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百 科 辞 書 《あた》 編集:獨 澄旻
-------- あた --------------------------------------------------
あだ
【婀娜】
○(1)(女性が)美しくたおやかなさま。
◎婀娜な姿
○(2)(女性が)色っぽくなまめかしいさま。
◎婀娜っぽい:⇒あだっぽい(婀娜っぽい)
○(3)(物事が)洗練されて粋なさま。
[1]あだー
【アダー】
◇[英]adder
○(1)[爬](ヨーロッパ・アジア・アフリカ産の)有鱗目(Squa-
mata)クサリヘビ科(Viperidae)の爬虫類。
有毒で、マムシに似る。
ヨーロッパクサリヘビ・パフアダー(puff adder)など。
参照⇒ぱふあだー(パフアダー)
○(2)[爬](北アメリカ産の)ハナダカヘビ。無毒。
[2]あだー
【アダー】
◇[英]adder
○(1)加算のための計算器。
「加算器」とも呼ぶ。
○(2)[計]1ビットの加算を行う回路。
桁上がり(carry)を含む「フル・アダー(full adder)(全加算
器)」と、桁上がりのない「ハーフ・アダー(half adder)(半加算
器)」がある。
「加算器」とも呼ぶ。
参照⇒ふるあだー(フル・アダー)
[3]あだー
【アダー】
◇[英]adder
○[軍]ロシアの中距離空対空ミサイルR−77のNATOコー
ド・通称。
あたい
【私】
○(1)[古]江戸時代、主に江戸の職人が用いた一人称。
○(2)[古]主に東京の下町や花柳界などの婦女子が用いた一人
称。
◎おきゃんな娘が職人の気っ風(キップ)をまねて用い出し、広まっ
たもの。昭和期まで用いられていた。
○(3)[古]主に東京の下町を中心に女の小児が用いた一人称。
◎「あたし」の転化。
あだうち
【仇討】
◇[英]revenge(リベンジ)
○(1)[歴]主君・父・近親者などを殺害した者を、報復に討ち
殺すこと。
「敵討(カタキウ)ち」,「意趣(イシュ)討ち」とも呼ぶ。
参照⇒えどのかたきをながさきでうつ(江戸の敵を長崎で討
つ),いちふじにたかさんなすび(一富士二鷹三茄子)
◎1703. 1.30(元禄15.12.14)深夜、赤穂浪士(アコウ・ロウシ)が吉良
邸(キラ・テイ)に討ち入り。
1873. 2.(明治 6)厳禁。
参照⇒あこうぎし(赤穂義士)
○(2)(転じて)一般に、仕返し。
参照⇒りべんじ(リベンジ),ぐらっじ(グラッジ)
○(3)(転じて)前の試合に負けた恥辱(チジョク)を、勝ってすすぐ
こと。雪辱(セツジョク)の機会。リベンジ。
あたかのせき
【安宅の関】
【安宅関】
◇[日]Ataka no Seki
○[歴]石川県小松市安宅にあった関所。
謡曲『安宅』・歌舞伎『勧進帳』で有名。
参照⇒かんじんちょう(勧進帳)(2)
あたかま
【アタカマ】
◇Atacama
○(1)[地](Desierto de Atacama)⇒あたかまさばく(アタカマ
砂漠)
○(2)(Region de Atacama)⇒あたかましゅう(アタカマ州)
あたかまかいこう
【アタカマ海溝】
◇[英]Atacama Trench
○[地]⇒ぺるーちりかいこう(ペルー・チリ海溝)
あたかまさばく
【アタカマ砂漠】
◇[西]Desierto de Atacama、[英]Atacama Desert
○[地]南アメリカ大陸南西部のアンデス山脈の西側、チリ北部
の太平洋岸を南北にひろがる砂漠。
チリ硝石(ショウセキ)・銅・銀などの産地。
参照⇒こぴあぽ(コピアポ)(1)
〈面積〉
約17.9万平方キロメートル。
あたかましゅう《あたかましう》
【アタカマ州】
◇[西]Region de Atacama
○南アメリカ南西岸、チリ共和国北部の州。北部をアントファ
ガスタ州(Region de Antofagasta)に接し、東部をアルゼンチ
ンに隣接し、西部を太平洋に面する。
州都はコピアポ(Copiapo)。
〈面積〉
7万5,176.2平方キロメートル。
〈人口〉
1992(平成 4)23万0,873人。
2002(平成14)25万4,336人。
〈3県〉
チャナラル県(Provincia Chanaral)。
コピアポ県(Provincia Copiapo)。
ウアスコ県(Provincia Huasco)。
★あたかも
【恰も】
○
あたがわおんせん《あたがはをんせん》
【熱川温泉】
◇[日]Atagawa onsen
○静岡県伊豆半島東岸、賀茂郡(カモグン)東伊豆町(ヒガシイズチョウ)
にある温泉。
泉質は食塩泉・芒硝泉(ボウショウセン)。
熱川バナナワニ園がある。
あたく
【アタク】
◇'Ataq
○⇒あったく(アッタク)
あたくしあ
【アタクシア】
◇[英]ataxia
○[病]運動失調・運動失調症。
◎「非(a-)運動([希]taxis)」から。
◎エイプラクシア(apraxia):行動不能・行動不能症。
あたけ
【安宅】
○[歴][海]安宅船の略称。
⇒あたけぶね(安宅船)
あたけぶね
【安宅船】
【阿武船】
○[歴][海]室町末期から近世初期に使用された大型軍船の総称。
数十挺(チヨウ)から百挺以上の艪(ロ)を備え、五百石積み以上で
二千石積みくらいもあった。大砲も装備する。
単に「安宅」とも呼ぶ。
◎瀬戸内、紀州、伊勢方面の西国大名の水軍の主力を形成して
いたため、大坂城攻め前の1609(慶長14)大船建造禁止令が出さ
れた。
◎安宅丸は1635(寛永12)建造。「天下丸」とも呼ぶ。
◎「敵を恐れず荒れ猛(タケ)る船」の意味。
あたご
【あたご】
○[軍]海上自衛隊のイージス艦。
7,700トン。
◎2005. 8.24(平成17)三菱重工業長崎造船所で進水。
2008. 2.19(平成20)野島崎沖で漁船清徳丸(7.3トン)と衝突し、
漁船乗組員2名が行方不明。
◎潜水艦衝突事故:参照⇒なだしお(なだしお)
あたご
【愛宕】
◇[日]Atago
○(1)[地]⇒あたごやま(愛宕山)(1)
○(2)[交]⇒あたごえき(愛宕駅)
○(3)[歴][軍]旧日本海軍の高雄型重巡洋艦。
◎1932. 3.30(昭和 7)竣工。
1944.10.23(昭和19)アメリカ海軍潜水艦の魚雷を受け、転覆
した沈没。
◎愛宕郡:⇒おたぎぐん(愛宕郡)
あたごえき
【愛宕駅】
○[交]千葉県野田市にある、東武野田線の駅。
清水公園駅と野田市(ノダシ)駅の間。
あたごごんげん
【愛宕権現】
○(1)[仏]⇒あたごだいごんげん(愛宕大権現)
○(2)⇒あたごじんじゃ(愛宕神社)
あたごさん
【愛宕山】
◇[日]Atago San
○[地]⇒あたごやま(愛宕山)(1)
あたごじんじゃ
【愛宕神社】
○(1)京都府の愛宕山にある神社。元府社。全国の愛宕社の総
本社。
祭神は本宮に稚産日神(ワクムスビノカミ)・埴山姫命(ハニヤマヒメノミコト)
・伊邪那岐命(イザナギノミコト)ほかを、若宮に雷神・迦具土神(カグ
ツチノカミ)を祀(マツ)る。
「愛宕権現」とも呼ぶ。
参照⇒あたごやま(愛宕山)(1),あたごび(愛宕火),はくうん
じ(白雲寺)
◎京都の裏鬼門(西北)にあたるため、平安京の王城鎮護の聖地
とされ、中世以降修験者の行場ともなった。
民間には火伏(ヒブセ)の神として広く各地の信仰を集める。
参照⇒ひえいざん(比叡山)(1)
◎俗説では迦具土神が生れた時に母神伊弉冉尊(イザナミノミコト)を
焼死させたため「仇子(あだこ)」とされる。
○(2)東京都港区の愛宕山にある神社。
祭神は火産霊神(ホムスビノカミ)・日本武尊ほか。
参照⇒あたごやま(愛宕山)(2)
◎1603(慶長 8)幕府の命令で建立。
○(3)秋田県湯沢市の愛宕山にある神社。元県社。
祭神は火産霊神。
○(4)山形県天童市城山にある神社。元県社。
祭神は火産霊神。
○(5)宮崎県宮崎市にある神社。元県社。
祭神は火之伽具土神(ホノカグツチノカミ)。
あたごだいごんげん
【愛宕大権現】
○[仏]火神の迦具土神(カグツチノカミ)の本地仏である勝軍(ショウグン)
地蔵の別称。
「愛宕権現」とも呼ぶ。
参照⇒あたごじんじゃ(愛宕神社)(1),しょうぐんじぞう(勝
軍地蔵)
あたごはくさん
【愛宕白山】
◇[日]Atago Hakusan
○京都の愛宕権現と加賀の白山権現の二神の名に呼びかけて、
決意のかたいことを表明する誓いのことば。
「あたごびゃくさん(愛宕白山)」とも呼ぶ。
あたごび
【愛宕火】
○近畿・山陰地方を中心に各地の愛宕神社で行なわれる火祭。
また、その火。
もとは陰暦六月二十四日(6月24日)であったが、現在は各
地の分社によってその日を異にし、多くは7月24日。総本社の
京都愛宕神社は7月31日。
あたごびゃくさん
【愛宕白山】
◇[日]Atago Byakusan
○⇒あたごはくさん(愛宕白山)
あたごやま
【愛宕山】
◇[日]Atago Yama
○(1)[地]京都府京都市北西端、上嵯峨の北部にある山。標高
924メートル。
山頂に愛宕神社がある。
山城と丹波の国境にあり、比叡山と東西に対峙している。
「あたごさん(愛宕山)」とも呼ぶ。
参照⇒あたごじんじゃ(愛宕神社)(1)
○(2)[地]東京都港区芝愛宕公園内の小丘。標高26メートル。
山上に愛宕神社と放送博物館がある。
また、トンネルが掘られている。
参照⇒あたごじんじゃ(愛宕神社)(2)
◎上野の山の寛永寺を東叡山と呼んで比叡山に見立て、愛宕山
と対峙させ、京都になぞらえている。
◎江戸時代は月の名所として知られていた。
◎男坂の石段(86段)は、講談などで曲垣(マガキ)平九郎が馬で登っ
たという話で知られる。
◎放送博物館は、1925(大正14)日本最初にラジオ放送所が設置
された元の東京中央放送局。
○(3)[地]千葉県南部、鴨川市と安房郡(アワグン)丸山町(マルヤママチ)
の境にある山。標高408メートルで、千葉県の最高峰。
東麓に嶺岡牧場がある。
嶺岡山系県立自然公園に含まれる。
参照⇒みねおかぼくじょう(嶺岡牧場)
あだざくら
【徒桜】
○散りやすく、はかないサクラの花。
◎明日ありと思ふ心の仇桜:⇒あすありとおもうこころのあだ
ざくら(明日ありと思ふ心の仇桜)
あださん
【安達三】
○[俗]浄瑠璃・歌舞伎『奥州安達原』の三段目切「袖萩祭文(ソデ
ハギサイモン)」の略称。
⇒おうしゅうあだちがはら(奥州安達原)
あだじぇっと
【アダジェット】
◇[伊]adagietto
○[楽]⇒あだーじぇっと(アダージェット)
あだーじぇっと
【アダージェット】
◇[伊]adagietto
○[楽]音楽の速度標語の一つ。アダージョ(adagio)(ゆるやか
に)よりやや速い速度。
「アダジェット」とも呼ぶ。
あだしけむり
【徒し煙】
○(1)むなしく消える煙。はかない煙。
○(2)(特に)火葬場の煙。
あだしの
【化野】
◇[日]Adashino
○(1)[歴]山城国葛野郡(カドノグン)嵯峨(サガ)、現在の京都府京
都市の嵯峨の北部、愛宕山(オタギヤマ)のふもとにあったという墓
地。古くは庶民の風葬(フウソウ)が行われた地。
明治時代、化野に散在していた無縁の石仏約8,000が念仏寺
の境内に集められて、毎年境内の「西院(サイ)の河原」で千灯供養
が営まれている。
「徒野」,「仇野」,「他野」,「阿太志野」とも書く。
◎江戸時代には火葬場のあった地の鳥部野とともに知られた。
はかないことの象徴として「あだし」にかけて用いられる。
参照⇒とりべの(鳥辺野,鳥部野)
◎現在、京都府右京区(ウキョウク)嵯峨鳥居本化野町(サガトリイモトアダシ
ノチョウ)に名前が残っている。
○(2)(転じて)火葬場・墓場。
「徒野」,「仇野」,「他野」,「阿太志野」とも書く。
あだしの
【徒野】
【仇野】
【他野】
【阿太志野】
◇[日]Adashino
○⇒あだしの(化野)
あたす
【アタス】
◇Atasu
○カザフスタン共和国中央部、カラガンダ州(Karaganda Oblysy)
北東部の町。
◎2004. 9.28(平成16)中国内陸部の新疆ウイグル自治区独山子
と結ぶ石油パイプラインの起工式を行う。
あたたらやま
【阿多多羅山】
◇[日]Atatara Yama
○[地]⇒あだたらやま(安達太良山,安達太郎山)
あだたらやま
【安達太良山】
【安達太郎山】
◇[日]Adatara Yama
○[地]福島県北部にある那須火山帯に属する円錐状の火山。標
高1,710メートル。
噴火口は沼ノ平。土湯峠で吾妻連峰と接している。
山頂がツンと盛り上がっていることから「乳首山(チクビヤマ)」と
も呼ぶ。
◎1900.12. 7(明治33)大噴火で死者72名・傷者10名を出し、鉱
山・山林・耕地も被害。
◎高村光太郎の詩集『智恵子抄』の一節「あれが阿多多羅山(アタ
タラヤマ)、あの光るのが阿武隈川(アブクマガワ)」で知られる。
あだち
【安達】
◇[日]Adachi
○(1)⇒あだちぐん(安達郡)
○(2)[交]⇒あだちえき(安達駅)
○(3)[古]⇒あだちまち(安達町)
あだちえき
【安達駅】
○[交]福島県県二本松市油井(ユイ)にある、JR東北本線の駅。
二本松(ニホンマツ)駅と松川(マツカワ)駅(福島市)の間。
◎旧住所は安達郡(アダチグン)安達町(アダチマチ)油井。
あだちがはら
【安達ヶ原】
【安達が原】
【安達原】
◇[日]Adachi ga Hara
○(1)奥州岩代(イワシロ)国、現在の安達太良山(アダタラヤマ)東麓の原
野。また阿武隈川(アブクマガワ)の東岸、二本松市の東部ともいう。
鬼女・鬼婆(オニババ)が住んだという黒塚(クロヅカ)の伝説で知
られる。
「あだちのはら(安達の原,安達原)」とも呼ぶ。
◎三十六歌仙の一人平兼盛(カネモリ)の歌にもある。
○(2)[楽][劇]謡曲(能の曲名)の一つ。切能物・五番目物。作者
不明。
山伏一行が安達ヶ原で女の家に一夜の宿を借り、禁じられた
寝室を覗いて、ここが黒塚でその女の正体が鬼女であることを
知って、逃げ出し追いかけてくる鬼女をついに祈り伏せるとい
うもの。
観世流以外では「黒塚」と呼ぶ。
○(3)[楽][劇]浄瑠璃・歌舞伎『奥州安達原』の略称。
⇒おうしゅうあだちがはら(奥州安達原)
あだちがはらどの
【安達原殿】
○(1)鬼婆(オニババ)の別称。
◎安達原に鬼婆が住んでいたという伝説から。
参照⇒あだちがはら(安達ヶ原,安達が原,安達原)
○(2)(転じて)嫁が姑(シュウトメ)を悪意で呼ぶ言葉。
あだちぎぬ
【安達絹】
○⇒かわまたぎぬ(川俣絹)
あだちく
【足立区】
◇[日]Adachi Ku
○(1)東京都北東部の区。二三区(ニジュウサンク)の一つ。北部を埼
玉県に隣接。
足立区の木は「さくら」。
〈面積〉
53.15平方キロメートル。
(*)境界未定がある。
〈人口〉
1995(平成 7)62万1,969人。
○(2)[歴]旧区名。東京市三五区の一つ。
参照⇒とうきょうしさんじゅうごく(東京市三五区,東京市三
十五区)
◎北足立郡は埼玉県。
あだちぐん
【安達郡】
◇[日]Adachi Gun
○福島県中東部の郡。
大玉村(オオタマムラ)のみ。
◎2005.12. 1(平成17)安達町(アダチマチ)・岩代町(イワシロマチ)・東和
町(トウワマチ)、二本松市に編入。
2007. 1. 1(平成19)本宮町(モトミヤマチ)と白沢村(シラサワムラ)が合併
して本宮市(モトミヤシ)を発足。
あだちのはら
【安達の原】
【安達原】
◇[日]Adachi no Hara
○⇒あだちがはら(安達ヶ原,安達が原,安達原)(1)
あだちまち
【安達町】
◇[日]Adachi Machi
○[古]福島県中東部、安達郡(アダチグン)の町。
◎もと由井村。
高村智恵子の生地。
◎2005.12. 1(平成17)二本松市に編入。
あたちゅるく
【アタチュルク】
◇Ataturk(トルコの父)
○[人]⇒けまるあたちゅるく(ケマル・アタチュルク)
あたっかー
【アタッカー】
◇[英]attacker
○(1)攻撃する人。
○(2)[運]主として攻撃を受持つ選手。
○(3)[運](日本で特に)バレーボールで、ボールの打ち込みを
する選手。
○(4)[軍]攻撃機。
参照⇒こうげきせんとうき(攻撃戦闘機)
あたっく
【アタック】
◇[英]attack、[フ]attaque(アタック)
○(1)(武力で)攻撃する・襲撃する。
○(2)(言葉・態度で)攻撃する・非難する。
○(3)(難事・仕事・課題などに)精力的に着手する。挑戦する
・いどむ・立ち向かう。
○(4)[運]運動競技で、相手の防御を攻撃する
○(5)[運](特に)登山で、難しい山岳に挑戦する。登頂をねら
う。
○(6)[楽]器楽・声楽などで、音の出し始め・歌い出し。
あだっくとう《あだつくたう》
【アダック島】
◇[英]Adak Island
○[地]太平洋北部、アリューシャン列島(Aleutian Islands)中
央部にあるアンドリアノフ諸島(Andreanof Islands)の島。
北緯51.80°、西経176.76°の地。
アメリカ領でアラスカ州(Alaska State)アリューシャン・ウ
エスト郡(Aleutians West Borough)に属する。
〈面積〉
725.4平方キロメートル。
あだっぽい
【婀娜っぽい】
○[形](女性が)なまめかしく色っぽいさま。
参照⇒あだ(婀娜)
あだな
【アダナ】
◇Adana
○(1)(Adana Ili)⇒あだなけん(アダナ県)
○(2)トルコ南部中央、アダナ県(Adana Ili)の県都。
北緯37.00°、東経35.32°の地。
〈人口〉
1965(昭和40) 29万人。
1975(昭和50) 47万人。
1990(平成 2) 91万6,200人。
1993(平成 5)101万0,363人。
2000(平成12)113万3,000人。
2002(平成14)119万2,000人。
あだなけん
【アダナ県】
◇[トルコ語]Adana Ili、[英]Adana province
○トルコ南部中央、地中海に面する県。北部をカイセリ県(Kay-
seri Ili)、北東部をカラマンマラシュ県(Kahramanmaras Ili)
に接する。
県都はアダナ。
旧称は「セイハン県(Seyhan Ili)」。
〈面積〉
1万2,788平方キロメートル。
〈人口〉
1990(平成 2)154万9,200人。
2000(平成12)185万4,300人。
2002(平成14)195万0,700人。
あたのーる
【アタノール】
◇[西]atanor
○中世の錬金術で使用された、さまざまな物質を熔解・変換す
る炉。
◎アラビア語の「管(al-tannur)」から。
あだぱざり
【アダパザリ】
◇Adapazari
○トルコ北西部、サカリヤ県(Sakarya Ili)の県都。
北緯40.79°、東経30.41°の地。
「アダパザル」とも呼ぶ。
〈人口〉
1975(昭和50)11万人。
1990(平成 2)17万1,200人。
2000(平成12)29万4,400人。
2002(平成14)30万9,700人。
あだぱざる
【アダパザル】
◇Adapazari
○⇒あだぱざり(アダパザリ)
あだばな
【あだ花】
【徒花】
○(1)[植]咲いても実を結ばない花。
「むだばな(無駄花,徒花)」とも呼ぶ。
○(2)(転じて)外見ははなやかでも実質を伴わないもののたと
え。
○(3)咲いてすぐ散る、はかない花。特に、サクラ(桜)の花。
○(4)(転じて)末とげられない恋などのたとえ。
○(5)季節はずれに咲く花・狂い咲き。
○(6)[古](遊郭などで)当座の祝儀(シュウギ)として渡される紙纏
頭(カミバナ)。
本来は、後日に現金を与える印(シルシ)であるが、そのつもり
のないもの。
あたはら
【疝】
○⇒せんき(疝気)
★あたぱるじゃいと
【アタパルジャイト】
◇[英]attapulgite
○[鉱]マグネシウム珪酸塩を主成分とする天然鉱物繊維。珪酸
アルミニウムや珪酸鉄を含む。
結晶は中空針状。耐熱性が高い。
あたびずむ
【アタビズム】
◇[英]atavism
○[生]⇒せんぞがえり(先祖返り)
★あだぷたー
【アダプター】
◇[英]adapter
○(1)機器類に取り付ける補助器具・接続器具。
○(2)[計]付加装置。
あだぷとげん
【アダプトゲン】
◇[英]adaptogen
○[薬]ストレスに対して、適応能力・抵抗力の機能改善する自
然物質。
ハーブ(薬草)・漢方薬や、それらの抽出成分に由来する医薬
品。
あたぼう
【あたぼう】
○[形動]「当たり前」を威勢良く言った言葉。まだるっこい説明
など全く必要が無いこと。
参照⇒あたりき(あたりき)
◎「当たり前」と「べらぼう」を合せて詰めた言い方。
あたまじらみ
【アタマジラミ】
【頭蝨】
○[虫]シラミ目(Anoplura)ヒトジラミ科(Pediculidae)の昆虫。
体長約2.5ミリメートル。人の頭部に寄生し、吸血・産卵す
る。伝染病の媒介をする。
衣服につくコロモジラミと同一種で、寄生部位によって変化
したもの。
◎第二次世界大戦後、有機塩素系殺虫剤のDDTでほぼ駆除。
海外旅行が一般化した1971(昭和46)以降に増加。
1981(昭和56)大日本除虫菊からシラミ駆除薬スミスリンが販
売されて減少。
1996(平成 8)フケ(雲脂)との勘違いなどによって再び増加。
あだまんと
【アダマント】
◇[英]adamant
○(1)[形](意思・態度が)固い、堅固な。断固とした、譲らな
い。
○(2)[形](物質が)非常に硬い。
○(3)[名]絶対に砕けることはない、伝説上の硬い石。
ダイヤモンドまたは天然磁石(lodestone)と考えられている。
参照⇒だいやもんど(ダイヤモンド,金剛石)
あたみ
【熱海】
◇[日]Atami
○(1)⇒あたみし(熱海市)
○(2)[交]⇒あたみえき(熱海駅)
あたみえき
【熱海駅】
○(1)[交]静岡県熱海市田原本町(タハラホンチョウ)にあるJR東海道
新幹線の駅。
小田原(オダワラ)駅(神奈川県小田原市)と三島(ミシマ)駅(三島市)
の間。
○(2)[交]JR東海道本線の駅。
湯河原(ユガワラ)駅(神奈川県湯河原町)と函南(カンナミ)駅(函南町)
の間。
○(3)[交]JR伊東線の駅。
来宮(キノミヤ)駅の次で、ターミナル駅(始点)。
◎JR磐越西線には磐梯熱海(バンダイアタミ)駅がある。
あたみし
【熱海市】
◇[日]Atami Shi
○静岡県伊豆半島の北東岸、相模湾に面する市。南部を伊東市、
南西部を伊豆の国市に接し、北部を神奈川県に隣接し、東部を
相模灘(サガミナダ)に面する。
◎熱海温泉:観光客のピークは昭和30〜40年代。
◎愛知県蒲郡市(ガマゴオリシ)の西浦温泉は「小熱海」と呼ばれる。
あだみやちく
【アダミヤ地区】
◇[英]al Adhamiya district
○イラクの首都バグダッド北部の住宅地区。チグリス川(the
Tigris River)の左岸(東岸)。
イスラム教スンニ派の住民が多い。
「アザミヤ地区(al Azamiya district)」とも呼ぶ。
◎カジミヤ地区はチグリス川の西岸。
[1]あだむ
【アダム】
◇[英]Adam、[ヘブライ語]Adam(人・男)
○[聖]『旧訳聖書』創世記に記されている、神に創造された最
初の人間。
神が土のちりで神の形に作り、鼻から息を吹き込んで創造し
た。のち、その肋骨から作られたイブ(Eve)を妻とする。神の
戒めに従わず、ヘビ(serpent)に誘惑されて妻とともに禁断の
木の実(善悪を知る知恵の実)を食べて原罪を犯し、二人ともエ
デンの園(Eden)から追放された。
カイン(Cain)・アベル(Abel)・セツ(Seth)の父。
参照⇒えでん(エデン),かいん(カイン),あべる(アベル),せ
つ(セツ)(1),[1]くれー(クレー)(2)
◎救世主のキリストを第二のアダムとも呼ぶ。
[2]あだむ
【アダム】
◇[トルコ語]adam
○(トルコ語で)男。
あだむおぺるしゃ
【アダム・オペル社】
◇[独]Adam Opel AG
○[経][交]ドイツの自動車製造会社。
ゼネラル・モーターズ(GM)社の子会社。
単に「オペル社」とも呼ぶ。
◎1862(文久 2)アダム・オペル(Adam Opel)によりミシン・メ
ーカーとして創立。
1898(明治31)自動車の製造を開始。
1928(昭和 3)ゼネラル・モーターズ社の傘下となる。
1931(昭和 6)ゼネラル・モーターズ社の完全子会社となる。
もと西ドイツの会社。
あだむさいと
【アダムサイト】
◇[英]adamsite
○[軍]くしゃみ性毒ガスの一種。
◎発明者アダムズ大佐の名から命名。
あだむしゃーる
【アダム・シャール】
◇Johann Adam Schall von Bell(ヨハン・アダム・シャル・フォ
ン・ベル)
○[人]ドイツ人のイエズス会(耶蘇会)宣教師(1591〜1666)。中
国名は湯若望(Tang Ruowang)(トウ・ジャクボウ)。
1622年明末に中国に渡り、明朝の信任を得て陝西(センセイ)で布
教を行う。同時に、暦書の改訂や望遠鏡製造・大砲の鋳造・砲
術の教授なども行った。崇禎帝(スウテイテイ)(Chongzhen Di)の命を
受け徐光啓(Xu Guangqi)(ジョ・コウケイ)らと編訳書『崇禎歴書』を
完成。
明朝が滅び清朝になると、順治帝(Shunzhi Di)の信任を得て、
北京の欽天監正(天文台長)に任ぜられ、天文・暦書(『時憲暦』)
に関し幾多の貢献。
のちキリスト教排斥運動のため、1665年洋暦敵視者により死
刑を宣告されたが、釈放されて間もなく病死。
[1]あだむず
【アダムズ】
◇Adams
○(1)人名(姓)。
○(2)(Adams County)⇒あだむずぐん(アダムズ郡)
[2]あだむず
【アダムズ】
◇John Adams
○[人]アメリカ合衆国第2代大統領(1735〜1826)。在任:1797
〜1801。
[3]あだむず
【アダムズ】
◇John Quincy Adams(ジョン・クインシー・アダムス)
○[人]アメリカ合衆国第6代大統領(1767〜1848)。在任:1825
〜1829。
★あだむすきー
【アダムスキー】
◇George Adamski(ジョージ・アダムスキー)
○[人]アメリカのUFO研究家(1891. 4.17〜1965. 2.26)。ポ
ーランド生れ。
1歳の時、両親とともにアメリカ合衆国ニューヨーク州ダン
カーク(Dunkirk)に移住。
◎アダムスキー型円盤
あだむずぐん
【アダムズ郡】
◇[英]Adams County
○(1)アメリカ合衆国北東部、ペンシルバニア州(Pennsylvania
Commonwealth)南部にある郡。西部をフランクリン郡(Franklin
County)に接し、南部をメリーランド州(Maryland State)に隣
接。
郡都はゲチスバーグ(Gettysburg)。
〈人口〉
1980(昭和55)6万8,345人。
1990(平成 2)7万8,274人。
2000(平成12)9万1,292人。
2005(平成17)9万9,749人。
○(2)アメリカ合衆国中東部、イリノイ州(Illinois State)西
端の郡。西部をミズーリ州(Missouri State)に隣接。
郡都はクインシー(Quincy)。
〈人口〉
1980(昭和55)7万1,463人。
1990(平成 2)6万6,090人。
2000(平成12)6万8,277人。
2005(平成17)6万7,040人。
○(3)アメリカ合衆国中西部、コロラド州(Colorado State)中
北東部の郡。
郡都はブライトン(Brighton)。
〈人口〉
1980(昭和55)24万4,786人。
1990(平成 2)26万5,038人。
2000(平成12)36万3,857人。
あだむずぶりっじ
【アダムズ・ブリッジ】
◇[英]Adam's Bridge
○[地]インド南西端とセイロン島(Ceylon Island)北部の間に
点在する7つの島と砂州(サス)の総称。
インド側のラメスワラム(Rameswaram)とスリランカ側のタラ
イ・マンナル(Talaimannar)までの約30キロメートルを橋のよ
うに繋(ツナ)がっている。
あだむすみす
【アダム・スミス】
◇Adam Smith
○[人]⇒すみす(スミス,斯密士)
あたやるぞく
【アタヤル族】
◇Atayal
○⇒たいやるぞく(タイヤル族,泰雅族)
★[1]あたらくしあ
【アタラクシア】
◇[希]ataraxia
○[哲]エピクロス学派などが幸福の必須条件とした、他のもの
に乱されない平静な心境。
参照⇒あぱていあ(アパテイア)
◎「不(a)惑(tarassein)」から。
[2]あたらくしあ
【アタラクシア】
◇[英]ataraxia
○[心]平静・冷静。
あたらしんみょう《あたらしんみやう》
【可惜身命】
○体や命を大切にすること。
参照⇒ふしゃくしんみょう(不惜身命)
あたらみ
【可惜身】
○(そのまま朽ちさせるには優れた才能のある)惜(オ)しむべき
身。
◎「身を惜しむ可(ベ)し」の意味。
あたり
【アタリ】
【Atari】
◇[英]Atari Inc.
○[経][計]アメリカのゲーム機製造会社。
本社はニューヨーク市。
◎1972(昭和47)設立。
◎社名は囲碁の日本語「当たり」から。
★あたり
【当たり】
【当り】
○()命中、手かがり。
○()囲碁で、あと一手で相手の石を打ち上げられる形になって
いること。
○()
あーたりー
【アータリー】
◇[英]artery
○(1)[医]動脈。
◎アーテリオール(arteriole):小動脈・細動脈。
○(2)(転じて)幹線・主要道路・主要水路。
あたりき
【あたりき】
○[形動]「当たり前」を威勢良く言った言葉。まだるっこい説明
など全く必要が無いこと。
主に江戸時代から明治時代に江戸(東京)の職人などが用い、
明治になると威勢の良く人力車を引く「車力(シャリキ)」を連ねて
「あたりきしゃりき」とも言った。
参照⇒あたぼう(あたぼう)
◎あたりきしゃりきのこんこんちき。
あたりきしゃりき
【あたりきしゃりき】
○[形動]⇒あたりき(あたりき)
あたりばこ
【当り箱】
【当たり箱】
○硯箱の忌詞(イミコトバ)。
⇒すずりばこ(硯箱)
★あたる
【当たる】
【当る】
○()
○()人に直(ジカ)に接したり、本・物などと照合して確かめる。
調べる。
◎原典に当たる
○()物事に探(サグ)りを入れる。試みる。
◎ちょっと当たってみよう
○()客から人気を博する。ヒット(hit)する。
参照⇒てきや(てき屋,的屋)
○()
[1]あだる
【アダル】
◇[ヘブライ語]Adar
○[暦]ユダヤ暦の第6月(旧第12月)。
参照⇒ゆだやれき(ユダヤ暦)
[2]あだる
【アダル】
◇Adal
○アファール族(Afar people)の別称。
⇒あふぁーるぞく(アファール族)
あだると
【アダルト】
◇[英]adult
○(1)[名]大人(オトナ)・成人(セイジン)。
○(2)[形]大人用の、成人向けの、
○(3)[形](日本で特に)未青年禁止の。性的なものの、ポルノ
の。
あだるとちるどれん
【アダルトチルドレン】
【アダルト・チルドレン】
◇[英]adult children
○[心]子供みたいな大人(オトナ)。心理的に成長していない大人。
幼少期に過度の責任を負わされたことにより形成された性格
で、成長してから精神的不安定やアルコール依存症になりやす
い。
略称は「AC」。
参照⇒ぴーたーぱんしんどろーむ(ピーターパン・シンドロ
ーム)
◎アメリカ大統領クリントン(William Jefferson Clinton)が
アダルトチルドレンであったことは著名。
あだるとびでお
【アダルトビデオ】
◇[和製英語]adult video
○[映]性描写が中心のビデオ映画。
未青年の閲覧を禁止して販売が許可されたもの
略称は「AV」で、「ポルノビデオ(porno video)」とも呼ぶ。
◎さらに過激で法に触れるものは「裏ビデオ」と呼ぶ。
あたん
【アタン】
◇Atan
○[楽]パシュトゥン人の民族舞踊。
参照⇒ぱしゅとぅんじん(パシュトゥン人)
あたん
【亜炭】
◇[英]lignite
○[鉱]褐炭(カッタン)(brown coal)の一種で、発熱量も低いもの。
木質を含み炭化の度合いが低く、湿分も20〜30%と多い。
第二次世界大戦後のエネルギー不足の一時期、燃料用・乾留
用として盛んに採掘された。
宮城県・山形県・岩手県・長野県・新潟県・愛知県・岐阜県
・滋賀県・三重県などで生産された。
「亜褐炭」,「リグナイト」とも呼ぶ。
参照⇒かったん(褐炭)
◎一般の石炭と区別した、行政上の名称。
★あーち
【アーチ】
◇[英]arch、[独]Bogen(ボーゲン)
○(1)(一般に)弧形・弓形。
「アーク([英]arc)」とも呼ぶ。
○(2)[建]上部を弓形した構築物。
「迫持(セリモチ)」,「拱(キョウ)」,「穹窿(キュウリュウ)」とも呼ぶ。
参照⇒ききょうせき(起拱石),ききょうてん(起拱点)
○(3)スギ・ヒノキなどの常緑樹の青葉でおおった、弓形の装
飾門。
洋風庭園や、歓迎・祝賀などの会場に建てる。
「緑門(リョクモン)」とも呼ぶ。
○(4)[俗][運]野球で、ホームランの別称。
◎打球が弓形を描いて飛ぶことから。
あちぇ
【アチェ】
◇Aceh
○(1)(Propinsi Daerah Istimewa Aceh)⇒あちぇとくべつしゅ
う(アチェ特別州)
○(2)インドネシア、スマトラ島北部・西部に居住する人々。
マレー人・ジャワ人・インド人・ニアス島人などの混血で、
大半がイスラム教徒。
○(3)[歴](Aceh Kingdom)⇒あちぇおうこく(アチェ王国)
あちぇおうこく《あちえわうこく》
【アチェ王国】
◇[英]Aceh Kingdom
○[歴]インドネシア、スマトラ島の北西岸から中央部にかけて
あったイスラム教国(sultanate)。
14世紀初めから東西交易の拠点として繁栄。
19世紀末、オランダ人植民者と衝突し、アチェ戦争(1873〜
1912)で敗北しオランダの支配下になった。
あちぇしんきるけん
【アチェシンキル県】
◇[インドネシア語]Kabupaten Aceh Singkil、[英]Aceh Sing-
kil Regency
○インドネシアのスマトラ島北端、ナングロ・アチェ・ダルサ
ムラ州(Propinsi Nanggroe Aceh Darussalam)南部の県。
県都はシンキル(Singkil)。
〈面積〉
3,699平方キロメートル。
あちぇとくべつしゅう《あちえとくべつしう》
【アチェ特別州】
◇[インドネシア語]Propinsi Daerah Istimewa Aceh、[英]
Aceh Special Province
○[歴]スマトラ島北西端にあるインドネシアの特別自治州。現
在は「ナングロアチェ・ダルサムラ州(Propinsi Nanggroe Aceh
Darussalam)」。
州都はバンダアチェ(Banda Aceh)。
参照⇒なんぐろあちぇだるさらむしゅう(ナングロアチェ・
ダルサムラ州,ナングロ・アチェ・ダルサムラ州)
〈面積〉
約5万5,000平方キロメートル。
◎1953(昭和28)インドネシアへの統合に対し反乱が発生。
1959(昭和34)インドネシアより特別自治州の地位を与えられ
る。
2001. 8. 9(平成14)ナングロアチェ・ダルサラム特別自治法、
成立。
現在も武装組織「自由アチェ運動(GAM)」による分離独立運
動が盛ん。
2004.12.26(平成16)スマトラ沖大地震で地震と津波双方の犠
牲者が16万人を超える。
参照⇒じゆうあちぇうんどう(自由アチェ運動)
あーちぇりー
【アーチェリー】
◇[英]archery
○(1)洋弓。
◎英語では「ボウ(bow)」と呼ぶ。
参照⇒ぼうがん(ボウガン)
◎射手(シャシュ):アーチャー([英]archer)。
○(2)(1)を用いる弓術(キュウジュツ)。
◎16世紀前半、ヨーロッパでスポーツ化する。
○(3)[運](1)を用いる標的競技。
ターゲットアーチェリー(target archery)・フィールドアー
チェリー(field archery)・フライトアーチェリー(flight arch-
ery)などの種目がある
あちおて
【アチオテ】
◇[西]achiote
○[植]⇒べにのき(ベニノキ,紅木)
あーちきょう《あーちけう》
【アーチ橋】
◇[英]arch bridge
○[建]主桁(シュゲタ)がアーチ構造の橋。
垂直の荷重をアーチ両端の橋脚(キョウキャク)で支えるもの。
走行路面の位置により、下路式・中路式・上路式の3種があ
る。
「拱橋(キョウキョウ)」とも呼ぶ。
◎下路式:アーチ下部を走行路面が通るもの。
中路式:アーチ中央を走行路面が通るもの。
上路式:アーチ上部を走行路面が通るもの。
あーちざん
【アーチザン】
◇[フ]artisan
○⇒あるてぃざん(アルティザン)
あちーしゃ
【アチーシャ】
◇Atisa
○[人]インドの仏教僧( 982〜1054)。
1042年チベットに入り、チベット仏教を改革。小乗・大乗・
金剛乗(コンゴウジョウ)(密教)の会通(エツウ)統合を唱え、タントラ仏
教の学習も奨励した。
著書は『菩提(ボダイ)道灯論』
「アティーシャ」とも呼ぶ。
参照⇒つぉんかぱ(ツォンカパ,宗喀巴)
あちそんとぺーかさんたふぇてつどう
《あちそんとぺーかさんたふえてつだう》
【アチソン・トペーカ・サンタフェ鉄道】
◇[英]Atchison Topeka & Santa Fe Railway
○[古][交]⇒ばーりんとんのーざんさんたふぇてつどう(バー
リントン・ノーザン・サンタフェ鉄道)
あちどーじ
【アチドージ】
◇[伊]acidosi
○[病](イタリア語で)アシドーシス(酸血症)。
⇒あしどーしす(アシドーシス)
あちどーじす
【アチドージス】
◇[独]Acidosis
○[病](ドイツ語で)アシドーシス(酸血症)。
⇒あしどーしす(アシドーシス)
あちどーぜ
【アチドーゼ】
◇[独]Azidose/Acidose
○[病](ドイツ語で)アシドーシス(酸血症)。
⇒あしどーしす(アシドーシス)
あーちびしょっぷ
【アーチビショップ】
◇[英]archbishop
○(1)[宗]カトリック教(旧教)の大司教。
○(2)[宗]プロテスタント(新教)の大監督。
○(3)[宗]ギリシア正教会・聖公会の大主教。
○(4)[宗]英国国教会の大主教。
カンタベリー大主教(Archbishop of Canterbury)と、それに
次ぐヨーク大主教(Archbishop of York)の2名。
○(5)[仏](英語で)大僧正。
◎「首位(archi-)の高級聖職者(bishop)」の意味。
[1]あちーぶ
【アチーブ】
◇[英]achieve
○(1)[他動]成し遂(ト)げる・(目的を)達する。
○(2)[他動]功名・名声などを博(ハク)する。
◎名詞は「アチーブメント(achievement)」。
[2]あちーぶ
【アチーブ】
◇[英]achievement test
○[教]アチーブメントテストの和略語。
⇒がくりょくてすと(学力テスト)
あちーぶめんと
【アチーブメント】
◇[英]achievement
○(1)達成・成就。
○(2)[教]成績・学力。
○(3)業績・功績。
◎動詞は「アチーブ(achieve)」。
あちーぶめんとてすと
【アチーブメントテスト】
◇[英]achievement test
○[教]⇒がくりょくてすと(学力テスト)
あーちゃー
【アーチャー】
◇[英]archer
○(1)弓(ユミ)の射手(シャシュ)。弓術家(キュウジュツカ)。
参照⇒あーちぇりー'アーチェリー)
○(2)[天](the Archer)射手座(イテザ)。
あーちゃーふぃっしゅ
【アーチャーフィッシュ】
【アーチャー・フィッシュ】
◇[英]archer fish
○[魚]⇒てっぽううお(テッポウウオ,鉄砲魚)
あちゃーる
【アチャール】
◇[ヒンディー語]achar
○[食](カレーなどに添える)ピクルス([英]pickles)。
青トウガラシ・玉ネギ・ニンニク・マンゴーなどの漬物。辛
いものや甘いものなど種々ある。
参照⇒ぴくるす(ピクルス)
あちゃんぞく
【アチャン族】
【阿昌族】
◇[中]Achang zu
○中国雲南省(Yunnan Sheng)(ウンナンショウ)に居住する中国少数民
族の一民族。
あちゅーた
【アチュータ】
◇[ヒンディー語]achut
○⇒ふかしょくせんみん(不可触賎民,不可觸賤民)
あちょー
【アチョー】
◇[西]hacho
○[交](スペイン語で)標識塔・水路標識。
あちょーさん
【アチョー山】
◇[西]Monte hacho
○[地]イベリア半島南端のジブラルタル(Gibraltar)にある山。
標高204メートル。
ヘラクレスの柱(Pillars of Hercules)の一つとして知られ
る。
◎アフリカ側のヘラクレスの柱はアビラ山([英]Mt.Abyla)。
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