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百 科 辞 書 《ふ》 編集:獨 澄旻
-------- ふ ----------------------------------------------------
ふ
【麩】
○(1)[食]小麦粉に含まれるタンパク質の一種グルテン(gluten)
(麩素)を取り出し、練り固めた食品。
生麩(ナマフ)と焼き麩とがある。
参照⇒ふがし(麩菓子)
○(2)⇒ふすま(ふすま,麩)
[1]ふー
【フー】
◇[フ]feu
○(1)(フランス語で)火。
○(2)(フランス語で)火事・火災。
[2]ふー
【フー】
◇[フ]fou
○⇒ふぅ(フゥ)
ぶ
【ブ】
◇[フ]bout
○(1)(フランス語で)使い残り。
○(2)(フランス語で)小片・紙片。
○(3)(フランス語で)先端。
★ぶ
【分】
○()
○()[歴]江戸時代の金貨の単位。4進法で、1両の4分の1、
1朱の4倍。
金貨として一分金、のちに二分金があった。
★ぶ
【歩】
○
○土地や建物の面積の単位。
⇒つぼ(坪)(3)
ぷ
【プ】
◇[フ]peu
○(1)[名](フランス語で)少量・少数。
○(2)[形](フランス語で)少しの。
◎ブアブ(peu a peu):少しづつ。
◎スペイン語の「ポコ(poco)」、イタリア語の「ポーコ(poco)」に
相当する。
[1]ふぁー
【ファー】
◇[英]fir
○[植](英語で)モミ(樅)。
⇒もみ(モミ,樅)
[2]ふぁー
【ファー】
◇[英]fore(フォー)
○[運]ゴルフで、打球の飛ぶ方向にいる人に警告する発声。
◎「前方」の意味。
ふぁい
【ファイ】
【Φ】
【φ】
◇phi
○[言]ギリシア文字の第21番目。
「フィー(phi)」とも呼ぶ。
◎ローマ字の「ph」に相当する。
ふぁいあ
【ファイア】
◇[英]fire
○(1)火・ほのお(炎)。
「ファイヤ」,「ファイヤー」とも呼ぶ。
○(2)火事。
「ファイヤ」,「ファイヤー」とも呼ぶ。
○(3)砲火・銃火。砲撃・銃撃。
「ファイヤ」,「ファイヤー」とも呼ぶ。
◎クロスファイア(cross fire):十字砲火。
○(4)キャンプファイア(campfire)の略称。
⇒きゃんぷふぁいあ(キャンプファイア)
ふぁいあうぉーる
【ファイアウォール】
◇[英]fire wall/firewall
○(1)(延焼を食い止める)防火壁(ボウカヘキ)。
◎日本:参照⇒うだつ(ウダツ,卯建)
中国:参照⇒ばとうしょう(馬頭墻)
○(2)[通]インターネット利用で、LANなどの組織内部への
不正アクセスを防ぎ、また利用者の外部への接続規制などを行
うセキュリティ・システムの一つ。
種類としては次の3種類があり、またこれらを組み合わせて
構築されている。
<1>アプリケーションゲートウェイ(Proxy):アプリケーショ
ンからの操作を中継する。
<2>サーキットレベルゲートウェイ(ステートフルインスペク
ション):各層(レイヤ)からの情報を元にしたテーブルをベー
スにセッション単位でフィルタリングを行う。
<3>パケットフィルタ:IPヘッダに含まれている情報を元
に通信の制御を行う。
○(3)[法][経]業務の障壁。銀行と証券の両方の業務を行う金
融機関で、それぞれの業務・職能を完全に分離することを規定
している条項。
ふぁいあえんじん
【ファイアエンジン】
◇[英]fire engine
○[交]⇒ふぁいあとらっく(ファイアトラック)
ふぁいあーすかうと
【ファイアースカウト】
◇[英]FireScout
○[軍]アメリカ海軍の低高度短距離型の無人偵察機(UAV)
(ヘリコプター)。ノースロップ・グラマン/シュバイツァー
(Northrop Grumman/Schweizer)社製RQ−8Bの通称。
参照⇒ゆーえーぶい(UAV)
ふぁいあすとん
【ファイアストン】
◇[登録商標]Firestone
○[歴]⇒ぶりぢすとん(ブリヂストン)
ふぁいあとらっく
【ファイアトラック】
◇[英]fire truck
○[交]消防車・消防自動車・消防ポンプ車。
「ファイアエンジン(fire engine)」とも呼ぶ。
ふぁいあまん
【ファイアマン】
◇[英]fireman
○(1)消防士・消防団員。
「ファイアーマン」,「ファイヤマン」,「ファイヤーマン」とも呼
ぶ。
○(2)[機]機関・ボイラーなどの火夫。蒸気機関車・汽船など
の機関員。海軍の機関兵。
「ファイアーマン」,「ファイヤマン」,「ファイヤーマン」とも呼
ぶ。
○(3)[俗][運]野球で、救援投手・リリーフ・ピッチャー(re-
lief pitcher)の俗称。
「ファイアーマン」,「ファイヤマン」,「ファイヤーマン」とも呼
ぶ。
◎相手チームの攻撃の火を消す役という意味から。
○(4)[計]システム開発、特にデバッグで、バグが多発してシ
ステム開発全体に影響を与えているときに、火消し役として投
入させる優秀なSE(システム・エンジニア)。
「ファイアーマン」,「ファイヤマン」,「ファイヤーマン」とも呼
ぶ。
◎実際には設計段階からの不良が原因でバグが多発するため、
実効性は乏しい。
また、このような段階で活躍するSEはバグの原因を見つけ
て訂正するのではなく、バクを覆い隠すことに全力を注ぐため、
そのシステムは使用しなくなるまで不具合が継続し続けること
になる。
ふぁいあーまん
【ファイアーマン】
◇[英]fireman
○⇒ふぁいあまん(ファイアマン)
ふあいさい
【フアイサイ】
◇Huoixai/Huai Xai/Huaysai/Huay Sai
○⇒ばんふえいさい(バンフエイサイ)
ふぁいざーせいやく
【ファイザー製薬】
◇[英]Pfizer Pharmaceuticals Inc.
○[薬]アメリカの大手医薬品製造会社。
ふぁいざーばーど
【ファイザーバード】
◇Feyzabad
○アフガニスタン北東部、バダクシャン州(Badakhshan Vela-
yat)の州都。
◎タリバン政権時代、北部同盟の支配地区。
ふぁいさらばーど
【ファイサラバード】
◇Faisalabad
○(1)(Faisalabad Division)⇒ふぁいさらばーどけん(ファイ
サラバード県)
○(2)パキスタン中東部、パンジャブ州(Punjab Province)中央
部のファイサラバード県中央部にある県都。
州都ラホール(Lahore)の約100キロメートル東方。
旧称は「リアルプール(Lyallpur)」。
〈人口〉
1972(昭和47)82万人。
◎1979(昭和54)リアルプールからファイサラバードに改称。
ふぁいさらばーどけん
【ファイサラバード県】
◇[英]Faisalabad Division
○パキスタン中東部、パンジャブ州(Punjab Province)中央部
の県。北部・北西部をサルゴダ県(Sargodha Division)、北東
端をグジランワーラ県(Gujranwala Division)、東部をラホー
ル県(Lahore Division)、南部をムルタン県(Multan Division)、
南西部をデラガジカーン県(Dera Ghazi Khan Division)に接す
る。
県都はファイサラバード。
〈面積〉
1万7,917平方キロメートル。
〈人口〉
1981(昭和56)666万7,425人。
1998(平成10)988万5,685人。
ふぁいすなーめも
【ファイスナー・メモ】
◇[英]Faissner's Memo
○[歴]⇒みんかんじょうほうきょく(民間情報局)
[1]ふぁいたー
【ファイター】
◇[英]fighter
○(1)戦士・闘士。
◎イスラム聖戦士:⇒むじゃひでぃん(ムジャヒディン)
○(2)[運]ボクシングで、相手に接近して闘うことが得意な、
攻撃型の選手。
○(3)(転じて)闘志に満ちた人。頑張り屋。
○(4)[軍]戦闘機。
⇒せんとうき(戦闘機)
[2]ふぁいたー
【ファイター】
◇[登録商標]Fighter
○[交]三菱ふそうトラック・バス(元:三菱自動車工業)の中型
トラック。
ふぁいたーぼんばー
【ファイターボンバー】
【ファイター・ボンバー】
◇[英]fighter-bomber
○[軍](英語で)戦闘爆撃機。
⇒せんとうばくげきき(戦闘爆撃機)
ふぁいてぃんぐすぴりっと
【ファイティング・スピリット】
◇[英]fighting spirit
○⇒[1]ふぁいと(ファイト)(2)
[1]ふぁいと
【ファイト】
◇[英]fight
○(1)戦い・戦闘・格闘。試合。
○(2)戦闘的精神。闘志・戦意。
「ファイティング・スピリット(fighting spirit)」とも呼ぶ。
○(3)[運]ボクシングで、レフリーが中断した試合を継続する
ときに発する言葉。または、戦意の見られない選手にかける、
打ち合いを促(ウナガ)す言葉。
「戦え!」の意味。
◎アマチュアの場合は「ボックス(box)(ボクシングをせよ)」と
いう。
○(4)[俗][運]スポーツなどで、仲間の選手や応援団が戦って
いる選手に掛ける声援の一つ。
「頑張れ!」の意味。
参照⇒ねばーぎぶあっぷ(ネバーギブアップ,ネバー・ギブ・
アップ),どんまい(ドンマイ)
◎中国語では「加油(jiayou)」。
[2]ふぁいと
【ファイト】
◇[英]-phyte
○[接尾辞]「……植物」を表す語形成要素。
◎エンブリオファイト(embryophyte):有胚植物(陸上植物)。
メソファイト(mesophyte):中生植物。
ジオファイト(geophyte):地中植物。
リソファイト(lithophyte):岩生植物。
ハイドロファイト(hydrophyte):水生植物。
ゼロファイト(xerophyte):乾生植物。
エピファイト(epiphyte):着生植物。
アエロファイト(aerophyte):着生植物。
サロファイト(thallophyte):葉状植物。
トラケオファイト(tracheophyte):維管束植物。
ブライオファイト(bryophyte):コケ植物。
テロデファイト(pteridophyte):シダ植物。
スペルマトファイト(spermatophyte):種子植物。
ズーファイト(zoophyte):植虫類。
サプロファイト(saprophyte):腐生植物。
エントファイト(entophyte):内部寄生植物。
マイクロファイト(microphyte):微小植物。
ガメトファイト(gametophyte):配偶体。
ふぁいならいず
【ファイナライズ】
◇[英]finalize
○(1)[他動]完成させる・仕上げる・終了させる。
○(2)[電]追記式のDVDの終了処理。
追記できなくなるが、他機・他社機との互換性が増す。
再書き込み可能のDVD−RWやDVD−RAMではイニシャ
ライズ(initialize)を行うと再び書き込みができるようになる。
⇔いにしゃらいず(イニシャライズ)(3)
ふぁいなるふぁんたじー
【ファイナルファンタジー】
◇[英]Final Fantasy
○[計]ロールプレイングゲーム(RPG)の一つ。大手ゲームメ
ーカー「スクウェア」製作のゲーム・ソフト。
略称は「FF」。
参照⇒[2]あーるぴーじー(RPG)
◎任天堂のファミコン用・スーパーファミコン用として発売。
シリーズ7作目からソニーのプレイステーション2(PS2)
用に変更。
2000. 5.(平成14)シリーズ11作目でオンライン化。他の参加
者と協力・対話しながらプレイできる。
ふぁいなんしゃる
【ファイナンシャル】
◇[英]financial
○[形][経]⇒ふぃなんしゃる(フィナンシャル)
ふぁいなんす
【ファイナンス】
◇[英]finance
○(1)[経]財政・財務。会計。
「フィナンス」とも呼ぶ。
○(2)[経]財政学。
「フィナンス」とも呼ぶ。
○(3)[経]財源・財力・歳入。
「フィナンス」とも呼ぶ。
○(4)[経]金融・融資。
「フィナンス」とも呼ぶ。
★ふぁいひんがー
【ファイヒンガー】
◇Hans Vaihinger(ハンス・ファイヒンガー)
○[人]ドイツの哲学者(1852〜1933)。
1904(明治37)カント協会を設立。
[1]ふぁいふ
【ファイフ】
◇[英]fife
○[楽](軍楽隊の)横笛。
[2]ふぁいふ
【ファイフ】
◇Fife
○(1)(Fife Region)⇒ふぁいふしゅう(ファイフ州)
○(2)[軍]アメリカ海軍の駆逐艦(DD991)。
◎1980. 5.31(昭和55)竣工。
1988. 8.31(昭和63)横須賀基地に配備。
ふぁいふしゅう《ふあいふしう》
【ファイフ州】
◇[英]Fife Region
○イギリス北部、スコットランド南東部の州。東部を北海
(North Sea)に、南部をフォース湾(the Firth of Forth)に面
する。
州都はクーパー(Cuper)。
参照⇒くらっくまんなんぐん(クラックマンナン郡)
ふぁいぶろさいてぃす
【ファイブロサイティス】
◇[英]fibrositis
○[病]蜂窩織炎(ホウカシキエン)・フレグモーネ([独]Phlegmone)・結
合織炎。
ふぁいぶろまいあるじあ
【ファイプロマイアルジア】
◇[英]fibromyalgia
○[病]繊維筋痛。
◎中国語:繊維肌痛(xianweijitong)。
ふぁいや
【ファイヤ】
◇[英]fire
○⇒ふぁいあ(ファイア)
ふぁいやー
【ファイヤー】
◇[英]fire
○⇒ふぁいあ(ファイア)
ふぁいやまん
【ファイヤマン】
◇[英]fireman
○⇒ふぁいあまん(ファイアマン)
ふぁいやーまん
【ファイヤーマン】
◇[英]fireman
○⇒ふぁいあまん(ファイアマン)
ふぁいゆーむ
【ファイユーム県】
◇El-Faiyum/Al-Fayyum/Fayoum
○(1)(Muhafazat el-Faiyum)⇒ふぁいゆーむけん(ファイユー
ム県)
○(2)エジプト中北部、ファイユーム県東部にある県都。
ふぁいゆーむけん
【ファイユーム県】
◇[アラビア語]Muhafazat el-Faiyum、[英]Faiyum Governor-
ate
○エジプト中北部、ナイル川西岸の県。
県都はファイユーム。
塩湖カルーン(Birkat Qarun)や世界自然遺産のワディ・ヒタ
ン(Wadi al-Hitan)がある。
ふぁいらー
【ファイラー】
◇[英]filler
○[俗][計]COBOL言語で、「フィラー」の誤称。
⇒ふぃらー(フィラー)(5)
ふぁいらかとう《ふあいらかたう》
【ファイラカ島】
◇[英]Failaka Island/Faylaka Island
○[地]ペルシア湾(the Persian Gulf)北東部、クウェート東部
のクウェート湾(Kuwait Bay)口にある島。
アメリカ海兵隊の基地がある。
ふぁいらむ
【ファイラム】
◇[英](単数形)phylum/(複数形)phyla(ファイラ)
○(1)[動](分類上の)門。
参照⇒ぶんるい(分類)
◎植物分類上の門はディビジョン(division)。
○(2)[言]語族。
★[1]ふぁいる
【ファイル】
◇[英]file
○(1)書類入れ・資料入れ。
参照⇒ふぉるだ(フォルダ)(1)
○(2)資料を保存すること。
○(3)[計]データの集まり。
参照⇒じゅんへんせいふぁいる(順編成ファイル),ふぉるだ
(フォルダ)(4)
[2]ふぁいる
【ファイル】
◇[英]file
○(1)(縦の)列。
⇔らんく(ランク)(2)
○(2)[軍]縦列。
⇔らんく(ランク)(3)
[3]ふぁいる
【ファイル】
◇[英]file
○⇒やすり(ヤスリ,鑢)(1)
[4]ふぁいる
【ファイル】
◇[英]-phile/-phil(フィル)
○[接尾辞]「……を好む」・「……を好む者」の意味で、名詞・形
容詞を作る語形成要素。
⇔ふぉうぶ(フォウブ)
参照⇒[2]まにあ(マニア),ふぃりあ(フィリア)
◎愛書家:ビブリオファイル(bibliophile,bibliophil)。
親日家:ジャパノファイル(Japanophile)。
親英家:アングロファイル(Anglophile,Anglophil)。
親仏家:フランコファイル(Francophile)。
親仏家:ギャロウファイル(Gallophile,Gallophil)。
親独家:ゲルマノファイル(Germanophile,Germanophil)。
親露家:ルッソファイル(Russophile)。
親スラブ家:スラボファイル(Slavophile,Slavophil)。
トルコびいき(贔屓):ターコファイル(Turcophile,Turco-
phil)。
黒人好き:ネグロファイル(Negrophile)。
外国人好き:ゼノファイル(xenophile)。
同性愛者:ホモファイル(homophile)。
小児性愛嗜好(シコウ)の人:ペドファイル(pedophile,paedo-
phile)。
馬好きの人:ヒポファイル(hippophile)。
映画愛好家:シネファイル(cinephile)。
オーディオ愛好家:オーディオファイル(audiophile)。
レコード収集家:ディスコファイル(discophile)。
ワイン愛好家:イナファイル(oenophile,enophile)。
血友病患者:ヘモファイル(hemophile)。
肉食動物:サクロファイル(sarcophile)。
ハタリス(畑栗鼠):スパーモファイル(spermophile)。
好塩菌:ハロファイル(halophile)。
好熱性細菌:サーモファイル(thermophile)。
求核剤:ヌークレオファイル(nucleophile)。
ふぁいろふぁっくす
【ファイロファックス】
◇[登録商標]FILOFAX
○⇒しすてむてちょう(システム手帳)
[1]ふぁいん
【ファイン】
◇[英]fine
○(1)[形]りっぱな、すばらしい、みごとな。
○(2)[形]上等の、精密な、精製した。
○(3)[形][気]晴れの、晴天の、好天気の。
○(4)[形]元気な。
◎"How are you?(ご機嫌いかが)"、"I'm fine,thank you.(あ
りがとう、元気です)"。
[2]ふぁいん
【ファイン】
◇[英]fine
○罰金・科料。
ふぁいんけみかる
【ファインケミカル】
◇[英]fine chemical
○[化]精密化学薬品。
大型設備で大量生産される化学物質に対し、高純度など付加
価値が高く、少量生産で扱い量が少ない化学製品。
医薬品・化粧品・香料・写真材料などの分野に多い。
ふぁいんらがー
【ファインラガー】
○[食]サッポロビールの発泡酒。
◎2002. 1.23(平成14)発売。
ふぁーヴぁ
【ファーヴァ】
◇[伊]fava
○[植][農](イタリア語で)ソラマメ(空豆)。
⇒そらまめ(ソラマメ,空豆,蚕豆)
★ふぁうすと
【ファウスト】
◇Faust
○[人]ゲオルグ・ファウスト(Johann Georg Faust)。1480年こ
ろ生れ、1540年ころに死んだドイツに実在した人物。
神学や医学を学んだ後、魔法に転じていろいろな妖術を行っ
た。彼の実録にさまざまな要素がからんでファウスト伝説が出
来上がった。
参照⇒めふぃすとふぇれす(メフィストフェレス),ばるぷる
ぎすのよる(バルプルギスの夜)
◎ゲーテ、レッシング、マーローらが取材している。
ふぁうすとはかせ
【ファウスト博士】
◇[独]Doktor Faustus
○[文]ドイツの作家トーマス・マン(Thomas Mann)の長編小説。
天才的作曲家アードリアン・レーバキューン(Adrian Lever-
kuhn)が悪魔と契約を結び没落して行く生涯を、友人の古典学
者ツァイトブローム(Serenus Zeitblom)が綴るという形で描く
悲劇。
19世紀末から第二次世界大戦にかけてドイツがたどった運命
を、ドイツ人の観念的性格からナチズムへ傾斜する背景に題材。
◎1947(昭和22)刊行。
ふぁうな
【ファウナ】
◇[英]fauna
○(1)[動]特定の地域に生育する各種動物の全体。
「フォーナ」,「動物相」,「動物群」とも呼ぶ。
○(2)[動]特定の時代に生育した各種動物の全体。
「フォーナ」,「動物相」,「動物群」とも呼ぶ。
◎植物は「フロラ(flora)」。
参照⇒ふろら(フロラ)
ふぁうぬす
【ファウヌス】
◇[羅]Faunus、[英]faun
○[ロ神]酒の神バッカス(Bacchus)の従者。半人半羊の森の神、
酒と女を好む。
「牧羊神」,「牧神(ボクシン)」,「半獣神」とも呼ぶ。
英語名で「フォーン」とも呼ぶ。
◎ギリシア神話の「サテュロス([希]Saturos)」に相当。また、
ギリシア神話の「パン(Pan)」と混同する。
ふぁうはんとう《ふあうはんたう》
【ファウ半島】
◇[英]Faw Peninsula
○[地]⇒ふぁおはんとう(ファオ半島)
ふぁうんてん
【ファウンテン】
◇[英]fountain
○[地](英語で)いずみ(泉)。
⇒いずみ(泉)(1)
ふぁうんてんぺん
【ファウンテンペン】
◇[英]fountain pen
○(英語で)万年筆。
⇒まんねんひつ(万年筆)
★ふぁえとん
【ファエトン】
◇Phaethon
○(1)[ギ神]太陽神ヘリオス(Helios)の子。
成人して父に会い、父の日輪の馬車を御すことを願って一日
だけ許しを得た。しかし、未熟なため御(ギョ)しそこなって地
球に接近して大地を焼きそうになったため、ゼウス(Zeus)が電
光を放ってエリダヌス川(Eridanus)に撃ち落とした。
死を嘆いた姉妹たちヘリアデス(Heliades)の涙はコハク(琥
珀)となり、身はポプラと化した。
「パエトン」とも呼ぶ。
参照⇒へりあです(ヘリアデス)
○(2)[天]小惑星の一つ。
参照⇒ふたごりゅうせいぐん(たご座流星群,双子座流星群)
○(3)[交]フォルクスワーゲン(VW)社製の高級車。
ふぁお
【FAO】
◇[英]Food and Agriculture Organization of the United Na-
tions
○⇒えふえーおー(FAO)
ふぁおはんとう《ふあおはんたう》
【ファオ半島】
◇[英]Faw Peninsula
○[地]イラク南東部、クウェート国境近くにある半島。ペルシア
湾沿いの湿地地帯。
「ファウ半島」,「アルファウ半島(Al-Faw Peninsula)」とも呼ぶ。
ふぁかたね
【ファカタネ】
◇Whakatane
○ニュージーランド北島の北東部、ベイオブプレンティ県(Bay
of Plenty Region)東部にある県都。
南緯37.97°、東経176.99°の地。
〈人口〉
1981(昭和56)1万4,800人。
1986(昭和61)1万5,940人。
1991(平成 3)1万6,662人。
1996(平成 8)1万7,496人。
2001(平成13)1万7,775人。
ふぁきーる
【ファキール】
◇[英]fakir
○(1)[宗]イスラム教の行者・托鉢僧(タクハツソウ)。
○(2)[宗]バラモン教・ヒンズー教の行者・托鉢僧。
◎アラビア語の「貧しい(faqir)」から。
ふぁーくあうふ
【ファークアウフ】
◇[独]Verkauf(ファークアオフ)、[英]sell
○⇒ふぁーくあおふ(ファークアオフ)
ふぁーくあおふ
【ファークアオフ】
◇[独]Verkauf、[英]sell
○(ドイツ語で)販売。
ふぁくしみり
【ファクシミリ】
◇[英]facsimile
○(1)筆跡・絵画などのレプリカ(replica)。
⇒れぷりか(レプリカ)(2)
○(2)[通]⇒ふぁっくす(ファックス,FAX)
[1]ふぁくしみれ
【ファクシミレ】
◇[フ]facsimile
○[通]⇒ふぁっくす(ファックス,FAX)
[2]ふぁくしみれ
【ファクシミレ】
◇[伊]facsimile(ファクシィミレ)
○(1)そっくりな物。そっくりな人。
○(2)レプリカ(replica)・複製。
参照⇒れぷりか(レプリカ)(2)
○(3)[通]⇒ふぁっくす(ファックス,FAX)
ふぁくとりある
【ファクトリアル】
◇[英]factorial
○[数]⇒かいじょう(階乗)
ふぁくとりーおーとめーしょん
【ファクトリーオートメーション】
【ファクトリー・オートメーション】
◇[英]factory automation
○[工][計]工場などの製造部門でコンピューターを導入して設
計・製造などの自動化・省力化・無人化を行うこと。
略称は「FA」
参照⇒ぷろせすこんとろーる(プロセス・コントロール),す
うちせいぎょ(数値制御),きゃど(CAD),きゃむ(CAM),[2]
しーえーいー(CAE),[1]えふえむえす(FMS),おふぃすお
ーとめーしょん(オフィスオートメーション,オフィス・オート
メーション)
ふぁーぐむ
【ファー・グム】
◇Fa Ngum/Fa Ngoun
○[人]ラオ族最初のランサン王国を建国した王(1316〜1374)。
ムアンスワ(Muang Swa)(現:ルアンプラバン)の族長だったスー
バンナ・クァンポン(Souvanna Khamphong)の孫。
参照⇒らんさんおうこく(ランサン王国)
ぶあけ
【ブアケ】
◇Bouake
○(1)(Departement de Bouake)⇒ぶあけけん(ブアケ県)
○(2)コートジボアール共和国中央部、ブアケ県の県都。
北方のブロボ(Brobo)にフランス軍の駐留地がある。
「ブワケ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1984(昭和59)22万人(推計)。
1996(平成 8)46万2,300人(推計)。
◎中国語表記は「布瓦凱(Buwakai)」。
ぶあけけん
【ブアケ県】
◇[フ]Departement de Bouake、[英]Bouake Prefecture
○コートジボアール共和国中北東部、バレデュバンダマ地方
(Region de la Vallee du Bandama)南西部の県。北部をカティ
オラ県(Departement de Katiola)、北東部をダバカラ県(De-
partement de Dabakala)、南西部をカサソー県(Departement
de Sakassou)、東部をベイウミ県(Departement de Beoumi)に
接する。
県都はブアケ。
〈面積〉
4,700平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)65万8,900人(推計)。
ふぁげっと
【ファゲット】
◇[英]faggot、[英]fagot
○⇒[2]ふぁごっと(ファゴット)
ふぁごさいと
【ファゴサイト】
◇[英]phagocyte
○[医]⇒しょくさいぼう(食細胞)
ふぁごしっと
【ファゴシット】
◇[フ]phagocyte
○[医](フランス語で)食細胞。
⇒しょくさいぼう(食細胞)
ふぁごそーむ
【ファゴソーム】
◇[英]phagosome
○[医]物質(異物)を内部に取り込んだ食細胞(phagocyte)が含
まれている小胞(vesicle)。
「食菌空胞(phagocytic vacuole)」,「貪食空胞」とも呼ぶ。
参照⇒しょくさいぼう(食細胞)
ふぁごちーと
【ファゴチート】
◇[伊]fagocito
○[医](イタリア語で)食細胞。
⇒しょくさいぼう(食細胞)
★[1]ふぁごっと
【ファゴット】
◇[伊]fagotto
○(1)(大きな)荷物。(転じて)盗品。
○(2)不器用な人・野暮な人。
○(3)(服装が)不格好な人。
○(4)[楽]低音木管楽器の一種。
「バズーン([英]bassoon)」とも呼ぶ。
[2]ふぁごっと
【ファゴット】
◇[英]faggot(ファゲット)、[米]fagot
○(1)薪(タキギ)の束(タバ)・そだ(粗朶)束・まき(薪)束。
○(2)鉄棒の束・積み地金。
○(3)[料]刻んだ豚のもつ・肉をほぐしたパンと混ぜてボール
状にして焼いた肉ダンゴ。
ふぁごてぃんぐ
【ファゴティング】
◇[英]faggoting、[米]fagoting
○(1)布の横糸または縦糸を数本引き抜き、残った部分の糸を
数本づつ束ねて別の糸で結ぶ飾り細工。また、その細工をした
もの。
「かがり細工(縢り細工)」とも呼ぶ。
○(2)布の裁ち目をほぐし、二枚重ねて縁(フチ)の糸同士を束ね
て結び合せ、または編み合せる細工。また、その細工をしたも
の。
「かがり細工(縢り細工)」とも呼ぶ。
ふぁこむ
【FACOM】
【ファコム】
◇[英]Fujitsu Automatic Computer
○[古][計]富士通製の汎用コンピュータ。
ふぁーざー
【ファーザー】
◇[英]father
○(1)(英語で)父・父親。
◎マザー(mother):母・母親。
○(2)[宗]カトリック教会の神父・修道院長。
◎修道士はブラザー(brother)。
◎マザー:女子修道院院長。
○(3)創始者・始祖。
○(4)(fathers)祖先。
ふぁざこん
【ファザコン】
◇[英]father complex
○[俗][心]ファーザー・コンプレックスの和略語。
⇒えれくとらこんぷれっくす(エレクトラ・コンプレックス)
ふぁーざーこんぷれっくす
【ファーザー・コンプレックス】
◇[英]father complex
○[心]⇒えれくとらこんぷれっくす(エレクトラ・コンプレッ
クス)
ふぁさーど
【ファサード】
◇[フ]facade
○(1)[建]建物の正面・前面。特に装飾的な立面。
訛(ナマ)って「ファザード」とも呼ぶ。
参照⇒かんばんけんちく(看板建築)
○(2)(転じて)外観・うわべ・見せかけ。
◎ドイツ語:ファサーデ(Fassade)。
イタリア語:ファッチャータ(facciata)。
スペイン語:ファチャーダ(fachada)。
ロシア語:ファサート(фасад,fasad)。
ふぁざーど
【ファザード】
◇[フ]facade
○[建]ファサード(ナマ)の訛り。
⇒ふぁさーど(ファサード)(1)
ふぁじー
【ファジー】
◇[英]fuzzy
○(1)[形](服や布地が)毛羽立った。綿毛状の。
○(2)[形]境界が不明確な。
○(3)[形](感覚や感情が)ぼやけた。
○(4)[形](判断や考え方が)曖昧(アイマイ)な。
参照⇒ふれきしぶる(フレキシブル)(3)
ふぁしすたとう《ふあしすたたう》
【ファシスタ党】
◇[伊]Partito Nazionale Fascista、[英]Fascist Party
○[歴]⇒ふぁしすととう(ファシスト党)
★ふぁしすととう《ふあしすとたう》
【ファシスト党】
◇[英]National Fascist Party、[伊]Partito Nazionale Fas-
cista
○[歴]イタリアのファシズム政党。
略称は「PNF」。
「ファシスタ党」,「国民ファシスタ党」,「ファッショ(fascio)」
とも呼ぶ。
◎1919. 3.(大正 8)ムッソリーニがミラノで復員軍人を主体に
イタリア戦闘ファッシ(Fasci Italiani di Combattimento)を
組織。
1920(大正 9)北イタリアの労働者の革命的情勢を暴力的に鎮
圧して、地主・資本家・軍部の支持を得る。
1921(大正10)ローマ大会で政党に再編し、国民ファシスタ党
と改称。
1922.10.28(大正11)政権獲得を要求してローマ進軍(Marcia
su Roma)を行い、10.31ムッソリーニが首相となり、ファシス
ト独裁政権を誕生させる。
1927(昭和 2)秘密警察OVRAを設置。
参照⇒ろーましんぐん(ローマ進軍),おぶら(OVRA)
ふぁーしゅとぷふんく
【ファーシュトプフンク】
◇[独]Verstopfung
○[病](ドイツ語で)便秘。
⇒ぺんぴ(便秘)
[1]ふぁじゅる
【ファジュル】
◇[アラビア語]Fajr([英]dawn)
○(アラビア語で)夜明け。
◎日の出は「シュルーク(Shuruq,Shurooq)」。
[2]ふぁじゅる
【ファジュル】
◇[ファルシー語]Fajr(勝利)
○[軍]イラン国産の新型ミサイル。
◎2006. 3.31(平成18)イラン国営テレビ、Fajr−3の試射
に成功と放送。
ふぁじょーり
【ファジョーリ】
◇[伊](複数形)fagioli/(単数形)fagiolo(ファジョーロ)
○[植][食]⇒ふぁじょーろ(ファジョーロ)
ふぁじょーろ
【ファジョーロ】
◇[伊](単数形)fagiolo/(複数形)fagioli(ファジョーリ)
○[植][食](イタリア語で)インゲンマメ(隠元豆)。
ふぁしりてぃ
【ファシリティ】
◇[英]facility
○(1)容易。容易さ・たやすさ。
○(2)才能・腕前。(容易に行う)器用さ。
ふぁしりてぃーず
【ファシリティーズ】
◇[英]facilities
○(1)(容易さをもたらす)便宜(ベンギ)。
○(2)設備・施設・機関。
○(3)(特に)図書館などの公共施設・病院などの医療施設。
○(4)ホテルなどで、利用者の便宜のための設備。
ふぁーしる
【ファーシル】
◇al Fashir
○スーダン北西部、北ダルフール州(Shamal Darfur wilayah)
南部にある州都。
◎旧ダルフール州(Darfur State)の州都。
ふぁーしーる
【ファーシール】
◇[英]fur seal
○[哺](英語で)オットセイ。
⇒おっとせい(オットセイ,膃肭臍)
ふぁーじんぐ
【ファージング】
◇[英]farthing
○(1)[古]イギリスの最少額の青銅貨。4分の1ペニー(penny)。
◎1960(昭和35)年末で廃貨。
○(2)[形](否定構文で"a"をつけて)少しも、ごくわずかも。
ふぁーすすぷらっとじょうこう《ふあーすすぷらつとでうかう》
【ファース・スプラット条項】
◇[英]Spratt-Furse restriction
○[歴][原]アメリカで実戦に使用されやすい小型核兵器(small-
scale nuclear weapons)の研究・開発を禁止した条項。
参照⇒こがたかくへいき(小型核兵器)
◎1993(平成 5)スプラット上院議員とファース下院議員が条項
を提出し成立。
2003.11.24(平成15)ブッシュ大統領、小型核兵器の研究費を
盛り込んだ2004年度国防権限法案に署名・成立し、条項は廃止。
ふぁすたねーら
【ファスタネーラ】
◇[希]fustanella、[伊]fustanella、[ルーマニア語]fustane-
la
○[服]ギリシアで男性が着用する民族衣装。
丈の短いスカート状のもので、プリーツやギャザーを施した
白いものが多い。
マケドニア起源で、19世紀まではバルカン半島全域で着用さ
れていた。
◎ギリシア文字では"φουστανελλα"。
◎スコットランド:⇒[1]きると(キルト)
ふぁすてぃーでぃお
【ファスティーディオ】
◇[伊]fastidio
○(イタリア語で)アンニュイ([フ]ennui)。
⇒あんにゅい(アンニュイ)
ふぁすなー
【ファスナー】
◇[英]fastener
○(1)留め具・締め具。綴じ込み機。
○(2)書類を綴(ト)じる金具。
○(3)[服]締め具を上下させて、布や皮の縁に一列に並んでい
る金属またはプラスチックの細かい歯を噛(カ)み合わせたり離
したりして開閉するもの。
洋服の前合せやカバンの口・ブーツなどに用いる。
「スライドファスナー(slide fastener)」,「ジッパー(zipper)」
とも、また巾着(キンチャク)から派生して「チャック」とも呼ぶ。
◎1891(明治24)アメリカ人ジャドソン(Whitcomb L.Judson)が
特許を取得。
1925(大正14)ゴッドリッチ社(B.F.Goodrich Company)がジッ
パーを商標登録。
1927(昭和 2)日本開閉機会社(本社は広島県尾道)が巾着(キンチャ
ク)からヒントを得て「チャック」を商標登録。
ふぁすぷ
【FASP】
○[計]富士通のアセンブラ言語。
ふぁする
【ファスル】
◇[英]fossil
○[地][化生](英語で)化石。
⇒かせき(化石)
ふぁするふゅーる
【ファスルフュール】
【ファスル・フュール】
◇[英]fossil fuel
○[鉱]⇒かせきねんりょう(化石燃料)
ふぁすれーん
【ファスレーン】
◇Faslane
○イギリス北部、スコットランド西部のアーガイル・ビュート
州(Argyll and Bute Region)のガレ入り江(Gare Loch)湾奥に
ある港町。
イギリス唯一の原子力潜水艦基地がある。
ふぁぜんだ
【ファゼンダ】
◇[西][葡]fazenda
○[経]⇒あしえんだ(アシエンダ)
★ふぁそん
【ファソン】
◇[朝]Hwasong
○[軍]朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の短距離ミサイル。
参照⇒のどんいちごう(ノドン一号,蘆洞一号),てぽどんいち
ごう(テポドン一号,大浦洞)
◎ファソン5号:射程距離300キロメートル。スカッドB(SS-
1C)相当。
ファソン6号:射程距離500キロメートル。スカッドC(SS-
1D)相当。
参照⇒すかっどみさいる(スカッド・ミサイル)
ふぁそん
【ファソン】
【華城】
◇[朝]Hwasong
○⇒かじょう(華城)
ふぁそんぐん
【ファソン郡】
【化成郡】
◇[朝]Hwasong-gun、[英]Hwasong County
○朝鮮半島北東部、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)北東部の
咸鏡北道(Hamgyong-buk-do)(カンキョウホクドウ)中南部にある郡。西
部を吉州郡(Kilju-gun)に接し、東部を日本海に面する。
「かせいぐん(化成郡)」とも呼ぶ。
ふぁーたー
【ファーター】
◇[独]Vater、[英]father
○(ドイツ語で)父・お父さん。
◎ファーターラント(Vaterland):祖国・故国(母国)。
◎母は「ムッター(Mutter)」。
ふぁたかとう《ふあたかたう》
【ファタカ島】
◇[英]Fataka Island
○[地]南太平洋のメラネシア、ソロモン諸島(the Solomon Is-
lands)南東方、サンタクルーズ諸島(Santa Cruz Islands)東方
の離れ小島。
◎2002.12.(平成14)28〜29日、ティコピア島(Ticopia Island)
アヌタ島(Anuta Island)と、バヌアツのモタラバ島(Mota Lava
Island)とともに大型サイクロン(熱帯低気圧)の直撃を受ける。
★ふぁたは
【ファタハ】
◇Fatah(征服)
○PLO(パレスチナ解放機構)の主流派。
「アル・ファタハ(Al-Fatah)」とも呼ぶ。
参照⇒ぴーえるおー(PLO)
◎もと武装ゲリラ。
リーダー:Raed al-Karmi。
非公式な関連武装グループに「アルアクサの殉教者旅団」があ
る。
参照⇒あくさ(アクサ)
★ふぁちま
【ファチマ】
◇Fatima
○(1)ポルトガル中央部、サンタレン県(Distrito de Santarem)
北西部オウレン市(Municipio de Ourem)の町。首都リスボンの
北東約150キロメートル。
「ファティマ」とも呼ぶ。
◎ファチマの予言,ファチマ第3の予言(the third prophecy
of Fatima)
○(2)[人]⇒ふぁてぃま(ファティマ)(1)
○(3)[文]⇒ふぁてぃま(ファティマ)(2)
ふぁっかゆでん
【ファッカ油田】
◇[英]Fakka oilfield
○[鉱]イラクの南東部、マイサン州(Muhafazat Maysan)南西部
にある油田。
イランとの係争地に位置する。
◎2009.12.18(平成21)イラン軍部隊が侵入し、油田の一部を占
拠。
ふぁっくす
【ファックス】
【FAX】
◇[英]facsimile、[フ]facsimile(ファクシミレ)、[伊]fac-
simile(ファクシィミレ)
○[通]送信側で文書・写真・図形などの二次元画像を電気信号
に変換して一般電話や無線などの通信回線で伝送し、受信側で
再生・記録する通信方式。また、その電送装置。
記録紙はロールになった感熱紙が多く用いられている。
「ファクシミリ」とも呼ぶ。
◎日本では普及したが、テレックスが発達していた欧米ではあ
まり普及しないうちにインターネットのメール時代に入った。
また、通商産業省が主導した日本語テレックスの開発はFA
Xが普及した後で、その存在さえ知られることがなかった。
ふぁっじ
【ファッジ】
◇[英]fudge
○[食]キャンデーの一種。
砂糖・ミルク・バターにチョコレート・香料などを加えて作
る、ホワイトチョコレート状の柔らかく甘い菓子。
ふぁっじお
【ファッジオ】
◇[伊]faggio
○[植](イタリア語で)ブナ(山毛欅)。
⇒ぶな(ブナ,山毛欅,椈)
ふぁっしょ
【ファッショ】
◇[伊]Fascio(束・団結)
○(1)[歴]イタリアのファシスト党の別称。
⇒ふぁしすととう(ファシスト党)
○(2)(転じて)ファシズム的な傾向・運動・体制・団体・人物
などを指していう言葉。
★ふぁっしょん
【ファッション】
◇[英]fashion
○[服]服飾・髪型などの流行・はやり。
◎1927. 9.16(大正 2)三越呉服店でファッションショーを開催。
モデルは水谷八重子(初代)ら3名。
1948(昭和23)神田共立講堂で全国ファッションショーが開催。
ふぁっとまん
【ファットマン】
◇[英]Fat Man
○[歴]長崎に投下されたプルトニウム爆弾の呼び名。
広島型ウラン爆弾(リトルボーイ)より大きかったことから英
語で「でぷっちょ」と命名。
参照⇒はんふぉーど(ハンフォード),りとるぼーい(リトルボ
ーイ),ぱんぷきん(パンプキン)(2)
◎1945. 8. 9(昭和20)午前11時2分、B29(ビーニジュウク)ボッ
クスカーから投下されたファットマンが長崎市上空の5百メー
トルで爆発。長崎市の三分の一が破壊された。
重さ:4.5トン。
長さ:3.5メートル。
直径:1.52メートル。
種類:プルトニウム239、約8キロ重。
威力:高性能TNT火薬の21±2キロトン(約2万トン)。
火球:最大185メートル。
◎当初は小倉市へ投下する予定だったが、天候によって急遽長
崎に変更されたもの。
◎技術的にまだ未熟で、使用されたプルトニウムのうち核反応
を起こしたのは5〜6分の1程度だったという。
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