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百 科 辞 書 《ちよた》 編集:獨 澄旻
-------- ちよた ------------------------------------------------
ちよだ
【ちよだ】
○[軍]海上自衛隊の潜水艦救難母艦(AS405)。
排水量3,650トン。
◎1985. 3.27(昭和60)竣工。
ちよだ
【ちよだ】
【チヨダ】
○[俗]⇒さくら(さくら,サクラ)(3)
ちよだ
【千代田】
◇[日]Chiyoda
○(1)⇒ちよだく(千代田区)
○(2)⇒ちよだまち(千代田町)
○(3)⇒ちよだちょう(千代田町)
○(4)東京都千代田区中央部の地名。皇居のある場所。
○(5)[歴][軍]江戸幕府の軍艦。
◎1866(慶応 2. 4.)石川島で建造。
○(6)[歴][軍]旧日本海軍の軍艦。2,440トン。
◎1890(明治23)就役。
日清戦争の黄海海戦に参加。
○(7)[歴][軍]旧日本海軍の潜水母艦。
ちよだぎんこう《ちよだぎんかう》
【千代田銀行】
○[古]三菱銀行の旧称。
第二次世界大戦後の財閥禁止時代の呼称。
参照⇒みつびしぎんこう(三菱銀行),おおさかぎんこう(大阪
銀行)
ちよだく
【千代田区】
◇[日]Chiyoda Ku
○東京都区部の中央にある区。二三区(ニジュウサンク)の一つ。
区の中央部に皇居(コウキョ)がある。
千代田区の木は「まつ(松)」。
〈面積〉
11.64平方キロメートル。
(*)境界未定がある。
〈人口〉
1995(平成 7)3万4,780人。
◎茨城県新治郡(ニイハリグン)と群馬県邑楽郡(オウラグン)には千代田
町(チヨダマチ)がある。
広島県山県郡(ヤマガタグン)と佐賀県神埼郡(カンザキグン)には千代
田町(チヨダチョウ)がある。
ちよだじょう《ちよだじやう》
【千代田城】
○[歴]江戸城の別称。
⇒えどじょう(江戸城)
★ちよだせいめいほけん
【千代田生命保険】
○[歴][経]東京都目黒区に本社を置く、UFJ銀行(旧:東海銀
行)系の生命保険会社。
◎1904(明治37)創業。
経営破綻し、AIGスター生命保険となる。
★ちよだせん
【千代田線】
○[交]東京の東京地下鉄(東京メトロ)の路線。
綾瀬(アヤセ)駅よりJR常磐線取手駅まで直通運転。
代々木上原(ヨヨギウエハラ)駅より小田急小田原線本厚木(ホンアツギ)
駅まで直通運転。
〈停車駅〉
北綾瀬(キタアヤセ)駅・綾瀬駅・北千住(キタセンジュ)駅・町屋(マチヤ)
駅・西日暮里(ニシニッポリ)駅・千駄木(センダギ)駅・根津(ネヅ)駅・
湯島(ユシマ)駅・新御茶ノ水(シンオチャノミズ)駅・大手町(オオテマチ)駅・
二重橋前(ニジュウバシマエ)駅・日比谷(ヒビヤ)駅・霞ヶ関(カスミガセキ)
駅・国会議事堂前(コッカイギジドウマエ)駅・赤坂(アカサカ)駅・乃木坂
(ノギザカ)駅・表参道(オモテサンドウ)駅・明治神宮前(メイジジングウマエ)
駅・代々木公園(ヨヨギコウエン)駅・代々木上原駅。
◎2008. 3.15(平成20)小田急小田原線に相互乗り入れ。
ちよだちょう《ちよだちやう》
【千代田町】
◇[日]Chiyoda Cho
○(1)広島県北西部、山県郡(ヤマガタグン)の町。
○(2)佐賀県東部、神埼郡(カンザキグン)の町。
◎茨城県新治郡(ニイハリグン)と群馬県邑楽郡(オウラグン)には千代田
町(チヨダマチ)がある。
東京都には千代田区がある。
ちよだぶくろ
【千代田袋】
○⇒しんげんぶくろ(信玄袋)
ちよだまち
【千代田町】
◇[日]Chiyoda Machi
○(1)茨城県中央部、新治郡(ニイハリグン)の町。
◎1992. 1. 1(平成 4)千代田村、町制。
○(2)群馬県南東部、邑楽郡(オウラグン)の町。
◎広島県山県郡(ヤマガタグン)と佐賀県神埼郡(カンザキグン)には千代
田町(チヨダチョウ)がある。
東京都には千代田区がある。
ちょーちあんしょう《ちよーちあんしやう》
【チョーチアン省】
【浙江省】
◇[中]Zhejiang Sheng、[英]Chekiang Province
○⇒せっこうしょう(浙江省)
ちょっか
【CHOKKA】
○[古][通]平成電電の割安固定電話サービス名。
参照⇒へいせいでんでん(平成電電)
ちょっかく《ちよくかく》
【直角】
◇[英]right angle
○[数]交わる2つの直線が成す角度が90度であること。2つの
直線が垂直に交わっていること。
2分のπラジアン(radian)。100グラード(grade)。
参照⇒すいちょく(垂直),えいかく(鋭角)(2),どんかく(鈍角)
(2)
ちょっかんせんそう《ちよくくわんせんさう》
【直皖戦争】
◇[中]Zhiwan Zhangzheng
○[歴]安直戦争の中国名。
⇒あんちょくせんそう(安直戦争)
ちょっき
【チョッキ】
○[服]⇒[2]べすと(ベスト)
ちょっき《ちよくき》
【直帰】
○出先(デサキ)から勤務先に戻らずに直接帰宅すること。
⇔ちょっこう(直行)(2)
ちょっこう《ちよくかう》
【直行】
○(1)途中で寄り道せずに目的地へ行くこと。
○(2)勤務先に寄らずに自宅から直接目的地へ行くこと。
⇔ちょっき(直帰)
○(3)心のまま素直(スナオ)に行うこと。
○(4)まっすぐな行(オコナ)い。正しい行い。
ちょっこらーた
【チョッコラータ】
◇[伊]cioccolata
○[食](イタリア語で)チョコレート。
⇒ちょこれーと(チョコレート)(1)
ちょっこらーたかるだ
【チョッコラータ・カルダ】
◇[伊]cioccolata calda
○[食]⇒ちょこらーたかるだ(チョコラータ・カルダ)
★ちょっと
【一寸】
【鳥渡】
○(1)(数量・程度・時間などが)わずかなさま。
○(2)軽い気持ちで相手に呼びかける言葉。
ちょっぱー
【チョッパー】
◇[英]chopper
○(1)ぶち切る人。ぶち切る道具。
○(2)(木材などを切る)オノ(斧)・ナタ(鉈)。
○(3)[料](大きな)肉切り包丁。
○(4)[料]肉などを細かく切り刻み、ミンチ(mince)(挽き肉)に
する器具。ミンサー(mincer)。
○(5)[料]野菜などを切り刻む器具。
○(6)[歴]片側を打ち欠いて刃にした打製石器(旧石器)。
○(7)[俗][空]ヘリコプター(helicopter)の俗称。
⇒へりこぷたー(ヘリコプター)
◎回転翼を切り刻む刃に見立てたもの。
○(8)[俗][交](ハンドルを高く)改造したオートバイ。
○(9)[俗](choppers)歯。(特に)義歯・入れ歯。
○(10)[俗][軍]サブマシンガン(短機関銃)。
○(11)[機]短い周期で電流・光線を断続する装置。
○(12)[運](野球で)高くバウンドする打球。
ちょっぱり
【チョッパリ】
◇[朝]choppari/choppali/chokpal
○(1)(朝鮮語で)豚の足。豚足(トンソク)。
○(2)[俗](朝鮮・韓国人が)日本人を指す隠語・蔑称。
参照⇒はんちょっぱり(ハンチョッパリ),よぼ(ヨボ)(2),と
んやんぐい(トンヤングイ,東洋鬼)
◎日本人の履(ハ)いていた足袋(タビ)が豚足に似ていたことから。
ちょはっかい
【猪八戒】
【豬八戒】
◇[中]Zhu Bajie
○[文]中国、明代の通俗小説『西遊記(Xiyouji)(サイユウキ)』の副
主人公の一人。法名は豬悟能(Zhu Wuneng)。
天上界から追い出されたブタ(豚)の妖怪。唐僧の玄奘(Xuan-
zang)(ゲンジョウ)三蔵法師(Sancang Fashi)(サンゾウホウシ)の法力で
改心し、兄貴分の孫悟空(Sun Wukong)(ソン・ゴクウ)や弟分の沙悟
浄(Sha Wujing)(サ・ゴジョウ)とともに三蔵法師の取経の旅に随伴
して活躍。
参照⇒さいゆうき(西遊記)(2),そんごくう(孫悟空)
◎中国語で「豬(猪)」は一般にブタを意味し、イノシシ(猪)は
「野猪(yezhu)」と呼ぶ。
★ちょぶろえこ
【チョプロエ湖】
◇[露]Tjeploe ozero、[エストニア語]Laemmijaerv、[英]Warm
Lake/Tjeploe Lake
○[地]エストニア東部とロシアとの国境にある三つの湖の中間
にある一つ。
北側をペイプス湖([英]Lake Peipus)、南側をプスコフ湖
([露]Pskovskoe ozero)に通じる。
参照⇒ぺいぷすぷすこふこ(ペイプス・プスコフ湖)
〈面積〉
170平方キロメートル。
◎ロシア文字では"Тёплое озеро"。
ちょぼ
【チョボ】
【点】
○(1)[劇]歌舞伎の義太夫(ギダユウ)狂言や丸本物で、登場人物
の動作・感情などの地の部分を義太夫節で語ること。
「点語(チョボガタ)り」とも呼ぶ。
◎太夫が本の自分の語る箇所に傍点をふったことから。
○(2)[劇]その義太夫節を語る太夫。
「点語(チョボガタ)り」とも呼ぶ。
ちょぼがたり
【点語り】
○⇒ちょぼ(チョボ,点)
★ちょぼくれ
【ちょぼくれ】
○[楽]俗謡の一つ。
「ちょんがれ」,「ちょんがれ節」とも呼ぶ。
ちょぼないのいせき《ちよぼないのゐせき》
【著保内野遺跡】
○[歴]北海道函館市にある縄文時代の遺跡。
◎2007. 6.(平成19)出土した中空土偶が国宝に指定。
ちょま
【チョマ】
【苧麻】
○(1)[植]カラムシ(苧)の別称。
⇒からむし(カラムシ,苧,苧麻)
○(2)(1)から製した繊維。
⇒あおそ(青麻,青苧)
ちょむそんで
【チョムソンデ】
【瞻星台】
◇[朝]Ch'eomseongdae
○[歴]韓国の慶州市(Kyongju-si)(ケイシュウシ)にある、新羅(シラギ)
の時代(AD. 634)に建設された石造の塔。高さ9.17メートル。
現存する東洋最古の天体観測所といわれている。
◎366個の石を27段に積み上げている。
366個は、うるう年の日数、27段は新羅第27代の善徳女王の
世に作られたことを意味しているという。
窓の上と下はそれぞれ12段になっている。
ちょも
【チョモ】
◇[チベット語]Chomo
○⇒どもけん(ドモ県,亜東県)
ちょもらんま
【チョモランマ】
【珠穆朗瑪】
◇[チベット語]Qomolangma(大地の母神)、[英]Chomolungma
○[地]エベレストのチベット語名。
⇒[1]えべれすと(エベレスト)
★ちょーらちょう《ちよーらてう》
【チョーラ朝】
◇[英]Chola Dynasty
○[歴]南インド、タミル地方に栄えた古代王朝(BC. 300〜AD.
1250)。
893(寛平 5)パッラバ朝(Pallava Dynasty)を滅ぼす。
参照⇒たみるぞく(タミル族)
ちょり
【チョリ】
◇choli
○[服]ヒンズー系インド人の婦人が民族服サリー(sari)の下に
着用する短いブラウス。
参照⇒[1]さりー(サリー)
ちょるうぉんぐん
【チョルウォン郡】
【鉄原郡】
【鐵原郡】
◇[朝]Cholwon gun、[英]Cholwon County
○⇒てつげんぐん(鉄原郡,鐵原郡)
ちょるさんぐん
【チョルサン郡】
【鉄山郡】
◇[朝]Cholsan gun
○⇒てつざんぐん(鉄山郡)
ちょーるぬい
【チョールヌイ】
◇[露]chernyj/chernyi
○(1)(ロシア語で)黒い。
◎ロシア文字では"черный"。
○(2)[俗](ロシア語で)カフカス人(Caucasian)への蔑称(ベッショ
ウ)。
ちょるむ
【チョルム】
◇Corum
○(1)(Corum Ili)⇒ちょるむけん(チョルム県)
○(2)トルコ中北部、チョルム県東部にある県都。
ちょるむけん
【チョルム県】
◇[トルコ語]Corum Ili、[英]Corum province
○トルコ中北部の県。
県都はチョルム。
★ちょろぎ
【チョロギ】
【草石蚕】
【甘露子】
◇[学]Stachys sieboldii/Stachys tuberifera/Stachys af-
finis
○[植]シソ目(Lamiales)シソ科(Lamiaceae)イヌゴマ属(Stachys)
の多年草。中国原産。
冬に節がくびれた芋状の塊茎を採り、梅酢に漬けて食用にす
る。
「チョウロギ」,「じいなも(ジイナモ)」とも呼ぶ。
◎正月の黒豆に添える。この時は「千代老木」,「長老木」,「長呂
儀」と当てる。
語源は中国名の「地古瘤地霊(diguliudiling)」からか。
◎中国語:草石蚕(caoshican)/甘露儿(ganlu'er)/宝塔菜
(baotacai)/地蚕(dican)/石蚕(shican)。
ちょろきゅー
【チョロQ】
○タカラトミー社製の小さな走行玩具。
床などに押し付けて手前に引くとゼンマイが巻かれ、手を放
すと勢いよく走り出す玩具(オモチャ)。
スポーツカー・汽車・電車などバリエーションは数多い。
◎1980.12.(昭和55)タカラから発売開始。
ちょん
【チョン】
○[俗]チョンガー(総角)の和略語。
⇒ちょんがー(チョンガー,総角)(3)
ちょん
【チョン】
【錢】
◇[朝]jeon/chon
○[経]韓国・北朝鮮の補助貨幣単位。
参照⇒うぉん(ウォン,圓),よぷちょん(ヨプチョン,葉銭)
ちょんがー
【チョンガー】
【総角】
◇[朝]ch'ongkak/ch'onggak/chong-gag
○(1)[歴]古代の少年のする髪型あげまき(総角)の朝鮮名。
冠を着けず、髪を後に編み下げたもの。
参照⇒あげまき(総角,揚巻,上げ巻)(1)
○(2)朝鮮で、丁年(20歳)を過ぎても未婚でいる男性への蔑称。
○(3)[俗](日本で)独身の男。独り者。
和略して「チョン」とも、英語で「バチェラー(batchelor)」と
も呼ぶ。
参照⇒どくしんしゃ(独身者)
◎サッチョン族:札幌に単身赴任したサラリーマン。
ちょんがれ
【ちょんがれ】
○[楽]⇒ちょぼくれ(ちょぼくれ)
ちょんがれぶし
【ちょんがれ節】
○(1)[楽]⇒ちょぼくれ(ちょぼくれ)
○(2)[古]浪花節の旧称。
⇒なにわぶし(浪花節)
ちょんげちょん
【チョンゲチョン】
【清渓川】
◇[朝]Cheongyecheon
○[地]韓国の首都ソウルの中心部、チョンノ(Jongro)(鍾路)と
ウルチロ(Euljiro)(乙支路)の間を流れる川。
◎1958(昭和33)汚染が進みコンクリートのフタで覆う。
2003(平成15)東亜日報社前から城東区(Songdong Gu)新踏鉄
橋までの約5.8キロメートルのフタと高架道路の撤去工事を開
始。
2005.10. 1(平成17)復元工事が完成し記念式典を行う。
ちょんじ
【チョンジ】
【天池】
◇[朝]Chonji、[中]Tianchi
○[地]⇒てんち(天池)
ちょんじゅ
【チョンジュ】
【全州】
◇[朝]Chonju
○⇒ちょんじゅし(チョンジュ市,全州市)
ちょんじゅ
【チョンジュ】
【清州】
◇[朝]Chongju
○⇒ちょんじゅし(チョンジュ市,清州市)
ちょんじゅし
【チョンジュ市】
【全州市】
◇[朝]Chonju-si
○韓国、湖南平野の南東部にある全羅北道(Chollabuk-do)(ゼン
ラホクドウ)の道庁所在地。教育文化都市。
石焼きビビンバ(トルソッピビムパプ)の本場。
「チョンチュ市(全州市)」,「ぜんしゅうし(全州市)」とも呼ぶ。
〈人口〉
1969(昭和44)24万3,405人。
1995(平成 7)55万8,538人。
◎朝鮮李王朝の発祥の地。
ちょんじゅし
【チョンジュ市】
【清州市】
◇[朝]Chongju-si
○朝鮮半島中央部、韓国の内陸部にある忠清北道(Chungchong-
buk-do)の道庁所在地。
「せいしゅうし(清州市)」とも呼ぶ。
ちょんじゅよん
【チョン・ジュヨン】
【鄭周永】
◇[朝]Chung Juyung
○[人]⇒ていしゅうえい(鄭周永)
ちょんじん
【チョンジン】
【清津】
◇[朝]Cheongjin、[英]Chongzin
○⇒せいしんし(清津市)
ちょんじんし
【チョンジン市】
【清津市】
◇[朝]Cheongjin si、[英]Chongzin City
○⇒せいしんし(清津市)
ちょんせよん
【チョン・セヨン】
【鄭世永】
◇[朝]Chung Seyung
○[人]⇒ていせえい(鄭世永)
ちょんそんぐん
【チョンソン郡】
【旌善郡】
◇[朝]Chongson-gun
○⇒せいぜんぐん(旌善郡)
ちょんちゅ
【チョンチュ】
【全州】
◇[朝]Chonju
○⇒ちょんじゅし(チョンジュ市,全州市)
ちょんちゅし
【チョンチュ市】
【全州市】
◇[朝]Chonju-si
○⇒ちょんじゅし(チョンジュ市,全州市)
ちょんちょうし
【チョンチョウ市】
【鄭州市】
◇[中]Zhengzhou Shi
○⇒ていしゅうし(鄭州市)
ちょんちんし
【チョンチン市】
【重慶市】
◇[中]Chongqing Shi
○⇒じゅうけいし(重慶市)
ちょんつー
【チョンツー】
【成都】
◇[中]Chengdu
○⇒せいとし(成都市)
ちょんつーし
【チョンツー市】
【成都市】
◇[中]Chengdu Shi
○⇒せいとし(成都市)
ちょんとーし
【チョントー市】
【承徳市】
◇[中]Chengde Shi
○⇒しょうとくし(承徳市)
★ちょんどふぁん
【チョン・ドファン】
【全斗煥】
◇[朝]Chun Doohwan、[英]Chun Doo Hwan
○[人]韓国の大統領(1931〜)。在任:1980〜1988。
1980. 8.27(昭和55)統一主体国民会議により大統領に選出さ
れ、 9. 1就任。
1983.11.(昭和58)レーガン大統領、訪韓。
◎プルトニウムの補足説明:⇒ぷるとにうむ(プルトニウム)
ちょんな
【手斧】
○⇒ちょうな(手斧,丁鉋,釿)
ちょんなんしゃん
【チョンナンシャン】
【終南山】
◇[中]Zhongnanshan
○[地]⇒しゅうなんざん(終南山)
ちょんなんはい
【チョンナンハイ】
【中南海】
◇[中]Zhongnanhai
○⇒ちゅうなんかい(中南海)
ちょんぶり
【チョンブリ】
◇Chon Buri
○(1)(Changwat Chon Buri)⇒ちょんぶりけん(チョンブリ県)
○(2)タイ王国中部、チョンブリ県の県都。タイランド湾(Gulf
of Thailand)に面する。
北緯13.40°、東経101.00°の地。
「ソンブリ」とも呼ぶ。
〈人口〉
1990(平成 2)18万7,000人。
2000(平成12)18万2,600人。
2002(平成14)18万8,200人。
ちょんぶりけん
【チョンブリ県】
◇[タイ語]Changwat Chon Buri、[英]Chon Buri Province
○タイ王国中央部の県。北部をチャチュンサオ県(Changwat
Chachoengsao)に接し、西部をタイランド湾(Gulf of Thailand)
に面する。
県都はチョンブリ。
「ソンブリ県」とも呼ぶ。
〈面積〉
4,363.0平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45) 63万人。
1990(平成 2) 91万0,600人。
2000(平成12)101万8,600人。
2002(平成14)104万9,700人。
★ちょんまげ
【丁髷】
○
参照⇒さかやき(月代,月額)(1)
ちょんらなむど
【チョンラナムド】
【全羅南道】
◇[朝]Chollanam-do
○⇒ぜんらなんどう(全羅南道)
ちょんらぼくど
【チョンラボクド】
【全羅北道】
◇[朝]Chollabuk-do
○⇒ぜんらほくどう(全羅北道)
ちょんわで
【チョンワデ】
【青瓦台】
◇[朝]Chongwadae
○[俗]⇒せいがだい(青瓦台)
ちーらい
【チーライ】
【起来】
◇[中]qilai
○(1)[自動]起きる・起床する。
○(2)[自動]起き上がる・立ち上がる。
○(3)[自動]決起する。
ちらかる
【散らかる】
○[自動]物が乱雑に散り広がる。
強調して「とっちらかる」とも言う。
◎他動詞は「散らかす」。
ちらく
【チラク】
◇Bal Gangadhar Tilak
○[人]⇒[2]てぃらく(ティラク)
ちらく
【地絡】
○(1)[電]⇒あーす(アース)(4)
○(2)[電]落雷などの事故により、電気装置が大地と電気的に
接続が生じ、通電すること。
ちらす
【チラス】
◇Chilas
○パキスタン北部、カシミール地方でパキスタンが実効支配す
る北部地域(Nothern Areas)の町。
北緯35.43°、東経74.08°、標高1,146メートルの地。
ちらすぽり
【チラスポリ】
◇Tiraspol
○⇒てぃらすぽり(ティラスポリ)
ちらちゃっぷ
【チラチャップ】
◇Cilacap
○インドネシア中央部、ジャワ島中央部のジャワテンガ州(Pro-
pinsi Jawa Tengah)西部の都市。
南緯7.34°、東経109.00°の地。
〈人口〉
1990(平成 2)20万6,900人。
2004(平成16)26万4,900人。
ちらな
【チラナ】
◇[アルバニア語]Tirane、[英]Tirana
○アルバニア共和国の首都。
⇒てぃらな(ティラナ)
ちらのざうるす
【チラノザウルス】
◇[学]Tyrannosaurus
○[化生]⇒てぃらのさうるす(ティラノサウルス)
ちらんちょう《ちらんちやう》
【知覧町】
◇[日]Chiran Cho
○鹿児島県南西部、川辺郡(カワナベグン)の町。
薩摩半島にあり、特産は知覧茶。
薩摩藩の武家屋敷町として発達。
◎1942(昭和17)陸軍飛行場が設置され、第二次世界大戦中は特
攻隊の基地になっていた。
2007.10. 3(平成19)特攻隊員の母(鳥浜トメ)ををたたえる顕
彰碑の除幕式が挙行。
参照⇒とっこうたい(特攻隊)
ちり
【チリ】
◇[英]chili
○[植](英語で)トウガラシ(唐辛子)。
⇒とうがらし(トウガラシ,唐辛子,唐芥子,蕃椒)
ちり
【チリ】
【智利】
◇Chile
○南アメリカの南西部太平洋岸にある共和国。
首都はサンチアゴ(Santiago)。
参照⇒ぴのちぇと(ピノチェト)
〈面積〉
75.7万平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)1,066万人。
1988(昭和63)1,274万人。
〈歴代大統領〉
フレイ・モンタルバ:1964〜1970。
アジェンデ(Salvador Allende)(1908〜1973):1970〜1973。
ピノチェト(Augusto Pinochet)(1915〜2006.12.10):1974〜
1990。
リカルド・ラゴス(Ricardo Lagos)(1938〜):2000〜。
◎州:[西]Region de(del) *、[英]* Region。
県:[西]Provincia *、[英]* Province。
◎1818(文政元)スペインから独立。
1960. 5.(昭和35)チリ地震(マグニチュード9.5)、発生。
1973. 9.11(昭和48)陸軍・海軍・空軍・警察による軍事クー
デタ。アジェンデ大統領が自殺し、ピノチェト陸軍司令官が軍
事評議会議長(commander-in-chief of Chilean armed forces)
に就任(1973〜1998)。
ちりあな
【塵穴】
◇[日]chiri-ana
○(1)ちりを捨てる穴。芥溜(ゴミタ)め・掃溜(ハキダ)めの穴。
○(2)[建]茶庭の露地内に作る四角または円形の穴。
入口近くに作られる、景趣を添えるための装飾的な掃溜め。
露地内に咲いていた花などを目立たないように入れたりする。
参照⇒ちりばし(塵箸)
ちりあわび
【チリアワビ】
○[食][貝]ロコ貝の食品表示名。
ちーりえんしゃん
【チーリエンシャン】
【祁連山】
◇[中]Qilian Shan
○[地]⇒きれんさん(祁連山)
ちりかいこう
【チリ海溝】
◇[英]Chile Trench
○[地]⇒ぺるーちりかいこう(ペルー・チリ海溝)
ちりきさん
【チリキ山】
◇Chiriqul
○[地]⇒ちりくる(チリクル)
ちりくなまらや
【チリクナマラヤ】
◇Tirikunamalaya
○⇒とりんこまりー(トリンコマリー)
ちりくる
【チリクル】
◇Chiriqul
○[地]パナマ西部、タバサラ山脈(Tabasara Mountains)の火山。
標高3,475メートルで、パナマの最高峰。
「チリキ山」,「バル火山(Baru Volcano)」とも呼ぶ。
ちりけ
【身柱】
【天柱】
○(1)[医]漢方医学で、灸点(キュウテン)の一つ。
両肩の中央部で、項(ウナジ)の下、脊椎骨(セキツイコツ)の第三椎の
下。
ここに灸をすえて小児の驚風(キョウフウ)や疳(カン)などを治す。
「ちりげ」,「天柱穴(tianzhu xue)(テンチュウケツ)」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)頭に血が逆上する小児の病気。かん(疳,癇)。
「ちりげ」とも呼ぶ。
ちりげ
【身柱】
【天柱】
○[医]⇒ちりけ(身柱,天柱)
ちりじしん《ちりぢしん》
【チリ地震】
◇[英]Chile Earthquake
○(1)[歴][地]1960. 5.22(昭和35)チリ中南部の太平洋岸沖で
発生したマグニチュード8.3の海溝型大地震。
太平洋全域に津波(ツナミ)が襲来(シュウライ)した。
◎日本時間では23日に発生。翌日、日本にも津波が襲来。
参照⇒ちりじしんつなみ(チリ地震津波),ぺるーちりかいこ
う(ペルー・チリ海溝)
○(2)[歴][地]2010. 2.27(平成22)am03:34、チリ中南部の太平
洋岸沖で発生したマグニチュード8.8の海溝型大地震。
ちりじしんつなみ《ちりぢしんつなみ》
【チリ地震津波】
○[歴][地]1960. 5.24(昭和35)日本の太平洋岸に襲来(シュウライ)
した、前日のチリ地震による津波。最高6メートル。
北海道南岸や三陸地方で大被害を受け、死者142人、被害家
屋4万6,214戸。
「チリ津波」とも呼ぶ。
参照⇒ちりじしん(チリ地震)
◎地球の反対側で発生した地震だったため、誰も津波の襲来を
予想していなかった。
ちりしょうせき《ちりせうせき》
【チリ硝石】
◇[英]Chile saltpeter/Chile niter
○[化]⇒しょうさんなとりうむ(硝酸ナトリウム)
★ちりだに
【チリダニ】
【塵ダニ】
○[虫]ダニ目(Acarina)チリダニ科(Pyroglyphidae)のダニの総
称。
コナヒョウヒダニ・ヤケヒョウヒダニなど。
参照⇒だに(ダニ,壁蝨)(1)
ちりちみる
【チリチミル】
◇Tirich Mir
○[地]⇒ちりちみーる(チリチミール)
ちりちみーる
【チリチミール】
◇Tirich Mir
○[地]パキスタン北東部にある、ヒンズークシュ山脈(Hindu
Kush Mountains)の最高峰。標高7,690メートル。
「チリチミル」,「チリチュミール」,「ティリチミール」とも呼ぶ。
参照⇒ひんずーくしゅさんみゃく(ヒンズークシュ山脈)
◎標高7,699メートルとも、7,708メートルとも。
ちりちゅみーる
【チリチュミール】
◇Tirich Mir
○[地]⇒ちりちみーる(チリチミール)
ちりつなみ《ちりつなみ》
【チリ津波】
○[歴][地]⇒ちりじしんつなみ(チリ地震津波)
ちりっぷやま
【散布山】
◇[日]Chirippu Yama
○[地]南千島列島の択捉島(エトロフトウ)にある円錐状(コニーデ)の
火山。標高1,587メートル。
ちりばし
【塵箸】
◇[日]chiri-bashi
○[建]茶庭の露地内にある塵穴(チリアナ)の役石に立てかけておく
青竹の箸。
一会の都度、新しく削って作る。
◎箸の上部は流派によって異なり、表千家は斜めに、裏千家は
平らに削る。
参照⇒ちりあな(塵穴)(2)
ちりはま
【千里浜】
◇[日]Chiri Hama
○[地]石川県羽咋市(ハクイシ)南部の粟生町(アオマチ)にある、河北砂
丘(カホクサキュウ)北部の海岸。
◎2001.12.16(平成13)外国のものと思われる、重さ約300キロ
グラムの訓練用の機雷が漂着しているのを発見。
ちりぺっぱー
【チリペッパー】
◇[英]chili pepper
○[植](英語で)トウガラシ(唐辛子)。
⇒とうがらし(トウガラシ,唐辛子,唐芥子,蕃椒)
ちりぺるーせんそう《ちりぺるーせんさう》
【チリ・ペルー戦争】
◇[英]Chile-Peruvian War
○[歴]19世紀末の太平洋戦争(Guerra del Pacifico)の別称。
⇒[1]たいへいようせんそう(太平洋戦争)
ちりぽ
【チリポ】
◇Chirripo Grande
○[地]中央アメリカ、コスタリカ中央部にある火山。標高3,819
メートル。
★ちりめん
【縮緬】
○
ちりめんきゃべつ
【チリメンキャベツ】
【縮緬キャベツ】
○[農]⇒けーる(ケール)
ちりゅうし《ちりふし》
【知立市】
◇[日]Chiryu Shi
○愛知県中部の市。
ちりれんげ
【散蓮華】
【散り蓮華】
○(1)散ったレンゲ(蓮華)(ハス)の花弁。
○(2)[食]中華料理で使用する陶製のスプーン。
単に「レンゲ(蓮華)」とも呼ぶ。
◎柄の部分までくぼんでいる形が(1)に似ていることから。
ちーりん
【チーリン】
【吉林】
◇[中]Jilin、[英]Kirin
○(1)(Jilin Sheng)⇒きつりんしょう(吉林省)
○(2)(Jilin Shi)⇒きつりんし(吉林市)
ちーりんし
【チーリン市】
【吉林市】
◇[中]Jilin Shi、[英]Kirin City
○⇒きつりんし(吉林市)
ちるー
【チルー】
◇chiru
○[哺]⇒ちべっとあんてろーぷ(チベットアンテロープ)
ちるい
【地類】
○(1)地上の万物。地上の神々。
○(2)土地の種類。地目(チモク)。
○(3)[古]旧制で、地租徴収の上から区別した土地の種類。
第一類地・第二類地に分けられていた。
ちるこ
【チルコ】
◇[伊]circo
○(1)(イタリア語で)サーカス([英]circus)。
⇒さーかす(サーカス)(1)
○(2)[歴]古代ローマの円形競技場([羅]circus)。
ちるじっとじょうやく《ちるじつとでうやく》
【チルジット条約】
◇[英]the Treaty of Tilsit
○[歴]⇒てぃるじっとじょうやく(ティルジット条約)
ちるす
【チルス】
◇Tyrus
○[歴]⇒てぃるす(ティルス)
ちるちる
【チルチル】
◇Tyltyl
○[文]メーテルリンク(Maurice Maeterlinck)の戯曲『青い鳥
(L'Oiseau Bleu)』に登場する、ミチル(Mytyl)の兄。
参照⇒あおいとり(青い鳥)(1)
ちると
【チルト】
◇[英]tilt
○(1)傾き・傾斜。斜面。傾斜角度。
「ティルト」とも呼ぶ。
○(2)[映]据(ス)え付けたカメラの角度を上下に変えて撮影する
方法。
「ティルト」とも呼ぶ。
○(3)[映]草原などの奥行きのある撮影で、カメラのレンズを
フィルム面に対してやや下方に傾けて全面に焦点を合せる方法。
ベローズや専用の煽(アオ)りレンズを使用する。
「ティルト」とも呼ぶ。
参照⇒しふと(シフト)(11),べろーず(ベローズ)(3)
ちるど
【チルド】
◇[英]chilled
○(1)[形][食]冷却された、冷蔵の、低温冷蔵した。
凍らない程度の零度前後の温度に冷やされたもので、解凍が
不要となり味もよい。
参照⇒ふりーず(フリーズ)(5)
◎チルド・ビーフ(chilled beef)。
チルド室:⇒ちるどしつ(チルド室)
○(2)[形][冶](再結晶させないために)鋼鉄・鋳物(イモノ)などを
急冷凝固した。
◎チルド・キャスティング(chilled casting)
ちるどしつ
【チルド室】
◇[英]chilled room
○[電][食](3ドア冷蔵庫で)庫内温度が零度前後の冷却室。
冷凍室(freezer)と野菜室(vegetable room)との間の温度で、
凍らないことから解凍すると液汁(drip)が出てしまう生肉など
の保存に適する。
参照⇒ふりーざー(フリーザー)
◎英語では「庫内」を"room"と呼ぶことに違和感があり、英語名
はメーカーによって"chilled drawer","chilled case","meat
drawer"などとも呼ばれている。
◎焼いて落ちる肉汁は「グレービー(gravy)」。
ちるどれん
【チルドレン】
◇[英](複数形)children/(単数形)child(チャイルド)
○チャイルド(子供)の複数形。
⇒ちゃいるど(チャイルド)
ちるぱんしんご
【チルパンシンゴ】
◇Chilpancingo
○メキシコ南部、ゲレロ州(estado de Guerrero)の州都。
ちるぴっつ
【チルピッツ】
◇Alfred von Tirpitz(アルフレッド・フォン・チルピッツ)
○[人]⇒[1]てぃるぴっつ(ティルピッツ)
★ちるぼるじいせき《ちるぼるじゐせき》
【チル・ボルジ遺跡】
◇[英]Chil-Borji site
○[歴]アフガニスタン中央部、ケリガン遺跡の西方約6キロメ
ートルに位置する王族の城砦跡。
参照⇒けりがんいせき(ケリガン遺跡)
◎"Chil-Borji"は「40の塔」の意味。
ちるーるく
【チルールク】
◇[独]Chirurg
○[医](ドイツ語で)外科医。
「キルールク」とも呼ぶ。
⇒げかい(外科医)
ちれにあかい
【チレニア海】
◇[英]the Tyrrhenian Sea
○[地]⇒てぃれにあかい(ティレニア海)
★ちれぼんけん
【チレボン県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Cirebon、[英]Cirebon Regency
○インドネシア南部、ジャワ島西部のジャワバラト州(Propin-
si Jawa Barat)北東部の県。
ちろ
【地炉】
○⇒じろ(地炉)
ちろえ
【チロエ】
◇Chiloe
○(1)[地](Isla de Chiloe)⇒ちろえとう(チロエ島)
○(2)(Provincia Chiloe)⇒ちろえけん(チロエ県)
ちろえけん
【チロエ県】
◇[西]Provincia Chiloe
○チリ中南部、ロス・ラゴス州(Region de Los Lagos)南西部
の県。チロエ島(Isla de Chiloe)で構成。
県都はカストロ(Castro)。
〈面積〉
9,136平方キロメートル。
ちろえとう《ちろえたう》
【チロエ島】
◇[西]Isla de Chiloe、[英]Chiloe Island
○[地]チリ中南部、太平洋岸沖にある島。南北約180キロメー
トル、東西約60キロメートル。
北部をチャカオ海峡(Canal del Chacao)、東部をアンクー湾
(Golfo de Ancud)・コルコバド湾(Golfo de Corcovado)で本土
と隔てられ、南部にチョノス諸島(Archipielago de los Cho-
nos)があり、西部を太平洋に面する。
偏西風による多雨地域で、内陸部は密林地帯になっている。
ロス・ラゴス州(Region de Los Lagos)チロエ県(Provincia
Chiloe)を構成。
〈面積〉
約8,400平方キロメートル。
〈人口〉
1982(昭和57)6万7,821人(推計)。
ちろしなーぜ
【チロシナーゼ】
◇[独]Tyrosinase
○[生化]チロシン(tyrosine)を酸化させメラニン色素(melanin
pigment)を生成する酵素。
アルブチン(arbutin)によって作用が阻害される。
参照⇒あるぶちん(アルブチン)
◎加齢とともに減少し、白髪(シラガ)の原因となる。
ちろしん
【チロシン】
◇[英]tyrosine
○[生化]タンパク質を構成する芳香族アミノ酸の一種。
絹糸・カゼイン([独]Kasein)・タケノコ(筍)などに含まれる。
生体内でフェニルアラニン(phenylalanine)から生成され、
酵素による酸化でアドレナリン(adrenalin)・チロキシン(thy-
roxine)・メラニン(melanin)・フマル酸(fumaric acid)などの
重要な物質に変わる。
◎チロシンの生成する先天的欠損:参照⇒ふぇにるけとんにょ
うしょう(フェニルケトン尿症)
ちろりあんはっと
【チロリアンハット】
【チロリアン・ハット】
◇[英]Tirolean hat
○[服]つばが狭く、飾り紐(ヒモ)を巻いたり羽根が着いたフェル
ト帽。
登山帽として愛好されている。
「チロル帽」とも呼ぶ。
◎もと、オーストリアのチロル地方で用いられていたことから。
ちろりんむらとくるみのき
【チロリン村とくるみの木】
○[TV]NHKが放送した人形劇。
クルミのクル子、ピーナッツのピー子、タマネギのトン平や、
ニンジンレッドなどが活躍。
◎1956. 4.14〜1964. 4. 3(昭和31〜1964(昭和39)放送。
ちろる
【チロル】
◇Tirol
○(1)(Bundesland Tirol)⇒ちろるしゅう(チロル州)
○(2)[服]チロル帽(Tirolean hat)の略称。
⇒ちろりあんはっと(チロリアンハット,チロリアン・ハット)
ちろるしゅう《ちろるしう》
【チロル州】
◇[独]Bundesland Tirol、[英]Tirol State
○オーストリア南西部の州。ザルツブルク州(Bundesland Salz-
burg)を挟んで飛び地がある。東部をザルツブルク州(Bundes-
land Salzburg)、西部をフォアアールベルグ州(Bundesland
Vorarlberg)に接し、北部をドイツ、南部をイタリア、南西端
をスイスに隣接。
州都はインスブルック(Innsbruck)。
〈面積〉
1万2,648平方キロメートル。
〈人口〉
1991(平成 3)63万1,410人(5月15日現在)。
2001(平成13)67万3,504人(5月15日現在)。
2004(平成16)68万6,410人(1月1日推計)。
ちろるぼう
【チロル帽】
◇[英]Tirolean hat
○[服]⇒ちろりあんはっと(チロリアンハット,チロリアン・ハッ
ト)
ちーろん
【チーロン】
【基隆】
◇[中]Jilong、[英]Chi-lung/Keelung
○⇒きーるん(キールン,基隆)
ちわわ
【チワワ】
◇[西]Chihuahua、[英]Chihuahua
○(1)(estado de Chihuahua)⇒ちわわしゅう(チワワ州)
○(2)メキシコ北部、チワワ州中央部にある州都。
〈人口〉
2000(平成12)67万1,790人(2月14日)。
2005(平成17)75万8,791人(10月17日)。
○(3)[哺](chihuahua)メキシコ原産の愛玩犬。
体高約15センチメートルほど、体重1キログラム以下で、世
界最小の小型犬。耳が大きく、短毛種と長毛種があり、毛色は
白・クリーム・黒・赤など。
メキシコに古代から伝わる。
ちわわしゅう《ちわわしう》
【チワワ州】
◇[西]estado de Chihuahua、[英]Chihuahua State
○メキシコ北部の州。南部をドゥランゴ州(estado de Durango)、
西部をソノラ州(estado de Sonora)に接し、北部をアメリカ合
衆国に隣接。
州都はチワワ。
〈面積〉
24万7,087平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)305万2,907人(2月14日)。
2005(平成17)324万1,444人(10月17日)。
★ちわんぞく
【チワン族】
【壮族】
◇[中]Zhuang zu(壮族)
○中国の少数民族の一族。
人口は少数民族中最も多い。
広西チワン族自治区に約9割、およびその周辺の雲南省・広
東省・貴州省など、中国南部・湖南省に居住する。
参照⇒こうせいちわんぞくじちく(広西チワン族自治区,広西
壮族自治区)
〈人口〉
1990(平成 2)1,548万人。
◎古来、駱越(Lioyue)(ラクエツ)・南越(Nanyue)・濮(Pu)(ホク)・俚
(Li)など種々に呼ばれていたが、1949(昭和24)中華人民共和国
の成立後は「僮族(Zhuang zu)」に統一。
1965(昭和40)「僮族」から「壮族」に表記を変更。「僮」には従僕
の意味があることから、周恩来首相の提唱で変更したもの。
ちん
【チン】
◇[英]chin
○(英語で)あご(顎・頤)・下顎(シタアゴ)(lower jaw)・おとがい
(頤)。
★ちん
【狆】
◇[英]Japanese spaniel
○[哺]日本特産の愛玩犬。
参照⇒ちんくぐり(狆潜り)
★ちん
【鴆】
◇[中]zhen
○(1)[中国伝説][鳥]中国の南方の山中に棲むというタカ(鷹)
に似た想像上の鳥。
その羽毛には毒があり、それを浸した酒を飲めば直ちに死ぬ
という。
○(2)[中国伝説]鴆酒(チンシュ)の略称。
⇒ちんしゅ(鴆酒,酖酒)
○(3)[中国伝説]鴆毒(チンドク)の略称。
⇒ちんどく(鴆毒,酖毒)
ちん
【酖】
◇[中]dan/zhen
○[中国伝説]鴆酒(チンシュ)の略称。
⇒ちんしゅ(鴆酒,酖酒)
★ちん
【鎮】
◇[中]zhen/Zhen
○(1)鎮(シズ)めること。
◎鎮静,鎮魂,鎮護
鎮圧:⇒ちんあつ(鎮圧)
○(2)押さえること。押さえるもの・重し。
◎重鎮,文鎮
○(3)鎮まり居ること。
◎鎮座
○(4)[漢](中国で)北魏ころ、州・県に駐屯し治安に当った軍
団。
◎藩鎮:⇒はんちん(藩鎮)(1)
鎮台:⇒ちんだい(鎮台)(1)
○(5)[漢](転じて)(4)の軍団の将・駐屯地・守備地。
○(6)[漢](中国で)唐末期・五代、節度使が腹心の鎮将を駐屯
させた要地。
鎮将は軍政のほか、警察・裁判・徴税などの民政もつかさどっ
た。
参照⇒せつどし(節度使)(1)
○(7)[漢](中国で)宋代以後、県(Xian)・旗(Qi)の下の行政単
位。小都市([英]town)。
郷(日本の村相当)・蘇木(sumu)(日本の村相当)と同等。
参照⇒きょう(郷),すむ(スム,蘇木)
◎武漢三鎮:⇒ぶかんさんちん(武漢三鎮)
○(8)[仏]律令制で、法華寺などの諸大寺にあった僧職。
三綱(サンゴウ)の上位で、大・中・小の別があった。
ちんあつ
【鎮圧】
○(1)暴動・反乱・騒動などを、軍隊・警察などの力をもって
鎮(シズ)めること。
◎類語:参照⇒せいあつ(制圧)
○(2)[農]耕地を鋤(ス)き起し、土を砕いてならし、地面を押さ
えつけて平らにすること。また、その作業。
ちんうんざい
【鎮うん剤】
【鎮暈剤】
○[薬]めまい・平衡障害の治療剤。乗物酔い止めなど。
参照⇒ちんとざい(鎮吐剤)
◎「暈」は「目がくらむ」こと。
ちんき
【チンキ】
【丁幾】
◇[蘭]tinctuur、[独]Tinktur(ティンクトゥーア)、[英]tinc-
ture、[中]dingji(丁几)
○(1)[薬]化学薬品をアルコールに溶かした液体。
◎ヨードチンキ:⇒よーどちんき(ヨードチンキ,沃度丁幾)
アヘンチンキ:⇒あへんちんき(アヘンチンキ,阿片丁幾)
カンタリスチンキ:参照⇒かんたりす(カンタリス)
○(2)[薬]特に、生薬(ショウヤク)をアルコールで浸出して作った液
剤。
ちんき
【陳毅】
◇[中]Chen Yi
○[人]中国の軍人(元帥)・政治家(1901. 8.26〜1972. 1. 6)。
四川省(Sichuan Sheng)楽至県(Lezhi Xian)の人。
1919(大正 8)フランスに留学。
1923(大正12)北京中法大学に入学し、中国共産党に入党。
1927(昭和 2)朱徳(Zhu De)の指揮する紅軍の南昌蜂起に参加。
1928. 4.(昭和 3)朱徳とともに井崗山根拠地で毛沢東(Mao
Zedong)と合流。
長征では残留部隊を率いて遊撃戦を展開。
1941(昭和16)中国革命軍新編四軍(新四軍)司令官として抗日
戦に活躍。
1949(昭和24)上海市長に就任。
1954(昭和29)国務院副総理・中央人民政府人民革命軍事委員
会副主席・国防委員会副主席に就任。
1955(昭和30)元帥。
文化大革命で批判を受けて職務停止処分となる。
1969(昭和44)地方の製薬工場で労働者を命じられる。
1971(昭和46)直腸ガン。
病死。
ちんきー
【チンキー】
◇[英]Chinky
○[俗](アメリカで)中国人に対する蔑称。
参照⇒ちゃいなまん(チャイナマン)
ちんきーあいず
【チンキーアイズ】
◇[英]Chinky eyes
○[俗](アメリカで)中国人に対する蔑称。
参照⇒ちゃいなまん(チャイナマン)
ちんぎあーれ
【チンギアーレ】
◇[伊]cinghiale
○[哺]イノシシ(猪)のイタリア語名。
⇒いのしし(イノシシ,猪)
ちんぎすかん
【チンギスカン】
【チンギス汗】
【成吉思汗】
◇[英]Chingiz Khan
○[人]⇒じんぎすかん(ジンギスカン,ジンギス汗,成吉思汗)
ちんぎすはん
【チンギスハン】
【チンギス汗】
【成吉思汗】
◇[英]Chingiz Khan
○[人]⇒じんぎすかん(ジンギスカン,ジンギス汗,成吉思汗)
ちんぎょらくがん
【沈魚落雁】
◇[中]chen yu luo yan
○[慣用句]美人の容貌(ヨウボウ)を形容する言葉。
「羞花閉月(シュウカヘイゲツ)」,「閉月羞花」とも呼ぶ。
◎『荘子』斉物論の説話のもじりで、あまりの美しさ恥じて、
魚は沈み隠れ、雁は落ちてくる、の意味。
本来は「毛ショウ(「女」偏+「嗇」)・麗姫など、人が美しいと思
う人でも、これを見れば驚いて、魚は深く潜り、鳥は高く飛ん
で逃げることから、美の基準の定めがたい」こと。
[1]ちんく
【チンク】
◇[英]chink
○(1)(細い)裂け目・割れ目。
○(2)すき間・ひび(皹)。
[2]ちんく
【チンク】
◇[英]Chink
○[俗](アメリカで)中国人に対する蔑称。
参照⇒ちゃいなまん(チャイナマン)
ちんくぇちぇんと
【チンクェチェント】
【500】
◇[登録商標]Cinquecento([伊]500)
○[交]イタリアのフィアット(FIAT)社製の大衆車。
参照⇒せいちぇんと(セイチェント,600),うーの(ウーノ,
1)
ちんくえであ
【チンクエデア】
◇[伊]cinquedea
○[歴]15〜16世紀、北部イタリアで用いられた短剣。
刃は幅広で重く、長さは約45センチメートルと長め。刃の元
側に5本の筋があり、中間部の筋は4本、先端部の筋は3本に
なっている。
ツバ(鐔)が相手側にV字形に突き出ている。
「五指剣」とも呼ぶ。
参照⇒だがー(ダガー)(1)
★ちんくえてっれ
【チンクエ・テッレ】
◇[伊]Cinque Terre(五つの土地)
○イタリア北西部、リグリア州(Regione Liguria)の5つのコ
ムーネ(comune)(地方自治体)から成る地域。
地中海のリグリア海(Mare Liguria)ジェノバ湾(Gulfo di
Genova)に面する切り立った断崖に位置する。
「チンクェ・テッレ」とも呼ぶ。
◎ジェノバ(Genova)を守る要塞として建設。
1997(平成 9)世界文化遺産に登録。
ちんくぇてっれ
【チンクェ・テッレ】
◇[伊]Cinque Terre
○⇒ちんくえてっれ(チンクエ・テッレ)
ちんくぐり
【狆潜り】
◇[日]chinkuguri/chin-kuguri
○[建]床の間と床脇棚との間を仕切る袖壁の下部にある吹き抜
け。
「犬潜り」とも呼ぶ。
★ちんぐるま
【チングルマ】
【稚児車】
◇[学]Sieversia pentapetala
○[植]バラ目(Rosales)バラ科(Rosaceae)チングルマ属(Sie-
versia)の落葉小低木。
北海道・本州中部以北の高山の日当りがよい雪どけ後の湿地
などに群生。
茎は地をはい、高さ約10センチメートル。葉は羽状複葉。
7〜8月、花茎の先端に白色の五弁花を開花。
「イワグルマ(岩車)」とも呼ぶ。
◎「ちごぐるま(稚児車)」の転訛。
バラ科ダイコンソウ属(Geum pentapetalum)とも。
★ちんげんさい
【チンゲンサイ】
【青梗菜】
◇[中]qinggengcai
○[農]中国野菜の一つ。
ちんこうし《ちんかうし》
【鎮江市】
◇[中]Zhenjiang Shi
○中国東部、江蘇省(Jiangsu Sheng)(コウソショウ)中南西部の省直
轄市(地級市)。長江(揚子江<ヨウスコウ>)下流の南岸に位置し、東
部で大運河(Dayunhe)と合流する水運の要地。北部は長江を介
して揚州市(Yangzhou Shi)、西部は南京市(Nanjing Shi)に接
する。
行政所在地は京口区。古称は「京口(Jingkou)」。
参照⇒だいうんが(大運河)
〈面積〉
3,799平方キロメートル。
〈人口〉
2004(平成16)267万2,100人。
〈管轄3区〉
京口区(Jingkou Qu)。
潤州区(Runzhou Qu)。
丹徒区(Dantu Qu)。
〈管轄3市〉
丹陽市(Danyang Shi)。
揚中市(Yangzhong Shi)。
句容市(Jurong Shi)。
ちんこおんど
【ちんこ音頭】
○[楽]ちんこ職人作詞、ちんこウタビト作曲の歌謡曲(音頭)。
歌はちんこウタビト。
参照⇒おーちんちん(オー・チンチン)
◎2001(平成13)サイト「2ちゃんねる」で公開。
ちんこつ
【砧骨】
○[医]⇒きぬたこつ(砧骨)
ちんごれった
【チンゴレッタ】
◇[伊]cingoletta
○[軍](イタリア語で)軽戦車。
⇒けいせんしゃ(軽戦車)
ちんごろ
【チンゴロ】
◇[伊]cingolo
○キャタピラー([英]caterpillar)のイタリア語名。
⇒きゃたぴらー(キャタピラー)(2)
★ちんざんそう
【椿山荘】
○東京都文京区関口にある宴会場。
明治の元勲山県有朋(ヤマガタ・アリトモ)の邸跡。
ちんじ
【椿事】
○思いがけない出来事。意外な事件。
◎「椿(チン)」は「闖(チン)」の誤用。
ちんしゃ
【陳謝】
◇[中]chenxie
○(1)[漢]謝意をのべること。
○(2)[国]事情などを説明して、あやまること・わびること。
謝罪([英]apology)。
◎失言を陳謝する。
ちんしゅ
【鴆酒】
【酖酒】
◇[中]zhenjiu
○[中国伝説]鴆の羽毛を浸して鴆毒を加えた酒。
単に「ちん(鴆,酖)」とも呼ぶ。
参照⇒ちん(鴆)(1)
◎「酖」は「タン([中]dan)」とも読む。
ちんじゅ
【珍寿】
○110歳の呼び方。また、その年齢の祝い。
参照⇒ちょうじゅ(長寿)
◎たいそう珍しい長寿の意味から。
ちんじゅ
【陳寿】
◇[中]Chen Shou
○[人]中国、西晋(Xi Jin)の歴史家( 233〜 297)。字は承祚
(Chengzuo)(ショウソ)。安漢(Anhan)(四川省)の人。
はじめ蜀に仕え、その滅亡後は西晋に仕える。
中国正史の一書、魏(Wei)(ギ)・蜀(Shu)(ショク)・呉(Wu)(ゴ)
の歴史書『三国志(Sanguo Zhi/Sanguozhi)』を著す。
ちんじゅ
【鎮守】
○(1)[軍]軍隊を駐在させ、その地を鎮(シズ)め守ること。
○(2)[軍]鎮守府の略称。
⇒ちんじゅふ(鎮守府)
○(3)⇒ちんじゅ(鎮守,鎮主)
ちんじゅ
【鎮守】
【鎮主】
○(1)その地を鎮(シズ)め守る神。
○(2)荒(アラ)ぶる土着の神を鎮め、国・城・寺院・村落などを
守護する神。
参照⇒じしゅ(地主)(2)
○(3)(特に)村落の神。
◎唱歌:⇒むらまつり(村祭)
○(4)寺の建立以前からその地に祀(マツ)られていて、のちその
寺の守護神となった神。
寺を建立する地には、それ以前になんらかの神が祀られてい
ることが多く、寺の鬼門などを守護する形式をとって寺(仏教)
は進出を果たした。
○(5)その社(ヤシロ)・神社。
⇒ちんじゅのやしろ(鎮守の社)(1)
ちんじゅしゃ
【鎮守社】
○(1)寺の鎮守のために建てた神社。
参照⇒ちんじゅ(鎮守,鎮主)(4)
○(2)⇒ちんじゅのやしろ(鎮守の社)(1)
ちんじゅのやしろ
【鎮守の社】
○(1)鎮守の神を祀(マツ)る神社。
「鎮守」,「鎮守社(チンジュシャ)」とも呼ぶ。
○(2)⇒ちんじゅしゃ(鎮守社)
★ちんじゅふ
【鎮守府】
○(1)[歴]古代、陸奥国に置かれた軍政府。
単に「鎮守」とも呼ぶ。
◎鎮守府将軍
○(2)[軍]明治以降の、海軍の根拠地。
各管区を定めて、海上警備を分担した。
単に「鎮守」とも呼ぶ。
参照⇒けいびふ(警備府)
◎1876(明治 9)横浜と長崎に設置。
1889(明治22)横須賀・呉・佐世保・舞鶴の軍港に設置、4鎮
守府となる。
第二次世界大戦後、廃止。
◎陸軍:⇒ちんだい(鎮台)(3)
ちんしょう
【陳勝】
◇[中]Chen Sheng
○[人]中国の秦(Qin)末期、農民反乱の指導者(?〜BC. 208)。
字(アザナ)は渉(She)(ショウ)。陽城(Yangcheng)(現:河南省)の人。
二世皇帝(Ershi Huangdi)胡亥(Ying Huhai)(コガイ)のBC.209、
呉広(Wu Guang)(ゴ・コウ)とともに暴政に苦しむ民衆を率いて挙
兵し、秦打倒の口火を切る。
やがて楚王(Chu Wang)となったが、秦の将軍章邯(Zhang Han)
(ショウ・カン)の率いる軍に敗れ、王位にあること六ヶ月で御者の荘
賈(Zhuang Jia)(ソウ・カ)に殺された。
◎秦滅亡の契機(ケイキ)となった。
ちんぜいたいしゃ
【鎮西大社】
○長崎の諏訪神社の別称。
⇒すわじんじゃ(諏訪神社)
ちんぜいちょう《ちんぜいちやう》
【鎮西町】
◇[日]Chinzei Cho
○[古]佐賀県北西部、東松浦郡(ヒガシマツウラグン)の町。
〈面積〉
37.86平方キロメートル。
〈人口〉
1970(昭和45)8,944人。
1995(平成 7)7,522人。
◎加唐島(カカラシマ)南西部のオビヤの浦と呼ばれる海食洞で、古
代朝鮮の百済(クダラ)第25代の武寧王(ブネイオウ)が誕生したという
説話がある。
豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に名護屋城が築かれた。
参照⇒なごやじょう(名護屋城)
◎2005. 1. 1(平成17)唐津市に編入。
[1]ちんた
【チンタ】
◇[伊]cinta
○(イタリア語で)城壁。
[2]ちんた
【チンタ】
◇[インドネシア語]cinta
○(インドネシア語で)愛([英]love)。
ちんだい
【鎮台】
○(1)[軍]一地方を守備するために駐留する軍隊。また、その
長。
参照⇒ちん(鎮)(4)
○(2)[歴]明治維新の当初、設置された地方行政官庁。
1868(慶応 4)大和・大阪・兵庫・江戸の順で設置され、行政
・司法・軍務を兼ねたが間もなく廃止され、行政権を兼ねる裁
判所へと改称・移行した。
○(3)[歴]明治前期、士族反乱の鎮圧を主眼として各地に駐留
させた陸軍の軍団。
1871(明治 4)鎮西(小倉)・東北(石巻)・東京・大阪に四鎮台
を設置。
1873(明治 6)徴兵令の施行後、全国を六軍管区にして東京・
仙台・名古屋・大阪・広島・熊本の六鎮台を設置。
1888(明治21)ドイツの軍制に習い師団司令部条令を公布して、
対外戦争を主眼とする師団に改称。
参照⇒しだん(師団)(1)
〈六軍管区〉
<1>第一軍管区。
第一歩兵連隊(東京)。
第二歩兵連隊(佐倉)。
第三歩兵連隊(新潟)。
<2>第二軍管区。
第四歩兵連隊(仙台)。
第五歩兵連隊(青森)。
<3>第三軍管区。
第六歩兵連隊(名古屋)。
第七歩兵連隊(金沢)。
<4>第四軍管区。
第八歩兵連隊(大阪)。
第九歩兵連隊(大津)。
第十歩兵連隊(姫路)。
<5>第五軍管区。
第十一歩兵連隊(広島)。
第十二歩兵連隊(丸亀)。
<6>第六軍管区。
第十三歩兵連隊(熊本)。
第十四歩兵連隊(小倉)。
◎海軍:⇒ちんじゅふ(鎮守府)(2)
○(4)[古]鎮台兵の略。
⇒ちんだいへい(鎮台兵)
ちんだいへい
【鎮台兵】
○[軍]鎮台に所属する兵士。
ちんたお
【チンタオ】
【青島】
◇[中]Qingdao、[英]Chingtao/Tsingtao
○中国東北部、山東省(Shandong Sheng)(サントウショウ)南東部、膠
州湾(Jiaozhou Wan)(コウシュウワン)南東端にある港湾都市。
青島港に中国海軍の北海艦隊司令部がある。
〈人口〉
1957(昭和32)112万人。
1987(昭和62)130万人。
◎1898(明治31)ドイツの租借地。ドイツ太平洋艦隊(東洋艦隊)
(the East Asiatic squadron)の根拠地。
第一次世界大戦中、日本軍は膠州湾租借地を中国へ返還させ
る名目で進軍し、1914.11. 7(大正 3)日本軍、青島を占領。軍
政を布(シ)き、陸軍の守備隊・海軍の要港部を置き、中国の撤
退要求を拒否。1915. 1.28(大正 4)二十一ヶ条の要求を提示。
1922.12.17(大正11)青島派遣軍が撤退して、中国へ還付。
参照⇒にじゅういっかじょうもんだい(二十一ヶ条問題,二十
一ヵ条問題)
ちんたくのほう《ちんたくのはふ》
【鎮宅法】
○[仏]新築の家屋へ移転する時に行う新居の安穏・除災を祈る
ための密教の修法(シュホウ)。
俗に「家堅めの法」とも呼ぶ。
特に皇室・将軍家のための修法は「安鎮法」と呼ぶ。
参照⇒あんちんほう(安鎮法),じちんほう(地鎮法)
[1]ちんだる
【チンダル】
◇William Tyndale/William Tindale/William Tindal
○[人]⇒[1]てぃんだる(ティンダル)
[2]ちんだる
【チンダル】
◇John Tyndall(ジョン・チンダル)
○[人]⇒[2]てぃんだる(ティンダル)
ちんちょうげ《ちんちやうげ》
【沈丁花】
○[植]⇒じんちょうげ(沈丁花)
ちんちょうし
【チンチョウ市】
【錦州市】
◇[中]Jinzhou Zhou
○⇒きんしゅうし(錦州市)
★ちんちら
【チンチラ】
◇[西]chinchilla
○(1)[哺]ネズミ目(Rodentia)チンチラ科(Chinchillidae)の哺
乳類。南アメリカ原産。
○(2)[哺]⇒ちんちらうさぎ(チンチラウサギ,チンチラ兎)
○(3)[哺]⇒ちんちらねこ(チンチラネコ,チンチラ猫)
★ちんちらうさぎ
【チンチラウサギ】
【チンチラ兎】
◇[英]chinchilla rabbit
○[哺]飼いウサギの一品種。フランス原産。
★ちんちらねこ
【チンチラネコ】
【チンチラ猫】
◇[英]chinchilla cat
○[哺]ネコの一品種。
ちんちろりん
【ちんちろりん】
【チンチロリン】
○(1)[擬音語]マツムシ(松虫)の鳴き声。
○(2)[虫](転じて)マツムシの別称。
⇒まつむし(マツムシ,松虫)(1)
○(3)サイコロ賭博の一種。
茶碗またはドンブリに数個のサイコロを投げ入れて、その目
の出方によって勝負を争うもの。
◎名称はサイコロを投げ入れた時の音から。
ちんちん
【ちんちん】
○⇒ちんちんかもかも(ちんちんかもかも)
ちんちん
【ちんちん】
【チンチン】
○(1)イヌ(犬)の芸の一つ。
前足を上げて後足だけで立つもの。
○(2)[俗]男の子の性器をさす幼児語。
参照⇒われめ(ワレメ)
◎歌:⇒おーちんちん(オー・チンチン)
○(3)鉦(カネ)・トライアングルなど、金属製の物・楽器がぶつ
かって出る音。
参照⇒ちんちんでんしゃ(ちんちん電車,チンチン電車)
○(4)鉄瓶などの湯の沸く音。
[1]ちんちん
【チンチン】
◇[伊]cincin
○(イタリア語で)乾杯の掛け声。
参照⇒かんぱい(乾杯,乾盃)
[2]ちんちん
【チンチン】
◇Tintin
○[漫]⇒たんたん(タンタン)
ちんちんかも
【ちんちんかも】
○⇒ちんちんかもかも(ちんちんかもかも)
ちんちんかもかも
【ちんちんかもかも】
○男女の仲がきわめて睦(ムツ)まじいさま。
「ちんちんかも」,「ちんちん」,「ラブラブ(love love)」とも呼
ぶ。
ちんちんでんしゃ
【ちんちん電車】
【チンチン電車】
○[古][交]市街地を走る路面電車の愛称。
参照⇒ろめんでんしゃ(路面電車)
◎運転手と車掌(シャショウ)が乗車していた当時、車掌が運転手に
発車の合図として紐(ヒモ)を引き、運転席にある鐘をチンチンと
鳴らしていたことから。
[1]ちんと
【チント】
◇[西]tinto
○⇒てぃんと(ティント)
[2]ちんと
【チント】
◇Cinto
○[地](Monte Cinto)⇒ちんとさん(チント山)
ちんど
【チンド】
【珍島】
◇[朝]Chindo
○[地]⇒ちんとう(珍島)
ちんとう《ちんたう》
【珍島】
◇[朝]Chindo、[英]Chindo Island
○[地]朝鮮半島南西部、韓国全羅南道(Chollanam-do)(ゼンラナンド
ウ)の北西部沖にある島。本土と橋で連絡。
潮(シオ)の満ち干(ヒ)きの関係で年に30回ほど、島の回洞(Hoe-
dong)と2.8キロメートル離れた茅島(Modo)とが砂州(サス)で繋(ツ
ナ)がる海割れ現象が発生する。
「チンド(珍島)」とも呼ぶ。
ちんどく
【鴆毒】
【酖毒】
◇[中]zhendu
○(1)[中国伝説]鴆の羽毛にあるという猛毒。
参照⇒ちん(鴆)(1)
◎「酖」は「タン([中]dan)」とも読む。
○(2)(転じて)猛毒。
★ちんどくしゅう《ちんどくしう》
【陳独秀】
◇[中]Chen Duxiu
○[人]中国近代の思想家・政治家(1880〜1942)。
ちんとざい
【鎮吐剤】
○[薬]吐き気を抑える薬。嘔吐(オウト)・乗物酔い・悪阻(ツワリ)な
どの対処薬。
参照⇒ちんうんざい(鎮うん剤,鎮暈剤)
ちんとさん
【チント山】
◇[フ]Monte Cinto
○[地]フランスのコルシカ島(Corse ile)中北西部にある山。
標高2,706メートルで、コルシカ島の最高峰。
◎標高2,710メートルとも。
ちんとーちぇん
【チントーチェン】
【景徳鎮】
◇[中]Jingde Zhen、[英]Jingde Town
○⇒けいとくちん(景徳鎮)
ちんどんまん
【チンドンマン】
【ちんどんマン】
○⇒ちんどんや(ちんどん屋,チンドン屋)
ちんどんや
【ちんどん屋】
【チンドン屋】
○人目を引く派手な服装で楽器などを鳴らしながら広告・宣伝
をする人。また、その職業。
ピエロやカツラを被った時代劇などの仮装をし、一人から数
人で太鼓・鉦(カネ)・三味線・クラリネットなどを奏(カナ)で、ビ
ラを配ったりしながら町を練(ネ)り歩くもの。
商店やパチンコの新装開店などで行われ、近所の子供たちが
一緒について歩いた。
「街頭宣伝業」とも、関西では「東西屋(トウザイヤ)」,「ひろめや
(広め屋,広目屋)」とも呼ぶ。
昭和後期からイメージを変えるため「チンドンマン」とも呼び、
仮装に動物の着ぐるみも加わった。
参照⇒さんどいっちまん(サンドイッチマン)
◎「東西屋」は、口上(コウジョウ)の初めに「東西東西」と言うところ
から。
「広め屋」は、口上の初めに「お披露目(ヒロメ)致すは」と言うと
ころから。
ちんば
【跛】
○(1)左右の足の長さが異なり、歩行の釣り合いがとれないこ
と。また、その人。
「かたちんば(片跛)」,「びっこ(跛)」,「かたびっこ(片跛)」とも、
北海道などの方言で「びっこたっこ(跛たっこ)」とも呼ぶが、す
べて差別語とされる。。
○(2)一方の足に障害があって、うまく歩行がうまくないこと。
また、その人。
「かたちんば(片跛)」,「びっこ(跛)」,「かたびっこ(片跛)」とも、
北海道などの方言で「びっこたっこ(跛たっこ)」とも呼ぶが、す
べて差別語とされる。。
医学用語では「跛行(ハコウ)」。
○(3)(転じて)同じ物2個であるべき対(ツイ)の物が、形・高さ
・大きさなどが異なって揃(ソロ)わないこと。不揃(フゾロ)い。ま
た、その対の物。
「かたちんば(片跛)」,「びっこ(跛)」,「かたびっこ(片跛)」とも、
北海道などの方言で「びっこたっこ(跛たっこ)」とも呼ぶ。
経済用語などでは「跛行(ハコウ)」。
◎差別語由来(ユライ)の言葉であるから、使用しないことが望ま
しい。
ちんはいしょう《ちんはいしやう》
【チンハイ省】
【青海省】
◇[中]Qinghai Sheng、[英]Qinghai Province
○⇒せいかいしょう(青海省)
ちんばいとこ
【跛従兄弟】
【跛従姉妹】
○⇒いとこちがい(従兄弟違い,従姉妹違い)
★ちんぱんじー
【チンパンジー】
◇chimpanzee
○[哺]霊長目(Primates)ショウジョウ科(Pongidae)の類人猿。
「クロショウジョウ(黒猩猩)([中]heixingxing)」とも呼ぶ。
◎ショウジョウ(猩猩):⇒おらんうーたん(オランウータン)
ちんぴ
【陳皮】
◇[中]chenpi、[英]dried tangerine peel
○[食][薬]ミカン(蜜柑)の成熟果皮を乾燥させたもの。
リモネン(limonene)を主成分とする精油・ヘスペリジン(hes-
peridin)・ビタミン類を含有し、生薬として鎮咳・去痰(キョタン)
・発汗・健胃剤に、また薬味料としても用いる。
薬味料としてはユズ(柚子)皮も使用する。
漢方では「橘皮([中]jupi)(キッピ)」とも呼ぶ。
参照⇒へすぺりじん(ヘスペリジン)
ちんぴら
【ちんぴら】
【チンピラ】
○(1)大物を気取ってえらそうな言動をする小者をあざけって
呼ぶ言葉。
「つっぱり(ツッパリ)」とも呼ぶ。
○(2)大人(オトナ)ぶった振る舞いをする生意気な子供をあざけっ
て呼ぶ言葉。
○(3)不良少年・不良少女をあざけって呼ぶ言葉。
「ヤンキー」,「つっぱり(ツッパリ)」とも呼ぶ。
ちんぷー
【チンプー】
◇Thimbu
○ブータン(Bhutan)王国の首都。
「ティンプー」とも呼ぶ。
◎冬の都はプナカ(Punakha)。
ちんぶくつ
【チンブクツ】
◇Timbuktu
○アフリカのマリ共和国中央部、ニジェール川(the Niger)中
流域の左岸13キロメートルにある都市。
「ティンブクトゥー」とも呼ぶ。
旧称は「トンブクトゥ(Tombouctou)」,「トンブクツ」。
〈人口〉
1967(昭和42) 9,000人。
1976(昭和51)1万9,165人。
1987(昭和62)3万1,962人。
◎11世紀の遊牧民トアレグ族の宿営地に由来。
13〜15世紀のマリ帝国や、15〜16世紀のソンガイ帝国(Song-
hai Empire)に支配され、金・塩・奴隷の集散地として、サハ
ラ砂漠から地中海への交通や、ニジェール川貿易で栄えた。
14世紀のイブン・バツータの旅行記にも記述され、『黄金の
都』としてヨーロッパではその栄華が伝説となり、多くの探検
家を魅了して来た。
1988(昭和63)世界文化遺産に登録。
参照⇒まりていこく(マリ帝国)
ちんぷんかん
【珍紛漢】
【珍糞漢】
【陳紛漢】
【陳奮翰】
○訳の分からない言葉。訳の分からないこと、話が全く通じな
いこと、またそのさま。訳の分からないことを言う人。
「ちんぷんかんぷん(珍紛漢紛,珍糞漢糞,陳紛漢紛)」とも呼ぶ。
参照⇒あぶらかたぶら(アブラカタブラ),じゃーごん(ジャー
ゴン)
◎ちんぷんかんな奴だ,その話はちんぷんかんだ
◎語源は、儒者の用いた難解な漢語に擬した造語とも、長崎の
人が紅毛人の言葉の口まねからとも、漢語の難しさを中国人の
名前に擬したともいう。
ちんぷんかんぷん
【珍紛漢紛】
【珍糞漢糞】
【陳紛漢紛】
○⇒ちんぷんかん(珍紛漢,珍糞漢,陳紛漢,陳奮翰)
ちんぽうとう《ちんぽうたう》
【珍宝島】
◇[中]Zhenbao Dao、[英]Chin Pao Island
○[地]中国東北部の黒竜江省(Heilongjiang Sheng)(コクリュウコウショ
ウ)とロシア東部の国境、ウスリー川([露]Reka Ussuri)にある
島。
ロシア名は「ダマンスキー島(Ostrov Damanskiy)」。
参照⇒ちんぽうとうじけん(珍宝島事件),こくかつしとう(黒
瞎子島)
ちんぽうとうじけん《ちんぽうたうじけん》
【珍宝島事件】
○[歴]1960年代の中ソ対立の中で起きた中ソ国境紛争の一つ。
1969. 3. 2(昭和44)中ソ国境の珍宝島で両軍の武力衝突が発
生。双方に多数の死傷者を出し、互いに国境侵犯抗議を声明。
同年 3.15、第二次衝突が発生。
1989(平成元)珍宝島の中国帰属を確認。
1991. 5.16(平成 3)中露東部国境協定により珍宝島の中国帰
属が画定。
ちんぽーこ
【チンポー湖】
【鏡泊湖】
◇[中]Jingbo Hu、[英]Jingbo Lake
○[地]中国の東北地方、黒竜江省(Heilongjiang Sheng)(コクリュウ
コウショウ)南部にある、牡丹江(Mudan Jiang)(ボタンコウ)の湖。景勝
地。
◎第二次世界大戦の終戦時、旧日本軍が毒ガスを遺棄したとい
う。
★ちんぽーぞく
【チンポー族】
【景頗族】
◇[中]Jingpo zu、[英]the Jingpos
○ミャンマー北東部や中国南西部の雲南省(Yunnan Sheng)(ウンナ
ンショウ)西部など、山岳地帯に居住するチベット系の少数民族。
「ジンポー族」,「カチン族(the Kachin)」とも呼ぶ。
参照⇒とくこうたいぞくちんぽーぞくじちしゅう(徳宏タイ
族チンポー族自治州,徳宏タイ族景頗族自治州)
ちんぼて
【チンボテ】
◇Chimbote
○ペルー中西部、アンカシュ県(Departamento de Ancash)北西
部の太平洋に面する港湾都市。
パンアメリカン・ハイウェー(Pan American Highway)が通る。
ちんぼらそ
【チンボラソ】
◇Chimborazo
○(1)[地]南アメリカの赤道直下にあるアンデス山脈の休火山。
標高6,310メートル。
エクアドル中央部、チンボラソ州(Provincia del Chimbora-
zo)北部にある、同国の最高峰。
◎先住民のケチュア語([英]Quichua language)で「青い雪」の意
味。
標高6,272メートル・6,267メートルとも。
◎1880(明治13)イギリスの登山家ウィンパー(Edward Whymper)
らが初登頂。
○(2)(Provincia del Chimborazo)⇒ちんぼらそしゅう(チンボ
ラソ州)
ちんぼらそしゅう《ちんぼらそしう》
【チンボラソ州】
◇[西]Provincia del Chimborazo、[英]Chimborazo Province
○エクアドル中央部の州。北部をトゥングラウア州(Provincia
de Tungurahua)、西部をボリバル州(Provincia del Bolivar)
に接する。
州都はリオバンバ(Riobamba)。
ちんほわんたおし
【チンホワンタオ市】
【秦皇島市】
◇[中]Qinhuangdao Shi
○⇒しんのうとうし(秦皇島市)
ちんめんたお
【チンメンタオ】
【金門島】
◇[中]Jinmen Dao、[英]Quemoy Island/Chinmen Island
○[地]⇒きんもんとう(金門島)
ちんめんとう《ちんめんたう》
【チンメン島】
【金門島】
◇[中]Jinmen Dao、[英]Quemoy Island/Chinmen Island
○[地]⇒きんもんとう(金門島)
★ちんもく
【沈黙】
○
◎鉛のような沈黙,沈黙を守る,沈黙を破る
参照⇒だまりこくる(黙りこくる)
◎沈黙は金、雄弁は銀。
★ちんりっぷ
【陳立夫】
◇[中]Chen Lifu
○[人]中国の政治家(1900〜2001)。浙江省(Zhejiang Sheng)(セッ
コウショウ)呉興(Wuxing)の人で、四大家族の一人。
アメリカに留学。
蒋介石(Jiang Jieshi)の側近として国民党中央組織部門で兄
陳果夫(Guofu)(1892〜1951)とともに1927(昭和 2)特務組織C
C団を組織して反共を指導。
のち、アメリカに移住。
「チェン・リーフー(陳立夫)」とも呼ぶ。
◎「CC団」の「CC」は、一説に二人の「陳」から。
ちんりょう《ちんりやう》
【陳亮】
◇[中]Chen Liang
○[人]中国、南宋初期の学者(1143〜1194)。字(アザナ)は同甫
(Tongfu)(ドウホ)、号は竜川(龍川<Longchuan>)(リョウセン)。浙江省
(Zhejiang Sheng)(セッコウショウ)永康(Yongkang)の人。
朱子(Zhuzi)の友人。
著書は『竜川文集』など。
「ちんりょうせん(陳竜川,陳龍川)」とも呼ぶ。
ちんりょうせん
【陳竜川】
【陳龍川】
◇[中]Chen Longchuan
○[人]⇒ちんりょう(陳亮)
ちんりんさんみゃく
【チンリン山脈】
【秦嶺山脈】
【秦嶺山脉】
◇[中]Qinling Shanmai、[英]Tsinling Mountains
○[地]⇒しんれいさんみゃく(秦嶺山脈,秦嶺山脉)
ちんれいしゃ
【鎮霊社】
○東京都千代田区の靖国神社にある境内社(ケイダイシャ)。
本殿の南に位置し、高さ約3メートルの祠(ホコラ)。
ペリー来航以降の西郷隆盛や白虎隊など日本政府の賊軍を含
む日本の戦没者と、世界中の戦没者、全ての人々を祀(マツ)ると
いう。また、A級戦犯を本殿に合祀するまでここに祀られてい
たとされる。
参照⇒やすくにじんじゃ(靖国神社)
◎1965(昭和40)筑波藤麿宮司の発案で創建。
1974(昭和49)周囲を鉄柵や垣根で囲む。
1978.10.(昭和53)A級戦犯を本殿に合祀。
2006.10.12(平成18)一般公開。
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