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百 科 辞 書 《ちゆうさ》 編集:獨 澄旻
-------- ちゆうさ ----------------------------------------------
ちゅうさ
【中佐】
○[軍]軍隊の将校の階級の一つ。
佐官の第二位で、大佐の下位、少佐の上位。
◎英語では、陸軍が"lieutenant colonel"、海軍が"commander"。
ドイツ語:オーバーストロイトナント(Oberstleutnant)。
中国語:中校(zhongxiao)。
★ちゅうざい
【駐在】
○()
○()駐在所の略称。
⇒ちゅうざいしょ(駐在所)
○()駐在所に勤務する巡査(警察官)。
参照⇒ちゅうざいしょ(駐在所)(2)
◎駐在さん
ちゅうざいしょ
【駐在所】
○(1)係の者が駐在する所。また、その事務所。
○(2)警察署の下部機構の一つ。
警察署・警察分署などから離れた場所に、巡査(警察官)を単
独で勤務させる、住宅を敷設した事務所。
交番(巡査派出所)と異なり、一般に夫婦で常駐し、妻も一部
の事務を代行する。
参照⇒こうばん(交番)(2)
◎明治初期、不平分子監視のために全国に設置されたもの。電
話の通じていない部落でも本署と専用電話が通じていた。実際
には急病や災害時にも活躍して、駐在(巡査)は村長・住職・校
長に次ぐ存在となっていた。
ちゅうさぐんとう《ちゆうさぐんたう》
【中沙群島】
◇[中]Zhongsha Qundao
○[地]⇒ちゅうさしょとう(中沙諸島)
ちゅうさしょとう《ちゆうさしよたう》
【中沙諸島】
◇[中]Zhongsha Zhudao/Zhongsha Qundao(中沙群島)、[英]
the Macclesfield Islands/Macclesfield Bank
○[地]中国大陸南方、南シナ海にある南海諸島の群島。海南島
の南東方、西沙諸島とフィリピンのルソン島との間に散在する。
海上に露出しているのは黄岩島(旧:民主礁,スカボロ礁<Scar-
borough Shoal>)のみ。
中国・台湾・フィリピン・ベトナムが領有権を主張。
中国では海南省(Hainan Sheng)(カイナンショウ)に所属。
「中沙群島」,「マクルスフィールド諸島」,「マクルスフィール
ド群島」とも呼ぶ。
また狭義では西沙諸島を意味する、広義の「パラセル諸島
(the Paracel Islands)」,「パラセル群島」でも呼ばれる。
参照⇒なんせいしょとう(南西諸島)(2)
ちゅうさつ
【駐箚】
【駐扎】
【駐紮】
○官吏・外交官などが職務上の理由で任地に長期間滞在するこ
と。駐在・在勤。
◎「箚」は正しくは(「答」+「リ(立刀)」)と書く。
ちゅうさつこく
【駐箚国】
○⇒せつじゅこく(接受国)
ちゅうさん
【中三】
○(1)[教]⇒ちゅうさん(中三,中3)
○(2)[歴]⇒ちゅうさん(昼三)
ちゅうさん
【中三】
【中3】
○(1)[教]中学三年の略称。
○(2)[教]中学三年生の略称。
ちゅうさん《ちうさん》
【昼三】
◇[日]chusan
○[歴]江戸新吉原で、客の対象を豪商や大名から豪農・旗本な
どの富裕層にも営業方針を拡大したことで、大夫(タユウ)・格子
女郎がなくなって宝暦年間(1751〜1764)以降に用いられた、最
高位の遊女の呼称。
「中三」とも書く。
参照⇒たゆう(大夫,太夫)(3)
◎名称は、昼夜ともで揚代(アゲダイ)が三分であったところから。
もと太夫・格子女郎に次ぐ遊女の階級の散茶女郎(サンチャジョ
ロウ)の変化したものとされる
昼三の下は座敷持(ザシキモチ)・部屋持(ヘヤモチ)。昼三の中の最上
位は呼出し昼三。座敷持・部屋持は揚屋入りをせずその家の二
階で客を迎えるが、座敷持は生活の部屋とは別の座敷で、部屋
持は生活する部屋で客を迎える。
参照⇒しんぞう(新造,新艘)(4)
ちゅうざん
【中山】
◇[中]Zhongshan
○(1)[人]孫文(Sun Wen)の号。
⇒そんぶん(孫文)
○(2)(Zhongshan Shi)⇒ちゅうざんし(中山市)
ちゅうざんし
【中山市】
◇[中]Zhongshan Shi
○中国南東部、広東省(Guangdong Sheng)南部の省直轄市(地級
市)。北東部を広州市(Guangzhou Shi)、南部を珠海市(Zhuhai
Shi)に接する。
〈面積〉
1,800平方キロメートル。
〈人口〉
2003(平成15)138万人。
◎孫文(Sun Wen)(号は中山)の生誕地。
◎1925(大正14)孫文を記念し、香山県(Xiangshan Xian)から中
山県と改称。
1983(昭和58)市に昇格。
ちゅうざんふく
【中山服】
◇[中]zhongshanzhuang(中山装)、[英]Chinese tunic suit
○[服]中国で広く着用されている、折り襟(エリ)の上着とズボン
とから成る、軍服に似た国民服。上着は5つボタンで、上下左
右に4つのポケットがある。
孫文(中山)のデザインといわれる。
中華人民共和国になってから、円形で赤い庇(ヒサシ)付きの人
民帽と併用され、「人民服」と呼ばれる。
色は緑色または濃紺が多い。
参照⇒じんみんふく(人民服),こくみんふく(国民服)
ちゅうし
【中指】
○⇒なかゆび(中指)
ちゅうじ
【仲尼】
◇[中]Zhongni
○[人]孔子の字(アザナ)。
⇒こうし(孔子)
ちゅうじき
【中食】
○(1)[古]一日二食の当時、朝食と夕食の間にとった軽い食事。
○(2)茶会で出す食事。
○(3)[仏]日中の食事。
参照⇒ひるめし(昼飯)
◎「なかしょく」とも読む:⇒なかしょく(中食)
ちゅうしば
【チュウシバ】
【中芝】
○[植]コウシュンシバ(恒春芝)の別称。
⇒こうしゅんしば(コウシュンシバ,恒春芝)
★ちゅうしゃじょう《ちゆうしやぢやう》
【駐車場】
◇[英]parking lot/parking place
○[交]
参照⇒くうしゃ(空車)(3),まんしゃ(満車),かーぽーと(カー
ポート),ちゅうりんじょう(駐輪場)
◎月極(ツキギメ)駐車場
ちゅうしゅう《ちゆうしう》
【中州】
◇[中]zhongzhou/Zhongzhou
○(1)天下の中央の地。
「中原(Zhongyuan)(チュウゲン)」とも呼ぶ。
○(2)[歴]中国の黄河中流域、現在の河南省(Henan
Sheng)(カナンショウ)の古称。
「中原」とも呼ぶ。
参照⇒よしゅう(予州,豫州)
○(3)中国・中華の別称。
◎世界の中央に位置する国の意味。
ちゅうしゅう《ちゆうしう》
【中秋】
○[暦]陰暦八月十五日(8月15日)のこと。
日本ではこの日の月を「中秋の名月」と呼び、月見みをして
「月見団子(ツキミダンゴ)」を月に供(ソナ)えて食べる。
中国では「中秋節(Zhongqiu Jie)」,「秋節(Qiujie)」と呼び、
月見みをして「月餅(yuebing)(ゲッペイ)」を食べる習慣がある。
参照⇒じゅうごや(十五夜),げっぺい(月餅),たごとのつき
(田毎の月)
◎陰暦八月十五日は六曜では必ず仏滅。
陰暦八月一日は「八朔(ハッサク)」。
◎秋節の語源:参照⇒しゅんせつ(春節)
ちゅうしゅう《ちゆうしう》
【仲秋】
○[暦]陰暦八月(8月)の別称。
七月・八月・九月を秋とし、秋の半ばの意味。
ちゅうしゅうせつ《ちゆうしうせつ》
【中秋節】
◇[中]Zhongqiu Jie
○[暦]⇒ちゅうしゅう(中秋)
ちゅうしょ《ちうしよ》
【籀書】
◇[中]zhoushu
○⇒だいてん(大篆)
ちゅうしょう《ちゆうせう》
【中焦】
○[医]⇒さんしょう(三焦)
★ちゅうしょうきぎょうきほんほう《ちゆうせうきげふきほんはふ》
【中小企業基本法】
○[法]
◎1963. 7.20(昭和38)公布。
★ちゅうしょうきぎょうきんゆうこうこ
《ちゆうせうきぎふきんゆうこうこ》
【中小企業金融公庫】
◇[英]Smaller Business Finance Corporation
○[経]
★ちゅうしょうきぎょうちょう《ちゆうせうきぎふちやう》
【中小企業庁】
◇[英]Small and Medium Enterprise Agency
○
ちゅうしょく《ちうしよく》
【昼食】
○昼にとる食事。
「昼飯(ヒルメシ)」,「ランチ(lunch)」,「ちゅうじき(昼食,中食)」,
「ひるげ(昼餉,昼食)」とも呼ぶ。
ちゅうしん
【注進】
○(1)事件を注(シル)して上に申し進めること。
○(2)(転じて)事件を急いで目上の人に報告すること。
★ちゅうしんか《ちゆうしんくわ》
【中心窩】
◇[羅]fovea centralis、[英]central fovea
○[医]網膜(モウマク)中央部にある黄斑(オウハン)の中央のくぼみ。直
径約0.35ミリメートル。
錐体細胞(スイタイサイボウ)(cellula pyramidalis)から成り、焦点
が結像する部分。
参照⇒おうはん(黄斑)
ちゅうしんこくさいしゅうせいでんろせいぞうこうし
《ちゆうしんこくさいしふせいでんろせいざうこうし》
【中芯国際集成電路製造公司】
◇[英]Semiconductor Manufacturing International Corpora-
tion
○[経]中国最大の半導体受託生産会社(ファウンドリーメーカ
ー)。
本社は上海市(シャンハイシ)。
略称は「SMIC」。
◎2000. 4.(平成12)設立。
★ちゅうしんちゅう
【中心柱】
○[植]高等植物(種子植物・シダ植物)で、茎や根の内皮よりも
内側にある組織系。
基本組織と維管束から成る。
「ステレ([英]stele)」,「ステラ([英]stela)」とも呼ぶ。
ちゅうすういん《ちゆうすうゐん》
【中枢院】
○(1)[歴]朝鮮李朝の官庁。出納・宿衛・軍機などをつかさどっ
た。
◎高麗(コウライ)の旧制を踏襲したもの。
○(2)[歴]朝鮮総督府の諮問機関。
朝鮮貴族による顧問と平民の朝鮮人による参議により構成。
◎日本の枢密院に相当する。
ちゅうずちょう《ちゆうずちやう》
【中主町】
◇[日]Chuzu Cho
○[古]滋賀県中央部にあった、野洲郡(ヤスグン)の町。
◎2004.10. 1(平成16)中主町・野洲町(ヤスチョウ)の2町が合併し
て野洲市を発足。
ちゅうせいえんどぺぷちだーぜ
【中性エンドペプチダーゼ】
◇[英]neuronal endopeptidase
○[生化]ベータアミロイドをペプチド(peptide)に分解する酵
素。
「ネプリライシン(neprilysin)」とも呼ぶ。
参照⇒べーたあみろいど(ベータアミロイド,βアミロイド)
★ちゅうせいきねんどう《ちゆうせいきねんだう》
【中正紀念堂】
【中正記念堂】
◇[中]Zhongzheng jonian tang
○台湾の台北市にある蒋介石(Jiang Jieshi)(ショウ・カイセキ)総統を
たたえる記念堂。
◎1980(昭和55)完成。
2007. 5.(平成19)国立台湾民主紀念館と改称。
2009. 1.(平成21)立法院(国会に相当)で名称の復元が決まる。
ちゅうせいしばくだん
【中性子爆弾】
◇[英]neutron bomb
○[軍]小型原子爆弾によって中性子を大量に放射する核兵器。
1キロトン以下の原子爆弾を引金にしてコバルトや重水素化
リチウムの核融合反応を起こし、一般の原子爆弾より多量の中
性子を放射させる水素爆弾の一種。
爆風や熱線による破壊作用は小さいが、中性子の放射線によっ
て周囲の建造物内や戦車などの中にいる兵員を短時間に殺害で
きる。また、建造物の破壊も少ない。このため、戦術核兵器と
して配備。
重水素化リチウムでは放射能汚染も一般の原子爆弾より少な
いとされるが、コバルト60では逆に半減期が長いため汚染が
長期にわたって持続する。
参照⇒じゅんすいすいばく(純粋水爆),こがたかくへいき(小
型核兵器),こばるとばくだん(コバルト爆弾)
◎1950年代にアメリカが兵員殺傷兵器として研究・開発を開始
し、1962(昭和37)実験に成功。
1980(昭和55)フランスが実験に成功。
1980年代初頭、ソ連も実験に成功。
★ちゅうせいしぼう《ちゆうせいしばう》
【中性脂肪】
◇[英]triglyceride
○[生化]エネルギー源として生体内に貯蔵される単純脂質。
糖分やアルコールの過剰摂取で血中の濃度が上昇するが、脂
肪の過剰摂取では上昇しない。
動脈硬化の原因物質で、脳梗塞や心筋梗塞を惹(ヒ)き起こす。
略称は「TG」。
「トリグリセライド」,「蓄積脂肪」,「貯蔵脂肪」とも呼ぶ。
◎分解酵素:⇒りぱーぜ(リパーゼ)
★ちゅうせいしょくぶつ
【中生植物】
◇[英]mesophyte
○[植]乾燥地や湿潤地ではない、通常の地域環境に生育する植
物。
「メソファイト」とも呼ぶ。
参照⇒かんせいしょくぶつ(乾生植物),すいせいしょぶつ(水
生植物)
◎「中間の(meso-)植物(-phyte)」の意味。
★ちゅうせいしょくぶつ
【中性植物】
◇[英]day neutral plant
○[植]日照時間と関係なく花を付ける植物。
★ちゅうせいだい
【中生代】
◇[英]Mesozoic Era
○[地]地質時代の一区分。
古生代(Paleozoic Era)の次、新生代(Cenozoic Era)の前の
時代。
三畳紀(Triassic Period)・ジュラ紀(Jurassic Period)・白
亜紀(Cretaceous Period)から成る。
ちゅうせいなんどう《ちゆうせいなんだう》
【忠清南道】
◇[朝]Chungchong-nam-do
○朝鮮半島中央部の西岸にある道。東部を忠清北道(Chung-
chong-buk-do)に接し、西部を黄海に面する。
韓国西部に位置し、道庁所在地は大田(Taejon)市。
「チュンチョンナムド(忠清南道)」とも呼ぶ。
ちゅうせいびし
【中性微子】
◇neutrino
○[原]⇒にゅーとりの(ニュートリノ)
ちゅうせいほくどう《ちゆうせいほくだう》
【忠清北道】
◇[朝]Chungchong-buk-do
○朝鮮半島中央部、内陸にある道。東部を慶尚北道(Kyongsang-
buk-do)、西部を忠清南道(Chungchong-nam-do)に接する。
韓国中央部に位置し、道庁所在地は清州(Chongju)(チョンジュ)
市。
「チュンチョンブクド(忠清北道)」とも呼ぶ。
ちゅうせきか《ちゆうせきくわ》
【中石化】
◇[中]ZhongShiHua
○[経]中国石油化工集団公司の略称。
⇒ちゅうごくせきゆかこうしゅうだんこうし(中国石油化工
集団公司)
ちゅうせきせい
【沖積世】
◇[英]Alluvial Epoch
○[歴][地]完新世の別称。
⇒かんしんせい(完新世)
ちゅうせっきじだい《ちゆうせききじだい》
【中石器時代】
◇[英]Mesolithic Age
○[歴]旧石器時代(Paleolithic Age)と新石器時代(Neolithic
Age)の中間の過渡期。1万2,000年前ころから4,000年前ころま
で。
氷河時代が終わり、気候が温暖になって食料が豊富になった。
人類は森林の空き地や海岸などの低地に移動した。
まだ大部分が打製石器であるが、細石器や骨角器なども進歩
し、磨製石器や土器の製作も始った。
食糧生産も狩猟採集の段階であるが、農耕・牧畜の準備期に
入っている。
◎学者によってはこの時代区分を用いない。
ちゅうせつこつ
【中節骨】
◇[英]middle phalanx
○[医]親指を除く、指の先端から二番目の骨。
末節骨(先端)と基節骨の間の骨で、親指にはない。
参照⇒しこつ(指骨)(1)
ちゅうせん
【注染】
○染色法の一種。
布に型紙を当てて染め残す箇所に防染糊(ボウセンノリ)を塗りっ
た後、柄(ガラ)を合せて布を十数枚重ね、ヤカン(薬缶)を使っ
て上から染液を滲み込ませ、下からはコンプレッサーで吸引し
て染めるもの。
一番上の布の柄の周囲に糊を厚く盛り上げて土手(ドテ)を作
り、染液の異なるヤカンから注(ソソ)ぐことで、多色やグラデー
ションを描くことも多い。
また、表も裏も同じく染まることで色も鮮やかになる。
浴衣地や手拭いなどを数多く安価に染める技法。
◎1907(明治40)ころ、大坂に始まる。
ちゅうぜんじ
【中禅寺】
○栃木県日光市中宮祠(チュウグウシ)の中禅寺湖畔の歌ヶ浜にある、
天台宗で輪王寺所管の寺。山号は日光山。
古来、山岳修行の道場。坂東三十三所の十八番札所。
勝道上人が立ち木のまま千手観音(高さ5.4メートル)を刻み
祀(マツ)ったので、通称で「立木観音堂」とも呼ぶ。
◎ 784(延暦 3)勝道上人が二荒山(フタラサン)中宮祠の境内(西隣)
に神宮寺として創建。
明治年間、現在地に移建。
★ちゅうぜんじこ
【中禅寺湖】
◇[日]Chuzenji Ko
○[地]栃木県の奥日光の、日光国立公園最大の湖。
面積11.6平方キロ、最大深度161.5メートル。
「幸ノ湖」とも呼ぶ。
参照⇒はっちょうでじま(八丁出島)
◎下野国(栃木県)の男体神と上野国(群馬県)の赤城山神が美し
い中禅寺湖をめぐって争ったと伝えられている。
ちゅうそ
【中ソ】
○[古]中共(中華人民共和国,現:中国)とソビエト社会主義共和
国連邦(ソ連,現:ロシアほか)。
ちゅうそまかく
【中杣角】
○[建]⇒ちゅうかく(中角)
ちゅうそまがく
【中杣角】
○[建]⇒ちゅうかく(中角)
ちゅうたい
【中台】
○(1)([中]Zhong-Tai)中国と台湾の併称。
○(2)[歴]([中]Zhongtai)尚書台の別称。
⇒しょうしょだい(尚書台)
ちゅうたい
【中隊】
◇[英]company(カンパニー)
○[軍]陸軍の部隊編制上の単位の一つ。
連隊・大隊の下位、小隊の上位。
三〜四個の小隊から成り、普通は大尉が指揮に当たる。
◎海軍では「分隊([英]division)」と呼ぶ。
ちゅうたい
【中諦】
○[仏]一切の諸法は有と空をはなれた絶対であるという真理。
空諦(クウタイ)・仮諦(ケタイ)二者のいづれにも片寄らない中道が第
一義の真理であること。
天台宗で説く三諦の一つ。
参照⇒さんたい(三諦)
ちゅうたつ
【仲達】
◇[中]Zhongda
○[人]司馬懿(Shima Yi)(シバ・イ)の字(アザナ)。
⇒しばい(司馬懿)
◎死せる孔明(コウメイ)、生ける仲達を走らす。
ちゅうちゅあん
【チュウチュアン】
【酒泉】
◇[中]Jiuquan
○⇒しゅせん(酒泉)
ちゅうちゅうたこかいな
【ちゅうちゅうたこかいな】
【チュウチュウタコカイナ】
○物を2個づづ数えるときに唱える言葉。
「ちゅう」で2個、「ちゅう」で更に2個、「たこ」でまた2個、
「かい」でまた2個、「な」でまた2個、都合10個となり、一纏(マ
ト)めにする。これを終りまで繰り返して数えるもの。
主に、女の子がオハジキを数えるときに使用する。
◎スゴロクで両方のサイ(采)の目が1となる「重二(ジュウニ)」が
「ちゅうに」と訛(ナマ)り、それを重ねて8となって「タコ(蛸)」を
連想し、「タコの加え」となって更に訛ったものという。
ちゅうちん
【チュウ・チン】
【秋瑾】
◇[中]Qiu Jin
○[人]⇒しゅうきん(秋瑾)
ちゅうでん
【中電】
○[電]中部電力の略称。
⇒ちゅうごくでんりょく(中国電力)
◎「東電(トウデン)」は東京電力、「関電」は関西電力、「四電(ヨンデン)」
は四国電力。
★ちゅうでんきん
【中殿筋】
【中臀筋】
◇[英]gluteus medius muscle、[羅]musculus gluteus medi-
us
○[医]股関節の筋肉の一つ。
脚を外転させ、体の左右のバランスをとる。
◎大殿筋(gluteus maximus muscle)。
小殿筋(gluteus minimus muscle)。
ちゅうと
【中砥】
○⇒なかと(中砥)
ちゅうど
【中砥】
○⇒なかと(中砥)
ちゅうとう《ちゆうたう》
【中唐】
○[文]中国の唐代を文学史の上から四分した、その第三期。
代宗の大暦から文宗の太和までの 766〜 835<大暦元〜太和
9>。
古文復興運動が盛んとなる。
韋応物(Wei Yingwu)(イ・オウブツ)・張継(Zhang Ji)(チョウ・ケイ)・
銭起(Qian Qi)(セン・キ)・柳宗元(Liu Zongyuan)(リュウ・ソウゲン)・韓
愈(Han Yu)(カン・ユ)・孟郊(Meng Jiao)(モウ・コウ)・白居易(Bai Ju-
yi)(ハク・キョイ)・元シン(Yuan Zhen)(ゲン・シン)・賈島(Jia Dao)(カ・
トウ)・李賀(Li He)(リ・ガ)らが活躍。
参照⇒とうし(唐詩)(2),じっさいし(十才子)(1)
ちゅうとう《ちゆうたう》
【偸盗】
◇「とうとう」の慣用読み。
○(1)[仏]五悪の一つで、物を盗み取ること。
参照⇒ごあく(五悪)
○(2)盗賊。ぬすびと。ぬすっと。
★ちゅうどう《ちゆうだう》
【中道】
○(1)道の真(マ)ん中(ナカ)。
○(2)まだ物事が完成に至(イタ)らないとき。なかほど。中途(チュ
ウト)。
○(3)かたよらない正しい道。中正(チュウセイ)の道。
○(4)[仏]断・常の二見を離れた中正の道。
参照⇒はっしょうどう(八正道)
○(5)[仏]有・空の二辺にかたよらない第一義の真理。非有非
空。
ちゅうとうかい《ちゆうたうかい》
【偸盗戒】
○[仏]五戒の一つで、偸盗を禁ずる戒律。
参照⇒ごかい(五戒)
ちゅうとうしょうねんいん《ちゆうとうせうねんゐん》
【中等少年院】
○⇒しょうねんいん(少年院)
★ちゅうとうせんそう《ちゆうとうせんさう》
【中東戦争】
◇[英]Arab-Israeli War
○[歴]パレスチナをめぐるアラブとイスラエルの、1948〜1973
(昭和23〜昭和48)の4度の戦争。
参照⇒しおにずむ(シオニズム)
◎1948(昭和23)第一次中東戦争(パレスチナ戦争)。
1956(昭和31)第二次中東戦争(スエズ戦争)。
1967. 6.(昭和42)第三次中東戦争(六日戦争)。イスラエル軍、
エルサレム・シナイ半島・ゴラン高原を占領。
1973.10.(昭和48)第四次中東戦争(十月戦争)。OAPEC(オ
アペック)、石油値上げを通告。
参照⇒あかばわん(アカバ湾)
◎1982(昭和57)イスラエルによるレバノン侵攻戦争。パレスチ
ナ人約3,200人の大虐殺が発生し、イスラエルに対する国際的
非難が高まる。
ちゅうなごん
【中納言】
○(1)太政官(ダイジョウカン)の次官。令外官(リョウゲノカン)の一つ。
大納言に次ぐ官位だが、職掌は大納言に同じく天皇の側近で、
行政事務を担当した。
従三位(ジュサンミ)に相当し、正と権(ゴン)とあった。
692[持統 6]に一時的に置かれ、大宝律令にはなくなったが、
705(慶雲 2)に大納言の定員を2名減じて3名を設置。のち定
員は増加され、鎌倉時代には8〜10名となった。
「なかのものもうすつかさ(中納言)」とも呼ぶ。唐名は「黄門
(コウモン)」。
○(2)一族の男子に中納言がいる女官の呼び名。
ちゅうなん
【中南】
◇[中]Zhongnan
○[地]⇒しゅうなんざん(終南山)
ちゅうなんかい
【中南海】
◇[中]Zhongnanhai
○中国の首都北京の中央部にある中国政府機関や要人の官邸が
ある地区。
故宮博物院の西側に位置する、中海・南海を合せた一帯。
中国共産党の本部や国務院などがある。
「チョンナンハイ(中南海)」とも呼ぶ。
◎もと清代の皇宮庭園の一部。
◎日本の永田町(ナガタチョウ)に相当する。
ちゅうなんざん
【中南山】
◇[中]Zhongnanshan
○[地]⇒しゅうなんざん(終南山)
ちゅうなんちょう《ちゆうなんちやう》
【仲南町】
◇[日]Chunan Cho
○[古]香川県南部、仲多度郡(ナカタドグン)の町。
◎2006. 3.20(平成18)琴南町(コトナミチョウ)・満濃町(マンノウチョウ)と合
併して「まんのう町(チョウ)」を発足。
ちゅうに
【中二】
【中2】
○(1)[教]中学二年の略称。
○(2)[教]中学二年生の略称。
ちゅうにちこうごせんそう《ちゆうにちかふごせんさう》
【中日甲午戦争】
◇[中]Zhongri Jiawu Zhanzheng
○[歴]日清戦争の中国名。
⇒にっしんせんそう(日清戦争)
★ちゅうにちじつぎょう《ちゆうにちじつげふ》
【中日実業】
○[歴]前身は中国興業会社。取締役は三井物産社員、森恪(カク)。
中日実業が買鉱権を持つ桃沖鉄山(トウチュウテツザン)に専用鉄道を
引く必要があり、鉄道院から払い下げを受けた軌道などの材料
を積んだ船を中国に送り込む。地元の軍隊に阻止されると日本
海軍の砲艦の援護を頼み、強引に鉄道の敷設を行う。
参照⇒とうちゅうてつざん(桃沖鉄山,桃沖鐵山)
ちゅうにゅうきょういく《ちゆうにふけういく》
【注入教育】
◇[英]indoctrination(教化)
○[教]⇒いんどくとりねーしょん(インドクトリネーション)
ちゅうにゅうしゅぎ《ちゆうにしゆぎ》
【注入主義】
◇[英]indoctrination(教化)
○[教]⇒いんどくとりねーしょん(インドクトリネーション)
★ちゅうのう《ちゆうなう》
【中脳】
◇[英]midbrain、[羅](単数形)mesencephalon/(複数形)mesen-
cephala
○[動][医]脊椎動物の脳の一部。脳幹の一部。
間脳の後方、小脳や橋(キョウ)の前方に位置する。
参照⇒のうかん(脳幹)
ちゅうはいよう《ちゆうはいえふ》
【中胚葉】
◇[英]mesoderm、[独]Mesoderm
○[動]後生動物の発生初期、嚢胚期(ノウハイキ)の終わりに完成す
る三胚葉のうちの一つ。
外胚葉(ectoderm)と内胚葉(endoderm)との間に現れる層で、
このうちのいずれかから形成される。
ここから骨格系・筋肉系・循環器系・排出器系・生殖器系な
どに発達していく。
「メソダーム」,「メゾターム」とも呼ぶ。
ちゅうばてんし
【駐馬店市】
◇[中]Zhumadian Shi、[英]Zhumadian City
○中国北部、河南省(Henan Sheng)(カナンショウ)中南部の省直轄市
(地級市)。
行政所在地は駅城区(驛城区)([中]Yicheng Qu)。
〈面積〉
1万4,974平方キロメートル。
〈人口〉
2002(平成14)821万人。
〈管轄1区〉
駅城区(Yicheng Qu)。
〈管轄9県〉
西平県(Xiping Xian)。
上蔡県(Shangcai Xian)。
平輿県(Pingyu Xian)。
正陽県(Zhengyang Xian)。
確山県(Queshan Xian)。
泌陽県(Biyang Xian)。
汝南県(Runan Xian)。
遂平県(Suiping Xian)。
新蔡県(Xincai Xian)。
★ちゅうひ
【中皮】
◇[英]mesothelia
○[医]臓器を覆(オオ)う漿膜(ショウマク)。
胸膜・腹膜・心膜など。
参照⇒ちゅうひしゅ(中皮腫)
ちゅうひしゅ
【中皮腫】
◇[英]mesothelioma(メソテリオーマ)
○[病]中皮に発生した腫瘍(シュヨウ)。悪性(malignant)はガン(癌)
の一種。
胸膜中皮腫(pleural mesothelioma)・腹膜中皮腫(perito-
neal mesothelioma)・心膜中皮腫(pericardial mesothelioma)
など。
◎2005(平成17)石綿(アスベスト)による中皮腫が問題となる。
ちゅうぴぴん
【中ピピン】
◇[独]Pippin der Mittlere
○[人]⇒ぴぴんにせい(ピピン二世,ピピン2世)
ちゅうぶ
【中風】
○[病]⇒ちゅうぶう(中風)
ちゅうぶ
【忠武】
◇[朝]Chungmu
○[古]⇒とんよん(トンヨン,統営,統營)
ちゅうふう
【中風】
○[病]⇒ちゅうぶう(中風)
★ちゅうぶう
【中風】
○[病]
「ちゅうぶ(中風)」,「ちゅうふう(中風)」,「中気(チュウキ)」とも呼
ぶ。
◎俗信:参照⇒くわのはし(桑の箸)
ちゅうぶかりまんたんしゅう《ちゆうぶかりまんたんしう》
【中部カリマンタン州】
◇[インドネシア語]Propinsi Kalimantan Tengah、[英]Cen-
tral Kalimantan Province
○⇒かりまんたんてんがしゅう(カリマンタンテンガ州,カリマ
ンタン・テンガ州)
ちゅうぶぎんこう《ちゆうぶぎんかう》
【中部銀行】
○[歴][経]静岡県静岡市に本店を置く第2地方銀行。
1916(大正 5)西遠無尽として設立。
1952(昭和27)中部相互銀行となる。
1989(平成元)普通銀行転換で中部銀行となる。
2002. 3. 8(平成14)預金保険法に基づく破綻(ハタン)処理を金
融庁に申請。
ちゅうふく
【中伏】
【仲伏】
◇[中]zhongfu
○(1)[暦]三伏(サンプク)の一つ。夏至(ゲシ)の後、第四の庚(カノエ)
の日。
参照⇒さんぷく(三伏)
○(2)[暦](1)から末伏(マップク)前日までの10日間。
◎夏の季語。
ちゅうぶこくさいくうこう《ちゆうぶこくさいくうかう》
【中部国際空港】
○(1)[空]愛知県常滑市(トコナメシ)沖の人工島に建設中の国際空港。
愛称は「セントレア(Centrair)」。
◎2005. 1.29(平成17)名鉄空港線、開業。
2005. 1.30(平成17)セントレアライン、開通。
2005. 2.17(平成17)開港予定。
参照⇒なごやくうこう(名古屋空港)
○(2)[交]⇒ちゅうぶこくさいくうこうえき(中部国際空港駅)
ちゅうぶこくさいくうこうえき《ちゆうぶこくさいくうかうえき》
【中部国際空港駅】
○[交]愛知県常滑市(トコナメシ)沖の人工島にある、名鉄空港線の
駅。
りんくう常滑駅の次で、ターミナル駅(終点)。
ちゅうぶじゃわしゅう《ちゆうぶじやわしう》
【中部ジャワ州】
◇[インドネシア語]Propinsi Jawa Tengah、[英]Central Java
Province
○⇒じゃわてんがしゅう(ジャワテンガ州,ジャワ・テンガ州)
ちゅうぶしゅう《ちゆうぶしう》
【中部州】
◇[英]Central Province
○(1)ケニア中南西部の州。
⇒[2]せんとらるしゅう(セントラル州)(1)
○(2)ザンビア中央部の州。
⇒[2]せんとらるしゅう(セントラル州)(2)
ちゅうぶすらうぇししゅう《ちゆうぶすらゑししう》
【中部スラウェシ州】
◇[インドネシア語]Propinsi Sulawesi Tengah、[英]Central
Sulawesi Province
○⇒すらうぇしてんがしゅう(スラウェシテンガ州,スラウェシ
・テンガ州)
ちゅうぶちほう《ちゆうぶちはう》
【中部地方】
◇[日]Chubu Chiho
○本州中央部の地方。新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨
県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県の9県の総称。
北陸地方・中央高地地方・東海地方の3地方に区分すること
もある。
「中部日本(ちゅうぶにほん,ちゅうぶにっぽん)」とも呼ぶ。
参照⇒ほくりくさんけん(北陸三県,北陸3県),とうかいさん
けん(東海三県,東海3県)
★ちゅうぶでんりょく
【中部電力】
○[電]中部地方の電力会社。
周波数60ヘルツ(Hz)。
略称は「中電(チュウデン)」。
ちゅうぶにっぽん
【中部日本】
◇[日]Chubu Nippon
○⇒ちゅうぶちほう(中部地方)
★ちゅうぶにっぽんほうそう《ちゆうぶにつぽんはうそう》
【中部日本放送】
○[放]名古屋の民間ラジオ局。
1951. 9. 1(昭和26)日本初の民間ラジオ局として誕生。午前
9時30分に放送を開始。同日正午には大阪の毎日放送が開始。
ちゅうぶにほん
【中部日本】
○⇒ちゅうぶちほう(中部地方)
ちゅうぶぱぷあしゅう《ちゆうぶぱぷあしう》
【中部パプア州】
◇[インドネシア語]Propinsi Papua Tengah、[英]Central Pa-
pua Province
○⇒ぱぷあてんがしゅう(パプアテンガ州,パプア・テンガ州)
ちゅうぶん
【中文】
◇[中]zhongwen
○中国語。
「漢語(hanyu)(カンゴ)」とも呼ぶ。
ちゅうぶん《ちうぶん》
【籀文】
◇[中]zhouwen
○⇒だいてん(大篆)
ちゅうべい
【中米】
○(1)中央アメリカの略称。
○(2)中国とアメリカ合衆国の併称。
一般には「米中(ベイチュウ)」と呼ぶことが多い。
ちゅうぼう《ちゆうばう》
【中坊】
○[俗]中学生への蔑称。
◎「中学生坊主」の略称。
ちゅうま
【中馬】
○[歴]江戸時代、主に信州地方(現:長野県)で行われた馬によ
る物資輸送。また、その馬・輸送業者。
伊那地方の農民が副業として宿場問屋を経ず荷主と直接契約
で荷物を運び始め、しだいに山間地と江戸・名古屋・岡崎など
の都会との間を、農産物・日用品を交流させる重要な輸送機関
に発展。
そのため宿場問屋や宿馬などとたびたび抗争がおこる。
1673(延宝元)幕府から公認される。
ちゅうみせ
【中店】
○中くらいの店。
ちゅうみせ
【中見世】
【中店】
○[古]江戸吉原で、中級の格の遊女屋。
主として二朱・二分くらいの女郎を置いていた。
籬(マガキ)は格子の造りが低い半籬(ハンマガキ)。
「大見世(オオミセ)」,「小見世(コミセ)」に対して用いる。
ちゅうみつ《ちうみつ》
【稠密】
○多く集まっていること。込み合っていること。
ちゅうむけん
【中牟県】
◇[中]Zhongmou Xian、[英]Zhongmou County
○中国北部、華北地区南部にある河南省(Henan Sheng)(カナンショウ)
の県。鄭州市(Zhengzhou Shi)(テイシュウシ)管轄の県で、鄭州市の
東方、開封市(Kaifeng Shi)(カイホウシ)の西方。
県都は城関鎮(Chengguan Zhen)。
〈面積〉
1,393平方キロメートル。
〈人口〉
2002(平成14)68万人。
ちゅうもう《ちうまう》
【昼盲】
○(1)[医]暗い場所から明るい場所に出たとき、または極端に
明るいものを見た後に、まぶしさで一瞬ものが見えづらくなる
現象。
見えない時間が長いと昼盲症。
参照⇒ちゅうもうしょう(昼盲症)
○(2)[病]⇒ちゅうもうしょう(昼盲症)
★ちゅうもうしょう《ちうまうしやう》
【昼盲症】
◇[英]day blindness
○[病]明るい場所での視力が暗い場所での視力より劣る症状。
「昼盲」,「ヘマラロピア(hemeralopia)」とも呼ぶ。
◎夜盲症:ニクタロピア(nyctalopia)。
ちゅうりんじょう《ちゆうりんぢやう》
【駐輪場】
◇[英]parking area for bicycles
○(駅や商店街などの近くに設けた)自転車置き場。
参照⇒ちゅうしゃじょう(駐車場)
ちゅうる
【中流】
○[歴]律令制の三流(サンル)の一つ。流罪(ルザイ)。
参照⇒きんる(近流),おんる(遠流),るざい(流罪)
ちゅうるいむら
【忠類村】
◇[日]Churui Mura
○北海道南東部、十勝支庁(トカチシチョウ)広尾郡(ヒロオグン)の村。
忠類ナウマン象記念館がある。
ちゅうれつ
【忠烈】
○(1)きわめて忠義であること。忠義心が烈しいこと。人並み
優れて忠義心が厚いこと。
○(2)[人]中国南宋の忠臣、文天祥(Wen TianXiang)の諡(オクリナ)。
⇒ぶんてんしょう(文天祥)
ちゅうろう《ちゆうらう》
【柱廊】
◇[英]colonnade/pillared corridor
○[建]⇒ころねーど(コロネード)
ちゅうろうげんかん《ちゆうらうげんくわん》
【柱廊玄関】
◇[英]portico
○[建]⇒ぽーちこ(ポーチコ)
ちゅうろうしきげんかん《ちゆうらうしきげんくわん》
【柱廊式玄関】
◇[英]portico
○[建]⇒ぽーちこ(ポーチコ)
★[1]ちゅうろん
【中論】
◇[梵]Madhyamaka-karika
○[仏]竜樹(リュウジュ)の主著。
★[2]ちゅうろん
【中論】
◇[中]Zhonglun
○[仏]4世紀の青目(ショウモク)(Pingala)が表した、竜樹(リュウジュ)
の[1]『中論』の注釈書。
鳩摩羅什(クマラジュウ)(Kumarajiva)の漢訳がある。
参照⇒[1]ちゅうろん(中論)
ちゅおんさとう《ちゆおんさたう》
【チュオンサ島】
◇[ベトナム語]Dao Truong Sa、[英]the Spratly Island
○[地]⇒すぷらとりーとう(スプラトリー島)
ちゅおんさろんとう《ちゆおんさろんたう》
【チュオンサロン島】
◇[ベトナム語]Dao Truong Sa Lon、[英]the Big Spratly Is-
land
○[地]⇒すぷらとりーとう(スプラトリー島)
ちゅきさかけん
【チュキサカ県】
◇[西]Departamento de Chuquisaca、[英]Chuquisaca Depart-
ment
○南アメリカ、ボリビア南部の県。北部をコチャバンバ県(De-
partamento de Cochabamba)、東部をサンタクルス県(Departa-
mento de Santa Cruz)、西部をポトシ県(Departamento de Po-
tosi)に接し、南東端をパラグアイに隣接。
県都は首都でもあるスクレ(Sucre)。
〈面積〉
5万1,524平方キロメートル。
〈人口〉
1992(平成 4)45万3,800人。
2001(平成13)52万9,000人。
2004(平成16)56万7,300人。
ちゅーくしょとう《ちゆーくしよたう》
【チューク諸島】
◇[英]Chuuk Islands
○[地]西太平洋、ミクロネシア諸島の中の火山島群。
旧称は「トラック諸島(Truk Islands)」。
◎第二次世界大戦まで日本の委任統治領。
1944. 2.(昭和19)日本軍潰滅。
参照⇒なんよういにんとうじち(南洋委任統治地)
★ちゅくち
【チュクチ】
◇Chukuti、[英]Chukchi
○(1)北方民族の一種族。
内陸の部族はトナカイを飼育、海岸の部族はセイウチ漁やク
ジラ漁で生活。
ロシア語では「チュコートカ(Chukotka)」。
○(2)(Chukotka Autonomous Okrug)⇒ちゅくちじちかんく(チュ
クチ自治管区)
ちゅくちかい
【チュクチ海】
◇[露]CHukotskoe More、[英]Chukchi Sea
○[地]ロシア連邦北東端、チュクチ自治管区(Chukotka Auto-
nomous Okrug)北東岸と北アメリカ大陸との間にある、北極海
([英]Arctic Ocean)海域。
「チュコート海」とも呼ぶ。
ちゅくちじちかんく《ちゆくちじちくわんく》
【チュクチ自治管区】
◇[露]Chukotka Autonomous Okrug/Chukotka AOk、[英]Chuk-
chi Autonomic Region
○ロシア連邦北東端の自治管区。
行政所在地はアナドゥイリ(Anadyr)。
東端のチュコト半島(Chukotskiy Poluostrov)はベーリング
海峡(Bering Strait)に面し、対岸は北米大陸アラスカのセワ
ード半島(Seward Peninsula)。
「チュコトカ自治管区」とも呼ぶ。
ちゅぐちゃく
【チュグチャク】
◇Chuguchak
○⇒たるばがたいし(タルバガタイ市,塔城市)
ちゅくるじゃ
【チュクルジャ】
◇Cukurca
○トルコ南東端、ハッカリ県(Hakkari Ili)の南西端にあるイ
ラク国境間際の町。
北緯37.25°、東経43.61°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)5,205人。
2000(平成12)7,471 人。
ちゅこーとか
【チュコートカ】
◇[露]Chukotka
○⇒ちゅくち(チュクチ)
ちゅこーとかい
【チュコート海】
◇[露]Chukotskoe More、[英]Chukchi Sea
○[地]⇒ちゅくちかい(チュクチ海)
ちゅことかじちかんく《ちゆことかじちくわんく》
【チュコトカ自治管区】
◇[露]Chukotka Autonomous Okrug/Chukotka AOk
○⇒ちゅくちじちかんく(チュクチ自治管区)
ちゅじゃとう《ちゆじやたう》
【チュジャ島】
【楸子島】
◇[朝]Chuja-Gundo
○[地]韓国南西部、済州海峡([英]Cheju Strait)にある小群島。
済州道(Cheju-do)に属する。
「しゅうしとう(楸子島)」とも呼ぶ。
ちゅーしゅう《ちゆーしう》
【チュー州】
◇Chuy Oblasty、[英]Chui Region
○中央アジア北東部、キルギス共和国北部の州。北部に首都ビ
シュケク(Bishkek)があり、南西部をジャラルアバド州(Jalal-
Abad Oblasty)、西部をタラス州(Talas Oblasty)に接し、北部
をカザフスタンに隣接。
州都はトクマク(Tokmak)。
「チュイ州」とも呼ぶ。
〈面積〉
2万0,200平方キロメートル。
〈人口〉
1989(平成元)79万6,700人。
2003(平成15)83万4,100人。
ちゅーずでー
【チューズデー】
◇[英]Tuesday
○[暦]火曜日。
略号は「Tue」。
◎北欧神話の軍神ティール(Tiw,Tiu,Tyr)から。
ちゅそぼい
【チュソボイ】
◇Chusovoy
○ロシア共和国中西部、ペルミ州(Permskaya Oblast)中東部の
都市。
〈人口〉
1989(平成元)5万8,100人。
2002(平成14)5万1,615人。
◎ロシア文字では"Чусовой"。
ちゅーたー
【チューター】
◇[英]tutor
○(1)(男性の)家庭教師・個人教師。
◎女性の家庭教師は「ガバネス(governess)」。
○(2)研究会などの講師・報告者。
○(3)[教](アメリカで)大学の講師。専任講師(instructor)の
下位。
○(4)[法](未青年の)後見人・保護者。
ちゅーちあん
【チューチアン】
【珠江】
◇[中]Zhu Jiang
○[地]⇒しゅこう(珠江)
ちゅちゅ
【チュチュ】
◇[フ]tutu
○[服]バレリーナ用のひらひらした短いスカート。薄手のチュ
ール(tulle)やオーガンディー(organdie)などを何枚も重ねた
もの。
腰から水平に広がる「クラシック・チュチュ(classic tutu)」
と、ペチコートに似てふんわりと垂れ下がる「ロマンチック・
チュチュ(romantic tutu)(ロマンティック・チュチュ)」がある。
ちゅーど
【チュード】
◇[英]-tude
○[接尾辞]「状態・性質・特性」を表す語形成要素。
ラテン系の形容詞に付いて抽象名詞を造る。
◎イグザクティチュード(exactitude):精密度。
プレニチュード(plenitude):完全。
ソリチュード(solitude):孤独。
ビシシチュード(vicissitude):栄枯盛衰。
ちゅどこ
【チュド湖】
◇[英]Chud Lake、[露]Chudskoye ozero
○(1)[地]⇒ぺいぷすぷすこふこ(ペイプス・プスコフ湖)
○(2)[地]⇒ぺいぷすこ(ペイプス湖)(2)
◎ロシア文字では"Чудское озеро"。
ちゅーとりある
【チュートリアル】
◇[英]turorial
○(1)[教](イギリスで)指導教師による個別指導。また、その
時間。
○(2)[計]コンピュータを学習するための、ハードウェアの操
作法やソフトウェアの活用法などを説明した教材。
ちゅーとん
【チュートン】
◇Teuton
○(1)[歴]⇒てうとに(テウトニ)
○(2)⇒ちゅーとんじん(チュートン人)
ちゅーとんじん
【チュートン人】
◇[英]the Teutons
○(1)ゲルマン系の諸民族。北欧民族。
ドイツ人・オランダ人・スカンジナビア人など。
参照⇒てうとに(テウトニ),こうもうい(紅毛夷)
○(2)(特に)ドイツ人。
ちゅーな
【チューナ】
◇[英]tuner
○⇒ちゅーなー(チューナー)
ちゅーなー
【チューナー】
◇[英]tuner
○(1)[楽](英語で)調律師。
「チューナ」とも呼ぶ。
○(2)[放]テレビ・ラジオなどの受信機で、目的の電波を選び
出す同調装置。
主にFM受信機のものを指し、テレビの場合は放送局ごとに
専用となっていて「チャンネル」と呼ぶ。
「チューナ」とも呼ぶ。
参照⇒ちゅーにんぐ(チューニング)(2),ちゃんねる(チャン
ネル)(3),けんぱき(検波器),ばりあぶるこんでんさー(バリア
ブルコンデンサー,バリアブル・コンデンサー)
ちゅにじあ
【チュニジア】
◇[英]Republic of Tunisia
○北アフリカ、地中海に面する共和国。
首都はチュニス(Tunis)。
住民はアラブ人が多く、ほかにベルベル人など。
公用語はアラビア語。
通貨はチュニジア・ディナール。
〈面積〉
16万3,610平方キロメートル。
〈人口〉
1966(昭和41)445万人。
1977(昭和52)607万人。
1988(昭和63)780万人。
1999(平成11)950万3,603人(7月推計)。
◎県:[フ]Wilaya de *、[英]* Governorate。
◎1956. 3.20(昭和31)フランス保護国から立憲君主国として独
立。
1957(昭和32)共和国。
ちゅにす
【チュニス】
◇Tunis、フェニキアの女神"Tanis"の転という。
○チュニジア共和国の首都。地中海南岸の港湾都市。
運河により地中海に通じ、かつては隊商の集中地。
〈人口〉
1964(昭和39)66万2,000人。
1966(昭和41)65万人。
1984(昭和59)59万6,000人。
1994(平成 6)67万4,100人。
◎カルタゴの廃墟が市の北方15キロメートルにある。
ちゅーにんぐ
【チューニング】
◇[英]tuning
○(1)[楽]楽器の音程を正確に合せること。調律(チョウリツ)・調弦
(チョウゲン)。
参照⇒おんさ(音叉)
○(2)[放][通]放送・無線通信で、受信装置の周波数を目的の
電波に同調させること。希望の放送局を選択すること。
参照⇒ゅーなー(チューナー)(2),ばりあぶるこんでんさー
(バリアブルコンデンサー,バリアブル・コンデンサー)
○(3)[機]エンジンなどの動力機械を調整すること。
参照⇒ちゅーんなっぷ(チューンナップ)
ちゅーにんぐあっぷ
【チューニングアップ】
◇[英]tuning up
○⇒ちゅーんなっぷ(チューンナップ)
ちゅーにんぐふぉーく
【チューニング・フォーク】
◇[英]tuning fork
○[楽]⇒おんさ(音叉)
ちゅのむ
【チュノム】
【字喃】
◇[ベトナム語]Chu Nom/chu nom
○[言]ベトナムの民族文字。
13世紀にベトナム語表記のため漢字にならって作られ、漢字
と混交して使用された。
◎陳朝時代、ベトナムがモンゴルの侵入を退けて民族意識が勃
興し、13〜14世紀ころ盛んに使用された。
その後は定着せず衰えて、フランスの植民地となるとクォッ
クグー(Quoc Ngu)(国語)と呼ばれるローマ字表記法が普及して
現在は使用されていない。
ちゅば
【チュバ】
◇chuba
○[服]チベットやブータンの男の民族衣装。
日本の褞袍(ドテラ)に似ている。
参照⇒どてら(褞袍)
★ちゅーば
【チューバ】
◇[英]tuba
○[楽]金管楽器の一つ。
参照⇒へりこん(ヘリコン)(3)
⇒たーびん(タービン)
ちゅぱんぶら
【チュパカブラ】
◇[西]chupacabra([英]goat sucker)
○未確認動物(cryptid)の一つ。
南米とアメリカ合衆国で報告されている、ヤギなどの家畜を
襲って血を吸うという。
目撃証言もある。
◎1995. 3.(平成 7)プエルトリコで初めて報告。
◎"chupa"はスペイン語で「吸う」、"cabra"は「ヤギ(山羊)」の意
味。
ちゅーびん
【チュービン】
◇[フ]turbine、[英]turbine
○[機](フランス語で)タービン。
★ちゅーぶ
【チューブ】
◇[英]tube
○(1)管(カン)・くだ(管)・筒(ツツ)。
○(2)筒状の容器。
食品・練り歯磨き・絵具などの粘性物に使用される。
○(3)[交]空気を封入してタイヤの内側に入れる、ドーナツ状
のゴム管。
参照⇒はれーすいせい(ハレー彗星)
○(4)[電]真空管・ブラウン管。
○(5)[俗](転じて)テレビ。
○(6)[交](Tube)(イギリスで)ロンドンの地下鉄。
参照⇒ちかてつ(地下鉄)
ちゅぶくぶず
【チュブクブズ】
◇[トルコ語]cubuk buz
○[食](トルコ語で)アイスキャンディー。
⇒あいすきゃんでぃー(アイスキャンディー)
ちゅぶとしゅう《ちゅぶとしう》
【チュブト州】
◇[西]Provincia de Chubut、[英]Chubut Province
○アルゼンチン中南部の州。南部をサンタクルス州(Provincia
de Santa Cruz)に接し、西部をチリに隣接し、東部を大西洋に
面する。
州都はラウソン(Rawson)。
〈面積〉
22万4,686平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)35万7,189人(5月15日現在)。
2001(平成13)41万3,237人(11月18日現在)。
ちゅーぶとっぷ
【チューブトップ】
◇[英]tube top
○[服]女性用の袖(ソデ)なし上着の一種。
ニットなどの伸縮性のある素材でできた筒状(tube)のもので、
肩紐(カタヒモ)(strap)がなく、腹巻きのようにして胸から腹部に
着るもの。ヘソ(臍)が出ていることが多い。
イギリス・オーストラリアなどでは「ブーブチューブ(boob
tube)」とも呼ぶ。
参照⇒たんくとっぷ(タンクトップ)
◎「ブーブーズ(boobs)」は「(女性の)乳房」の俗語。
★ちゅべろーず
【チュベローズ】
◇[英]tuberose、[学]Polianthes tuberosa
○[植]クサスギカズラ目(Asparagales)リュウゼツラン科(Aga-
vaceae)ゲッカコウ属(Polianthes)の多年草。メキシコ原産。
夜間に白色の漏斗状の六弁花または重弁花を十数個開き、強
い芳香を放つ。
「チューベローズ」,「ゲッカコウ(月下香)」,「オランダスイセ
ン(和蘭水仙)」,「ゲッカビジン(月下美人)」とも呼ぶ。
◎ヒガンバナ科(Amaryllidaceae)ゲッカコウ属とも。
ちゅーべろーず
【チューベローズ】
◇[英]tuberose
○[植]⇒ちゅべろーず(チュベローズ)
ちゅーむ
【チューム】
◇[英]tomb
○⇒とぅーむ(トゥーム)
ちゅめにしゅう《ちゆめにしう》
【チュメニ州】
◇[露]Tumenskaya Oblast、[英]Tumensk Region
○ロシア連邦中央部、ウラル連邦管区の州。東部をオムスク州
(Omskaya Oblast)、北西部をスベルドロフスク州(Sverdlovsk-
aya Oblast)に接し、南端をカザフスタンに隣接。
ハンティ・マンシ自治管区(Khanty-Mansiysky Autonomous
Okrug)とヤマロ・ネネツ自治管区(Yamalo-Nenetsky Autono-
mous Okrug)を含む。
州都はチュメン(Tumen)。
〈面積〉
1,425.20平方キロメートル(2自治管区を除く)。
ちゅめん
【チュメン】
◇Tumen
○ロシア連邦中央部、ウラル連邦管区チュメニ州(Tumenskaya
Oblast)の州都。
ちゅーらいじゆうけいざいく《ちゆーらいじいうけいざいく》
【チューライ自由経済区】
◇[英]Chu Lai open economic zone
○ベトナム中央部、クアンナム省(Tinh Quang Nam)にある自由
貿易地区。
ちゅらうみ
【ちゅら海】
【美ら海】
○[沖縄方言]美しい海。
◎国営沖縄美ら海水族館:⇒おきなわちゅらうみすいぞくかん
(沖縄美ら海水族館)
ちゅらさん
【ちゅらさん】
【美らさん】
○[沖縄方言]美人。
ちゅらしま
【ちゅら島】
【美ら島】
○[沖縄方言]美しい島。
ちゅらたむはっしゃじょう《ちゆらたむはつしやぢやう》
【チュラタム発射場】
◇[英]Tyuratam Launch Center
○[宇]⇒ばいこぬーるうちゅうきち(バイコヌール宇宙基地)
ちゅらろんこん
【チュラロンコン】
◇Chulalongkon
○[人]⇒らーまごせい(ラーマ五世,ラーマ5世)
ちゅらろんこーん
【チュラロンコーン】
◇Chulalongkorn
○[人]⇒らーまごせい(ラーマ五世,ラーマ5世)
ちゅらろーんこーん
【チュラローンコーン】
◇Chulalongkorn
○[人]⇒らーまごせい(ラーマ五世,ラーマ5世)
ちゅらろんこんこくだいがく
【チュラロンコン大学】
◇[英]Chulalongkorn University
○[教]タイ王国のバンコクにある名門国立大学。
◎1917(大正 6)ラーマ五世(別称チュラロンコン王)により創立。
ちゅーりっひ
【チューリッヒ】
◇[独]Zuerich、[英]Zurich
○⇒ちゅーりひ(チューリヒ)
ちゅーりっひしゅう《ちゆーりつひしう》
【チューリッヒ州】
◇[独]Kanton Zuerich、[英]Zurich canton
○⇒ちゅーりひしゅう(チューリヒ州)
★ちゅーりっぷ
【チューリップ】
◇[英]tulip
○(1)[植]([学]Tulipa gesneriana)ユリ目(Liliales)ユリ科
(Liliaceae)チューリップ属(Tulipa)の多年草。小アジア(トル
コ)原産。
球根は食用になる。
富山県礪波市(トナミシ)で栽培が盛ん。
「鬱金香(ウコンコウ,ウッコンコウ)」とも呼ぶ。
◎トルコ語では「ラーレ(lale)」。
語源は「ターバン(turban)に似た花」の意味で、ペルシア語の
「ターバン(tulbend)」から。トルコ語で"tulbent"は「寒冷紗(カン
レイシャ)」。
◎新潟県・富山県の県花。
チューリップから生れた姫:⇒おやゆびひめ(親指姫)
○(2)[楽]近藤宮子作詞、井上武士作曲の童謡。
○(3)パチンコ台の役物(ヤクモノ)の一つ。
パチンコ玉が入る(入賞する)と開き、次に一定数の玉が入る
と閉じるもの。
参照⇒やくもの(役物)(2)
★ちゅーりっぷかくめい
【チューリップ革命】
◇[英]Tulip Revolution
○[歴]2003(平成15)キルギスで起きた親欧米政権の誕生。
◎グルジア:参照⇒ばらかくめい(バラ革命)
ウクライナ:参照⇒おれんじかくめい(オレンジ革命)
ちゅーりっぷのき
【チューリップの木】
○[植]ユリノキ(百合木)の別称。
⇒ゆりのき(ユリノキ,百合木)
ちゅーりひ
【チューリヒ】
◇[独]Zuerich、[英]Zurich
○(1)(Kanton Zuerich)⇒ちゅーりひしゅう(チューリヒ州)
○(2)スイス中北部、チューリヒ州の州都。チューリヒ湖北岸
にあるスイス最大の都市。
「チューリッヒ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1976(昭和51)39万人。
1987(昭和62)34万8,000人。
◎教育者ペスタロッチの生地。
ちゅーりひしゅう《ちゆーりひしう》
【チューリヒ州】
◇[独]Kanton Zuerich、[英]Zurich canton
○スイス中北部の州。北東部をトゥールガウ州(Kanton Thur-
gau)、南東部をザンクトガレン州(Kanton Sankt Gallen)、西
部をアールガウ州(Kanton Aargau)に接する。
州都はチューリヒ。
ドイツ語圏。
「チューリッヒ州」とも呼ぶ。
〈面積〉
1,729平方キロメートル。
ちゅーりんぐ
【チューリング】
◇Alan Mathison Turing
○[人]イギリスの数学者・論理学者(1912. 6.23〜1954. 6. 7)。
1937(昭和12)数学モデルの論理的な計算機械としてチューリ
ング・マシン(Turing machine)の概念を提案。
第二次世界大戦中はドイツ軍の暗号機エニグマ(Enigma)の解
読機ウルトラ(Ultra)の開発に関与。
参照⇒[2]うるとら(ウルトラ)(2)
◎現在のコンピュータの原理の一つとなった。
ちゅーりんげんしゅう《ちゆーりんげんしう》
【チューリンゲン州】
◇[独]Bundesland Thueringen、[英]Thuringia State
○ドイツ中東部の州。
州都はエアフルト(Erfurt)。
〈面積〉
1万6,251平方キロメートル。
〈人口〉
1983(昭和58)253万1,400人。
1994(平成 6)253万3,000人。
◎もと東ドイツ地区。
ちゅろす
【チュロス】
◇[西]churros
○[食]スペインの揚げ菓子。
小麦粉を湯でこねてから揚げたもので、外側はカリカリとし
て中はモチモチした食感がある。
形は細長いものとドーナツ状のものがある。
参照⇒どーなつ(ドーナツ)
◎ポルトガル:参照⇒ふぃーりょす(フィーリョス)(1)
ちゅーん
【チューン】
◇[英]tomb
○⇒とぅーむ(トゥーム)
ちゅーんあっぷ
【チューンアップ】
◇[英]tune up
○⇒ちゅーんなっぷ(チューンナップ)
ちゅんがらこ
【チュンガラ湖】
◇[西]Lago Chungara/Laguna Chungara
○[地]チリ共和国北端、タラパカ州(Region de Tarapaca)北東
部のラウカ国立公園(Parque Nacional Lauca)東部にある不凍
湖。湖面海抜4,570メートル。
南緯18.25°、西経69.17°の地。
北方のボリビア国境にパリナコタ山(Cerro Parinacota)
(6,330メートル)とポメラペ山(Cerro Pomerape)(6,222メート
ル)、北東方のボリビア領にサハマ山(Nevado Sajama)(6,542メ
ートル)がある。
ちゅんちょん
【チュンチョン】
【春川】
◇[朝]Chunchon
○⇒しゅんせん(春川)
ちゅんちょんなむど
【チュンチョンナムド】
【忠清南道】
◇[朝]Chungchong-nam-do
○⇒ちゅうせいなんどう(忠清南道)
ちゅんちょんぶくど
【チュンチョンブクド】
【忠清北道】
◇[朝]Chungchong-buk-do
○⇒ちゅうせいほくどう(忠清北道)
ちゅーんなっぷ
【チューンナップ】
◇[英]tune up
○(1)[機]機械を精密に調整(チューニング)して、性能や効率
をより高めること。
「チューンアップ」,「チューニングアップ」とも呼ぶ。
○(2)[交](特に)普通の乗用車の各種部品を高性能の部品に交
換したり、新しい部品を加えたりして高性能車に改造すること。
「チューンアップ」,「チューニングアップ」とも呼ぶ。
ちゅんむ
【チュンム】
【忠武】
◇[朝]Chungmu
○[古]⇒とんよん(トンヨン,統営,統營)
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