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百 科 辞 書 《ふら》 編集:獨 澄旻
-------- ふら --------------------------------------------------
[1]ふらー
【フラー】
◇[英]hurrah
○歓呼(カンコ)・喝采(カッサイ)の声。歓声(カンセイ)・万歳。
◎英語:フラー(hurrah)/フーレイ(hooray)/フレイ(hurray)
/ハザー(huzzah)/ハザー(huzza)。
ドイツ語:フラ(Hurra)。
フランス語:ウラー(hourra)。
イタリア語:ウッラー(urra)/エッピーバ(evviva)。
スペイン語:ウッラー(hurra)。
ロシア語:ウラー(ура)。
ポルトガル語:フラー(hura)。
トルコ語:ヤシャスン(Yasasin)。
中国語:好哇(haowa)/万歳(wansui)。
[2]ふらー
【フラー】
◇[独]Hurra
○歓呼(カンコ)の声・万歳。
⇒[1]ふらー(フラー)
ぷーら
【プーラ】
◇Pula、[伊]Pola(ポーラ)
○クロアチア北西部、イスタルスカ郡(Istarska Zupanija)南
部の都市。
イストラ半島(Istrian Peninsula)南部に位置し、アドリア
海のプーラ湾に面する港湾都市。
海軍基地や造船所、ローマ時代の円形闘技場がある。
〈人口〉
1991(平成 3)8万4,583人(推計)。
◎BC. 178、ローマが占領。
1919(大正 8)オーストリアからイタリアに割譲。
1947(昭和22)ユーゴスラビア領。
1991. 6.(平成 3)ユーゴスラビアからクロアチアが独立して
クロアチアに帰属。
ふらい
【フライ】
◇[英]fly
○[虫]ハエ(蝿)の英語名。
⇒はえ(ハエ,蝿,蠅)
★ふらい
【不来】
○[仏]声聞の四果の一つ。
参照⇒しょうもんのしか(声聞の四果)
◎阿那含(アナゴン)とも訳す。
★ふらいあ
【フライア】
◇[英]friar
○[宗]カトリック教会の托鉢(タクハツ)修道士。
「メディカント(mendicant)」とも呼ぶ。
参照⇒たくはつしゅうどうかい(托鉢修道会),もんく(モンク)
◎ドミニコ会士(Dominicans):ブラック・フライア(Black Fri-
ars)。
フランチェスコ会士(Franciscans):グレー・フライア(Grey
Friars)。
カルメル会士(Carmelites):ホワイト・フライア(White Fri-
ars)。
アウグスチヌス会士(Augustinians):オースチン・フライア
(Austin Friars)。
◎ラテン語の「兄弟(frater)」から。
ぷらいあ
【プライア】
◇Praia
○アフリカ、カーボベルデ(Cabo Verde)共和国の首都。ベルデ
岬諸島のサンチアゴ島(Sao Tiago Island)南東岸に位置する都
市。
北緯14.93°、東経23.54°の地。
〈人口〉
1960(昭和35) 4,000人。
1990(平成 2)6万1,644人。
2001(平成13)9万6,300人(推計)。
ふらいあっしゅ
【フライアッシュ】
◇[英]fly ash
○(1)⇒ひばい(飛灰)
○(2)[工]石炭火力発電所などで微粉砕した石炭がボイラー内
で燃焼される過程で生成する一度溶融状態になった灰の粒子。
電気集塵機で集めて均一な無機原料として、コンクリート混
和剤などに利用される。
ぶらいあん
【ブライアン】
◇[英]Brian/Bryan
○[人]男性の名前。
ぷらいうっど
【プライウッド】
◇[英]plywood
○[建]⇒ごうはん(合板)
ふらいがえし《ふらいがへし》
【フライ返し】
◇[英]turner
○[料]フライパンで調理する時に用いる、ステンレス製の先が
平たい道具。
焼き物を返したり、炒め物を混ぜたり、皿に取り分けたりす
る。
「返しべら」,「ターナー」とも呼ぶ。
参照⇒なべがえし(ナベ返し,鍋返し)
ぶらいしゅてぃふと
【ブライシュティフト】
◇[独]Bleistift
○(ドイツ語で)鉛筆。
⇒えんぴつ(鉛筆)
◎「鉛(Blei)のペン(Stift)」の意味。
ふらいす
【フライス】
◇[フ]fraise(フレズ)、[英]fraise(フレイズ)
○[機]金属用の切削工具の一種。
円筒の外周または外周と端面に切刃をつけ、回転させて切削
する刃物。
フライス盤に取り付けて使用する。
平フライス・正面フライス・側フライス・エンドミルなどの
種類がある。
ぷらいすとしん
【プライストシン】
◇Pleistocene
○[地]⇒こうしんせい(更新世)
ぶらいだ
【ブライダ】
◇Buraydah
○サウジアラビア中北部、カシム州(Mintaqat al Qasim)北東
部にある州都。
北緯26.37°、東経43.97°の地。
〈人口〉
1974(昭和49) 6万9,900人。
1992(平成 4)24万0,100人。
2004(平成16)31万4,000人。
[1]ふらいでー
【フライデー】
◇[英]Friday
○(1)[暦]金曜日。
略号は「Fri」。
◎"Frigg's day"の意味。
ゲルマン神話の軍神ウォーダン(Woden)の妻フリッグ(Frigg)
の日で、フリッグは結婚と家庭の女神。
参照⇒うぇんずでー(ウェンズデー)
◎聖金曜日(Good Friday):⇒じゅなんび(受難日)
○(2)[文]イギリスの作家デフォー(Daniel Defoe)の小説『ロ
ビンソン・クルーソー(The Life and Strange Surprising Ad-
ventures of Robinson Crusoe)』に登場する、現地人の忠実な
下男。
参照⇒ろびんそんくるーそー(ロビンソン・クルーソー)
[2]ふらいでー
【フライデー】
○[通]講談社が刊行する写真週刊誌。
◎1984(昭和59)創刊。
1986(昭和61)タレントのたけし軍団による編集部襲撃事件か
発生。
ふらいでぃちゃいなたうん
【フライディ・チャイナタウン】
◇[造語]Fly-Day CHINA TOWN
○[楽]荒木とよひさ作詞、海老名泰葉(エビナ・ヤスハ)作曲の歌謡曲。
歌はYASUHA(泰葉)。
◎1981(昭和56)ヒット。YASUHAのデビュー曲。
★ふらいと
【フライト】
◇[英]flight
○(1)飛ぶこと・飛行。
○(2)[空]航空機の飛行。特に、定期便の飛行。
参照⇒ふらいとれこーだー(フライトレコーダー,フライト・
レコーダー)
○(3)[運]
○(4)
◎英語には「逃走」の意味もある。
参照⇒たかとび(高飛び)(2)
[1]ぶらいと
【ブライト】
◇[英]bright
○(1)[形]明るい、輝く。
○(2)[形]晴れやかな、明朗な。
○(3)[形]頭が良い、利口な、賢い。
[2]ぶらいと
【ブライト】
◇[登録商標]Brite
○[食]ネスレ(Nestle)社製の粉末クリーム。
主原料は植物油脂。
◎1969(昭和44)発売。
ぷらいど
【PRIDE】
○[楽]布袋寅秦作詞・作曲のフジテレビ系TVドラマ『ドク』
の主題歌。
歌は今井美樹(ミキ)。
◎1996.11. 4(平成 8)シングルCD発売。
ふらいとあてんだんと
【フライトアテンダント】
【フライト・アテンダント】
◇[英]flight attendant
○[空]⇒きゃくしつじょうむいん(客室乗務員)
ふらいとでっき
【フライトデッキ】
◇[英]flight deck
○(1)[軍]航空母艦の発着甲板・飛行甲板。
○(2)[空]大型飛行機の操縦室。
戦闘機・小型飛行機などの操縦席では「コックピット(cock-
pit)」と呼ぶ。
ぶらいとほるん
【ブライトホルン】
◇Breithorn
○[地]アルプス山脈にある高峰モンテ・ローザ(Monte Rosa)の
一峰。標高4,164メートル。
参照⇒もんてろーざ(モンテ・ローザ)
ふらいとれこーだー
【フライトレコーダー】
【フライト・レコーダー】
◇[英]flight recorder
○[空]航空機に装備され、飛行高度・速度・機首方位などの飛
行状態や管制塔などとの通話を時刻とともに自動記録する装置。
事故などの際に回収して原因解析・究明に使用するため、耐
熱・耐震性の堅牢な箱に納められている。
「飛行記録装置(flight recorder)」,「音声記録装置(Voice
Data Recorder)(VDR)」とも、俗に「ブラックボックス(black
box)」とも呼ぶ。
◎トラック・バス:⇒たこぐらふ(タコグラフ)
ぶらいとん
【ブライトン】
◇Brighton
○(1)イギリス、イングランド南部の都市。海水浴場のある保
養地。
○(2)アメリカ合衆国中西部、コロラド州(Colorado State)中
北東部のアダムズ郡(Adams County)北西部にある郡都。
ふらいばい
【フライバイ】
◇[英]flyby
○(1)[空]低空飛行。
○(2)[空](航空ショーなどの)空中分列飛行。
○(3)[宇]⇒すうぃんぐばい(スウィングバイ)
ふらいぶるく
【フライブルク】
◇Freiburg
○ドイツ南西部、バーデン・ビュルテンベルク州(Bundesland
Baden-Wuerttemberg)南西部の都市。
北緯47.99°、東経7.85°の地。
州都シュツットガルト(Stuttgart)の北西郊。
〈人口〉
1970(昭和45)16万2,200人。
1987(昭和62)17万8,700人。
2004(平成16)21万1,900人。
ふらいべるく
【フライベルク】
◇Freiberg
○ドイツ南西部、バーデン・ビュルテンベルク州(Bundesland
Baden-Wuerttemberg)中北部の町。
北緯48.94°、東経9.20°の地。
〈人口〉
2004(平成16)1万5,700人。
ふらいべんとす
【フライベントス】
◇Fray Bentos
○ウルグアイ西部、リオネグロ県(Departamento de Rio Negro)
南西端に位置する県都。
ふらいほいーる
【フライホイール】
◇[英]flywheel
○[機]⇒はずみぐるま(はずみ車,弾み車,勢車)
[1]ぷらいまー
【プライマー】
◇[英]primer
○初歩読本。入門書・手引き書。
[2]ぷらいまー
【プライマー】
◇[英]primer
○(1)雷管・導火線。
「ヒューズ(fuse)」とも呼ぶ。
参照⇒らいかん(雷管)(3),じっぽう(実包)
○(2)[美]下塗り剤。
○(3)[建]下塗り塗料。
ぷらいまりー
【プライマリー】
◇[英]primary
○(1)[形]初期の、最初の、原始的な。
○(2)[形]主要な、重要な、基本の。第一の。
○(3)[形][教]初等の、初級の、初歩の。
◎プライマリースクール(primary school):初等学校(小学校)。
○(4)[空][運]初心者用の練習用グライダー。初級滑空機(カックウ
キ)。
離着陸の練習に使用する。
参照⇒ぐらいだー(グライダー)
ぷらいまりーけあ
【プライマリーケア】
◇[英]primary care
○[医]基本医療。
参照⇒げーときーぱー(ゲートキーパー)(4)
ぷらいみーばる
【プライミーバル】
◇[英]primeval
○[形](英語で)太古の、原始の。
★[1]ぷらいむ
【プライム】
◇[英]prime
○(1)[形]主要な、重要な。
○(2)[形]最良の、第一等の。
○(3)[形]根本的な、基礎的な。
○(4)全盛・盛時。全盛期。
○(5)初期・初歩。
参照⇒[1]ぷらいまー(プライマー)
○(6)春。暁(アカツキ)。
○(7)[宗]⇒だいいちじか(第一時課,第1時課)
○(8)[数]素数(prime number)。
○(9)[印]⇒ぷらいむふごう(プライム符号)
★[2]ぷらいむ
【プライム】
◇[英]prime
○(1)準備する。
○()
○()火薬を詰める。
参照⇒[2]ぷらいまー(プライマー)
ぷらいむきごう《ぷらいむきがう》
【プライム記号】
◇[英]prime code
○[印]⇒ぷらいむふごう(プライム符号)
ぷらいむふごう《ぷらいむふがう》
【プライム符号】
◇[英]prime sign
○[印]分(フン)やフィートなどを表す、"′"の記号。
「プライム記号(prime code)」とも呼ぶ。
参照⇒あくさんてぎゅ(アクサンテギュ)
◎秒の"″"は「ダブルプライム(double prime)」。
ぷらいやー
【プライヤー】
◇[英]pliers
○(1)⇒やっとこ(ヤットコ,鋏)
○(2)⇒ぺんち(ペンチ)
ふらいやーず
【フライヤーズ】
◇Flyers
○[古][運]プロ野球球団の東映興業株式会社の愛称。
1946(昭和21)東急球団として設立、1954(昭和29)東映興業に
改称。
ぶらいゆ
【ブライル】
◇Louis Braille
○[人]1829(文政12)ブライル式点字法を考案したフランスの盲
人(1809〜1852)。
「ブレイユ」とも呼ぶ。
参照⇒てんじ(点字)
ふらいんぐ
【フライング】
◇[英]flying(飛行)
○(1)[国][運](陸上競技・競泳などの)不正出発。
スタートの合図の号砲が鳴る前に飛び出すことで、規定回数
を超えると失格となる。
◎陸上競技では従来は同じ選手が2回フライングを犯すと失格
となっていたが、2003(平成15)からテレビ放映のためにレース
について1回のみとし同じ選手でなくとも2回目からフライン
グした選手は失格となった。
競泳では同じ選手でなくともレースで3回目からの選手が失
格となる。
◎人間の能力では号砲を聞いてから0.1秒以内にスタートする
ことは不可能とされ、号砲の後0.1秒未満に判定装置が動きを
感知すると不正出発となる。
◎英語で「不正出発」は"premature start(早過ぎる出発)"と呼
び、"fling start"は「好調な出だし」を意味する。
○(2)[国](転じて)先走(サキバシ)り。
○(3)[運](自動車レースなどで)助走スタート。
各車が助走地点から一斉(イッセイ)に走行に入り、先頭の車両が
スタート地点を通過した時点から競技の開始とするもの。
ふらいんぐそーさー
【フライング・ソーサー】
◇[英]flying saucer
○[俗]⇒ゆーふぉー(UFO)
ふらいんぐたいがーす
【フライング・タイガース】
◇[英]Flying Tigers
○[歴][軍]⇒ふらいんぐたいがーず(フライング・タイガーズ)
ふらいんぐたいがーず
【フライング・タイガーズ】
◇[英]Flying Tigers
○[歴][軍]日中戦争で中国国民党軍を支援したアメリカの義勇
軍の通称。正称は「アメリカ合衆国義勇軍(American Volunteer
Group)」、略称は「AVG」、中国名は「飛虎隊(Feihu Dui)」。
1937. 9.(昭和12)中国空軍の訓練教官クレア・リー・シェン
ノート(Claire Lee Chennault)米陸軍航空隊大尉の提案により
結成。
1940(昭和15)シェンノートはアメリカに一時帰国してパイロッ
トを募集し本格的にAVGを編成。
1941.12.20(昭和16)日本軍の爆撃機数機と初の空中戦を行う。
アメリカが太平洋戦争に参戦したことにより、1942. 7.(昭
和17)解散。
「フライング・タイガース」とも呼ぶ。
ふらいんぐだっちまん
【フライング・ダッチマン】
◇[英]Flying Dutchman
○(1)暴風雨の時に喜望峰(Cape of Good Hope)付近に現われる
という幽霊船(spectral ship)。
「さまよえるオランダ船」とも呼ぶ。
参照⇒ゆうれいせん(幽霊船)
○(2)(1)の船長(captain)。
最後の審判日(Judgment Day)まで海上を航走する運命にある
という。
「さまよえるオランダ人」とも呼ぶ。
★ふらいんぐふぉっくす
【フライングフォックス】
◇[英]flying fox
○[哺]ヤマコウモリ属(Nyctalus)のコウモリ(蝙蝠)。
顔がキツネ(fox)に似る。
ユーラシア・インドネシア・フィリピンなどに生息。
「ノクチュール(noctule)」
◎ノクチュールはイタリア語の「ノットラ(nottola)(コヤマコ
ウモリ)」から。
ぶらいんだー
【ブラインダー】
◇[英]Blinder(目隠し)
○[軍]旧ソ連空軍・海軍の超音速中型爆撃機ツポレフTu−2
2の通称。
空対地ミサイル「キッチン」を装備。
参照⇒[2]ばっくふぁいあ(バックファイア),[2]つぽれふ(ツ
ポレフ)
ぶらいんだーず
【ブラインダーズ】
◇[米]blinders、[英]blinkers
○⇒しゃがんたい(遮眼帯)
ぶらいんでっじ
【ブラインデッジ】
◇[英]blindage
○[軍](英語で)掩体。
⇒えんたい(掩体)
ぶらいんど
【ブラインド】
◇[英]blind
○(1)[形]盲目の、盲人の。
○(2)[形]目隠しの。
○(3)[建]窓の日除(ヨ)け、窓の目隠し。すだれ・よろい戸。
参照⇒ひよけ(日除け,日避け)(2)
◎窓の外の上部にある、ズック製で庇(ヒサシ)のように前後する
ロール状のものは「サンブラインド(sunblind)」。
○(4)[建]特に、細長い板の両側を糸で何枚も繋(ツナ)ぎ、上げ
下げできるもの。すだれ(簾)。
○(5)[機]⇒めくら(盲)(4)
○(6)[運]水泳のクロールなどで、呼吸のため顔を上げた側の
反対。
○(7)[運]ゴルフで、何かがあってボールのある場所からホー
ルが見えないこと。
○(8)[運]ボウリングのチーム対チームの競技で、欠席者に対
して与えられる得点。
ぷらう
【プラウ】
◇[インドネシア語]pulau、[英]island
○(インドネシアで)島。
「ヌサ(nusa)」とも呼ぶ。
ふらうえんふぇると
【フラウエンフェルト】
◇Frauenfeld
○スイス北東部、トゥールガウ州(Kanton Thurgau)西部にある
州都。
北緯47.56°、東経8.89°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)2万0,755人。
2000(平成12)2万1,954人。
ふらうえんぶるく
【フラウエンブルク】
◇[独]Frauenburg
○ポーランドのフロムボルク(Frombork)のドイツ語名。
⇒ふらうえんふぇると(フラウエンフェルト)
ぶらうす
【ブラウス】
◇[英]blouse
○(1)[服](ヨーロッパの農民・職人などが着る)野良着・仕事
着・上っ張り。
○(2)[服](婦人・小児用の)薄手素材を一重(ヒトエ)仕立てした、
ゆるやかなシャツ。
長袖・半袖があり、表着としても、ジャケットの下の中着と
しても用いる。
○(3)[服][軍]兵隊服・飛行服の上着。
◎フランス語の「ブルーズ(blouse)」から。
「ブルゾン([フ]blouson)」と同源語。
参照⇒ぶるぞん(ブルゾン)
ぷらうだ
【プラウダ】
◇[露]Pravda(真理)
○[通]ロシアの日刊新聞。
モスクワで発行。
もと、ソビエト共産党中央委員会が発行する日刊機関紙で、
「イズベスチア(Izvestia)」と並ぶソビエト連邦の代表的新聞。
参照⇒いずべすちあ(イズベスチア)
◎1912. 5.(明治45)ボリシェビキの機関紙として合法化され、
スターリンの指導下にペテログラード(のちレニングラード)で
発刊。
1914〜1917(大正 3〜大正 6)休刊。
1917. 3.(大正 6)二月革命(三月革命)で復刊。
1991(平成 3)ソビエト連邦崩壊による発行禁止後、党から独
立して再刊。
ぷらうでぃあ
【プラウディア】
◇[登録商標]PROUDIA
○[交]三菱自動車工業の高級パーソナルセダン車。
リムジン仕様:⇒でぃぐにてぃ(ディグニティ)
◎デボネア(DEBONAIR)の後継車種。
2000. 2.(平成12)販売開始。
ぶらうなう
【ブラウナウ】
◇Braunau
○オーストリア北部、オーバーエスターライヒ州(Bundesland
Oberoesterreich)西部にある、ドイツ国境の小都市。
北緯48.26°、東経13.04°の地。
〈人口〉
1981(昭和56)1万6,318人。
1991(平成 3)1万6,264人。
2001(平成13)1万6,372人。
◎アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)(1889〜1945)の生誕地。
2011. 7. 7(平成23)市議会、ヒトラーの名誉市民の称号取り
消しを決定。
[1]ぶらうにー
【ブラウニー】
◇[英]brownie
○[スコットランド伝説]夜、ひそかに農家に現れて家事の手伝
いをするという、善良な小妖精。
参照⇒ふぇありー(フェアリー)(1),ほぶごぶりん(ホブゴブ
リン)(1)
[2]ぶらうにー
【ブラウニー】
◇[登録商標]Brownie
○(1)[写]イーストマン・コダック社製のカメラ名。
ロール・フィルムのブローニー判(縦6センチメートル・横
9センチメートル)を使用する。
○(2)[写]⇒ぶろーにーばん(ブローニー判)
[1]ぶらうにんぐ
【ブラウニング】
◇Elizabeth Barret Browning(エリザベス・バレット・ブラウ
ニング)
○[人]イギリスの女流詩人(1806〜1861)。
1846年、詩人R.ブラウニングと結婚。
代表作は1850年『ポルトガル人のソネット』・1857年『オー
ロラ・リー』など。
参照⇒[2]ぶらうにんぐ(ブラウニング)
[2]ぶらうにんぐ
【ブラウニング】
◇Robert Browning
○[人]イギリスのビクトリア女王時代の代表的詩人(1812〜
1889)。女流詩人エリザベス・バレット(Elizabeth Barret)の
夫。
最初ロマン主義の感化を受けたが、しだいに宗教思想を深め、
魂と情熱の葛藤(カットウ)・信仰の問題などを独自の詩法を駆使し
て書いた。
代表作は1855年『男と女』・1864年『劇の登場人物』・1868
〜1869年『指輪と本』など。
参照⇒[1]ぶらうにんぐ(ブラウニング)
[3]ぶらうにんぐ
【ブラウニング】
◇John Moses Browning
○[人]アメリカの銃砲技術者(1855〜1926)。
鉄砲職人の子。
25歳の時、新式単発銃を考案。以後、自動拳銃・自動小銃・
機関銃の発明と改良を続ける。
◎ベルギーの兵器製造会社ブローニングは彼の名に因(チナ)む。
参照⇒ぶろーにんぐ(ブローニング)
[4]ぶらうにんぐ
【ブラウニング】
◇Tod Browning
○[人]アメリカの映画監督(1882〜1962)。ケンタッキー州生れ。
1931年『魔人ドラキュラ』で注目される。
ぷらうらー
【プラウラー】
◇[英]PROWLER(うろつく動物)
○[軍]アメリカ海軍の電子戦用機(EA−6B)。ターボジェッ
ト機。
戦術妨害装置(AN/ALQ−99)や高速対レーダーミサイ
ル(AGM−88)を搭載し、敵の戦闘機や地対空の敵対レーダ
ーを攪乱(カクラン)し、地対空ミサイル照準用レーダーに誘導され
る防空網制圧ミサイルで攻撃する。
またステルス戦闘機の支援も行う。
参照⇒ちゃふふれあでぃすぺんさ(チャフ・フレア・ディス
ペンサ),そふときる(ソフトキル)
◎艦載攻撃機イントルーダー(A−6)を改造して開発。
参照⇒[2]いんとるーだー(イントルーダー)(1)
[1]ぶらうん
【ブラウン】
◇[英]brown
○[色]茶色・褐色。
⇒ちゃいろ(茶色)
★[2]ぶらうん
【ブラウン】
◇[独]Braun GmbH
○[経]ドイツの電気カミソリ(シェーバー)などの製造販売会社。
本社はフランクフルト。
[3]ぶらうん
【ブラウン】
◇Robert Brown(ロバート・ブラウン)
○[人]イギリスの植物学者(1773〜1858)。
1827(文政10)顕微鏡で水中に浮遊する花粉粒を観察中にブラ
ウン運動(Brownian motion)を発見。
参照⇒ぶらうんうんどう(ブラウン運動)
★[4]ぶらうん
【ブラウン】
◇John Brown
○[人]アメリカの奴隷解放論者(1800〜1859)。
★[5]ぶらうん
【ブラウン】
◇Samuel Robbins Brown(サミュエル・ブラウン)
○[人]アメリカの改革派宣教師(1810〜1880)。
[6]ぶらうん
【ブラウン】
◇Karl Ferdinand Braun(カール・ブラウン)
○[人]ドイツの物理学者(1850. 6. 6〜1918. 4.18)。
1887(明治20)熱力学の研究からル・シャトリエ=ブラウン
(Le Chatelier-Braun principle)の法則を発表。
1897(明治30)陰極線管(ブラウン管)を発明。
1909(明治42)ノーベル物理学賞を受賞。
参照⇒るしゃとりえぶらうんのほうそく(ル・シャトリエ=
ブラウンの法則),ぶらうんかん(ブラウン管)
[7]ぶらうん
【ブラウン】
◇Eva Braun(エバ・ブラウン)
○[人]ナチス・ドイツの総統ヒトラー(Adolf Hitler)の愛人
(1912. 2. 6〜1945. 4.30)。
1945. 4.28(昭和20)総統官邸地下壕でヒトラーと結婚。2日
後にヒトラーとともに自殺。
[8]ぶらうん
【ブラウン】
◇Wernher von Braun(ウェルナー・フォン・ブラウン)
○[人]アメリカのロケット工学者(1912. 3.23〜1977. 6.16)。
⇒ふぉんぶらうん(フォン・ブラウン)
★[9]ぶらうん
【ブラウン】
◇Norman O. Brown
○[人]アメリカの社会学者(1913〜)。
ぶらうんあのーる
【ブラウンアノール】
◇[英]brown anole、[学]Anolis sagrei
○[爬]トカゲ目(Squamata)タテガミトカゲ科(Polychrotidae)
の爬虫類。中央アメリカが原産地。
参照⇒ぐりーんあのーる(グリーンアノール)
ぶらうんあんどうぃりあむそん
【ブラウン・アンド・ウィリアムソン】
◇[英]Brown & Williamson Tobacco Corporation
○[経]アメリカのタバコ会社。イギリスのブリティッシュ・ア
メリカン・タバコ(British-American Tobacco)(BAT)の傘下。
製品は「ラッキーストライク(Lucky Strike)」など。
略称は「B&W」。
ぶらうんうんどう
【ブラウン運動】
◇[英]Brownian motion
○[物]気体または液体中に浮遊する微粒子が示す不規則な運動。
気体または液体の分子が微粒子に無秩序に衝突して起こる現
象。
◎1827(文政10)イギリスの植物学者ブラウン(Robert Brown)が
顕微鏡で水中に浮遊する花粉粒を観察中に発見。
のちにアインシュタイン(Albert Einstein)がブラウン運動
の分子運動理論を発表。
★ぶらうんかん《ぶらうんくわん》
【ブラウン管】
◇[英]cathode-ray tube/Braun tube
○[電]電気信号を光学像に変換する陰極線管。
オシロスコープ(oscilloscope)・テレビ受像機・パソコンな
どの表示装置(display)などに使用される。
略称は「CRT」。
◎1897(明治30)ドイツの物理学者ブラウン(Karl Ferdinand
Braun)が発明。
ぶらうんかんおしろぐらふ《ぶらうんくわんおしろぐらふ》
【ブラウン管オシログラフ】
◇[英]cathode-ray tube oscillograph
○[電]⇒おしろすこーぷ(オシロスコープ)
ぶらうんぐん
【ブラウン郡】
◇[英]Brown County
○アメリカ合衆国中北部、ウィスコンシン州(Wisconsin State)
東部の郡。北東部をミシガン湖(Lake Michigan)の湾グリーン
ベイ(Green Bay)に面する。
郡都はグリーンベイ(Green Bay)。
〈面積〉
1980(昭和55)17万5,470人。
1990(平成 2)19万4,594人。
2000(平成12)22万6,778人。
ぶらうんしゅばいく
【ブラウンシュバイク】
◇Brunswick
○(1)(Bundesland Brunswick)⇒ぶらうんしゅばいくしゅう(ブ
ラウンシュバイク州)
○(2)ドイツ中部、ブラウンシュバイク州の州都。
ぶらうんしゅばいくしちゅー
【ブラウンシュバイク・シチュー】
◇[英]Brunswick stew
○[料]ウサギまたはリスの肉に玉ネギなどを入れたシチュー。
◎ドイツ中部の地名ブラウンシュバイクから。
ぶらうんしゅばいくしゅう《ぶらうんしゆばいくしう》
【ブラウンシュバイク州】
◇[独]Bundesland Brunswick
○ドイツ中部の州。
州都はブラウンシュバイク。
ぶらうんずびる
【ブラウンズビル】
◇Brownsville
○アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)南端のカメ
ロン郡(Cameron County)南部にある郡都。
リオグランデ川(Rio Grande)の北岸に位置し、対岸はメキシ
コのタマウリパス州(estado de Tamaulipas)マタモロス(Mata-
moros)で、国際橋で結ばれている。
ぷらえのーめん
【プラエノーメン】
◇[羅]praenomen
○古代ローマ人の名前の第1名。個人名。
"Caius Julius Caesar Octavianus"の場合は"Caius"が個人
名、"Julius"が氏族名(nomen)、"Caesar"が家族名(cognomen)、
"Octavianus"が添え名(agnomen)。
参照⇒のーめん(ノーメン),こぐのーめん(コグノーメン),あ
ぐのーめん(アグノーメン)
ぶらお
【ブラオ】
◇[独]Blau
○[色](ドイツ語で)青・青色。
ふらがーた
【フラガータ】
◇[西]fragata
○[軍](スペイン語で)フリゲート([英]frigate)。
⇒ふりげーと(フリゲート)
ふらぎんぐ
【フラギング】
◇[英]flagging
○[建]⇒[2]ふらぐ(フラグ)(2)
[1]ふらーく
【フラーク】
◇[独]Flak
○[軍](ドイツ語で)高射砲。
⇒こうしゃほう(高射砲)
[2]ふらーく
【フラーク】
◇[英]flak
○[軍](英語で)高射砲。
⇒こうしゃほう(高射砲)
[1]ふらぐ
【フラグ】
◇[英]flag
○(1)旗(ハタ)。国旗・信号旗・軍旗などの旗一般。
「フラッグ」とも呼ぶ。
◎フラグを揚(ア)げる
○(2)[計]実行プログラムで、ある処理ルーチンから他の処理
ルーチンへ情報・状態などを通知(表示)すること。また、その
変数やビット(bit)。
参照⇒すてーたす(ステータス)(4)
◎フラグを立てる
[2]ふらぐ
【フラグ】
◇[英]flag
○(1)[建]敷石・板石(イタイシ)。
「フラグストーン(flagstone)」とも呼ぶ。
○(2)[建](flags)敷石舗道・板石舗道。
「フラギング(flagging)」とも呼ぶ。
★ふらぐ
【フラグ】
【旭烈兀】
◇Hulagu
○[人]イル汗国の創始者(1218〜1265)。マングハン(憲宗)の弟、
ジンギス汗(成吉思汗)の孫。
北部イランのダブリーズにイル汗国を建国。
ぶらく
【部落】
○(1)集落。民家・農家の一群。村や村の一部を構成。
比較的少数の家からなる、生産と生活をともにする地縁共同
体。
○(2)歴史的・社会的に差別された人々が集団的に住む地域。
「未解放部落」,「被差別部落」,「同和地区」とも呼ぶ。
参考⇒なか(囲内),たけだのこもりうた(竹田の子守唄)
◎古代律令制により良民・賤民に分けられたことに始まり、荘
園が広まった10世紀初めに廃止の法令が出された。その後も差
別を受けた人々は存在したが固定的身分ではなかった。江戸時
代になると身分制度として形成され、1871(明治 4)のいわゆる
『解放令』によって消滅したことになっている。しかし、制度
的にはなくなったが、就職や結婚などへの偏見による差別は根
絶されていない。
また、行政上「被差別部落」という言葉が用いられたため、単
に部落だけでも被差別地区を指すようになった。
◎昭和になってから「同和」という言葉が作られ、それまでの部
落問題は同和問題、被差別部落は同和地区と呼ばれるようになっ
た。
参照⇒どうわ(同和),ばくだんさんゆうし(爆弾三勇士)
◎同和地区とは、同和対策事業特別措置法による定義では「歴
史的社会的理由により生活環境等の安定向上が阻害されている
地域」。
[1]ぷらーく
【プラーク】
◇[英]plaque
○(1)(建物や記念碑にはめ込んだ)銘板。
参照⇒たぶれっと(タブレット)
○(2)[医](dental plaque)歯垢(シコウ)。
⇒しこう(歯垢)
○(3)[医]吹き出物。
○(4)[医]浮遊血栓が血管に付着しているもの。
「不安定プラーク(unstable plaque)」とも呼ぶ。
参照⇒けっせん(血栓)
[2]ぷらーく
【プラーク】
◇[独]Prag
○チェコの首都プラハ(Praha)のドイツ語名。
⇒ぷらは(プラハ)
ぷらーぐ
【プラーグ】
◇[フ][英]Prague
○チェコの首都プラハ(Praha)のフランス語・英語名。
⇒ぷらは(プラハ)
★ぶらくかいほうとうめい《ぶらくかいはうどうめい》
【部落解放同盟】
○[社]部落解放運動や平和運動などの活動を行っている団体。
〈中央執行委員長〉
松本治一郎。
朝田善之助。
松井久吉。
上杉佐一郎。
上田卓三(タクミ):1996〜1998(平成 8〜平成10)。
◎1946(昭和21)全国水平社の後身として部落解放全国委員会が
結成。
1955(昭和30)部落解放同盟と改称。
2003. 5. 9(平成15)第60回全国大会、東京都千代田区の九段
会館で開催。
ぶらくじ
【豊楽寺】
○高知県長岡郡(ナガオカグン)大豊町(オオトヨチョウ)にある真言宗の寺。
ふらーくす
【フラークス】
◇[独]Flachs
○[植](ドイツ語で)アマ(亜麻)。
⇒あま(アマ,亜麻)
ふらぐすとーん
【フラグストーン】
◇[英]flagstone
○[建]⇒[2]ふらぐ(フラグ)(1)
ふらくたる
【フラクタル】
◇[英]fractal
○[数]どこの部分の図形でも全体の図形に相似しているような
図形。
海岸線や雲の形など自然の中の複雑な図形が、一部分を拡大
または縮小すると元の複雑な図形が現れるということ。
1960年代、IBMの研究員マンデルブロー(Benoit Mandel-
brot)が提唱。
「自己相似図形」とも呼ぶ。
参照⇒まんでるぶろー(マンデルブロー)
◎フラクタル幾何学,フラクタル曲線
ふらくたるきかがくのちち
【フラクタル幾何学の父】
◇[英]father of fractal geometry
○[人]フランスの数学者マンデルブロー(Benoit Mandelbrot)
の別称。
⇒まんでるぶろー(マンデルブロー)
ふらくちゃー
【フラクチャー】
◇[英]fracture
○(1)[名]割れ目・裂け目・破れ口。
○(2)[名]骨折。
○(3)[名](岩石・岩盤の)破砕(ハサイ)。
○(4)[自動]折る・破砕する・割る。
○(5)[自動](骨を)折る。
○(6)[他動]折れる・砕(クダ)ける・くじける・割れる。
○(7)[他動]骨折する。
ふらくちゃりんぐ
【フラクチャリング】
◇[英]fracturing
○(1)[名]割れ目・裂け目・破れ口。
○(2)[名]骨折。
○(3)[名](岩石・岩盤の)破砕(ハサイ)。
◎ハイドロリックフラクチャリング(hydraulic fracturing):
水圧破砕法。
◎動詞は「フラクチャー(fracture)」。
ふらくとぅーあ
【フラクトゥーア】
◇[独]Fraktur
○[歴][言]⇒どいつもじ(ドイツ文字)
ふらーくぱんつぁー
【フラークパンツァー】
◇[独]Flak-Panzer
○[軍](ドイツ語で)対空戦車。
⇒たいくうせんしゃ(対空戦車)
ぷらーくまいん
【プラークマイン】
◇Plaquemine
○アメリカ合衆国南部、ルイジアナ州(Louisiana State)中南
東部のアイバービル郡(Iberville Parish)中北東部にある郡都。
ぷらーくまいんずぐん
【プラークマインズ郡】
◇[英]Plaquemines Parish、[フ]Paroisse Plaquemine
○アメリカ合衆国南部、ルイジアナ州(Louisiana State)南西
端の郡。
郡都はポアンタラアシェ(Pointe a la Hache)。
〈面積〉
6,290平方キロメートル。
〈人口〉
1940(昭和15)1万2,318人。
1960(昭和35)2万2,545人。
1980(昭和55)2万6,049人。
1990(平成 2)2万5,575人。
2000(平成12)2万6,757人。
ぷらーくりっと
【プラークリット】
◇[梵]Prakrit(自然な,日常の,世俗の)
○[言]インド・ヨーロッパ語族インド語派に属する中期インド
諸語の総称。
文語・宗教語・公用語であるサンスクリット(Sanskrit)に対
し、民間の自然な日常語・俗語・方言。
小乗仏教・ジャイナ教の聖典に用いられるパーリ語(Pali)な
どを含む。
最古の文献は紀元前3世紀のアショカ王の碑文。
「プラークリット諸語(Prakrit languages)」とも呼ぶ。
ぷらーくりっとしょご
【プラークリット諸語】
◇[英]Prakrit languages
○[歴][言]⇒ぷらーくりっと(プラークリット)
ぶらけっと
【ブラケット】
◇[英]bracket
○(1)[建]持送り。
○(2)[建]腕木で支えた張り出し棚。
○(3)[電]壁などの鉛直面に取り付ける張り出しの電気器具・
照明器具。
○(4)[印]角形の括弧(カッコ)。角括弧。
"[","]"・"[","]"・"〔",〕"など。
◎パーレン(parenthesis):丸括弧。
ぶらごヴぇしちぇんすく
【ブラゴヴェシチェンスク】
◇Blagoveshchensk
○⇒ぶらごべしちぇんすく(ブラゴベシチェンスク)
★ふらごなーる
【フラゴナール】
◇Jean Honore Fragonard
○[人]フランスのロココ様式を代表する画家(1732. 4. 5〜
1806. 8.22)。グラス(Grasse)生れ。
ブーシェ(Francois Boucher)・シャルダン(Jean Baptiste
Simeon Chardin)の弟子。
ローマ賞(Prix de Rome)を受けて1756年イタリアに留学。
ブルボン朝末期の宮廷風俗を享楽的・官能的に描く。
フランス革命後の革命会議の芸術活動に参加したが、没落。
代表作は『ぶらんこ』・『愛のなりゆき』・『サン・クルー
の祭り』など。
ぶらごべしちぇんすく
【ブラゴベシチェンスク】
◇Blagoveshchensk
○ロシア連邦共和国の極東、アムール州(Amurskaya oblast)南
部にある州都。
「ブラゴヴェシチェンスク」とも呼ぶ。
◎1858(安政 5)市制施行。
1948(昭和23)アムール州の州都。
◎アムール川の対岸は中国の黒河市。
参照⇒こっかし(黒河市)
ふらこん
【フラコン】
◇[フ]flacon
○(香水・薬などの)小瓶(コビン)。
◎フラスコ([葡]frasco)と同源語。
参照⇒ふらすこ(フラスコ)
ふらごん
【フラゴン】
◇[英]flagon
○(ワインなどの)大型で金属製の細口酒瓶(サカビン)。
取っ手(handle)・注ぎ口(spout)・フタ(蓋)のあるもの。
◎フラスコ([葡]frasco)と同源語。
参照⇒ふらすこ(フラスコ)
ぶらざ
【ブラザ】
◇Pierre-Paul-Franois-Camille Savorgnan de Brazza(サボル
ニアン・ド・ブラザ)
○[人]フランスの探検家・行政官(1852. 1.26〜1905. 9.14)。
ローマ生れのイタリア人(旧名:Brazze Savorgnani)で、1874
(明治 7)フランスに帰化。
「ブラッザ」とも呼ぶ。
参照⇒ぶらざびる(ブラザビル),ぶらっざぐえのん(ブラッザ
グエノン)
ぶらざー
【ブラザー】
◇[英]brother
○(1)(英語で)兄弟、兄(elder brother)・弟(younger brother)。
◎姉妹:⇒しすたー(シスター)(1)
○(2)(男の)親友・仲間。
○(3)[経](Brother)⇒ぶらざーこうぎょう(ブラザー工業)
ぷらざ
【プラザ】
◇[西]plaza([英]place)
○(1)広場([英]square)。
○(2)市場([英]market)。
ぶらざヴぃる
【ブラザヴィル】
◇Brazzaville
○⇒ぶらざびる(ブラザビル)
ぶらざーこうぎょう《ぶらざーこうげふ》
【ブラザー工業】
◇[英]Brother Industries,Ltd.
○[経]家庭用ミシン・工業用ミシン・プリンター関係などの電
気機器の製造・販売会社。
本社は愛知県名古屋市瑞穂区。
◎1908. 4.(明治41)安井兼吉により安井ミシン商会として創業。
1925.12.(大正14)安井正義が継承して安井ミシン兄弟商会と
改称。
1934. 1.(昭和 9)株式会社に改組し日本ミシン製造株式会社
となる。
1962. 7.(昭和37)ブラザー工業株式会社に商号変更。
ぷらさど
【プラサド】
◇Rajendra Prasad
○[人]インドの政治家・初代大統領(1884〜1963)。在任:1952
〜1962。
カルカッタ大学を卒業し、弁護士となる。
ガンジーのもとに反英の不服従運動に参加。
第二次世界大戦の勃発後、ガンジーに代って運動を指導し、
国民会議派議長を務める。
1950(昭和25)インド共和国の臨時大統領。
著書は『分割されたインド』など。
ぶらざびる
【ブラザビル】
◇Brazzaville
○アフリカ中西部のコンゴ共和国の首都。
「ブラザヴィル」とも呼ぶ。
〈人口〉
1984(昭和59)59万6,000人。
1992(平成 4)93万7,579人(推計)。
◎1883(明治16)P.ブラザが建設。
★ぷらさーぷん
【プラサープン】
◇[ラオ語]Phrasat Pheung
○タット・ルアン祭りで仏塔に供える、バナナの葉とロウ(蝋)
で作った飾り物。
参照⇒たっとるあん(タット・ルアン)
ふらーさーん
【フラーサーン】
◇Khurasan/Khorasan
○[歴]⇒ほらさん(ホラサン,呼羅珊)(2)
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