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百 科 辞 書 《あしや》 編集:獨 澄旻
-------- あしや ------------------------------------------------
あしや
【芦屋】
◇[日]Ashiya
○(1)⇒あしやし(芦屋市)
○(2)⇒あしやまち(芦屋町)
あしやがま
【蘆屋釜】
【芦屋釜】
○[歴]鎌倉時代から桃山時代、筑前国(現:福岡県)の遠賀川(オン
ガガワ)河口部の蘆屋(現:遠賀郡県芦屋町)で鋳造した茶の湯の
釜。また、それを模(モ)した釜。
真形釜(シンナリガマ)が多く、地肌は滑らかで山水・草木を浮き
出させた地紋が特徴。
室町時代が最盛期で、珍重されたが京釜の盛業とともに衰退。
ま、越前蘆屋・播州蘆屋・伊勢蘆屋などが作られた。
あじゃがんだ
【アジャガンダ】
◇[梵]ajagandha
○[植]アシュワガンダ(ashwagandha)の別称。
⇒あしゅわがんだ(アシュワガンダ)
あじゃくしお
【アジャクシオ】
◇Ajaccio
○⇒あじゃっしお(アジャッシオ)
あしやし
【芦屋市】
◇[日]Ashiya Shi
○兵庫県南東部の市。
昭和初期に開発された六麓荘町(ロクロクソウチョウ)は財界人などの
豪邸がある高級住宅地で、条例により敷地面積400平方メート
ル以下を禁じている。
市内全域でパチンコ店は1店もない。
◎福岡県遠賀郡(オンガグン)には芦屋町(アシヤマチ)がある。
あじゃしお
【アジャシオ】
◇Ajaccio
○⇒あじゃっしお(アジャッシオ)
あしやすむら
【芦安村】
◇[日]Ashiyasu Mura
○[古]山梨県西部、中巨摩郡(ナカコマグン)の村。
〈面積〉
147.74平方キロメートル。
〈人口〉
1995(平成 7)611人。
2000(平成12)613人。
◎甲斐犬(カイケン)の発祥の地とされ、1934(昭和 9)国の天然記念
物に指定。
◎芦倉村と安通村が合併して発足。
2003. 4. 1(平成15)中巨摩郡の西部、白根町(シラネマチ)・櫛形
町(クシガタマチ)・甲西町(コウサイマチ)・若草町(ワカクサチョウ)・八田村(ハッタ
ムラ)・芦安村の4町2村が合併して南アルプス市を発足。
あじゃっしお
【アジャッシオ】
◇Ajaccio
○地中海北西部、フランス領コルシカ島南部のコルスデュシュ
ド県(Departement Corse-du-Sud)の県都。
北緯41.93°、東経8.73°の地。
コルシカ島西岸に位置する、温泉・避寒・観光地。
「アジャッショ」,「アジャクシオ」,「アジャシオ」とも呼ぶ。
イタリア語では「アヤッチョ」。
〈人口〉
1962(昭和37)4万2,282人。
1990(平成 2)5万8,900人。
1999(平成11)5万2,900人。
2002(平成14)4万9,100人。
◎ナポレオン一世の出生地。
あじゃっしょ
【アジャッショ】
◇Ajaccio
○⇒あじゃっしお(アジャッシオ)
あしやまち
【芦屋町】
◇[日]Ashiya Machi
○福岡県北部、遠賀郡(オンガグン)の町。
遠賀川の河口にある港町。
参照⇒あしやがま(蘆屋釜,芦屋釜)
◎兵庫県には芦屋市(アシヤシ)がある。
あじゃむ
【アジャム】
◇[アラビア語]adjam
○異人・非アラブ人。
あじゃり
【阿闍梨】
◇[梵]acarya、[中]asheli
○(1)[仏]弟子の行為を正し、その師範(シハン)となる高徳の僧。
受戒(ジュカイ)の儀式の場合、和尚(オショウ,カショウ,ワジョウ)の助手と
して受戒者にいろいろと指図(サシズ)する役目をつとめる。
◎梵語アーチャリヤ(acarya)(阿闍梨耶)の音写、「軌範師」とも
訳し、「先生」の意味。
○(2)[仏]天台・真言宗の僧位。
あじゃりあじちきょうわこく
【アジャリア自治共和国】
◇Ajaris Avtonomiuri Respublika、[英]Ajarian Autonomous
Republic/Adjarian Auton. Rep.
○グルジア共和国内の南西部にある自治共和国。西部を黒海に
面し、南部をトルコに隣接。
首都はバトゥーミ(Batumi)。
参照⇒ぐるじあ(グルジア)
〈面積〉
2,899平方キロメートル。
〈最高会議議長(大統領)〉
アスラン・アバシゼ(Aslan Abashidze)。
◎2004. 3.15(平成16)グルジアが経済封鎖し、アジャリア側は
非常事態宣言を布告。グルジア、16日海上封鎖、18日経済制裁
措置を解除。
あじゃんくーる
【アジャンクール】
◇Azincourt/Agincourt
○フランス北部、ノール・パドカレー地域圏(Region Nord-Pas-
de-Carais)西部のパドカレー県(Pas-de-Calais Department)中
南西部の町。
北緯50.47°、東経2.13°の地。
「アザンクール」とも呼ぶ。
参照⇒あじゃんくーるのたたかい(アジャンクールの戦い)
あじゃんくーるのたたかい《あじやんくーるのたたかひ》
【アジャンクールの戦い】
◇[英]Battle of Agincourt、[フ]Bataille d'Azincourt
○[歴]百年戦争中、フランドル地方(北フランス)のアジャンク
ールで行われた、フランス軍がイギリス軍に敗北した戦い。
1415.10.25(応永22)ヘンリー五世のイギリス軍3,000人の新
式弓隊はフランス騎士隊1万人を破り、北フランス一帯を支配
下に治(オサ)めた。
参照⇒ぽあちえのたたかい(ポアチエの戦い),おるれあんの
たたかい(オルレアンの戦い)
あじゃんたせっくつじいん《あじやんたせきくつじゐん》
【アジャンタ石窟寺院】
◇[英]Ajanta Cave Temples
○[歴]インドのデカン高原西北部・ムンバイ(旧称ボンベイ)の
東南、マハラシュトラ州(Maharashtra State)にある丘陵地の
崖に掘られた石窟寺院。高さが76メートルの断崖に東西約450
メートルに渡ってグプタ様式の29の窟院がある。
その製作は紀元2〜3世紀から始まり、グプタ朝(AD. 320〜
550ころ)から7世紀ころまで次々と掘られている。
仏像は官能的なガンターラ様式、壁画は特色あるインド画の
陰影法を用い、東洋美術の極致といわれる。日本の法隆寺金堂
の壁画にも影響を及ぼしている。
「アジャンター石窟寺院」とも呼ぶ。
参照⇒えろーら(エローラ)
あじゃんたーせっくつじいん《あじやんたーせきくつじゐん》
【アジャンター石窟寺院】
◇[英]Ajanta Cave Temples
○[歴]⇒あじゃんたせっくつじいん(アジャンタ石窟寺院)
あしゆい《あしゆひ》
【足結】
○[古][服]⇒あゆい(足結,脚結)
あしゅう《あしう》
【阿州】
◇[日]Ashu
○[歴]中国風の旧国名。
⇒あわ(阿波)
あじゅか
【アジュカ】
◇Ajka
○ハンガリー中西部、ベスプレム県(Veszprem Megye)中西部の
都市。
北緯47.10°、東経17.56°の地。
〈人口〉
1985(昭和60)3万3,937人(推計)。
1990(平成 2)3万3,832人(推計)。
2001(平成13)3万1,971人。
◎2010.10. 4(平成22)アルミ精錬工場から泥状の赤い有毒廃棄
物が大量に流出し、死者が発生。
あしゅがばーと
【アシュガバート】
◇Ashgabat
○トルクメニスタン南部にある同国の首都。
「アシガバート」,「アシガバット」とも呼ぶ。
あしゅく
【阿シュク】
◇[梵]Aksobhya
○(1)[仏]東方に住するとされる大乗の仏の一つ。
過去久遠の昔、大日如来の説法を聞いて発願し、東方の阿比
羅提国(妙喜国・善快国)で修行・成仏し、東方善快浄土を建て、
今なお説法しているという仏。
西方極楽世界の阿弥陀仏と並んで重視されるが、日本では東
方の浄瑠璃世界(ジョウルリセカイ)の阿弥陀如来と混同されている。
◎"Aksobhya"の音訳で、「阿シュク婆」,「無動」,「不動」とも訳す。
「シュク」は「(「門」構+「人」の下に「从」:補助7011)」と書き、翻
経者に基づく造字といわれる。
○(2)[仏]密教で、金剛界五智如来の一つ。
東方に住し、大円鏡智(ダイエンキョウチ)を表し、無冠で降魔の印
を結ぶとする。
「あしく」,「阿シュク仏」,「阿シュク婆」,「阿シク婆」とも呼ぶ。
[1]あしゅくじ
【阿シュク寺】
○光明皇后が奈良市法華寺町辺に建てたと伝えられる寺。
◎皇后が浴室で自ら千人の病者を洗ったところ、最後に癩者に
化した阿シュク仏が現われたという。
◎「シュク」は「(「門」構+「人」の下に「从」:補助7011)」と書く。
[2]あしゅくじ
【阿シュク寺】
○奈良末期の宝亀年間( 770〜 780)、石上宅嗣(イソノカミノヤカツグ)
が平城京付近の旧宅を寺にしたもの。
◎この一隅に一般公開した日本最初の図書館が設けられた。
参考⇒うんてい(芸亭)
◎「シュク」は「(「門」構+「人」の下に「从」:補助7011)」と書く。
あしゅくば
【阿シュク婆】
○[仏]⇒あしゅく(阿シュク)
あしゅくぶつ
【阿シュク仏】
○[仏]⇒あしゅく(阿シュク)
[1]あしゅけなーじ
【アシュケナージ】
◇[英](単数形)Ashkenazi
○ドイツ・ポーランド・ロシア系のユダヤ人。ドイツ語にスラ
ブ語とヘブライ語を交(マジ)えた混成語イディッシュ(Yiddish)
を用いる。
「アシュケナジム([複]Ashkenazim)」とも呼ぶ。
参照⇒せふぁるでぃ(セファルディ)
◎イスラエルでは上流階級を構成。
[2]あしゅけなーじ
【アシュケナージ】
◇Vladimir Davidovich Ashkenazy(Ashkenazi)
○[人]ロシア生れのピアニスト・指揮者(1937. 7. 6〜)。
1972(昭和47)アイスランド国籍を取得。
あしゅけなじむ
【アシュケナジム】
◇[英](複数形)Ashkenazim
○⇒[1]あしゅけなーじ(アシュケナージ)
あしゅけろん
【アシュケロン】
◇Ashqelon
○イスラエル南部、ハダロム地区(HaDarom District)北西端に
ある工業都市。
北緯31.67°、東経34.56°の地。
地中海に面し、ガザ(Gaza)の北方約20キロメートル、ガザ地
区からは約9キロメートル。
〈人口〉
1983(昭和58) 5万2,900人。
1990(平成 2) 5万6,800人(推計)。
1994(平成 6) 8万0,100人。
1995(平成 7) 8万3,100人。
2003(平成15)10万8,000人。
◎古称は「アスカロン(Ascalon)」、十字軍は「エスカロン(Escal-
on)」と呼び、アラブ人は「アスカラン(Asqalan)」と呼んだ。
あしゅしゃるきーやけん
【アシュ・シャルキーヤ県】
◇[アラビア語]Muhafazat ash Sharqiyah、[英]Sharkia Gover-
norate
○⇒しゃるきーやけん(シャルキーヤ県)
あしゅしゃるきーやしゅう《あしゆしやるきーやしう》
【アシュ・シャルキーヤ州】
◇Mintaqah ash Sharqiyah
○⇒しゃるきーやしゅう(シャルキーヤ州)
あしゅたーでぃやーいー
【アシュターディヤーイー】
◇Astadhyayi
○[言]古代インドの文法学者パーニニ(Panini)が著した『パー
ニニ文典』の正称。
参照⇒ぱーにに(パーニニ)
あじゅだびあ
【アジュダビア】
◇Ajdabiya
○⇒あじゅだーびやー(アジュダービヤー)
あじゅだーびやー
【アジュダービヤー】
◇Ajdabiya
○(1)⇒あじゅだーびやーけん(アジュダービヤー県)
○(2)リビア中東部、アジュダービヤー県北西部にある県都。
「アジュダビア」,「アジダービヤ」とも呼ぶ。
あじゅだーびやーけん
【アジュダービヤー県】
◇sha'biyah Ajdabiya、[英]Ajdabiya District
○リビア中東部の県。北西部をスルト県(sha'biyah Surt)に接
し、南東部をエジプトに隣接し、北西部を地中海のスルト湾に
面する。
県都はアジュダービヤー。
〈面積〉
10万8,523平方キロメートル。
〈人口〉
2006(平成18)17万7,047人(4月15日現在)。
★あしゅたるて
【アシュタルテ】
◇[セム語]Ashtarte
○[フェニキア神話]母なる大地と豊穣の女神。
参照⇒あふろでぃて(アフロディテ)
あしゅーと
【アシュート】
◇Asyut、[フ]Assiout
○(1)(Muhafazat Asyut)⇒あしゅーとけん(アシュート県)
○(2)エジプト中央部、ナイル川中流域のアシュート県中央部
にある県都。
北緯27.19°、東経31.18°の地。
〈人口〉
1976(昭和51)21万3,983人。
1986(昭和61)27万3,191人。
1996(平成 8)34万3,498人。
あしゅーとけん
【アシュート県】
◇[アラビア語]Muhafazat Asyut、[英]Asyut Governorate、
[フ]gouvernorat d'Assiout
○エジプト中央部、ナイル川中流域の県。北部をミニア県(Mu-
hafazat al-Minya)、南部をソハーグ県(Muhafazat Suhaj)に接
する。
県都はアシュート。
〈面積〉
1,553平方キロメートル。
〈人口〉
1996(平成 8)280万2,185人(11月19日現在)。
あしゅどっど
【アシュドッド】
◇Ashdod
○⇒あしゅどど(アシュドド)
あしゅどど
【アシュドド】
◇Ashdod
○イスラエル南部、ハダロム地区(HaDarom District)北部の、
地中海(the Mediterranean Sea)に面する港湾都市。
北緯31.80°、東経34.64°の地。
「アシュドッド」とも呼ぶ。
〈人口〉
1983(昭和58) 6万5,700人。
1995(平成 7)12万9,800人。
2004(平成16)20万6,100人。
あしゅば
【アシュバ】
◇[梵]ashva(アシュヴァ)
○[哺](サンスクリット語で)ウマ(馬)。
⇒うま(ウマ,馬)
あしゅばーん
【アシュバーン】
◇Ashburn
○アメリカ合衆国東部、バージニア州(Virginia Commonwealth)
北部のラウドン郡(Loudoun County)南東部の都市。
北緯39.04°、西経77.49°の地。
あじゅまん
【アジュマン】
◇Ajman
○アラブ首長国連邦を構成する首長国の一国。
あしゅーむ
【アシューム】
◇[英]assume
○(1)[他動]任務を引き受ける。
○(2)[他動]責任をとる。
○(3)[他動]思い込む・仮定する。
○(4)[他動]ふりをする・見せかける・(……らしく)よそおう。
参照⇒ぷりてんど(プリテンド)(1)
あしゅら
【アシュラ】
◇[アラビア語]Ashura(10の意味)
○(1)[宗]イスラム教シーア派の重要な宗教行事。
第3代目イマーム(指導者)のフサイン(Husayn)がカルバラ
(Karbala)で殉教した日、イスラム暦ムハッラム(Muharram)(第
1月)10日に行われる哀悼祭。
殉教を悼(イタ)み前日に夜を徹して、フサインが鎖で打たれた
故事に因(チナ)み、男たちが拳(コブシ)で自らの胸を叩(タタ)いたり、
鎖で背を叩くなどして苦しみを追体験しながら、詩句を詠唱し
て練り歩く。
命日当日には、白装束の男たちが刀で自らの頭を切りつけな
がら行進する。
◎フサインが殉教した日から40日目に行われるアルバイン(Ar-
baeen)の行事とともに、シーア派の最大級の宗教行事。
参照⇒あるばいん(アルバイン)
◎2004. 3. 2(平成16)イラクのカルバラ中心部に信者約200万
人が集まりアシュラの際中、モスク数ヶ所で爆発が発生。112
人が死亡。首都バグダッドのシーア派地区でも爆発が発生し、
58人が死亡。
○(2)[軍]イランの長距離弾道ミサイル。固体燃料を使用。
射程2,000キロメートル。
シャハブ3(Shahab-3)中距離ミサイルをベースに開発された
と見られている。
参照⇒しゃはぶ(シャハブ),かどる(カドル),ぜるざる(ゼル
ザル)
◎2007.11.27(平成19)ナッジャル(Mostafa Mohammad Najjar)
国防軍需大臣、アシュラを開発したと発表。
★あしゅら
【アシュラ】
【阿修羅】
◇[梵]Asura
○[仏]闘争を好むインドの鬼神の一族。
仏法守護神の八部衆(ハチブシュウ)の一つ。
「修羅(シュラ)」とも略称する。
参照⇒はちぶしゅう(八部衆)
◎古代イラン神話のアフラ(Ahura)に相当し、もとは善神。
参照⇒ふあらまずだ(アフラマズダ)
あしゅらー
【アシュラー】
◇[英]ashlar/ashler
○(1)[建]⇒きりいし(切り石,切石)
○(2)[建]⇒きりいしづみ(切り石積み,切石積)
あしゅらのごとく
【阿修羅のごとく】
○(1)[TVドラマ]1979(昭和54)NHKで放送された、向田邦
子(ムコウダ・クニコ)脚本のTVドラマ。
続編『パートU』は1980(昭和55) 1.19〜 2. 9、4話放送。
◎テーマ音楽にトルコ軍楽隊メフテル(Mehter)の『シェッディ
ン・デデン(Ceddin Deden)』が使われ、話題となる。
○(2)[映](1)の映画化。
監督:森田芳光。
出演:八千草薫(ヤチグサ・カオル)(母親)など。
◎2003.11. 8(平成15)全国公開。
あしゅらーふ
【アシュラーフ】
◇[アラビア語]ashraf(複数形)/sharif(単数形)
○⇒しゃーりふ(シャリーフ)
あしゅらーべにや
【アシュラー・ベニヤ】
◇[英]ashlar veneer
○[建]⇒きりいし(切り石,切石)(3)
あじゅーる
【アジュール】
◇[フ]azur、[英]azure
○(1)[気]青空。
○(2)[色]空色・淡青色・スカイブルー(sky blue)。
◎コート・ダジュール([フ]Cote d'Azur):紺碧海岸。
参照⇒こーとだじゅーる(コート・ダジュール)
あじゅーるまいこはまかいがん
【アジュール舞子浜海岸】
○兵庫県神戸市垂水区(タルミク)にある人口砂浜の海岸。
参照⇒おおくらかいがん(大蔵海岸)
★あしゅわがんだ
【アシュワガンダ】
◇[梵]ashwagandha、[学]Withania somnifera
○[植]ナス目(Solanales)ナス科(Solanaceae)ウィザニア属
(Withania)の常緑低木。
インド・ネパール・パキスタン・スリランカ・中東・南アフ
リカの乾燥亜熱帯地方に自生。
高さ0.3〜1.5メートル。花は緑色または鮮黄色。
古くから根茎を乾燥させて滋養強壮・長寿薬とする。
「ウィザニア」,「インドの朝鮮ニンジン(Indian ginseng)」,
「ウインターチェリー(winter cherry)」,「アジャガンダ(aja-
gandha)」などと呼ぶ。
◎サンスクリット語の「馬(ashva)の匂い(gandha)」から。
あしょうさんえん《あせうさんえん》
【亜硝酸塩】
○[化]亜硝酸の塩類。亜硝酸カリウム・亜硝酸ナトリウムなど。
無色の結晶で、水に溶けやすく、アルカリ性(塩基性)を示す。
致死量は3グラム。
◎JAS(日本農林規格)で、食肉の発色剤。
あしょかおう《あしよかわう》
【アショカ王】
◇Asoka([梵]アショーカ,[パーリ語]アソーカ)。阿育王(アイクオウ)、
無憂王(ムウオウ)と訳す。
○[人]古代インドのマウリヤ(Maurya)(孔雀)王朝第3代の英主
(BC. 272〜BC. 232)。在位:BC. 268〜BC. 232。
インドの南端を除くほぼ現在の全インドを統一し王朝の最盛
期を現出した。
深く仏教に帰依し、同時にバラモン教やジャイナ教などの諸
宗教も保護した。仏教を統治の理想として内政に用いるのみな
らず、国外諸地方にも布教活動を行い、仏教の興隆に努めた。
スリランカ(セイロン)に小乗仏教が残っているはこのためであ
る。
パータリプトラ(Patalipitra)(華子城<カシジョウ>)に千人の比
丘(ビク)を集めて、仏典の第3回結集(ケツジュウ)(千人結集)を行
う。
「アショーカ王」とも呼ぶ。
参照⇒たきしら(タキシラ)
◎王の詔勅を刻んだ石柱碑が各地の仏教の聖地に建てられ、現
在も残っている。
参照⇒るんびにー(ルンビニー),さんちーのだいとう(サンチ
ーの大塔)
あしょーかおう《あしよーかわう》
【アショーカ王】
◇Asoka
○[人]⇒あしょかおう(アショカ王)
あしょろ
【足寄】
◇[日]Ashoro
○(1)⇒あしょろぐん(足寄郡)
○(2)⇒あしょろちょう(足寄町)
あしょろぐん
【足寄郡】
◇[日]Ashoro Gun
○北海道南東部、十勝支庁の郡。
足寄町(アショロチョウ)・陸別町(リクベツチョウ)の町。
あしょろちょう《あしよろちやう》
【足寄町】
◇[日]Ashoro Cho
○北海道南東部、十勝支庁足寄郡(アショログン)の町。
〈面積〉
1,408.09平方キロメートル。
◎1955(昭和30)西足寄町と足寄村が合併して発足。
◎「あしろちょう(安代町)」は岩手県岩手郡(イワテグン)にあった町。
あじら
【アジラ】
【アジ羅】
○[仏]薬師十二神将(ジンショウ)の一つ。如意輪観音(ニョイリンカンノン)
を本地(ホンジ)とする辰(タツ)の刻(午前8時頃)の守護神。
「アニラ」,「アネラ」,「摩尼羅(マニラ)」とも呼ぶ。
参照⇒じゅうにじんしょう(十二神将)
◎「(「安」+「頁」)(「人」偏+「爾」)羅」とも書く。
あじりあ
【アジリア】
◇[英]agyria
○(1)[病](英語で)脳回欠損。
○(2)[病](英語で)脳回欠損症(滑脳症)。
⇒かつのうしょう(滑脳症)
◎「無(a-)脳回(gyrus)」の意味。
あしる
【アシル】
◇[トルコ語]asil
○(トルコ語で)貴族。
あじーる
【アジール】
◇[独]Asyl
○世俗の世界から慣習的・法的に遮断された不可侵の聖地・避
難所。またその人やその集団。
中世ヨーロッパの教会や自治都市、森・山・巨樹など。
参照⇒[1]さんくちゅあり(サンクチュアリ)(2),えんきりで
ら(縁切寺)
◎宗教はアジール(避難場所)。
あしるき
【アシル基】
◇[英]acyl group
○[化]カルボン酸(RCOOH)のカルボキシル基(-COOH)
から水酸基(-OH)を除いた原子団(RCO-)の総称。
アセチル基(CH3CO-)・ベンゾイル基(C6H5CO-)など。
参照⇒あみど(アミド)(1)
あしーるみさき
【アシール岬】
◇[スワヒリ語]Ras Asir
○[地]アフリカ大陸東端の岬。俗称アフリカの角(the Horn of
Africa)の先端。
「アセイル岬(Ras Aser)」,「グアルダフィ岬([西]Capo Guard-
afui)」とも呼ぶ。
あじろ
【網代】
◇[日]ajiro
○(1)川の瀬に仕掛ける魚を捕(ト)る設備。
竹・木などの組んだものを流れの中に入れ、端に取り付けた
簀(ス)に魚を誘い込むもの。
◎冬の季語。
◎「網の代り」の意味。
○(2)[建]ヒノキ(檜)などを薄く削った経木(キョウギ)・竹・アシ
(葦)などを、斜めまたは縦横に組んだもの。
垣根・屏風(ビョウブ)・天井などに用いるほか、笠や団扇(ウチワ)
などを作る。
牛車(ギッシャ)・輿(コシ)などの屋形・天井に貼ったりもした。
参照⇒あじろど(網代戸),あじろぐるま(網代車),すいがい
(透垣),あじろてんじょう(網代天井)
○(3)網漁業を行う漁場。
○(4)(2)を斜め菱形に編んだもの。また、その編み方・編み模
様。
参照⇒いちくずしもん(一崩し文,一崩文)
○(5)[古][交]網代車の略称。
⇒あじろぐるま(網代車)
あじろあみ
【網代編み】
◇[日]ajiroami/ajiro-ami
○(1)網代を編むこと。
「網代組(アジログ)み」とも呼ぶ。
参照⇒あじろ(網代)(1),あじろ(網代)(2)
○(2)長く平たいものを互い違いに重ね合せながら、網代に編
むこと。
「網代組み」とも呼ぶ。
参照⇒あじろ(網代)(4)
○(3)網代に編んだもの。
「網代組み」とも呼ぶ。
○(4)網代を編む人。
「網代組み」とも呼ぶ。
参照⇒あじろ(網代)(1)
あじろぐみ
【網代組み】
◇[日]ajirogumi/ajiro-gumi
○⇒あじろあみ(網代編み)
★あじろぐるま
【網代車】
○[古][交]屋形・天井などに網代を貼った牛車(ギッシャ)。
単に「網代」とも呼ぶ。
参照⇒あじろ(網代)(2)
あしろちょう《あしろちやう》
【安代町】
◇[日]Ashiro Cho
○[古]岩手県中北部、岩手郡(イワテグン)の町。
◎2002. 4. 1(平成14)二戸郡(ニノヘグン)から岩手郡に所属変更。
2005. 9. 1(平成17)西根町(ニシネチョウ)・松尾村(マツオムラ)と合併
して八幡平市(ハチマンタイシ)を発足。
◎「あしょろちょう(足寄町)」は北海道十勝支庁足寄郡(アショログン)
の町。
あじろてんじょう《あじろてんじやう》
【網代天井】
◇[日]ajiro tenjo
○[建]網代を張った天井。
竹皮・割竹・スギ(杉)・ヒノキ(檜)・サワラ(椹)などの編ん
だ用いられる。
参照⇒あじろ(網代)(2)
あじろど
【網代戸】
◇[日]ajirodo/ajiro do
○[建]竹・アシ(葦)・薄板などの網代を編んで作った戸。
「あみど(編み戸,編戸)」とも呼ぶ。
参照⇒あじろ(網代)(2)
あじろぼ
【網代帆】
○⇒ささほ(笹帆)
あしわだむら
【足和田村】
◇[日]Ashiwada Mura
○[古]山梨県南東部、南都留郡(ミナミツルグン)の村。
◎2003.11.15(平成15)河口湖町(カワグチコマチ)・勝山村(カツヤマムラ)と
合併して富士河口湖町(フジカワグチコマチ)を発足。
あーす
【アース】
◇[英]earth
○(1)[天](the Earth)地球。
○(2)(海に対する)陸地・地面。
○(3)(岩石に対する)土(ツチ)・土壌。
○(4)[電]電気器具や避雷針などと地面とを結ぶ接続コード。
また、接続すること。
大地と器具の電位を等しくさせ、過大電流が装置に入るのを
防止したり、ノイズ(雑音)を低減したりする。
「接地(セッチ)」,「地絡(チラク)」とも、米語で「グラウンド(ground)」
とも呼ぶ。
参照⇒ひらいしん(避雷針)
あず
【アズ】
◇[英]adze(アヅ)、[米]adz
○⇒ちょうな(手斧,丁鉋,釿)
あすあいしゅう《あすあいしう》
【アスアイ州】
◇[西]Provincia del Azuay、[英]Azuay Province
○エクアドル中南部の州。南東部をサモラ・チンチペ州(Prov-
incia de Zamora-Chinchipe)、南部をロハ州(Provincia de
Loja)、南西部をエル・オロ州(Provincia de El Oro)に接する。
州都はクエンカ(Cuenca)。
あすありとおもうこころのあだざくら
《あすありとおもふこころのあだざくら》
【明日ありと思ふ心の仇桜】
○[慣用句]『親鸞上人絵詞伝』にある和歌。
下の句は「夜半(ヨハ)に嵐(アラシ)の吹かぬものかは」。
明日もサクラが美しく咲いているだろうと安心していると、
夜中に強い風が吹いて散ってしまうかもしれない。
人生も同じようにはかないもので、明日を当てにしていても
どうなっているか判らない、ということを戒めとして詠(ウタ)っ
たもの。
本来は無常を詠ったものであるが、今日できることは今日の
うちにせよ、という意味で使用されることが多い。
参照⇒あすはわがみ(明日は我が身)
あすか
【アスカ】
○[歴][交]いすゞ自動車社製の乗用車。
ホンダ(本田技研工業)からアコードのOEM供給を受けて販
売。
あすか
【あすか】
【ASCA】
○[歴][天]宇宙科学研究所の4代目天文観測衛星。初めてX線
用CCDカメラを搭載。
遠地点615キロメートル、近地点524キロメートルの楕円軌道
を周期96分で回る。
◎1993. 2.(平成 5)打ち上げに成功。
2000. 7.(平成12)寿命が尽きて観測終了。
2001. 3. 2(平成13)落下。
◎後継機は「すざく」。
参照⇒すざく(すざく)
あすか
【明日香】
◇[日]Asuka
○⇒あすかむら(明日香村)
★あすか
【飛鳥】
◇[日]Asuka
○(1)奈良盆地(旧:大和国)南部、耳成山(ミミナシヤマ)以南・畝傍山
(ウネビヤマ)以東の飛鳥川の流域の小盆地・地方。
参照⇒やまとさんざん(大和三山)
○(2)[地]⇒あすかやま(飛鳥山)
○(3)[地]⇒あすかがわ(飛鳥川)
○(4)[交]⇒あすかえき(飛鳥駅)
○(5)[歴]⇒あすかきょう(飛鳥京)
○(6)[芸]⇒あすかぶんか(飛鳥文化)
○(7)[空]航空自衛隊のC−1輸送機をベースに開発された民間
機。
○(8)[海]郵船クルーズ所有の豪華客船。
初代:2万8,717トン、乗客328人、乗員277人。
飛鳥2:5万1,000トン、最大960人乗り。
◎1991(平成 3)初代、三菱重工業長崎造船所で完成し就航。
2006. 1. 4(平成18)バハマ船籍のクリスタル・ハーモニーを
改修して飛鳥2となる。
2006(平成18)2月に初代が退役し、3月に飛鳥2が就航予定。
あすかいたぶきのみや
【飛鳥板蓋宮】
○[歴]⇒あすかのいたぶきのみや(飛鳥板蓋宮)
あすかえき
【飛鳥駅】
○[交]奈良県高市郡(タカイチグン)明日香村(アスカムラ)大字越(コシ)にあ
る、近鉄吉野線の駅。
岡寺(オカデラ)駅(橿原市)と壺阪山(ツボサカヤマ)駅(高取町)の間。
★あすかがわ《あすかがは》
【飛鳥川】
◇[日]Asuka Gawa
○[地]大和川の支流。
あすかきょう《あすかきやう》
【飛鳥京】
○[歴]6世紀末〜7世紀末(飛鳥時代)、奈良盆地南部の飛鳥地
方に設置された都(ミヤコ)の総称。
第19代允恭(インギョウ)天皇、第23代顕宗(ケンゾウ)天皇、第33代
推古(スイコ)天皇、第34代舒明(ジョメイ)天皇・第35代皇極(コウギョク)
天皇、第37代斉明(サイメイ)天皇、第40代天武(テンム)天皇・第41代
持統(ジトウ)天皇の皇居。
「あすかのみやこ(飛鳥京)」とも呼ぶ。
◎飛鳥豊浦宮(トユラノミヤ):推古天皇。
小墾田宮(オハリダノミヤ):推古天皇。
飛鳥岡本宮(オカモトノミヤ)( 630〜 636):舒明天皇。
飛鳥板蓋宮(イタブキノミヤ)( 634〜 645,655):皇極天皇・斉明天
皇。
飛鳥川原宮(カワラノミヤ)( 655〜 656):斉明天皇。
後(ノチノ)飛鳥岡本宮( 656〜 667):舒明天皇・斉明天皇。
飛鳥浄御原宮(キヨミハラノミヤ)( 672〜 694):天武天皇・持統天皇。
参照⇒かわらでら(川原寺)
◎ 694[持統 8]藤原京(フジワラキョウ)に遷都(セント)。
参照⇒ふじわらきょう(藤原京)
あすかでら
【飛鳥寺】
○[歴]⇒がんごうじ(元興寺)(1)
あすかでらしき
【飛鳥寺式】
○[建]飛鳥時代、百済(クダラ)から日本に伝えられた大陸の伽藍
(ガラン)配置方式。
塔を中心に東・西・中(北)の三つの金堂を配置。
「百済様式」とも呼ぶ。
◎飛鳥寺:⇒がんごうじ(元興寺)(1)
あすかのいたぶきのみや
【飛鳥板蓋宮】
○[歴]7世紀、皇極天皇が造営した皇居・都。
推定地は奈良県高市郡(タカイチグン)明日香村(アスカムラ)岡(オカ)。
「あすかのいたぶきのみや(飛鳥板蓋宮)」とも、単に「板蓋宮」
とも呼ぶ。
◎ 645[皇極 4. 6.12]中大兄皇子(ナカノオオエノオウジ)・中臣鎌子(ナカ
トミノカマコ)ら、この宮の大極殿(ダイゴクデン)で蘇我入鹿(ソガノイルカ)
を誅殺(チュウサツ)。
645(大化元)孝徳天皇、難波(ナニワ)に遷都(セント)。
655[斉明元]皇極天皇、斉明天皇として重祚(チョウソ)し、再び
ここを都とするが、大内裏が焼失。
あすかのみや
【飛鳥京】
○[歴]⇒あすかきょう(飛鳥京)
★あすかぶんか《あすかぶんくわ》
【飛鳥文化】
○[芸]6世紀末から7世紀前半の推古天皇の治世を中心とする
文化。
朝鮮の百済・高句麗を経由して中国南北朝文化を導入した日
本最初の仏教文化であるが、聖徳太子や蘇我氏などの中央貴族
に享受された、飛鳥とその周辺に開花した局地的な文化であっ
た。また、文化の基盤を支えた人々は朝鮮半島からの渡来人で
あり、未消化な部分があったが、ギリシア神殿のエンタシスの
影響など、国際性豊かな文化でもあった。
◎飛鳥文化の前は古墳文化、7世紀後半は白鳳文化と呼ばれる。
あすかむら
【明日香村】
◇[日]Asuka Mura
○奈良県中央部、高市郡(タカイチグン)の村。
高松塚古墳・キトラ古墳(阿部山)などがある。
参照⇒あすかきょう(飛鳥京)
あすかやま
【飛鳥山】
◇[日]Asuka Yama
○(1)[地]東京都北区南部、王子(オウジ)にある台地。標高27メ
ートル。
JR王子駅の南西側。
◎1737(元文 2)8代将軍徳川吉宗が王子権現に寄付し、市民に
開放して以来の桜の名所。
1873(明治 6)飛鳥山公園となる。
○(2)[地]奈良飛鳥地方の諸山。
あすからん
【アスカラン】
◇Asqalan
○[古]⇒あしゅけろん(アシュケロン)
あすかりちく
【アスカリ地区】
◇[英]al-Askari district
○イラク西部、アンバール州(Muhafazat al-Anbar)東部のアル
ファルージャ(al-Fallujah)北東部の一地区。
[1]あすかーる
【アスカール】
◇[西]azucar
○[食](スペイン語で)砂糖。
⇒さとう(砂糖)
[2]あすかーる
【アスカール】
◇[葡]acucar
○[食](ポルトガル語で)砂糖。
⇒さとう(砂糖)
★あずかる
【与る】
○
参照⇒くみす(与す)
あすかろん
【アスカロン】
◇Ascalon
○[古]⇒あしゅけろん(アシュケロン)
★あすきー
【ASCII】
◇[英]American Standard Code for Information Interchange
○[計]アメリカ規格協会が定めた情報交換用基準コード(7ビッ
ト)。
JISコードでは8ビットにしてカタカナを追加している。
参照⇒あんくもじ(ANK文字),えびしでぃっく(EBCDI
C)
〈コード〉
┃ 0 1 2 3│ 4 5 6 7│ 8 9 A B│ C D E F
━╋━━━━┿━━━━┿━━━━┿━━━━
0┃ 0│ @ P ` p│ ー│ タ ミ
1┃ ! 1│ A Q a q│ 。 ア│ チ ム
2┃ " 2│ B R b r│ 「 イ│ ツ メ
3┃ # 3│ C S c s│ 」 ウ│ テ モ
─╂────┼────┼────┼────
4┃ $ 4│ D T d t│ 、 エ│ ト ヤ
5┃ % 5│ E U e u│ ・ オ│ ナ ユ
6┃ & 6│ F V f v│ ヲ カ│ ニ ヨ
7┃ ' 7│ G W g w│ ァ キ│ ヌ ラ
─╂────┼────┼────┼────
8┃ ( 8│ H X h x│ ィ ク│ ネ リ
9┃ ) 9│ I Y i y│ ゥ ケ│ ノ ル
A┃ * :│ J Z j z│ ェ コ│ ハ レ
B┃ + ;│ K [ k {│ ォ サ│ ヒ ロ
─╂────┼────┼────┼────
C┃ , <│ L \ l |│ ャ シ│ フ ワ
D┃ - =│ M ] m }│ ュ ス│ ヘ ン
E┃ . >│ N ^ n ~│ ョ セ│ ホ ゙
F┃ / ?│ O _ o │ ッ ソ│ マ ゚
(*)空白(space)は0x20。
数字<大文字<小文字の順になっている。
★あずき《あづき》
【アズキ】
【小豆】
◇[学]Vigna angularis
○[植][農]マメ目(Fabales)マメ科(Fabaceae)ササゲ属(Vigna)
の一年生作物。
参照⇒しろあずき(シロアズキ,白小豆)
◎赤が魔除けや厄除けの色とされることから、小豆は縁起のよ
い食品とされ、めでたいときに使用されるようになった。
参照⇒あずきがゆ(小豆粥)
◎大納言小豆:⇒だいなごんあずき(大納言小豆)
◎小豆色,小豆茶
〈諺〉
小豆は馬鹿に煮らせろ:小豆は煮えにくいことから、何も考
えずに気長に煮ること。
◎アオアズキ(青小豆):⇒りょくとう(リョクトウ,緑豆)
トウアズキ(唐小豆)/ナンバンアズキ(南蛮小豆):⇒とうあ
ずき(トウアズキ,唐小豆,相思子)
あずきあいす《あづきあいす》
【アズキアイス】
【小豆アイス】
○[食]⇒おぐらあいす(小倉アイス)
あずきいろ《あづきいろ》
【小豆色】
○[色]やや黒みをおびたツヤのある赤色。赤い焦茶(コゲチャ)色。
◎C=0,M=70,Y=50,B=60。
あずきがゆ《あづきがゆ》
【小豆粥】
○[料][暦]白米にアズキ(小豆)を混ぜて炊(タ)いたカユ(粥)。
粥柱(カユバシラ)と呼ぶモチ(餅)を入れることが多い。
古来から正月十五日(小正月)に、一年の邪気を除くものとし
て食べる風習がある。また、神社などでは粥占(カユウラ)が行われ
ている。
◎新年の季語。
あずきちゃ《あづきちや》
【小豆茶】
○[色]赤がちの茶色。
あずきへび《あづきへび》
【アズキヘビ】
【小豆蛇】
○[爬]⇒じむぐり(ジムグリ,地潜り,地潜)
あーすくうぇいく
【アースクウェイク】
◇[英]earthquake
○[地](英語で)地震。
⇒じしん(地震)
あーすくうぇーく
【アースクウェーク】
◇[英]earthquake(アースクウェイク)
○[地](英語で)地震。
⇒じしん(地震)
あすくれぴおす
【アスクレピオス】
◇[希]Asklepios、[羅]Aesculapius、[英]Asclepius
○[ギ神]医術の神。アポロン(Apollon)の子。息子に名医マカ
オン(Makhaon)、娘にヒュギエイア(Hygieia)(衛生)・イアソ
(Iaso)(医薬)・アケソ(Aceso)(治療)・アイグレ(Aigle)(健全
な成長)・パナケイア(Panakeia)(普遍的な救済)がいる。
半人半馬のケンタウロス(Kentauros)族の王ケイロン(Khei-
ron)に育てられ、医術を授かる。
死者を甦(ヨミガ)えらせたため、ゼウス(Zeus)の怒りを買い、
雷にうたれて死ぬ。
のち、蛇遣い座(Ophiuchus)にすえられる。
参照⇒けんたうろす(ケンタウロス),えぴだうろす(エピダウ
ロス)
あすけちょう《あすけちやう》
【足助町】
◇[日]Asuke Cho
○愛知県中北部、東加茂郡(ヒガシカモグン)の町。西部を豊田市に
接する。
〈面積〉
193.27平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)9,852人。
◎1890(明治23)町制施行。
1955(昭和30)賀茂村・盛岡村・阿摺村を編入。
★あずさ《あづさ》
【アズサ】
【梓】
○(1)[植]キササゲ(楸)の別称。
⇒きささげ(キササゲ,木ササゲ,楸)
○(2)[植]ヨグソミネバリ(夜糞峰榛)の別称。
⇒よぐそみねばり(ヨグソミネバリ,夜糞峰榛)
○()
あずさがわ《あづさがは》
【梓川】
◇[日]Azusa Gawa/Adusa Gawa
○(1)[地]長野県中央部の犀川(サイガワ)の支流。全長約77キロメ
ートル。
飛騨山脈(北アルプス)の槍ヶ岳に発源し、槍沢を経て上高地
(カミコウチ)を南流。松本盆地で犀川に合流する。
参照⇒かみこうち(上高地)(1),かっぱばし(河童橋)
○(2)[古]⇒あずさがわむら(梓川村)
あずさがわむら《あづさがはむら》
【梓川村】
◇[日]Azusagawa Mura/Adusagawa Mura
○[古]長野県西部、南安曇郡(ミナミアヅミグン)の村。
〈面積〉
42.40平方キロメートル。
〈人口〉
2000(平成12)1万0,162人。
◎1955(昭和30)梓村と倭(ヤマト)村が合併して発足。
2005. 4. 1(平成17)松本市に編入。
あずさにごう《あづさにがう》
【あずさ2号】
○[楽]竜真知子作詞、都倉俊一作曲の歌謡曲。
歌は狩人(カリウド)。
◎1977. 3.(昭和52)発売。
あずさみねばり《あづさみねばり》
【アズサミネバリ】
【梓峰榛】
○[植]オノオレ(斧折れ)の別称。
⇒おのおれ(オノオレ,斧折れ,斧折)
あずずばいる
【アズズバイル】
◇Az Zubayr
○イラク南東部、バスラ州(Muhafazat Basra)の都市。
北緯30.39°、東経47.71°の地。
州都バスラの南西。
〈人口〉
1957(昭和32) 2万8,700人。
1965(昭和40) 4万1,100人。
2003(平成15)17万4,200人。
★あーすせいやく
【アース製薬】
○[経]
参照⇒ごきぶりほいほい(ごきぶりホイホイ)
◎木村秀蔵が木村製薬所として創業。
あすせにっく
【アスセニック】
◇[英]asthenic
○[心]痩せ型の人。
参照⇒くれっちまー(クレッチマー)
◎アスレチック(athletic):筋肉質の人。
ピクニック(pyknic):肥満型の人。
あすた
【アスタ】
◇[西]hasta、[英]until
○[前置詞](スペイン語で)……まで・までは・までには。
◎アスタ・マニャーナ(hasta manana):明日まで(明日でも間
に合う)。
アスタ・ヌンカ(hasta nunca):二度と会いたくない。
★あすたー
【アスター】
◇[英]aster
○(1)[植]キク目(Asterales)キク科(Asteraceae)シオン属(As-
ter)(ノコンギク属)の総称。
○(2)[植]エゾギク(蝦夷菊)の園芸上の通称。中国原産。
⇒えぞぎく(エゾギク,蝦夷菊)
○(3)[生]星状体。
あすたきさんちん
【アスタキサンチン】
◇[独]Astaxanthin(アスタクサンティーン)
○[生化]カロチノイドの一種の赤色色素。
サケ・イクラ・エビ・カニなどに多く含まれる。
血液中のLDL(悪玉コレステロール)の酸化を抑え、血管壁
を守る作用がある。
活性酸素による肌荒れやシワの予防・抑制にも効果があると
される。
参照⇒えるでぃえる(LDL),きさんちん(キサンチン)
◎抗酸化力はβ-カロチンの数十倍、ビタミンEの数百倍と言
われる。
あすたしおん
【アスンシオン】
◇Asuncion
○南アメリカ中央部、パラグアイ(Paraguay)共和国の首都。
〈人口〉
1992(平成 4)50万人。
あすたな
【アスタナ】
◇Astana
○(1)(Astana Oblysy)⇒あすたなしゅう(アスタナ州)
○(2)中央アジア、カザフスタン共和国の首都。アスタナ州の
州都。
イシム川上流部の右岸にある工業の中心地で、農業機械・鉄
道車両修理・食品品(製粉,油脂,食肉,ビール)・陶器・製材な
どの工場がある。
鉄道の要地で、カザフ鉄道と南シベリア鉄道が交差する。
北緯51.17°、東経71.47°の地。
〈人口〉
1989(平成元)27万6,000人。
1995(平成 7)28万0,200人(推計)。
1999(平成11)31万1,200人。
2002(平成14)29万3,800人。
◎1824(文政 7)ロシアの軍事拠点として建設。名はアクモリン
スク(Akmolinsk)。
1961(昭和36)ツェリノグラード(Celinograd)(処女地の都市)
と改称。
1992(平成 4)アクモラ(Aqmola)と改称。
1997(平成 9)中国国境近くの首都アルマトイ(Almaty)からア
クモラに遷都。
1998(平成10)カザフ語でアクモラは「白い墓」を意味するので
「首都」を意味する現名に改称。
◎ロシア文字では"Астана"。
あすたなしゅう《あすたなしう》
【アスタナ州】
◇Astana Oblysy、[英]Astana Province
○中央アジア、カザフスタン共和国中北部にある州。
州都はアスタナ。
あすたまにゃーな
【アスタマニャーナ】
【アスタ・マニャーナ】
◇[西]hasta manana、[英]see you tomorrow
○(スペイン語で)また明日・近いうちにまた。
主に、ちょっとした別れの挨拶(アイサツ)。
◎日本では、冗談に「明日(でも)間に合う」に聞こえるという。
「アスタ」は「……まで([英]till)」、「マニャーナ」は「明日
([英]tomorrow)」の意味。
あーすだむ
【アースダム】
◇[英]earth dam
○[地]⇒あーすふぃるだむ(アースフィルダム)
あすたらばーど
【アスタラバード】
◇Astarabad
○[古]イランの都市ゴルガーン(Gorgan)の旧称。
⇒ごるがーん(ゴルガーン)
あすたりすく
【アスタリスク】
◇[英]asterisk、[フ]asterisque(アステリスク)
○(1)[印]欧文の符号活字(*)。
参照・脚注・省略などを示す。
プッシュフォンのボタンでは「シャープ(♯)」とともに拡張機
能に使用する。
「アステリスク」,「星印(ホシジルシ)」,「ほしがた(星形,星型)」,
「星標(ホシヒョウ)」,「米印(コメジルシ)」とも呼ぶ。
参照⇒やくもの(約物)
◎アスタリズム(asterism)
○(2)[印]欧文の符号活字(★,☆)。
「アステリスク」,「星印」,「ほしがた(星形,星型)」,「星標」,「米
印」とも呼ぶ。
参照⇒やくもの(約物)
◎五角の星型(pentagram):⇒ぺんたぐらむ(ペンタグラム)
六角の星型(hexagram):⇒そろもんのふういん(ソロモンの
封印)
七角の星型(heptagram):⇒へぷたぐらむ(ヘプタグラム)
○(3)[印]和文の符号活字(※)。
「アステリスク」,「星印」,「ほしがた(星形,星型)」,「星標」,「米
印」とも呼ぶ。
参照⇒やくもの(約物)
○(4)[通]プッシュ式の電話機で、左下にある記号(*)。
「シャープ(♯)」とともに拡張機能に使用する。
あすたりずむ
【アスタリズム】
◇[英]asterism
○(1)[印]欧文の符号活字(***)。
アスタリスク(asterisk)三つを水平または三角形・逆三角形
に並べたもの。
「アステリズム」とも呼ぶ。
○(2)[天]星群(cluster of stars)。
星座(constellation)より小さいもの。
「アステリズム」とも呼ぶ。
あずち《あづち》
【安土】
○⇒あづち(安土,的山)
あずちおおしま《あづちおほしま》
【的山大島】
◇[日]Azuchi Oshima/Aduchi Oshima
○[地]長崎県北部の大島の別称。
⇒おおしま(大島)(9)
あすちゅーと
【アスチュート】
◇[英]astute
○(1)[形]機敏な。抜け目ない。
○(2)[軍](Astute)イギリス海軍のアステュート級攻撃型原子
力潜水艦。
◎2001(平成13)起工。
2007(平成19)進水。
2010. 8.(平成22)就役。
2010.10.(平成22)スコットランド北西部沖のスカイ島(Isle
of Skye)近くで座礁、22日に航行可能な海域まで曳航(エイコウ)。
放射能漏れはないという。
あずっろ
【アズッロ】
◇[伊]azzurro
○[色](イタリア語で)青・青色。
あすてぃ
【アスティ】
◇Asti
○(1)(Provincia di Asti)⇒あすてぃけん(アスティ県)
○(2)イタリア北西部、ピエモンテ州(Regione Piemonte)中央
部にあるアスティ県の県都。
あすてぃけん
【アスティ県】
◇[伊]Provincia di Asti、[英]Asti District/Asti Prov-
ince
○イタリア北西部、ピエモンテ州(Regione Piemonte)中央部の
県。
県都はアスティ。
★あすてかていこく
【アステカ帝国】
◇[英]Azteca Empire
○[歴]13〜16世紀、メキシコ南部に栄えたアステカ族(Aztecs)
が建国した帝国。
「アズテック帝国(Aztec Empire)」とも呼ぶ。
◎メキシコ南西部(ユカタン半島):⇒まやぶんめい(マヤ文明)
南アメリカ:⇒いんかていこく(インカ帝国)
あずてっくていこく
【アズテック帝国】
◇[英]Aztec Empire
○[歴]⇒あすてかていこく(アステカ帝国)
あすてのすぺるみあ
【アステノスペルミア】
◇[英]asthenospermia
○[医]精子無力症。
あすてらすせいやく
【アステラス製薬】
◇[英]Astellas Pharma Inc.
○[経]医療用医薬品会社の大手。
◎2004.10.(平成16)山之内製薬と藤沢薬品工業の大衆薬事業を
統合してゼファーマ(Zepharma)を発足。
2005. 4. 1(平成17)山之内製薬と藤沢薬品工業が経営統合し
てアステラス製薬株式会社を発足。存続会社は山之内製薬。
参照⇒ぜふぁーま(ゼファーマ)
あすてらばーど
【アステラバード】
◇Asterabad
○[古]イランの都市ゴルガーン(Gorgan)の旧称。
⇒ごるがーん(ゴルガーン)
あすてりすく
【アステリスク】
◇[英]asterisk
○[印]⇒あすたりすく(アスタリスク)
あすてりずむ
【アステリズム】
◇[英]asterism
○[印][天]⇒あすたりずむ(アスタリズム)
★あすてろいど
【アステロイド】
◇[英]asteroid
○(1)[形](英語で)星状の。
○(2)[数]曲線の一種。
平面上で、半径rの定円の内周に沿って、半径r/4の小円
が滑ることなく転がる時、この小円の円周上の一定点が描く軌
跡。
「星芒形(セイボウケイ)」とも呼ぶ。
参照⇒さいくろいど(サイクロイド)
○(3)[天]小惑星。
○(4)[動](英語で)ヒトデ。
⇒ひとで(ヒトデ,海星,人手,海盤車)
あすとら
【アストラ】
◇[登録商標]ASTRA
○[交]ドイツの、オペル(Opel)社製の小型車。
◎オペル・アストラ(Astra):小型セダン。
アストラ・カブリオ(CABRIO)。
あすとらかん
【アストラカン】
◇Astrakhan
○(1)(Astrakhanskaya Oblast)⇒あすとらはんしゅう(アスト
ラハン州)
○(2)⇒[2]あすとらはん(アストラハン)(2)
○(3)[服](astrakhan)⇒[1]あすとらはん(アストラハン)
あすとらかんかんこく
【アストラカン汗国】
◇[英]Astrakhan Khanate
○[歴]⇒あすとらはんはんこく(アストラハン・ハン国,アスト
ラハン汗国)
あすとらかんしゅう《あすとらかんしう》
【アストラカン州】
◇[露]Astrakhanskaya Oblast、[英]Astrakhan Region
○⇒あすとらはんしゅう(アストラハン州)
あすとらぜねか
【アストラゼネカ】
◇[登録商標]AstraZeneca
○[化]イギリスの医薬品会社。
本社はロンドン。
参照⇒しんじぇんた(シンジェンタ)
◎経口の肺癌(ハイガン)治療薬、商品名イレッサ(Iressa)を開発。
参照⇒げふぃちにぶ(ゲフィチニブ)
あすとらばーど
【アストラバード】
◇Astrabad
○[古]イランの都市ゴルガーン(Gorgan)の旧称。
⇒ごるがーん(ゴルガーン)
あすとらはにしゅう《あすとらはにしう》
【アストラハン州】
◇[露]Astrahani Oblast、[英]Astrahani Region
○⇒あすとらはんしゅう(アストラハン州)
[1]あすとらはん
【アストラハン】
◇astrakhan
○(1)[服]ロシア南西部のアストラハン地方原産の、カラクー
ル(karakul)種の子羊の黒毛皮。堅くしまった巻き毛のもの。
「アストラカン」とも呼ぶ。
○(2)[服](1)に似せたビロード織りの一種。
表面に多くの小さな輪が出るように織られている。
「アストラカン」とも呼ぶ。
[2]あすとらはん
【アストラハン】
◇Astrakhan
○(1)(Astrakhanskaya Oblast)⇒あすとらはんしゅう(アスト
ラハン州)
○(2)ロシア連邦南西部、カフカス地方北西部のアストラハン
州中南東部にある州都。
北緯46.35°、東経48.05°の地。
ボルガ川の大きな河港があるが、1年の内4ヶ月は凍結する。
ロシア海軍のカスピ小艦隊(Caspian Fleet)司令部がある。
「アストラカン」とも呼ぶ。
〈人口〉
1979(昭和54)45万8,000人。
1989(平成元)50万9,200人。
2002(平成14)50万4,501人。
◎もとアストラハン・ハン国の首都。
◎ロシア文字では"Астрахань"。
あすとらはんしゅう《あすとらはんしう》
【アストラハン州】
◇[露]Astrakhanskaya Oblast、[英]Astrakhan Region
○ロシア連邦南西部、カフカス地方北西部の州。ボルガ川下流
域で、南東部をカスピ海に面する。西部をカルムイキヤ共和国
(Respublika Kalmkiya)に接し、東部をカザフスタン共和国に
隣接。
州都はアストラハン。
「アストラカン州」,「アストラハニ州(Astrahani Oblast)」と
も呼ぶ。
〈面積〉
4万7,235.90平方キロメートル。
〈人口〉
1989(平成元) 99万8,000人。
2002(平成14)100万5,276人。
◎ロシア文字では"Астраханская Област
ь"。
★あすとらはんはんこく
【アストラハン・ハン国】
【アストラハン汗国】
◇[英]Astrakhan Khanate
○[歴]ボルガ川・ドン川下流域にあったモンゴル系の国家。
1466(文正元)ころ、カシム一世(Qasim I)がキプチャク汗国
(Qibchaq Ulus)から分国。
1556(弘治 2)ロシア皇帝イワン四世(Czar Ivan IV)(雷帝)に
滅ぼされる。
「アストラカン汗国」とも呼ぶ。
あすとらむらいん
【アストラムライン】
○[俗][交]広島高速交通の愛称。
⇒ひろしまこうそくこうつう(広島高速交通)
あすとらる
【アストラル】
◇[英]astral
○(1)[形]星の、星形の。
◎名詞は「アスター(aster)」。
○(2)[心](人間にあるとされる)星気体の。
参照⇒あすとらるぼでぃ(アストラル・ボディ)
あすとらるたい
【アストラル体】
◇[英]astral body
○[心]⇒あすとらるぼでぃ(アストラル・ボディ)
あすとらるぼでぃ
【アストラル・ボディ】
◇[英]astral body
○[心]神知学(theosophy)で、人間の肉体・エーテル体(ether-
ic body)に次ぐ、第三の実体とされる存在。一種の霊体。
「アストラル・ボディー」,「アストラル体」,「星気体」とも呼ぶ。
◎幽体離脱(astral projection):⇒ゆうたいりだつ(幽体離脱)
あすとらるぼでぃー
【アストラル・ボディー】
◇[英]astral body
○[心]⇒あすとらるぼでぃ(アストラル・ボディ)
あすとるが
【アストルガ】
◇Astorga
○ブラジル南部、パラナ州(Estado de Parana)北部の都市。
あすとろ
【アストロ】
◇[英]astro-
○[接頭辞][天]「星・宇宙」を表す語形成要素。
◎ギリシア語の「月・宇宙」から。
◎アストロジー(astrology):占星術。
アストロノミー(astronomy):天文学。
アストロフィジックス(astrophysics):天体物理学。
アストロノート(astronaut):宇宙飛行士。
[1]あすとろどーむ
【アストロドーム】
◇[英]astrodome
○[空]航空機の機体上部に取り付けてある、天体観測用のガラ
ス窓。
参照⇒きゃのぴー(キャノピー)(5)
[2]あすとろどーむ
【アストロドーム】
◇Astro Dome
○[歴][運]アメリカ合衆国テキサス州(Texas State)のヒュー
ストン(Houston)にあった、世界最初の屋根付き野球場。屋根
の最高部、64メートル。
◎1965(昭和40)完成。
2001(平成13)爆破解体。
あすとろのーと
【アストロノート】
◇[米]astronaut
○[宇]宇宙飛行士。
⇒うちゅうひこうし(宇宙飛行士)
◎ギリシア語の「宇宙(astro)」と「乗組員(nautes)」から。
あすとろぼーい
【アストロボーイ】
◇[英]Astroboy/Astro Boy
○[漫]手塚治虫(オサム)の漫画「鉄腕アトム」の英語名。
⇒てつわんあとむ(鉄腕アトム)
★[1]あすとん
【アストン】
◇William George Aston
○[人]イギリスの外交官・日本学者(1841〜1911)。
1864(元治元)駐日公使館通訳生として来日。
1889(明治22)帰国。
★[2]あすとん
【アストン】
◇Francis William Aston
○[人]イギリスの化学者・物理学者(1877〜1945)。
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