(シダグン)の松山町(マツヤママ
チ)・三本木町(サンボンギチョウ)・鹿島台町(カシマダイマチ)、玉造郡(タマツ
クリグン)の岩出山町(イワデヤママチ)・鳴子町(ナルコチョウ)、遠田郡(トオダグ
ン)の田尻町(タジリチョウ)の1市6町が合併して大崎市(オオサキシ)を発
足。
◎茨城県には古河市(コガシ)がある。
ふるかわちょう《ふるかはちやう》
【古川町】
◇[日]Furukawa Cho
○[古]岐阜県北部、吉城郡(ヨシキグン)にあった町。
親鸞(シンラン)上人の命日の前夜、三つの寺を巡る「三寺まいり」
が行われる。
◎2004. 2. 1(平成16)河合村(カワイムラ)・宮川村(ミヤガワムラ)・神岡
町(カミオカチョウ)と合併して飛騨市(ヒダシ)を発足。
ぶるかん
【ブルカン】
◇[英]Vulcan、[羅]Vulcanus
○[ロ神]⇒うるかぬす(ウルカヌス)
ぶるかんのようこうろ《ぶるかんのようくわうろ》
【ブルカンの溶鉱炉】
◇[英][英]Vulcan Furnace
○[俗][地]地中海にある活火山ブルカノ(Vulcano)の別称。
⇒ぶるかのとう(ブルカノ島)
ぶるきなふぁそ
【ブルキナファソ】
◇Burkina Faso(清廉潔白な人たちの国)
○アフリカ西部、ガーナ北方の共和国。ボルタ川上流域を占め
る内陸国。
首都はワガドーグー(Ouagadougou)。
主な住民はモシ族(約50%)。
主要言語はフランス語とモシ語。
熱帯に属し、11〜2月は乾期で、12〜2月はサハラ砂漠から
乾燥したハルマタン風が吹く。3〜10月は雨期で、9月はとく
に降水量が多い。
〈面積〉
27.4万平方キロメートル。
〈人口〉
1971(昭和46) 549万人。
1977(昭和52) 632万人。
1984(昭和59) 677万人。
1988(昭和63) 850万人。
1997(平成 9)1,109万人。
1999(平成11)1,165万3,000人。
◎15世紀、イスラム教国家モシ王国。
1896(明治29)フランスの保護領となる。
1919(大正 8)フランス植民地オートボルタ(Haute Volta)と
なる。
1932(昭和 7)フランス領のコートジボアール・スーダン(現
在のマリ)・ニジェールに分割。
1947(昭和22)再び一つの植民地オートボルタにまとめられる。
1958(昭和33)フランス共同体内の自治共和国となる。
1960. 8. 5(昭和35)フランス共同体の一国として独立。
1983(昭和58)サンカラ大尉によるクーデターで軍事政権とな
る。
1984. 8. 4(昭和59)国名をオートボルタから現名に改称。
1987(昭和62)クーデターによりコンパオレ(Blaise Compaore)
が政権を奪取。
1992(平成 4)民政に復帰。
★ぶるーぎる
【ブルーギル】
◇bluegill
○[魚]スズキ目(Perciformes)バス科(サンフィッシュ科)(Cen-
trarchidae)ブルーギル属(Lepomis)の淡水魚。
◎北アメリカ産の外来魚で、日本古来のアユ(鮎)・フナ(鮒)な
どを捕食するため、生態系に深刻な影響を与えるとしてブラッ
クバスとともに駆除されている。
参照⇒ぶらっくばす(ブラックバス,ブラック・バス)
ぶるく
【ブルク】
◇[独]Burg、[英]castle
○(ドイツ語で)城・城塞。
★ふるくとーす
【フルクトース】
◇[英]fructose
○[化]炭素数6の単糖類。
分子式はC6H12O6。
「D‐フルクトース(D-fructose)」は果糖の化学名。
参照⇒かとう(果糖)
◎ラテン語の「果物(fructus)の炭水化物(-ose)」から。
ふるぐらいと
【フルグライト】
◇[英]fulgurite(フルギュライト)
○[鉱]乾燥した砂漠で産出するガラス質の鉱物。
多くは管状で、分岐したものもある。
砂の二酸化珪素(ケイソ)が落雷の高熱で一度融(ト)け、再び冷え
て固まったもの。
「閃電岩(センデンガン)」,「雷管石」とも呼ぶ。
◎「閃電・閃光([羅]fulgur)の石(-ite)」から。
◎ドイツ語:フルグリート(Fulgurit)。
イタリア語:フルグリーテ(fulgurite)。
ふるぐりーて
【フルグリーテ】
◇[伊]fulgurite
○[鉱](イタリア語で)フルグライト([英]fulgurite)。
⇒ふるぐらいと(フルグライト)
ふるぐりーと
【フルグリート】
◇[独]Fulgurit
○[鉱](ドイツ語で)フルグライト([英]fulgurite)。
⇒ふるぐらいと(フルグライト)
ぷるこぎ
【プルコギ】
◇[朝]bulgogi/pulgogi
○[料]韓国・朝鮮風すき焼き。
◎"bul"は「火」、"gogi"は「肉」の意味。
ぶるごす
【ブルゴス】
◇Burgos
○(1)(Provincia de Burgos)⇒ぶるごすけん(ブルゴス県)
○(2)スペイン中北西部、カスティリャイレオン自治州(Comuni-
dad Autonoma de Castilla y Leon)北東部のブルゴス県中央部
にある県都。
ぶるごすけん
【ブルゴス県】
◇[西]Provincia de Burgos、[英]Burgos Province
○スペイン中北西部、カスティリャイレオン自治州(Comunidad
Autonoma de Castilla y Leon)北東部の県。
県都はブルゴス。
ふるこっく
【フルコック】
◇[英]full cock/full-cock
○銃器の撃鉄(striker)を目一杯に起して発射可能状態にする
こと。
参照⇒はーふこっく(ハーフコック)
ぶるごーにゅ
【ブルゴーニュ】
◇Bourgogne
○(1)フランス中東部、ソーヌ川(Fleuve Saone)・ロアール川
(Fleuve Loire)・セーヌ川(Fleuve Seine)に囲まれた地方。
中心都市はディジョン(Dijon)。
最高級赤ワインのロマネコンティ(Romanee-Conti)の産地。
英語名は「バーガンディ(Burgundy)」。
◎この地に王国(AD. 443〜 534)を建設したブルグンド族(Bur-
gunder)の名に由来する。
○(2)⇒ぶるごーにゅちいきけん(ブルゴーニュ地域圏)
ぶるごーにゅちいきけん《ぶるごーにゆちゐきけん》
【ブルゴーニュ地域圏】
◇[フ]Region Bourgogne
○フランス中北東部にある地域圏(地方)。北部をシャンパーニュ
・アルデンヌ地域圏(Region Champagne-Ardenne)に接する。
主都はディジョン(Dijon)。
〈4県〉
コートドール県(Departement Cote-d'Or)。
ヨンヌ県(Departement Yonne)。
ニエーブル県(Departement Nievre)。
ソーヌエロアール県(Departement Saone-et-Loire)。
★ぷるこぼこうくう《ぷるこぼかうくう》
【プルコボ航空】
◇[英]Pulkovo Aviation Enterprise
○[空]ロシア国営の航空会社。
サンクトペテルブルグのプルコボ国際空港を拠点に運航。
◎アエロフロートから独立。
ぶるさ
【ブルサ】
◇Bursa
○(1)(Bursa Ili)⇒ぶるさけん(ブルサ県)
○(2)トルコ北西部、ブルサ県の県都。
北緯40.19°、東経29.06°、標高200メートルの地。
「ブウルサ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1975(昭和50)35万人。
1990(平成 2)83万4,576人。
◎1326(嘉暦元)オスマン帝国(the Osmanli Empire)の第一首都。
1413(応永20)首都、エディルネ(Edirne)へ遷都。
ぶーるさいーど
【ブールサイード】
◇Bur Said
○(1)⇒ぶーるさいーどけん(ブールサイード県)
○(2)(Port Said)⇒ぽーとさいど(ポートサイド)
ぶーるさいーどけん
【ブールサイード県】
◇[アラビア語]Muhafazat Bur Said、[英]Bur Said Governor-
ate
○エジプト北東部の県。北部を地中海に面する。
県都はブールサイード(英名はポートサイド)。
ぶるさけん
【ブルサ県】
◇[トルコ語]Bursa Ili、[英]Bursa Province
○トルコ北西部の県。南東部をキュタヒヤ県(Kutahya Ili)、
西部をバルケシル県(Balikesir Ili)に接し、北西部をマルマ
ラ海(Sea of Marmara)に面する。
県都はブルサ。
〈面積〉
1万0,886平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)159万6,161人(10月21日現在)。
2000(平成12)212万5,140人(10月22日現在)。
ふるさと
【ふるさと】
○[楽]山口洋子作詞、平尾昌晃(マサアキ)作曲の歌謡曲。
歌は五木ひろし。
◎1973. 7.(昭和48)レコード発売。
★ふるさと
【古里】
【故里】
【故郷】
○
◎[独]Heimat(ハイマート)。
ふるさと
【故郷】
○[楽]高野辰之作詞、岡野貞一作曲の文部省唱歌(六年)。
ふるさとえき
【古里駅】
○[交]青森県上北郡(カミキタグン)六戸町(ロクノヘマチ)にある、十和田
観光電鉄の駅。
七百(シチヒャク)駅と三農校前(サンノウコウマエ)駅の間。
◎1934.10.31(昭和 9)開業。
◎JR青梅線には古里(コリ)駅がある。
ふるさとぎんがせん
【ふるさと銀河線】
○[歴][交]⇒ほっかいどうちほくこうげんてつどう(北海道ち
ほく高原鉄道)
ふるさとそうせいしきん《ふるさとさうせいしきん》
【ふるさと創生資金】
○[歴]竹下登(ノボル)内閣が地域活性化を目的に全国の市町村約
3,300の自治体に1億円を一律分配した地方交付税。
竹下首相は一方で新型間接税(消費税)を導入。
参照⇒しょうひぜい(消費税)
◎1988〜1989(昭和63〜平成元)年度、交付。
ぷるさーまる
【プルサーマル】
◇[英]plutonium thermal use
○[原]ウランにプルトニウムを混合た核燃料を軽水炉で使用す
る運転方式。または、その軽水炉(サーマル・リアクター)。
燃料は、使用済み核燃料中のプルトニウムを再処理して取り
出し、ウランと混ぜた混合酸化物(MOX)を使用する。
参照⇒さーまるりあくたー(サーマル・リアクター),ぴゅー
れっくすほう(ピューレックス法)
◎核爆弾の材料にしかならない核廃棄物のプルトニウムを高速
増殖炉で燃焼させる計画が、1995.12.(平成 7)高速増殖炉「も
んじゅ」の事故発生で頓挫(トンザ)。
蓄積されたプルトニウムの有効利用を図る代替案としてプル
サーマル方式が計画された。1999.11.(平成11)関西電力高浜原
発4号機で初の商業運転を予定していたが、JCOの臨界事故
とBNFL(イギリス核燃料会社)による検査データ捏造(ネツゾウ)
事件でプルサーマル計画も見直しが必要となった。
2001. 4.(平成13)東京電力福島第一原子力発電所3号機(沸
騰水型)でも福島県の反発により先延ばしとなった。
2001. 5.27(平成13)新潟県刈羽郡(カリワグン)刈羽村(カリワムラ)で
は、プルサーマル計画受け入れの是非を問う住民投票が行われ、
即日開票されて反対票が過半数(53.6%)を占めた。
2010. 9.17(平成22)福島第一原発3号機、起動予定だったが
非常時に原子炉へ水を注入する装置の警告灯が点灯し、作業を
中断。18日、再起動し臨界に達する。
◎2003. 4.16(平成15)関西電力、2007年に高浜原発3・4号機
でプルサーマル発電を行なう意向を表明。
2007. 7. 4(平成19)経済産業省、中部電力浜岡原発4号機で
のプルサーマル計画を正式に許可(全国6例目)。
2009.11. 5(平成21)九州電力の玄海原子力発電所3号機(加
圧水型)で国内初のMOX燃料によるプルサーマル発電の試運
転(192体中の16体)を開始。12. 2、営業運転を開始。
参考⇒こうそくぞうしょくろ(高速増殖炉),もんじゅ(もん
じゅ),もっくすねんりょう(MOX燃料)
◎フランスやドイツですでに実施されているが、ドイツでは廃
止予定。
ぶるさん
【ブルサン】
◇Bulusan
○(1)[地](Bulusan Volcano)⇒ぶるさんかざん(ブルサン火山)
○(2)フィリピン、ルソン島南東部のビコール地域(Bicol Re-
gion)南東端のソルソゴン州(Sorsogon Province)南東部にある
町。
北緯12.76°、東経124.14°の地。
〈人口〉
2000(平成12)6,230人。
ぶるさんかざん《ぶるさんくわざん》
【ブルサン火山】
◇[英]Bulusan Volcano
○[地]フィリピン、ルソン島南東部のビコール地域(Bicol Re-
gion)南東端のソルソゴン州(Sorsogon Province)南東部にある
火山。標高1,559メートル。
◎1,565メートルとも。
ぶるーさんみゃく
【ブルー山脈】
◇[英]Blue Mountains
○[地]⇒ぶるーまうんてんさんみゃく(ブルーマウンテン山脈)
ぷるしあんぶるー
【プルシアン・ブルー】
【プルシアンブルー】
◇[英]Prussian blue
○(1)⇒こんじょう(紺青)(3)
○(2)[俗][薬]⇒らじおがるだーぜ(ラジオガルダーゼ)
ぶるしぇ
【ブルシェ】
◇[独]Bursche
○(ドイツ語で)若者・青年。
参照⇒ぶるしぇんしゃふと(ブルシェンシャフト)
ふるしぇっと
【フルシェット】
◇[フ]fourchette
○(1)[食]⇒[2]ふぉーく(フォーク)(1)
○(2)[医]⇒いんしんしょうたい(陰唇小帯)
○(3)[服]手袋の指のまち(襠)。
★ぶるしぇんしゃふと
【ブルシェンシャフト】
◇[独]Burschenschaft
○(1)(ドイツ語で)学生組合。
○(2)[歴]19世紀初頭、ウィーン体制下の学生団体。
1815(文化12)イエナ大学で学生の単なる友好団体が結成。や
がて波及して全国の大学に結成される。
1817.10.17(文化14)バルトブルクの祝典(Wartburgfest)で全
ドイツ・ブルシェンシャフトが結成。ドイツの統一と学園の自
由を求める運動を展開。
1819(文政 2)メッテルニヒ(K.W.von Metternich)の反動的な
カールスバートの決議(Karlsbader Beschluesse)で弾圧を受け
て衰退。
参照⇒かーるすばーとのけつぎ(カールスバートの決議)
★ふるしちょふ
【フルシチョフ】
◇Nikita Sergeevich Khrushchyov
○[人]旧ソ連(現:ロシア)の政治家(1894〜1971)。
首相在任:1958(昭和33)〜1964(昭和39)。
◎前任はブルガーニン。後任はコスイギン。
参照⇒ぶるがーにん(ブルガーニン),こすいぎん(コスイギン)
ぷるしなー
【プルシナー】
◇Stanley Ben Prusiner(スタンリー・プルシナー)
○[人]アメリカの神経学者・ウイルス学者(1942〜)。
カリフォルニア大学教授。
1982(昭和57)スクレイピーのプリオンによる疾病の証拠を発
見。
1997(平成 9)ノーベル医学・生理学賞を受賞。
2004(平成16)プルシナーの研究チーム、動物実験で異常プリ
オンの感染力を確認。
「プルジナー」とも呼ぶ。
参照⇒ぷりおん(プリオン)
ぷるじなー
【プルジナー】
◇Stanley Ben Prusiner(スタンリー・プルジナー)
○[人]⇒ぷるしなー(プルシナー)
ぷるしゃぷーら
【プルシャプーラ】
◇Purusapura
○[歴]クシャナ朝カニシカ王が創建した主都。現在のペシャワ
ール(Peshawar)。
参照⇒ぺしゃわーる(ペシャワール),くしゃなちょう(クシャ
ナ朝,貴霜朝)
ぷるしゃんぶるー
【プルシャン・ブルー】
【プルシャンブルー】
◇[英]Prussian blue
○(1)⇒こんじょう(紺青)(3)
○(2)[俗][薬]⇒らじおがるだーぜ(ラジオガルダーゼ)
ぶるじゅ
【ブルジュ】
◇[ウルドゥ語]burj
○(ウルドゥ語で)塔・望楼。
参照⇒ぶるじゅかりふぁ(ブルジュ・カリファ)
ぶるーじゅ
【ブルージュ】
◇[フ]Bruges
○⇒ぶるっへ(ブルッヘ)
ぶるじゅかりふぁ
【ブルジュ・カリファ】
◇Burj Khalifa
○[建]アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)にある超高
層ビル。
162階建て、高さ828メートル。
「ブルジュ・ハリファ」とも呼ぶ。
旧称は「ブルジュ・ドバイ(Burj Dubai)」。
◎2010. 1, 4(平成22)完成式典を挙行。
◎アブダビ首長のUAE大統領カリファ・ビン・ザーイド・ア
ル・ナヒヤーン(Sheikh Khalifa bin Zayed Al Nahyan)(1848
〜)に因(チ)なむ。
ぶるじゅどばい
【ブルジュ・ドバイ】
◇Burj Dubai
○[古][建]⇒ぶるじゅかりふぁ(ブルジュ・カリファ)
ぶるじゅはりふぁ
【ブルジュ・ハリファ】
◇Burj Khalifa
○[建]⇒ぶるじゅかりふぁ(ブルジュ・カリファ)
★ぶるじょあ
【ブルジョア】
◇[フ]bourgeois
○(1)[歴]中世フランスの都市住民。僧侶・貴族に属しない自
由民。
◎"bourg(城市)"から。
○(2)市民階級。中産階級の市民。
○(3)資本家階級。資本家。
⇔ぷろれたりあ(プロレタリア)
◎ドイツ語では"Buerger(ビュルガー)"。
★ぶるじょあじー
【ブルジョアジー】
◇[フ]bourgeoisie
○(1)中産階級(middle class)・中流階級。
○(2)有産階級・資本家階級。
⇔ぷろれたりあ(プロレタリア)
ぶるじょいすかつじ
【ブルジョイス活字】
◇[英]bourgeois type
○[印]⇒ばーじょいすかつじ(バージョイス活字)
ぶるーじーん
【ブルージーン】
◇[英]Blue Gene
○[計]IBM社製のスーパーコンピューター。
演算性能は36.01テラフロップス(TFlops)。
参照⇒すーぱーこんひゅーたー(スーパーコンピューター)
◎2004. 9.(平成16)世界最速と確認。
2004.11. 4(平成16)ブルージーン/L、70.72テラフロップ
スを記録。
ぶるじんけん
【ブルジン県】
【布尓津県】
◇[中]Bu'erjin Xian、[英]Burqin County
○中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)北部のアルタイ地区(阿勒泰地区<Aletai Diqu>)中
西部の県。
県都はブルジン鎮(布尓津鎮)。
北部にカナス湖(哈納斯湖<Hanasi Hu>)がある。
〈面積〉
1万0,369.45平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)7万人。
★[1]ぶるーす
【ブルース】
◇[英]blues
○[楽]ゆったりとした四分の四拍子で哀愁を帯びた歌曲。
◎セントルイス・ブルース
[2]ぶるーす
【ブルース】
◇Robert the Bruce/Robert Bruce
○[人]⇒ろばーといっせい(ロバート一世,ロバート1世)
ぶるーず
【ブルーズ】
◇[フ]blouse
○[服]⇒ぶらうす(ブラウス)
ぷるす
【プルス】
◇[独]Puls、[英]pulse
○(1)[医]脈(ミャク)・脈拍(ミャクハク)・脈動(ミャクドウ)。
⇒みゃくはく(脈拍,脈搏)
○(2)[物][電](ドイツ語で)パルス。
⇒ぱるす(パルス)
ふーるすかっぷ
【フールスカップ】
◇[英]foolscap
○⇒ふーるすきゃっぷ(フールスキャップ)
ぷるすがわ《ぷるすがは》
【プルス川】
◇[葡]Rio Purus、[英]Purus River
○[地]ペルー東部のウカヤリ県(Departamento de Ucayali)南
部に発源して北東流し、ブラジル北西部のマナウス(Manaus)西
方でアマゾン川に合流する支流。全長約3.210キロメートル。
ふーるすきゃっぷ
【フールスキャップ】
◇[英]foolscap
○(1)筆記用または印刷用の大判西洋紙。
略称は「fcp.」。
「フールスカップ」とも呼ぶ。
◎<1>13.25インチ×16.5インチ(342.9ミリメートル×419.1ミ
リメートル)。
<2>13.5インチ×17インチ(340ミリメートル×430ミリメート
ル)。
<3>13インチ×16インチ(330ミリメートル×406ミリメートル)。
◎もと道化師帽(fool's cap)の透しが入っていたことから。
参照⇒ふーるずきゃっぷ(フールズ・キャップ)(2)
○(2)本の判の一つ。4.25インチ×6.75インチ(108ミリメート
ル×171ミリメートル)。
「フールスキャップ・オクターボ(foolscap octavo)」とも呼
ぶ。
○(3)本の判の一つ。6.75インチ×8.5インチ(171ミリメートル
×216ミリメートル)。
「フールスキャップ・クォート(foolscap quarto)」とも呼ぶ。
○(4)(転じて)安価で罫線の入ったクリーム色のノート(帳面)。
参照⇒だいがくのーと(大学ノート)
ふーるずきゃっぷ
【フールズ・キャップ】
◇[英]fool's cap
○(1)ピエロなどが被(カブ)る、円錐形(エンスイケイ)で先端に鈴がつ
いている道化師帽。
◎かつて西洋では紙で作った帽子を、出来の悪い生徒に罰(バツ)
として被せることもあった。
○(2)昔の道化師が被った、頭巾(ズキン)状の帽子。上に、先端
に鈴のついた三つの円錐形の飾りに、首の回りにも先端に鈴の
ついた三角形の飾りがあるもの。
ふーるすきゃっぷおくたーぼ
【フールスキャップ・オクターボ】
◇[英]foolscap octavo
○⇒ふーるすきゃっぷ(フールスキャップ)(2)
ふーるすきゃっぷくぉーと
【フールスキャップ・クォート】
◇[英]foolscap quarto
○⇒ふーるすきゃっぷ(フールスキャップ)(3)
ぶるすけった
【ブルスケッタ】
◇[伊]bruschetta
○[料]スライスしたパンにオリーブオイルを塗って、ニンニク
をこすりつけて焼いたもの。チーズやカット・トマトなどをトッ
ピングすることもある。
塩やコショウを振りかけて前菜とする。
◎イタリア語の「あぶる(bruscare)」から。
ぶーるすーだん
【ブールスーダン】
◇[アラビア語]Bur Sudan
○ポートスーダン([英]Port Sudan)のアラビア語名。
⇒ぽーとすーだん(ポートスーダン)
ぶるすと
【ブルスト】
◇[独]Wurst
○[食]⇒そーせーじ(ソーセージ)
[1]ぷるーすと
【プルースト】
◇Joseph Louis Proust
○[人]フランスの化学者(1754〜1826)。
化合物中の成分元素の組成は一定であるという定比例の法則
を提唱。
[2]ぷるーすと
【プルースト】
◇Marcel Proust(マルセル・プルースト)
○[人]フランスの小説家(1871〜1922)。
フランス第三共和政の上層社会を深層心理学的に描く。
作品は長編小説『失われた時を求めて(A la recherche du
temps perdu)』(7編16巻)など。
ぷるーすとこうか《ぷるーすとかうくわ》
【プルースト効果】
◇[英]Proust Effect
○[心]ある特定の香りまたは味が、それにまつわる特定の出来
事や人などの記憶を誘発する現象。
出来事や人などが嗅覚や味覚に結びつけられて深層に強く記
憶され、その香りや味によって想起されること。
◎フランスの小説家プルースト(Marcel Proust)に因(チナ)む。
ふるすふぇると
【フルスフェルト】
◇[独]Flusspferd
○[哺](ドイツ語で)カバ(河馬)。
⇒かば(カバ,河馬)
◎「河(Fluss)の馬(Pferd)」の意味。
ぶるーすぷりんぐす
【ブルースプリングス】
◇[英]Blue Springs
○アメリカ合衆国中央部、ミズーリ州(Missouri State)西端の
ジャクソン郡(Jackson County)にある都市。
北緯39.02°、西経94.27°の地。
郡都カンザスシティー(Kansas City)の東南に位置する。
〈人口〉
1990(平成 2)4万0,153人。
2000(平成12)4万8,292人。
ふるするちあみん
【フルスルチアミン】
◇[登録商標]Fursultiamine
○[生化]武田薬品工業が開発したビタミンB1(チアミン)の誘
導体。
わずかに特異臭があり、味は苦(ニガ)い。
腸管からの吸収効率が高く、神経や筋肉などの組織に移行後、
ビタミンB1に復元され易(ヤス)い。
参照⇒びたみんびーいち(ビタミンB1),べんふぉちあみん
(ベンフォチアミン)
ふるすろっとる
【フルスロットル】
◇[英]full throttle
○(1)[機]スロットル(絞り弁)を全開にすること。
○(2)[交](特に)自動車で、気化器のスロットルを全開にして
吸入空気量を最大にし、エンジン回転を最速にすること。
ぷるぜにゅ
【プルゼニュ】
◇Plzen
○(1)(Plzensky kraj)⇒ぷるぜにゅしゅう(プルゼニュ州)
○(2)チェコ西部、ボヘミア地方西部のプルゼニュ州の州都。
ドイツ語名は「ピルゼン(Pilsen)」。
「プルゼン」とも呼ぶ。
参照⇒ぴるぜんびーる(ピルゼンビール,ピルゼン・ビール)
〈人口〉
1987(昭和62)17万4,000人。
1991(平成 3)17万3,129人(推計)。
ぷるぜにゅしゅう《ぶるぜにゆしう》
【プルゼニュ州】
◇[チェコ語]Plzensky kraj、[英]Plzen Region
○チェコ西部、ボヘミア地方西部の州。北部をカルロビバリ州
(Karlovarsky kraj)に接し、南部・西部をドイツに隣接。
県都はプルゼニュ(Plzen)。
ぶるせら
【ブルセラ】
○[社]⇒ぶるせらしょっぷ(ブルセラショップ)
ぶるせらしょう《ぶるせらしやう》
【ブルセラ症】
◇[学]brucellosis(ブルセロシス)
○[病]ブルセラ菌属(genus Brucella)の細菌による伝染性熱病
で、人畜共通感染症。
元来はウシ・ヒツジ・ブタなどの伝染病で、家畜法定伝染病
の一つ。
動物では、流産・不妊・睾丸炎(コウガンエン)・関節炎・乳房炎
などを起こす。
感染した家畜との接触や生乳の飲用により人間にも感染する。
感染すると高熱の持続(有熱期)と解熱(無熱期)を数ヶ月に渡っ
て繰り返す弛張熱(シチョウネツ)を起こす。
「波状熱(undulant fever)」,「マルタ熱(Malta fever)」,「地中
海熱(Mediterranean fever)」,「ジブラルタル熱(Gibraltar fe-
ver)」,「バング熱(Bang fever)」,「バング症(Bang's disease)」
とも呼ぶ。
◎イヌブルセラ症:⇒いぬぶるせらしょう(イヌブルセラ症)
◎名称はオーストラリアの内科医・細菌学者ブルース(David
Bruce)(1855〜1931)から。
★ぶるせらしょっぷ
【ブルセラショップ】
○[社]少女から使用済みの下着類を買い取って販売する風俗店。
本来は古物営業法の許可を必要とするが、2000年代には少女
を集めて店内で客に直接販売させる店が出現し、古物営業法が
適用されず取り締りができなくなっている。
また、店が場所貸しをしている形式で、少女が男性客の前で
下着などを脱いで直接売る場合は「生セラショップ」とも呼ぶ。
◎最初は(ブルーの)中古セーラー服を販売したことから。一説
に、「ブルマとセーラー服」の意味とも。
◎2010.12.(平成22)静岡県、県青少年環境整備条例を改正。18
歳未満の青少年から使用済みの下着の譲り受けを禁止。
ぶるせろしす
【ブルセロシス】
◇[学]brucellosis
○[病]⇒ぶるせらしょう(ブルセラ症)
ぷるぜん
【プルゼン】
◇Plzen
○⇒ぷるぜにゅ(プルゼニュ)
ぶーるせんそう《ぶーるせんさう》
【ブール戦争】
◇[英]the Boer War
○[歴]⇒ぼーあせんそう(ボーア戦争)
ぶるぞん
【ブルゾン】
◇[フ]blouson
○[服]身頃(ミゴロ)をゆったりとさせ、裾(スソ)をベルトまたはタッ
クでしぼったジャケット。丈(タケ)はウエストまたはヒップくら
い。
◎英語の「ブラウス(blouse)」と同源語。
参照⇒ぶらうす(ブラウス)
◎昭和後期からジャンパーに代って多く用いられるようになっ
た。
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