PDD図書館管理番号 0001.0009.2500.19
百 科 辞 書 《えく》 編集:獨 澄旻
-------- えく --------------------------------------------------
えく
【壊苦】
○[仏]⇒さんく(三苦)
えくあとぅーるしゅう《えくわてうるしう》
【エクアトゥール州】
◇[フ]Province de l'Equateur、[英]Equateur Province
○⇒せきどうしゅう(赤道州)
えくあどる
【エクアドル】
◇[西]Ecuador(赤道)
○南アメリカ北西部の太平洋岸、赤道直下にある共和国。正称
はエクアドル共和国(Republic of Ecuador)。
首都はキト(Quito)。通貨はスクレ(sucre)。国花はキナ。
〈面積〉
28.4万平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52) 756万人。
1988(昭和63)1,020万人。
〈歴代大統領〉
レオン・フェブレス・コルデロ・リバデネイラ(Leon Este-
ban Febres Cordero Ribadeneyra)(1931〜):1984. 8.10〜
1988. 8.10。
ロドリーゴ・ボルハ(Rodrigo Borja Cevallos)(1935〜):
1988. 8.10〜1992. 8.10。
シスト・ドラン・バジェン(Sixto Alfonso Duran-Ballen)
(1921〜):1992. 8.10〜1996. 8.10。
グスタボ・ノボア(Gustavo Noboa Benjarano)(1937〜):
2000. 1.22〜2003. 1.15。
ルシオ・エドウィン・グティエレス・ボルブア。
〈地方行政〉
州:[西]Provincia de(del) *、[英]* Province。
◎1811(文化 8)スペイン植民地からの独立を宣言するが鎮圧。
1822(文政 5)コロンビア連邦共和国の一員となる。
1830(文政13)コロンビア連邦共和国から分離独立。
えぐい《ゑぐい》
【刳い】
○アクが強く、ノドを刺激する味があること。いがらっぽい。
えがらっぽい。えがらい。
◎「(「草」冠+「斂」:補助5813)い」とも書く。
えくおす
【エクオス】
◇[登録商標]Exos
○[交]韓国の現代自動車の高級車。
えくささいず
【エクササイズ】
◇[英]exercise(体の運動・訓練)
○(1)練習・演習・稽古(ケイコ)・実習。
○(2)練習問題・課題。
えぐざま
【エグザマ】
◇[トルコ語]egzama
○[病](トルコ語で)湿疹。
⇒しっしん(湿疹)
えくさんぷろばんす
【エクサンプロバンス】
◇[フ]Aix-en-Provence
○フランス南東部、プロバンス・アルプス・コートダジュール
地域圏(Region Provence-Alpes-Cote d'azur)南西部のブーシュ
デュローヌ県(Departement Bouches-du-Rhone)東部にある都市。
「エクス・アン・プロバンス」,「エクス・アン・プロヴァンス」
とも呼ぶ。
◎ローマ時代は「アクアエ・セクスティアエ(Aquae Sextiae)」。
参照⇒てうとに(テウトニ)
えくしーが
【エクシーガ】
◇[登録商標]Exiga
○[交]富士重工業社製のミニバン。3列シートの7人乗り。
◎2008. 6.17(平成20)新発売。
えくすあんぷろヴぁんす
【エクス・アン・プロヴァンス】
◇[フ]Aix-en-Provence
○⇒えくさんぷろばんす(エクサンプロバンス)
えくすあんぷろばんす
【エクス・アン・プロバンス】
◇[フ]Aix-en-Provence
○⇒えくさんぷろばんす(エクサンプロバンス)
えくすかーじょん
【エクスカージョン】
◇[登録商標]Excursion(英]小旅行)
○[交]フォード・モーター社製のスポーツ用多目的車(SUV)。
えくすくらめーしょんまーく
【エクスクラメーションマーク】
【エクスクラメーション・マーク】
◇[英]exclamation mark
○(1)[言]文の終りにつけて、感嘆(カンタン)の気持ちを表す英記
号(!)。
「感嘆符」とも、俗に「オッタマゲーション」とも呼ぶ。
◎"!"はラテン語の"Io(喜びの感嘆詞)"を符号化したもの。
○(2)[数]階乗を表す記号。
⇒かいじょう(階乗)
えくすくるーじぶおあ
【エクスクルーシブ・オア】
◇[英]exclusive OR
○[数]⇒はいたてきろんりわ(排他的論理和)
えくすくるーじぶおあかいろ《えくすくるーじぶおあくわいろ》
【エクスクルーシブ・オア回路】
◇[英]exclusive OR circuit
○[計][電]⇒いーおあかいろ(EOR回路)
えくすたしー
【エクスタシー】
◇[英]ecstasy
○(1)有頂天(ウチョウテン)・恍惚(コウコツ)。
○(2)[俗]合成麻薬MDMAの通称。
⇒えむでぃえむえー(MDMA)
◎ラブドラッグ:MDA。
えくすてりあ
【エクステリア】
◇[英]exterior
○(1)[形]外部の、外側の。
⇔いんてりあ(インテリア)(1)
○(2)[名]外部・外側。屋外。
⇔いんてりあ(インテリア)(2)
○(3)[名]外面・外観。
○(4)[劇][映]屋外風景・屋外場面。
○(5)[建]屋外装飾。
庭・テラス・壁面・塀・門など建物の外回りの物やその装飾。
⇔いんてりあ(インテリア)(3)
えくすとりーむ
【エクストリーム】
◇[英]extreme(イクストリーム)
○(1)[形]極度の、極端な。
○(2)[形]過激な。
○(3)[形]末端の。最後の。
○(4)[名]末端・極端
○(5)[名]極度。
○(6)[名][数]外項(outer term)。
えくすとれいる
【エクストレイル】
◇[登録商標]X-TRAIL
○[交]日産自動車のスポーツ用多目的車(SUV)。
えくすとろばーじょん
【エクストロバージョン】
◇[英]extroversion
○(1)⇒がいこう(外向)(1)
○(2)[医]外転(外側転位)・外反・外翻・外曲。
⇔いんとろばーじょん(イントロバージョン)(2)
えくすぱいあ
【エクスパイア】
◇[英]expire
○(1)[自動](任期・期間などが)満了する・満期になる・終了
する。賞味期限が過ぎる。
「エクスパイアー」,「エクスパイヤ」,「イクスパイア」とも呼ぶ。
○(2)[自動](権利などが)失効する・終了する。
「エクスパイアー」,「エクスパイヤ」,「イクスパイア」とも呼ぶ。
○(3)[自動]息を吐(ハ)く。
「エクスパイアー」,「エクスパイヤ」,「イクスパイア」とも呼ぶ。
⇔[1]いんすぱいあ(インスパイア)(5)
○(4)[自動]息を引き取る・死ぬ。絶える・消える。
「エクスパイアー」,「エクスパイヤ」,「イクスパイア」とも呼ぶ。
○(5)[自動][通]投稿記事が一定期間を過ぎて削除される。
「エクスパイアー」,「エクスパイヤ」,「イクスパイア」とも呼ぶ。
○(6)[他動]息を吐き出す。
「エクスパイアー」,「エクスパイヤ」,「イクスパイア」とも呼ぶ。
◎名詞・形容詞は「エクスパイリー(expiry)」。
えくすぱいあー
【エクスパイアー】
◇[英]expire
○⇒えくすぱいあ(エクスパイア)
えくすぱいや
【エクスパイヤ】
◇[英]expire
○⇒えくすぱいあ(エクスパイア)
えくすぱいりー
【エクスパイリー】
◇[英]expiry
○(1)[名](任期・期間などの)満了・満期。
「イクスパイリー」とも呼ぶ。
○(2)[名](権利などの)失効・終了。
「イクスパイリー」とも呼ぶ。
○(3)[形]満了の、満期の。
「イクスパイリー」とも呼ぶ。
○(4)[形]失効の、終了の。
「イクスパイリー」とも呼ぶ。
◎動詞は「エクスパイア(expire)」。
えくすぱんだー
【エクスパンダー】
◇[英]expander
○[運]⇒えきすぱんだー(エキスパンダー)
[1]えくすぷろーら
【エクスプローラ】
◇[英]explorer
○(1)探検家。
○(2)[医]⇒ぷろーぶ(プローブ)(1)
[2]えくすぷろーら
【エクスプローラ】
◇[英]Explorer(探検家)
○(1)[社]⇒べんちゃーすかうと(ベンチャースカウト)
○(2)[宇]アメリカの科学観測人工衛星。
1958. 1.31(昭和33)1号の打ち上げに成功。重さ14キログラ
ム。旧ソ連のスプートニク1号成功の約4ヶ月後。
○(3)[交]フォード・モーター社製のスポーツタイプ多目的車
(SUV)・ワゴン車。
[1]えくすぺでぃしょん
【エクスペディション】
◇[英]expedition
○探検・遠征。
[2]えくすぺでぃしょん
【エクスペディション】
◇[登録商標]expedition
○[交]フォード・モーター社製のスポーツタイプ多目的車(S
UV)。
えくすぺりえんす
【エクスペリエンス】
◇[英]experience
○(1)経験・体験。
○(2)[他動]経験する・体験する。
えくすぺりめんと
【エクスペリメント】
◇[英]experiment
○(科学上の)実験・試験。
◎単なる実験・試験はテスト(test)。
えくすぼーと
【エクスボート】
◇[羅]ex voto(エクスヴォート)
○請願達成による奉納・献納。その奉納物・供物。
えくすらしゃぺる
【エクスラシャペル】
◇[フ]Aix-la-Chapelle
○ドイツの都市アーヘン(Aachen)のフランス語名。
⇒あーへん(アーヘン)
えくすりぶりす
【エクスリブリス】
【エクス・リブリス】
◇[羅]ex libris
○蔵書票。
◎ラテン語で「……の蔵書より」の意味。
えぐぜくてぃぶ
【エグゼクティブ】
◇[英]executive
○(1)[形](管理・運営・経営などを)実行する。
○(2)[形]行政の、行政上の。
○(3)[名][経](企業の)役員・経営陣。管理職員・幹部。
○(4)[名](官庁の)行政官・高官。
えぐぜくてぃぶまんしょん
【エグゼクティブ・マンション】
◇[英]Executive Mansion
○アメリカ大統領官邸、ホワイトハウス(White House)の正称。
⇒ほわいとはうす(ホワイトハウス)
えくせたー
【エクセター】
◇Exeter
○(1)イギリス、イングランド南西部のデボンシャー州(Devon-
shire)の州都。イングランド最古の都市。
○(2)[歴][軍]イギリスの重巡洋艦。
「エクゼター」とも呼ぶ。
◎1931(昭和 6)竣工。
1942. 2.(昭和17)27〜28日のスラバヤ沖海戦に参加し、3月
1日沈没。
○(3)[軍]イギリス海軍のミサイル駆逐艦(D89)。
◎1978. 4.25(昭和53)進水。
1980. 9.19(昭和55)竣工。
2004. 6.11(平成16)輸送艦グレーローバーとともに上海を友
好訪問。
えくぜたー
【エクゼター】
◇Exeter
○[歴][軍]⇒えくせたー(エクセター)(2)
[1]えくせま
【エクセマ】
◇[英]eczema
○[病](英語で)湿疹。
⇒しっしん(湿疹)
[2]えくせま
【エクセマ】
◇[西]eczema/eccema
○[病](フランス語で)湿疹。
⇒しっしん(湿疹)
えぐぜま
【エグゼマ】
◇[フ]eczema
○[病](フランス語で)湿疹。
⇒しっしん(湿疹)
えくせるぎー
【エクセルギー】
◇[英]exergy
○[理]機械的仕事に変換できる有効なエネルギー。
⇔あねるぎー(アネルギー)(3)
参照⇒こじぇねれーしょん(コジェネレーション)
えくせれんし
【エクセレンシ】
◇[英]Excellency
○(大臣・高官など)閣下。
◎陛下(Majesty):⇒まじぇすてぃ(マジェスティ)(3)
殿下(Highness):⇒はいねす(ハイネス)(2)
えくせんとりっく
【エクセントリック】
◇[英]eccentric
○⇒えきせんとりっく(エキセントリック)
えぐぜんぷしょん
【エグゼンプション】
◇[英]exemption
○免除。
◎ホワイトカラー・エグゼンプション:ホワイトカラー(事務
職)の残業代廃止。
◎英語の発音は「イグゼンプション」。
えくそがみー
【エクソガミー】
◇[英]exogamy
○[社]族外結婚。
◎エンドガミー(endogamy):同族結婚。
えくそしすと
【エクソシスト】
◇[英]exorcist
○(1)悪魔払いの祈祷師(キトウシ)。
参照⇒あくまばらい(悪魔払い)
○(2)[映](The Exorcist)1973(昭和48)アメリカのホラー映画。
監督:ウィリアム・フリードキン(William Friedkin)。
出演:マックス・フォン・シドー(Max von Sydow)、リンダ
・ブレア(Linda Blair)(少女リーガン<Regan>役)。
オカルト・ブームを巻き起こした。
えくそしずむ
【エクソシズム】
◇[英]exorcism
○[宗]⇒あくまばらい(悪魔払い)
えくぞせ
【エクゾセ】
◇[フ]exocet
○(1)[魚](フランス語で)トビウオ。
⇒とびうお(トビウオ,飛魚)
○(2)[軍](Exocet missile)⇒えくぞせみさいる(エクゾセ・ミ
サイル)
えくぞせみさいる
【エクゾセ・ミサイル】
◇[英]Exocet missile
○[軍]フランスの対艦ミサイル。
えくそだす
【エクソダス】
◇Exodus
○(1)[宗]『旧約聖書』巻頭の五書(モーセの五書)の第二書「出
エジプト記(出埃及記)」のこと。
⇒しゅつえじぷとき(出エジプト記,出埃及記)
○(2)[宗]モーセに導かれてイスラエルの民(ユダヤ人)がエジ
プトを脱出したこと。
参照⇒ごせん(ゴセン)(1)
○(3)(転じて)集団出国。
えぐぞてぃか
【エグゾティカ】
◇[英]exotica
○⇒えきぞちか(エキゾチカ)
えくそとろぴあ
【エクソトロピア】
◇[学]exotropia
○[医]外斜視。
⇒がいしゃし(外斜視)
えぐぞるしすむ
【エグゾルシスム】
◇[フ]exorcisme
○[宗](フランス語で)悪魔払い。
⇒あくまばらい(悪魔払い)
えくそるしすも
【エクソルシスモ】
◇[西]exorcismo
○[宗](スペイン語で)悪魔払い。
⇒あくまばらい(悪魔払い)
えくそん
【エクソン】
◇[英]exon
○[生]⇒えきそん(エキソン)
★えくそんもーびる
【エクソン・モービル】
○[経]全米一位で、世界最大級の石油会社。ロックフェラー系。
◎1972(昭和47)スタンダード・オイル石油会社、エクソン(Ex-
xon)と社名変更。
1998.12.(平成10)エクソン、モービル・オイルを買収・合併
し、エクソン・モービルとなる。
えくたーる
【エクタール】
◇[ペルシア語]ektar/iktar、[ベンガル語]ektara
○[楽]インドの民族楽器。
1弦の撥弦(ハツゲン)楽器。
参照⇒したーる(シタール),どたーる(ドタール),いちげんき
ん(一弦琴,一絃琴)
えくつぇむ
【エクツェム】
◇[独]Ekzem
○[病](ドイツ語で)湿疹。
⇒しっしん(湿疹)
えくとぴー
【エクトピー】
◇[英]ectopy
○[病]⇒えくとぴあ(エクトピア)
えくとぴあ
【エクトピア】
◇[英]ectopia
○[病](器官などの異常位置への)先天的な転位・偏位。
「エクトピー(ectopy)」とも呼ぶ。
参照⇒へてろとぴあ(ヘテロトピア)(2)
えくとぷらずむ
【エクトプラズム】
◇[英]ectoplasm
○(1)[生]外部原形質(外質)。
◎「原形質」は「プロトプラズム(protoplasm)」。
「原形質内層(内質)」は「エンドプラズム(endoplasm)」。
○(2)[心](霊媒の体から発するという)心霊体・霊波。霊魂発
露。
えくとみー
【エクトミー】
◇[英]-ectomy
○[接尾辞]「除去・切除・切除手術」を意味する語形成要素。
◎トンソレクトミー(tonsillectomy):扁桃腺切除術・扁桃摘
出術。
アペンデクトミー(appendectomy):虫垂切除・虫垂切除術。
アペンディセクトミー(appendicectomy):虫垂切除・虫垂切
除術。
アデネクトリー(adenectomy):腺摘出・腺摘出術。
ガストラクトミー(gastrectomy):胃切除・胃切除術。
オーキエクトミー(orchiectomy):睾丸摘出・睾丸摘出術。
オーキデクトミー(orchidectomy):精巣摘除・精巣摘除術。
バセクトミー(vasectomy):精管切除・精管切断・パイプカッ
ト・精管切断法。
ヒストラクトミー(hysterectomy):子宮摘出・子宮摘出術。
オーバリエクトミー(ovariectomy):卵巣摘出・卵巣摘出術。
オーフォレクトミー(oophorectomy):卵巣摘出・卵巣摘出術。
サルピンジェクトリー(salpingectomy):卵管切除・卵管切
除術。
クリトリダクトミー(clitoridectomy):陰核切除。
マスタクトミー(mastectomy):乳房切除・乳腺切除・乳房切
除術。
ランペクトミー(lumpectomy):乳房部分切除・乳房部分切除
術。
ヌーマネクトミー(pneumonectomy):肺切除・肺切除術。
ロベクトミー(lobectomy):肺葉切除・肺葉切除術。
シンパセクトミー(sympathectomy):交感神経切除。
コレクトミー(colectomy):結腸切除・結腸切除術。
リペクトミー(lipectomy):脂肪除去・脂肪除去術。
リティデクトミー(rhytidectomy):皺切除。
ヘパテクトミー(hepatectomy):肝切除・肝切除術。
タイレクトミー(tylectomy):胼胝(ベンチ)切除。
エンボレクトミー(embolectomy):塞栓除去・塞栓除去術。
エンダートラクトミー(endarterectomy):動脈内膜切除・動
脈内膜切除術。
ステープデクトミー(stapedectomy):あぶみ骨切除。
サイメクトミー(thymectomy):胸腺摘出・胸腺摘出術。
ビトレクトミー(vitrectomy):硝子体茎切除術。
えくばたな
【エクバタナ】
◇Ecbatana
○[歴]古代メソポタミアにあったメディア王国の首都。
現在のイラン北西部、ハマダン州の州都ハマダン(Hamadan)。
「エクバターナ」とも呼ぶ。
えくばたーな
【エクバターナ】
◇Ecbatana
○[歴]⇒えくばたな(エクバタナ)
★えくぱっと
【ECPAT】
○児童の商業的・性的搾取の根絶をめざす国際民間活動団体。
子供たちを対象にした買春(カイシュン)・ポルノ・性目的の人身
売買の根絶運動を進めている。
本部はバンコク。
◎1990(平成 2)アジア観光における子供の買春を根絶するため
の国際キャンペーン(End Child Prostitution in Asian Tour-
ism)として出発。
1996(平成 8)略称はそのまま、対象をアジアから世界に拡大。
えぐばーと
【エグバート】
◇Egbert/Ecgberht
○[人]イングランド王( 775ころ〜 839)。在位: 829〜 839。
少年時代をカール大帝([独]Karl der Grosse)の宮廷ですご
す。
802(延暦21)ウェセックス(Wessex)王となる。
部族国家に分立するアングロ・サクソン人の七王国(シチオウコク)
(ヘプターキー)の一つマーシア(Marcia)を 828年ころに破り、
翌年戦わずしてノーサンブリア(Northumbria)に宗主権を認め
させて、 828(天長 5)イングランドを統一。
838(承和 5)ノルマン人の侵入を撃退。
参照⇒しちおうこく(七王国)
えくぼ《ゑくぼ》
【靨】
【笑窪】
◇[英]dimple
○笑う時にほおにできる、小さなくぼみ。
英語で「ディンプル」とも呼ぶ。
◎痘痕(アバタ)も靨
[1]えぐもんと
【エグモント】
◇Lamoral Egmont/Lamoraal Egmond
○[人]ネーデルランド独立運動の指導者(1522〜1568)。
1567(永禄10)スペイン総督アルバ公(Duke of Alva by Span-
ish authorities in Netherlands)にホールン伯(Count Horn)
(1518〜1568)とともに捕らえられ、翌年死刑を宣告され処刑。
[2]えぐもんと
【エグモント】
◇Egmont
○[文][楽]1788(天明 8)ゲーテの戯曲。ネーデルランド独立運
動の指導者エグモント(Lamoral Egmont)を描いた悲劇。
ベートーベンが序曲をふくむ付随音楽10曲を作曲し、1810
(文化 7)完成。
えぐもんとさん
【エグモント山】
◇[英]Mount Egmont
○[地]ニュージーランド北島西部のタラナキ地方(Taranaki Re-
gion)、エグモント国立公園(Egmont National Park)にある活
火山。標高2,518メートル。
形が富士山に似ている。
「マウント・エグモント」,「タラナキ山(Mount Taranaki)」と
も呼ぶ。
★えくら
【エクラ】
【ECLA】
◇[英]Economic Commission for Latin America
○[経]ラテンアメリカ経済委員会の略称。
◎1948(昭和23)設立。
[1]えくりぷす
【エクリプス】
◇[英]eclipse
○(1)[天](太陽・月の)蝕(ショク)。
参照⇒でじっと(デジット)(4)
○(2)(名声・影響力などの)失墜(シッツイ)。
[2]えくりぷす
【エクリプス】
◇[英]Eclipse Aviation Corporation
○[経][空]アメリカの小型ジェット機製造会社。
本社はニューメキシコ州アルバカーキ。
2003.10.(平成15)富士重工業と提携。
[3]えくりぷす
【エクリプス】
◇[登録商標]ECLIPSE
○[交]三菱自動車工業の乗用車。
エクリプススパイダー(SPYDER):オーブンカー。
えぐりぶね《ゑぐりぶね》
【刳り舟】
○⇒まるきぶね(丸木舟,独木舟)
えくりん
【エクリン】
◇[英]eccrine
○(1)[形][医]汗腺の。
参照⇒えくりんせん(エクリン腺)
○(2)[形][医]外分泌の([英]exocrine)。
◎ギリシア語の「外へ(ek-)分離(krinein)」から。
えぐりんくうぐんきち
【エグリン空軍基地】
◇[英]Eglin Air Force Base
○[軍]アメリカ合衆国南東部、フロリダ州北西部のオカルーサ
郡(Okaloosa County)にある、アメリカ空軍の基地。
ペンサコーラ(Pensacola)の東方60マイル(約96キロメートル)
に位置する。
空軍兵器博物館(Air Force Armament Museum)が併設され、
往年の主力戦闘機や爆撃機などが屋外展示されている。
えくりんせん
【エクリン腺】
◇[英]eccrine gland
○[医]汗腺の一種。
人間や霊長類ではほぼ全身の皮膚に分布。
外気温や体内熱が上昇した際、汗腺細胞体から開口分泌また
は透出分泌によって汗(分泌物)を分泌して体温調節を行う。
「小汗腺(ショウカンセン)(small sudoriferous gland)」とも呼ぶ。
参照⇒あぽくりんせん(アポクリン腺)
◎霊長類を除く哺乳類の汗腺では足指の裏にのみ存在。
えくるー
【エクルー】
◇[フ]ecru
○[色]⇒べーじゅ(ベージュ)
えくれあ
【エクレア】
◇[フ]eclair(稲妻)、[英]eclair
○[食]洋菓子の一種。細長いシュークリームの表面上部にチョ
コレートを塗ったもの。
「エクレヤ」とも、フランス語式発音では「エクレール」とも呼
ぶ。
◎名称は、チョコレートを塗った上部と塗られていない下部と
のギザギザの境がイナズマ(稲妻)のように見えることから。
フランス語で稲妻は「フドル(foudre)」とも呼ぶ。
えくれしあ
【エクレシア】
◇[葡]ecclesia、[羅]ecclesia
○[宗]⇒えけれじや(エケレジヤ)
えくれや
【エクレヤ】
◇[フ]eclair(稲妻)、[英]eclair
○[食]⇒えくれあ(エクレア)
えくれーる
【エクレール】
◇[フ]eclair(稲妻)、[英]eclair
○[食]⇒えくれあ(エクレア)
えくれるーる
【エクレルール】
◇[フ]eclaireur、[英]feeler
○[軍]⇒せっこう(斥候)
えくわとぅーるしゅう《えくわてうるしう》
【エクワトゥール州】
◇[フ]Province de l'Equateur、[英]Equateur Province
○⇒せきどうしゅう(赤道州)
えーけー
【AK】
◇[英]acknowledge
○[通]⇒あっく(ACK)
えーけーえー
【aka】
【a.k.a.】
◇[英]also known as
○「別名」の略記。
「エイリアス(alias)」とも呼ぶ。
えーげかい
【エーゲ海】
◇[英]the Aegean Sea、[希]Egeon Pelagos
○[地]地中海東部、ギリシア(バルカン半島)とトルコ(小アジ
ア半島)に囲まれた海域。
エーゲ海諸島と呼ばれる多くの小島があり、「多島海(タトウカイ)
(the Archipelago)」とも呼ばれる。
えーげかいしょとう《えーげかいしよたう》
【エーゲ海諸島】
◇[英]the Aegean Islands、[希]Mikres Aggelies
○[地]地中海東部、エーゲ海に点在する諸島。
えーげかいのしんじゅ
【エーゲ海の真珠】
◇[西]Penelope
○[楽]アレグロ(Augusto Dasca Algureo)作曲の軽音楽。
参照⇒ぺねろぺ(ペネロペ)
◎ポール・モーリア(Paul Mauriat)の演奏で知られる。
★えけこ
【エケコ】
◇[西]Ekeko/Equeco
○[インカ神話]南アメリカのアンデス山岳地域、ペルー・ボリ
ビア・チリ北部などに伝わる豊富と繁栄の神。
えげーと
【エゲート】
◇[英]agate
○(1)[鉱]⇒めのう(メノウ,瑪瑙)
○(2)[古][印]⇒るびーかつじたい(ルビー活字体)
えげーとかつじたい
【エゲート活字体】
◇[英]agate type
○[古][印]⇒るびーかつじたい(ルビー活字体)
◎エゲート(agate)は「メノウ(瑪瑙)」の意味。
えーけーななよん
【AK74】
◇[露]Avtomat Kalashnikova 74、[英]Automatic Kalashnikov-
74
○[軍]1974(昭和49)AK47を小口径の5.45ミリ×39.5に変更
した旧ソ連製のアサルトライフル(突撃自動小銃)。
AK47とほぼ同型だが、実弾(実包)の長さをわずかに長く
して誤挿入を防止している。
参照⇒えーけーよんなな(AK47)
◎1967(昭和42)ベトナム戦争でアメリカ軍が小口径(5.56ミリ)
高速弾のM16を投入したことに対応したもの。
参照⇒えむじゅうろく(M16)
[1]えーけーぴー
【AKP】
◇[フ]Agence Khmer de Presse
○[通]カンボジアの国営クメール通信の略称。
[2]えーけーぴー
【AKP】
◇[トルコ語]Adalet Ve Kalkinma Partisi、[英]Party for
Justice and Progress
○[政]トルコのイスラム主義政党・与党、公正発展党の略称。
参照⇒しーえっちぴー(CHP),えむえっちぴー(MHP)
★えーげぶんめい
【エーゲ文明】
◇[英]the Aegean civilization
○[歴]紀元前3,000年ころから前1,200年ころまでエーゲ海周辺
に栄えた青銅器文明の総称。
クレタ(ミノス)文明・ミケーネ文明・トロヤ文明。
南下して来たギリシア人の侵入によって、ギリシア文明に取っ
て代わられた。
★えけべりあ
【エケベリア】
◇[学]Echeveria、[米]echeveria(エチェベリア)
○[植]ユキノシタ目(Saxifragales)ベンケイソウ科(Crassula-
ceae)マンネングサ亜科(Sedoideae)マンネングサ連(Sedeae)マ
ンネングサ亜連(Sedinae)エケベリア属(Echeveria)の多肉性熱
帯植物。南アメリカ原産
えーけーよんなな
【AK47】
◇[露]Avtomat Kalashnikova 47(アフトマット・カラシニコバ
47)、[英]Automatic Kalashnikov-47
○[軍]旧ソ連製のアサルトライフル(突撃自動小銃)。
全長:87センチ。
重量:3.8キロ。
口径:7.62ミリ×39。装弾数最大30発。
コピーを含め大量生産されて派生型が多い。
1947(昭和22)制式採用。
ソ連を初め、ワルシャワ軍・中国軍・北朝鮮軍などの制式小
銃として広く採用された。
1974(昭和49)口径を5.45ミリ×39.5に変更(AK74)。
冷戦後、中古が大量に出回り、世界各地の武装ゲリラや犯罪
組織の手に渡って彼らの主要武器となっている。
開発者の名前ミカエル・カラシニコフ(Mikhail Timofeevich
Kalashnikov)から「カラシニコフ」とも呼ばれる。
参照⇒あさるとらいふる(アサルトライフル)
◎AK47S:金属製の折り畳みストック・タイプ。
狙撃銃:⇒どらぐのふそげきじゅう(ドラグノフ狙撃銃)
◎カラシニコフがナチス・ドイツのマシン・ピストル(軽機関
銃)をヒントに開発した世界初のアサルトライフル。
朝鮮戦争で活躍し、その影響でアメリカ軍はM14(7.62ミ
リ×51)とM16(5.56ミリ×45)を開発した。
1995(平成 7)のオウム事件(AK74)で日本でも有名になる。
えげる
【エゲル】
◇[マジャール語]Eger
○ハンガリー北部、ヘベシュ県(Heves Megye)東部にある県都。
ビュック山地(Bukk Hegyseg)の南部、マートラ山地(Matra
Hegyseg)の東部に位置する。
高級赤ワイン「エゲルの牡牛の血(Egri Bikaver)」の産地。
ドイツ語名は「エルラウ(Erlau)」。
〈面積〉
105平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)6万2,474人(推計)。
2001(平成13)5万8,331人(2月1日現在)。
えけれじあ
【エケレジア】
◇[葡]ecclesia、[羅]ecclesia
○[宗]⇒えけれじや(エケレジヤ)
えけれじや
【エケレジヤ】
◇[葡]ecclesia、[羅]ecclesia
○[宗](キリシタン用語)教会・教会堂。
「エケレジア」,「エクレシア」とも呼ぶ。
えこ
【エコ】
○(1)エコロジカル(ecological)(環境にやさしい)の和略語。
◎英語の略記は"ecol."。
○(2)エコノミー(economy)(経済的)の和略語。
◎英語の略記は"econ."。
えこ
【長子】
○[古]長男。
⇒ちょうなん(長男)
◎「兄(エ)子」の意味。
「ちょうし(長子)」とも読む。
[1]えこー
【エコー】
◇[希]Ekho(音)、[英]Echo
○[ギ神]空気と土との間に生れた森の妖精(ニンフ)。
ゼウス(Zeus)の正妻ヘラ(Hera)の怒りを買い、自分からは話
すことができず、相手の言葉を繰り返すだけとなった。
美少年ナルキッソス(Narkissos)に恋したが意を伝えられず、
こがれ死にして声だけが残ったといわれる。
参照⇒なるきっそす(ナルキッソス)
[2]えこー
【エコー】
◇[英]echo
○(1)こだま(木霊)・やまびこ(山彦)。
○(2)(電波などの)反響・残響。
[3]えこー
【エコー】
◇[登録商標]Echo
○[交]トヨタ自動車(株)の乗用車プラッツ(Platz)の北米での
販売名。
えご
【エゴ】
◇[羅]ego
○(1)自我。
⇒じが(自我)
○(2)エゴイズム([英]egoism)の略称。
⇒えごいずむ(エゴイズム)
○(3)[形]エゴイスティック([英]egoistic)の略称。
えごいすてっく
【エゴイスティック】
◇[英]egoistic
○(1)[形]利己主義(リコシュギ)の。
○(2)[形]利己的な・自分本位な・自己本位の。
えごいずむ
【エゴイズム】
◇[英]egoism
○(1)自己中心主義・利己主義(リコシュギ)・自分勝手。
○(2)[哲]自己の利益を出発点として導き出す倫理説。
○(3)自愛心・自利心。
えこう《えかう》
【衣桁】
○[服]⇒いこう(衣桁)
★えこう《ゑかう》
【回向】
【廻向】
○[仏]本来自分が受けるべき功徳(クドク)を他へふり向けること。
参照⇒くよう(供養)
◎死者の霊前で読経(ドキョウ)することを「回向」と呼ぶのは、読
経によって自分が受ける功徳を死者にふり向け成仏(ジョウブツ)
を助けることから。
えこういん《ゑかうゐん》
【回向院】
○(1)東京都墨田区両国にある浄土宗の寺。寺号は諸宗山無縁
寺、山号は国豊山。開山は貴屋。
1657(明暦 3)振袖火事の大火の焼死者10万8千人を幕命によっ
て葬った万人塚が始まり。のちに水死者や焼死者・刑死者など
横死者の無縁仏も埋葬する。
◎毎年七月一九日に無縁仏の供養として施餓鬼が営まれている。
◎1781(天明元)以降境内で勧進相撲が興行。今日の大相撲の起
源となり、両国に旧国技館が建てられるに至った。
○(2)東京都荒川区南千住にある寺で、両国回向院の別院。
1651(慶安 4)小塚原刑場が新設され、刑死者・行路病死者や
震災などの横死者を弔うため1667(寛文 7)本所回向院の住職弟
誉義観(テイヨ・ギカン)が常行堂を創建。
◎安政の大獄により刑死した橋本左内・吉田松陰・頼三樹三郎
(ライ・ミキサブロウ)らが葬られている。
1771(明和 8)蘭学者杉田玄白・中川淳庵・前野良沢らが小塚
原で刑死者の解剖に立ち合ったことから1922(大正11)観臓記念
碑が建立された。
吉展地蔵尊が建立されている。
刑場跡地には延命寺が建立された。
参照⇒こづかはら(小塚原),えんめいじ(延命寺)
◎杉田玄白らの腑分(フワ)け(解体)に直接従事したものは穢多(エ
タ)の人であった。
えこさいど
【エコサイド】
◇[英]ecocide
○環境破壊。
えこじかるにっち
【エコロジカルニッチ】
◇[英]ecological niche
○[生]⇒せいたいてきちい(生態的地位)
えこだえき
【江古田駅】
○[交]東京都練馬区旭丘(アサヒガオカ)にある、西武池袋線の駅。
東長崎駅と桜台駅の間。
◎都営地下鉄大江戸線には新江古田(しんえごだ)駅がある。
★えごのき
【エゴノキ】
◇[学]Styrax japonica
○[植]ツツジ目(Ericales)エゴノキ科(Styracaceae)エゴノキ
属(Styrax)の落葉小高木。
果皮中に有毒物質エゴサポニンを含み、昔は果皮をすりつぶ
して川魚を獲(ト)るのに使用した。
「チシャノキ(萵苣の木)」とも呼ぶ。
えこのみー
【エコノミー】
◇[英]economy
○(1)[経]経済。
⇒けいざい(経済)
○(2)節約。
◎ギリシア語の「オイコノミア(oikonomia)」から。
「オイコス(oikos)」は「家」、「ネメイン(nemein)」は「世話をす
る」の意味。
えこのみすと
【エコノミスト】
◇[英]economist
○(1)経済学者・経済専門家。
○(2)倹約家・節約家。
○(3)[経](Economist)イギリスの週刊経済誌。
参照⇒いーあいゆー(EIU)
◎1843(天保14)ロンドンで創刊。
○(4)[経]毎日新聞社発行の週刊経済誌。
◎1922(大正11)創刊。
えこぷらきしあ
【エコプラキシア】
◇echopraxia
○[医]他人の動作を不随意的に真似する傾向。
参照⇒ちっくしょう(チック症)
◎他人の言葉を繰り返すのはエコラリア(echolalia)。
★えごま
【エゴマ】
【荏胡麻】
◇[学]Perilla frutescens/Perilla frutescens var.japoni-
ca
○[植]シソ目(Lamiales)シソ科(Lamiaceae)シソ属(Perilla)の
一年草。東南アジア原産。
東南アジア・中国。朝鮮半島・日本などで古くから栽培され、
現在は各地で野生化。
種子からしぼった油は灯油として用いられた。
参照⇒しそ(シソ,紫蘇)
◎ゴマ(胡麻)はシソ目ゴマ科(Pedaliaceae)。
レモンエゴマ:⇒れもんえごま(レモンエゴマ,檸檬荏胡麻)
えこらりあ
【エコラリア】
◇echolalia
○[医]他人が口にした言葉の最後、または周囲の音を不随意的
に繰り返す傾向。
参照⇒ちっくしょう(チック症)
◎自分自身の言葉を繰り返すのはパリラリア(palilalia)。
他人の動作を真似るのはエコプラキシア(echopraxia)。
えこーる
【エコール】
◇[フ]ecole、[英]school
○(1)学校。
参照⇒りせ(リセ)
◎グランド・ゼコール(grandes ecoles):⇒ぐらんどぜこーる
(グランド・ゼコール)
エコール・ミリテール(ecole militaire):士官学校。
エコール・ポリテクニク(Ecole Polytechnique):理工科学
校。
○(2)学派。(芸術上の)流派・画派。
◎エコール・ド・パリ:⇒えこーるどぱり(エコール・ド・パ
リ)
★えこーるでぼざーる
【エコール・デ・ボザール】
◇[フ]Ecole des Beaux Art
○[美]フランスの首都パリにある美術学校。
参照⇒ぼざーるようしき(ボザール様式)
えこーるどぱり
【エコール・ド・パリ】
◇[フ]Ecole de Paris(パリ派)
○(1)第一次大戦後、パリを舞台に活躍した外国人画家たちの
総称。
特定の運動やグループに属さず、それぞれに民族的資質を生
かした個性的な画風を形成した。
モジリアーニ・シャガール・キスリング・スーチン・パスキ
ン・藤田嗣治・ピカソなど。
○(2)パリで制作活動を行う、パリ在住の画家たち。
参照⇒もんぱるなす(モンパルナス)
えこーろけーしょん
【エコーロケーション】
◇[英]echolocation
○(1)[動]自分が発する超音波の反響で物体(障害物)の存在や
位置・方向関係を探知すること。また、その能力。
コウモリ・イルカなどに備わっている。
「反響定位」,「音響探知」とも呼ぶ。
○(2)[電]電波や超音波の反射波で物体の存在や位置・方向関
係を探知すること。また、その方法。
レーダー・ソナー・魚群探知機などで利用されている。
「反響定位」,「音響探知」とも呼ぶ。
参照⇒れーだー(レーダー),そなー(ソナー,SONAR)
○(3)視覚障害者が舌打ちの反響音で物体(障害物)の存在や位
置・方向関係を探知すること。
一般の舌打ちより高い「チッ」という音を使用する。
その能力はバレーボールができるほどという。
「反響定位」,「音響探知」とも呼ぶ。
えこわす
【エコワス】
【ECOWAS】
◇[英]Economic Community of West African States
○西アフリカ諸国経済共同体の略称。
西アフリカ15ヶ国で構成する地域共同体。平和維持軍を保有
する。
フランス語の略称は「CEDEAO(Communaute Economique
des Etats de l'Afrique de l'Ouest)」。
〈加盟国〉
コートジボアール・ベナン・ガンビア・ガーナ・ギニア・ブ
ルキナファソ・リベリア・マリ・ニジェール・ギニアビサオ・
ナイジェリア・セネガル・シエラレオネ・トーゴ・カーボベル
デ。
◎1975. 5.28(昭和50)設立。
えーこん
【エーコン】
◇[英]acorn(エイコン)
○[植](英語で)ドングリ(団栗)。
⇒どんぐり(ドングリ,団栗)
えこんて
【絵コンテ】
○[映][TV]カット(場面)などを図示したコンテ(撮影台本)。
参照⇒[3]こんて(コンテ)
えさい
【エサイ】
◇[ヘブライ語]Yisay、[英]Jesse/Yishai
○[聖]『旧約聖書』「サムエル記(the Book of Samuel)」に現れ
る、ヘブライ王国第2代の王ダビデ([英]David)の父。
えさう
【エサウ】
◇Esau
○[聖]『旧約聖書』の「創世記」に登場するイスラエルの族長イ
サク(Isaac)とレベカ(Rebekah)の長子。
一椀のあつもの(a mess of pottage)のために弟ヤコブ(Ja-
cob)に相続権を売ったという。
えさかえき
【江坂駅】
○(1)[交]大阪府吹田市(スイタシ)豊津町(トヨツチョウ)にある大阪市営
御堂筋線の駅。
東三国(ヒガシミクニ)駅(大阪市)の次で、ターミナル駅(始点)。
○(2)[交]北大阪急行電鉄の駅。
緑地公園(リョクチコウエン)駅(豊中市)の次で、ターミナル駅(終点)。
★えざきぐりこ
【江崎グリコ】
○[経]大手菓子製造会社。
本社は大阪府大阪市。
グリコ(Glico)・キャラメルのおまけ(食玩)で知られる。
参照⇒[2]ぐりこ(グリコ),ぐりこもりながじけん(グリコ森
永事件)
えさし
【江刺】
◇[日]Esashi
○[古]⇒えさしし(江刺市)
えさし
【江差】
◇[日]Esashi
○⇒えさしちょう(江差町)
えさし
【枝幸】
◇[日]Esashi
○(1)⇒えさしぐん(枝幸郡)
○(2)⇒えさしちょう(枝幸町)
えさしおいわけ《えさしおひわけ》
【江差追分】
○[楽]北海道南西部、江差地方の民謡。
江戸中期、信州の馬子唄(信州追分)が越後(越後追分)を経て、
瞽女(ゴゼ)や船乗りによって北前船でニシン漁の隆盛していた
北海道に伝わり、独特の哀調を帯びた節回しに変化したもの。
明治時代後半に尺八を伴奏とする花柳界のお座敷唄として一
般化し全国に広まる。
本唄や前唄・後唄がある。
「江差追分節」,「松前追分」,「北海道追分」とも呼ぶ。
◎本唄:鴎(カモメ)のなく音に/ふと目をさまし/あれが蝦夷地
の山かいな……。
◎2004. 9.17(平成16)江差追分節記念碑、江差町の江差追分会
館前に建立・除幕。
えさしおいわけぶし《えさしおひわけぶし》
【江差追分節】
○[楽]⇒えさしおいわけ(江差追分)
えさしぐん
【枝幸郡】
◇[日]Esashi Gun
○北海道北部、宗谷支庁(ソウヤシチョウ)オホーツク海側の郡。
浜頓別町(ハマトンベツチョウ)・中頓別町(ナカトンベツチョウ)・枝幸町(エサシ
チョウ)・歌登町(タノボリチョウ)の町。
えさしし
【江刺市】
◇[日]Esashi Shi
○[古]岩手県南部の市。
〈面積〉
360.77平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)3万8,176人。
◎1958(昭和33)市制施行。
◎2006. 2.20(平成18)水沢市(ミズサワシ)・江刺市と胆沢郡(イサワグ
ン)の前沢町(マエサワチョウ)・胆沢町(イサワチョウ)・衣川村(コロモガワムラ)の
2市2町1村が合併して奥州市(オウシュウシ)を発足。
★えさしせん
【江差線】
○[交]JR北海道が運行する鉄道路線の一つ。
79.9キロメートル。
〈停車駅〉
江差(エサシ)駅・上ノ国(カミノクニ)駅・中須田(ナカスダ)駅・桂岡(カツ
ラオカ)駅・宮越(ミヤコシ)駅・湯ノ岱(ユノタイ)駅・神明(シンメイ)駅・吉堀
(ヨシボリ)駅・渡島鶴岡(オシマツルオカ)駅・木古内(キコナイ)駅・札苅(サツカ
リ)駅・泉沢(イズミサワ)駅・釜谷(カマヤ)駅・渡島当別(オシマトウベツ)駅
・茂辺地(モヘジ)駅・上磯(カミイソ)駅・清川口(キヨカワグチ)駅・久根
別(クネベツ)駅・東久根別(ヒガシクネベツ)駅・七重浜(ナナエハマ)駅・五
稜郭(ゴリョウカク)駅・函館(ハコダテ)駅。
◎2013. 4.26(平成25)JR北海道、木古内駅〜江差駅間(42.1キ
ロメートル)の廃止を国土交通大臣に届け出。
◎五稜郭駅〜木古内駅間:37.8キロメートル。
えさしちょう《えさしちやう》
【江差町】
◇[日]Esashi Cho
○北海道南西部、檜山支庁(ヒヤマシチョウ)檜山郡(ヒヤマグン)の町。渡
島半島(オシマハントウ)西部(日本海側)の漁港町。
檜山支庁の所在地。
〈面積〉
109.57平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)1万4,896人。
1995(平成 7)1万1,301人。
◎早くから港町として栄え、箱館(ハコダテ)・松前(マツマエ)ととも
に蝦夷三港(エゾサンミナト)と呼ばれた。
1900(明治33)町制施行。
1955(昭和30)泊村を編入。
◎江差追分(オイワケ)の発祥地。
参照⇒えさしおいわけ(江差追分)
えさしちょう《えさしちやう》
【枝幸町】
◇[日]Esashi Cho
○北海道北部、宗谷支庁(ソウヤシチョウ)枝幸郡(エサシグン)の町。オホ
ーツク海に面する。
〈面積〉
509.16平方キロメートル。
(*)境界未定がある。
〈人口〉
1970(昭和45)1万0,708人。
1995(平成 7) 8,428人。
◎1947(昭和22)町制施行。
えーさっと
【エーサット】
【ASAT】
◇[英]anti-satellite weapons
○[軍]衛星攻撃兵器の略称。
自国の衛星を他国の衛星攻撃や監視衛星から防衛する兵器シ
ステム。
「エイサット」,「アサット」とも呼ぶ。
参照⇒けーけーぶい(KKV)
◎アメリカのASAT:ASM−135。
◎アメリカの国防総省は中国の自然災害を監視する超小型衛星
「清華1号」をASATの準備段階として懸念を表明。
参照⇒[2]せいか(清華)
えさん《ゑさん》
【恵山】
◇[日]E San/Esan
○(1)[地]北海道南西部、渡島支庁(オシマシチョウ)にある火山。標高
618メートル。
○(2)[地]⇒えさんみさき(恵山岬)
○(3)[古]⇒えさんちょう(恵山町)
えさんちょう《ゑさんちやう》
【恵山町】
◇[日]Esan Cho
○[古]北海道南西部、渡島支庁(オシマシチョウ)亀田郡(カメダグン)の町。
◎2004.12. 1(平成16)函館市に編入。
◎「恵山(けいさん,ヘサン)」は北朝鮮の都市。
参照⇒けいさん(恵山)
えーさんびゃく
【A−300】
【A300】
○[空]エアバスインダストリー社製の大型双発機(エアバス)。
全長54メートル、全幅45メートル、最大座席数345〜375席。
参照⇒えあばす(エアバス)(2)
◎A−300:1974. 5.30(昭和49)エール・フランス、パリ〜
ロンドン間を初就航。座席数345〜375。全長54メートル、全幅
45メートル。
A−300−600:A−300のコンピューター機能を強
化。
A−300−600St:大型貨物輸送機モデル:⇒べるー
が(ベルーガ)(3)
えーさんびゃくはちじゅう《えーざびやくはちじふ》
【A−380】
【A380】
○[空]エアバスインダストリー社製の超大型旅客機(エアバス)。
総二階建て。全長73メートル、全幅79.8メートル。標準仕様
555席、最大853席。
最大航続距離1万4,800キロメートル。
参照⇒えあばす(エアバス)(2)
◎2005. 1.(平成17)テスト機、完成。地上走行をテスト。
2005. 4.27(平成17)テスト飛行。
えさんみさき《ゑさんみさき》
【恵山岬】
◇[日]Esan Misaki
○[地]北海道南西部、渡島(オシマ)半島の東端にある亀田半島の
突端(トッタン)。
えし《ゑし》
【壊死】
◇[英]necrosis
○[生]体の組織や細胞が局所的に死ぬこと。
参考⇒ねくろーしす(ネクローシス),えそ(壊疽),こうそく
(梗塞)(2)
[1]えーしー
【AC】
○(1)[電](alternating current)交流の略称。
⇒こうりゅう(交流)(2)
◎DC(direct current):直流。
○(2)(Advertising Council)アメリカの広告協議会の略称。
○(3)(Advertising Council)日本の公共広告機構の略称。
◎1971(昭和46)設立。
○(4)[心](adult children)アダルトチルドレンの略称。
⇒あだるとちるどれん(アダルトチルドレン,アダルト・チル
ドレン)
[2]えーしー
【AC】
◇[英]hydrogen cyanide
○[化]シアン化水素(青酸ガス)の略号。
⇒せいさんがす(青酸ガス)
えーじー
【AG】
◇[独]Aktiengesellschaft
○[経]⇒あーげー(AG)
えーじー
【Ag】
○[化]銀の元素記号。
⇒ぎん(銀)
えーしーあーる
【ACR】
◇[英]automatic carrier routing
○[古][通]電話会社の自動選択機能の略称。
専用アダプターまたはアダプター内蔵の電話が、契約してい
る新電電とNTTグループの会社との通話料を比較して、新電
電の方が安い場合に新電電経由でダイヤルするもの。
◎旧称は「最低料金回線自動選択機能(least cost routing)」を
意味する「LCR」であったが、新電電以外の東京通信ネットワ
ークの「東京電話」の登場などで最低料金でなくなったため、改
称された。
[1]えーじーあーる
【AGR】
◇[英]advanced gas-cooled reactor
○[原]改良ガス冷却型原子炉の略称。
◎ガス冷却炉:GCR(gas-cooled reactor)。
[2]えーじーあーる
【AGR】
◇[英]air-cooled graphite-moderated reactor
○[原]ガス冷却型黒鉛炉の略称。
えーじーいー
【AGE】
◇[英]Advanced Glycation End Products
○[生化]糖化最終産物の略称。
エネルギー源である糖類が体内でタンパク質と化学反応して
生成する物質。
動脈硬化や老化の原因物質とされる。特に糖尿病患者で多く
蓄積し、血管障害や白内障などの合併症を引き起こす。
「最終糖化産物」,「終末糖化産物」とも呼ぶ。
参照⇒めいらーどはんのう(メイラード反応)
◎合成阻止薬:アミノグアジニン(aminoguanidine)。
えーしーいーえー
【ACEA】
◇[フ]Association des Constructeurs Europeens d'Automo-
biles
○[経][交]ヨーロッパ自動車工業会(欧州自動車工業会)の略称。
本部はブリュッセル。
えじぇあばど
【エジェアバド】
◇Eceabat
○トルコ北西部、チャナッカレ県(Chanakkale Ili)西部の町。
ダーダネルス海峡(the Dardanelles)西側(ヨーロッパ側)の
ガリポリ半島(Gallipoli Peninsula)の東岸に位置し、アジア
側の県都チャナッカレ(Chanakkale)と船で連絡。
〈人口〉
2000(平成12)4,778人。
えじぇくたー
【エジェクター】
◇[英]ejector(イジェクター)
○(1)排出装置・放出装置・射出装置。
◎「イジェクター」の方が原音に近い。
○(2)⇒はいきょうし(排莢子)
えーしーえすえー
【ACSA】
◇[英]Acquisition and Cross Servicing Agreement
○[法]⇒あくさ(アクサ,ACSA)
[1]えーじーえふ
【AGF】
◇[英]Angiopoietin-related growth factor
○[生化]アンジオポエチン様増殖因子の略称。
肝臓から分泌され、血管や皮膚の再生機能を持つタンバク質。
[2]えーじーえふ
【AGF】
◇[英]Ajinomoto General Foods
○[経]味の素ゼネラルフーヅ株式会社の略称。
[1]えーしーえむ
【ACM】
◇[英]advanced cruise missile
○[軍]新型巡航ミサイルの略称。
発射後に新たな標的情報を与えることが可能。
参照⇒じゅんこうみさいる(巡航ミサイル)
◎2003. 7. 9(平成15)アメリカ海軍、レイセオン社製のACM
の発射実験に成功と発表。
[2]えーしーえむ
【ACM】
◇[英]air combat maneuvering
○[軍]空戦機動の略称。
⇒くうせんきどう(空戦機動)(1)
えーしーえるゆー
【ACLU】
◇[英]American Civil Liberties Union
○アメリカ自由人権協会の略称。
基本的人権の擁護をする非営利団体。
◎1920(大正 9)ボールドウイン(Roger Nash Baldwin)により設
立。
えーじぇんしー
【エージェンシー】
◇[英]agency
○(1)(ある結果をもたらす)力・作用・働き・行為。
○(2)[哲]作因。
○(3)仲介・斡旋(アッセン)・周旋(シュウセン)・媒介・世話・代理行為。
○(4)代理店・取次店・特約店・取扱店。
○(5)[米](Agency)政府機関・庁・局。
◎防衛庁:the Defense Agency。
えーじぇんと
【エージェント】
◇[英]agent
○(1)代理人・代理店主。仲介者・仲介業者・周旋人。
◎代理店は「エージェンシー(agency)」。
○(2)(特に)芸能人・俳優・音楽家などの代理業者。
○(3)官庁の職員・公吏。
○(4)情報機関の調査員・諜報員。
◎アジョン・プロボケートル([フ]agent provocateur)/エー
ジェント・プロボケトール([英]agent provocateur):攪乱(カク
ラン)工作員・回し者・手先。
○(5)[化]作用剤・薬品。
◎エージェント・オレンジ(Agent Orange):⇒かれはざい(枯
葉剤)
○(6)[言]動作主。
えーじぇんとおれんじ
【エージェント・オレンジ】
◇[英]Agent Orange
○[化]⇒かれはざい(枯葉剤)
えしかる
【エシカル】
◇[英]ethical
○(1)[形]倫理の、道徳の。
○(2)[形]倫理的な、道徳的な。道徳上の。
○(3)[形]倫理学的な、倫理学上の。
○(4)[形]道徳的に正しい、道義に反しない。
○(5)[形](特に)職業倫理にかなった。
○(6)[形][薬]医師の処方によって販売される。
◎エシカルドラッグ(ethical drug):処方薬。
◎名詞は「エシック(ethic)」。
★えじき《ゑじき》
【餌食】
○
えじき《ゑじき》
【壊色】
○[色]正色(純粋な色)を壊(コワ)した色。
僧衣の色を俗世界を離れたくすんだ色に染めさせたこと。
参考⇒せいしょく(正色),はしょく(破色)
えーしーけー
【ACK】
◇[英]acknowledge
○[通]⇒あっく(ACK)
えじこ
【えじこ】
○⇒いづめ(飯詰め)(2)
えーしーしー
【ACC】
◇[英]Area Control Center
○[空]航空路管制機関の略称。
⇒こうくうろかんせいきかん(航空路管制機関)
えしせいすいえん《ゑしせいすいえん》
【壊死性膵炎】
○[病]⇒すいぞうえし(膵臓壊死,スイ臓壊死)
えしっく
【エシック】
◇[英]ethic
○(1)(個人の)倫理・道徳。道徳律。
○(2)[社](特定の文化・集団・職業などの)価値体系。道徳原
理・道徳律。
◎「エチケット([フ]etiquette)」と同源語。
形容詞は「エシカル(ethical)」。
えしっくす
【エシックス】
◇[英]ethics
○(1)倫理学。道徳論。
○(2)倫理観。
えーしーてぃーえー
【ACTA】
◇[英]Anti-Counterfeiting Trade Agreement
○⇒あくた(アクタ,ACTA)
えーしーてぃーえっち
【ACTH】
◇[英]adrenocorticotrophic hormone
○[医]⇒ふくじんひしつしげきほるもん(副腎皮質刺激ホルモ
ン)
えしねらっしょん
【エシネラッション】
◇[フ]incineration
○(フランス語で)火葬。
⇒かそう(火葬)
えしの《ゑしの》
【絵志野】
○⇒しの(志野)
えーしーぴー
【ACP】
◇[西]Autoridad del Canal de Panama、[英]Panama Canal
Authority
○パナマ運河庁の略語。
えーじーぴー
【AGP】
◇[英]Accelerated Graphics Port
○[計]グラフィック表示の性能向上のため設計された、マザー
ボードとビデオカードとの相互接続の専用データ・バス。
それまでのビデオカードはPCIバスのスロットに挿入され
ていたが、ビデオ映像やゲームなどの激しい変化のある画面デ
ータの転送に対応したもの。
◎1996(平成 8)インテル社が高速グラフィック専用バスとして
発表。
えじぷしゃんぶるー
【エジプシャンブルー】
【エジプシャン・ブルー】
◇[英]egyptian blue
○[色]カルシウム銅ケイ酸塩(calcium copper silicate)の顔
料。また、そのやや緑がかった青色。
古代エジプトでは「ウェジェット(wedjet)」、古代ローマ時代
には「カエルレウム(caeruleum)」と呼ばれた。
「エジプシャンブルー」の名称は1809(文化 6)イギリスで使用
された。
◎プルシアンブルー(Prussian blue):⇒こんじょう(紺青)(3)
えじぷと
【エジプト】
【埃及】
【衛士府都】
◇Egypt
○アフリカ大陸の北東部にある共和国。正称はエジプト・アラ
ブ共和国([英]Arab Republic of Egypt)。
首都はカイロ(Cairo)。
〈面積〉
99万7,740平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)3,874万人。
1984(昭和59)4,566万人。
1988(昭和63)5,189万人。
1999(平成11)6,727万3,906人(7月推計)。
〈歴代大統領〉
ナギーブ(Mohammed Naguib)(1901〜1984):1953. 6.〜1954.
11.14。
ナセル(Gamal Abdel Nasser)(1918〜1970. 9.28):1956〜
1970. 9.28。
サダト(Anwar Sadat)(1918〜1981):1970.10.17〜。
ムハンマド・ホスニ・ムバラク(Muhammad Hosni Mubarak)
(1928〜)。
〈地方行政〉
県:[アラビア語]Muhafazat *、[英]* Governorate。
◎1882(明治15)オラービー革命にイギリスが軍事介入して占領
し、イギリス保護領となる。
1922. 2.(大正11)独立してエジプト立憲王国。
1952. 7.(昭和27)ナギーブ、ナセルらの自由将校団によるエ
ジプト革命で王制を廃しファルーク一世(Farouk I)国王を追放。
1953. 6.(昭和28)エジプト共和国宣言を行い、共和制に移行。
ナギーブ大統領に就任。
1954.11.(昭和29)軍部急進派のエジプト第2革命によりナセ
ル、実権掌握。
1958. 2.(昭和33)シリアとアラブ連合共和国(United Arab
Republic)(UAR)、結成。
1961. 9.(昭和36)シリアは離脱。
1971. 9.(昭和46)エジプト・アラブ共和国と改称。
参照⇒なぎーぶ(ナギーブ),あらぶれんごうきょうわこく(ア
ラブ連合共和国)
★えじぶといちじく
【エジプトイチジク】
【埃及無花果】
◇[学]Ficus sycomorus
○[植]バラ目(Rosales)クワ科(Moraceae)イチジク属(Ficus)の
落葉小低木。
「シカモア([英]sycamore,sycomore)」とも呼ぶ。
★えじぷとこおうこく《えじぷとこわうこく》
【エジプト古王国】
◇[英]Old Kingdom of Ancient Egypt/Ancient Egyptian Old
Kingdom
○[歴]BC.2686〜BC.2181。
第3王朝:BC.2682〜BC.2614。
第4王朝:BC.〜BC.。
第5王朝:BC.〜BC.。
第6王朝:〜BC.2181。
◎第7〜10王朝は第1中間期。
★えじぷとしんおうこく《えじぷとしんわうこく》
【エジプト新王国】
◇[英]New Kingdom of Ancient Egypt/Ancient Egyptian New
Kingdom
○[歴]BC.1567〜BC.1080。
第18王朝:BC.1550〜BC.1292。
第19王朝:BC.〜BC.。
第20王朝:BC.〜BC.。
◎第21〜25王朝の第3中間期は「後期新王朝時代」とも呼ぶ。
★えじぷとだいいちおうちょう《えじぷとだいいちわうてう》
【エジプト第1王朝】
【エジプト第一王朝】
◇[英]the First Dynasty of Ancient Egypt
○[歴]初期王朝時代の王朝(BC.3100〜BC.2890)。
都はエジプトのメンフィス(Memphis)。
メネス王(King Menes)により建国。
★えじぷとちゅうおうこく《えじぷとちゆうわうこく》
【エジプト中王国】
◇[英]Middle Kingdom of Ancient Egypt/Ancient Egyptian
Middle Kingdom
○[歴]BC.2133〜BC.1786。
○[歴]BC.2100〜BC.1750。
第11王朝:BC.〜BC.。
第12王朝:BC.〜BC.。
◎第13〜17王朝は第2中間期。
えじぷとねずみ
【エジプトネズミ】
【エジプト鼠】
○[哺]クマネズミ(熊鼠)の別称。
⇒くまねずみ(クマネズミ,熊鼠)
えじぷとまめ
【エジプト豆】
◇[英]Egyptian pea
○[植]⇒ひよこまめ(ヒヨコマメ,ひよこ豆,雛豆)
えじぷともじ
【エジプト文字】
◇[英]Egyptian characters/Egyptian letters
○[歴][言]古代エジプト人が使用した文字。
絵文字から発達した象形文字で、表意文字であるとともに表
音文字でもあった。
紀元前3,000年ころにヒエログリフック(ヒエログリフィ)と
呼ばれる書体が作られ、紀元前2,700年ころに簡略化してヒエ
ラティックが、さらに紀元前700年ころからデモティックが使
用された。
ロゼッタ・ストーン(Rosetta stone)の碑文が鍵となって解
読された。
参照⇒ろぜったすとーん(ロゼッタ・ストーン)
◎ヒエログリフィック(hieroglyphic):聖刻文字・神聖文字。
ヒエラティック(hieratic):神官文字。
デモティック(demotic):民衆文字。
★えしま
【江島】
◇[日]E Shima/Eshima
○[地]中海(ナカウミ)にある、島根県松江市(マツエシ)に属する島。
◎2004.10.16(平成16)鳥取県境港市とを結ぶ江島大橋が完成。
◎旧住所は八束郡(ヤツカグン)八束町(ヤツカチョウ)。
えしまいくしまじけん
【江島生島事件】
○[歴]⇒えじまいくしまじけん(絵島生島事件)
★えじまいくしまじけん《ゑじまいくしまじけん》
【絵島生島事件】
○[歴]江戸中期、江戸城大奥の風紀紊乱事件。
奥女中の絵島と歌舞伎役者の生島新五郎に乱行があったとさ
れる。
幕府は大奥の風紀取締に利用し、連座する者1,500名に及ぶ。
「江島生島事件」,「絵島事件」,「江島事件」とも呼ぶ。
参照⇒『人名辞典』えじま(絵島)
えしまおおはし《えしまおほはし》
【江島大橋】
○[交]島根県八束郡(ヤツカグン)八束町(ヤツカチョウ)の江島と鳥取県境
港市とを結ぶ、中海(ナカウミ)に架(カ)かる橋。全長約1,450メート
ル。
◎2004.10.16(平成16)完成。
えしまじけん
【江島事件】
○[歴]⇒えじまいくしまじけん(絵島生島事件)
えじまじけん《ゑじまじけん》
【絵島事件】
○[歴]⇒えじまいくしまじけん(絵島生島事件)
えしゃくこんごう《ゑしやくこんがう》
【穢迹金剛】
○[仏]⇒うすさまみょうおう(烏枢沙摩明王,烏芻沙摩明王)
えしゃじょうり《ゑしやぢやうり》
【会者定離】
○[仏]会うものは必ず別れる運命にあること。現世の無常(ムジョ
ウ)をいう言葉。
◎生者必滅(ショウジャヒッスイ)、会者定離。
★えしゃろっと
【エシャロット】
◇[フ]echalote、[学]Allium cepa var. aggregatum
○[植][農]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)ネギ属(Allium)
の多年草。
ラッキョウ(辣韮)に似た鱗茎や葉(万能ネギ)を食用にする。
参照⇒たまねぎ(タマネギ,玉葱,葱頭)
◎英語:シャロット(shallot)。
えーしーゆー
【ACU】
◇[英]Asian Currency Unit
○[経]⇒あじあつうかたんい(アジア通貨単位)
えーしーゆー
【AcU】
◇[独]Aktinouran、[英]actinouranium
○[化]アクチノウラン(アクチノウラニウム)の元素記号。
⇒あくちのうらん(アクチノウラン)
[1]えーじーゆー
【AGU】
◇[葡]Advocacia Geral da Uniao
○(ブラジルの)法務省の略称。
[2]えーじーゆー
【AGU】
◇[英]Aoyama Gakuin University
○[教]青山学院大学の略称。
⇒あおやまがくいんだいがく(青山学院大学)
えーじゅう《えーじふ》
【A−10】
【A10】
○[軍]アメリカ空軍のジェット攻撃機。
通称は「サンダーボルト(Thunderbolt)」。
えしゅほるつかんしょう《えしゆほるつくわんせう》
【エシュホルツ環礁】
◇[英]Eschholtz Atolls
○[古][地]⇒びきにかんしょう(ビキニ環礁)
★えしゅろん
【エシュロン】
◇[英]echelon
○(1)[軍](軍隊の)梯状(テイジョウ)配置・梯団(テイダン)。(飛行機
の)梯状編成。
参照⇒がんこう(雁行)
○(2)[軍](命令系統などの)階層・段階。
○(3)[軍](Echelon)アメリカが主導する世界的に張り巡らした
通信傍受(盗聴)ネットワークの暗号名。
電話・通信衛星、インターネット上の電子メール・データな
どほぼ全ての通信が監視可能。
通信傍受基地はイタリアのサンビト・デ・ノルマニ(San
Vito dei Normanni)、イギリスのチックサンズ(Chicksands)、
トルコのカラムルセル(Karamursel)などのほか、青森県の三沢
基地にもあるという。
参照⇒らじおぷれす(ラヂオプレス,ラジオプレス),るるです
きち(ルルデス基地),えりんと(エリント,ELINT,elin
t),えふあいえすえー(FISA)
◎1947(昭和22)アメリカとイギリスが秘密協定を結び通信の傍
受を開始する。その後、オーストラリア・カナダ・ニュージー
ランドが参加。
冷戦時代は軍事目的であったが、現在では経済活動・外交情
報・労働運動などのために継続している。
参照⇒じーしーえっちきゅー(GCHQ)
◎フランス語の「ハシゴ(echelle)」から。
えじりん
【エジリン】
◇[英]aegirine
○[鉱]⇒きりきせき(キリ輝石,錐輝石)
えじるきせき
【エジル輝石】
◇[英]aegirine(エジリン)
○[鉱]⇒きりきせき(キリ輝石,錐輝石)
えじんき
【エジン旗】
【額済納旗】
◇[モンゴル語]Ejin Khoshuu、[中]Ejina Qi、[英]Ejin Ban-
ner
○中国北部、内モンゴル自治区(Neimenggu Zizhiqu)西部のア
ラシャン盟(阿拉善盟)(Alashan Meng)北西部の旗(県相当の行
政単位)。
行政所在地は達来呼布鎮(Dalaihubu Zhen)。
「エジンホロ旗(Ejen Khoruu Khoshuu)(伊金霍洛旗)」,「エジ
ン・ホショー」とも呼ぶ。
〈面積〉
11万4,606平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)2万人。
えーじんぐ
【エージング】
◇[英]aging
○(1)⇒かれい(加齢)(1)
○(2)[生]老化。
○(3)[農](酒やチーズなどの)熟成。
○(4)[工]機械などの老朽化。
えじんばーぐ
【エジンバーグ】
◇Edinburg
○アメリカ合衆国南部、テキサス州(Texas State)南端のヒダ
ルゴ郡(Hidalgo County)中央部にある郡都。
北緯26.30°、西経98.16°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)2万9,885人。
2000(平成12)4万8,579人。
えじんばら
【エジンバラ】
◇Edinburgh
○イギリス北部、スコットランド南西部ロージアン州(Lothian
Region)の州都。北海の入り江フォース湾(the Firth of Forth)
に面する学術都市。
「エディンバラ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1987(昭和62)43万8,000人。
1991(平成 3)43万4,520人(推計)。
◎15世紀半ば、スコットランド王国の首都となる。
1995(平成 7)世界文化遺産に登録。
えじんほしょー
【エジン・ホショー】
◇[モンゴル語]Ejen Khoshuu、[中]Yijinhuoluo Qi(伊金霍洛
旗)、[英]Ejin Horo Banner
○⇒えじんき(エジン旗,額済納旗)
えじんほろき
【エジンホロ旗】
【伊金霍洛旗】
◇[モンゴル語]Ejen Khoruu Khoshuu、[中]Yijinhuoluo Qi、
[英]Ejin Horo Banner
○⇒えじんき(エジン旗,額済納旗)
----------------------------------------------------------------