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百 科 辞 書 《ちや》 編集:獨 澄旻
-------- ちや --------------------------------------------------
★ちゃ
【チャ】
【茶】
◇[学]Camellia sinensis
○[植]ツツジ目(Ericales)ツバキ科(Theaceae)ツバキ属(Camel-
lia)の常緑低木。
「チャノキ(茶の木)」,「茗([中]ming)(メイ)」とも呼ぶ。
★ちゃ
【茶】
○(1)[植]⇒ちゃ(チャ,茶)
○(2)[食](1)から製した飲料用の茶葉(チャバ)・粉末。また、そ
の類似品。
◎ソバ茶,昆布茶
荒茶:⇒あらちゃ(荒茶)
玉露:⇒ぎょくろ(玉露)(2)
新茶:参照⇒めい(茗)(2)
○(3)[食](2)を煎(セン)じたり、湯を注いだりして作られた飲み
物。
成分のカテキンが注目を受けている。
英語では「ティー(tea)」、インドでは「チャイ(chai)」と呼ぶ。
「雲華(ウンカ)」とも呼ぶ。
参照⇒しおちゃ(塩茶),たんちゃ(磚茶),たしちゃ(足し茶),
しょうべんちゃ(小便茶)
◎茶を注(ツ)ぐ。
茶を挽(ヒ)く:⇒ちゃをひく(茶を挽く)(1)
お茶を挽く:⇒おちゃをひく(お茶を挽く,御茶を挽く)
喫茶去:⇒きっさこ(喫茶去)
嫁入り:⇒きっさ(吃茶,喫茶)
茶道具:⇒ちゃせん(茶筅,茶筌),すいちゅう(水注)(2),けん
すい(建水),きゅうす(急須)(2),ちゃがま(茶釜),ちゃづつ(茶
筒)
お茶を濁す:⇒おちゃをにごす(お茶を濁す,御茶を濁す)
◎話題の禁句(千利休の弟子山上宗二)。
「わが仏、隣の宝、聟舅(ムコシュウト)、天下の軍(イクサ)、人の善悪」
(宗教・金銭・家族の愚痴・政治・うわさ話)。
◎千利休(センノリキュウ)の長男千道安(セン・ドウアン)は剛の茶と呼ばれ、
同年の義弟で千家を継いだ少庵は柔の茶と呼ばれる。
◎ 805(延暦24)最澄が唐から茶の種を持ち帰り近江に植え、翌
年には空海も茶の種を持ち帰り長崎に植えている。
鎌倉時代の栄西が宋から茶の種をもたらし栽培、『喫茶養生
記』を時の将軍源実朝に献じる。
参照⇒せふりやま(背振山)
○(4)[色]茶色。
⇒ちゃいろ(茶色)
○()
ちゃあむ
【チャアム】
◇Cha Am
○タイ王国中南西部、ペチャブリ県(Changwat Phetchaburi)南
東部の都市。
ちゃい
【チャイ】
◇chai
○[食]インドのお茶。
⇒ちゃ(茶)(2)
ちゃいか
【チャイカ】
◇[露]chaika
○(1)[鳥](ロシア語で)カモメ(鴎)。
⇒かもめ(カモメ,鴎)(1)
◎ロシア文字では"чайка"。
○(2)[人](Chaika)ソ連の女性飛行士ワレンチナV.テレシコワ
(Valentina Vladimirovna Tereshkova)のコード名。
参照⇒やーちゃいか(ヤー・チャイカ),てれしこわ(テレシコ
ワ)
○(2)[古][交](Chaika)ソ連で製造(1959〜1981)された乗用車
名。
◎ロシア文字では"Чайка"。
[1]ちゃいこふすきー
【チャイコフスキー】
◇Chaikovskii/Chaykovskiy
○ロシア共和国中西部、ペルミ州(Permskaya Oblast)南西端の
都市。
〈人口〉
1989(平成元)8万7,600人。
2002(平成14)8万6,714人。
◎ロシア文字では"Чайковский"。
[2]ちゃいこふすきー
【チャイコフスキー】
◇Pyotr Iliich Chaikovskii(ピオトル・イリイチ・チャイコ
フスキー)、[英]Peter Tchaikovsky
○[人]ロシアの作曲家(1840. 5. 7〜1893.11. 6)。
ルビンシュタインに師事。
ドイツ・ロマン派の流れをくみ、スラブ的国民音楽とを融合
させる。
作品は第六交響曲『悲愴(ヒソウ)』、バレエ音楽『白鳥の湖』・
『眠れる森の美女』・『くるみ割り人形』、歌劇『エフゲニー
・オネーギン』、ピアノ協奏曲、バイオリン協奏曲など。
参照⇒ねむれるもりのびじょ(眠れる森の美女),くるみわり
にんぎょう(くるみ割り人形,胡桃割り人形,胡桃割人形)
★ちゃいだむぼんち
【チャイダム盆地】
【柴達木盆地】
◇[中]Chaidamu Pendi、[英]Qaidam Basin
○[地]中国西部、青海省(Qinghai Sheng)(セイカイショウ)北西部にあ
る盆地。
南部にゴルムド(Golmud)(格尓木)がある。
ちゃいてん
【チャイテン】
◇Chaiten
○チリ中南部、ロス・ラゴス州(Region de Los Lagos)南東部
のパレナ県(Provincia Palena)西部にある県都。
〈面積〉
8,470.5平方キロメートル。
〈人口〉
1992(平成 4)7,256人(4月22日現在)。
2002(平成14)7,182人(4月24日現在)。
[1]ちゃいな
【チャイナ】
◇[英]China
○中国の英語名。
⇒[1]ちゅうごく(中国)
◎チャイナドレス:⇒ちーぱお(チーパオ,旗袍)
チャイナショップ:⇒ちゃいなしょっぷ(チャイナショップ)
チャイナマン:⇒ちゃいなまん(チャイナマン)
[2]ちゃいな
【チャイナ】
◇[英]china
○磁器・瀬戸物(セトモノ)。
参照⇒[2]じゃぱん(ジャパン)(2)
ちゃいなえあらいん
【チャイナエアライン】
◇[英]China Airlines Ltd.
○[空]⇒ちゅうかこうくうこうし(中華航空公司)
ちゃいなえあーらいん
【チャイナエアーライン】
◇[英]China Airlines Ltd.
○[空]⇒ちゅうかこうくうこうし(中華航空公司)
ちゃいなくりっぱー
【チャイナ・クリッパー】
◇[英]China clipper
○[歴][海]⇒てぃーくりっぱー(ティー・クリッパー)(1)
ちゃいなしょっぷ
【チャイナショップ】
◇[英]china shop
○陶磁器店・瀬戸物屋(セトモノヤ)。
参照⇒[2]ちゃいな(チャイナ)
ちゃいなしんどろーむ
【チャイナシンドローム】
◇[英]the China syndrome
○[原]原発事故の仮説の一つ。
アメリカで原子炉の炉心溶融事故が発生すると、核分裂で高
温になった核燃料が原子炉の底を破り、地中深く沈み込み、や
がては地球の反対側の中国に吹き出すという考え。
参照⇒ろしんようゆう(炉心溶融)
◎原発事故を題材とする映画(James Bridges監督)の題名とも
なった。
ちゃいなどれす
【チャイナドレス】
◇[英]China dress/Chinese dress
○[服]⇒ちーぱお(チーパオ,旗袍)
ちゃいなまん
【チャイナマン】
◇[英]Chinaman
○[俗](アメリカで)中国人に対する蔑称。支那人(シナジン)。
「チンク(Chink)」,「チンキーアイズ(chinky eyes)」,「チンキ
ー(Chinky)」とも呼ぶ。
◎中国人に対する一般的な呼称は「チャイニーズ(Chinese)」。
「チンク(chink)」は「細い裂け目」の意味。
ちゃいなれーく
【チャイナレーク】
◇[英]China Lake
○[地]アメリカ合衆国南西部、カリフォルニア州(California
State)中南部、サンバーナディノ郡(San Bernardino County)
の北西部とカーン郡(Kern County)北東部の境にある泥土の平
瀬(ヒラセ)。
北方のイニョ郡(Inyo County)にはチャイナレーク海軍武器
センター(China Lake Naval Weapons Center)(軍事施設)があ
る。
ちゃいにーず
【チャイニーズ】
◇[英]Chinese
○(1)[名]中国人。
参照⇒ちゃいなまん(チャイナマン)
○(2)[名]中国語。
○(3)[形]中国の、中国人の、中国語の。
ちゃいにーずたいぺい
【チャイニーズ・タイペイ】
【チャイニーズ台北】
◇[英]Chinese Taipei
○[運]⇒ちゅうかたいぺい(中華タイペイ,中華台北)
ちゃいにーずでーつ
【チャイニーズデーツ】
◇[英]Chinese date(チャイニーズデート)
○[植](英語で)ナツメ(棗)。
⇒なつめ(ナツメ,棗)
ちゃいにーずぱせり
【チャイニーズパセリ】
【チャイニーズ・パセリ】
◇[英]Chinese parsley
○[植][食]⇒こりあんだー(コリアンダー)
ちゃいぶ
【チャイブ】
◇[英]chive、[学]Allium schoenoprasum
○(1)[植]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)ネギ属(Allium)
の多年草。ヨーロッパ原産。
「エゾネギ(蝦夷葱)」,「セイヨウアサツキ(西洋浅葱)」とも呼
ぶ。
○(2)[食]チャイブ(1)の葉を乾燥させた香辛料。
★ちゃいむ
【チャイム】
◇[英]chime
○()
○()[楽]⇒かりよん(カリヨン)
ちゃいるど
【チャイルド】
◇[英](単数形)child/(複数形)children(チルドレン)
○(1)子供・児童。
○(2)弟子。
ちゃいろ
【茶色】
◇[英]brown
○[色]黒みのある赤黄色。茶褐色(チャカッショク)。鳶色(トビイロ)。
単に「茶」とも、英語で「ブラウン」とも呼ぶ。
◎もとは茶染の色であったが、茶褐色一般の呼称となったもの。
◎C=46,M=75,Y=100,B=43。
◎茶封筒(チャブウトウ):茶色の封筒。
茶髪(チャパツ)
ちゃいんとん
【チャイントン】
◇Kyaing Tong
○ミャンマー東部、シャン州([英]Shan State)東部の町。
ちゃうしぇすく
【チャウシェスク】
◇Nicolae Ceausescu
○[人]ルーマニアの政治家・大統領(1918. 1.26〜1989.12.25)。
夫人は第一副首相のエレナ(Elena)。
1965(昭和40)共産党第一書記(のち書記長と改称)、就任。社
会主義の中ソ対立に対し独自路線を表明。
1967(昭和42)国家評議会議長、兼任。
1974(昭和49)大統領制を創設し、初代大統領を兼任。
西側諸国からの累積債務返済のため、飢餓的な輸出を強行し、
生活用品や食料品も不足する事態となる。
1989.12.17(平成元)ティミショアラ(Timisoara)で政府当局
がハンガリー系のプロテスタント牧師を連行・虐殺したことに
ハンガリー系市民が抗議デモ。治安警察の武力弾圧で死者が多
数出て全国各地に波及。途中から大統領の専制と経済不振に反
発して大統領糾弾に一転し、国軍も市民を支援し市街戦となる。
同年12.25非公開の特別軍事裁判で同日大統領夫妻とも銃殺
刑。
ちゃうすだけ
【茶臼岳】
◇[日]Chausu Dake
○(1)[地]岩手県北西部、奥羽山脈の山。標高1,578メートル。
西に八幡平(ハチマンタイ)、北に安比高原(アッピコウゲン)がある。
○(2)[地]静岡県と長野県との県境にある赤石山脈(南アルプス)
の山。標高2,604メートル。
南アルプス国立公園に含まれる。
○(3)[地]栃木県北部の那須岳の主峰。
⇒なすだけ(那須岳)
ちゃうすやま
【茶臼山】
◇[日]Chausu Yama
○(1)[地]大阪府大阪市天王寺区、天王寺公園内の慶沢園にあ
る丘。標高28メートル。
旧称は「荒陵(アラハカ)」。
◎1614(慶長19.11.)大坂冬の陣に徳川家康が本陣を置く。
1615(慶長20. 5.)大坂夏の陣に真田幸村がここで討死にする。
○(2)[地]奈良県南部の吉野郡(ヨシノグン)十津川村(トツカワムラ)と和
歌山県東牟婁郡(ヒガシムログン)北山村(キタヤマムラ)との境にある山。
標高1,181メートル。
ちゃうだー
【チャウダー】
◇[英]chowder
○[料]西洋料理の一種。
魚介類またはベーコンなどを主にタマネギなどの野菜を加え、
牛乳またはトマトで煮込んだ具だくさんで濃い目のスープ。
ハマグリ(蛤)(clam)の「クラムチャウダー(clam chowder)」な
ど。
ちゃうたら
【チャウタラ】
◇Chautara
○ネパール中北部、バグマティ地方(Bagmati Zone)北東部のシ
ンデュパルチョーク地区(Sindhupalchok District)中南部にあ
る行政所在地。
[1]ちゃうちゃう
【チャウチャウ】
◇[英]chow chow
○[哺]イヌの一品種。愛玩用。
中型犬で、肩高は40〜50センチメートル、体重は約25〜27キ
ログラム。毛は厚く緻密で、長毛種と短毛種があり、毛色は黒
から茶で、巻き尾。顔は幅広く、耳は小さく、口蓋・歯茎・舌
が青黒い。
性格は温和で、愛玩用。家族以外には警戒心が強い。
中国原産の番犬・食用犬・毛皮用犬をイギリスで改良。
◎サモエード(Samoyed)とチベタン・マスチフ(Tibetan Mastiff)
の混血とも言われる。
◎DNAがオオカミに近いイヌのベスト5の2番目。
[2]ちゃうちゃう
【チャウチャウ】
◇[英]chowchow
○[食]野菜や果物の細切れをショウガ・カラシなどで風味付け
した中国式の漬け物。
ちゃお
【チャオ】
◇[伊]ciao
○(1)やあ・こんにちは。
○(2)ではまた・じゃあね。
参照⇒あるべでるち(アルベデルチ)
ちゃおび
【茶帯】
○(1)[服]茶色の帯。
○(2)[運](特に)柔道・空手・合気道などで、級位のある者が
道着(ドウギ)の上に締める茶色い帯。
参照⇒くろおび(黒帯)(2),しろおび(白帯)(2),どうぎ(道着,
道衣)
◎級位の範囲などは武道やその流派などで異なっていて一定で
はない。
○(3)[運](転じて)級位ほもつ者の別称。
★ちゃおぷらやがわ《ちやおぷらやがは》
【チャオプラヤ川】
◇[タイ語]Mae Nam Chao Phraya、[英]the Menam River
○[地]タイ王国の川。長さ約1,200キロメートルで同国第一位。
「メナム川」とも呼ぶ。
◎"Mae Nam(メナム)"は単に「川」の意味。
ちゃか
【チャカ】
○[俗](暴力団などで)拳銃・ピストルの隠語。
「ハジキ(弾き)」,「パチンコ」とも呼ぶ。
ちゃがいけん
【チャガイ県】
◇[英]Chagai Division
○[原]パキスタン南西部、バルチスタン州(Baluchistan Prov-
ince)西端の県。北部をアフガニスタン、南西部をイランに隣
接。
核実験場がある。
〈面積〉
5万0,545平方キロメートル。
ちゃかいせき《ちやくわいせき》
【茶懐石】
○[料]⇒かいせき(懐石)
ちゃかす
【茶滓】
○[食]⇒ちゃがら(茶殻)(1)
ちゃがたい
【チャガタイ】
【察合台】
◇Chaghatai、[中]Chahetai
○[人]チャガタイ汗国の創始者(?〜1242)。在位:1227〜1242。
ジンギス汗の第2子。
兄のジュチ(Juchi)、弟のオゴタイ(Ogotai)らとともに父に
従って西征し各地で戦い、金国を討ち、さらに西域諸国を侵略。
西遼(カラキタイ)の故地とアムール地方、イリ河谷からサマル
カンドに至る中央草原地帯(トルキスタン地方)を領有し、1227
年チャガタイ汗国を建国。
弟のオゴタイを大汗位([英]Great Khan)につけ、その政治を
補佐。
ちゃがたいかんこく
【チャガタイ汗国】
【察合台汗国】
◇Chaghatai Ulus、[英]the Chaghatai Khanate、[中]Chahetai
Hanguo
○[歴]⇒ちゃがたいはんこく(チャガタイ汗国,察合台汗国)
ちゃがたいはんこく
【チャガタイ汗国】
【察合台汗国】
◇Chaghatai Ulus、[英]the Chaghatai Khanate、[中]Chahetai
Hanguo
○[歴]モンゴル四汗国の一国(1277〜16世紀)。
1227年チャガタイが建国し、その子孫が領有。都はアルマリ
ク(Almalik)(阿力麻里)、所領はイリ河流域からチュー河流域
に及ぶ。
1321年に東西両部に分裂。西部はティムール帝国に吸収、東
部は遊牧政権が16世紀ころまで存続。
ちゃかつやく
【茶褐薬】
○[化]トリニトロトルエンの別称。
⇒とりにとろとるえん(トリニトロトルエン)
ちゃがま
【茶釜】
○茶の湯で、お茶をたてる湯を沸(ワ)かす釜。
上部がすぼまり、口が狭く、鍔(ツバ)があり、鉄・真鍮(シンチュ
ウ)などで作られている。
「茶沸(チャワカシ)」,「茶鐺(チャトウ)」とも呼ぶ。
参照⇒ぶんぶくちゃがま(分福茶釜,文福茶釜)
◎沸(ワ)き立つ音:⇒まつかぜ(松風)(3)
★ちゃがら
【チャガラ】
【茶殻】
◇[学]Pterogobius zonoleucus、[英]whitegirdled goby
○[魚]スズキ目(Perciformes)ハゼ科(Gobiidae)ゴビオネルス
亜科(Gobionellinae)キヌバリ属(Pterogobius)の海魚。
体長約10センチメートル。頭部と体側に黄褐色の横帯がある。
岩礁域の藻場に生息。
ちゃがら
【茶殻】
○(1)[食]茶を煎(セン)じ出したあとの残りかす(葉)。
「茶滓(チャカス)」,「出し殻」とも呼ぶ。
参照⇒そうじ(掃除)
○(2)[魚]⇒ちゃがら(チャガラ,茶殻)
ちゃがんど
【チャガンド】
【慈江道】
◇[朝]Chagang-do
○⇒じこうどう(慈江道)
★ちゃくしゅつ
【嫡出】
○
◎2005. 3.24(平成17)東京高等裁判所、戸籍の子供の続き柄欄
に非嫡出子(婚外子)の明示はプライバシー侵害でないと判決。
嫡出子は長男・長女などと、非嫡出子は男・女と表記されてい
る。
ちゃくだん
【着弾】
○(1)銃砲から発射された弾丸がある地点に到達すること。
「弾着」とも呼ぶ。
参照⇒ほうたいきょう(砲隊鏡),しゃかい(射界)(1)
◎着弾距離:⇒だんちゃくきょり(弾着距離)(2)
○(2)その弾丸。
ちゃくだんきょり
【着弾距離】
○⇒だんちゃくきょり(弾着距離)(2)
ちゃぐちゃぐうまっこ
【ちゃぐちゃぐ馬っこ】
【チャグチャグ馬コ】
○岩手県盛岡市(旧:南部藩)の神事。国指定無形民俗文化財。
毎年6月、馬の無病息災(ムビョウ・ソクサイ)を願い、手綱(タヅナ)な
どの馬具を色とりどりの紐(ヒモ)や鈴で飾り付けた100頭近くの
馬が鬼越蒼前神社(オニコシソウゼン・ジンジャ)(滝沢村)から盛岡八幡宮
までの約15キロメートル(約一里)を行進するもの。
◎「ちゃぐちゃぐ」は馬に付けた鈴の音から。
ちゃくてい
【着底】
◇[英]reaching the bottom
○[海]潜水艦・潜水夫、または沈没した船舶が海底に達するこ
と。
ちゃくはつしんかん《ちやくはつしんくわん》
【着発信管】
○[軍]⇒しんかん(信管)(1)
ちゃくめろ
【着メロ】
○[通]携帯電話やPHSの「着信音メロディー」の略称。
あらかじめ記録されているタイプと、好きな曲を入力または
外部から取り込めるタイプとがある。
参照⇒りんりん(リンリン)(2)
◎東京通信ネットワーク(TTNet)の登録商標。
★ちゃくら
【チャクラ】
◇[梵]cakra、[英]chakra
○(1)[宗]ヒンズー教の太陽神ビシュヌ(Visnu)の持物の一つ、
輪宝(リンボウ)。
円盤形または車輪形の武器で、投擲(トウテキ)して敵を切断する
もの。
○(2)[仏]煩悩や邪説を打ち破り、真理を広める法輪。
仏像が造られるまでは仏陀の象徴とされた。
◎チャクラ・ヴァルティン(cakra-vartin):⇒てんりんじょう
おう(転輪聖王)
キリストの象徴:⇒いくさす(イクサス)
○(3)ヨガで、身体にある幾つかのエネルギー集結部。
○(4)[軍](INS Cakra)インド海軍の攻撃型原子力潜水艦。
ロシア製アクラU級(Akula II class)原潜で、排水量8,140
トン。
◎2006(平成18)ロシア海軍のネルパ(Nerpa)として竣工。
2012. 1.23(平成24)インドに10年間リースされて就航し、イ
ンドはアメリカ合衆国・ロシア・フランス・イギリス・カナダ
に次いで世界6番目の原潜保有国となる。
◎INS(Indian Naval Ship):インド海軍艦艇。
ちゃくららくうぐんきち
【チャクララ空軍基地】
◇[英]Chaklala Air Force Base/Chaklala AFB
○[軍]パキスタンの首都イスラマバード近郊にある空軍基地。
★ちゃくりちょう《ちやくりてう》
【チャクリ朝】
◇[英]Chakri Dynasty
○タイ王国(旧シャム)の現王朝(1782〜)。
「バンコク朝(Bangkok Dynasty)」,「ラタナコーシン朝(Ratta-
nakosin Dynasty)」とも呼ぶ。
ちゃこ
【チャコ】
◇[英]chalk/French chalk、[フ]craie de tailleur
○[服]洋裁で、裁断のため布地に線を引く用具。
間違った線を消すにはブラシなどで払い落とす。
線全体は縫製(ホウセイ)中に自然に落ちるが、洗濯で洗い流すこ
ともある。
「チョーク」とも呼ぶ。
参照⇒ちゃこぺーぱー(チャコペーパー),かたがみ(型紙)(2)
◎「チョーク」の訛化。
ちゃこぺーぱー
【チャコペーパー】
◇[英]chalk paper
○洋裁で、複写紙(カーボン紙)式になったチャコ。
布地の上に広げ、その上に型紙を置き、鉛筆などでなぞって、
型紙の線を布地に写し取るもの。
参照⇒ちゃこ(チャコ),とれーしんぐぺーぱー(トレーシング
ペーパー,トレーシング・ペーパー)
ちゃこーる
【チャコール】
◇[英]charcoal
○(1)木炭。
⇒もくたん(木炭)
◎チャコール・ドローイング(charcoal dwraing):木炭画。
○(2)[色]木炭色。
ちゃこーるぐれー
【チャコールグレー】
◇[英]charcoal gray
○[色]消し炭色。黒に近い灰色。濃いネズミ色。
「チャコールグレイ」とも呼ぶ。
◎1956(昭和31)秋に流行。
◎消し炭は英語で"used charcoal"または"cinders(シンターズ)"。
ちゃこーるぐれい
【チャコールグレイ】
◇[英]charcoal gray
○[色]⇒ちゃこーるぐれー(チャコールグレー)
★ちゃしつ
【茶室】
○
参照⇒したじまど(下地窓,助枝窓)
◎四畳半茶室のはじめは京都市慈照寺(通称は銀閣寺)の同仁斎
とされる。
参照⇒どうじんさい(同仁斎)
◎三名席:⇒たいあん(待庵),じょあん(如庵),みったん(密庵)
〈茶室の様式など〉
点前畳:⇒てまえだたみ(点前畳,手前畳)
客畳:⇒きゃくだたみ(客畳)
道安囲:⇒どうあんがこい(道安囲,道安囲い)
二畳台目:⇒にじょうだい め(二畳台目)
三畳台目:⇒さんじょうだいめ(三畳台目)
ちゃしでぃずむ《ちやしぢずむ》
【チャシディズム】
◇[英]Chassidim
○[宗]⇒はしでぃずむ(ハシディズム)
ちゃしまげんぱつ
【チャシマ原発】
◇[英]Chasma Nuclear Power Plant/Chashma Nuclear Power
Plant
○[原]パキスタン東部、パンジャブ州(Punjab Province)北部
にある原子力発電所。
略称は「チャスナップ(CHASNUPP)」。
1号機:加圧水型原子炉(PWR)、300MW。
◎2004. 5. 4(平成16)中国とチャシマ原発2号機(PWR、300
MW)建設計画に調印。
★ちゃじまわん
【チャジマ湾】
◇[英]Chazhma Bay
○[地]ロシア連邦極東、プリモルスキー地方(Primorsky Krai)
(沿海州)の州都ウラジオストク(Vladivostok)東方にある湾。
★ちゃしゅまげんしりょくはつでんしょ
【チャシュマ原子力発電所】
◇[英]Chashma Nuclear Power Plant
○[原]パキスタン中東部、パンジャブ州(Punjab Province)北
西部の小都市クンディアン県(Kundian District)のチャシュマ
堰開発地区(Chashma Barrage Colony)にある原子力発電所。
「チャスナップ原子力発電所(CHASNUPP)」とも呼ぶ。
◎1号機:加圧水型原子炉、30万キロワット。
2号機:330メガワット。
◎1992(平成 4)中国の支援で建設開始。
2000. 9.(平成12)商業運転開始。
2005. 4. 8(平成17)2号機の建設開始。
ちゃすてぃてぃー
【チャスティティー】
◇[英]chastity
○(1)貞操・純潔。
参照⇒ちゃすてぃてぃーべると(チャスティティー・ベルト)
○(2)(思想・性格・感情などの)高潔・純真・清純。
○(3)(文体・趣味などの)簡素・簡潔。
ちゃすてぃてぃーべると
【チャスティティー・ベルト】
◇[英]chastity velt
○貞操帯。
ちゃすとぅーすか
【チャストゥースカ】
◇[露]chastushka/chastooshka
○[楽]ロシア伝統の民族歌謡(folk verse)。
◎ロシア文字では"частушка"。
ちゃすなっぷ
【チャスナップ】
【CHASNUPP】
◇[英]Chashma Nuclear Power Plant/Chasma Nuclear Power
Plant
○[原]⇒ちゃしまげんぱつ(チャシマ原発)
ちゃすなっぷげんしりょくはつでんしょ
【チャスナップ原子力発電所】
◇CHASNUPP/Chashma Nuclear Power Plant
○[原]⇒ちゃしゅまげんしりょくはつでんしょ(チャシュマ原
子力発電所)
ちゃずぶる
【チャズブル】
◇[英]chasuble、[伊]casula
○[宗]⇒かずら(カズラ)
ちゃせい
【茶精】
○[化]⇒かふぇいん(カフェイン)
ちゃせん
【茶筅】
【茶筌】
○(1)抹茶を点(タ)てるときに、茶をかきまわして泡を立てたり
練ったりする、竹製の具。
参照⇒まっちゃ(抹茶)
◎奈良県生駒市の高山地区で国内生産の約9割を占める。
○(2)[歴]江戸時代、(1)を製造し売り歩いた者。賎民として扱
われ、竹細工のかたわら、農業・漁業にも従事した。
「鉢屋(ハチヤ)」,「ささら(簓)」とも呼ぶ。
参考⇒えた(穢多)
○(3)茶筅髪(チャセンガミ)の略称。
⇒ちゃせんがみ(茶筅髪)
ちゃせんがみ
【茶筅髪】
○(1)男子の髪の結(ユ)い方の一つ。
髪を頭頂で束ね、根元から組緒(クミオ)で巻き上げ、刷毛先(ハケ
サキ)を茶筅状に散らしたもの。
室町末ころに始まる。
江戸時代、武士や医師などが結った。医師は組緒の部分を短
めにする。
○(2)女子の髪の結い方の一つ。
切髪(キリカミ)の一種で、刷毛先を後頭部から頭頂部に向け、茶
筅状に散らしたもの。
江戸時代、京坂地方の未亡人が結った。
◎切髪は刷毛先を後ろへ垂(タ)らす。
★ちゃだーえふ
【チャダーエフ】
◇Pyotr Yakovlevich Chaadaev(ビョートル・ヤコブレビッチ
・チャダーエフ)
○[人]ロシアの思想家(1794〜1856)。
著書は『哲学書簡』など。
「チャーダーエフ」とも呼ぶ。
ちゃーだーえふ
【チャーダーエフ】
◇Pyotr Yakovlevich Chaadaev
○[人]⇒ちゃだーえふ(チャダーエフ)
ちゃたがむ
【チャタガム】
◇Chattagam
○⇒ちったごん(チッタゴン)(2)
ちゃたがむしゅう《ちやちがむしう》
【チャタガム州】
◇[英]Chattagam Division
○⇒ちったごんしゅう(チッタゴン州)
ちゃたく
【チャタク】
◇Chhatak
○バングラデシュ北東部、シレット県(Sylhet District)北部
の町。
ちゃだし
【茶出し】
【茶出】
○⇒きゅうす(急須)
ちゃたぬーが
【チャタヌーガ】
◇Chattanooga
○アメリカ合衆国南東部、テネシー州(Tennessee State)南東
部のハミルトン郡(Hamilton County)南西部にある郡都。
ちゃたむぐん
【チャタム郡】
◇[英]Chatham County
○アメリカ合衆国南東部、ジョージア州(Georgia State)南東
部の郡。北東部をサウスカロライナ州に隣接し、南東部を大西
洋に面する。
郡都はサバンナ(Savannah)。
〈人口〉
1980(昭和55)19万7,388人。
1990(平成 2)21万6,935人。
2000(平成12)23万2,048人。
ちゃたりんぐ
【チャタリング】
◇[英]chattering
○[電]スイッチ機構やリレー機構などでON/OFFが切り替っ
た瞬間に、接点の金属板が細かく振動して極く短い間にON/
OFFを繰り返してしまう現象。
誤作動の原因となる。
接点に微量の水銀を使用して防止するが、時間の経過ととも
に水銀が蒸発し、古いものほど発生しやすくなる。
参照⇒りれー(リレー)
◎"chatter"は「おしゃべりする」,「機械がガタガタいう」の意味。
参照⇒[1]ちゃっと(チャット)
ちゃたるぷる
【チャタルプル】
◇Chhatarpur
○⇒ちゃったるぷる(チャッタルプル)
ちゃたるぷるけん
【チャタルプル県】
◇[英]Chhatarpur District
○⇒ちゃったるぷるけん(チャッタルプル県)
ちゃたんちょう《ちやたんちやう》
【北谷町】
◇[日]Chatan Cho
○沖縄県の沖縄本島中南部、中頭郡(ナカガミグン)の町。
◎1981(昭和56)キャンプ瑞慶覧(ズケラン)の一部、ハンビー飛行
場(68.0ヘクタール)が返還。
2003. 3.31(平成15)米軍キャンプ桑江(クワエ)(約99ヘクタール)
の一部、北側部分(約38ヘクタール)が返還された。
ちゃち
【ちゃち】
○[形動][俗](作りなどが)いかにも安っぽいようす。粗末(ソマツ)
で見劣りがするようす。
◎ちゃちなゲーム。
形容詞は「ちゃちい」。
ちゃちい
【ちゃちい】
○[形][俗](作りなどが)いかにも安っぽい。粗末(ソマツ)で見劣
りがする。
参照⇒ちゃらい(ちゃらい,チャラい)(1)
◎ちゃちいゲーム。
形容動詞は「ちゃち」。
★ちゃーちすと
【チャーチスト】
◇[英]Chartist
○[歴]イギリスのチャーチスト運動家。
「憲章党員」とも呼ぶ。
参照⇒ちゃーちすとうんどう(チャーチスト運動)
★ちゃーちすとうんどう
【チャーチスト運動】
◇[英]Chartism/Chartist Movement
○[歴]1838〜1848(天保 9〜嘉永元)イギリスで展開された労働
者階級の選挙権獲得運動。
1832(天保 3)選挙法改正で労働者には選挙権が与えられなかっ
た。
1839(天保10)集会(Convention)で人民憲章(People's Charter)
を作成して議会に請願したが、拒否されてストライキで対抗。
弾圧を受けて1848(嘉永元)以降は衰退した。
「チャーチズム」とも呼ぶ。
ちゃーちずむ
【チャーチズム】
◇[英]Chartism
○[歴]⇒ちゃーちすとうんどう(チャーチスト運動)
ちゃちゃだけ
【爺爺岳】
◇[日]Chacha Dake
○[地]⇒ちゃちゃぬぷり(チャチャヌプリ,爺爺岳)
ちゃちゃちゃ
【CHA−CHA−CHA】
○[楽]今野雄二作詞、F.レイターノ(F.Reitano)・B.レイタ
ーノ(B.Reitano)・F.バルドーニ(F.Baldoni)・B.ロシーニ
(B.Rosellini)作曲の歌謡曲。
歌は石井明美。
◎1986.10.(昭和61)レコード発売。
ちゃーちやーど
【チャーチヤード】
◇[英]churchyard
○(1)教会の境内(ケイダイ)。
○(2)教会付属の墓地。
参照⇒ぐれいぶやーど(グレイブヤード)
◎教会に付属しない共同墓地は「セメタリー(cemetery)」。
ちゃちゃぬぷり
【チャチャヌプリ】
【爺爺岳】
◇[日]Chacha Nupuri
○[地]南千島列島の最西端、国後島(クナシリトウ)北東部にある火山。
標高1,822メートル。
ちゃちゃぽやす
【チャチャポヤス】
◇Chachapoyas
○ペルー北部、アマソナス県(Departamento del Amazonas)の
県都。アンデス山脈中、標高約2,300メートルの山岳都市。
南緯6.23°、西経77.87°の地。
〈人口〉
1981(昭和56)1万1,900人。
1990(平成 2)1万4,000人。
1993(平成 5)1万5,800人。
2003(平成15)1万9,600人。
ちゃちゅんさお
【チャチュンサオ】
◇Chachoengsao
○(1)(Changwat Chachoengsao)⇒ちゃちゅんさおけん(チャチュ
ンサオ県)
○(2)(Amphoe Mueang Chachoengsao)タイ王国中央部、チャチュ
ンサオ県西部にある県都。
「チャチューンサオ」とも呼ぶ。
ちゃちゅーんさお
【チャチューンサオ】
◇Chachoengsao
○⇒ちゃちゅんさお(チャチュンサオ)
ちゃちゅんさおけん
【チャチュンサオ県】
◇[タイ語]Changwat Chachoengsao、[英]Chachoengsao Prov-
ince
○タイ王国中央部の県。南部をチョンブリ県(Changwat Chon
Buri)、南西部をサムットプラカン県(Changwat Samut Prakan)
に接し、南西端をタイランド湾(Gulf of Thailand)に面する。
県都はチャチュンサオ。
「チャチューンサオ県」とも呼ぶ。
〈11郡〉
チャチュンサオ市郡(Amphoe Mueang Chachoengsao)。
バンポー郡(Amphoe Ban Pho)。
バンクラー郡(Amphoe Bang Khla)。
バンナムプリアオ郡(Amphoe Bang Nam Priao)。
バンパコン郡(Amphoe Bang Pakong)。
パノムサラカム郡(Amphoe Phanom Sarakham)。
プレンヤオ郡(Amphoe Plaeng Yao)。
ラチャサーン郡(Amphoe Ratchasan)。
サナムチャイケート郡(Amphoe Sanam Chai Khet)。
タタキアップ郡(Amphoe Tha Takiap)。
クロンクルアン副郡(King Amphoe Khlong Khuean)。
ちゃちゅーんさおけん
【チャチューンサオ県】
◇[タイ語]Changwat Chachoengsao、[英]Chachoengsao Prov-
ince
○⇒ちゃちゅんさおけん(チャチュンサオ県)
[1]ちゃーちる
【チャーチル】
◇John Churchill(ジョン・チャーチル)
○[人]⇒まるぼろこう(マルボロ公)
★[2]ちゃーちる
【チャーチル】
◇Sir Winston Spencer Churchill(ウィンストン・チャーチル)
○[人]イギリスの政治家(1874〜1965)。
1953(昭和28)ノーベル文学賞、受賞。
◎身長166センチメートル。
ちゃーちるはくぶつかん《ちやーちるはくぶつくわん》
【チャーチル博物館】
◇[英]the Churchill Museum
○イギリスの首都ロンドンの官庁街にある、チャーチル元首相
の愛用品や関連資料を集めた博物館。
◎2005. 2.11(平成17)官庁街の地下にあった戦時内閣執務室
(the Cabinet War Rooms)を増改築して開館。
[1]ちゃっく
【チャック】
◇[英]chuck
○(1)[機]ドリルで、刃を締め付けて固定する部分。
○(2)[機]旋盤(センバン)で、加工物または工具を締め付けて固定
させる回転万力。
[2]ちゃっく
【チャック】
◇[英]Chuck
○[人](英語圏の)男性名。
◎「人(man)」の意味。
[3]ちゃっく
【チャック】
○[服]⇒ふぁすなー(ファスナー)(3)
ちゃっけん《ちやくけん》
【着剣】
○[軍]小銃の先に銃剣を装着すること。
参照⇒じゅうけん(銃剣)(2)
ちゃっこ《ちやくこ》
【着袴】
○(1)袴を着けること・袴を履(ハ)くこと。
○(2)⇒はかまぎ(袴着)
ちゃっこのぎ《ちやくこのぎ》
【着袴の儀】
○⇒はかまぎ(袴着)
ちゃったるぷる
【チャッタルプル】
◇Chhatarpur
○(1)(Chhatarpur District)⇒ちゃったるぷるけん(チャッタ
ルプル県)
○(2)インド中央部、マディヤ・プラデシュ州(Madhya Pradesh
State)北部のチャッタルプル県中央部にある県都。
「チャタルプル」とも呼ぶ。
ちゃったるぷるけん
【チャッタルプル県】
◇[英]Chhatarpur District
○インド中央部、マディヤ・プラデシュ州(Madhya Pradesh
State)北部の県。
県都はチャッタルプル。
「チャタルプル県」とも呼ぶ。
参照⇒かじゅらほ(カジュラホ)
ちゃづつ
【茶筒】
◇[英]tea caddy
○茶の葉を入れておく、円筒形の木製の筒または金属製の缶な
どの入れ物。
下の筒に茶を入れ、円盤状の中蓋(ナカブタ)をして、さらにそ
の上に筒状の上蓋(ウワブタ)をかぶせるタイプが多い。
飲むために、茶壷から小分けして、または購入した茶袋から
入れ替えて使用する。
筒から急須(キュウス)に茶を移すときは茶匙(チャサジ)を使う。匙
がなければ、急須に茶を入れすぎないように一旦(イッタン)、上蓋
に適量を入れてから移す。
ちゃってぃすがるしゅう《ちやつちすがるしう》
【チャッティスガル州】
◇[英]Chhattisgarh State
○⇒ちゃってぃーすがるしゅう(チャッティースガル州)
ちゃってぃーすがるしゅう《ちやつちーすがるしう》
【チャッティースガル州】
◇[英]Chhattisgarh State
○インド中東部の州。東部をオリッサ州(Orissa State)、南部
をアンドラ・プラデシュ州(Andhra Pradesh State)、北西部を
マッディヤ・プラデシュ州(Madhya Pradesh State)に接する。
州都はライプル(Raipur)。
「チャッティスガル州」,「チャティスガル州」とも呼ぶ。
〈面積〉
13万5,194平方キロメートル。
〈人口〉
2001(平成13)2,079万5,956人(3月1日現在)。
〈16県〉
コーリヤ県(Koriya District)。
サルグジャ県(Surguja District)。
ジャシュプル県(Jashpur District)。
ビラースプル県(Bilaspur District)。
コールバ県(Korba District)。
ラーイガル県(Raigarh District)。
カワルダ県(Kawardha District)。
ジャーンジギールチャーンパ県(Janjgir-Champa District)。
ラージナーンドガーオン県(Rajnandgaon District)。
ドゥルグ県(Durg District)。
ライプル県(Raipur District)。
マハーサムンド県(Mahasamund District)。
ダムタリ県(Dhamtari District)。
カーンケール県(Kanker District)。
バスタル県(Bastar District)。
ダンテワダ県(Dantewada District)。
◎2000.11. 1(平成12)マッディヤ・プラデシュ州から分離独立。
[1]ちゃっと
【チャット】
◇[英]chat
○(1)雑談・おしゃべり。
◎"chatter(おしゃべりする)"からの派生語。
○(2)[通][計]ネットワーク上で複数の人が文字を通じて会話
を行うこと。また、そのシステム。
メールと異なり即時性があって、書き込みに対しすぐに返答
がある。
参照⇒ふれーみんぐ(フレーミング)
◎チャット・ルーム
[2]ちゃっと
【チャット】
◇kyat
○[経]ミャンマー・旧ビルマの通貨単位。
1チャット=100ピア(pya)。
「キャット」とも呼ぶ。
◎1952(昭和27)ルピーに代わって制定。
ちゃつね
【チャツネ】
◇[ヒンディー語]catni、[英]chutney
○[食]インド料理で用いるジャムに似た甘酸っぱい調味料。
マンゴー・レーズンなどの果物に、酢・砂糖・香辛料などを
加え、煮つめたもの。
◎カレー料理の隠し味に使われる。
ちゃっぷす
【チャップス】
◇[英]chaps
○[服]⇒ちゃぷす(チャプス)
ちゃっぷりん
【チャップリン】
◇Charles Spencer Chaplin
○[人]⇒ちゃぷりん(チャプリン)
ちゃつみ
【茶摘】
○[楽]作詞者・作曲者不詳の文部省唱歌。
「夏も近づく八十八夜/野にも山にも若葉が茂る」と歌われて
いる。
参照⇒はちじゅうはちや(八十八夜),しんちゃ(新茶)(1)
◎1912(明治45)『尋常小学唱歌』(第三学年用)に収録。
ちゃつみ
【茶摘み】
【茶摘】
○[農]晩春から初夏、茶の木の若芽(ワカメ)を摘(ツ)みとること。
また、その摘みとる人。
◎唱歌『茶摘』では「夏も近づく八十八夜(ハチジョウハチヤ)/野にも
山にも若葉が茂る」と歌われている。
◎春の季語。
ちゃてぃすがるしゅう《ちやちすがるしう》
【チャティスガル州】
◇[英]Chhattisgarh State
○⇒ちゃってぃーすがるしゅう(チャッティースガル州)
ちゃでも
【チャデモ】
【CHAdeMO】
◇[英]Charge de Move
○[交]電気自動車(EV)用急速充電器の、日本の統一規格。ま
た、その登録商標。
充電用プラグの形状や、充電器とEV間の充電状態などの情
報の通信方法などの規格を統一するもの。
◎2010. 3.(平成22)チャデモ協議会を設立。
2010.12.(平成22)アメリカ合衆国政府、EV走行実験にチャ
デモ方式を採用。
◎「お茶でもいかがですか」の意味も込めたという。
また「de」は「電気」の「で」をも含んでいるという。
しかし、「de」には「除去・分離・悪化」などの意味もあるが、
フランス語などであれば「……の」の意味を持つ。
[1]ちゃーと
【チャート】
◇[英]chart
○(1)図表・グラフ。
参照⇒ふろーちゃーと(フローチャート)
○(2)罫線表。
○(3)[海]海図・水路図。地図・マップ(map)。
○(4)[気]天気図(weather chart)。
○(5)[放]ヒット曲の人気番付・ヒットチャート(hit chart)。
○(6)[経]株価変動の記録グラフ。
★[2]ちゃーと
【チャート】
◇[英]chert
○[鉱]緻密(チミツ)で硬い珪質堆積岩の一種。
古くは火打石として用いられた。
「角岩(カクガン)」,「燧岩(スイガン)」とも呼ぶ。
参照⇒たこないと(タコナイト),ひうちいし(火打石,火打ち
石,燧石)
ちゃど
【チャド】
◇[フ]Tchad、[英]Chad
○(1)[地]⇒ちゃどこ(チャド湖)
○(2)⇒ちゃどきょうわこく(チャド共和国)
ちゃーど
【チャード】
◇[英]chard
○[植](英語で)フダンソウ(不断草)。
⇒ふだんそう(フダンソウ,不断草,恭菜)
ちゃとう《ちやたう》
【茶鐺】
○(1)茶釜。
⇒ちゃがま(茶釜)
○(2)鑵子。
⇒かんす(鑵子)
ちゃどきょうわこく
【チャド共和国】
◇[フ]Tchad、[英]Chad
○アフリカ中北部、サハラ砂漠の南に接する共和国。
首都はウンジャメナ(N'Djamena)。
〈面積〉
128万4,000平方キロメートル。
〈人口〉
1977(昭和52)420万人。
1988(昭和63)540万人。
1995(平成 7)558万7,000人(推計)。
〈歴代大統領〉
デビ(Idriss Deby)。
◎州:[フ]Region du(de) *、[英]* Region。
◎1960. 8.11(昭和35)フランス共同体の一国として独立。
ちゃどこ
【チャド湖】
◇[英]Lake Chad
○[地]アフリカ中央部、チャド・カメルーン・ナイジェリア・
ニジェールの4ヶ国の境にある塩湖。
内陸の乾燥地で湖面の季節変動が激しく、面積は高水時で約
2万5,760平方キロメートル。
ちゃとむ
【チャトム】
◇Chatom
○アメリカ合衆国南東部、アラバマ州(Alabama State)南西部
のワシントン郡(Washington County)中央部にある郡都。
ちゃどる
【チャドル】
◇[ペルシア語]chador、[英]chador/chadar
○[服]インドやイランなどのイスラム教徒の女性が身体を覆(オ
オ)う黒く四角な布。
宗教的理由で顔と手先以外の部分を外に露出することが禁止
されているので、頭から手首・足首までをすっぽりと包み、目
の部分だけをあけた伝統的な民族衣装。
「チャドール」とも呼ぶ。
参照⇒ぶるか(ブルカ),へじゃぶ(ヘジャブ),じるばぶ(ジル
バブ),やしゅまく(ヤシュマク)
ちゃどーる
【チャドール】
◇[ペルシア語]chador、[英]chador/chadar
○[服]⇒ちゃどる(チャドル)
ちゃなかれ
【チャナカレ】
◇Canakkale
○(1)[地](Canakkale Bogazi)⇒だーだねるすかいきょう(ダー
ダネルス海峡)
○(2)⇒ちゃなっかれ(チャナッカレ)
ちゃなかれかいきょう《ちやなかれかいけふ》
【チャナカレ海峡】
◇[トルコ語]Canakkale Bogazi、[英]the Dardanelles
○[地]⇒だーだねるすかいきょう(ダーダネルス海峡)
ちゃなっかれ
【チャナッカレ】
◇[トルコ語]Chanakkale(陶器の城)
○(1)(Chanakkale Ili)⇒ちゃなっかれけん(チャナッカレ県)
○(2)トルコ北西部、チャナッカレ県西部のチャナカレ海峡(ダ
ーダネルス海峡)に面する県都。
「チャナカレ」とも呼ぶ。
〈人口〉
2000(平成12)7万5,810人。
ちゃなっかれけん
【チャナッカレ県】
◇[トルコ語]Chanakkale Ili、[英]the province of Chanakka-
le
○トルコ北西部の県。ダーダネルス海峡(the Dardanelles)対
岸のガリポリ半島(Gallipoli Peninsula)を含む。北部をマル
マラ海(Sea of Marmara)、西部をエーゲ海に面する。
県都はチャナッカレ。
西部にトロイア遺跡([英]Trojan Site)がある。
「チャナカレ県」とも呼ぶ。
〈面積〉
9,737平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)43万2,263人。
2000(平成12)46万4,975人。
★ちゃねず
【茶鼠】
○[色]
「鼠茶(ネズミチャ,ネズチャ)」とも呼ぶ。
◎C=10,M=20,Y=20,B=50。
ちゃねりんぐ
【チャネリング】
◇[英]channeling
○日常的ではない異次元の世界と交信すること。
神・悪魔・妖精・精霊・死者・宇宙人などと間で、意識・視
覚・聴覚などを媒介にして、思考や感情などを伝達しあうこと。
ちゃねる
【チャネル】
◇[英]channel
○(1)⇒ちゃんねる(チャンネル)
○(2)(Channel Islands)⇒ちゃねるしょとう(チャネル諸島)
ちゃねるしょとう《ちやねるしよたう》
【チャネル諸島】
◇[英]the Channel Islands
○(1)[地]イギリス海峡(English Channel)南西部、フランスの
ノルマンディー半島西海岸沖にある群島。イギリス領。
ジャージー島(Jersey Island)・ガーンジー島(Guernsey Is-
land)などから成る。
中心都市はジャージー島のサンテリエ(Saint Helier)。
「チャンネル諸島」とも呼ぶ。
〈面積〉
194平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)15万1,000人(推計)。
◎第二次世界大戦中の1940(昭和15)、ドイツ軍に占領された。
○(2)[地]サンタバーバラ諸島(Santa Barbara Islands)の別称。
⇒さんたばーばらしょとう(サンタバーバラ諸島)
◎毛糸編みのジャージー(jersey)とガーンジー(guernsey)の発
祥地。
参照⇒じゃーじー(ジャージー)(3),がーんじー(ガーンジー)
(3)
ちゃのき
【チャノキ】
【茶の木】
○[植]⇒ちゃ(チャ,茶)
ちゃのじっとく
【茶の十徳】
○[食]茶の服用で得られるという十の徳目。
徳目には諸説ある。
◎栂尾山高山寺の明恵(ミョウエ)上人(1173〜1232)が自筆して芦屋
釜に鋳込ませた徳目。
< 1>散鬱気。
< 2>覚睡気。
< 3>養生気。
< 4>除病気。
< 5>制礼。
< 6>表敬。
< 7>賞味。
< 8>修身。
< 9>雅心。
<10>行道。
◎< 1>諸天加護。
< 2>無病息災。
< 3>父母孝養。
< 4>朋友和合。
< 5>悪魔降伏、
< 6>正心修身。
< 7>睡眠自除。
< 8>煩悩消滅。
< 9>五臓調和。
<10>臨終不乱。
◎< 1>諸仏加護。
< 2>五臓調和。
< 3>孝養父母。
< 4>煩悩消滅。
< 5>寿命長遠。
< 6>睡眠自除。
< 7>天心隋心。
< 8>諸天加護。
< 9>延命息災。
<10>臨終不乱。
ちゃのほん
【茶の本】
◇[英]The Book of Tea
○岡倉天心(1862〜1913)の英文評論。
茶の起源・茶道の歴史をたどりながら、老荘思想・禅などを
紹介し、西洋人に東洋精神を解説する啓蒙の書。
参照⇒[2]ぶしどう(武士道),きくとかたな(菊と刀)
◎1906(明治39)アメリカで出版。
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