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百 科 辞 書 《ちやは》 編集:獨 澄旻
-------- ちやは ------------------------------------------------
ちゃばおり
【茶羽織】
○(1)[服]身丈が腰のあたりまでの、婦人が普段に着る短い羽
織。
襠(マチ)を付けず、半反で一着ができる。共布の紐(ヒモ)を用い
る。
もとは茶人が着用した。
参照⇒みちゆき(道行き,道行)(3)
○(2)[古][俗]明治初期、刑事の俗称。
参照⇒でか(でか,デカ)
ちゃばった
【チャバッタ】
◇[伊]ciabatta
○[服](イタリア語で)ミュール・つっかけ・スリッパ。
ちゃぱてぃ
【チャパティ】
◇[ヒンディー語]capati、[英]chapati
○[料]インド北部・ネパールなどで主食とされるパン。
あらびきの小麦粉を水でこね、発酵させずに薄くせんべい状
にして鉄板などで焼いたもの。
カレー料理とともに食べる。
参照⇒[1]なん(ナン)
◎メキシコ:⇒とるてぃーりゃ(トルティーリャ)
中近東:⇒ぴた(ピタ)
ちゃばな
【茶花】
◇[日]chabana
○(1)[建]茶席の床の間に生ける花。
花と掛物は同時に飾らないことを正式とし、一緒に飾ること
は「諸飾(モロカザ)り」と呼ぶ。
参照⇒もろかざり(諸飾り,双飾り)
○(2)[建]茶席に生けるに相応(フサワ)しい花。
季節の花で、香りの強くないもの。
ちゃぱらほす
【チャパラホス】
◇[英]chaparajos
○[服]⇒ちゃぷす(チャプス)
★ちゃはる
【チャハル】
【察哈爾】
◇[中]Chaha'er、Chakhar/Chahar/Qahar
○(1)[歴]中国、明代の内モンゴルの部名。
○(2)[歴]中国、清代の行政単位。
1635年、理藩院のチャハル部を置く。
「察(Cha)(サツ)」とも呼ぶ。
参照⇒りはんいん(理藩院)
○(3)[古]⇒ちゃはるしょう(チャハル省,察哈爾省)
ちゃはるしょう《ちやはるしやう》
【チャハル省】
【察哈爾省】
◇[中]Chaha'er Sheng
○[古]中国北部にあった中華民国の旧省名。西部を綏遠省(Sui-
yuan Sheng)(スイエンショウ)に接する。
省都は張家口(Zhangjiakou)(チョウカコウ)(現在は河北省の省直轄
市)。
◎1952.12.(昭和27)内蒙古自治区(Neimenggu Zizhiqu)と河北
省(Hebei Sheng)(カホクショウ)・山西省(Shangxi Sheng)とに編入。
参照⇒うちもんごる(内モンゴル)
ちゃぱれ
【チャパレ】
◇Chapare
○(1)[地](Rio Chapare)⇒ちゃぱれがわ(チャパレ川)
○(2)(Provincia Chapare)⇒ちゃぱれぐん(チャパレ郡)
ちゃぱれがわ《ちやぱれがは》
【チャパレ川】
◇[西]Rio Chapare
○[地]ボリビア中部、コチャバンバ県(Departamento de Cocha-
bamba)東部を流れるマモレ川(Rio Mamore)(アマゾン川支流)の
支流。
ちゃぱれぐん
【チャパレ郡】
◇[西]Provincia Chapare、[英]Chapare Province
○ボリビア中部、コチャバンバ県(Departamento de Cochabam-
ba)東部の郡。東部をサンタクルス県(Departamento de Santa
Cruz)に隣接。
コカの栽培地。
ちゃぱれほす
【チャパレホス】
◇[英]chaparejos
○[服]⇒ちゃぷす(チャプス)
[1]ちゃぱれらす
【チャパレラス】
◇[西]chaparreras
○[服]⇒ちゃぷす(チャプス)
[2]ちゃぱれらす
【チャパレラス】
◇[英]chapareras
○[服]⇒ちゃぷす(チャプス)
ちゃーはん
【チャーハン】
【炒飯】
◇[中]chaofan(炒飯)
○[料]中国風の炒(イタ)め飯。
米飯を油で炒めてほぐし、きざんだ肉や野菜、卵などを混ぜ
合せて調味した料理。
通常、スープが添えられ、陶製のレンゲ(スプーン)で食べる。
「焼き飯(メシ)」とも呼ぶ。
参照⇒ちりれんげ(散蓮華,散り蓮華)(1)
ちゃひきぐさ
【チャヒキグサ】
【茶挽き草】
【茶引き草】
○[植]カラスムギ(烏麦)の別称。
⇒からすむぎ(カラスムギ,烏麦)(1)
ちゃーびる
【チャービル】
◇[英]chervil(チャーヴィル)、[学]Anthriscus cereifolium
○[植]セリ目(Apiales)セリ科(Apiaceae)シャク属(Anthriscus)
の一年草。ヨーロッパ南部・東部〜西アジア原産。
パセリに似て、生または乾燥した葉を香味としてスープ・魚
・ソースなどのフランス料理に用いる。
参照⇒ほわいとちゃーびる(ホワイトチャービル)
◎フランス語:セルフィーユ(cerfeuil)。
ドイツ語:ケルベル(Kerbel)。
イタリア語:チェルフォッリオ(cerfoglio)。
スペイン語:ペリフォッリョ(perifollo)。
◎近縁種:参照⇒しゃく(シャク,しゃく)
★ちゃびん
【茶瓶】
○(1)茶を煎(セン)じる釜(カマ)。
○(2)茶を煎じる土瓶(ドビン)や薬缶(ヤカン)。
○(3)茶瓶頭(アタマ)。
⇒ちゃびんあたま(茶瓶頭)
○(4)茶瓶前髪(マエガミ)。
ちゃびんあたま
【茶瓶頭】
○禿げ頭・薬缶頭(ヤカン・アタマ)。また、その人。
単に「茶瓶」とも、「禿げ茶瓶」,「金柑頭(キンカアタマ,キンカンアタマ)」,
「禿(カブロ,カムロ)」とも呼ぶ。
参照⇒はげちゃびん(禿げ茶瓶)
ちゃふ
【チャフ】
◇[英]chaff
○(1)籾殻(モミガラ)。
○(2)[農](牛馬の飼料とする)切りワラ。飼葉(カイバ)・秣(マグサ)。
○(3)[食](コーヒー豆の)薄皮(ウスカワ)。
○(4)[軍]軍用機のミサイル防御装置の一種。
レーダー誘導ミサイルに対して電波妨害の反射物質(スズ箔
・アルミ片・グラスファイバなど)をばらまき、レーダーを攪
乱(カクラン)する。
参照⇒ちゃふふれあでぃすぺんさ(チャフ・フレア・ディス
ペンサ),そふときる(ソフトキル)
ちゃぷす
【チャプス】
◇[英]chaps、[西]chaparreras(チャパレラス)
○[服]カウボーイが着用する丈夫な皮製のズボンカバー。
乗馬の際に足を保護するもので、普通尻の部分はない。
「チャップス」,「チャパラホス(chaparajos)」,「チャパレホス
(chaparejos)」,「チャパレラス(chapareras)」とも呼ぶ。
ちゃぷすい
【チャプスイ】
◇[中]zasui(雑砕)/chaozhisui(炒汁砕)、[英]chop suey/
chop sooy
○(1)[料]中国、広東(カントン)料理の一種。
鶏・家鴨・豚・エビ・鮑(アワビ)などと筍(タケノコ)・白菜など野
菜類の繊切(センギリ)とを油で炒(イタ)めてから、鶏のスープで煮
て、かたくり粉でとろみをつけたもの。
○(2)[料]アメリカ式中華料理。
肉や野菜の炒め煮にご飯を添えたもの。
★ちゃぶだい
【卓袱台】
○
ちゃふふれあでぃすぺんさ
【チャフ・フレア・ディスペンサ】
◇[英]Chaff and Flare Dispenser
○[軍]自機防御装置。軍用機の追尾ミサイルに対する近接防御
システム。
参照⇒ぷらうらー(プラウラー),[2]いーしーえむ(ECM),
そふときる(ソフトキル)
◎チャフ:レーダー誘導ミサイルに対して電波妨害の反射物質
(スズ箔・アルミ片・グラスファイバなど)をばらまき、レーダ
ーを攪乱(カクラン)する。
フレア:赤外線追尾ミサイルに対して熱源(マグネシウムと
テトラフルオルエチレンの混和物)をばらまき、ミサイルのロッ
クオンを転換させる。
参照⇒ろっくおん(ロックオン)(2)
★ちゃぷりん
【チャプリン】
◇Charles Spencer Chaplin(チャールズ・チャプリン)
○[人]イギリス出身のアメリカ映画の俳優・監督・製作者(1889
〜1977)。
寄席芸人として渡米。
「チャップリン」とも呼ぶ。
参照⇒おうごんきょうじだい(黄金狂時代),[2]らいむらいと
(ライムライト)
◎1932. 5.14(昭和 7)来日。
◎無声映画時代、ロイド(Harold Lloyd)・キートン(Buster
Keaton)と並ぶ人気喜劇俳優。
ちゃぷれいん
【チャプレン】
◇[英]chaplain
○(1)[宗]キリスト教で、宮廷・貴族邸・学校・病院などの礼
拝堂(chapel)に所属する牧師。
参照⇒ちゃぺる(チャペル)
○(2)[宗]従軍牧師。
○(3)[宗]刑務所の教戒師。
ちゃべす
【チャベス】
◇Hugo Rafael Chavez Frias(ウゴ・ラファエル・チャベス・
フリアス)
○[人]ベネズエラの軍人・政治家(1954. 7.28〜2013. 3. 5)。
バリナス州サバネタ(Sabaneta)生れ。
陸軍士官学校、卒業。
シモン・ボリバル大学院で政治学を履修。
1999. 2.(平成11)大統領に就任。
ガンで死去(58歳)。
◎英語読みで「ヒューゴ・チャベス」とも呼ぶ。
ちゃぺる
【チャペル】
◇[英]chapel
○[宗]キリスト教の礼拝堂。特に、学校・病院・兵営・刑務所
などに付属する教会堂。
参照⇒あかぺら(アカペラ,ア・カペラ),ちゃぷれいん(チャ
プレン)
◎イタリア語:カッペッラ(cappella)/カペラ。
ドイツ語:カペレ(Kapelle)。
ちゃほ
【茶舗】
○⇒ちゃや(茶屋)(1)
★ちゃぼ
【チャボ】
【矮鶏】
○[農]ニワトリ(鶏)の一品種。愛玩用。
参照⇒ばんたむ(バンタム)(1)
◎語源:⇒ちゃんぱ(チャンパ,占婆)
ちゃぼひば
【チャボヒバ】
【矮鶏檜葉】
◇[学]Chamaecyparis obtusa var.breviramea
○[植]ヒノキの園芸品種。
矮性(ワイセイ)で生育が遅く、葉も小さいが密につく。
庭木や盆栽に用い、青チャボ・黄金チャボなどがある。
「カマクラヒバ(鎌倉檜葉)」とも呼ぶ。
参照⇒ひのき(ヒノキ,檜,桧,檜木,桧木)
ちゃまん
【チャマン】
◇Chaman/Cheman
○パキスタン北西部、バルチスタン州(Baluchistan Province)
北端にある、アフガニスタンとの国境近くの町。
アフガニスタンのカンダハル(Kandahar)に通じ、アフガニス
タン側の町はスピンボルダク(Spin Boldak)。
アフガニスタン難民のキャンプがある。
参照⇒すぴんぼるだく(スピンボルダク,スピン・ボルダク)
ちゃみじんちゃ《ちやみぢんちや》
【茶微塵茶】
○[色]濃いめの茶色。非常に細かい格子や縞の織りに使われた。
[1]ちゃーむ
【チャーム】
◇[英]charm
○(1)魅力。
○(2)(女性の)魅惑・愛嬌・チャーミング。
○(3)魔力・魔法。
○(4)魔除け・護符・お守り。
○(5)(腕輪・時計の鎖などに付ける)小さな飾り。
[2]ちゃーむ
【チャーム】
◇[トルコ語]carmih
○(トルコ語で)十字架。
⇒じゅうじか(十字架)
ちゃむちゃまる
【チャムチャマル】
◇Chamchamal
○イラク北部、タミーム州(Muhafazat at Tamim)の町。州都キ
ルクーク(Kirkuk)の東方。
クルド人の居住地区。
ちゃめし
【茶飯】
○(1)[食]茶葉を煮出した汁にわずかな塩を入れて炊いた飯。
○(2)[食]醤油(正油)と酒を入れて炊いた飯。
「醤油飯(正油飯)」,「桜飯(サクラメシ)」,「黄枯茶飯(キガラチヤメシ)」,
「味付飯(アジツケメシ)」とも呼ぶ。
★ちゃもみ
【茶揉み】
○[食]生の茶葉を手で幾度も揉み、針状に仕上げること。
機械揉みもある。
ちゃもらい《ちやもらひ》
【茶貰い】
○(東北地方で)後妻または継母(ママハハ)を指す方言。
ちゃもろ
【チャモロ】
◇[西]Chamorro(髪を刈った)
○[俗]西太平洋、ミクロネシアのマリアナ諸島の原住民。
マリアナ諸島がスペイン人に支配された後、17世紀末にはグ
アム島に強制移住され、スペイン人・フィリピン人などとの混
血が進んだ。
◎第二次世界大戦の終戦前にBC級戦犯のグアム裁判で、警官
などとして日本軍に動員されたサイパン島出身のチャモロ人が
アメリカ海軍により戦犯として裁かれていた。
ちゃや
【茶屋】
○(1)製茶を販売する店。また、その家・その人。
「葉茶屋(ハヂャヤ)」,「葉茶店(ハヂャミセ)」,「茶舗(チャホ)」とも呼ぶ。
○(2)客に遊興・飲食をさせることを業とする店。
水茶屋・料理茶屋・引き手茶屋・色茶屋・芝居茶屋・相撲茶
屋など。
○(3)旅人が立ち寄って休息する路傍の店。茶店(チャミセ)。
◎掛け茶屋(カケヂャヤ),峠の茶屋
○(4)庭園内に設けられた掛け茶屋風の小屋。茶室。
○(5)茶屋女の略称。
⇒ちゃやおんな(茶屋女)
○(6)染物屋。江戸時代、茶染めが主流だったころの名称。
参照⇒こんや(紺屋)
ちゃやおんな《ちややをんな》
【茶屋女】
○料理屋や色茶屋などに奉公して、客の酌または給仕など接待
をする女。茶屋者。
主に色茶屋の者をいう。
単に「茶屋」とも呼ぶ。
ちゃら
【ちゃら】
○(1)でたらめ・でまかせの言葉。うそつき。
◎ちゃらを言うな。
○(2)にせもの。
○(3)差し引きゼロにすること。
◎これでちゃらにしてやる。
ちゃらい
【ちゃらい】
【チャラい】
○(1)[形][俗](物が)安っぽい。
参照⇒ちゃちい(ちゃちい)
○(2)[形][俗](転じて、態度・身なりが)軽薄な。
◎ちゃらすぎる
ちゃらお《ちやらを》
【ちゃら男】
【チャラ男】
○[俗]軽薄な男・ふざけた男。
ちゃらけ
【ちゃらけ】
○ちゃらけること。ふざけること。ちゃかすこと。
「おちゃらけ」,「おちゃらか」とも呼ぶ。
ちゃらす
【チャラス】
◇[ヒンディー語]charas
○[化]⇒はっしし(ハッシシ)
ちゃらつかす
【ちゃらつかす】
○(1)[他動](金物などを)ちゃらちゃらと音を立てる・ちゃら
ちゃらいわせる。
「ちゃらつかせる」とも呼ぶ。
○(2)[他動]出まかせやいい加減な冗談などを言ってごまかす。
ちゃらつかせる
【ちゃらつかせる】
○[他動]⇒ちゃらつかす(ちゃらつかす)(1)
★ちゃらん
【チャラン】
【茶蘭】
◇[学]Chloranthus spicatus
○[植]センリョウ目(Chloranthales)センリョウ科(Chlorantha-
ceae)ヒトリシズカ属(チャラン属)(Chloranthus)の常緑小低木。
中国南部の原産。
樹高30〜60センチメートル。
初夏、甘い香りのある黄色の小花を穂状につける。
日本の西南諸島にも自生。
花は茶に香気をつけるのに用いる。
◎中国語:金粟蘭(jinsulan)。
ちゃらんが
【チャランガ】
◇[西]charanga
○[楽]キューバの民族バンド(楽団)。また、その音楽・歌・ダ
ンス(舞踊)。
ちゃらんご
【チャランゴ】
◇[西]charango
○[楽]南アメリカのボリビアなど、アンデス地方の民族楽器。
小形のギターまたはマンドリンに似た、弦が10本ほどの楽器
で、胴にアルマジロの甲羅(コウラ)を用いていたが、現在は木製
が多い。
ちゃり
【チャリ】
○[俗][交]チャリンコ(自転車の俗称)の省略形。
⇒じてんしゃ(自転車)
◎ママチャリ:⇒ままちゃり(ママチャリ)
原チャリ:⇒げんどうつきじてんしゃ(原動機付き自転車)
★ちゃり
【茶利】
○(1)滑稽な文句や身振り。おどけ。
○()
○()[劇]三枚目の別称。
⇒さんまいめ(三枚目)(1)
◎動詞「ちゃる(茶る)」の連用形。
ちゃりおっと
【チャリオット】
◇[英]chariot
○(1)[歴]古代ギリシア・ローマ・エジプトなどの二輪馬車。
2頭立てで、立ったまま御(ギョ)し、戦闘・競走・凱旋(ガイセ
ン)行進に用いた。
「ビーガ([羅]biga)」とも呼ぶ。
参照⇒しゃーる(シャール)(1)
◎戦車競走場:ヒポドローム(hippodrome)。
○(2)[歴][交]18世紀の四輪軽馬車。
2〜4頭立てで、御者は立った姿勢のままのもの。
◎「カート(cart)(手押し車)」と同系語。
ちゃりかーる
【チャリカール】
◇Charikar
○アフガニスタン北東部、パルワン州(Velayat-e Parvan)の州
都。
★ちゃーりーきゅうげんしりょくせんすいかん
《ちやーりーきふげんしりよくせんすいかん》
【チャーリー級原子力潜水艦】
◇[英]Charley class submarine
○[軍]ロシア(旧ソ連)の攻撃型原子力潜水艦の形式のNATO
名。
ちゃりす
【チャリス】
◇[英]chalice
○[宗](英語で)聖杯。
⇒せいはい(聖杯)(3)
ちゃりた
【チャリタ】
◇[梵]carita
○[哲]古代インド哲学で、(覚りに到る)行(ギョウ)の実践(ジッセン)。
◎英語の「チャリティー(charity)(慈善行為)」と同源語。
ちゃーりーぶらうん
【チャーリー・ブラウン】
◇Charlie Brown
○[漫]アメリカの漫画「ピーナッツ(Peanuts)」で活躍する犬ス
ヌーピー(Snoopy)の飼い主(少年)。
参照⇒ぴーなっつ(ピーナッツ)(2)
ちゃりんこ
【チャリンコ】
○[俗]自転車の俗称。
参照⇒ままちゃり(ママチャリ)
◎原チャリ:⇒げんどうつきじてんしゃ(原動機付き自転車)
◎語源はチリンチリンというベルの音からとも、朝鮮語の「チャ
ジョンゴ(jajenkeo)(自転車)」からとも。
ちゃるかんえんこ
【チャルカン塩湖】
【察尓汗塩湖】
【察爾汗塩湖】
◇[中]Cha'erhan Yanhu、[英]Qarhan Salt Lake
○[地]中国西部、青海省(Qinghai Sheng)(セイカイショウ)北西部のツァ
イダム盆地(Tsaidam Basin)(柴達木盆地)にある、中国最大の
塩湖。
ゴルムド市(格爾木市)の北東方に位置する。
上層は硬い岩塩で覆われ、最大60メートルにおよび、ゴルム
ド市と甘粛省(Gansu Sheng)(カンシュクショウ)敦煌市(Dunhuang Shi)
(トンコウシ)を結ぶ道路が横断。
「カラン塩湖」とも呼ぶ。
参照⇒つぁいだむぼんち(ツァイダム盆地,柴達木盆地)
〈面積〉
約5,800平方キロメートル。
ちゃるくりくけん
【チャルクリク県】
【若羌県】
◇[英]Qarklik County、[中]Ruoqiang Xian
○中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)南東部のバインゴル・モンゴル自治州(巴音郭楞蒙
古自治州)南東部にある県。
〈面積〉
19万9,222平方キロメートル。県レベルで中国最大面積。
〈人口〉
2004(平成16)3万人。
◎北東に米蘭古堡があり、シルクロード西域南道のオアシス都
市の一つ。
参照⇒ぜんぜん(ゼン善)
[1]ちゃーるず
【チャールズ】
◇[英]Charles
○(Charles County)⇒ちゃーるずぐん(チャールズ郡)
[2]ちゃーるず
【チャールズ】
◇[英]Charles
○(1)[人]英語の男子名。
愛称は「チャーリー(Charley/Charlie)」。
参照⇒[3]かーる(カール)
○(2)[人]イギリスの王チャールズ一世。
⇒ちゃーるずいっせい(チャールズ一世,チャールズ1世)
○(3)[人]イギリスの王チャールズ二世。
⇒ちゃーるずにせい(チャールズ二世,チャールズ2世)
★[3]ちゃーるず
【チャールズ】
◇Raymond Charles Robinson(レイモンド・チャールズ・ロビ
ンソン)
○[人]アメリカの黒人歌手(1930. 9.23〜2004. 6.10)。愛称は
レイ・チャールズ(Ray Charles)。ジョージア州生れ。
緑内障により7歳で失明。
1964(昭和39)薬物使用の容疑で逮捕。
ヒット曲は『アイヴ・ガット・ア・ウーマン(I Got a Woman)』
・『我が心のジョージア(Georgia on My Mind)』・『愛さずに
はいられない(I Can't Stop Loving You)』など。
ちゃーるず
【チャールズ】
【査理】
【査爾斯】
◇[英]Charles
○[人]⇒[2]ちゃーるず(チャールズ)
★ちゃーるずいっせい
【チャールズ一世】
【チャールズ1世】
◇Charles I
○[人]イギリス王(1600〜1649)。ジェームズ一世の子。
ちゃーるずぐん
【チャールズ郡】
◇[英]Charles County
○アメリカ合衆国東部、メリーランド州(Maryland State)南部
の郡。西部・南部をポトマック川(Potomac River)に囲まれて
いる。
郡都はラプラタ(La Plata)。
◎1727(享保12)ポートタバコ(Port Tabacco)、郡都。
1895(明治28)ラプラタ、郡都。
ちゃーるずしてぃー
【チャールズシティー】
◇[英]Charles City
○(1)(Charles City County)⇒ちゃーるずしてぃーぐん(チャ
ールズシティー郡)
○(2)アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Common-
wealth)東部、チャールズシティー郡の郡都。
州都リッチモンド(Richmond)の南東方、ジェームズ川(the
James River)北岸に位置する。
○(3)アメリカ合衆国中央部、アイオワ州(Iowa State)北部、
フロイド郡(Floyd cuntry)の郡都。
ちゃーるずしてぃーぐん
【チャールズシティー郡】
◇[英]Charles City County
○アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Common-
wealth)東部の郡。
郡都はチャールズシティー。
〈面積〉
528平方キロメートル。
ちゃーるずたうん
【チャールズタウン】
◇[英]Charles Town
○アメリカ合衆国東中部、ウェスト・バージニア州(West Vir-
ginia State)北東端のジェファーソン郡(Jefferson County)中
央部にある郡都。
ちゃーるすとん
【チャールストン】
◇Charleston
○(1)(Charleston County)⇒ちゃーるすとんぐん(チャールス
トン郡)
○(2)アメリカ合衆国東中部、ウェストバージニア州(West Vir-
ginia State)の州都。
北緯38.35°、西経81.63°の地。
オハイオ川(Ohio River)の支流カノーア川(Kanawha River)
とエルク川(Elk River)の合流点
〈人口〉
1980(昭和55)6万3,968人。
1990(平成 2)5万7,287人。
2000(平成12)5万3,421人。
◎1788(天明 8)チャールズ・クレンデニン(Charles Clendenin)
がリー砦(Fort Lee)を建設。開拓者ダニエル・ブーン(Daniel
Boone)(1734〜1820)が1795年まで居住。
1794(寛政 6)町が創建。
1818(文政元)市制施行。
1870(明治 3)州都がホイーリング(Wheeling)から移転。
1875(明治 8)州都が再びホイーリングに移転。
1885(明治18)再び州都となる。
○(3)(Charleston County)⇒ちゃーるすとんぐん(チャールス
トン郡)
○(4)アメリカ合衆国南東部、サウスカロライナ州(South Car-
olina State)南東部のチャールストン郡の郡都・港市。
○(5)アメリカ合衆国中東部、イリノイ州(Illinois State)東
部中央の都市。
〈人口〉
1991(平成 3)2万0,598人。
○(6)アメリカ合衆国中央部、ミズーリ州(Missouri State)南
東部のミシシッピー郡(Mississippi County)北部にある郡都。
○(7)[楽]フォックストロット(fox-trot)の一種。第一次世界
大戦後の1920年代にアメリカで流行した軽快なジャズ・ダンス。
ちゃーるすとんぐん
【チャールストン郡】
◇[英]Charleston County
○アメリカ合衆国南部、サウスカロライナ州(South Carolina
State)南東部の郡。東部・南部を大西洋に面する。
郡都はチャールストン。
★ちゃーるずにせい
【チャールズ二世】
【チャールズ2世】
◇Charles II
○[人]イギリス王(1630〜1685)。在位:1660〜1685。チャール
ズ一世の子。
◎ロンドン塔のワタリガラス:参照⇒ろんどんとう(ロンドン
塔)
ちゃるちゃん
【チャルチャン】
【且末】
◇Qarqan、[中]Qiemo
○(1)⇒ちゃるちゃんけん(チャルチャン県,且末県)
○(2)⇒ちゃるちゃんちん(チャルチャン鎮,且末鎮)
ちゃるちゃんけん
【チャルチャン県】
【且末県】
◇[中]Qiemo Xian、[英]Qarqan County
○中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)南東部、バインゴル・モンゴル自治州(巴音郭楞蒙
古自治州<Bayinguoleng Menggu Zizhizhou>)南西部の県。
県都はチャルチャン鎮(且末鎮<Qiemo Zhen>)。
〈面積〉
13万8,645平方キロメートル。
〈人口〉
2002(平成14)6万人。
ちゃるちゃんちん
【チャルチャン鎮】
【且末鎮】
◇[中]Qiemo Zhen、[英]Qarqan Town
○中国北西部、新疆(シンキョウ)ウイグル自治区(Xinjiang Weiwu-
er Zizhiqu)南東部、バインゴル・モンゴル自治州(巴音郭楞蒙
古自治州<Bayinguoleng Menggu Zizhizhou>)南西部のチャルチャ
ン県(且末県<Qiemo Xian>)中央部にある県都。
ちゃーるばーかは
【チャールバーカ派】
◇[英]Carvaka school
○[仏]⇒ろかやだ(路伽耶陀)
ちゃるびさばく
【チャルビ砂漠】
◇[英]Chalbi Desert
○[地]東アフリカの中東部、ケニア共和国北部の砂漠。
ちゃるめら
【チャルメラ】
◇[葡]charamela
○(1)[楽]木管楽器の一つ。
二枚の舌(リード)をもつリード楽器。下部のみが銅製で、ラッ
パ状に開いている。
オーボエ([伊]oboe)の原型とされる。
○(2)[楽](特に日本で)清楽(シンガク)に用いる「哨吶([中]suona)
(サナイ)」の別称。
表七孔・裏一孔の縦笛で、長さ約42センチメートル。
「哨吶(サトツ)」,「唐人笛(トウジンブエ)」とも呼ぶ。
◎日本では屋台のラーメン屋が客寄せに吹く楽器として知られ
る。
★ちゃれんじゃー
【チャレンジャー】
◇[英]Challenger(挑戦者)
○(1)[宇]アメリカのスペースシャトル(宇宙往復船)。
1986. 1.28(昭和61)発射73秒後に空中爆発。飛行士5人・技
術者1人・民間より選ばれた女性教師マコーリフ(Christa Mc-
Auliffe)の7人の全員が死亡。
◎問題があったにもかかわらず国家の威信を優先して打ち上げ
られた結果であった。
参考⇒あぽろ(アポロ)
○(2)[交]三菱自動車工業のスポーツ用多目的車(SUV)。
○(3)[軍]イギリス陸軍の主力戦車。
ちゃれんじゃーかいえん
【チャレンジャー海溝】
◇[英]Challenger Deep
○[地]太平洋西部、マリアナ海溝(Mariana Trench)の海淵。水
深1万0,863メートル。
参照⇒まりあなかいこう(マリアナ海溝)
ちゃわかし
【茶沸し】
【茶沸】
○(1)⇒ちゃがま(茶釜)
○(2)(種子島で)継母(ママハハ)を指す方言。
ちゃわんむし
【茶わん蒸し】
【茶碗蒸し】
【茶碗蒸】
○[料]卵料理の一種。
とき卵と味付けした出し汁を1対3〜4の割合で混ぜて茶碗
に入れ、鶏肉・魚介・かまぼこ・ギンナン・シイタケなどの種
物を加えて蒸し、ミツバをのせたもの。
参照⇒ぷでぃんぐ(プディング)
ちゃをにごす
【茶を濁す】
【茶を濁す】
○⇒おちゃをにごす(お茶を濁す,御茶を濁す)
ちゃをひく
【茶を挽く】
○(1)碾茶(テンチャ)を茶臼(チャウス)で挽いて抹茶(マッチャ)を作る。
参照⇒まっちゃ(抹茶)
○(2)⇒おちゃをひく(お茶を挽く,御茶を挽く)
ちゃんうぉん
【チャンウォン】
【昌原】
◇[朝]Changwon
○朝鮮半島南東部、韓国南東部の慶尚南道(Kyongsang-nam-do)
(ケイショウナンドウ)南部にある道庁所在地。
「しょうげん(昌原)」とも呼ぶ。
ちゃんぎ
【チャンギ】
◇Changi
○シンガポール島東部の地名。
◎チャンギ国際空港:⇒ちゃんぎこくさいくうこう(チャンギ
国際空港)
ちゃんぎ
【チャンギ】
【将棋】
◇[朝]Changgi/Jangki、[英]Korean Chess
○朝鮮将棋・韓国将棋。
軍人将棋に似る。
ちゃんぎこくさいくうこう《ちやんぎこくさいくうかう》
【チャンギ国際空港】
◇[英]Changi International Airport
○[空]シンガポールの国際空港。
ちゃんぎょんぐん
【チャンギョングン】
【昌慶宮】
◇[朝]Changgyeonggung
○[歴]⇒しょうけいきゅう(昌慶宮)
ちゃんこ
【ちゃんこ】
【チャンコ】
○[料]⇒ちゃんこなべ(ちゃんこ鍋,チャンコ鍋)
ちゃんご
【チャンゴ】
◇[朝]changgo
○[楽]朝鮮民族の肩から下げる伝統的な打楽器。
左側には牛皮を張り、先端に布を巻いたバチで、右側には馬
皮を張り、細い竹のムチで打ち鳴らすもの。
ちゃんこなべ
【ちゃんこ鍋】
【チャンコ鍋】
○[料]相撲(スモウ)の力士が、相撲部屋で普段に食べている煮込
み料理。
大鍋に、ぶつ切りにした魚・肉・野菜などを大量に入れて煮
込んだもの。
下級の力士が輪番で作る手料理。
「ちゃんこ料理(チャンコ料理)」とも、単に「ちゃんこ(チャン
コ)」とも呼ぶ。
ちゃんこりょうり《ちやんこれうり》
【ちゃんこ料理】
【チャンコ料理】
○[料]⇒ちゃんこなべ(ちゃんこ鍋,チャンコ鍋)
ちゃんころ
【ちゃんころ】
○(1)[古]銭(ゼニ)の別称。
◎銭([中]qian)の転訛という。
○(2)[古](転じて)小さくて、つまらないもの。
ちゃんころ
【ちゃんころ】
【チャンコロ】
○[差別語]中国人に対する蔑称。
参照⇒ちゃんちゃん(ちゃんちゃん,支那),とんやんぐい(ト
ンヤングイ,東洋鬼)
◎中国語の「中国人(Zhongguoren)(ツォンクォレン)」の転訛と
いう。
ちゃんしー
【チャンシー】
【江西】
◇[中]Jiangxi、[英]Kiangsi
○(1)⇒こうせい(江西)
○(2)⇒こうせいしょう(江西省)
ちゃんしーしょう
【チャンシー省】
【江西省】
◇[中]Jiangxi sheng、[英]Kiangsi Province
○⇒こうせいしょう(江西省)
ちゃんしゃーし
【チャンシャー市】
【長沙市】
◇[中]Changsha Shi
○⇒ちょうさし(長沙市)
ちゃんすーしょう《ちやんすーしやう》
【チャンスー省】
【江蘇省】
◇[中]Jiangsu Sheng、[英]Kiangsu Province
○⇒こうそしょう(江蘇省)
ちゃんすぼーとしゃ
【チャンスボート社】
◇[英]Chance Vought Corporation
○[歴][空]アメリカの航空機製造会社。
コルセア(F4−U)などを製造。
◎1961(昭和36)LTE(Ling-Temco Electronics)社と合併して
LTV社(Ling-Temco-Vought Inc.)となる。
1983(昭和58)LTV社(LTV Aerospace and Defense Co.)と
改称。
ちゃんせらー
【チャンセラー】
◇[英]Chancellor
○(1)大法官・司法官。大臣。
○(2)大学総長・学長。
○(3)(ドイツなどの)首相。
○(4)一等書記官。
ちゃんせらーずヴぃる
【チャンセラーズヴィル】
◇Chancellorsville
○[軍]⇒ちゃんせらーずびる(チャンセラーズビル)
ちゃんせらーずびる
【チャンセラーズビル】
◇Chancellorsville
○(1)アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Common-
wealth)北東部のスポットシルバニア郡(Spotsylvania County)
北部の地名。
「チャンセラーズヴィル」とも呼ぶ。
○(2)[軍]アメリカ海軍のイージス艦(ミサイル巡洋艦)(CG6
2)。
「チャンセラーズヴィル」とも呼ぶ。
◎1998(平成10)横須賀基地に配備。
2006. 8.29(平成18)横須賀基地に新しく配備されたイージス
艦シャイロー(Shilo)と交代。
ちゃんせる
【チャンセル】
◇[英]chancel(チャンスル)
○[建]⇒ないじん(内陣)(3)
ちゃんだか
【チャンダカ】
◇[梵]Chandaka
○[人]⇒しゃのく(車匿)(1)
ちゃんだーら
【チャンダーラ】
◇[梵]candala
○⇒せんだら(旃陀羅)
ちゃんたんこうげん《ちやんたんかうげん》
【チャンタン高原】
【羌塘高原】
◇[中]Qiangtang Gaoyuan、[英]Changtang Plateau
○[地]中国西部、チベット自治区(Xizang Zizhiqu)北西部にあ
る高原。チベット高原の北部を成し、コンロン山脈(Kunlun
Mountains)の南麓。
参照⇒ちべっとこうげん(チベット高原,西蔵高原)
ちゃんちゃらおかしい《ちゃんちゃらをかしい》
【ちゃんちゃらおかしい】
【ちゃんちゃら可笑しい】
◇[英]ridiculous
○(1)[形][俗]非常に滑稽(コッケイ)だ。
参照⇒ちゃら(ちゃら)
○(2)[形][俗](転じて)ばかばかしくて、相手にもしたくない。
参照⇒じょうとうきる(上等切る)
◎語源は諸説あるが、一説に「おかしい」が「ちゃらちゃら」とし
た着物を着て歩いているようだの「ちゃらちゃらおかしい」の転
訛。
ちゃんちゃん
【ちゃんちゃん】
○[服]⇒ちゃんちゃんこ(ちゃんちゃんこ)
ちゃんちゃん
【ちゃんちゃん】
【支那】
○(1)[古][俗]辮髪(ベンパツ)の俗称。
「ちゃんちゃん頭」とも呼ぶ。
⇒べんぱつ(弁髪,辮髪)
○(2)江戸時代の幼児の髪形の一つ。
⇒からこ(唐子)(2)
○(3)[差別語]明治期から昭和前期に使われた中国または中国人へ
の蔑称。
「ちゃんころ(チャンコロ)」とも呼ぶ。
参照⇒しな(シナ,支那)
◎チャンチャン石鹸:中国人の顔に似せた石鹸に、弁髪のよう
な吊るし紐(ヒモ)をつけたもの。日清戦争中に日本で販売された。
ちゃんちゃんあたま
【ちゃんちゃん頭】
○[古][俗]⇒ちゃんちゃん(ちゃんちゃん,支那)(1)
ちゃんちゃんこ
【ちゃんちゃんこ】
○[服](子供用の)袖なし羽織(ハオリ)。
多く綿入れた防寒用。
「ちゃんちゃん」とも呼ぶ。
参照⇒せなぶとん(背な布団,背な蒲団,背布団,背蒲団),かん
れきいわい(還暦祝い,還暦祝)
◎冬の季語。
ちゃんちゅん
【チャンチュン】
【長春】
◇[中]Changchun
○⇒ちょうしゅん(長春)
ちゃんちょうし
【チャンチョウ市】
【常州市】
◇[中]Changzhou Shi、[英]Changzhou City
○⇒じょうしゅうし(常州市)
★ちゃんちん
【チャンチン】
【香椿】
◇[学]Toona sinensis、[中]xiangchun(香椿)
○[植]ムクロジ目(Sapindales)センダン科(Meliaceae)チャン
チン属(Toona)の落葉高木。中国原産。
樹高約10メートル。
茎・葉・花に臭気がある。
材はまっすぐで堅く紅色で、家具・器具などに用い、中国で
は建材にする。
ちやんちんくお
【チヤン・チンクオ】
【蒋経国】
◇[中]Jiang Jingguo、[英]Chiang Ching-kuo
○[人]⇒しょうけいこく(蒋経国)
ちゃんでぃがる
【チャンディガル】
◇Chandigarh
○インド北東部の都市。パンジャブ州(Punjab State)とハリヤ
ナ州(Haryana State)両州の州都を兼ねる。
北緯30.75°、東経76.78°の地。
〈人口〉
1991(平成 3)56万9,400人。
2001(平成13)80万8,800人。
2002(平成14)82万4,600人。
ちゃんどっくん
【チャンドックン】
【昌徳宮】
◇[朝]Changdeokgung
○[歴]⇒しょうとくきゅう(昌徳宮)
ちゃんどぷる
【チャンドプル】
◇Chandpur
○バングラデシュ中南部、チッタゴン州(Chittagong Division)
の河港都市。メグナ川(Meghna River)東岸に位置し、内陸水運
の要地。
北緯23.22°、東経90.67°の地。
〈人口〉
1991(平成 3) 9万9,900人。
2002(平成14)12万2,100人。
ちゃんどら
【チャンドラ】
◇[サンスクリット語]chandra
○(サンスクリット語で、天体の)月。
参照⇒ちゃんどらまーな(チャンドラマーナ),ちゃんどらや
ーん(チャンドラヤーン)
ちゃんどらー
【チャンドラー】
◇Chandler
○アメリカ合衆国南部、オクラホマ州(Oklahoma State)中央部
のリンカーン郡(Lincoln County)中央部にある郡都。
★[1]ちゃんどらぐぷた
【チャンドラグプタ】
◇Candragupta
○[人]古代インドのマウリヤ朝(Maurya Dynasty)の創始者。在
位:BC. 317ころ〜BC. 293ころ。
[2]ちゃんどらぐぷた
【チャンドラグプタ】
◇Candragupta
○(1)[人](一世)⇒ちゃんどらぐぷたいっせい(チャンドラグプ
タ一世,チャンドラグプタ1世)
○(2)[人](二世)⇒ちゃんどらぐぷたにせい(チャンドラグプタ
二世,チャンドラグプタ2世)
★ちゃんどらぐぷたいっせい
【チャンドラグプタ一世】
【チャンドラグプタ1世】
◇Candragupta I
○[人]インドのグプタ朝(Gupta Dynasty)の創始者。在位: 320
ころ〜 335ころ。
★ちゃんどらぐぷたにせい
【チャンドラグプタ二世】
【チャンドラグプタ2世】
◇Candragupta II
○[人]インドのグプタ朝(Gupta Dynasty)第三代の王。在位:
376ころ〜 414ころ。
中国からの名称は「超日王(Chaori Wang)(チョウジツオウ)」。
◎在位は 380ころからとも、 385ころからとも。
ちゃんどらせかーる
【チャンドラセカール】
◇Subrahmanyan Chandrasekhar
○[人]アメリカの理論天体物理学者(1910〜1995)。インド生れ。
ちゃんどらぼーす
【チャンドラ・ボース】
◇Chandra Bose
○[人]⇒[2][4]ぼーす(ボース)
ちゃんどらまーな
【チャンドラマーナ】
◇Chandramana/chandra mana
○[暦]太陰暦によるヒンズー暦(Panchanga)の一つ。
参照⇒さうらまーな(サウラマーナ),ひんずーれき(ヒンズー
暦)
◎メーシャ(Mesha):4〜5月。
ブリシャ(Vrisha):5〜6月。
ミトゥナ(Mithuna):6〜7月。
カルカ(Karka):7〜8月。
シンハ(Simha):8〜9月。
カニャー(Kanya):9〜10月。
トゥラー(Tula):10〜11月。
ブリシュチカ(Vrishchika):11〜12月。
ダーヌ(Dhanu):12〜1月。
マカラ(Makara):1〜2月。
クンバ(Kumbha):2〜3月。
ミーナ(Meena):3〜4月。
◎「チャンドラ」はサンスクリット語で「月」の意味。
ちゃんどらやーん
【チャンドラヤーン】
◇[ヒンズー語]Chandrayaan(月への乗り物)
○[天]ISRO(インド宇宙研究機関)の月探査衛星。
◎2008.10.22(平成20)一号(無人月探査衛星)、国産ロケットP
SLV−C11で打ち上げに成功。
2008.11.14(平成20)ISRO、一号が月面着陸に成功と発表。
2009. 8.29(平成21)一号と通信が途絶え、30日ISROが断
念を発表。
★ちゃんねる
【チャンネル】
◇[英]channel
○(1)[地]水路・運河。海峡。
「チャネル」とも呼ぶ。
○(2)[放][通]放送・通信などのために割り当てられる周波数
帯。通信路。
「チャネル」とも呼ぶ。
○(3)[放]特に、テレビ・有線放送の選局装置(チューナー)。
また、そのつまみ・ボタン・リモコン。
「チャネル」とも呼ぶ。
○(4)[建]形鋼(カタコウ)。I形鋼・H形鋼・T形鋼・山形鋼(L形)
・溝(ミゾ)形鋼(コ形)など。
○(5)[]
ちゃんねるしょとう《ちやんねるしよたう》
【チャンネル諸島】
◇[英]the Channel Islands
○[地]⇒ちゃねるしょとう(チャネル諸島)
★ちゃんぱ
【チャンパ】
【占婆】
◇Champa、[中]Zhanpo(占婆)
○[歴]インドシナ半島南岸にチャム族([英]Chams)が建てた国。
中国では、2〜8世紀(後漢末〜隋初)「林邑国(Linyi Guo)(リ
ンユウコク)」と呼んだ。
「占婆国(Zhanpo Guo)(センバコク)」,「瞻波国([中]Zhanbo Guo)(セ
ンバコク)」とも呼ぶ。
参照⇒ぶってつ(仏哲,仏徹)
◎「チャム族(Cham)」から。
鶏(ニワトリ)のチャボの名はこの国から渡来した事に由来。
ちゃんぱまい
【チャンパ米】
◇[英]Champa rice
○[農]11世紀ころ、中国の南宋に伝わったチャンパ原産の米。
日照りに強い品種で、増産のため華南地方の水利の悪い高田
(棚田)に植えられた。
[1]ちゃんぴおん
【チャンピオン】
◇[英]champion
○(1)[運]選手権保持者・優勝者。
◎チャンピオンベルト(champion belt):⇒ちゃんぴおんべる
と(チャンピオンベルト,チャンピオン・ベルト)
○(2)(転じて)ある分野の第一人者。
◎原意は「主義・主張のために戦う闘士」。
[2]ちゃんぴおん
【チャンピオン】
○[楽]谷村新司(シンジ)作詞・作曲の歌謡曲。
歌はアリス/谷村新司。
◎1978.12.(昭和53)アリスでレコード発売。
ちゃんぴおんべると
【チャンピオンベルト】
【チャンピオン・ベルト】
◇[英]champion belt
○[運]選手権試合の優勝者に与えられる飾りベルト。
太いベルトで、中央には大きな、左右には幾つかの小さいメ
ダルが付いている。
主にプロボクシングやプロレスで行われ、ベルトは次回の大
会の優勝者に引き継がれる。
ちゃんぷる
【チャンプル】
○[料]沖縄の家庭料理。豆腐と、モヤシ・ゴーヤ(ニガウリ)・
キャベツ・ヘチマなどの野菜を炒(イタ)めたもの。
「チャンプルー」,「ちゃんぷるう」とも呼ぶ。
ちゃんぷるー
【チャンプルー】
○[料]⇒ちゃんぷる(チャンプル)
ちゃんぷるう
【ちゃんぷるう】
○[料]⇒ちゃんぷる(チャンプル)
ちゃんぶれん
【チャンブレン】
◇Basil Hall Chamberlain(バシル・チャンブレン)
○[人]⇒[4]ちぇんばれん(チェンバレン)
★ちゃんぽん
【ちゃんぽん】
【チャンポン】
○(1)まぜこぜ。
○(2)[食]長崎料理の一つ。
メン(麺)・肉・野菜などを一緒に煮込んだもの。
「長崎チャンポン」とも呼ぶ。
参照⇒やきそば(焼きそば,焼き蕎麦,焼蕎麦)
○(3)(九州・博多地方で)ビードロの方言名。
福岡県福岡市の筥崎宮(ハコザキグウ)の放生会のお札所で売られ
る。
「博多チャンポン」とも呼ぶ。
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