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                    PDD図書館管理番号       0001.0003.7700.06

                 百   科   辞   書   《あすな》    編集:獨  澄旻

-------- あすな ------------------------------------------------
あずなぶーる
	【アズナブール】
	◇Charles Aznavour(シャルル・アズナブール)
	○[人]フランスのシャンソン歌手(1924〜)。
	 歌は『メケメケ(Me Que Me Que)』など。
★あすなろ
	【アスナロ】
	【翌檜】
	【翌桧】
	【羅漢柏】
	◇[学]Thujopsis dolabrata
	○[植]マツ目(Pinales)ヒノキ科(Cupressaceae)アスナロ属
	(Thujopsis)の常緑高木。1属1種。
	 「アスナロウ」,「アスハヒノキ」,「ヒバ(檜葉,桧葉)」,「羅漢柏
	(ラカンハク)」,「ラカンショウ(羅漢松)」とも呼ぶ。
	◎ヒノキ(桧,檜)に似て「明日(アス)はヒノキになろう」という意
	味という。
あすなろう
	【アスナロウ】
	○[植]アスナロの別称。
	 ⇒あすなろ(アスナロ,翌檜,翌桧,羅漢柏)
あすなろがすでん
	【翌檜ガス田】
	○⇒りゅうせいがすでん(龍井ガス田)
あすにかけるはし
	【明日に架ける橋】
	◇[英]Bridge over Troubled Water
	○[楽]ポール・サイモン(Paul Simon)作詞・作曲の歌謡曲。
	 歌はサイモン&ガーファンクル(Simon & Garfunkel)。
	◎1970. 1.26(昭和45)リリース。
あすにむかってうて
	【明日に向って撃て】
	◇[英]Butch Cassidy and the Sundance Kid
	○[映]1969(昭和44)アメリカ映画。
	 20世紀初頭に実在した列車強盗の西部劇。
	 監督:ジョージ・ロイ・ヒル(George Roy Hill)。
	 出演:ポール・ニューマン(Paul Newman)(当時44歳):ブッ
	チ・キャシディ(Butch Cassidy)役。
		ロバート・レッドフォード(Robert Redford)(当時33
	歳):サンダンス・キッド(Sundance Kid)役。
あすの
	【アスノ】
	◇[西]asno
	○[哺](スペイン語で)ロバ。
	 ⇒ろば(ロバ,驢馬)
あすぱいあ
	【アスパイア】
	◇[登録商標]ASPIRE
	○[交]三菱自動車工業の乗用車(セダン)。
	 ギャラン(GALANT)の上位車種。
あすぱだな
	【アスパダナ】
	◇[希]Aspadana
	○[古]イラン中央部のオアシス都市イスファハンの古称。
	 ⇒いすふぁはん(イスファハン)
あすはひのき
	【アスハヒノキ】
	【翌檜】
	【翌桧】
	○[植]アスナロの別称。
	 ⇒あすなろ(アスナロ,翌檜,翌桧,羅漢柏)
あすぱら
	【アスパラ】
	○(1)[植][農]⇒あすぱらがす(アスパラガス)
	○(2)[食]アスパラガスの若い芽。
	 栽培法で白いものと緑のものがある。
★あすぱらがす
	【アスパラガス】
	◇[英]asparagus、[学]Asparagus officinalis
	○[植][農]ユリ目(Liliales)ユリ科(Liliaceae)クサスギカズ
	ラ属(Asparagus)の多年草。ヨーロッパ原産。
	 若い芽は食用となる。
	 「オランダキジカクシ(和蘭雉隠)」とも、和略して「アスパラ」
	とも呼ぶ。
	◎グリーン・アスバラガス:通常に栽培したもの。
	 ホワイト・アスパラガス:土や土器などを被(カブ)せ、日光
	を遮断して栽培したもの。
	◎クサスギカズラ目(Asparagales)キジカクシ科(アスパラガス
	科)(Asparagaceae)とも。
あすぱらがすちこり
	【アスパラガスチコリ】
	◇[英]asparagus chicory
	○[植][農]⇒ぶんたれっら(プンタレッラ)
あずはる
	【アズハル】
	◇al-Azhar
	○(1)[宗]⇒あずはるもすく(アズハル・モスク)
	○(2)[教](al-Jami'al-Azhar)⇒あずはるだいがく(アズハル大
	学)
あずはるだいがく
	【アズハル大学】
	◇al-Jami'al-Azhar、[英]Al-Azhar University
	○[教]エジプトの首都カイロにある総合大学。
	 イスラム教スンニ派の最高権威機関で、世界各地のイスラム
	教徒が結集し、信仰と勉学を行っている。
	 学部はイスラム神学・イスラム法・アラビア研究・工学・医
	学・商学・農学・理学がある。
	 付属施設として言語翻訳高等研究所・アラブイスラム高等研
	究所・イスラム女子カレッジがある。
	 「アル・アズハル大学」とも呼ぶ。
	 参照⇒あずはるもすく(アズハル・モスク)
	◎1936(昭和11)アズハル・モスクから分離して、法学・神学・
	アラビア語学の3学部に再編。
	 1961(昭和36)アズハル大学改組法により国立大学となる。
あすぱるてーむ
	【アスパルテーム】
	◇[英]aspartame
	○[化]低カロリーの人工甘味料。
	 白色の結晶性粉末で、蔗糖(ショトウ)の約200倍の甘味がある。
	◎名称は「アスパラギン酸(ASPARTic acid)」+「フェニルアラニ
	ン(phenylAlanine)」+「メチル(Methyl)」+「エステル(Ester)」か
	ら。
あずはるもすく
	【アズハル・モスク】
	◇al-Azhar、[英]Al-Azhar Mosque
	○エジプトの首都カイロにあるモスク。
	 5本のミナレットがある。
	◎ 970(天禄元)ファーティマ朝によりシーア派のモスクとして
	創設され、 972(天禄 3)に完成。モスク付属の神学校マドラサ
	(madrasah)も併設。
	 12世紀のアイユーブ朝によってスンニ派となり、神学・法学
	・伝承学・言語学・修辞学などの教育・研究機関も付設。
	 出身地や教派などによって学寮に分かれ、質素な生活を送り
	ながら信仰と勉学を行っていた。
	 英仏の支配下で影響を受け、19世紀後半にムハンマド・アブ
	ドゥ(Muhammad 'Abduh)らによって近代科学の学習も加わり、
	アラブ民族運動の指導者を育成した。
	 1936(昭和11)モスクから大学を分離して、法学・神学・アラ
	ビア語学の3学部に再編。
	 参照⇒あずはるだいがく(アズハル大学)
あすはわがみ
	【明日は我が身】
	○[慣用句]他人のことと思っていたことが、いつしか自分の身
	の上にも起こること。
	 自分には関係ない対岸の火事と思っていても、いつ自分自身
	に災難が起こるかもしれないということ。運命は予測できない
	ということ。
	 「昨日(キノウ)は人(ヒト)の身、今日(キョウ)は我が身」とも呼ぶ。
	 参照⇒あすありとおもうこころのあだざくら(明日ありと思
	ふ心の仇桜)
	◎幸運などにはほとんど使用しない。
あすびな
	【アスビナ】
	◇Asvina
	○[暦]ヒンズー暦の第7月。
	 参照⇒ひんずーれき(ヒンズー暦)
あすぴりん
	【アスピリン】
	◇[独]Aspirin
	○[薬]1899(明治32)ドイツのバイエル社が製造・発売したアセ
	チルサリチル酸(acetylsalicylic acid)の商標名。
	 ⇒あせちるさりちるさん(アセチルサリチル酸)
あすふぁると
	【アスファルト】
	◇[英]asphalt
	○(1)[鉱]石油層から染(シ)み出した原油が、地表で揮発成分を
	失って重質部分が残った黒色の固体または半固体。
	 「土瀝青(ドレキセイ)」,「地瀝青(ジレキセイ)」とも呼ぶ。
	◎古代から矢尻の固定や、船の防水材などに利用されている。
	○(2)[化]石油精製で蒸留残留物として得られる黒色の固体ま
	たは半固体物質。
	 主成分は多種の重質炭化水素で、少量の窒素化合物やイオウ
	(硫黄)分を含む。
	 道路舗装・建築材料・防水剤・粘結剤・電気絶縁材などに使
	用する。
	 「土瀝青(ドレキセイ)」,「地瀝青(ジレキセイ)」とも、やや軟らかいも
	のは「タールピッチ(tar pitch)」、さらに蒸留して硬化したも
	のは「石油ピッチ(oil pitch)」と呼ぶ。
	 参照⇒たーるぴっち(タールピッチ,タール・ピッチ),せきゆ
	ぴっち(石油ピッチ)
	◎「瀝青炭(レキセイタン)」は良質の石炭の名前。
あすふぃくしあ
	【アスフィクシア】
	◇[英]asphyxia
	○[病]窒息・呼吸停止による仮死状態。
	◎ギリシア語の「鼓動(sphuxis)の停止(a-)」から。
あーすふぃるだむ
	【アースフィルダム】
	◇[英]earth-fill dam
	○[地]フィルダムの一種。
	 断面が台形になるように土砂を積み上げたダム。内部には粘
	土などの不透水性の土を入れる。
	 古くから作られ、あまり高くなく、40メートル以下の小規模
	なものが多い。
	 「アースダム」,「土堰堤(ドエンテイ)」とも呼ぶ。
	 参照⇒まんのういけ(満濃池,万濃池),ろっくふぃるだむ(ロッ
	クフィルダム)
	◎岩手県の山王海ダムは高さ37.4メートル。
あすぷり
	【フスプリ】
	◇[伊]aspri
	○[服]帽子の羽飾り。
	◎英語:オスプレイ(osprey)/オスプレー。
あすふれ
	【アスフレ】
	◇[西]azufre
	○[化](スペイン語で)イオウ(硫黄)。
	 ⇒いおう(イオウ,硫黄)
あすぺくと
	【アスペクト】
	◇[英]aspect
	○(1)(多面的な物事の)面・局面・側面・様相(ヨウソウ)。
	○(2)(問題を見る)見地・角度・見方。
	○(3)(人の)様子・容貌(ヨウボウ)・顔つき。
	○(4)(建物などの)向き・方位・方向。
	○(5)[言](動詞の)相(ソウ)・位相。
	○(6)星占いの視座。
あすぺくとひ
	【アスペクト比】
	◇[英]aspect ratio
	○(1)[TV]テレビ画面の縦と横の比率。
	 「アスペクトレーショ」と呼ぶ。
	◎アナログテレビは縦横3対4。走査線525本。
	 デジタルテレビは横縦16対9(縦横3対5.33)。走査線1,125
	本。
	○(2)[空]航空機の翼(ツバサ)の面積に対する長さの比率。翼の
	細長さを表す値。
	 「アスペクトレーショ」と呼ぶ。
あすぺくとれーしょ
	【アスペクトレーショ】
	【アスペクト・レーショ】
	◇[英]aspect ratio
	○⇒あすぺくとひ(アスペクト比)
あすべすと
	【アスベスト】
	◇[英]asbestos
	○[鉱]⇒いしわた(石綿)
あーすぺねとれーたー
	【アースペネトレーター】
	◇[英]earth penetrator
	○[軍]地下侵徹爆弾・地中侵徹爆弾。地下攻撃用核爆弾。
	 参照⇒びーろくじゅういち(B−61),ばんかーばすたー(バ
	ンカーバスター)
あすぺるがー
	【アスペルガー】
	◇Hans Asperger(ハンス・アスペルガー)
	○[人]オーストリアの小児科医(1906〜1980)。
	 1944(昭和19)アスペルガー症候群の概念を提唱。
	 参照⇒あすぺるがーしょうこうぐん(アスペルガー症候群)
あすぺるがーしょうこうぐん《あすぺるがーしやうこうぐん》
	【アスペルガー症候群】
	◇[英]Asperger syndrome/Asperger's syndrome
	○[心]言語発達に遅れはないが、他者との感情交流に乏しい一
	群の症候。人格障害の一種。
	 微細な先天性の脳の障害が原因で発生。
	 特定の関心事にこだわり、他者の感情や場の雰囲気が読めず、
	自閉症を伴うことが多い。
	 知能の発達が悪いと思われがちだが、時間をかけて教えれば
	理解できる。
	 また、イジメを受けることが多く、注意が要る。
	 略称は「AS」。
	 参照⇒あすぺるがー(アスペルガー)
あすぺるぎるす
	【アスペルギルス】
	◇[学]Aspergillus
	○[生]⇒こうじかび(コウジカビ,麹黴)
あすぺるぎるすおりぜ
	【アスペルギルス・オリゼ】
	◇[学]Aspergillus oryzae
	○[生]⇒こうじかび(コウジカビ,麹黴)
★あすぺるぎるすしょう《あすぺるぎるすしやう》
	【アスペルギルス症】
	◇[英]Aspergillus disease
	○[病]コウジカビの一種アスペルギルス(Aspergillus)による
	感染症。内臓真菌症の一つ。
★あすぺるぎるすふらぶす
	【アスペルギルス・フラブス】
	◇[学]Aspergillus flavus
	○[生]カビ(黴)の一種。
	 コウジカビ(麹黴)の原種と考えられるが、コウジカビと異な
	り細胞核は一つで、アフラトキシン(aflatoxins)という発ガン
	物質を生成する。
	◎コウジカビ(Aspergillus oryzae)ではアフラトキシンを生成
	する遺伝子が欠落している。
あすぺるぎるむ
	【アスペルギルム】
	◇[羅](単数形)aspergillum/(複数形)aspergilla(アスペルギ
	ラ)
	○[宗](カトリックの潅水式<カンスイシキ;asperges>に用いる)潅水
	器(灌水器)。
あすぺるみあ
	【アスペルミア】
	◇[英]aspermia
	○[医]無精子症。
あすぺん
	【アスペン】
	◇Aspen(ポプラ)
	○アメリカ合衆国西部、コロラド州中西部にあるピトキン郡
	(Pitkin County)の郡都。
	 ロッキー山脈の支脈サワッチ山脈(Sawatch Range)南麓にあ
	り、スキーリゾート地として知られる。
あずま《あづま》
	【東】
	◇[日]Azuma/Aduma
	○(1)⇒あずまちょう(東町)
	○(2)⇒あづまむら(東村)
	○(3)[古]⇒あずままち(東町)
	○(4)[古]⇒あずまむら(東村)
あずまおとこにきょうおんな《あづまをとこにきやうをんな》
	【東男に京女】
	○[慣用句]粋な江戸の男性と京都の美人は似合いの組み合せ
	(カップル)であるということ。
	◎東北版:⇒つがるおとこにあきたびじん(津軽男に秋田美人)
★あずまぎく《あづまぎく》
	【アズマギク】
	【東菊】
	○(1)[植]([学]Miyamayomena savatieri)キク目(Asterales)キ
	ク科(Asteraceae)ミヤマヨメナ属(Miyamayomena)の多年草。
	○(2)[植][農]ミヤマヨメナ(深山嫁菜)の園芸品種ミヤコワス
	レ(都忘)の別称。
	 ⇒みやこわすれ(ミヤコワスレ,都忘)
	○(3)[植]エゾギク(蝦夷菊)の別称。
	 ⇒えぞぎく(エゾギク,蝦夷菊)
あずまげた《あづまげた》
	【東下駄】
	○[服]畳表(タタミオモテ)をつけた、カシ(樫)の婦人用下駄。
	 歯が低いため、雨の時には浅い爪皮(ツマカワ)をつけて用いる。
	 参照⇒つまかわ(爪皮,爪革)
	◎寛永年間(1624〜1644)、遊女吾妻がはき始めたことから。
あずまじのしだいきょう《あづまぢのしだいけう》
	【東路の四大橋】
	○[歴]近江(オウミ)瀬田(セタ)・三河(ミカワ)矢矧(ヤハギ)と吉田・江戸
	六郷(ロクゴウ)の橋の総称。
	◎六郷橋は享保年間(1716〜1736)に洪水の禍を防ぐため取り払
	われ、渡し場が設けられた。
	 参照⇒ろくごうがわ(六郷川)
あずましょうじ《あづましやうじ》
	【東障子】
	○(1)[建]縦の組子を密にした障子。
	○(2)[建]障子紙の代わりにガラスをはめた明かり障子。
あずまちょう《あづまちやう》
	【東町】
	◇[日]Azuma Cho/Aduma Cho
	○鹿児島県北西部、出水郡(イズミグン)の町。長島の東半分。
	◎長島の西半分は長島町(ナガシマチョウ)。
	◎長崎県南高来郡(ミナミタカキグン)には吾妻町(アヅマチョウ)がある。
	 茨城県稲敷郡(イナシキグン)には東町(アズママチ)があった。
あずままち《あづままち》
	【東町】
	◇[日]Azuma Machi/Aduma Machi
	○[古]茨城県南部、稲敷郡(イナシキグン)の町。
	◎1996. 9. 1(平成 8)東村が町制施行。
	 2005. 3.22(平成17)江戸崎町(エドサキマチ)・新利根町(シントネマチ)
	・桜川村(サクラガワムラ)・東町の3町1村が合併して稲敷市を発足。
	◎鹿児島県出水郡(イズミグン)には東町(アズマチョウ)がある。
あずまむら《あづまむら》
	【東村】
	◇[日]Azuma Mura/Aduma Mura
	○(1)⇒あづまむら(東村)
	○(2)[古]茨城県南部、稲敷郡(イナシキグン)東町の旧称。
	 ⇒あずままち(東町)
	○(3)[古]群馬県中央部、勢多郡(セタグン)東部の村。
	◎2006. 3.27(平成18)新田郡(ニッタグン)笠懸町(カサカケマチ)・山田郡
	(ヤマダグン)大間々町(オオマママチ)と合併して「みどり市」を発足。
	○(4)[古]群馬県中部南東、佐波郡(サワグン)の村。
	 養寿寺に江戸末期の博徒(バクト)国定忠治(クニサダ・チュウジ)の墓
	があり、国定は忠治の生地。
	◎2005. 1. 1(平成17)伊勢崎市(イセサキシ)に編入。
★あずまや《あづまや》
	【四阿】
	【東屋】
	○[建]
	 参照⇒がぜぼ(ガゼボ),きおすく(キオスク)(1),あるこーぶ
	(アルコーブ)(3),かぶらづか(蕪束,鏑束)
あずまやさん《あづまやさん》
	【四阿山】
	◇[日]Azumaya San/Adumaya San
	○[地]群馬県と長野県にまたがる火山。標高2,340メートル。
	 西麓は菅平高原(スガダイラコウゲン)。
あずまやま《あづまやま》
	【吾妻山】
	◇[日]Azuma Yama/Aduma Yama
	○[地]奥羽山脈南部、福島県と山形県にまたがる火山群。
	 磐梯朝日国立公園に含まれる。
	◎西吾妻山:標高2,035メートル。
	 東吾妻山:標高1,975メートル。
	 一切経山:標高1,949メートル。
	 吾妻小富士:標高1,707メートル。
	◎1893(明治26)噴火。
あすまら
	【アスマラ】
	◇Asmara
	○アフリカ北東部、エリトリア国の首都。
あずみの《あづみの》
	【安曇野】
	◇[日]Azumino/Adumino
	○⇒あづみの(安曇野)
あずみむら《あづみむら》
	【安曇村】
	◇[日]Azumi Mura/Adumi Mura
	○⇒あづみむら(安曇村)
あすもだい
	【アスモダイ】
	◇[ヘブライ語]Asmoday、[羅]Asmodeus
	○[ヘブライ神話]⇒あすもでうす(アスモデウス)
あすもで
	【アスモデ】
	◇[フ]Asmodee、Asmodai
	○(1)[聖]『旧約聖書』「トビト書(Book of Tobit)」などに表れ
	る、ユダヤ教の悪魔。
	 スペインの作家ゲバラ(Luis Velez de Guevara)(1579〜1644)
	の1641(寛永18)『びっこの悪魔(El diablo cojuelo)』や、こ
	れを模倣したルサージュ(A.R.Lesage)の悪者小説1707(宝永 4)
	『びっこの悪魔(Le Diable boiteux)』などにも登場する。
	 参照⇒あすもでうす(アスモデウス)
	○(2)[文]フランスの作家モーリアック(F.Mauriac)の戯曲名。
あすもでうす
	【アスモデウス】
	◇[羅]Asmodeus、[ヘブライ語]Asmoday
	○[ヘブライ神話]ユダヤの悪魔研究で、欲情をつかさどる地獄
	の王。
	 「アスモダイ」とも呼ぶ。
	 参照⇒あすもで(アスモデ)
あずらくがわ《あずらくがは》
	【アズラク川】
	◇[アラビア語]al-Bahr al-Azraq
	○[地]⇒あおないる(青ナイル)
あすらん
	【アスラン】
	◇[トルコ語]aslan
	○[哺](トルコ語で)ライオン。
	 ⇒らいおん(ライオン)
あすりーと
	【アスリート】
	◇[英]athlete
	○(1)[運](各種の)運動選手・運動競技選手。スポーツマン。
	◎アスレチックス(athletics):運動競技。
	○(2)[運]陸上競技選手。
	◎短距離:⇒すぷりんたー(スプリンター)
あする
	【アスル】
	◇[西]azul
	○[色]⇒あすーる(アスール)
あすーる
	【アスール】
	◇[西]azul
	○[色](スペイン語で)青・青色。
	 「アスル」,「アズール」とも呼ぶ。
あずーる
	【アズール】
	◇[西]azul
	○[色]⇒あすーる(アスール)
あずれーじょ
	【アズレージョ】
	◇[葡]azulejo(青い鳥)
	○ポルトガル・スペインの伝統的な装飾タイル。
	 イベリア半島を征服したムーア人から伝えられたもので、15
	世紀に始まる。
	 スペイン語で「アスレホ(azulejo)」とも呼ぶ。
	 参照⇒まじょりか(マジョリカ)
あすれちっく
	【アスレチック】
	◇[英]athletic
	○(1)[形]競技の、体育の。
	○(2)[形]運動競技用の。
	○(3)[形]筋骨質の。
	○(4)[心]筋肉質の人。
	 参照⇒くれっちまー(クレッチマー)
	◎ピクニック(pyknic):肥満型の人。
	 アスセニック(asthenic):痩せ型の人。
あすれちっくす
	【アスレチックス】
	◇[英]athletics
	○(1)[運](各種の)運動競技・スポーツ。
	◎アスリート(athlete):運動選手。
	○(2)[運]陸上競技。
	○(3)[運](科目としての)体育。
あすれほ
	【アスレホ】
	◇[西]azulejo
	○⇒あずれじょ(アズレジョ)
あすろっく
	【アスロック】
	【ASROC】
	◇[米]anti-submarine rocket
	○[軍]米軍が開発した水上艦艇から潜水艦を攻撃する、空中発
	射ロケット式自追魚雷。
	 イージス艦にも搭載。
	 参照⇒みさいる(ミサイル),えすゆーえむ(SUM),さぶろっ
	く(サブロック,SUBROC)
あすろんろくよん
	【アスロン64】
	◇[登録商標]Athlon 64
	○[計]AMD(アドバンスト・マイクロ・デバイス)社製PC用
	64ビットMPU(超小型演算処理装置)。
	◎2003. 9.23(平成15)発表。
あすわぐん《あすはぐん》
	【足羽郡】
	◇[日]Asuwa Gun
	○[古]福井県東北部の郡。
	 のみ。
	◎2006. 2. 1(平成18)美山町(ミヤマチョウ)が福井市に編入し、郡は
	消滅。
あすわど
	【アスワド】
	◇[アラビア語]aswad(黒)
	○[人]男性名。
あすわやま《あすはやま》
	【足羽山】
	◇[日]Asuwa Yama
	○[地]福井県福井市山奥町(ヤマオクチョウ)にある小山。
	◎足羽山公園遊園地
あすわん
	【アスワン】
	◇Aswan、[フ]Assouan
	○(1)(Muhafazat Aswan)⇒あすわんけん(アスワン県)
	○(2)エジプト南東部、ナイル川中流域のアスワン県中央部に
	ある県都。工業都市。
	 北緯24.08°、東経32.92°の地。
	〈人口〉
	 1976(昭和51)14万4,377人。
	 1986(昭和61)19万1,461人。
	 1996(平成 8)21万9,017人。
	◎古くから隊商の宿場。
あすわんけん
	【アスワン県】
	◇[アラビア語]Muhafazat Aswan、[英]Aswan Governorate
	○エジプト南東部、ナイル川中流域の県。北部をケナ県(Muha-
	fazat Qina)に接する。
	 県都はアスワン。
	 アブシンベル(Abu Simbel)神殿など古代遺跡が多い。
	〈面積〉
	 679平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1996(平成 8)97万3,671人(11月19日現在)。
	◎1902(明治35)アスワン・ダム、建設。
	 1970(昭和45)アスワン・ハイ・ダム、完成。
あーすん
	【アースン】
	◇[英]arson
	○⇒あーそん(アーソン)
あすんしおん
	【アスンシオン】
	◇Asuncion
	○南アメリカ、パラグアイ(Paragua)の首都。
	〈人口〉
	 1974(昭和49)43万人。
	 1982(昭和57)45万4,000人。
あせ
	【アセ】
	◇[英]-ase(エイス)、[独]-ase(アゼ)
	○[接尾辞]「酵素」を表す語形成要素。
	◎アミラーゼ([独]Amylase)/アミレイス([英]amylase)。
	 リパーゼ([独]Lipase)/ライペイス([英]lipase)。
	 オキシダーゼ([独]Oxidase)/オクシデイス([英]oxidase)。
	 ジアスターゼ([独]Diastase)/ダイアステイス(diastase)。
★あせあん
	【アセアン】
	【ASEAN】
	◇[英]Association of South East Asian Nations)
	○東南アジア諸国連合の略称。
	 参照⇒えーあーるえふ(ARF)
	◎1967(昭和42)インドネシア・シンガポール・タイ・フィリピ
	ン・マレーシアの5ヶ国で結成。
	 1984. 1. 7(昭和59)ブルネイ、加盟。
	◎ASEANプラス3:東南アジア諸国連合と日中韓の3ヶ国。
	 2004.11.29(平成16)ASEANプラス3首脳会議、ラオスで
	開催。
あせい
	【亜聖】
	◇[中]Yasheng
	○(1)聖人に次ぐ立派な人・賢人。
	○(2)[漢]孔子(Kongzi)を聖人とし、顔回(Yan Hui)(ガンカイ)・
	孟子(Mengzi)(モウシ)をさす。
	 参照⇒がんかい(顔回),もうし(孟子)(1)
あせいるみさき
	【アセイル岬】
	◇[スワヒリ語]Ras Aser
	○[地]⇒あしーるみさき(アシール岬)
あせかきかんのん《あせかきくわんおん》
	【汗かき観音】
	○滋賀県の正法寺(岩間寺)の千手観音の俗称。
	 参照⇒しょうぼうじ(正法寺)(2)
あぜがまるさん
	【畦ヶ丸山】
	◇[日]Azegamaru San
	○[地]神奈川県足柄上郡(アシガラカミグン)山北町(ヤマキタマチ)と山梨県
	南都留郡(ミナミツルグン)道志村(ドウシムラ)の境にある山。標高1,293
	メートル。大室山(オオムロサン)の南西。
	 山頂は山北町世附(ヨヅク)。
★あぜくらづくり
	【校倉造り】
	【校倉造】
	○[建]柱を用いず、木材を横にして井桁(イゲタ)状に積み重ねて
	壁を作る建築技法。
	 木材の断面は三角・四角・円など。
	 奈良県東大寺の正倉院の両側(南倉・北倉)は有名。
	◎まだノコギリ(鋸)などがなく、よい板材を作れなかった時代
	の建築技法。世界各地で用いられた。
	 参照⇒いたくらづくり(板倉造り,板倉造)
あせしなーと
	【アセシナート】
	◇[西]asesinato
	○(スペイン語で)殺人。
あせしらず
	【汗知らず】
	○(1)[化]亜鉛華(アエンカ)、または亜鉛華澱粉(デンプン)で製造し
	た、皮膚の散布薬の登録商標名。
	○(2)(一般に)汗止めの散布薬。
	 「ベビー・パウダー」,「シッカロール」,「タルカム・パウダー」,
	「てんかふん(天花粉,天瓜粉)」など。
	 参照⇒たるかむぱうだー(タルカム・パウダー),てんかふん
	(天花粉,天瓜粉)
あせすめんと
	【アセスメント】
	◇[英]assessment
	○(1)評価・査定・判断。
	○(2)(特に)事前評価・初期評価。影響評価・影響査定。
	◎環境アセスメント
あせたみぷりど
	【アセタミプリド】
	◇[英]acetamiprid
	○[農][化]ネオニコチノイド系の殺虫剤。
	 作物への残留性が高い。
	◎2008. 9.(平成20)アセタミプリドに汚染されたベトナム米が
	三笠フーズによって事故米(工業用)から食用として不正に転売
	されたことが判明。
あせたーる
	【アセタール】
	◇[英]acetal
	○[化]アルデヒドまたはケトンとアルコールの化合物。
	 溶剤・催眠剤として使用される。
あぜち
	【按察使】
	【按察】
	○[歴]奈良時代の地方行政監督官。
	 719(養老 3. 7.)初めて設置された令外官(リョウゲノカン)。
	 畿内・西海道を除き、特定の国司が兼任して隣接する2〜
	4ヶ国を監察した。
	 平安時代に、陸奥(ムツ)・出羽(デワ)の二国を除き、大・中納
	言や参議が兼任する名義だけの官となる。
	 「あんさつし(按察使)」とも呼ぶ。
	 参照⇒[2]あんさつし(按察使)(2)
あせちるこりん
	【アセチルコリン】
	◇[英]acetylcholine
	○[生化]動植物中に含まれる塩基性物質。
	 動物では主として神経組織に存在し、副交感神経と運動神経
	の神経末端から刺激に応じて分泌される興奮伝達物質で、神経
	の興奮伝達や記憶・学習機能に関与する。
	 医薬としては血圧降下剤などに用いられる。
	 植物では麦角(バッカク)に含まれる。
	◎初め麦角の一成分として単離された。
あせちるさりちるさん
	【アセチルサリチル酸】
	◇[英]acetylsalicylic acid、[独]Acetylsalicylsaere
	○[薬]サリチル酸を無水酢酸でアセチル化して得られる解熱鎮
	痛薬。
	 白色無臭の粉末または鱗片状結晶。
	 分子式はC6H4(OCOCH3)COOH。水に難溶。
	 解熱・鎮痛・抗炎症剤として、風邪の解熱やリューマチ・神
	経痛などに用いる。非ピリン系の家庭薬。
	 バイエル社の商標名「アスピリン(Aspirin)」で知られる。
	◎1899(明治32)ドイツのバイエル社がアスピリンの商標名で製
	造・発売。
あせちるせるろーす
	【アセチルセルロース】
	◇[英]acetylcellulose
	○[化]セルロースの酢酸エステル。
	 綿に無水酢酸と濃硫酸の混酸(コンサン)を加えて作る。
	 紡糸してアセテート繊維(人造絹糸)とする外、不燃性フィル
	ム・ラッカー・プラスチック・塩化ビニール・酢酸・アセトン
	などの原料に使用する。
	 「酢酸セルロース」,「酢酸繊維素」とも呼ぶ。
	 参照⇒れーよん(レーヨン)
あせちれんとう
	【アセチレン灯】
	◇[英]acetylene torch
	○アセチレンを燃料とする照明器具の一種。
	 上下2室になった容器の下室にカーバイド(carbide)を、上
	室に水を入れ、間にあるネジを調整してカーバイドに水をポタ
	ポタと滴(シタタ)らせて、発生したアセチレン・ガスをパイプの
	先で燃やして照明するもの。
	 カーバイドの不純物が原因でススが多く、また独特の臭気が
	ある。
	 「アセチレンランプ(acetylene lamp)」,「カーバイドランプ
	(carbide lamp)」,「カーバイトランプ」とも呼ぶ。
	◎従来のオイル・ランプに較べて格段に輝度が高く、大正時代
	から昭和中期まで坑内や夜店など幅広く用いられた。
あせちれんらんぷ
	【アセチレンランプ】
	【アセチレン・ランプ】
	◇[英]acetylene lamp
	○⇒あせちれんとう(アセチレン灯)
★あせとあるでひど
	【アセトアルデヒド】
	◇[英]acetaldehyde
	○[化]メチル基(CH3-)のついたアルデヒド(-CHO)。
	 分子式はCH3CHO。
	 「アルデヒド」とも略称する。
	 参照⇒あるでひど(アルデヒド)
あせとん
	【アセトン】
	◇[英]acetone
	○[化]脂肪族飽和ケトンの一つで、最も簡単なもの。化学式C
	H3COCH3。
	 無色・揮発性の可燃液体で、エーテル臭がある。水やアルコ
	ールに溶ける。
	 アセチレン・プロピレンを原料として製造するほか、デンプ
	ン(澱粉)のアセトンブタノール発酵によって得られる。
	 樹脂・脂肪・染料などの溶剤として広く用いるほか、重要な
	化学工業原料の一つで、アセテート繊維・メタクリル樹脂・医
	薬品・クロロホルムの原料などになる。
	◎化粧品の徐光液にも入っている。
	 過酸化アセトン(Acetone Peroxide)は爆発力の高いアセトン
	化合物で、簡単に製造が出来るためテロなどにも使用される。
あせとんけっせいおうとしょう《あせとんけつせいおうとしやう》
	【アセトン血性嘔吐症】
	◇[英]acetonemic vomiting
	○[病]自家中毒症の一種。
	 2〜10歳くらいの子供が特に病気でもないのに急にぐったり
	して青くなり、しきりに嘔吐する原因不明の症候群。
	 興奮などの心理的要因、疲労や風邪などが誘因となって起こ
	ることが多く、血中・尿中のケトン体が増加する。
	 小学校入学までに直ることが多いが、まれにケ
	トン性低血糖症(ketotic hypoglycemia)・代謝性疾患・不完全
	腸閉塞などによることもある。
	 「周期性嘔吐症(cyclic vomiting)」とも呼ぶ。
[1]あーせなる
	【アーセナル】
	◇[英]arsenal
	○(1)[軍](英語で)兵器庫。
	○(2)[軍](英語で)造兵廠。
	 ⇒ぞうへいしょう(造兵廠)(1)
[2]あーせなる
	【アーセナル】
	◇[独]Arsenal
	○(1)[軍](ドイツ語で)兵器庫。
	○(2)[軍](ドイツ語で)造兵廠。
	 ⇒ぞうへいしょう(造兵廠)(1)
[3]あーせなる
	【アーセナル】
	◇[フ](単数形)arsenal)/(複数形)arsenaux(アーセノ)
	○(1)[軍](フランス語で)兵器庫。
	○(2)[軍](フランス語で)造兵廠。
	 ⇒ぞうへいしょう(造兵廠)(1)
あーせの
	【アーセノ】
	◇[フ](複数形)arsenaux)/(単数形)arsenal(アーセナル)
	○(1)[軍](フランス語で)兵器庫。
	○(2)[軍](フランス語で)造兵廠。
	 ⇒ぞうへいしょう(造兵廠)(1)
あせび
	【馬酔木】
	○[植]⇒あしび(アシビ,馬酔木)
あぜびき
	【畦挽き】
	○[建]鋸(ノコギリ)の一種。
	 敷居(カモイ)・鴨居(カモイ)などの溝(ミゾ)(畦)をつけるのに用い
	る小形のもの。
	 溝の両側をノコ(鋸)で切り、その間はノミ(鑿)で削る。
	 「畦挽き鋸(ノコ)」とも呼ぶ。
あぜびき
	【畦挽き】
	○[建]⇒あぜびき(畦挽き)
あせむ
	【アセム】
	【ASEM】
	◇[英]Asia-Europe Meeting
	○アジアとヨーロッパとの関係の強化を目的に、欧亜首脳が直
	接対話する国際会議。
	 「アジア欧州会合」,「アジアヨーロッパ首脳会議」とも呼ぶ。
	◎1994.10.(平成 6)第3回東アジア・欧州経済サミットでシン
	ガポールのゴー・チョクトン(Goh Chok Tong;呉作棟)首相が提
	案。
	 1996. 3.(平成 8)第1回、バンコクで開催。
あせら
	【アセラ】
	【Acela】
	○[交]アメリカの通勤用高速鉄道。
	 アムトラック(全米鉄道旅客公社)により、ワシントン〜ボス
	トン間を最高時速240キロメートル(150マイル)で運行。
	 アメリカ版新幹線とも呼ばれる。
	 参照⇒あむとらっく(アムトラック,Amtrak)
	◎2000.12.(平成12)運行開始。
★あせる
	【焦る】
	○(1)(何かをして)急(セ)いて苛立(イラダ)つ。
	○(2)(何もせずに)いらいら気をもむ。
	◎「焦」は「こげる(焦げる)」とも読む。
あせるが
	【アセルガ】
	◇[西]acelga
	○[植](スペイン語で)フダンソウ(不断草)。
	 ⇒ふだんそう(フダンソウ,不断草,恭菜)
あぜるばいじゃんきょうわこく
	【アゼルバイジャン共和国】
	◇[英]Republic of Azerbaijan
	○コーカサス地方(Caucasia)、東部をカスピ海に面する共和国。
	 首都はバクー(Baku)。
	 主な住民はトルコ系アゼルバイジャン人。
	〈面積〉
	 8万6,600平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1989(平成元)702万人。
	 1998(平成10)785万5,576人(7月推計)。
	 1999(平成11)790万8,224人(7月推計)。
	〈歴代大統領〉
	 ヘイダル・アリエフ(Heydar Aliyev)(1923〜2003.12.12):
	1993.10.10〜2003.10.31。
	 イルハム・ヘイダルオグル・アリエフ(Ilham Heydar ogli 
	Aliyev)(1961.12.24〜):2003.10.31〜。
	〈歴代首相〉
	 アルトゥール・ラシザデ(Artur Rasizade)(1935〜):1996.
	 7.20〜2003. 8. 4。
	 イルハム・ヘイダルオグル・アリエフ(前出):2003. 8. 4〜
	2003.11. 4。
	 ラシザデ(再任):2003.11. 4〜。
	◎西に接するアルメニア共和国と互いに飛び地を有し、ナゴル
	ノカラバフ自治州(Nagorno-Karabakh Autonomous Region)をめ
	ぐって対立関係にある。
	 参照⇒なごるのからばふじちしゅう(ナゴルノカラバフ自治
	州)
	◎1936(昭和11)ソビエト連邦を構成するアゼルバイジャン・ソ
	ビエト社会主義共和国となる。
	 1989.10. 5(平成元)共和国主権宣言。
	 1991. 8.30(平成 3)ソビエト連邦から独立宣言。
	 1993. 6.18(平成 5)H.アリエフ、アゼルバイジャン最高会
	議議長に就任。
	 2003.10.15(平成15)大統領選挙で現職のH.アリエフ大統領
	の長男イルハムが当選し、事実上の世襲となる。
	◎東アゼルバイジャン州・西アゼルバイジャン州はイランの州。
あせろら
	【アセロラ】
	◇[西]acerola、[学]Malpighia glabra
	○[植]キントラノオ科(Malpighiaceae)マルピギア属(Malpi-
	ghia)の常緑低木。西インド諸島と南テキサスから南アメリカ
	北部にかけての熱帯アメリカ原産。
	 樹高は3〜4メートル。適切な環境であれば年に数回開花し、
	濃赤色のサクランボのような実をつける。果肉は多汁質でビタ
	ミンCの含有量はレモンの約28倍といわれる。生食のほか、ジュ
	ース・ジャム・ゼリー・キャンディなどの原料とする。
	 ハワイ・フィリピンなどでも栽培されている。
	 日本では1970(昭和45)鹿児島大学の指宿(イブスキ)植物試験場
	で実験栽培が始められ、沖縄や小笠原でハウス栽培が普及しつ
	つある。
	 「バルバドスサクラ(バルバドス桜)」,「バルバドスチェリー
	(Barbados cherry)」,「西インドチェリー」とも呼ぶ。
あせんしーな
	【アセシーナ】
	◇[西](女性形)asesina/(男性形)asesino(アセシーノ)
	○(スペイン語で)殺人者・人殺し。
	 ⇒さつじんしゃ(殺人者)
あせんしーの
	【アセシーノ】
	◇[西](男性形)asesino/(女性形)asesina(アセシーナ)
	○(スペイン語で)殺人者・人殺し。
	 ⇒さつじんしゃ(殺人者)
あせんしょん
	【アセンション】
	◇[英]ascension
	○(1)上昇。
	 参照⇒あせんでぃんぐ(アセンディング)
	◎"ascend"の名詞形だが、一般には"ascent"が多く用いられる。
	○(2)[宗](Ascension)キリストの昇天。
	◎昇天祭(Ascension Day):⇒しょうてんさい(昇天祭)
あせんしょんでー
	【アセンションデー】
	【アセンション・デー】
	◇[英]Ascension Day
	○[宗]⇒しょうてんさい(昇天祭)
あせんず
	【アセンズ】
	◇[英]Athens
	○アテナイ(アテネ)の英語名。
	 ⇒あてない(アテナイ)
あせんだーど
	【アセンダード】
	◇[西]hacendado
	○[経]ラテン・アメリカの大農場アシエンダ([西]hacienda)を
	所有・経営する大地主。
	 参照⇒あしえんだ(アシエンダ)
あせんでぃんぐ
	【アセンディング】
	◇[英]ascending
	○(1)[形]昇っていく、上昇する、上向きの。
	○(2)[計]昇順(ショウジュン)。データのレコードやアイテムが小さ
	い方から大きい方への順番に並んでいること。また。その順に
	並べること。
	 ⇔でぃせんでぃんぐ(ディセンディング)(2)
	 参照⇒そーてぃんぐ(ソーティング)
あせんぶら
	【アセンブラ】
	◇[英]assembler
	○[計]アセンブリ言語で記述されたソースプログラムを、オブ
	ジェクトプログラムに変換するプログラム。
	 アセンブラはコンピュータの種類によって異なるため、同じ
	コンピュータのためのアセンブラは「セルフアセンブラ(self 
	assembler)」、異なるコンピュータのためのものは「クロスアセ
	ンブラ(criss assembler)」と呼ぶ。
	 「アセンブラー」とも呼ぶ。
	 参照⇒あせんぶりげんご(アセンブリ言語),あせんぶる(アセ
	ンブル)(4),りんけーじ(リンケージ)(4)
	◎アセンフラの対象となるコンピュータを「ターゲットマシン
	(target machine)」と呼ぶ。
あせんぶらー
	【アセンブラー】
	◇[英]assemblerassembler
	○[計]⇒あせんぶら(アセンブラ)
あせんぶりー
	【アセンブリー】
	◇[英]assembly
	○(1)(特別の目的のための)集会・会合。
	○(2)[教]朝礼など。
	○(3)(Assembly)議会。州議会の下院。立法議会。
	○(4)(部品・機材・建材などの)組み立て。
	○(5)組み立て部品。
	○(6)集合体。
	○(7)[軍]集合合図・集合ラッパ(assembly bugle)。
	○(8)[軍]集合・集結。
あせんぶりーいんだすとりー
	【アセンブリーインダストリー】
	【アセンブリー・インダストリー】
	◇[英]assembly industry
	○[経]加工組立産業。
	 大企業から、部品の製造加工・組み立てなどの作業を受注・
	分担する産業。
あせんぶりげんご
	【アセンブリ言語】
	◇[英]assembly language
	○[計]コンピュータのプログラムを記述する言語の一。
	 マシン語(機械語)の命令の一つ一つに対応し、無駄のないき
	め細かなプログラムが作成できる。
	 そのほかに、オブジェクトプログラムに変換するアセンブラ
	に対する疑似命令を含む。
	 「アセンブリー言語」とも呼ぶ。
	 参照⇒あせんぶら(アセンブラ),あせんぶる(アセンブル)(4)
あせんぶりーげんご
	【アセンブリー言語】
	◇[英]assembly language
	○[計]⇒あせんぶりげんご(アセンブリ言語)
あせんぶりーぷらんと
	【アセンブリープラント】
	【アセンブリー・プラント】
	◇[英]assembly plant
	○[経]組み立て工場。
あせんぶりーらいん
	【アセンブリーライン】
	【アセンブリー・ライン】
	◇[英]assembly line
	○(1)[経](工場の)組み立てライン。
	○(2)[経](組み立て工場の)流れ作業。
あせんぶる
	【アセンブル】
	◇[英]assemble
	○(1)[自動]集合する・会合する。
	○(2)[他動](人・物などを)集める・集合させる・召集する。
	○(3)[他動](部品を集めて)組み立てる。
	○(4)[他動][計]アセンブリ言語で記述されたソースプログラ
	ムを、アセンブラでオブジェクトプログラムに変換する。
	 参照⇒あせんぶりげんご(アセンブリ言語),あせんぶら(アセ
	ンブラ)
あせんやく
	【阿仙薬】
	○[生化]アカネ科(Rubiaceae)のガンビール(gambir)・マメ科
	(Fabaceae)のミモザ(mimosa)・ヤシ科(Palmae)のビンロウジュ
	(檳榔樹)などの植物の葉・ツル(蔓)を煮つめた褐色または暗褐
	色塊状の生薬。
	 カテキン・タンニンを多量に含み、収斂剤(シュウレンザイ)・下痢
	止め・口中清涼剤などや、染料・皮なめし剤に用いる。
	 「ガンビール」,「カテキュー(catechu)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かてきゅー(カテキュー)(1)
★あせんやくのき
	【アセンヤクノキ】
	【阿仙薬の木】
	◇[学]Acacia catechu、[英]catechu(カテキュー)
	○[植]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)ネムノキ亜科(Mimo-
	soideae)アカシア属(Acacia)の小高木。南インド・タイなどに
	自生。
	 参照⇒あせんやく(阿仙薬)
あそ
	【あそ】
	○[海]海上保安庁の大型巡視船(PL41)。
	 福岡市の福岡海上保安部に所属。
	 全長79メートル、770総トン、最高速度30ノット(時速約55キ
	ロメートル)以上。40ミリ機関砲を装備。
	◎2005(平成17)不審船の拿捕(ダホ)を目的に就役。
あそ
	【安蘇】
	◇[日]Aso
	○[古]⇒あそぐん(安蘇郡)
あそ
	【阿蘇】
	◇[日]Aso
	○(1)[地]⇒あそさん(阿蘇山)
	○(2)[地]⇒あそかい(阿蘇海)
	○(3)⇒あそぐん(阿蘇郡)
	○(4)⇒あそまち(阿蘇町)
あぞいみど
	【アゾイミド】
	◇[英]azoimide
	○[化]⇒あじかすいそ(アジ化水素)
あそうぎ
	【阿僧祇】
	◇[梵]asamkhya/asamkhyeya
	○(1)[仏]古代インドの数の単位。数えきれないほどの大きな
	数の単位。無数(ムシュ,ムスウ)・無量。
	 「僧祇」とも呼ぶ。
	○(2)[仏]数えきれないほどの永い期間の単位。永劫(ヨウゴウ,エイ
	ゴウ)。
	 「僧祇」とも呼ぶ。
	○(3)[数]数の単位。10の56乗。
	○(4)[数]数の単位。10の64乗。
あそうまち《あさふまち》
	【麻生町】
	◇[日]Aso Machi
	○茨城県南東部、行方郡(ナメガタグン)の町。
あそかい
	【阿蘇海】
	◇[日]Aso Kai
	○[地]京都府北部の宮津市にある天橋立(アマノハシダテ)西側の潟湖
	(セキコ)(ラグーン)。
	 面積約2平方キロメートル、周囲14キロメートル、最大深度
	14メートル。
	 西部に野田川が流入。
	 西岸は与謝郡(ヨサグン)岩滝町(イワタキチョウ)で、「与謝内海(ヨサナイカイ)」
	とも呼ぶ。
	 参照⇒あまのはしだて(天橋立.天の橋立)
	◎天橋立の砂州(サス)の成長によって宮津湾の一部が隔絶されて
	できたもの。
あそぎり
	【あそぎり】
	○[海]海上保安庁のあそぎり型巡視艇(PC101)。
	◎1994.12.19(平成 6)竣工。
あそぐん
	【安蘇郡】
	◇[日]Aso Gun
	○[古]栃木県南西部にあった郡。
	◎2005. 2.28(平成17)田沼町(タヌママチ)・葛生町(クズウマチ)、佐野
	市に編入して郡は消滅。
あそぐん
	【阿蘇郡】
	◇[日]Aso Gun
	○熊本県北東部の郡。
	 一の宮町(イチノミヤマチ)・阿蘇町(アソマチ)・南小国町(ミナミオグニマチ)・
	小国町(オグニマチ)・産山村(ウブヤマムラ)・波野村(ナミノソン)・高森町(タ
	カモリマチ)・西原村(ニシハラムラ)・南阿蘇村(ミナミアソムラ)の町村。
	◎2005. 2.11(平成17)蘇陽町(ソヨウマチ)、上益城郡(カミマシキグン)の
	矢部町(ヤベマチ)・清和村(セイワソン)と合併して上益城郡山都町(ヤマト
	マチ)を発足。
	 2005. 2.13(平成17)白水村(ハクスイムラ)・久木野村(クギノムラ)・長
	陽村(チョウヨウムラ)の3村が合併して南阿蘇村を発足。
あそこ
	【彼所】
	【彼処】
	○(1)自分からも相手からも遠い場所。
	○(2)あの場所。
	 「あすこ」,「かしこ」とも呼ぶ。
	○(3)相手に既知の場所。例の場所。
	○(4)あの局面。
	○(5)[古]あの人。
★あそごがく
	【阿蘇五岳】
	◇[日]Aso Gogaku
	○[地]阿蘇山のカルデラにある五つの火口丘の総称。
	 参照⇒あそさん(阿蘇山)
	◎高岳(タカダケ):標高1,592メートル。
	 中岳(ナカダケ):標高1,506メートル。
	 根子岳(ネコダケ):標高1,433メートル。
	 烏帽子岳(エボシダケ):標高1,337メートル。
	 杵島岳(キシマダケ):標高1,326メートル。
あそさ
	【アソサ】
	◇Assosa/Asosa
	○エチオピア北西部、ベニシャングル州(Benishangul Kilil)
	南西部にある州都。
★あそさん
	【阿蘇山】
	◇[日]Aso San
	○[地]熊本県北東部と大分県にまたがる活火山。
	 高岳(タカダケ):中央火口丘の一峰。標高1,529メートル。
	 中岳(ナカダケ):中央火口丘の一峰。標高1,506メートル。
	 根子岳(ネコダケ):中央火口丘の一峰。標高1,433メートル。
	 大観峰(ダイカンボウ):外輪山の一峰。標高936メートル。
	 阿蘇谷(アソダニ):中央火口丘の北に広がる火口原。
	 南郷谷(ナンゴウダニ):中央火口丘の南に広がる火口原。
	◎2015. 9.14(平成27)中岳第一火口、噴火。
あそしえいと
	【アソシエイト】
	◇[英]associate
	○(1)[他動]関係付ける・関連付ける。
	 「アソシエート」とも呼ぶ。
	○(2)[他動]賛同する・支持する。
	 「アソシエート」とも呼ぶ。
	○(3)[自動]仲間になる・一緒にやる。
	 「アソシエート」とも呼ぶ。
	○(4)[自動]提携する・連合する。
	 「アソシエート」とも呼ぶ。
	○(5)[名]仲間・同僚。協力者・共同経営者。
	 「アソシエート」とも呼ぶ。
	○(6)[名](団体などの)準会員。
	 「アソシエート」とも呼ぶ。
あそしえいとぷろふぇっさー
	【アソシエイトプロフェッサー】
	【アソシエイト・プロフェッサー】
	◇[英]associate professor
	○[教](大学の)準教授。
	 「アソシエートプロフェッサー」とも呼ぶ。
	 参照⇒きょうじゅ(教授)
あそしえーと
	【アソシエート】
	◇[英]associate
	○⇒あそしえいと(アソシエイト)
あそしえーとぷろふぇっさー
	【アソシエートプロフェッサー】
	【アソシエート・プロフェッサー】
	◇[英]associate professor
	○[教]⇒あそしえいとぷろふぇっさー(アソシエイトプロフェッ
	サー,アソシエイト・プロフェッサー)
あそす
	【アソス】
	◇Athos
	○(1)[地]⇒あとすはんとう(アトス半島)
	○(2)[地]⇒あとすさん(アトス山)
あそすさん
	【アソス山】
	◇[英]Mount Athos
	○[地]⇒あとすさん(アトス山)(1)
あそすはんとう《あそすはんたう》
	【アソス半島】
	◇[英]Athos peninsula
	○[地]⇒あとすはんとう(アトス半島)
あぞせんりょう《あぞせんれう》
	【アゾ染料】
	◇[英]azo dyes
	○[化]アゾ基(-N=N-)を発色団にもつ染料の総称。
あぞーと
	【アゾート】
	◇[英]azote
	○[古][化]英語で、チッソ(窒素)(nitrogen)の古称。
	 ⇒ちっそ(チッソ,チッ素,窒素)
あーそにすと
	【アーソニスト】
	◇[英]arsonist
	○(英語で)放火犯人・放火魔。
	 参照⇒ぱいろまにあっく(パイロマニアック),ぱいろまにあ
	(パイロマニア)
	◎放火:アーソン(arson)。
★あそび
	【遊び】
	○(1)([英]playing)遊ぶこと。
	○()
	○()[機]([英]play)機械の連結部分に余裕があること。
	 「クリアランス([英]clearance)」とも呼ぶ。
	 参照⇒かしめる(かしめる,加締める)
あそびべ
	【遊部】
	○[歴]古代、朝廷で大喪(タイソウ)などの殯(モガリ)の神事に奉仕し
	た品部(シナベ)。
	 棺や祭器などを用意し、殯宮(アラキノミヤ)で歌舞を奏して鎮魂の
	儀を行った、呪術的な職業集団。
	 参照⇒たいそう(大葬),やせどうじ(八瀬童子)
あそびましょ
	【遊びましょ】
	○[古]⇒あそぼ(遊ぼ)
あぞふかい
	【アゾフ海】
	◇[露]Azovskoye More、[英]Sea of Azov
	○[地]黒海(Corne More)北東部にある内海。
	 東部をクリミア半島(Crimean Peninsula)東端のケルチ半島
	(Kerchenskiy Poluostrov)、西部をタマン半島(Tamanskiy 
	Poluostrov)にはさまれたケルチ海峡(Kerchenskiy Proliv)で
	黒海に通じる。
	 北東部のタガンログ湾(Taganrogskiy Zaliv)からドン川
	(Reka Don)が流入する。
あそぼ
	【遊ぼ】
	○[古]子供が友達を遊びに誘(サソ)う呼び声。
	 一人または数人で遊び仲間の家の前に行き、声を揃(ソロ)えて
	「○○ちゃん、あそぼっ!」と声を掛(カ)ける。さらに近所数軒
	を回って仲間を集めてから遊ぶ。
	 主に男の子の掛け声で、女の子では「○○ちゃん、あそびま
	しょっ!」っと少し節(フシ)をつけて声を掛ける。
	 まだ高層住宅も少なく、ゲーム機や携帯電話はなく、また
	子供が空き地・路上・寺や神社の境内(ケイダイ)など外で遊んで
	いた昭和中期ころまで行われ、町のあちこちで聞こえていた。
あそまち
	【阿蘇町】
	◇[日]Aso Machi
	○熊本県北東部、阿蘇郡(アソグン)の町。
	〈面積〉
	 199.36平方キロメートル。
	 (*)境界未定がある。
	〈人口〉
	 2000(平成12)1万8,667人。
	◎1954(昭和29)内牧(ウチノマキ)町・黒川村・永水(ナガミズ)村・尾ヶ
	石(オガイシ)村・山田村が合併して発足。
あぞるびん
	【アゾルビン】
	◇Azorubin/Azorubine
	○[食]食品着色料の一種。
	 ヨーロッパでは食品添加物として認可されているが、日本の
	食品衛生法では未承認。
あぞれすしょとう《あぞれすしよたう》
	【アゾレス諸島】
	◇[英]Azores Islands、[葡]Arquipelago dos Acores
	○[地]大西洋北部、ポルトガル本土の西方約1,500キロメート
	ルにあるポルトガル領の火山諸島。
	 九つの主要な島から成る。
	 砂糖・バナナなどを産する。
	 欧米を結ぶ海空路・通信の中継地で、NATO軍の基地があ
	る。
	〈面積〉
	 2,344平方キロメートル。
	〈人口〉
	 1991(平成 3)24万1,592人。
	◎南東部:サンミゲル島(Ilha de Sao Miguel)(最大)・サンタ
	マリア島(Ilha de Santa Maria)。
	 中央部:テルセイラ島(Ilha Terceira)・ピコ島(Ilha de Pi-
	co)・ファイアル島(Ilha do Faial)・サンジョルジェ島(Ilha 
	de Sao Jorge)・グラシオサ島(Ilha Graciosa)。
	 北西部:フロレス島(Ilha das Flores)・コルボ島(Ilha do 
	Corvo)。
	◎ポルトガル語「アソーレス(Acores)」は、この諸島に生息する
	「タカ([英]hawks)」を意味する。
あーそん
	【アーソン】
	◇[英]arson(アースン)
	○(英語で)放火・放火罪。
	◎放火魔:アーソニスト(arsonist)。
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