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百 科 辞 書 《ふろ》 編集:獨 澄旻
-------- ふろ --------------------------------------------------
★ふろ
【風呂】
○
参照⇒ごえもんぶろ(五右衛門風呂),せんとう(銭湯),じゃぐ
じー(ジャグジー)
◎ハマム(hamam):トルコ式の蒸し風呂。
ふろ
【風炉】
○茶の湯で、席上に置いて釜(カマ)を掛け湯を沸(ワカ)かす炉。
唐銅(カラカネ)製・鉄製・銀製・土製・木製などがあり、形は丸
く、前方に火口、後方に風通しがある。
炉塞(ロフサ)ぎの後から炉開(ロビラ)きの前まで、陰暦の四月か
ら九月まで使用する。
⇔じろ(地炉)
参照⇒ふろてまえ(風炉手前),ろふさぎ(炉塞ぎ),ろびらき
(炉開き),しのぎ(しのぎ)(1),ひあい(火相),ゆあい(湯相)
◎夏の季語。
ふろー
【フロー】
◇[英]flow
○(1)(液体や物の)流れ・流動。
○(2)流量・供給量。
○(3)氾濫(ハンラン)・洪水(コウズイ)。
○(4)[経]ある一定期間の生産高。また、その総量。
○(5)[経]ある一定期間内に動く財貨の流量。
⇔すとっく(ストック)(5)
○(6)フローチャート(flow chart)の略称。
⇒ふろーちゃーと(フローチャート)
○(7)[数][計]演算による桁(ケタ)あふれ(overflow)。
○(8)[計]ステータス・レジスタのフロー・ビット(vlow bit)。
★ふろあ
【フロア】
◇[英]floor
○(1)[建]床(ユカ)。
○(2)[建]階。
◎1階:[英]ground floor、[米]first floor。
2階:[英]first floor、[米]second floor。
3階:[英]second floor、[米]third floor。
○()
ふろいす
【フロイス】
◇Luis Frois(ルイス・フロイス)
○[人]ポルトガルのイエズス(ヤソ)会士(1532〜)。
⇒『人名辞典』ふろいす(フロイス)
★ぷろいせん
【プロイセン】
◇[独]Preussen、[蘭]Pruisen
○[歴]
英語名は「プロシア(Prussia)(普魯西,孛漏生)」。
参照⇒ぽーらんどかいろう(ポーランド回廊),びーでぃぶい
(BdV)
★ふろいと
【フロイト】
◇Sigmund Freud
○[人]オーストリアの精神医学者(1856〜1939)。
精神分析を創始。
ふろいどぐん
【フロイド郡】
◇[英]Floyd cuntry
○アメリカ合衆国中央部、アイオワ州(Iowa State)北部の郡。
郡都はチャールズシティー(Charles City)。
[1]ぶろいらー
【ブロイラー】
◇[英]broiler
○(1)[料]肉をあぶり焼き(broil)にする料理器具。
○(2)[食]食肉用の若鶏(ワカドリ)。
孵化(フカ)後、8〜10週間未満で、生体重3〜3.5ポンド(1,368
〜1,589グラム)までのもの。
○(3)[農]食肉用のニワトリ(鶏)の一品種。アメリカ原産。
(2)用に開発されたもの。
[2]ぶろいらー
【ブロイラー】
◇Eugen Bleuler
○[人]スイスの精神医学者(1857〜1939)。
1911(明治44)ドイツ語で「シゾ(分離した)フレニア(精神)
(Schizophrenia)」という病名を初めて提唱。
◎精神分裂病は現在、「統合失調症」と呼ぶ。
参照⇒とうごうしっちょうしょう(統合失調症)
ぷろヴぁんすご
【プロヴァンス語】
◇[フ]provencal
○[言]⇒おっくご(オック語)
ぷろヴぃでんす
【プロヴィデンス】
◇Providence
○⇒ぷろびでんす(プロビデンス)
★ぷろうぃんきあ
【プロウィンキア】
◇[羅]provincia
○[歴]古代ローマがポエニ戦争以後に獲得したイタリア半島以
外の海外植民地。
「属州」とも呼ぶ。
参照⇒げるまにあ(ゲルマニア),らえてぃあ(ラエティア),の
りくむ(ノリクム),ぱんのにあ(パンノニア),だきあ(ダキア),
まうれたにあ(マウレタニア),らてぃふぃんでぃうむ(ラティフ
ンディウム)
ぶろうぉーどぐん
【ブロウォード郡】
◇[英]Broward County
○⇒ぶろわーどぐん(ブロワード郡)
ふろうさん《ふらうさん》
【不老山】
◇[日]Furo San
○[地]神奈川県の足柄上郡(アシガラカミグン)山北町(ヤマキタマチ)と静岡
県の駿東郡(スントウグン)小山町(オヤマチョウ)の境にある山。標高928メ
ートル。
ふろうしょとく《ふらうしよとく》
【不労所得】
◇[英]unearned income
○[経]勤労しないで入る所得・収入。
配当金・利息などの利子、地代・家賃など。
「アナーンドインカム」とも呼ぶ。
⇔きんろうしょとく(勤労所得)
★ぶろーえる
【ブローエル】
◇Luitzen Egbertus Jan Brouwer
○[人]オランダの数学者・哲学者(1881〜1966)。
ふろおけ
【風呂桶】
○(1)木を桶状に組んで作った浴槽。
○(2)(転じて)浴槽一般。
参照⇒よくそう(浴槽)
○(3)風呂場で用いる小さな桶。手桶(テオケ)。
ぶろがー
【ブロガー】
◇[英]bloger
○[通]インターネット上のブログ(blog)の筆者。
著名人のサイトでは、実際にはゴーストライターや「なりす
まし」の場合も多い。
参照⇒ぶろぐ(ブログ)
ぷろかいん
【プロカイン】
◇[英]procaine
○[薬]局所麻酔薬の一つ。パラアミノ安息香酸(para-aminoben-
zoic acid)のジエチルアミノエタノール誘導体(derivative of
diethylaminoethanol)。
塩酸プロカインの形で注射剤として使用。
コカイン(cocaine)に比較して中枢作用・毒性とも弱く、麻
酔作用は半分であるが習慣性がない。
ぶろかんと
【ブロカント】
◇[フ]brocante
○(1)古物売買。
○(2)古道具市。
○(3)古物商・古道具屋・骨董店。
★ぷろきし
【プロキシ】
◇[英]proxy
○(1)代理・代理権。代理人。
「プロクシ」とも呼ぶ。
○(2)委任。委任状。
「プロクシ」とも呼ぶ。
○(3)[通]プロキシ・サーバーの略称。
⇒ぷろきしさーばー(プロキシ・サーバー)
★ぷろきしさーばー
【プロキシ・サーバー】
◇[英]proxy server
○[通]外部ネットワークとの接続を代行するサーバー。
利用者のデータがすでに呼び出されてサーバー内にある場合
にはそのデータを送ることでアクセス処理を高速化する。
また、外部からの接続や、利用者の接続を制限する機能も持
つ。
利用者のパソコン内に同様の機能を実現するサーバー・ソフ
トもある。
「プロクシ・サーバー」とも呼ぶ。
ぷろきしふぁいと
【プロキシファイト】
◇[英]proxy fight
○[経]株主総会などでの委任状争奪戦。
「プロクシファイト」とも呼ぶ。
ふろぎすとん
【フロギストン】
◇[独]Phlogiston、[英]phlogiston
○[古][化]酸素発見以前に、燃焼を説明するために考えられて
いた物質。
燃焼する物体にはすべてフロギストンが存在し、燃焼はこの
物質が逃げ出す現象であると説明されていた。金属が燃焼した
灰は、フロギストンが多量に含まれている炭素とともに熱する
と、フロギストンが再び与えられてもとの金属に戻る。など、
化学的性質を統一的に説明しようとした。
「フロジストン」,「燃素(ネンソ)」とも呼ぶ。
◎ベッヒャー(Johann Joachim Becher)(1635〜1682)の考えを、
ドイツの化学者シュタール(Georg Ernst Stahl)(1660〜1734)
が改良・体系化したもの。
ラボアジエ(Antoine Laurent de Lavoisier)の酸化理論の確
立により否定されるまで、18世紀を通じて広く受け入れられて
いた。
★ぷろきのすくす
【プロキノスクス】
◇[学]Procynosuchus
○[化生]爬虫綱(Reptilia)単弓亜綱(Synapsida)獣弓目(Thera-
psida)キノドント亜目(cynodontia)の一科。
古生代ペルム紀後期の哺乳類に近い化石爬虫類。
◎名称はギリシア語で「前(pro)犬歯類(cynodont)」から。
ふろく
【不陸】
○[建]水平でないこと・平坦(ヘイタン)でないこと。
⇔ろく(陸)(2)
ふろく
【符ロク】
○道教で未来のことを予言した文書。
「符讖(フシン)」とも呼ぶ。
◎「ロク」は「(「竹」冠+「録」:補助5089)」と書く。
ぶろぐ
【ブログ】
◇[英]blog
○[通]インターネット上の日記型の個人ウェブサイト。
逆時系列に記事が並び、他のサイトへのリンクも多用してい
るが、時間経過とともにリンク切れも多くなる。
筆者は「ブロガー(bloger)」と呼ばれ、著名人以外にも、高校
生などさまざまな人が開設している。
◎"Web log"からの略語・造語。
ぷろくし
【プロクシ】
◇[英]proxy
○⇒ぷろきし(プロキシ)
ぷろくしさーばー
【プロクシ・サーバー】
◇[英]proxy server
○[通]⇒ぷろきしさーばー(プロキシ・サーバー)
ぷろくしふぁいと
【プロクシファイト】
◇[英]proxy fight
○[経]⇒ぷろきしふぁいと(プロキシファイト)
ぷろくね
【プロクネ】
◇Procne
○[ギ神]アテナイ(アテネ)王パンディオン(Pandion)の娘。
夫テレウス(Tereus)に犯(オカ)された妹フィロメラ(Philomela)
の復讐(フクシュウ)を遂(ト)げ、ツバメに化身した。
参照⇒ふぃろめら(フィロメラ)
ぷろぐのーぜ
【プログノーゼ】
◇[独]Prognose、[英]prognosis
○(1)予測(ヨソク)。
○(2)[医]⇒よご(予後)(1)
○(3)[気]気象予報・天気予報。
ぷろぐらまー
【プログラマー】
◇[英]programmer
○[計]コンピュータのプログラムを作成する人。
システム・エンジニア(SE)の基本設計にしたがって詳細設
計を行う人。
直接プログラムの作成も行うが、詳細設計書にしたがってコ
ーディングするコーダー(coder)に依頼することもある。
★ぷろぐらむ
【プログラム】
◇[英]program/programme、[フ]programme、[独]Programm
○(1)計画・予定。日程・スケジュール。
○(2)番組表・行事計画。番組。
◎サステニング・プログラム(sustaining program):自主番組。
○(3)[計]コンピュータに動作の手順を指示する特殊なデータ
(ソフトウェア)。
コンピュータはこのデータをコマンド(command)(命令)単位
で一つ一つ解析しながら処理を実行する。
大別して、基本ソフト・応用ソフト・ユーティリティーがあ
る。
「さんぷ(算譜,算符)」とも呼ぶ。
ぷろぐらむでぃれくたー
【プログラム・ディレクター】
◇[英]program director
○[放]⇒でぃれくたー(ディレクター)(5)
ぷろくるすてす
【プロクルステス】
◇[希]Prokroustes、[英]Procrustes
○[ギ神]メガラ(Megara)からアテナイ(Athenai)への街道のエ
レウシス(Eleusis)付近で宿屋の主人をしていた伝説上の強盗。
宿に訪れた旅人を鉄のベッド(寝台)に無理やり寝かせ、旅人
の足が寝台より長ければ切り、短ければ引き伸ばして寝台の長
さにそろえて殺したという。
アテナイの英雄テセウス(Theseus)により退治された。
「ダマステス(Damastes)」とも呼ぶ。
参照⇒ぷろくるすてすのしんだい(プロクルステスの寝台)
ぷろくるてすのしんだい
【プロクルステスの寝台】
◇[英]Procrustean bed
○[諺]物事を無理やり・身勝手に解釈すること。また、杓子定
規な制度・方針などを押し付けること。牽強付会(ケンキョウフカイ)。
◎ギリシア神話に登場する盗賊プロクルステス(Prokroustes)
の故事から。
参照⇒ぷろくるてす(プロクルステス)
ぷろぐれ
【プログレ】
◇[登録商標]PROGRES
○[交]トヨタ自動車(株)の乗用車(セダン)。
◎1998. 5.(平成10)発売。
[1]ぷろぐれす
【プログレス】
◇[英]progress
○(1)進歩・発達・発展。
○(2)前進・進行。
○(3)経過・成り行き。
[2]ぷろぐれす
【プログレス】
◇[露]Progress
○[天]ロシア(旧ソ連)の無人貨物補給船。ソユーズ(Soyuz)を
改造したもの。
ミール(Mir)などの宇宙ステーションへ資材や燃料などを運
搬する。
参照⇒えっちてぃーぶい(HTV)
◎1978(昭和53)1号、打ち上げ。
1982(昭和57)13号、打ち上げ。
1989(平成元)改良型のプログレスM、打ち上げ。
2000(平成12)ISS(国際宇宙ステーション)用のプログレス
M1、打ち上げ。
2004.12.24(平成16)ISS(国際宇宙ステーション)用のプロ
グレスM51、バイコヌール宇宙基地から打ち上げ。26日IS
Sにドッキング。
2011. 8.24(平成23)打ち上げ失敗。
参照⇒あいえすえす(ISS)
ぷろぐれっしんぐうぃずざぼーる
【プログレッシングウィズザボール】
【プログレッシング・ウィズ・ザ・ボール】
◇[英]progressing with the ball
○[運]⇒とらべりんぐ(トラベリング)(3)
ぷろげりあ
【プロゲリア】
◇Progeria
○[病]⇒はっちんそんぎるふぉーどしょうこうぐん(ハッチン
ソン・ギルフォード症候群)
ふろごぱいと
【フロゴパイト】
◇[英]phlogopite
○[鉱]金雲母。
⇒きんうんも(金ウンモ,金雲母)
ぷろこぴえすく
【プロコピエフスク】
◇Prokopjevsk
○ロシア共和国中南部、ケメロボ州(Kemerovskaya Oblast)の
都市。
北緯53.90°、東経86.71°の地。
〈人口〉
1979(昭和54)26万6,200人。
1989(平成元)26万3,000人。
2000(平成12)23万7,300人。
2003(平成15)23万1,600人。
◎ロシア文字は"Прокопьевск"。
ぷろこふぃえふ
【プロコフィエフ】
◇Sergei Sergeevich Prokofiev(セルゲイ・プロコフィエフ)
○[人]ソ連(現:ロシア)の作曲家・指揮者・ピアノ奏者(1891.
4.23〜1953. 3. 5)。ウクライナ生れ。
第一次世界大戦中にアメリカへ亡命。1933(昭和 8)帰国。
作品はオペラ『三つのオレンジへの恋』、1936(昭和11)バレ
エ音楽『ロメオとジュリエット』、映画音楽の組曲『キージェ
中尉』、1936(昭和11)交響的物語『ピーターと狼([英]Peter
and the Wolf)』など。
ぷろざっく
【プロザック】
◇[商品名]Prozac
○[薬]イーライリリー(Eli Lilly)社製のSSRI(選択的セロ
トニン再吸収阻害剤)。
参照⇒えすえすあーるあい(SSRI)
ぷろしあ
【プロシア】
【普魯西】
【孛漏生】
◇[英]Prussia
○[歴]プロイセン(Preussen)の英語名。
⇒ぷろいせん(プロイセン)
ぷろしああお《ぷろしああを》
【プロシア青】
◇[英]Prussian blue
○⇒こんじょう(紺青)(3)
ぷろじぇにー
【プロジェニー】
◇[英]progeny
○(1)(人間・生物の)子孫。
「ディセンダント([英]descendant)」とも呼ぶ。
◎プロジェニター(progenitor):祖先。
○(2)(物事の)結果。
ぷろじぇにたー
【プロジェニター】
◇[英]progenitor
○(1)(人間・生物の)先祖(センゾ)・祖先(ソセン)。
「アンセスター([英]ancestor)」とも呼ぶ。
◎プロジェニー(progeny):子孫。
○(2)(学問・流派・思想などの)創始者・元祖・開祖。
ぷろじぇりあ
【プロジェリア】
◇Progeria
○[病]⇒はっちんそんぎるふぉーどしょうこうぐん(ハッチン
ソン・ギルフォード症候群)
ふろじすとん
【フロジストン】
◇[独]Phlogiston
○[古][化]⇒ふろぎすとん(フロギストン)
ぷろーじっと
【プロージット】
◇[独]prosit
○[間投詞](ドイツ語で)乾杯。
参照⇒かんぱい(乾杯,乾盃)
ふろーしーと
【フローシート】
◇[英]flow sheet
○⇒ふろーちゃーと(フローチャート)
ぷろしーど
【プロシード】
◇[登録商標]PROCEED
○[交]マツダ(株)のワゴン車。
プロシード・レバンテ(LEVANTE):スズキ社製エスクード
(ESCUDO)のOEM車。
◎1997.11.20(平成 9)2代目レバンテ、発売。
ぶろすくうぃーにぁ
【ブロスクウィーニャ】
◇[ポーランド語]brzoskwinia
○[植](ポーランド語で)モモ(桃)・モモの実。
⇒もも(モモ,桃)
ぷろすたぐらんじん
【プロスタグランジン】
◇prostaglandin
○[生化]動物組織中の生理活性物質。
シクロペンタン環(五員環)の構造をもつ一群の不飽和脂肪酸。
胃液分泌・子宮筋収縮・血管拡張・血圧降下・血液凝固・腸
管収縮などの生理作用があり、またその逆に作用するものも知
られ、広範多彩な機能を持つ一種のホルモンと考えられる。
陣痛促進剤・血管拡張剤・発育不全の治療薬などに用いられ
る。
「PG」とも呼ぶ。
◎初め人間の精液から分離され、前立腺(prostate)を分泌部位
として命名。のち、各組織・器官に広く分布していることが判っ
た。
アメリカの化学者コーリー(Elias James Corey)が化学合成
に成功。
ぶろすてぃちゅーと
【プロスティチュート】
◇[英]prostitute
○売春婦・娼婦。ココット([英]cocotte)。
◎ラテン語の「(売り物として)前に(pro-)置く(statuere)」から。
ふろすと
【フロスト】
◇[英]frost
○(1)[気]霜・霜柱。
○(2)[気]冷気・氷結。
○(3)期待外れ・失敗。
ふろすとしゅがー
【フロストシュガー】
◇[英]frost suger
○[食]日新製糖の登録商標。
多孔質で顆粒状の砂糖。
固まりにくく溶けやすいので、冷たい飲み物やヨーグルト・
菓子作りに向いている。
ぷろすぺりだーど
【プロスペリダード】
◇Prosperidad
○フィリピン南東部、ミンダナオ島(Mindanao Island)北東部
のカラガ地方(Caraga Region)南部にあるアグサン・デル・ス
ール州(Agusan del Sur Province)の州都。
ぷろせす
【プロセス】
◇[英]process
○(1)過程・経過。
○(2)方法・手順・工程。
○(3)[食]食品の保存処理。
○(4)[印]プロセス平版・写真製版。
○(5)[計]タスク(task)。
⇒[1]たすく(タスク)
ぷろせすこんとろーる
【プロセス・コントロール】
◇[英]process control
○[工][計]製造業の各種プロセス(工程)で、簡単な回路やコン
ピュータなどを利用して管理・制御を行うこと・また、その方
式。
温度・圧力などの必要な情報をセンサーで検知して、指定さ
れたある一定の条件に維持するだけでなく、検知した情報から
他の条件の設定を変えるなどの高度な制御も行われる。
「プロセス制御」とも呼ぶ。
参照⇒ふぁくとりーおーとめーしょん(ファクトリーオート
メーション,ファクトリー・オートメーション),すうちせいぎょ
(数値制御)
ぷろせすせいぎょ
【プロセス制御】
◇[英]process control
○[工][計]⇒ぷろせすこんとろーる(プロセス・コントロール)
ぷろせでゅあ
【プロセデュア】
◇[英]procedure
○(1)(物事を進行させる)手続き・手順・順序。
○(2)(公的行為の)訴訟手続き・議事手続き。
○(3)[計]プログラムの中で、宣言や領域定義などに対して、
実行命令を記述する部分。
COBOL(コボル)のプロセデュア・ディビジョン(proce-
dure division)など。
ぷろせるぴな
【プロセルピナ】
◇[羅]Proserpina
○[ロ神]農業の女神・冥界の女王。ジュピター(Jupiter)とセ
レス(Ceres)の娘。
プルートー(Pluto)に連れ去られて妻になる。
◎ギリシア神話のペルセフォネ(Persephone)に相当。
参照⇒ぺるせふぉね(ペルセフォネ)
ぶろーたー
【ブローター】
◇[英]bloater
○(1)[食]丸干し燻製(クンセイ)のサバ(鯖)(mackerel)またはニシ
ン(鰊)(herring)。
参照⇒きっぱー(キッパー)(2)
○(2)[魚]([学]Coregonus hoyi)サケ目(Osteichthyes)サケ科
(Salmonidae)コクチマス属(Coregonus)の淡水魚。
北アメリカのエリー湖(Lake Erie)を除く五大湖(Great Lakes)
とカナダ東部のニピゴン湖(Lake Nipigon)などに生息する、小
さな白い魚。
参照⇒しすこ(シスコ)
★ぷろだくと
【プロダクト】
◇[英]product
○(1)
○()[数]⇒せきしゅうごう(積集合)
★ぷろたごらす
【プロタゴラス】
◇Protagoras
○[人]古代ギリシアの哲学者(BC. 500ころ〜BC. 430ころ)。ア
ブデラ(Abdera)生れ。
著名なソフィスト。
ふろたーじゅ
【フロッタージュ】
◇[フ]frottage
○(1)[美]シュールレアリスム(surrealisme)の制作法の一つ。
いろいろな物に紙を当て、鉛筆・木炭・クレヨンなどでこすっ
て模様を写しとる技法。また、その作品。
木目のある板、葉脈(ヨウミャク)のある葉、織り目の粗(アラ)い布
などを使用し、意図しない絵画的効果を出す、拓本(タクホン)や魚
拓(ギョタク)の一種。
ドイツの画家マックス・エルンスト(Max Ernst)(1891〜1976)
が創始。
参照⇒こらーじゅ(コラージュ)
○(2)[心]着衣のまま体を他の人にこすりつけて性的快感を得
る行為。
◎フランス語の「こする(frotter)」から。
ふろちゃ
【風炉茶】
○⇒ふろてまえ(風炉手前)
ふろーちゃーと
【フローチャート】
◇[英]flow chart
○(1)[経]作業工程や処理の手順・経路などを、特定の記号を
用いて図式化したもの。
作業分析・作業管理などに用いる。
「フローシート(flow sheet)」,「流れ作業図」,「流れ図」とも呼
ぶ。
○(2)[計]SEやプログラマーなどがシステム開発する設計手
順を図式化したもの。
開発作業の工程管理に使用する。
単に「フロー」とも、「流れ作業図」,「流れ図」とも呼ぶ。
○(3)[計]プログラム開発で、プログラムの動作する手順を、
特定の記号を用いて図式化したもの。
プログラム動作の明確化や、説明・記録、検証に使用する。
単に「フロー」とも、「流れ図」とも呼ぶ。
ふろっぎー
【フロッギー】
◇[英]Froggy/Froggie
○(イギリス人から)フランス人への蔑称。
ふろっく
【フロック】
◇[英]frock
○(1)[服](農夫・労働者などの)男性用のゆったりした仕事着。
○(2)[服](キリスト教修道士などの)裾丈(スソタケ)が長く袖(ソデ)
がゆったりとした、僧服・法衣。
○(3)[服](婦人・女児用の)ガウン風のワンピース(上着)。
○(4)[服]水夫用のセーター。
○(5)[服]フロックコート(frock coat)の略称。
⇒ふろっくこーと(フロックコート)
★[1]ふろっぐ
【フロッグ】
◇[英]frog
○(1)[両]カエル(蛙)の英語名。
⇒かえる(カエル,蛙,蛤,蝦)
○(2)[服]飾りボタン。
[2]ふろっぐ
【フロッグ】
◇Frog([英]Free Rocket Over Ground)
○[軍]旧ソビエト陸軍の無誘導地対地ロケットのNATO名。
弾頭は核・非核の両用。固体燃料ロケット。
ロシア名は「ルナ(Luna)」。
参照⇒おねすとじょん(オネスト・ジョン)
◎フロッグ5:射程距離約50キロメートル。
フロッグ7:射程距離約70キロメートル。
◎1969(昭和44)北朝鮮、ソ連からフロッグを入手。
★[1]ぶろっく
【ブロック】
◇[英]block
○(1)かたまり。
○(2)積み木。
○()
★[2]ぶろっく
【ブロック】
◇[フ]bloc、[英]bloc
○(1)圏。
参照⇒ぶろっくけいざい(ブロック経済)
○(2)連合。
[3]ぶろっく
【ブロック】
◇[ノルウェー語]brokk
○(1)[病](ノルウェー語で)ヘルニア。
⇒へるにあ(ヘルニア)
○(2)[北欧神話](Brokk)戦争の神トール(Thor)がもつ剣を鍛え
た名工。
参照⇒とーる(トール)(1)
○(3)[経](Brokk)スウェーデンの遠隔操作用の建築物解体ロボッ
ト製造会社。
★ぶろっくけいざい
【ブロック経済】
◇[英]bloc economy
○[経][歴]
参照⇒ろんどんこくさいけいざいかいぎ(ロンドン国際経済
会議),すたーりんぐぶろっく(スターリング・ブロック),だい
とうあきょうえいけん(大東亜共栄圏),おたわかいぎ(オタワ会
議),あうたるきー(アウタルキー)
◎"bloc"は「圏・同盟」の意味。
ふろっくこーと
【フロックコート】
◇[英]frock coat
○[服]男子の昼用正式礼服。
黒ラシャの上着はダブルで丈(タケ)は膝(ヒザ)で裾(スソ)を水平
に切り、ポケットはない。共布のチョッキに、縞(シマ)のズボン
と組み合せて着る。
単に「フロック」とも呼ぶ。
◎19世紀後半から一般的になる。
◎略式は「モーニングコート(morning coat)」。
夜用は「燕尾服(swallow-tailed coat)」で、略式は「タキシー
ド([米]tuxedo)」。
ふろっぐまん
【フロッグマン】
◇[英]frogman
○(1)アクアラングをつけ水中で作業をする潜水夫。
「ダイバー(diver)」とも呼ぶ。
○(2)[軍](特に)潜水工作兵・水中処理兵。
ぶろっけん
【ブロッケン】
◇Brocken
○[地]⇒ぶろっけんさん(ブロッケン山)
ぶろっけんげんしょう《ぶつろけんげんしやう》
【ブロッケン現象】
◇[英]Brocken phenomenon
○[気]周囲が開けている山頂で、霧が出ている日の出や日没に
登山者が山頂に立つと、ほぼ水平方向に射した太陽光で、太陽
のある反対側に登山者の影が大きく霧に投影され、その周囲に
光輪が見える現象。
「ブロッケンの妖怪([独]Brockengespenst)」,「グローリー
([英]glory)」,「ごらいごう(御来迎,ご来迎)」,「ごらいこう(ご
来光,御来光)」,「来迎(ライゴウ)」とも呼ぶ。
参照⇒がびさん(峨眉山,蛾眉山)
◎名称はドイツのブロッケン山(Berg Brocken)でよく発生する
ことから。
ぶろっけんさん
【ブロッケン山】
◇[独]Berg Brocken
○[地]ドイツ中央部、ハルツ山地(Harz Gebirge)にある最高峰。
標高1,142メートル。
ザクセン・アンハルト州(Bundesland Sachsen-Anhalt)西端
に位置する。
四方の展望がよく、しばしばブロッケン現象が現れる。
「ブロッケン峰([英]Brocken Peak)」とも呼ぶ。
参照⇒ぶろっけんげんしょう(ブロッケン現象)
◎ドイツの民間伝承で「バルプルギスの夜(Walpurgisnacht)」に
魔女が集い魔王と祝宴を催す山として知られ、ゲーテの『ファ
ウスト(Faust)』にも登場。
ぶろっけんのようかい《ぶろつけんのえうくわい》
【ブロッケンの妖怪】
◇[独]Brockengespenst、[英]Brocken specter/Brocken spec-
tre
○[気]⇒ぶろっけんげんしょう(ブロッケン現象)
ぶろっけんほう
【ブロッケン峰】
◇[英]Brocken Peak
○[地]⇒ぶろっけんさん(ブロッケン山)
ぶろっこりー
【ブロッコリー】
◇[英]broccoli、[学]Brassica oleracea var.italica
○[農]アブラナ科のキャベツ(cabbage)の変種。イタリア原産
で、カリフラワー(cauliflower)の原型。
結球せず、直立した茎の頂上に、緑色の花蕾(カライ)が大きな
扁球状に密集した野菜。これを茹(ユ)でて食する。旬は11月〜12
月。
「ミドリハナヤサイ(緑花椰菜,緑花野菜)」,「メハナヤサイ(芽
花椰菜,芽花野菜)」とも呼ぶ。
参照⇒きゃべつ(キャベツ),かりふらわー(カリフラワー)
◎冬の季語。
◎明治初期に渡来したが、普及はカリフラワーより遅く、昭和
40年代。現在は人気・出荷量ともカリフラワーを大きく上回る。
◎イタリア語:(単数形)ブロッコロ(broccolo)/(複数形)ブロッ
コリ(broccoli)。
ぶろっこりーらーぶ
【ブロッコリーラーブ】
【ブロッコリー・ラーブ】
◇[英]broccoli raab/broccoli rabe
○[植][農]チーマディラーパ([伊]cima di rapa)の別称。
⇒ちーまでぃらーぱ(チーマディラーパ)
ぷろっさー
【プロッサー】
◇Prosser
○アメリカ合衆国北西部、ワシントン州(Washington State)南
部のベントン郡(Benton County)の郡都。
ふろっしゅ
【フロッシュ】
◇[独]Frosch
○[両](ドイツ語で)カエル(蛙)。
⇒かえる(カエル,蛙,蛤,蝦)
ぶろっす
【ブロッス】
◇[英]broth
○[料]⇒ぶいよん(ブイヨン)(1)
ぷろったー
【プロッター】
◇[英]plotter
○(1)[計]自動製図装置。
ペンがX軸方向とY軸方向に動くことから「XYプロッター」
とも呼ぶ。
ペンは左右方向専門で、用紙が前後して描くタイプもあった。
参照⇒きゃど(CAD)
○(2)陰謀者・共謀者。
「スキーマー([英]schemer)」とも呼ぶ。
ふろったとう《ふろつたたう》
【フロッタ島】
◇[英]Flotta Island
○[地]イギリス北部、スコットランド北方沖オークニー諸島
(Orkney Islands)南部にある島。北部をスカパフロー(Scapa
Flow)に面する。
★ぷろっと
【プロット】
◇[英]plot
○(1)[他動][海][空](船舶・飛行機などの位置を)地図に記入
する。
○(2)[他動][数]方眼紙に点や線を記入する。グラフを描く。
○(3)[他動][計]プロッターで点や線を描く。
○(4)[他動][文]筋を立てる。
○(5)[他動]企(タクラ)む・企(クワダ)てる。
○(6)[文][劇][映](物語・小説・脚本などの)筋書・骨組み。
構想。
○(7)敷地図・(建物の)見取り図。
○(8)陰謀・策略。
ふろっぴー
【フロッピー】
◇[英]floppy disk
○[計]フロッピーディスクの略称。
⇒ふろっぴーでぃすく(フロッピーディスク)
★ふろっぴーでぃすく
【フロッピーディスク】
◇[英]floppy disk
○[古][計]プラスチックに磁性体を塗布したコンピューター用
磁気ディスク。円盤状の外部記憶媒体。
フロッピーディスク・ドライブと呼ぶ外部記憶装置に挿入し
て読み書きを行う。
大きさは8インチ(約20センチメートル)で、のちミニフロッ
ピーディスクと呼ばれる5.25インチ(約13.5センチメートル)、
マイクロフロッピーディスクと呼ばれる3.5インチ(約9センチ
メートル)なども使用された。
「ディスケット(diskette)」とも呼び、略称は「フロッピー」,
「FD」。
〈記録容量〉
1S:70KB。
1D:140KB(8セクタ)/180KB(9セクタ)。
2D:320KB(8セクタ)/360KB(9セクタ)。
2DD:640KB(8セクタ)/720KB(9セクタ)。
2HC:1.2MB(8セクタ)。2HDとも。
2HD:1.44MB(9セクタ)。
1は片面、2は両面、S(single)は単密度、D(double)は倍
密度、DD(double density double track)は倍密度倍トラッ
ク、HD(high density double track)は高密度倍トラック。
◎1972(昭和47)IBM、8インチを開発。
1976(昭和51)シュガート社が5.25インチ型をIBMの汎用機
用として開発。
1980(昭和55)ソニーが3.5インチ型を発表。1981年アメリカ
で、1983年日本で発売。
2003. 2. 6(平成15)デル・コンピュータ社、パソコンのフロッ
ピーディスクドライブの搭載を漸次廃止し年内に全廃と発表。
2009(平成21)日立マクセル・三菱化学メディア、販売から撤退。
2011. 3.(平成23)ソニー、販売を終了。
ぷろっぷじぇっと
【プロップジェット】
◇[英]propjet
○[機][空]⇒たーぼぷろっぷ(ターボプロップ)
★ぶろっほ
【ブロッホ】
◇Felix Bloch
○[人]アメリカの物理学者(1905〜1983)。スイスのチューリッ
ヒ(Zurich)生れ。
1933(昭和 8)アメリカのスタンフォード大学(Stanford Uni-
versity)の教授。
1939(昭和14)アメリカの市民権を獲得。
マンハッタン計画(Manhattan Project)に参画。
MRI(磁気共鳴イメージング)の原理となる、原子核の磁気
共鳴(nuclear magnetic resonance)の測定方法をパーセル(Ed-
wards Mills Purcell)とともに案出。
1952(昭和27)ノーベル物理学賞を受賞。
参照⇒[3]ぱーせる(パーセル),えむあーるあい(MRI)
ぷろつらふ
【ブロツラフ】
◇Wroclaw
○⇒ぶろつわふ(ブロツワフ)
ぶろつわふ
【ブロツワフ】
◇Wroclaw
○(1)[古]⇒ぶろつわふけん(ブロツワフ県)
○(2)ポーランド南西部、ドルノシロンスク県(Wojewodztwo
Dolnoslaskie)の県都。オドラ川(the Odra River)(オーデル川
<the Oder River>)中流の両岸に沿った工業都市。
「ヴロツワフ」,「ブロツラフ」とも呼ぶ。
参照⇒しゅりじえん(シュレジエン)
〈人口〉
1969(昭和44)51万4,100人。
1976(昭和51)58万人。
1987(昭和62)64万人。
1993(平成 5)64万4,000人。
2001(平成13)63万4,600人。
◎もとドイツ東部シュレジエン地方の都市ブレスラウ(Breslau)
で、第二次世界大戦後にポーランドへ帰属。ドイツ人が強制退
去させられ、西ウクライナ在住のポーランド人が移入。
参照⇒びーでぃぶい(BdV)
ぶろつわふけん
【ブロツワフ県】
◇[英]Wroclaw Province
○[古]ポーランド南西部、下シロンスク地方(シュレジエン地
方)の旧県。
県都はブロツワフ。
◎1999. 1. 1(平成11)新設されたドルノシロンスク県(Woje-
wodztwo Dolnoslaskie)に編入。
★ぷろてあーぜ
【プロテアーゼ】
◇[独]Protease、[英]protease
○[生化]蛋白質(タンパクシツ)やペプチド中のペプチド結合を加水
分解する酵素の総称。
微生物や動物などに広く存在し、生体内で食物や不要蛋白質
の分解のほか、ある種の酵素・ホルモンなどを活性化させる働
きがあり、抗ウイルス作用をもつものもある。
消化酵素のペプシン・トリプシンや、ペプチドホルモンなど
多くの種類がある。
「蛋白質分解酵素」とも呼ぶ。
参照⇒いんてぐらーぜ(インテグラーゼ)(2)
ぶろでぃ
【ブロディ】
◇Brody
○ウクライナ西部、リビフ州(L'vivs'ka Oblast)北東部の都市。
リブノ州(Rivnens'ka Oblast)との州境。
北緯50.08°、東経25.15°の地。
黒海沿岸の都市オデッサ(Odessa)からオデッサ・ブロディ石
油パイプライン(the Odessa-Brody oil pipeline)(全長674キ
ロメートル)が通じる。
〈人口〉
2001(平成13)2万3,200人。
2004(平成16)2万2,300人。
★ぷろてぃのす
【プロティノス】
◇Plotinos
○[人]ギリシアの哲学者・新プラトン学派の祖( 204〜 269/
205〜 270)。エジプト生れ。
著書は『エンネアデス(Enneades)』が現存。
ぷろていん
【プロテイン】
◇[英]protein
○[生化]⇒たんぱくしつ(タンパク質,蛋白質)
ふろーてぃんぐ
【フローティング】
◇[英]floating
○(1)[形]浮かんでいる、浮遊の。
○(2)[形]一定していない、浮動的な、定着しない。
○(3)[形][経](資本などが)固定していない、流動している。
○(4)[形][経](通貨・為替が)変動する、流動的な。
○(5)[形](組織などが)遊離状態の。
○(6)[数][計]浮動小数点(floating point)の略称。
⇒ふどうしょうすうてん(浮動小数点)
★ぷろておぐりかん
【プロテオグリカン】
◇[英]proteoglycan
○[生化]糖タンパク質(glycoprotein)の一種。
糖の含有量が非常に多いもの。
参照⇒とうたんぱくしつ(糖タンパク質,糖蛋白質),なんこつ
きしつ(軟骨基質)
★ぷろてすたんと
【プロテスタント】
○(1)[宗]([英]Protestant)プロテスタンティズム(新教)を奉
ずるキリスト教徒。新教徒(シンキョウト)。
◎1598(慶長 3)ナントの勅令でフランスの新教徒ユグノー(Hu-
guenot)に信仰の自由が認められる。
○(2)[宗]([英]Protestantism)プロテスタンティズム(新教)を
奉ずるキリスト教徒の諸派。
⇔かとりっく(カトリック)
◎アーミッシュ派:⇒あーみっしゅは(アーミッシュ派)
ペンテコステ派:⇒ぺんてこすては(ペンテコステ派)
ぶろてすでちこりあ
【ブロテスデチコリア】
◇[西]brotes de achicoria
○[植][農]⇒ぶんたれっら(プンタレッラ)
ふろてまえ《ふろてまへ》
【風炉手前】
○茶の湯で、風炉を使って茶を点(タ)てる所作。
陰暦四月初めから九月ころに行われる。
「ふろでまえ(風炉手前)」,「風炉茶」とも呼ぶ。
⇔ろてまえ(炉手前)
参照⇒ふろ(風炉)
◎夏の季語。
ふろでまえ《ふろでまへ》
【風炉手前】
○⇒ふろてまえ(風炉手前)
★ふろーと
【フロート】
◇[英]float
○(1)浮き・浮標。
○(2)(釣りの)浮き。
○(3)[空]水上飛行機(水上機)の浮舟(フシュウ)。
「ポントゥーン([英]pontoon)」,「ポンツーン」,「ポントーン
([独]Ponton)」とも呼ぶ。
○(4)[食]ソーダ水などに生クリームやアイスクリームを浮か
せた、冷たい飲み物の総称。
◎コーヒーフロート,コーラフロート
○(5)[経]変動為替相場制。
ふろーど
【フロード】
◇[英]fraud
○(英語で)詐欺。
⇒さぎ(詐欺)
ぶろーと
【ブロート】
◇[独]Brot
○[食]⇒ぱん(パン,麺麭)
ぷろとあくちにうむ
【プロトアクチニウム】
◇[英]protoactinium/protactinium
○[原]アクチニド系列元素(actinide series elements)の一つ。
元素記号は「Pa」、原子番号91、原子量231.0。
放射性の固体金属。
天然にはウラン鉱などに質量数231と234が微量に存在する。
アルファ線(α線)を放射してアクチニウム(actinium)に変る。
参照⇒あくちにどけいれつげんそ(アクチニド系列元素)
◎1918(大正 7)ドイツの化学者ハーン(Otto Hahn)(1879〜1968)
が発見。
ぷろどぅあ
【プロドゥア】
◇[登録商標]Perodua
○[交]マレーシアの自動車製造会社プルサハン・オートモビル
・クドゥア社(Perusahaan Otomobil Kedua Sdn. Bhd.)の通称。
◎1993(平成 5)設立。
ぶろーどげーじ
【ブロードゲージ】
◇[英]broad gauge
○[交]⇒こうき(広軌)
ぷろとこる
【プロトコル】
◇[英]protocol
○(1)条約の原案・議定書。
○(2)国家間の協定。
○(3)(外交上の)儀礼・典礼・慣習。
○(4)[計]データ通信の手順。
データ通信を行なうためには送信側と受信側が同じ手順で行
なう必要があり、そのための手順や規則をいう。
★ぷろとさうるするい
【プロトロサウルス類】
◇[学]Protorosauria
○[化生]原始的な爬虫類。絶滅。
恐竜・ワニ・鳥類などの祖先。
◎プロトロサウルス(Protorosaurus)。
タニストロフェウス(Tanystropheus)。
ディノケファロサウルス・オリエンタリス(Dinocephalosau-
rus orientalis)。
ぷろとぞあ
【プロトゾア】
◇[英]protozoa
○[生]⇒げんせいどうぶつ(原生動物)
★ぷろとぞえあ
【プロトゾエア】
◇[羅]protozoea
○[動]甲殻類の幼生の、メタノープリウス(metanauplius)次ぐ
発育段階。
ゾエア(zoea)の前段階。
参照⇒こうかくるい(甲殻類)
ぷろとたいぷ
【プロトタイプ】
◇[英]prototype
○(1)標準・模範・手本。
○(2)[工]原型・基本型。量産前の試作品・試作車・試作機。
参照⇒もっくあっぷ(モックアップ)
○(3)[交]レースカーの一種。余計な装備を一切省いて巨大な
エンジンを搭載した競走用自動車。
○(4)[生](ある生物の)原形。
ぶろーとーち
【ブロートーチ】
◇[英]blowtorch
○⇒ぶろーらんぷ(ブローランプ)
ふろどな
【フロドナ】
◇Hrdona
○(1)(Hrodzenskaya voblasts')⇒ふろどなしゅう(フロドナ州)
○(2)ベラルーシ西部、フロドナ州西部にある州都。
「グロドノ(Grodno)」,「グロドナ(Grodna)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1991(平成 3)28万4,800人(推計)。
1999(平成11)30万1,600人(2月16日現在)。
2009(平成21)32万7,540人(10月14日現在)。
◎13世紀、リトアニア領。
のち、ポーランド領。
1793. 1.23(寛政 5)この地で第二次ポーランド分割が署名。
1795(寛政 7)第三次ポーランド分割でロシア領。
1919〜1939(大正 8〜昭和14)ポーランド領。
1945〜1991(昭和20〜平成 3)ソ連領。
ふろどなしゅう《ふろどなしう》
【フロドナ州】
◇Hrodzenskaya voblasts'、[英]Grodno Region
○ベラルーシ西部の州。北部をリトアニア、西部をポーランド
に隣接。
州都はフロドナ(Hrodna)(グロドナ)。
「グロドノ州(Grodnenskaya Oblast')」とも呼ぶ。
〈面積〉
2万5,118.07平方キロメートル。
〈人口〉
1999(平成11)118万5,200人(2月16日現在)。
2009(平成21)107万2,381人(10月14日現在)。
ぶろーどばんでぃんぐ
【ブロードバンディング】
◇[英]broadbanding
○[経]職種間の異動をしやすくするため、給与体系を簡素化す
る経営方法。
ぶろーどばんど
【ブロードバンド】
◇[英]broadband
○(1)[通]広帯域の。数多くの周波数帯域の。
○(2)[通]幅広い帯域を使用して大量のデータを高速でデータ
転送を行う通信方式。
CATVやADSL・光ファイバーなどで、ISDN(最大
64kbps)の10倍以上、光ファイバーでは100倍以上のデータ転送
が可能となる。
◎2003. 6.27(平成15)総務省、5月末現在の利用者数約1,048
万9,000回線に上ったと発表。DSL約790万7,000回線、ケー
ブルテレビを使ったネット接続約218万3,000回線、光ファーバ
ー約39万8,000回線。
2004. 3.31(平成16)総務省、2月末現在の利用者数はDSL
約1,090万4,000回線、ケーブルテレビを使ったネット接続約254
万6,000回線、光ファーバー約104万2,000回線と発表。
ぶろーどばんどでんわ
【ブロードバンド電話】
○[通]⇒びーびーでんわ(BB電話)
ぶろーどびーん
【ブロードビーン】
◇[英]broad bean
○[植][農](英語で)ソラマメ(空豆)。
⇒そらまめ(ソラマメ,空豆,蚕豆)
ぷろとぷらすと
【プロトプラスト】
◇[英]protoplast、[独]Protoplast
○[生]⇒げんけいしつたい(原形質体)
ぷろとぷらすま
【プロトプラスマ】
◇[独]Protoplasma、[英]protoplasma
○[生]⇒げんけいしつ(原形質)
ぷろとぷらずま
【プロトプラズマ】
◇[英]protoplasma、[独]Protoplasma
○[生]⇒げんけいしつ(原形質)
ぷろとろんびん
【プロトロンビン】
◇[英]prothrombin、[独]Prothrombin
○[生化]血漿(ケツショウ)中に含まれる糖タンパク質(糖蛋白質)。
血液凝固に関与し、出血の際のカルシウムイオンで活性化て
トロンビン(thrombin)となり、血液中の水溶性のフィブリノゲ
ン(fibrinogen)を不溶性タンパクのフィブリン(fibrin)(繊維
素)に変化させる。
肝臓でビタミンKの関与を受けて生成される。
ビタミンK欠乏症・肝機能障害のスクリーニ ング検査に使
用される。
「トロンボゲン(thrombogen)」とも呼ぶ。
参照⇒ふぃぶりのげん(フィブリノゲン)
[1]ぷろとん
【プロトン】
◇proton
○[物]⇒ようし(陽子)
[2]ぷろとん
【プロトン】
◇[マレー語]Proton/Perusahaan Otomobil Nasional
○[交]マレーシアの国営自動車製造会社。その国産車。
プロトン・サガ(Saga):三菱ギャランのノックダウン生産。
プロトン・ウィラ(Wira)。
プロトン・ワジャ(Waja)。
◎1982(昭和57)マレーシア政府と三菱の合弁企業として発足。
1996(平成 8)イギリスのロータス社を買収。
[3]ぷろとん
【プロトン】
◇Proton
○(1)[歴][宇]旧ソ連の、宇宙粒子を観測する科学衛星。
◎1965. 7.(昭和40)1号を打ち上げ。
○(2)[宇]⇒ぷろとんろけっと(プロトン・ロケット)
ぷろとんろけっと
【プロトン・ロケット】
◇[英]Proton Launch Vehicle
○[宇]ロシア(旧ソ連)の商業打ち上げロケット。
後継機はアンガラ・ロケット(Angara Launch Vehicle)。
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